JP2010166882A - 釣り用リールの螺軸及びそれを用いた釣り用リールの往復移動機構 - Google Patents

釣り用リールの螺軸及びそれを用いた釣り用リールの往復移動機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2010166882A
JP2010166882A JP2009014110A JP2009014110A JP2010166882A JP 2010166882 A JP2010166882 A JP 2010166882A JP 2009014110 A JP2009014110 A JP 2009014110A JP 2009014110 A JP2009014110 A JP 2009014110A JP 2010166882 A JP2010166882 A JP 2010166882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
shaft
screw shaft
fishing reel
spool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009014110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010166882A5 (ja
JP5143757B2 (ja
Inventor
Hiroshi Ochiai
浩士 落合
Tetsuo Inoue
徹夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2009014110A priority Critical patent/JP5143757B2/ja
Priority to US12/649,024 priority patent/US8480020B2/en
Priority to TW098145870A priority patent/TWI439229B/zh
Priority to SG201000031-3A priority patent/SG163480A1/en
Priority to MYPI2010000062A priority patent/MY153438A/en
Priority to KR1020100003716A priority patent/KR101676855B1/ko
Priority to CN2010101027732A priority patent/CN101785447B/zh
Priority to EP10151565A priority patent/EP2210487B1/en
Publication of JP2010166882A publication Critical patent/JP2010166882A/ja
Publication of JP2010166882A5 publication Critical patent/JP2010166882A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5143757B2 publication Critical patent/JP5143757B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/02Brake devices for reels
    • A01K89/027Brake devices for reels with pick-up, i.e. for reels with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0192Frame details
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0114Reciprocating mechanisms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0117Anti-reverse mechanisms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18056Rotary to or from reciprocating or oscillating
    • Y10T74/18296Cam and slide
    • Y10T74/18304Axial cam
    • Y10T74/18312Grooved
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2101Cams

