JP2010166108A - 遅延回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】遅延時間が電源電圧に依存せず、入力信号がローからハイになる時とハイからローになる時との遅延時間が等しい遅延回路を提供する。
【解決手段】容量17の電圧(内部電圧Va)が接地電圧VSSから定電流インバータ19の反転閾値電圧(NMOS16の閾値電圧Vtn)よりも高い電圧になるまでの時間が遅延時間になるので、遅延時間は接地電圧VSSを基準にして決まる。また、内部遅延回路20でも同様である。入力信号Vinがハイになると、遅延回路は内部遅延回路10による遅延時間を使用し、入力信号Vinがローになると、遅延回路は内部遅延回路20による遅延時間を使用し、これらの内部遅延回路10及び内部遅延回路20は同一である。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力信号を遅延させて出力する遅延回路に関する。
従来の遅延回路について説明する。図7は、従来の遅延回路を示す図である。図8は、従来の遅延時間を示すタイムチャートである。
入力信号Vinがローからハイになる時(LtoH時)、インバータ91により、PMOSトランジスタ(PMOS)92及びNMOSトランジスタ(NMOS)95のゲート電圧がローになり、PMOS92がオンし、NMOS95がオフする。すると、PMOS92によって容量96が充電されるので、内部電圧Vxが徐々に高くなる。入力信号VinがハイになってからLtoH時の遅延時間Txが経過し、内部電圧Vxがバッファ97の反転閾値電圧Vtiよりも高くなると、出力信号Voutがハイになる。
また、入力信号Vinがハイからローになる時(HtoL時)、インバータ91により、PMOSトランジスタ(PMOS)92及びNMOSトランジスタ(NMOS)95のゲート電圧がハイになり、PMOS92がオフし、NMOS95がオンする。すると、PMOS92によって容量96が放電するので、内部電圧Vxが徐々に低くなる。入力信号VinがローになってからHtoL時の遅延時間Tyが経過し、内部電圧Vxがバッファ97の反転閾値電圧Vtiよりも低くなると、出力信号Voutがローになる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−096661号公報(図5)
しかし、従来の技術では、電源電圧VDDが変化すると、インバータ(図示せず)等で構成されるバッファ97の反転閾値電圧Vtiも変化してしまう。すると、LtoH時の遅延時間Tx及びHtoL時の遅延時間Tyも変化してしまう。
また、バッファ97のPMOS(図示せず)及びNMOS(図示せず)の製造ばらつきにより、反転閾値電圧Vtiが電圧(VDD/2)にならなくなってしまう危険性がある。すると、LtoH時の遅延時間TxとHtoL時の遅延時間Tyとが異なってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、遅延時間が電源電圧に依存せず、入力信号がローからハイになる時とハイからローになる時との遅延時間が等しい遅延回路を提供する。
本発明は、上記課題を解決するため、入力信号を遅延させて出力する遅延回路において、接地端子に設けられる容量と、前記入力信号に基づいてオンして第一電流源によって前記容量を充電させる充電用スイッチ、及び、前記入力信号に基づいてオンして前記容量を放電させる放電用スイッチを有する第一インバータと、第二電流源及びNMOSトランジスタを有し、前記充電用スイッチがオンしてから遅延時間が経過することによって前記容量が充電され、前記容量の電圧が前記NMOSトランジスタの閾値電圧に基づいた反転閾値電圧よりも高くなると、ローの出力信号を出力する定電流インバータと、を有する第一〜第二内部遅延回路と、前記第一〜第二内部遅延回路の各出力信号に基づき、出力信号を出力する選択回路と、を備え、前記入力信号がハイになって前記遅延時間が経過すると、前記第一内部遅延回路の前記定電流インバータの出力信号がローになり、前記入力信号がローになって前記遅延時間が経過すると、前記第二内部遅延回路の前記定電流インバータの出力信号がローになることを特徴とする遅延回路を提供する。
本発明では、容量の電圧が接地電圧からNMOSトランジスタの閾値電圧に基づいた反転閾値電圧よりも高い電圧になるまでの時間が遅延時間になるので、遅延時間は接地電圧を基準にして決まる。よって、遅延時間は電源電圧に依存しない。
また、入力信号がハイになると、遅延回路は第一内部遅延回路による遅延時間を使用し、入力信号がローになると、遅延回路は第二内部遅延回路による遅延時間を使用し、これらの第一〜第二内部遅延回路は同一である。よって、入力信号がハイになる時とローになる時との遅延時間は等しくなる。
