JP2010183241A - Btl回路 - Google Patents

Btl回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2010183241A
JP2010183241A JP2009023586A JP2009023586A JP2010183241A JP 2010183241 A JP2010183241 A JP 2010183241A JP 2009023586 A JP2009023586 A JP 2009023586A JP 2009023586 A JP2009023586 A JP 2009023586A JP 2010183241 A JP2010183241 A JP 2010183241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transistor
output
gate
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009023586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5219867B2 (ja
Inventor
Satoyuki Kono
智行 河野
Takeyoshi Kuno
剛義 久野
Koji Hayashi
浩司 林
Naoki Uchino
直樹 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2009023586A priority Critical patent/JP5219867B2/ja
Publication of JP2010183241A publication Critical patent/JP2010183241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5219867B2 publication Critical patent/JP5219867B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】素子数が少なくでき、且つグランドバウンスの影響が抑えられるようにしたBTL回路を提供する。
【解決手段】トランジスタMP1,MP2と、該各トランジスタMP1,MP2に直列接続されたトランジスタMN1,MN2とからなり、トランジスタMP1とMN1の共通接続点を出力端子OUTPとし、トランジスタMP2とMN2の共通接続点を出力端子OUTNとするBTL回路である。入力端子VINの入力信号とトランジスタMP1のゲート電位を反転遅延させた信号とトランジスタMN2のゲート電位の信号とを入力して、出力を、トランジスタMN1のゲートにそのままの位相で帰還させ、トランジスタMP2のゲートに反転して帰還させるノア回路NOR1を有する。また、入力端子VINの入力信号とトランジスタMN1のゲート電位を反転遅延させた信号とトランジスタMP2のゲート電位の信号とを入力して、出力を、トランジスタMP1のゲートにそのままの位相で帰還させ、トランジスタMN2に反転して帰還させるナンド回路NAND1を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フルブリッジ出力回路によりスピーカ等の負荷をプッシュプル駆動するBTL(Bridged TransLess)回路に関するものである。
スピーカを駆動するオーディオ出力回路に使用されるパワートランジスタは、そのターンオフ時にアンダーシュート、オーバーシュート等のリンギングが発生し、オーディオ性能の雑音や歪を劣化させるばかりでなく、放射ノイズの主要因ともなる。そこで、従来から、パワートランジスタのターンオフ時に発生する逆起電力を吸収するために、スナバ回路が使用されている。
このスナバ回路としては、種々の形態があるが、実際の使用時には、コスト低減や実装面積削減のために、できるだけシンプルな構成が採用される。このため、コスト面や実装面積から不利なダイオードではなく、例えば図5に示すように、ハイサイド側のNMOSパワートランジスタMN11のソース・ドレイン間に接続した抵抗R11とキャパシタC11の直列回路からなるスナバ回路11、ロウサイド側のNMOSパワートランジスタMN12のソース・ドレイン間に接続した抵抗R12とキャパシタC12の直列回路からなるスナバ回路12等が使用される(例えば、非特許文献1参照)。このスナバ回路11,12は、キャパシタC11,C12に充電された電荷を抵抗R11,R12で消費させるものである。コイルL11とキャパシタC13はLPFを構成する。
このようなスナバ回路11,12をパワートランジスタMN11,MN12に付加することで、スイッチング時のオーバーシュートやアンダーシュート等のリンギングを抑制することができる。図5の右側にノードN11の立上り波形を示した。Aがオーバーシュート波形であり、これが抑制されて良好な立上り波形Bが得られる。以上のようにスナバ回路によって、リンギングがパワートランジスタの耐圧を超えないようにすることができるため、より大きな電力を出力させることができる。