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

【課題】係合部材の無駄な回動を抑えて異音の発生及びフィーリングの劣化を抑えることにある。
【解決手段】螺軸21は、スピニングリールのベールアームとスプールとを相対的に往復移動させるのに使用される係合部材に係合する軸である。螺軸21は、軸本体37と、螺旋状溝38とを備えている。軸本体37は、ハンドル組立体の少なくとも糸巻取方向の回転に連動して回転可能なものである。螺旋状溝38は、軸本体37の外周面に係合部材に係合するように交差して形成され、交差部分38aにおいて、軸本体37が糸巻取方向に回転したときに交差部分38aより回転方向下流側に配置される第1溝部38bと、交差部分38aより回転方向上流側に配置され第1溝部38bより溝幅が広い第2溝部38cと、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、釣り用リールの釣り糸案内部とスプールとを相対的に往復移動させるのに使用される係合部材に係合する釣り用リールの螺軸、それを用いた釣用リールの往復移動機構に関する。
スピニングリールのオシレーティング機構や両軸受リールのレベルワインド機構などの釣り用リールの往復移動機構では、螺軸を用いて釣り糸案内部とスプールとを軸方向に相対往復移動させている。スピニングリールでは、螺軸を用いてスプールが先端に装着されたスプール軸を釣り糸案内部に対して往復移動させている。両軸受リールでは、螺軸を用いて釣り糸案内部をスプールに対して往復移動させている。
これらの往復移動機構に用いられる螺軸の外周面には、溝幅が一定の螺旋状溝が交差して形成されている(例えば、特許文献1参照)。この螺旋状溝にオシレーティング機構のスライダやレベルワインド機構の釣り糸案内部に設けられた係合部材が係合する。この係合部材が螺旋状溝に沿って回動しながら係合してスライダや釣り糸案内部がスプールに沿って往復移動する。
従来の往復移動機構では、係合部材の係合部分の中央部を幅広に形成し、両端部をそれより幅を狭く形成している。
特開2000−139293号公報
従来の往復移動機構では、螺軸の溝幅が同じであり、係合部材の係合部分の中央部は幅広にしている。これにより、螺旋状溝の交差部分で係合部材の先端が引っ掛かって異音が発生したり、フィーリングが悪くなるのを防止している。
しかし、係合部材の係合部分の厚みが、中央部分が厚く両端部分が薄いため、係合部材と螺旋状溝との接触部分が中央部分に限定される。このため、係合部材が螺旋状溝に対して無駄な回動を行いやすくなり、係合部材と螺旋状溝との接触状態が変動し、抵抗の変化により回転フィーリングの劣化を招くおそれがある。また、螺旋状溝の交差部分でこのような回動により交差部分に接触して異音が発生するおそれがある。
本発明の課題は、釣り用リールの螺軸において、係合部材の無駄な回動を抑えて異音の発生及びフィーリングの劣化を抑えることにある。
発明1に係る釣り用リールの螺軸は、釣り用リールの釣り糸案内部とスプールとを相対的に往復移動させるのに使用される係合部材に係合する釣り用リールの螺軸である。螺軸は、軸本体と、螺旋状溝とを備えている。軸本体は、釣り用リールのハンドルの少なくとも糸巻取方向の回転に連動して回転可能なものである。螺旋状溝は、軸本体の外周面に合部材に係合するように交差して形成され、交差部分において、軸本体が糸巻取方向に回転したときに交差部分より回転方向下流側に配置される第1溝部と、交差部分より回転方向上流側に配置され第1溝部より溝幅が広い第2溝部と、を有する。
このような構造の螺軸を用いて往復移動機構を構成すると、螺軸が糸巻取方向に回転したとき、溝幅が狭い第1溝部から交差部分を通って溝幅が広い第2溝部に係合部材が螺旋状溝に対して相対移動する。このため、係合部材は狭い第1溝部に規制されて交差部分に入り、そこから溝幅が広い第2溝部に至り、その動作を繰り返す。これにより、第1溝部で係合部材が無駄に回動しにくくなり、交差部分に接触しにくくなる。また、交差部分を超えると溝幅が広い第2溝部を通るので、第2溝部にも接触しにくくなる。
ここでは、交差部分より回転方向下流側、すなわち、螺軸が糸巻取方向に回転する際に交差部分の相対移動方向の手前側で溝幅が狭い第1溝部に係合部材が係合するので、係合部材が交差部分の手前側で無駄に回動しにくくなり、係合部材が交差部分に接触しにくくなり異音の発生及び回転フィーリングの低下を抑えることができる。また、交差部分を過ぎると溝幅が広くなるので、第2溝部との接触も少なくなり、回転のフィーリングの低下を抑えることができる。このため、係合部材の無駄な回動を抑えて異音の発生及びフィーリングの劣化を抑えることができる。
発明2に係る釣り用リールの螺軸は、発明1に記載の螺軸において、螺旋状溝は、外周面側が溝底側より幅広な等脚台形の断面形状を有している。この場合には、螺旋状溝が等脚台形の断面形状であるので、同じ工具(例えば、フライス、エンドミル、スロッタ及びバイト等の工具)を利用して溝の深さを変えることにより溝幅を変更することができる。このため、溝幅が異なる複数種類の溝部を一種類の工具で連続して機械加工により形成できる。
発明3に係る釣り用リールの螺軸は、発明2に記載の螺軸において、螺旋状溝は、第1溝部の溝深さが第2溝部の溝深さより浅い。この場合には、深さの相違により溝幅を変えることができるので、溝深さを浅くすることにより溝幅を狭くすることができる。
発明4に係る釣り用リールの螺軸は、発明2又は3に記載の螺軸において、螺旋状溝は、第2溝部より回転方向上流側に配置された第3溝部をさらに有し、第3溝部の溝幅は第2溝部の溝幅より狭く、かつ第1溝部の溝幅より広い。この場合には、第2溝部の回転方向上流側で第1溝部との間に、第2溝部より溝幅が狭い第3溝部が形成される。このため、第2溝部から第1溝部に係合部材が係合する際に、第2溝部より溝幅が狭い第3溝部で係合部材を規制することができ、係合部材を第1溝部に案内しやすくなる。この結果、係合部材の回動をさらに抑えることができる。
発明5に係る釣り用リールの螺軸は、発明2から4のいずれかに記載の螺軸において、螺旋状溝は、交差する螺旋状溝の両端部分に配置され第2溝部より溝幅が広い第4溝部をさらに有する。この場合には、曲率半径が小さく係合部材が接触しやすい両端部分の溝幅が一番広くなるので、係合部材がスムーズに両端部分で動作しやすくなる。
発明6に係る釣り用リールの往復移動機構は、釣り用リールとしてのスピニングリールのスプールを往復移動させる機構である。往復移動機構は、発明1から5のいずれかに記載の螺軸と、伝達機構と、スライダと、案内部と、を備えている。伝達機構は、ハンドルの回転を螺軸に伝達する。スライダは、螺旋状溝に係合する係合部材が回動自在に装着され、スプール軸が少なくとも軸方向移動不能に連結されるものである。案内部は、スライダを往復移動方向に案内するものである。
この往復移動機構では、螺軸が糸巻取方向に回転すると、スライダが往復移動する。このとき、発明1から5に記載した作用効果を得ることができる。
発明7に係る往復移動機構は、釣り用リールとしての両軸受リールの釣り糸案内部を往復移動させる往復移動機構であって、スプールに連結されたスプール軸に沿って配置される、請求項1から5のいずれか1項に記載の螺軸と、伝達機構と、係合部材と、案内部と、を備えている。伝達機構は、ハンドルの少なくとも糸巻取方向の回転を螺軸に伝達する機構である。係合部材は、釣り糸案内部に回動自在に装着され螺旋状溝に係合する部材である。案内部は、釣り糸案内部を往復移動方向に案内するものである。
この往復移動機構では、螺軸が糸巻取方向に回転すると、釣り糸案内部が往復移動する。このとき、発明1から5に記載した作用効果を得ることができる。