遅延回路を示す図である。 遅延時間を示すタイムチャートである。 内部電圧を示すタイムチャートである。 遅延回路を示す図である。 遅延時間を示すタイムチャートである。 内部電圧を示すタイムチャートである。 従来の遅延回路を示す図である。 従来の遅延時間を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<第一実施形態>まず、遅延回路の構成について説明する。図1は、遅延回路を示す図である。
ここで、内部遅延回路10と内部遅延回路20とは、図中異なる符号を持つが、等しい構成になっている。
[要素]遅延回路は、インバータ40、内部遅延回路10、内部遅延回路20及び選択回路30を備える。内部遅延回路10は、電流源11、インバータ11a、容量17、定電流インバータ19及びインバータ18を有する。インバータ11aは、PMOSトランジスタ(PMOS)14及びNMOSトランジスタ(NMOS)15を有する。定電流インバータ19は、電流源13及びNMOS16を有する。選択回路30は、ラッチ31を有する。
[要素の接続関係]遅延回路の入力端子と内部遅延回路10の入力端子とはインバータ40を介して接続する。遅延回路の入力端子と内部遅延回路20の入力端子とは接続する。内部遅延回路10の出力端子と選択回路30の第一入力端子とは接続する。内部遅延回路20の出力端子と選択回路30の第二入力端子とは接続する。選択回路30の出力端子と遅延回路の出力端子とは接続する。
遅延回路の入力端子は、インバータ40を介してPMOS14及びNMOS15のゲートに接続され、PMOS24及びNMOS25のゲートに接続される。NMOS15は、ソースを接地端子に接続される。PMOS14は、ソースを電源端子に電流源11を介して接続される。容量17は、PMOS14のドレイン及びNMOS15のドレインの接続点と接地端子との間に設けられる。NMOS16は、ゲートをPMOS14のドレイン及びNMOS15のドレインの接続点に接続され、ソースを接地端子に接続され、ドレインを電源端子に電流源13を介して接続される。インバータ18は、入力端子を電流源13とNMOS16のドレインとの接続点に接続され、出力端子をラッチ31のセット端子Sに接続される。ここで、内部遅延回路10と内部遅延回路20とで、インバータ18及びインバータ28の入力端子の接続先が異なり、インバータ18及びインバータ28の出力端子の接続先が異なる。インバータ28は、出力端子をラッチ31のリセット端子Rに接続される。ラッチ31は、出力端子Qを遅延回路の出力端子に接続される。
[要素の機能]入力信号Vinがハイになってインバータ40の出力信号がローになると、PMOS14はオンして電流源11によって容量17を充電させる。入力信号Vinがハイになると、NMOS25はオンして容量27を放電させる。また、入力信号Vinがローになってインバータ40の出力信号がハイになると、NMOS15はオンして容量17を放電させる。入力信号Vinがローになると、PMOS24はオンして電流源21によって容量27を充電させる。
PMOS14がオンしてから遅延時間が経過することによって容量17が充電され、内部電圧Vaが定電流インバータ19の反転閾値電圧(NMOS16の閾値電圧Vtn)よりも高くなると、定電流インバータ19はローの出力信号を出力する。この時、インバータ18はハイの出力信号を出力する。また、内部遅延回路20でも同様である。
つまり、入力信号Vinがハイになってインバータ40の出力信号がローになって遅延時間が経過すると、定電流インバータ19の出力信号がローになり、内部電圧Vbがハイになる。また、入力信号Vinがローになって遅延時間が経過すると、定電流インバータ29の出力信号がローになり、内部電圧Vdがハイになる。内部電圧Vb及び内部電圧Vdに基づき、ラッチ31は出力信号Voutを出力する。
次に、遅延回路の動作について説明する。図2は、遅延時間を示すタイムチャートである。
[t1≦t<t2の時の動作]入力信号Vinがハイになると、インバータ40の出力信号はローになり、PMOS14がオンし、NMOS15がオフする。すると、電流源11が容量17を充電するので、内部電圧Vaが緩やかに高くなる。ここで、内部電圧Vaは定電流インバータ19の反転閾値電圧(NMOS16の閾値電圧Vtn)よりも低いので、NMOS16はオフし、NMOS16のドレイン電圧(定電流インバータ19の出力信号)はハイになり、内部電圧Vbはローになる。
また、PMOS24がオフし、NMOS25がオンする。すると、内部電圧Vcは急峻にローになる。よって、NMOS26がオフし、NMOS26のドレイン電圧がハイになり、内部電圧Vdはローになる。
[t2≦t<t3の時の動作]内部電圧Vaが定電流インバータ19の反転閾値電圧(NMOS16の閾値電圧Vtn)よりも高くなると、NMOS16はオンし、NMOS16のドレイン電圧(定電流インバータ19の出力信号)はローになり、内部電圧Vbはハイになる。この時、ラッチ31では、セット端子Sがハイになるので、出力端子Q(出力信号Vout)もハイになる。ここで、入力信号Vinがハイになってから出力信号Voutがハイになるまでの間に、遅延時間Taが存在する。この遅延時間Taは、電流源11と容量17と定電流インバータ19の反転閾値電圧(NMOS16の閾値電圧Vtn)とによって決まる。
