JP2010182865A - 配線回路基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金属製の長尺状基板1上にベース絶縁層2を形成する。ベース絶縁層2上に金属薄膜31および導体層33からなる配線パターン3を形成する。露出する配線パターン3の表面をエッチングにより粗面化処理する。その後、無電解錫めっきにより露出する配線パターン3の表面を覆うように錫めっき層34を形成する。これにより、キャリアテープ12が完成する。完成されたキャリアテープ12について、配線パターン3に光を照射し、配線パターン3からの反射光に基づいて配線パターン3の不良検査を行う。
【選択図】図2
Description
図1および図2は、本発明の一実施の形態に係るキャリアテープの製造方法を説明するための製造工程図である。
図3および図4は、本発明の一実施の形態に係るキャリアテープ12の製造方法に用いられるロールトゥロール装置を説明するための図である。
上述のように、本実施の形態に係るキャリアテープの製造方法においては、配線パターン3の粗面化処理が行われる。この理由について説明する。
以下の説明においては、光の強度を0から255の値で表記する。光の強度が弱いほど表記される値が小さく、光の強度が強くなるほど表記される値が大きい。
(5−a)
本実施の形態に係るキャリアテープ12の製造方法においては、配線パターン3の形成後に粗面化処理が行われる。
本実施の形態においては、金属薄膜31および導体層33からなる配線パターン3の粗面化処理後に無電解錫めっきが行われる。これにより、作製されたキャリアテープ12上に電子部品を実装する際に、電子部品の金バンプを配線パターン3上に容易に熱圧着することができる。
(6−a)
本実施の形態において、キャリアテープ12の作製は、図4(a)のロールトゥロール装置200に代えて、以下のロールトゥロール装置を用いて行ってもよい。
本実施の形態において、無電解錫めっきは必ずしも行う必要はない。ここで、金属薄膜31および導体層33からなる配線パターン3に関して、正常部の表面粗さと反射光の強度との関係を調査した。その結果、表面粗さが0.03μmのときの反射光の強度は約120であり、表面粗さが0.06μm、0.09μm、0.11μm、0.13μmおよび0.16μm、0.19μmのときの反射光の強度はともに約250であった。
長尺状基板1の材料は、ステンレスに限らず、銅またはニッケル等の金属材料を用いることができる。また、キャリアテープ12において、長尺状基板1は必ずしも必要ではない。ベース絶縁層2の材料は、ポリイミドに限らず、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルニトリル、ポリエーテルスルフォン等の他の樹脂材料を用いてもよい。
請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
実施例においては、まずステンレスからなる厚み25μmの長尺状基板1を用意した。そして、長尺状基板1上にポリイミドからなる厚み25μmのベース絶縁層2を形成した。
比較例においては、金属薄膜31および導体層33からなる配線パターン3の形成後、配線パターン3の粗面化処理を行わなかった点を除き、実施例と同様にしてキャリアテープ12の作製を行った。
実施例においては、無電解錫めっき前の配線パターン3の正常部における表面粗さは、0.10μm以上0.11μm以下の範囲でばらついた。平均値は0.11μmであった。また、無電解錫めっき後の配線パターン3の正常部における表面粗さは、0.15μm以上0.17μm以下の範囲でばらついた。平均値は0.16μmであった。これにより、不良検査時においては、正常部からの反射光の強度が約180よりも大きくなった。その結果、正常部を誤って不良部と判定する誤検出が生じなかった。
3 配線パターン
10 第1の積層体
12 キャリアテープ
31 金属薄膜
33 導体層
34 錫めっき層
100,110,120,200,210,220 ロールトゥロール装置
201,211,221 供給ロール
205,212,222 巻き取りロール
Claims (6)
- 長尺状の絶縁層上に配線パターンを形成することにより長尺状回路基板を形成する工程と、
前記絶縁槽上に形成された配線パターンの表面を粗面化する工程と、
前記粗面化された配線パターンに光を照射し、前記配線パターンからの反射光に基づいて前記配線パターンの不良部を検出する工程とを備えることを特徴とする配線回路基板の製造方法。 - 前記粗面化する工程の後、前記不良部を検出する工程の前に、前記配線パターンに電子部品の端子を接合するための表面処理を施す工程をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の配線回路基板の製造方法。
- 前記配線パターンを形成する工程は、銅からなる配線パターンを形成する工程を含み、
前記表面処理を施す工程は、前記銅からなる配線パターンに錫めっきを施す工程を含み、
前記粗面化する工程により粗面化された前記銅からなる配線パターンの表面粗さRaの平均値は0.1μm以上であることを特徴とする請求項2記載の配線回路基板の製造方法。 - 前記長尺状回路基板が巻回された第1のロールから前記長尺状回路基板を繰り出すとともに、前記第1のロールから繰り出された長尺状回路基板を第2のロールに巻き取る工程をさらに備え、
前記粗面化する工程は、前記第1のロールと前記第2のロールとの間で行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の配線回路基板の製造方法。 - 前記不良部を検出する工程は、前記第1のロールと前記第2のロールとの間で行われることを特徴とする請求項4記載の配線回路基板の製造方法。
- 前記長尺状回路基板が巻回された第3のロールから前記長尺状回路基板を繰り出すとともに、前記第3のロールから繰り出された長尺状回路基板を第4のロールに巻き取る工程をさらに備え、
前記不良部を検出する工程は、前記第3のロールと前記第4のロールとの間で行われることを特徴とする請求項4記載の配線回路基板の製造方法。
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