JP6647932B2 - オーディオアンプ回路、それを用いたオーディオ出力装置、およびそれを用いた電子機器 - Google Patents
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Description
この態様によると、オーバーシュートを抑制できる。また回路面積を大きくする必要がない。
これにより、応答性を維持しつつ、オーバーシュートを抑制できる。また回路面積を大きくする必要がない。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
この態様によれば、スナバ回路が不要となるため、コストおよび回路部品の実装面積を削減できる。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
オーディオ出力装置100は、電気音響変換素子102、フィルタ104P/NおよびオーディオアンプIC200を備える。オーディオアンプIC200はひとつの半導体基板に集積化された機能ICであり、出力端子OUTP、OUTN、電源(VDD)端子、接地(GND)端子を備える。VDD端子には電源電圧VDDが、GND端子には接地電圧VGNDが供給される。
TON1=TON2=TOFF1=TOFF2
これに対して実施の形態では、以下の関係が成り立つ。
TON1=TON2=TOFF1<TOFF2
はじめに、オーディオ出力装置100においてオーバーシュートが発生する理由を説明する。
第1PMOSトランジスタ234は、ブートストラップ(BSP1P)端子とハイサイドトランジスタM1Pのゲートの間に設けられ、第1NMOSトランジスタ236は、ハイサイドトランジスタM1Pのゲートとソースの間に設けられる。
TON1=TON2=TOFF1<TOFF2
このために、第2NMOSトランジスタ242のオン抵抗RON4は、第1NMOSトランジスタ236のオン抵抗RON2よりも高い。第2NMOSトランジスタ242のオン抵抗RON4は、第1NMOSトランジスタ236のオン抵抗RON2のK=1.2倍〜2倍程度とすることが好ましい。一例として1.4倍としてもよい。第2NMOSトランジスタ242のサイズ(ゲート幅W)は、第1NMOSトランジスタ236のサイズの1/K倍とされる。
RON1=RON2=RON3<RON4
実施の形態では、以下の関係を満たすように設計したが、本発明はそれには限定されない。
TON1=TON2=TOFF1<TOFF2
ハイサイドトランジスタM1のターンオフ時間TOFF1を長くしても、オーバーシュートの低減には寄与しないが、長くしたとしても、デメリットもない。したがって回路の対称性を考慮して、以下の式を満たすように設計してもよい。
TON1=TON2<TOFF1=TOFF2
この場合、図8の回路図において、以下の関係を満たすように設計すればよい。
RON1=RON3<RON2=RON4
ローサイドトランジスタM2のターンオフ時間を長くする方法は、第2NMOSトランジスタ242のサイズを小さくすることには限定されない。たとえば第2NMOSトランジスタ242のソースあるいはドレインと結線される配線の配線長を長くしたり、配線幅を細くしてもよいし、ボンディングワイヤの本数を減らしたり、長くしてもよい。つまり第2NMOSトランジスタ242と直列な抵抗成分を大きくすればよい。
実施の形態では、電源ライン220側のハイサイドトランジスタM1をNチャンネルMOSFETで構成したが、PチャンネルMOSFETであってもよい。この場合、ブートストラップ回路が不要となる。
図10は、第4変形例に係るオーディオ出力装置100aの回路図である。この変形例において、ローサイドトランジスタM2Pは、制御端子(ゲート)が独立した複数(M個)のトランジスタエリアTA1〜TAMに分割して構成されている。そして、ローサイドトランジスタM2Pをターンオフする際には、複数のトランジスタエリアTA1〜TAMが時間差をもって順にターンオフしていく。ローサイドトランジスタM2Pをターンオンする際には、トランジスタエリアTA1〜TAMは同時にオンすることが好ましい。
最後に、オーディオ出力装置100のアプリケーションを説明する。図12(a)〜(c)は、電子機器1の外観図である。図12(a)は電子機器1の一例であるディスプレイ装置600である。ディスプレイ装置600は、筐体602、スピーカ2を備える。オーディオ出力装置100は筐体に内蔵され、スピーカ2を駆動する。
Claims (14)
- BTL(Bridged Transless)接続される電気音響変換素子をフィルタレス方式で駆動するオーディオアンプ回路であって、
ハイサイドトランジスタおよびローサイドトランジスタを含むD級アンプと、
前記ハイサイドトランジスタを駆動するハイサイドドライバと、
前記ローサイドトランジスタを駆動するローサイドドライバと、
を一対備え、
前記ローサイドドライバが前記ローサイドトランジスタをターンオフする時間は、前記ハイサイドドライバが前記ハイサイドトランジスタをターンオフする時間より長く、
前記ハイサイドトランジスタおよび前記ローサイドトランジスタはそれぞれNMOSトランジスタであり、
前記ハイサイドドライバは、第1PMOSトランジスタおよび第1NMOSトランジスタを含み、