本発明によれば、交差部分より回転方向下流側、すなわち、螺軸が糸巻取方向に回転する際に交差部分の相対移動方向の手前側で溝幅が狭い第1溝部に係合部材が係合するので、係合部材が交差部分の手前側で無駄に回動しにくくなり、係合部材が交差部分に接触しにくくなり異音の発生及び回転フィーリングの低下を抑えることができる。また、交差部分を過ぎると溝幅が広くなるので、第2溝部との接触も少なくなり、回転のフィーリングの低下を抑えることができる。このため、係合部材の無駄な回動を抑えて異音の発生及びフィーリングの劣化を抑えることができる。
本発明の第1実施形態が採用されたスピニングリールの側面図。 その側面断面図。 図2のIII−III断面図。 オシレーティング機構のスライダの分解斜視図。 螺軸の側面図。 螺旋状溝の各溝部の横断面図。 螺旋状溝の中間部分を加工するときの工具の先端の軌跡を示す図。 螺旋状溝の両端部分を加工する時の工具の先端の軌跡を示す図。 螺旋状溝の溝方向に沿った模式的断面図。 本発明の第2実施形態が採用された両軸受リールの平面断面図。
<第1実施形態>
<全体構成>
図1において、本発明の一実施形態を採用したスピニングリールは、釣り竿に装着可能なリール本体2と、リール本体2に左右軸回りに回転自在に装着されたハンドル組立体1と、ロータ3と、スプール4とを備えている。ロータ3は、ハンドル組立体1の回転に連動して回転して釣り糸をスプール4に案内するものであり、リール本体2の前部に前後軸回りに回転自在に支持されている。スプール4は、ロータ3により案内された釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後軸方向に往復移動自在に配置されている。
<リール本体の構成>
リール本体2は、図2及び図3に示すように、リール本体2の主部を構成し側部に開口するリールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に一体で延びるT字状の竿取付脚2bと、開口を塞ぐようにリールボディ2aにねじ止めされた蓋部材2dとを有している。
リールボディ2aは、内部に開口に連なる機構装着用の空間を有しており、その空間内には、図2に示すように、ロータ3をハンドル組立体1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構(往復移動機構の一例)6とが設けられている。
図3に示すように、リールボディ2aの右側面には、筒状のボス部17aが形成されている。ボス部17aは、マスターギア軸10の右端を支持する軸受16aを収納するためにリールボディ2aの内外方に突出して形成されている。蓋部材2dのボス部17aに対向する位置には、ボス部17bが形成されている。ボス部17bはマスターギア軸10の左端を支持する軸受16bを収納するためにリールボディ2aの内外方に突出して形成されている。ハンドル組立体1が装着された側と逆側のボス部(図3ではボス部17a)は、防水キャップ19により閉塞されている。防水キャップ19は、有底筒状のキャップであり、ボス部17a,17bのいずれかの内周面に螺合して固定される。
リール本体2の後部は、図2に示すように、たとえば、金属製又は合成樹脂製の保護カバー13により覆われている。保護カバー13は、リールボディ2a及び蓋部材2dの下部から背面さらに竿取付脚2bにかけてリール本体2の下部及び背面を覆うように配置されている。保護カバー13は、リール本体2にねじにより着脱自在に固定されている。
<ハンドル組立体の構成>
ハンドル組立体1は、図2及び図3に示すように、マスターギア軸10に着脱自在かつ一体回転可能に装着される部材である。ハンドル組立体1は、ハンドル本体7と、ハンドル本体7に装着された把手部(図示せず)と、ハンドル本体7に装着されたシール部材9とを有している。ハンドル組立体1は、リール本体2に右側(図1)及び左側(図2)のいずれからも取付可能である。
<ロータ駆動機構の構成>
ロータ駆動機構5は、図2及び図3に示すように、ハンドル組立体1が回転不能に装着されたマスターギア11と、このマスターギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。
マスターギア11は、フェースギアであり、マスターギア軸10と一体形成されている。マスターギア軸10は、中心に非円形(例えば矩形)の係止孔10aが形成された、例えばステンレス製の中空の部材である。マスターギア軸10の両端は、軸受16a,16bを介してリールボディ2a及び蓋部材2dに回転自在に支持されている。マスターギア軸10は、係止孔10aに係止されたハンドル本体7と一体回転する。
ピニオンギア12は、図2に示すように、筒状の部材であり前後方向に沿って配置されリールボディ2aに回転自在に装着されている。ピニオンギア12の前部12aはロータ3の中心部を貫通しており、この貫通部分でナット33によりロータ3と固定されている。ピニオンギア12は、軸方向の中間部と後端部とでそれぞれ軸受14a,14bを介してリールボディ2aに回転自在に支持されている。このピニオンギア12の中心部をスプール軸15が前後方向に貫通している。ピニオンギア12は、マスターギア11に噛み合うとともにオシレーティング機構6にも噛み合っている。
<ロータの構成>
ロータ3は、ピニオンギア12に固定された円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1及び第2ロータアーム31,32と、釣り糸をスプール4に案内するためのベールアーム(釣り糸案内部の一例)40とを有している。円筒部30と両ロータアーム31,32とは、たとえばアルミニウム合金製であり一体成形されている。
円筒部30の前部には前壁41が形成されており、前壁41の中心部には、後方に突出するボス部42が形成されている。このボス部42の中心部にはピニオンギア12に一体回転不能に連結される非円形の貫通孔が形成されており、この貫通孔にピニオンギア12の前部12aが一体回転可能に連結される。
ピニオンギア12の前部12aにはナット33が螺合しており、このナット33によりピニオンギア12の先端部にボス部42が一体回転不能に固定される。ナット33の内周側には、軸受35が配置されている。軸受35は、スプール軸15とピニオンギア12の内面との間に隙間を確保するために設けられている。ナット33及び軸受35の前面には、内周側にリップを有するシール部材36が装着されている。シール部材36の先端はスプール軸15に接触している。これによりスプール軸15からリール本体2の内部への液体の浸入を防止できる。
ボス部42に隣接して逆転防止機構50が配置されている。逆転防止機構50は、ワンウェイクラッチ51と、ワンウェイクラッチ51を作動状態(逆転禁止状態)と非作動状態(逆転許可状態)とに切り換える切換機構52とを有している。
ワンウェイクラッチ51は、内輪遊転型のローラ形のワンウェイクラッチである。ワンウェイクラッチ51は、前方に配置されたリップ付きの軸シール85によりシールされている。
<オシレーティング機構の構成>
オシレーティング機構6は、図2から図4に示すように、スプール軸15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動させるための機構である。なお、スプール軸15の先端には、スプール4の中心部がドラグ機構60を介して一体で前後移動するように連結されている。
オシレーティング機構6は、スプール軸15の斜め下方でスプール軸15に沿って配置された螺軸21と、ロータ3の回転を螺軸21に伝達するための中間ギア(伝達機構の一例)22と、スプール軸15の後端に回転不能かつ軸方向移動不能に連結されたスライダ23と、スライダ23をスプール軸方向に案内する案内部24と、とを有している。スライダ23は、螺軸21に係合する係合部材26を有している。