一方、BTL回路は、通常の電力出力回路に比べて2倍程度に高い電力を出力するので、回路を構成するパワートランジスタには、低オン抵抗の素子が求められる。そのため、スイッチング時にハイサイド側とロウサイド側のパワートランジスタが同時にオンすると、両パワートランジスタの破壊や劣化が起こる。そこで、その対策として、スイッチング時にハイサイド側とロウサイド側のパワートランジスタが同時にオンしないような対策が施される。
図6はその対策として、ハイサイド側とロウサイド側のパワートランジスタが必ずオフする期間(デッドタイム)ができるようにしたBTL回路である(例えば、特許文献1参照)。図6において、MN21〜MN24はフルブリッジ出力回路を構成するNMOSのパワートランジスタ、COP1〜COP4は比較器、DR1〜DR4は駆動回路である。21はプッシュプル駆動される負荷である。パワートランジスタMN21,MN23がハイサイド側、パワートランジスタMN22,MN24がロウサイド側である。
ここでは、パワートランジスタMN21のゲート電圧が、比較器COP1の基準電圧Vr1よりも高いときそのトランジスタMN21がオンしていると判定して、駆動回路DR2が入力信号S2に応じて動作しないようにし、基準電圧Vr1よりも低くなったときそのトランジスタMN21がオフしていると判定して、駆動回路DR2が入力信号S2に応じて動作してトランジスタMN22がオンできるようにして、トランジスタMN22がトランジスタMN21のオン時に同時にオンすることが無いように動作する。他の駆動回路DR1,DR3,DR4も同様に動作する。これにより、確実に短いデッドタイムを作成することができる。
ところが、図5に示したスナバ回路11,12は、個々のパワートランジスタに抵抗とキャパシタを接続する構成であるので、図6に示したようなフルブリッジ出力回路を使用するBTL回路では、抵抗とキャパシタが4個ずつ必要となり、コスト増につながる。また、一方のスナバ回路12は、片端が接地(VSS)に直結されているので、グランドバウンス(スイッチングノイズ)の影響を受けやすいという問題がある。さらに、図6のBTL回路では、基準電圧Vr1〜Vr4が設定された4つの比較器COP1〜COP4が必要となり、回路が大がかりとなる。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、その目的は、素子数が少なくでき、且つグランドバウンスの影響が抑えられるようにしたBTL回路を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、第1および第2のPMOSトランジスタと該各PMOSトランジスタにそれぞれ直列接続された第1および第2のNMOSトランジスタとを有し、前記第1のPMOSトランジスタと前記第1のNMOSトランジスタの共通接続点を第1の出力端子とし、前記第2のPMOSトランジスタと前記第2のNMOSトランジスタの共通接続点を第2の出力端子とするBTL回路において、入力信号と前記第1のPMOSトランジスタのゲート電位を反転遅延させた信号と前記第2のNMOSトランジスタのゲート電位の信号とを入力して、出力を、前記第1のNMOSトランジスタのゲートにそのままの位相で帰還させ、前記第2のPMOSトランジスタのゲートに反転して帰還させるノア回路と、前記入力信号と前記第1のNMOSトランジスタのゲート電位を反転遅延させた信号と前記第2のPMOSトランジスタのゲート電位の信号とを入力して、出力を、前記第1のPMOSトランジスタのゲートにそのままの位相で帰還させ、前記第2のNMOSトランジスタに反転して帰還させるナンド回路と、を備えることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のBTL回路において、前記ナンド回路の出力と前記第1のPMOSトランジスタのゲートとの間に第1の正転バッファが接続され、前記ナンド回路の出力と前記第2のNMOSトランジスタのゲートとの間に第1の反転バッファが接続され、前記ノア回路の出力と前記第1のNMOSトランジスタのゲートとの間に第2の正転バッファが接続され、前記ノア回路の出力と前記第2のPMOSトランジスタのゲートとの間に第2の反転バッファが接続されている、ことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載のBTL回路において、前記第1および第2のPMOSトランジスタを、前記反転遅延に比べて無視できる遅延のインバータをゲートに挿入した第3および第4のNMOSトランジスタに置換したことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1、2又は3に記載のBTL回路において、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子の間に、抵抗とキャパシタの直列回路からなるスナバ回路を接続したことを特徴とする。