[t3≦t<t4の時の動作]入力信号Vinがローになると、PMOS24がオンし、NMOS25がオフする。すると、電流源21が容量27を充電するので、内部電圧Vcが緩やかに高くなる。ここで、内部電圧Vcは定電流インバータ29の反転閾値電圧(NMOS26の閾値電圧Vtn)よりも低いので、NMOS26はオフし、NMOS26のドレイン電圧(定電流インバータ29の出力信号)はハイになり、内部電圧Vdはローになる。
また、インバータ40の出力信号はハイになり、PMOS14がオフし、NMOS15がオンする。すると、内部電圧Vaは急峻にローになる。よって、NMOS16がオフし、NMOS16のドレイン電圧がハイになり、内部電圧Vbはローになる。
[t4≦tの時の動作]内部電圧Vcが定電流インバータ29の反転閾値電圧(NMOS26の閾値電圧Vtn)よりも高くなると、NMOS26はオンし、NMOS26のドレイン電圧(定電流インバータ29の出力信号)はローになり、内部電圧Vdはハイになる。この時、ラッチ31では、リセット端子Rがハイになるので、出力端子Q(出力信号Vout)はローになる。ここで、入力信号Vinがローになってから出力信号Voutがローになるまでの間に、遅延時間Taが存在する。
ここで、入力電圧Vinがハイからローになって直後にローからハイになる時における内部電圧Vaについて説明する。図3は、内部電圧を示すタイムチャートである。
[t11≦t<t12の時の動作]入力信号Vinがハイになると、前述のように、内部電圧Vaは緩やかに高くなる。
[t12≦t<t13の時の動作]入力信号Vinがローになると、前述のように、内部電圧Vaは急峻にローになる。
[t13≦t<t14の時の動作]入力信号Vinがハイになると、前述のように、内部電圧Vaが緩やかに高くなる。
[t14≦tの時の動作]内部電圧Vaが定電流インバータ19の反転閾値電圧(NMOS16の閾値電圧Vtn)よりも高くなると、前述のように、出力端子Q(出力信号Vout)がハイになる。ここで、入力信号Vinがハイになってから出力信号Voutがハイになるまでの間に、遅延時間Ta(Ta=t14−t13)が存在する。
[効果]このようにすると、容量17の電圧(内部電圧Va)が接地電圧VSSから定電流インバータ19の反転閾値電圧(NMOS16の閾値電圧Vtn)よりも高い電圧になるまでの時間が遅延時間Taになるので、遅延時間Taは接地電圧VSSを基準にして決まる。よって、遅延時間Taは電源電圧VDDに依存しない。また、内部遅延回路20でも同様である。
また、入力信号Vinがハイになると、遅延回路は内部遅延回路10による遅延時間Taを使用し、入力信号Vinがローになると、遅延回路は内部遅延回路20による遅延時間Taを使用し、これらの内部遅延回路10及び内部遅延回路20は同一である。よって、入力信号Vinがハイになる時とローになる時との遅延時間は等しくなる。
また、入力信号Vinがハイからローになる場合、遅延時間Taが直ちにリセットされる。よって、その後における入力信号Vinがローからハイになる時の遅延時間Taが正確である。入力信号Vinがローからハイになる場合も同様である。
[補足]なお、選択回路30はラッチ31であるが、図示しないが、これに限定されない。選択回路30は、内部電圧Vbと内部電圧Vdとを選択して出力する回路であれば良い。
<第二実施形態>まず、遅延回路の構成について説明する。図4は、遅延回路を示す図である。
[要素]第二実施形態の遅延回路では、第一実施形態と比較すると、電流源12が追加される。
[要素の接続関係]第二実施形態の遅延回路では、第一実施形態と比較すると、電流源12はNMOS15のソースと接地端子との間に設けられる。
[要素の機能]入力信号Vinがハイになってインバータ40の出力信号がローになると、PMOS14はオンして電流源11によって容量17を充電させる。入力信号Vinがハイになると、NMOS25はオンして電流源22によって容量27を放電させる。また、入力信号Vinがローになってインバータ40の出力信号がハイになると、NMOS15はオンして電流源12によって容量17を放電させる。入力信号Vinがローになると、PMOS24はオンして電流源21によって容量27を充電させる。
次に、遅延回路の動作について説明する。図5は、遅延時間を示すタイムチャートである。
[t1≦t<t3の時の動作]ここで、図2では、入力信号Vinがハイになると、PMOS24がオフし、NMOS25がオンし、内部電圧Vcは急峻にローになっている。しかし、図5中のAに示すように、電流源22の放電により、内部電圧Vcは緩やかに低くなる。
これに伴い、図2では、内部電圧Vdも急峻にローになっているが、図5中のBに示すように、電流源22の放電により、内部電圧Vcが電源電圧VDDから反転閾値電圧Vtnよりも低い電圧になり、つまり、所定時間が経過することが必要になり、その後、内部電圧Vdが急峻にローになる。