<螺軸の構成>
螺軸21は、図4及び図5に示すように、たとえば、黄銅の表面にメッキ処理を施した金属製の部材である。螺軸21は、軸本体37と、軸本体37の外周面に交差して形成された螺旋状溝38とを有している。軸本体37は、ハンドル組立体1の回転に連動して回転可能であり、リールボディ2aに回転自在に支持されている。軸本体37は、螺旋状溝38が形成された大径の溝形成部37aと、後支持部37bと、テーパ段付き部37cと、ギア支持部37dと、前支持部37eと、を有している。後支持部37bは、溝形成部37aの後端に形成され、リールボディ2aの後端部に軸受により回転自在に支持されている。テーパ段付き部37cは、溝形成部37aの前端に徐々に縮径するように形成されている。ギア支持部37dは、非円形に形成されており、中間ギア22を一体回転可能に連結する。前支持部37eは、リールボディ2aの前部で軸受により回転自在に支持されている。
螺旋状溝38は、図5から図9に示すように、軸本体37の外周面に係合部材26に係合するように交差して形成されている。螺旋状溝38は、第1溝部38bと、第1溝部38bに交差部分38aを挟んで隣接して配置された第2溝部38cと、第2溝部38cに隣接して配置された第3溝部38dと、軸本体37の溝形成部37aの両端部で第3溝部38dに挟まれて配置された第4溝部38eと、を有している。
第1溝部38bは、螺軸21が糸巻取方向に回転したとき、交差部分38aの回転方向下流側、すなわち、螺軸21との相対移動方向において交差部分38aの手前側に形成されている。したがって、第1溝部38bは、係合部材26が交差部分38aを通過する前に係合部材26に係合する。図6(A)に示すように、第1溝部38bの外周部での溝幅WF1は、4種の溝部38b〜38eの中で最も狭い。第1溝部38bの断面形状は、溝底での溝幅WB1が外周部の溝幅WF1より短い等脚台形形状である。第1溝部38bの溝深さDP2は、4種の溝部38b〜38eの中で最も浅い。したがって、第2溝部38bの溝底の外周面の直径DA1は最も大きい。
第2溝部38cは、螺軸21が糸巻取方向に回転したとき、交差部分38aの回転方向上流側に形成されている。したがって、第2溝部38cは、係合部材26が交差部分38aを通過した後に係合部材26に係合する。図6(B)に示すように、第2溝部38cの外周部での溝幅WF2は、第1溝部38bの溝幅WF1より広く、4種の溝部38b〜38eの中で2番目に広い。第2溝部38cの断面形状は、溝底での溝幅WB2が外周部の溝幅WF2より短い等脚台形形状である。第2溝部38cの溝深さDP2は、4種の溝部38b〜38eの中で2番目に深い。したがって、第2溝部38cの溝底の外周面の直径DA2は2番目に小さい。
第3溝部38dは、螺軸21が糸巻取方向に回転したとき、第2溝部38cの回転方向上流側に形成されている。したがって、第3溝部38dは、係合部材26が第2溝部38cを通過した後に係合部材26に係合する。図6(C)に示すように、第3溝部38dの外周部での溝幅WF3は、第2溝部38cの溝幅WF2より狭く第1溝部38bの溝幅WF1より狭く、4種の溝部38b〜38eの中で2番目に狭い。第3溝部38dの断面形状は、溝底での溝幅WB3が外周部の溝幅WF3より短い等脚台形形状である。第3溝部38dの溝深さDP3は、4種の溝部38b〜38eの中で2番目に浅い。したがって、第3溝部38cの溝底の直径DA2は2番目に大きい。
第3溝部38dは、中間部分において、第1溝部38bと第2溝部38cの間に配置され、両端部分において、第4溝部38eの両側に配置されている。
第4溝部38eは、溝形成部37aの両端部において、第3溝部38dの間に形成されている。第4溝部38eは、スライダ23の往復移動範囲の移動端に配置されており、螺旋状溝38において曲率半径が最も小さくなっている。図6(D)に示すように、第4溝部38eの外周部での溝幅WF4は、4種の溝部38b〜38eの中で最も広い。第4溝部38eの断面形状は、溝底での溝幅WB4が外周部の溝幅WF4より短い等脚台形形状である。第4溝部38eの溝深さDP4は、4種の溝部38b〜38eの中で最も深い。したがって、第4溝部38eの溝底の外周面の直径DA4は最も小さい。
また、等脚台形の形状において、4種の溝部38b〜38eの溝側部の傾斜は概ね同じである。このため、4種の溝部38b〜38eは、例えば、同じ形状の載頭円錐台形状のエンドミルEMを使用し、溝深さDP1〜DP4を変更して溝形成部37aの外周面を機械加工するだけで形成できる。
図5に示すように、第1実施形態では、交差部分38aは、図5の紙面手前側の面に2箇所、紙面奥側の面に1箇所の合計3箇所の交差部分38aが形成されている。したがって、この3つの交差部分38aを挟んで第1溝部38cと第2溝部38cが形成されている。交差部分の数はスプール4のストロークや糸巻間隔等により適宜に設定できる。
図7及び図8に螺軸21を後方から見たときのエンドミルEMの先端の回転方向の軌跡を示す。なお、図7では、中間部分の軌跡を示し、図8では、両端部分の軌跡を示している。螺旋状溝38の加工の際には、螺軸21となる素材の中心軸に向けてエンドミルEMの先端を配置する。そして、素材を低速で回転させるとともに、加工ヘッドでエンドミルEMを回転させながら素材の中心に向けて切り込み深さ及び送り速度を制御しながら切り込み方向(素材の径方向)及び送り方向(素材の軸方向)に加工ヘッドを移動させる。これにより、溝幅が異なる螺旋状溝38が形成される。
具体的には、図5右端から螺旋状溝38を加工する場合、切り込み深さを最初は第4溝部38eの溝深さDP4になるように設定して切り込こむ。その後、図5左方への送り量を制御し、かつ図8に示すような位相で切り込み量を第3溝部38dの溝深さDP3となるように制御する。そして、図9に示すように、第1溝部38b、第2溝部38c、第3溝部38d・・・となるように切り込み深さを変更して加工し、図5左端側の第4溝部38eを加工する際に、送り方向を右方に変更して、第3溝部38d、第1溝部38b、第2溝部38c・・・となるように切り込み深さを変更して加工し、右端の第4溝部38eに至ると加工を終了する。
<中間ギアの構成>
中間ギア22は、図2及び図3に示すように、螺軸21の先端に回転不能に固定されている。中間ギア22はピニオンギア12に噛み合っており、ハンドル組立体1の回転により回転するロータ3と同期して回転する。中間ギア22は、ピニオンギア12の回転を1/2.5程度に減速して螺軸21に伝達する。このため、従来のものより減速比が大きく外径が大きなものになっている。
<スライダの構成>
スライダ23は、図4に示すように、実質的に直方体形状のスライダ本体25と、スライダ本体25に回動自在かつ軸方向移動自在に装着された係合部材(係合部材の一例)26とを有している。
スライダ本体25は、スプール軸15に対して回転不能かつ軸方向移動不能に固定されるとともに、案内部24を構成する2本のガイド軸24a,24bに摺動自在に装着されている。スプール軸15のスライダ本体25と嵌合する部分には切欠き15a(図3)が形成されており、外周の一部が平坦になっている。そして、スライダ本体25には、スプール軸15を回転不能かつ軸方向移動自在に固定するための固定孔25aがスプール軸方向に貫通して形成されている。