本発明によれば、比較器等を必要としないので、回路規模が小さくなる。また、フルブリッジ回路を構成するトランジスタの内の負荷に電流を供給する2つのトランジスタのオン/オフのタイミングを一致させることができるので、出力端子間に1個のスナバ回路を接続して、オーバーシュートとアンダーシュートを相殺させることができる。また、スナバ回路は接地には接続されないので、グランドバウンスの影響を受ける恐れもない。
本発明の第1の実施例のBTL回路の回路図である。 図1のBTL回路の動作波形図である。 本発明の第2の実施例のBTL回路の回路図である。 図3の出力端子OUTP,OUTNの電圧波形図である。 従来のスナバ回路の回路図である。 従来のBTL回路の回路図である。
<第1の実施例>
図1に本発明の第1の実施例のBTL回路を示す。MP1,MP2はPMOSパワートランジスタ、MN1,MN2はNMOSパワートランジスタであり、正転出力端子OUTP、反転出力端子OUTNに接続されるフルブリッジ出力回路を構成する。BUF1,BUF2はトランジスタMP2,MN2を駆動する反転バッファ、BUF3,BUF4はトランジスタMP1,MN1を駆動する正転バッファである。1はデッドタイム生成回路であり、ノア回路NOR1、ナンド回路NAND1、反転遅延回路DL1,DL2からなる。ノア回路NOR1は、反転バッファBUF2,反転遅延回路DL1、および入力端子VINの信号を入力し、その出力信号を、反転バッファBUF1と正転バッファBUF4に出力する。ナンド回路NAND1は、反転バッファBUF1、反転遅延回路DL2、および入力端子VINの信号を入力し、その出力信号を、反転バッファBUF2と正転バッファBUF3に出力する。反転遅延回路DL1はインバータサイズを調整することで遅延時間がDT1に、反転遅延回路DL2もインバータサイズを調整することで遅延時間がDT2(=DT1)に設定され、それぞれ正転バッファBUF3,BUF4の出力信号を反転遅延させる。正転出力端子OUTPと反転出力端子OUTNには、負荷(図示せず)が接続される。なお、バッファBUF1〜BUF4の遅延時間は、そのインバータサイズを調整することで、同一となり、且つ反転遅延回路DL1,DL2の遅延時間DT1,DT2に比べて、無視できる程度に小さく設定されている。
さて、入力端子VINの入力信号が“H”の状態にあるときは、各ノードN1〜N8、パワートランジスタMP1,MP2,MN1,MN2および出力端子OUTP,OUTNは、次の状態にある。ノードN1は“L”、ノードN2は“L”、ノードN3は“H”、ノードN4は“H”、ノードN5は“L”、ノードN6は“L”、ノードN7は“H”、ノードN8は“H”である。また、トランジスタMP1はオン、トランジスタMP2はオフ、トランジスタMN1はオフ、トランジスタMN2はオンであり、出力端子OUTPは“H”、出力端子OUTNは“L”である。
次に、入力端子VINの入力信号が“H”→“L”に変化すると、ノア回路NOR1は他の入力(ノードN4,N8)がともに“H”であるため、その出力は“L”を維持する。しかし、ナンド回路NAND1は、他の入力(ノードN3,N7)に依存せず、その出力が“L”→“H”に変化する。これらによって、ノードN1は“L”→“H”に変化、ノードN2は“L”を維持、ノードN3は“H”を維持、ノードN4は“H”→“L”に変化、ノードN5は“L”を維持、ノードN6は“L”→“H”に変化、ノードN7は“H”を維持、ノードN8は“H”を維持する。また、トランジスタMP1、MP2,MN1,MN2はすべてオフとなり、デッドタイムが生成される。これにより、出力端子OUTP、OUTNはハイインピーダンス(HiZ)となる。
その後、反転遅延回路DL1による遅延時間DT1が経過すると、ノードN8が“H”→“L”に変化することでノア回路NOR1の出力(ノードN2)が“L”→“H”に変化し、ノードN5も“L”→“H”に変化する。これらによって、ノードN1は“H”を維持、ノードN3は“H”→“L”に変化、ノードN4は“L”を維持、ノードN5は“L”→“H”に変化、ノードN6は“H”を維持する。ノードN7はさらに反転遅延回路DL2の遅延時間DT2の後に“H”→“L”に変化するがナンド回路NAND1に影響は与えない。また、トランジスタMP1はオフ、トランジスタMP2はオン、トランジスタMN1はオン、トランジスタMN2はオフとなる。これにより、出力端子OUTPは“L”、出力端子OUTNは“H”となる。
次に、入力端子VINの入力信号が“L”→“H”に変化すると、ナンド回路NAND1は他の入力(ノードN3,N7)がともに“L”であるため、その出力(ノードN1)は“H”を維持する。しかし、ノア回路NOR1は、他の入力(ノードN4,N8)に依存せず、その出力(ノードN2)は“H”→“L”に変化する。このため、ノードN3は“L”→“H”に変化し、ノードN5は“H”→“L”に変化する。これらによって、ノードN1は“H”を維持、ノードN2は“H”→“L”に変化、ノードN3は“L”→“H”に変化、ノードN4は“L”を維持、ノードN5は“H”→“L”に変化、ノードN6は“H”を維持、ノードN7は“L”を維持、ノードN8は“L”を維持する。また、トランジスタMP1,MP2,MN1,MN2はすべてオフとなり、デッドタイムが生成される。これにより、出力端子OUTP、OUTNはハイインピーダンス(HiZ)となる。