[t3≦tの時の動作]ここで、図2では、入力信号Vinがローになると、インバータ40の出力信号はハイになり、PMOS14がオフし、NMOS15がオンし、内部電圧Vaは急峻にローになっている。しかし、図5中のCに示すように、電流源12の放電により、内部電圧Vaは緩やかに低くなる。なお、ここでの所定時間は遅延時間として使用されない。
これに伴い、図2では、内部電圧Vbも急峻にローになっているが、図5中のDに示すように、電流源12の放電により、内部電圧Vaが電源電圧VDDから反転閾値電圧Vtnよりも低い電圧になり、つまり、所定時間が経過することが必要になり、その後、内部電圧Vbが急峻にローになる。なお、ここでの所定時間は遅延時間として使用されない。
ここで、入力電圧Vinがハイからローになって直後にローからハイになる時における内部電圧Vaについて説明する。図6は、内部電圧を示すタイムチャートである。
[t11≦t<t12の時の動作]入力信号Vinがハイになると、前述のように、内部電圧Vaは緩やかに高くなる。
[t12≦t<t13の時の動作]入力信号Vinがローになると、前述のように、内部電圧Vaは緩やかに低くなる。
[t13≦t<t14の時の動作]入力信号Vinがハイになると、前述のように、内部電圧Vaが緩やかに高くなる。
[t14≦tの時の動作]内部電圧Vaが定電流インバータ19の反転閾値電圧(NMOS16の閾値電圧Vtn)よりも高くなると、前述のように、出力端子Q(出力信号Vout)がハイになる。ここで、入力信号Vinがハイになってから出力信号Voutがハイになるまでの間に、遅延時間Ta(Ta=t14−t13)が存在する。
[効果]また、入力信号Vinがハイからローになる場合、遅延時間Taが直ちにリセットされないで緩やかにリセットされる。よって、ノイズ等によって入力信号Vinがハイからローになり、その後、入力信号Vinがハイになる場合、遅延時間Taが0から再カウントされなくなる。入力信号Vinがローからハイになる場合も同様である。
10、20 内部遅延回路
11、21 電流源
11a、18、21a、28 インバータ
13、23 電流源
14、24 PMOSトランジスタ(PMOS)
15〜16、25〜26 NMOSトランジスタ(NMOS)
17、27 容量
19、29 定電流インバータ
30 選択回路
31 ラッチ
40 インバータ

Claims (5)

  1. 入力信号を遅延させて出力する遅延回路において、
    接地端子に設けられる容量と、前記入力信号に基づいてオンして第一電流源によって前記容量を充電させる充電用スイッチ、及び、前記入力信号に基づいてオンして前記容量を放電させる放電用スイッチを有する第一インバータと、第二電流源及びNMOSトランジスタを有し、前記充電用スイッチがオンしてから遅延時間が経過することによって前記容量が充電され、前記容量の電圧が前記NMOSトランジスタの閾値電圧に基づいた反転閾値電圧よりも高くなると、ローの出力信号を出力する定電流インバータと、を有する第一〜第二内部遅延回路と、
    前記第一〜第二内部遅延回路の各出力信号に基づき、出力信号を出力する選択回路と、
    を備え、
    前記入力信号がハイになって前記遅延時間が経過すると、前記第一内部遅延回路の前記定電流インバータの出力信号がローになり、前記入力信号がローになって前記遅延時間が経過すると、前記第二内部遅延回路の前記定電流インバータの出力信号がローになることを特徴とする遅延回路。
  2. 前記遅延回路は、前記遅延回路の入力端子と前記第一内部遅延回路の入力端子との間に設けられる第二インバータをさらに備え、
    前記第一〜第二内部遅延回路は、前記定電流インバータの出力端子に設けられる第三インバータをそれぞれさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の遅延回路。
  3. 前記定電流インバータは、
    電源端子と前記定電流インバータの出力端子との間に設けられる前記第二電流源と、
    ゲートを前記定電流インバータの入力端子に接続され、ソースを接地端子に接続され、ドレインを前記定電流インバータの出力端子に接続される前記NMOSトランジスタと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の遅延回路。
  4. 前記選択回路は、セット端子を前記第一内部遅延回路の出力端子に接続され、リセット端子を前記第二内部遅延回路の出力端子に接続され、出力端子を前記遅延回路の出力端子に接続されるラッチであることを特徴とする請求項1記載の遅延回路。
  5. 前記第一インバータは、前記充電用スイッチ及び前記入力信号に基づいてオンして第三電流源によって前記容量を放電させる前記放電用スイッチを有することを特徴とする請求項1記載の遅延回路。
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