また、スライダ本体25の前左角部は矩形状に大きくえぐられており、残った部分に第1ガイド部材24aが挿通するガイド孔25bが螺軸21と平行になるように形成されている。スライダ本体25の右側部には1対の突出部25cが形成されており、そこに第2ガイド軸24bが挿通するガイド孔25dが螺軸21と平行になるように形成されている。ガイド孔25dは、固定孔25aの右方よりやや下がった位置に形成されている。突出部25cの下方は螺軸21に対向する円弧状に凹んだ対向部25iとなっている。対向部25iは、螺軸21の外周面と僅かな隙間をあけて配置されている。
スライダ本体25の矩形にえぐられた部分には、装着孔25eが螺軸21に直交するように形成されている。装着孔25eは、係合部材26を螺軸21の径方向側方から螺旋状溝に向けて回転自在に装着するために形成されている。この装着孔25eは、ガイド孔25bとほぼ同じ高さ位置に形成されている。装着孔25eには係合部材26が回転自在かつ軸方向移動自在に装着されている。係合部材26は、装着孔25eに装着されたブッシュ27により回動自在に支持されている。装着孔25eは、カバー部材28により塞がれている。カバー部材28は板状の部材であり、ねじ29aによりスライダ本体25に固定されている。ねじ29aは、スライダ本体25の前部に突出する突出部25fに形成されたねじ孔25gにねじ込まれる。
さらにスライダ本体25には、図4手前側の左側面に取付孔25hが形成されている。取付孔25hには、スプール軸15に形成されたねじ孔(図示せず)にねじ込まれるねじ29bが挿通される。これによりスプール軸15がスライダ本体25に固定される。
係合部材26は、段付き軸状の金属製の部材である。係合部材26の先端には、螺軸21の螺旋状溝38に噛み合う板状の係合部26aが直径に沿って突出して形成されている。係合部26aは先端が先細りに形成されかつ螺旋状溝38に噛み合うように円弧状に凹んで形成されている。この係合部26aと螺旋状溝38との係合により、螺軸21が回転するとスライダ本体25が前後に往復移動する。
<案内部の構成>
案内部24は、図2及び図4に示すように、第1ガイド軸24aと、第2ガイド軸24aと、を有している。第1ガイド軸24aは、両端をリールボディ2aに固定され、前述したようにガイド孔25bを挿通する。このため、第1ガイド軸24aは、係合部材26の螺軸21と逆側(基端側)の外方に配置されている。
第2ガイド軸24bは、両端をリールボディ2aに固定され、前述したようにガイド孔25dを挿通する。このため、第2ガイド軸24bは、螺軸21の右方に配置されている。
ここでは、第1ガイド軸24aを係合部材26の外方に配置したので、従来のように螺軸を挟んで上下に配置する場合に比べて、螺軸21の下方にガイド軸を配置する必要がなくなり、そのための空間が不要になり、リール本体2の小型化を図ることができる。
<スプールの構成>
スプール4は、図2に示すように、浅溝形のものであり、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されている。スプール4は、スプール軸15の先端部にドラグ機構60を介して連結されている。スプール4は、外周に釣り糸が巻かれる糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後部に一体で形成されたスカート部4bと、糸巻胴部4aの前端に設けられたフランジ部4cとを有している。
糸巻胴部4aは、中心にボスを有する略2重の円筒状の部材であり、外周側の円筒部分の外周面はスプール軸15と平行な周面で構成されている。糸巻胴部4aは、ボスに装着された2つの軸受56,57によりスプール軸15に回転自在に装着されている。スカート部4bは、糸巻胴部4aの後端部から径方向に拡がった後に後方に延びる有底円筒部材である。スプール4は、スプール軸15に装着された位置決めワッシャ54に当接して位置決めされている。
<リールの操作及び動作>
このスピニングリールでは、キャスティング時等の糸繰り出し時にはベールアーム40を糸開放姿勢に倒す。この結果、釣り糸は仕掛けの自重によりスプール4の先端側から順に繰り出される。
糸巻取時には、ベールアーム40を糸巻取姿勢側に戻す。これは、ハンドル組立体1を糸巻取方向に回転させると、図示しないベール反転機構の働きにより自動的に行われる。ハンドル組立体1の回転力は、マスターギア軸10及びマスターギア11を介してピニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達された回転力は、その前部12aからロータ3に伝達されるとともに中間ギア22により螺軸21に伝達され、螺軸21が糸巻取方向に回転する。
螺軸21が糸巻取方向に回転すると、係合部26aが螺旋状溝38に係合しながら係合部材26によりスライダ23が前後に往復移動し、スプール4が前後に往復移動する。このとき、係合部26a交差部分38aを通過する前に溝幅が狭い第1溝部38bを通過する。これにより、係合部26aの回動が規制され、交差部分38aを通過する際に交差部分38aの角部に係止部26aが接触しにくくなる。また、交差部分38aを通過すると、第2溝部38cに係合するが、この第2溝部38cは、溝幅が第1溝部38bより広いため、係合部26aが第2溝部38cに接触しにくくなる。さらに、第2溝部38cを通過すると第3溝部38dを通って第2溝部38bに係合部26aが係合する。このとき、第3溝部38dは、第2溝部38cより溝幅が狭く第1溝部38bより溝幅が広いので、溝幅が広い第2溝部38cから第3溝部38dを通って第2溝部38bに相対移動する際に、溝幅が狭い第1溝部38bに係合部26aがスムーズに案内される。そして、第4溝部38eに係合部26aが係合すると、移動方向が反転する。
ここでは、交差部分38aより回転方向下流側、すなわち、螺軸が糸巻取方向に回転する際に交差部分の相対移動方向の手前側で溝幅が狭い第1溝部38bに係合部材26が係合するので、係合部材26が交差部分38aの手前側で無駄に回動しにくくなり、係合部材26が交差部分38aの角部に接触しにくくなり異音の発生及び回転フィーリングの低下を抑えることができる。また、交差部分38aを過ぎると溝幅が広くなるので、第2溝部38cとの接触も少なくなり、回転のフィーリングの低下を抑えることができる。このため、係合部材26の無駄な回動を抑えて異音の発生及びフィーリングの劣化を抑えることができる。
また、螺軸21が回転すると、スライダ23が前後移動してロータ3が糸巻取方向に回転するとともにスプール4が前後に往復移動する。このときスライダ23は2本のガイド軸24a,24bにより案内されるので、スムーズに前後に案内される。
<第2実施形態>
図10において、本発明の第2実施形態を採用した両軸受リールは、リール本体101と、ハンドル組立体102と、ハンドル組立体102のリール本体101側に配置されたドラグ調整用のスタードラグ103と、スプール104とを備えている。ハンドル組立体102は、リール本体101の側方に配置されてスプール104を回転させるものである。ハンドル組立体102は、板状のアーム部102aと、アーム部102aの両端に回転自在に装着された把手(図示せず)と、を有している。
リール本体101は、フレーム105と、フレーム105の両側方に装着された第1側カバー106及び第2側カバー107と、フレーム105の前方に開閉自在に装着された前カバー110とを有している。
フレーム105は、所定の間隔をあけて互いに対向するように配置された1対の側板108、109と、これらの側板108、109を連結する複数の連結部111とを有している。フレーム105内には、スプール104と、スプール104に釣り糸を均一に巻くためのレベルワインド機構(往復移動機構の一例)115と、クラッチ操作具であってしかもサミングを行う場合の親指の当てとなるサムレスト117とが配置されている。