その後、反転遅延回路DL2による遅延時間DT2が経過すると、ノードN7が“L”→“H”に変化することでナンド回路NAND1の出力(ノードN1)が“H”→“L”に変化し、ノードN4は“L”→“H”に変化する。これらによって、ノードN2は“L”を維持、ノードN3は“H”を維持、ノードN4は“L”→“H”に変化、ノードN5は“L”を維持、ノードN6は“H”→“L”に変化する。ノードN8はさらに反転遅延回路DL1の遅延時間DT1の後に“L”→“H”に変化するが、ノア回路NOR1に影響は与えない。また、トランジスタMP1はオン、トランジスタMP2はオフ、トランジスタMN1はオフ、トランジスタMN2はオンとなる。これにより、出力端子OUTPは“H”、出力端子OUTNは“L”となる。
以上のように、図1のBTL回路では、入力端子VINの信号が“H”→“L”に変化するときは反転遅延回路DL1の遅延時間DT1による時間だけ、また、“L”→“H”に変化するときは反転遅延回路DL2の遅延時間DT2による時間だけ、それぞれ全てのトランジスタMP1,MP2,MN1,MN2がオフするデッドタイムを生成することができる。図2に図1のBTL回路の動作の波形図を示した。前記した図6による回路構成でも、同様なデッドタイムを生成することができるが、その場合は4個の比較器COP1〜COP4、4個の基準電圧Vr1〜Vr4を発生する回路等が必要になり、回路規模が大きくなるのに対し、本実施例では、僅かなゲート回路で小さな回路規模で同様の機能を実現することができる。
<第2の実施例>
図3に本発明の第2に実施例のBTL回路を示す。ここでは、図1に示したBTL回路に対して、出力端子OUTP,OUTNの間に負荷(スピーカ等)2を接続するとともに、その出力端子OUTP,OUTNの間に抵抗R1とキャパシタC1の直列回路からなるスナバ回路3を接続したものである。なお、デッドタイム生成に必要な回路は図1に示した通りであり、ここでは省略している。
出力端子OUTP,OUTNの間にスナバ回路3を接続しないときは、図4に示すように、寄生のインダクタンス成分、抵抗成分、容量成分などが要因となり、スイッチング動作時に、出力端子OUTP,OUTNに現れる電圧波形に、オーバーシュートOS1,OS2やアンダーシュートUS1,US2が発生する。このため、このオーバーシュートOS1,OS2やアンダーシュートUS1,US2に耐えるように、トランジスタMP1,MP2,MN1,MN2の耐圧を高くする必要がある。たとえば、それらの素子耐圧が20Vの場合は、使用電源電圧VDD=15Vとすると、オーバーシュートが3Vであれば問題がないが、6Vの場合は素子耐圧を超えることになり、使用することができない。逆に言えば、オーバーシュートを抑えることができれば、より高い電源電圧で使用することができ、同じ耐圧の素子でより大きな出力を得ることができる。
図4に示すように、オーバーシュートOS1とアンダーシュートUS2のタイミング、アンダーシュートUS1とオーバーシュートOS2のタイミングが合っている場合は、図3に示したように、出力端子OUTP,OUTNの間にスナバ回路3を接続すると、オーバーシュートとアンダーシュートが互いに打ち消し合って、オーバーシュートとアンダーシュートが抑制される。
この点について、図1で説明したBTL回路では、図2に示したように、トランジスタMP1とMN2がオン/オフするタイミング、トランジスタMP2とMN1がオン/オフするタイミングは合致しているので、図3に示すようにスナバ回路3を接続することで、オーバーシュートとアンダーシュートを打ち消して抑制させることができる。これによって、同じ耐圧の素子を使用する場合でも、高出力を得ることが可能となる。また、このスナバ回路3は、1つの抵抗R1と1つのキャパシタC1で構成できるので、部品点数が少なく、実装面積およびコストの両面で有利となる。さらに、このスナバ回路3はBTL回路の出力端子間に接続する、つまりグランド(GND,VSS)には接続しないので、グランドバウンスの影響も抑制することができる。
<その他の実施例>
なお、以上の説明ではフルブリッジ回路として、ハイサイド側にPMOSトランジスタMP1,MP2を、ロウサイド側にをNMOSのトランジスタMN1,MN2を使用したが、ハイサイド側およびロウサイド側にともにNMOSトランジスタを使用することも可能である。この場合は、PMOSトランジスタMP1,MP2をNMOSトランジスタに置き換えることになるので、例えば、トランジスタMP1と置き換えたNMOSトランジスタのゲート側とノードN6との間、トランジスタMP2と置き換えたNMOSトランジスタのゲートとノードN3との間に、それぞれ遅延時間が無視できる程度のインバータを挿入すればよいが、これに限られるものではない。
MP1,MP2:PMOSトランジスタ
MM1,MN2,MN11,MN12,MN21〜MN24:NMOSトランジスタ
NOR1:ノア回路
NAND1:ナンド回路
BUF1,BUF2:反転バッファ
BUF3、BUF4:正転バッファ
DL1,DL2:反転遅延回路
OUTP,OUTN:出力端子
COP1〜COP4:比較器
Vr1〜Vr4:基準電圧
DR1〜DR4:駆動回路
OS1,OS2:オーバーシュート