前記ローサイドドライバは、第2PMOSトランジスタおよび第2NMOSトランジスタを含み、
前記第2NMOSトランジスタのオン抵抗は、前記第1NMOSトランジスタのオン抵抗よりも高いことを特徴とするオーディオアンプ回路。 - 前記第2NMOSトランジスタのオン抵抗は、前記第1NMOSトランジスタのオン抵抗の1.2倍〜2倍であることを特徴とする請求項1に記載のオーディオアンプ回路。
- BTL(Bridged Transless)接続される電気音響変換素子をフィルタレス方式で駆動するオーディオアンプ回路であって、
ハイサイドトランジスタおよびローサイドトランジスタを含むD級アンプと、
前記ハイサイドトランジスタを駆動するハイサイドドライバと、
前記ローサイドトランジスタを駆動するローサイドドライバと、
を一対備え、
前記ローサイドドライバが前記ローサイドトランジスタをターンオフする時間は、前記ハイサイドドライバが前記ハイサイドトランジスタをターンオフする時間より長く、
前記ローサイドトランジスタは、制御端子が独立している複数のトランジスタエリアに分割されており、
前記複数のトランジスタエリアが順にターンオフすることを特徴とするオーディオアンプ回路。 - 各トランジスタエリアへのゲート信号のネガティブエッジを遅延させる遅延回路をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のオーディオアンプ回路。
- BTL(Bridged Transless)接続される電気音響変換素子をフィルタレス方式で駆動するオーディオアンプ回路であって、
ハイサイドトランジスタおよびローサイドトランジスタを含むD級アンプと、
前記ハイサイドトランジスタを駆動するハイサイドドライバと、
前記ローサイドトランジスタを駆動するローサイドドライバと、
を一対備え、
前記ローサイドドライバが前記ローサイドトランジスタをターンオフする時間は、前記ローサイドトランジスタをターンオンする時間より長く、
前記ローサイドドライバは、第2PMOSトランジスタおよび第2NMOSトランジスタを含み、
前記第2NMOSトランジスタのオン抵抗は、前記第2PMOSトランジスタのオン抵抗よりも高いことを特徴とするオーディオアンプ回路。 - 前記第2NMOSトランジスタのオン抵抗は、前記第2PMOSトランジスタのオン抵抗の1.2倍〜2倍であることを特徴とする請求項5に記載のオーディオアンプ回路。
- BTL(Bridged Transless)接続される電気音響変換素子をフィルタレス方式で駆動するオーディオアンプ回路であって、
ハイサイドトランジスタおよびローサイドトランジスタを含むD級アンプと、
前記ハイサイドトランジスタを駆動するハイサイドドライバと、
前記ローサイドトランジスタを駆動するローサイドドライバと、
を一対備え、
前記ローサイドドライバが前記ローサイドトランジスタをターンオフする時間は、前記ローサイドトランジスタをターンオンする時間より長く、
前記ローサイドトランジスタは、制御端子が独立している複数のトランジスタエリアに分割されており、
前記複数のトランジスタエリアが順にターンオフすることを特徴とするオーディオアンプ回路。 - 各トランジスタエリアへのゲート信号のネガティブエッジを遅延させる遅延回路をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のオーディオアンプ回路。
- BTL(Bridged Transless)接続される電気音響変換素子をフィルタレス方式で駆動するオーディオアンプ回路であって、
ハイサイドトランジスタおよびローサイドトランジスタを含む一対のD級アンプを備え、
前記ローサイドトランジスタは、制御端子が独立している複数のトランジスタエリアに分割されており、
前記複数のトランジスタエリアが順にターンオフするよう構成されることを特徴とするオーディオアンプ回路。 - 各トランジスタエリアへのゲート信号のネガティブエッジを遅延させる遅延回路をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のオーディオアンプ回路。
- 前記複数のトランジスタエリアの少なくとも一部は、前記ハイサイドトランジスタおよび前記ローサイドトランジスタと結合する寄生容量に電流が流れ込む期間において、順にターンオフすることを特徴とする請求項9または10に記載のオーディオアンプ回路。
- ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のオーディオアンプ回路。
- 電気音響変換素子と、
前記電気音響変換素子を駆動する請求項1から11のいずれかに記載のオーディオアンプ回路と、
を備え、前記オーディオアンプ回路と前記電気音響変換素子の間には、スナバ回路が接続されないことを特徴とするオーディオ出力装置。 - 電気音響変換素子と、
前記電気音響変換素子を駆動する請求項1から11のいずれかに記載のオーディオアンプ回路と、
を備え、前記オーディオアンプ回路と前記電気音響変換素子の間には、スナバ回路が接続されないことを特徴とする電子機器。
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