スプール104は、中央部を貫通するスプール軸116に回転不能に固定されている。
フレーム105と第2側カバー107との間には、ハンドル組立体102からの回転力をスプール104に伝えるための回転伝達機構118と、クラッチ機構113と、サムレスト117の操作に応じてクラッチ機構113の係脱を行うためのクラッチ係脱機構119と、ドラグ機構121と、キャスティングコントロール機構122とが配置されている。また、フレーム105と第1側カバー106との間には、キャスティング時のバックラッシュを抑えるための遠心ブレーキ機構123が配置されている。
回転伝達機構118は、ハンドル軸130に固定されたメインギア131と、メインギア131に噛み合う筒状のピニオンギア132とを有している。
<レベルワインド機構の構成>
レベルワインド機構115は、ハンドル組立体102の回転を伝達する連動機構(伝達機構の一例)124と、1対の側板108、109間に固定されスプール軸116と平行に配置されたガイド筒(案内部の一例)125と、ガイド筒125内に回転自在に支持され螺旋状溝138が形成された螺軸126と、釣り糸案内部127とを有している。釣り糸案内部127は、本体部材127aと、本体部材127aに装着され螺旋状溝126aに係合する係合部材127bと、を有している。
連動機構124は、螺軸126の端部に固定されたギア128aと、ハンドル軸130に回転不能に固定されギア128aに噛み合うギア128bとを有している。連動機構124は、ハンドル組立体102の回転を螺軸126に伝達する。
ガイド筒125は、スプール軸116と平行に配置されその外周面には軸方向に長い溝が形成されており、その溝から螺軸126に向けて本体部材127aに装着された係合部材127bが延びている。
螺軸126は、軸本体137と、軸本体137の外周面に形成された螺旋状溝138と、を有している。螺旋状溝138は、第1実施形態と同様な構成であり、図示しない第1〜第4溝部を有している。釣り糸案内部127の係合部材127bがこの螺旋状溝138に噛み合っている。このため、連動機構124を介して螺軸126が回転させられることにより、釣り糸案内部127はガイド筒125に沿って往復移動する。
次に、この両軸受リールの動作を説明する。
釣り糸を巻き取る際には、ハンドル組立体102を糸巻き取り方向に回す。ハンドル組立体102の回転はハンドル軸130に伝達され、さらにドラグ機構121を介して回転伝達機構118であるメインギア131及びピニオンギア132に伝達される。ピニオンギア132の回転は、クラッチ機構113を介してスプール軸116に伝達され、これによりスプール104が回転して釣り糸が巻き取られる。また、ハンドル組立体102の回転はハンドル軸130から、連動機構124であるギア128bからギア128aに伝達される。これにより螺軸126が回転し釣り糸案内部127は往復移動する。このとき、第1実施形態と同様に、係合部材127bが螺旋状溝138の交差部分を通過する前に溝幅が狭い第1溝部に係合し、それから交差部分を通って溝幅が広い第2溝部に至る。このため、第1実施形態と同様に、係合部材127bの無駄な回動を抑えて異音の発生及びフィーリングの劣化を抑えることができる。
一方、釣り糸を繰り出す場合には、図示しないクラッチレバーを操作してクラッチ機構113をオフする。これにより、スプール軸116とピニオンギア132との係合が解除され、スプール104はハンドル組立体102等と関係なく自由回転可能な状態になる。したがって、仕掛け等の重さによってスプール104が回転して釣り糸が繰り出される。
<特徴>
(1)本発明に係る螺軸21,126では、交差部分38aより回転方向下流側、すなわち、螺軸21,126が糸巻取方向に回転する際に交差部分38aの相対移動方向の手前側で溝幅が狭い第1溝部38bに係合部材26,127bが係合するので、係合部材26,127が交差部分38aの手前側で無駄に回動しにくくなり、係合部材26,127bが交差部分38aに接触しにくくなり異音の発生及び回転フィーリングの低下を抑えることができる。また、交差部分38aを過ぎると第2溝部38cに係合して溝幅が広くなるので、第2溝部38cとの接触も少なくなり、回転のフィーリングの低下を抑えることができる。このため、係合部材26,127bの無駄な回動を抑えて異音の発生及びフィーリングの劣化を抑えることができる。
(2)螺旋状溝38,138が等脚台形の断面形状であるので、同じ工具(例えばエンドミルEM)を利用して溝部38b〜38eの深さを変えることにより溝幅を変更することができる。このため、溝幅が異なる、例えば4種類の溝部を一種類の工具で連続して機械加工により形成できる。
また、溝部38b〜38eの深さの相違により溝幅を変えることができるので、溝深さを浅くすることにより溝幅を狭くすることができる。
(3)、螺旋状溝38,138において、第3溝部38dの溝幅は第2溝部38cの溝幅より狭く、かつ第1溝部38bの溝幅より広い。このため、第2溝部38cの回転方向上流側で第1溝部38bとの間に、第2溝部38cより溝幅が狭い第3溝部が形成される。これにより、第2溝部38cから第1溝部38bに係合部材26,127bが係合する際に第2溝部38cより溝幅が狭い第3溝部38dで係合部材26,127bを規制することができ、係合部材26,127bを第1溝部38bに案内しやすくなる。この結果、係合部材26,127bの回動をさらに抑えることができる。
(4)螺旋状溝38,138の両端部分に第2溝部38cより溝幅が広い第4溝部38eを形成しているので、曲率半径が小さく係合部材26,127bが接触しやすい両端部分の溝幅が一番広くなる。この結果、係合部材26,127bがスムーズに両端部分で動作しやすくなる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(a)スピニングリールの形態は、前記第1実施形態に限定されるものではなく、スプール軸がスライダに対して回転するリアドラグ型のものや、ハンドルが左右いずれかに固定されるハンドル固定型のものや、ロータをレバーで制動するレバーブレーキ型のスピニングリール等の全ての形態のスピニングリールに本発明を適用できる。
(b)両軸受リールの形態は、前記第2実施形態に限定されるものではなく、ハンドル装着側と逆側に螺軸にスプールの回転を伝達するものなど、すべてのレベルワインド機構付きの両軸受リールに本発明を適用できる。
(c)前記実施形態には、段階的に溝幅を変更したが、溝幅を連続的に平行するようにしても良い。たとえば、溝部の断面形状が等脚台形形状の場合、連続的に溝深さを変更して溝幅を変更するようにしても良い。
(d)前記実施形態では、断面形状の等脚台形形状にしたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、溝深さを一定にして溝幅だけを変更するようにしても良い。
(e)前記実施形態では、機械加工された金属製の螺軸を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、機械加工により原型を作成し、その原型を用いて型成形により螺軸を製造しても良い。この場合、金属製の他に合成樹脂製であっても良い。また、合成樹脂と金属とを組み合わせたものであっても良い。
1 ハンドル組立体
4 スプール
21,126 螺軸
22 中間ギア(伝達機構の一例)
23 スライダ
24 案内部
26,127b 係合部材
37,137 軸本体
38,138 螺旋状溝
38a 交差部分
38b 第1溝部
38c 第2溝部
38d 第3溝部
38e 第4溝部
40 ベールアーム(釣り糸案内部の一例)
124 連動機構(伝達機構の一例)
127 釣り糸案内部