US1,US2:アンダーシュート
1:デッドタイム生成回路
2,21:負荷
3,11,12:スナバ回路
特開2001−8494号公報
トランジスタ技術編集部編著、「第8章 インバータ回路におけるパワー・デバイスの使い方、第9章 D級パワーアンプの動作原理と設計/製作」、パワーMOSFETの実践活用法、 91〜117頁、CQ出版社 発行日200年12月1日。

Claims (4)

  1. 第1および第2のPMOSトランジスタと該各PMOSトランジスタにそれぞれ直列接続された第1および第2のNMOSトランジスタとを有し、前記第1のPMOSトランジスタと前記第1のNMOSトランジスタの共通接続点を第1の出力端子とし、前記第2のPMOSトランジスタと前記第2のNMOSトランジスタの共通接続点を第2の出力端子とするBTL回路において、
    入力信号と前記第1のPMOSトランジスタのゲート電位を反転遅延させた信号と前記第2のNMOSトランジスタのゲート電位の信号とを入力して、出力を、前記第1のNMOSトランジスタのゲートにそのままの位相で帰還させ、前記第2のPMOSトランジスタのゲートに反転して帰還させるノア回路と、
    前記入力信号と前記第1のNMOSトランジスタのゲート電位を反転遅延させた信号と前記第2のPMOSトランジスタのゲート電位の信号とを入力して、出力を、前記第1のPMOSトランジスタのゲートにそのままの位相で帰還させ、前記第2のNMOSトランジスタに反転して帰還させるナンド回路と、
    を備えることを特徴とするBTL回路。
  2. 請求項1に記載のBTL回路において、
    前記ナンド回路の出力と前記第1のPMOSトランジスタのゲートとの間に第1の正転バッファが接続され、
    前記ナンド回路の出力と前記第2のNMOSトランジスタのゲートとの間に第1の反転バッファが接続され、
    前記ノア回路の出力と前記第1のNMOSトランジスタのゲートとの間に第2の正転バッファが接続され、
    前記ノア回路の出力と前記第2のPMOSトランジスタのゲートとの間に第2の反転バッファが接続されている、
    ことを特徴とするBTL回路。
  3. 請求項1又は2に記載のBTL回路において、
    前記第1および第2のPMOSトランジスタを、前記反転遅延に比べて無視できる遅延のインバータをゲートに挿入した第3および第4のNMOSトランジスタに置換したことを特徴とするBTL回路。
  4. 請求項1、2又は3に記載のBTL回路において、
    前記第1の出力端子と前記第2の出力端子の間に、抵抗とキャパシタの直列回路からなるスナバ回路を接続したことを特徴とするBTL回路。
JP2009023586A 2009-02-04 2009-02-04 Btl回路 Active JP5219867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009023586A JP5219867B2 (ja) 2009-02-04 2009-02-04 Btl回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009023586A JP5219867B2 (ja) 2009-02-04 2009-02-04 Btl回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010183241A true JP2010183241A (ja) 2010-08-19
JP5219867B2 JP5219867B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=42764447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009023586A Active JP5219867B2 (ja) 2009-02-04 2009-02-04 Btl回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5219867B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012195934A (ja) * 2011-03-02 2012-10-11 Hitachi Kokusai Electric Inc スイッチング回路およびスイッチング回路を用いた撮像装置
JP2012235412A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Seiko Epson Corp 容量性負荷駆動回路及び流体噴射装置
JP7562765B2 (ja) 2022-06-09 2024-10-07 ダイオーズ インコーポレイテッド スイッチング増幅器における出力ドライバの動的制御

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715304A (ja) * 1993-03-17 1995-01-17 Toshiba Corp パルス幅変調回路