Claims (7)

  1. 釣り用リールの釣り糸案内部とスプールとを相対的に往復移動させるのに使用される係合部材に係合する釣り用リールの螺軸であって、
    前記釣り用リールのハンドルの少なくとも糸巻取方向の回転に連動して回転可能な軸本体と、
    前記軸本体の外周面に前記係合部材に係合するように交差して形成され、前記軸本体が前記糸巻取方向に回転したときに交差部分より回転方向下流側に配置される第1溝部と、前記交差部分より回転方向上流側に配置され前記第1溝部より溝幅が広い第2溝部と、を有する螺旋状溝と、
    を備えた釣り用リールの螺軸。
  2. 前記螺旋状溝は、外周面側が溝底側より幅広な等脚台形の断面形状を有している、請求項1に記載の釣り用リールの螺軸。
  3. 前記螺旋状溝は、前記第1溝部の溝深さが前記第2溝部の溝深さより浅い、請求項2に記載の釣り用リールの螺軸。
  4. 前記螺旋状溝は、前記第2溝部より回転方向上流側に配置された第3溝部をさらに有し、前記第3溝部の溝幅は前記第2溝部の溝幅より狭く、かつ前記第1溝部の溝幅より広い、請求項2又は3に記載の釣り用リールの螺軸。
  5. 前記螺旋状溝は、前記交差する螺旋状溝の両端部分に配置され前記第2溝部より溝幅が広い第4溝部をさらに有する、請求項2から4のいずれか1項に記載の釣り用リールの螺軸。
  6. 前記釣り用リールとしてのスピニングリールの前記スプールを往復移動させる釣り用リールの往復移動機構であって、
    前記スプールに連結されたスプール軸に沿って配置される、請求項1から5のいずれか1項に記載の螺軸と、
    前記ハンドルの回転を前記螺軸に伝達する伝達機構と、
    前記螺旋状溝に係合する前記係合部材が回動自在に装着され、前記スプール軸が少なくとも軸方向移動不能に連結されるスライダと、
    前記スライダを往復移動方向に案内する案内部と、
    を備えた釣り用リールの往復移動機構。
  7. 前記釣り用リールとしての両軸受リールの前記釣り糸案内部を往復移動させる釣り用リールの往復移動機構であって、
    前記スプールに連結されたスプール軸に沿って配置される、請求項1から5のいずれか1項に記載の螺軸と、
    前記ハンドルの少なくとも前記糸巻取方向の回転を前記螺軸に伝達する伝達機構と、
    前記釣り糸案内部に回動自在に装着され前記螺旋状溝に係合する前記係合部材と、
    前記釣り糸案内部を前記往復移動方向に案内する案内部と、
    を備えた釣り用リールの往復移動機構。
JP2009014110A 2009-01-26 2009-01-26 釣り用リールの螺軸及びそれを用いた釣り用リールの往復移動機構 Active JP5143757B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009014110A JP5143757B2 (ja) 2009-01-26 2009-01-26 釣り用リールの螺軸及びそれを用いた釣り用リールの往復移動機構
US12/649,024 US8480020B2 (en) 2009-01-26 2009-12-29 Traverse camshaft for fishing reel and reciprocal movement mechanism for fishing reel employing the traverse camshaft
TW098145870A TWI439229B (zh) 2009-01-26 2009-12-30 釣魚用捲線器的橫向凸輪軸及使用其的釣魚用捲線器的往復移動機構
SG201000031-3A SG163480A1 (en) 2009-01-26 2010-01-04 Traverse camshaft for fishing reel and reciprocal movement mechanism for fishing reel employing the traverse camshaft
MYPI2010000062A MY153438A (en) 2009-01-26 2010-01-08 Traverse camhaf for fishing reel and reciprocal movement mechanism for fishing reel employing the traverse camshaft
KR1020100003716A KR101676855B1 (ko) 2009-01-26 2010-01-15 낚시용 릴의 트래버스 캠축 및 그것을 이용한 낚시용 릴의 왕복 이동 기구
CN2010101027732A CN101785447B (zh) 2009-01-26 2010-01-25 渔线轮用往复式绕线凸轮轴和使用该轴的往复移动机构
EP10151565A EP2210487B1 (en) 2009-01-26 2010-01-25 Traverse camshaft for fishing reel and reciprocal movement mechanism for fishing reel employing the traverse camshaft

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009014110A JP5143757B2 (ja) 2009-01-26 2009-01-26 釣り用リールの螺軸及びそれを用いた釣り用リールの往復移動機構

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010166882A true JP2010166882A (ja) 2010-08-05
JP2010166882A5 JP2010166882A5 (ja) 2012-03-01
JP5143757B2 JP5143757B2 (ja) 2013-02-13

Family

ID=42111064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009014110A Active JP5143757B2 (ja) 2009-01-26 2009-01-26 釣り用リールの螺軸及びそれを用いた釣り用リールの往復移動機構

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8480020B2 (ja)
EP (1) EP2210487B1 (ja)
JP (1) JP5143757B2 (ja)
KR (1) KR101676855B1 (ja)
CN (1) CN101785447B (ja)
MY (1) MY153438A (ja)
SG (1) SG163480A1 (ja)
TW (1) TWI439229B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014138560A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Shimano Inc スピニングリール
JP2019170343A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー. 両軸受リール

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8869687B1 (en) * 2008-10-07 2014-10-28 Cp Packaging, Inc. Adhesive joint construction for the frame of a food-processing machine
WO2011112918A2 (en) * 2010-03-11 2011-09-15 Atlanta Catheter Therapies, Inc. Atherectomy device
JP5956740B2 (ja) * 2011-11-08 2016-07-27 株式会社シマノ 釣り用リールのリール本体、釣り用リール及び釣り用リールのリール本体製造方法
JP6140956B2 (ja) * 2012-09-18 2017-06-07 株式会社シマノ スピニングリール
GB2515507A (en) * 2013-06-25 2014-12-31 Heligear Engineering H K Co Ltd Fishing reel
JP6472946B2 (ja) * 2013-08-16 2019-02-20 株式会社シマノ スピニングリール
JP6295047B2 (ja) * 2013-09-20 2018-03-14 株式会社シマノ 両軸受リール
WO2016009475A1 (ja) * 2014-07-14 2016-01-21 グローブライド株式会社 魚釣用リール
JP6462382B2 (ja) * 2015-01-29 2019-01-30 株式会社シマノ 係合ピン及び係合ピンを有する釣り用リールの往復移動機構
JP6656813B2 (ja) * 2015-03-10 2020-03-04 株式会社シマノ 釣り用リールの往復移動機構及び釣り用リール
CN104904687B (zh) * 2015-05-18 2017-07-04 宁波中源欧佳渔具股份有限公司 可单手装卸摇臂总成的渔线轮
CN107873662A (zh) * 2016-09-30 2018-04-06 宁波海宝渔具有限公司 可变速的钓鱼用两轴式卷线器
US10785970B1 (en) * 2017-09-06 2020-09-29 Thomas Sandstrom Spinning type fishing reel with bi-directionally rotating rotor with drag control to prevent line twist
JP6965074B2 (ja) * 2017-09-22 2021-11-10 株式会社シマノ スピニングリールのロータ制動装置
CN108477090B (zh) * 2018-05-31 2024-05-14 扬州源升机械有限公司 一种封闭式渔线轮

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623456U (ja) * 1992-08-28 1994-03-29 株式会社シマノ 釣り用リールの往復作動機構
JPH11346611A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リール
JP2000247424A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Asmo Co Ltd 往復移動機構、スライドピース、ガイド軸体及び商品押出装置

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1387855A (en) * 1921-08-16 Beversiito
US1635629A (en) * 1927-07-12 Line distributor for fishing reels
US399588A (en) * 1889-03-12 Line-guide for fishing-rods
US983013A (en) * 1910-06-22 1911-01-31 Isaac D Wright Fishing-reel.
US1448786A (en) * 1921-10-22 1923-03-20 James P Breen Level winder for reels
US1663801A (en) * 1924-07-19 1928-03-27 Jr Joe Kautzky Free-spool level-wind fish reel
US1557450A (en) * 1924-09-13 1925-10-13 Fulda Edward Rewinding device
US2155753A (en) * 1937-03-15 1939-04-25 George A Cook Fishing line distributor
US2251838A (en) * 1939-03-17 1941-08-05 American Thread Co Reciprocating mechanism
US2641418A (en) * 1947-04-25 1953-06-09 Miller Joe Wheeler Fishing reel
US2609161A (en) * 1950-12-01 1952-09-02 Kjall G Guhlin Level wind reel
US3407262A (en) * 1966-12-27 1968-10-22 Bouligny Inc R H Winding machine traverse cam and follower therefor
US3598334A (en) * 1970-01-20 1971-08-10 Oscar Fleischer Level wind guide attachment for fishing reels
US3690579A (en) * 1971-11-15 1972-09-12 Northrop Carolina Inc Textile thread winder with improved thread traversing mechanism
US4023421A (en) * 1975-11-17 1977-05-17 International Business Machines Corporation Reversing lead screw construction
JPS5675876U (ja) 1979-11-17 1981-06-20
JP3472021B2 (ja) * 1996-02-21 2003-12-02 ダイワ精工株式会社 魚釣用両軸受型リ−ル
JP2000139293A (ja) 1998-11-09 2000-05-23 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リ−ル
JP2001321041A (ja) * 2000-05-18 2001-11-20 Shimano Inc スピニングリールの往復移動装置
JP2003079291A (ja) * 2001-09-12 2003-03-18 Shimano Inc スピニングリールの往復移動機構
JP2004081077A (ja) 2002-08-26 2004-03-18 Shimano Inc スピニングリールの往復移動装置
JP4314119B2 (ja) 2004-01-09 2009-08-12 株式会社シマノ スピニングリールの往復移動装置
US7568650B2 (en) * 2005-04-20 2009-08-04 Kore Gear, Inc. Level wind mechanism
JP5190160B2 (ja) 2007-07-05 2013-04-24 ボーグワーナー インコーポレーテッド チェーンテンショナまたはチェーンガイド、ならびにそれらの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623456U (ja) * 1992-08-28 1994-03-29 株式会社シマノ 釣り用リールの往復作動機構
JPH11346611A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リール
JP2000247424A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Asmo Co Ltd 往復移動機構、スライドピース、ガイド軸体及び商品押出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014138560A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Shimano Inc スピニングリール
JP2019170343A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー. 両軸受リール
JP7137952B2 (ja) 2018-03-29 2022-09-15 シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー. 両軸受リール

Also Published As

Publication number Publication date
CN101785447B (zh) 2013-11-20
US20100187346A1 (en) 2010-07-29
SG163480A1 (en) 2010-08-30
TWI439229B (zh) 2014-06-01
TW201039747A (en) 2010-11-16
EP2210487B1 (en) 2013-03-20
KR20100087249A (ko) 2010-08-04
US8480020B2 (en) 2013-07-09
JP5143757B2 (ja) 2013-02-13
CN101785447A (zh) 2010-07-28
MY153438A (en) 2015-02-13
KR101676855B1 (ko) 2016-11-17
EP2210487A1 (en) 2010-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5143757B2 (ja) 釣り用リールの螺軸及びそれを用いた釣り用リールの往復移動機構
JP2010166882A5 (ja)
JP4804279B2 (ja) スピニングリール
JP5008321B2 (ja) スピニングリールの往復移動機構
JP6295047B2 (ja) 両軸受リール
US7802744B2 (en) Spinning reel
KR101855893B1 (ko) 듀얼 베어링 릴의 드래그 기구
JP2014155470A5 (ja)
JP2007097576A5 (ja)
JP2014155470A (ja) 両軸受リールのピニオンギア及びそれを備えた両軸受リール
JP2015057997A5 (ja)
JP5777873B2 (ja) 釣り用リールのギア装着構造
JP5607315B2 (ja) スピニングリールのドラグつまみ
JP2010279259A5 (ja)
JP2003079291A (ja) スピニングリールの往復移動機構
US6460792B1 (en) Spinning reel rotation transmission device
JP5680335B2 (ja) スピニングリールのスプール
JP6376756B2 (ja) 釣用リールの往復移動機構
JP2010166837A (ja) スピニングリールのピニオンギア
JP5270283B2 (ja) スピニングリールのマスターギア、及び回転伝達機構
JP2010172272A (ja) スピニングリールの往復移動機構
EP2036431A1 (en) Spinning reel
JP2015128403A5 (ja)
JP2006197899A (ja) 魚釣用スピニングリール
JP6688603B2 (ja) スピニングリールのロータ、及びスピニングリール

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5143757

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250