JP2007124574A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Sharp Corp D級増幅器およびそれを用いた赤外線データ受信装置
JP2008173002A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 General Electric Co <Ge> 微小電気機械システムベースの電気モータ起動装置
JP2008192597A (ja) * 2006-12-06 2008-08-21 General Electric Co <Ge> その回路に適した負荷電流を伝達するように選択的に切替可能な固体式切替回路と並列な電子機械式切替回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715304A (ja) * 1993-03-17 1995-01-17 Toshiba Corp パルス幅変調回路
JP2007124574A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Sharp Corp D級増幅器およびそれを用いた赤外線データ受信装置
JP2008192597A (ja) * 2006-12-06 2008-08-21 General Electric Co <Ge> その回路に適した負荷電流を伝達するように選択的に切替可能な固体式切替回路と並列な電子機械式切替回路
JP2008173002A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 General Electric Co <Ge> 微小電気機械システムベースの電気モータ起動装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012195934A (ja) * 2011-03-02 2012-10-11 Hitachi Kokusai Electric Inc スイッチング回路およびスイッチング回路を用いた撮像装置
JP2012235412A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Seiko Epson Corp 容量性負荷駆動回路及び流体噴射装置
JP7562765B2 (ja) 2022-06-09 2024-10-07 ダイオーズ インコーポレイテッド スイッチング増幅器における出力ドライバの動的制御

Also Published As

Publication number Publication date
JP5219867B2 (ja) 2013-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4769108B2 (ja) 出力バッファ回路
JP4002847B2 (ja) 自動遅延調整機能付きレベル変換回路
JP4084176B2 (ja) クロックデューティ/スキュー補正機能を有する位相分周回路
JP5580350B2 (ja) ドライバ回路
US8436661B2 (en) Input buffer capable of expanding an input level range
KR102122304B1 (ko) 낮은-레이턴시 전압 부스트 회로를 갖는 전압 레벨 시프터
JP6873876B2 (ja) 駆動回路
JP4077337B2 (ja) パルス発生回路及びそれを用いたハイサイドドライバ回路
KR20130126528A (ko) 오디오 시스템 및 그 안에 클래스 d 증폭기를 가지는 집적 회로 칩
TW200306073A (en) Level shift circuit
JP5219867B2 (ja) Btl回路
JP2008098920A (ja) ドライバ回路
JP5778688B2 (ja) 高耐圧反転型チャージポンプ
JP6647932B2 (ja) オーディオアンプ回路、それを用いたオーディオ出力装置、およびそれを用いた電子機器
JP6719242B2 (ja) レベルシフト回路
JP4640788B2 (ja) レベル変換回路
JP2012244215A (ja) 半導体集積回路
JP5749137B2 (ja) オーディオ信号処理回路およびそれを用いた電子機器
KR100796319B1 (ko) 하프 스윙 펄스폭 변조를 이용한 d급 오디오 증폭기
JP4623286B2 (ja) デューティ調整回路
JP4222389B2 (ja) リンギング低減回路および該リンギング低減回路を備えた半導体集積回路
JP6510920B2 (ja) ドライバ回路及びそれを備えたデジタルアンプ
JP2012105135A (ja) 差動出力回路
JP2004056211A (ja) 半導体装置およびd級増幅器
JP4821954B2 (ja) アナログバッファ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5219867

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250