JP2007267190A - 出力バッファ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オーバーシュートやアンダーシュートを抑えたまま、出力信号の遅れやスルーレートの悪化を防止することができる出力バッファ回路を提供する。
【解決手段】 第1の期間に先立つ第2の期間(Nチャネル出力トランジスタ12がオフ状態にある期間)において、Pチャネルトランジスタ16をオン状態にして容量素子20に電荷が蓄積されていない状態にしておき、第1の期間において、Pチャネルトランジスタ14をオン状態にして、出力端子22とノードN2を容量素子20を介してアナログ的に接続し、ノードN2が‘L’レベルから‘H’レベルに遷移するための応答を速くして出力信号Bの遅れやスルーレートの悪化を防止するとともに出力信号Bが‘H’レベルから‘L’レベルに変化する時に発生するアンダーシュートを抑制する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、出力バッファ回路に関する。
一般に、半導体集積回路には、その半導体集積回路の内部で生成された信号を出力端子を介して、その半導体集積回路の外部に出力するための出力バッファ回路が備えられている。このような出力バッファ回路において、その出力バッファ回路から出力される信号に発生するオーバーシュートやアンダーシュートを抑制する技術が知られている。
図6は、従来の、オーバーシュートおよびアンダーシュートの抑制が図られた出力バッファ回路を示す図である。
図6に示す出力バッファ回路100には、ソースSにVDD電位が供給されドレインDが出力端子22に接続されたPチャネル出力トランジスタ11が備えられている。また、この出力バッファ回路100には、ソースSにGND電位が供給されドレインDが出力端子22に接続されたNチャネル出力トランジスタ12が備えられている。
さらに、この出力バッファ回路100には、出力端子22にそれぞれの一端が接続された容量素子19,20が備えられている。
また、この出力バッファ回路100には、入力端子21から入力される入力信号Aの論理レベルに応じて、Pチャネル出力トランジスタ11のゲートGの電位を変化させることによってそのPチャネル出力トランジスタ11のオン、オフ状態を制御するインバータ17と、Nチャネル出力トランジスタ12のゲートGの電位を変化させることによってそのNチャネル出力トランジスタ12のオン、オフ状態を制御するインバータ18が備えられている。このように構成された出力バッファ回路100では、以下に説明するようにして、オーバーシュートおよびアンダーシュートの抑制が図られている。
最初の時点では、入力信号Aは‘L’レベルにあるものとする。このため、インバータ17,18からは共に‘H’レベルが出力されている。従って、ノードN1,N2は共に‘H’レベルにある。これら‘H’レベルがPチャネル出力トランジスタ11,Nチャネル出力トランジスタ12のゲートGに印加されているため、Pチャネル出力トランジスタ11,Nチャネル出力トランジスタ12は、オフ状態,オン状態にある。従って、出力信号B1は‘L’レベルにある。
ここで、入力信号Aが‘L’レベルから‘H’レベルに遷移する。すると、ノードN1,N2が共に‘L’レベルになる。このため、Pチャネル出力トランジスタ11,Nチャネル出力トランジスタ12は、オン状態,オフ状態に変化する。従って、出力信号B1は‘L’レベルから‘H’レベルへと変化する。ここで、出力端子22とノードN1との間には、容量素子19が配備されているため、出力信号B1が‘H’レベルに変化した時点で発生するオーバーシュートは、この容量素子19を介してノードN1に向けて帰還される。従って、オーバーシュートを抑制することができる。
次いで、入力信号Aが‘H’レベルから‘L’レベルに遷移すると、ノードN1,N2は共に‘H’レベルになる。このため、Pチャネル出力トランジスタ11,Nチャネル出力トランジスタ12は、オフ状態,オン状態になり、出力信号B1は‘H’レベルから‘L’レベルへと変化する。ここで、出力端子22とノードN2との間には、容量素子20が配備されているため、出力信号B1が‘L’レベルに変化した時点で発生するアンダーシュートは、この容量素子20を介してノードN2に向けて帰還される。従って、アンダーシュートを抑制することができる。このような技術を採用したCMOS出力バッファ回路が特許文献1に提案されている。
特開平5−136684号公報
しかし、上述した従来の技術では、以下の問題を抱えている。入力信号Aが‘L’レベルでノードN1が‘H’レベルであり、出力信号B1が‘L’レベルであるとき、容量素子19の両端には‘H’レベルと‘L’レベルとの差に対応する電圧が印加されており、この電圧に対応する電荷が蓄積されている。この状態から、入力信号Aが‘L’レベルから‘H’レベルに遷移すると、ノードN1は‘H’レベルから‘L’レベルに遷移を開始するものの、容量素子19に蓄積された電荷を放電(ディスチャージ)するための時間が必要とされる。従って、ノードN1の‘H’レベルから‘L’レベルへの遷移は、容量素子19に蓄積されている電荷をディスチャージする時間分だけ遅れることとなる。同様に、入力信号Aが‘H’レベルから‘L’レベルに遷移すると、ノードN2は‘L’レベルから‘H’レベルに遷移を開始するものの、容量素子20に蓄積された電荷をディスチャージするための時間が必要とされる。従って、ノードN2の‘L’レベルから‘H’レベルへの遷移は、容量素子20に電荷をチャージする時間分だけ遅れることとなる。この結果、出力信号B1のタイミングが遅れたり出力信号B1のスルーレートが悪化するという問題を抱えている。
本発明は、上記事情に鑑み、オーバーシュートやアンダーシュートを抑えたまま、出力信号の遅れやスルーレートの悪化を防止することができる出力バッファ回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の出力バッファ回路のうちの第1の出力バッファ回路は、ソースにVDD電位とGND電位とのうちの一方が供給され、ドレインが出力端子に接続された出力トランジスタと、一端が上記出力端子に接続された容量素子と、上記出力トランジスタのゲート電位を変化させることによってその出力トランジスタのオン、オフ状態を制御する駆動回路とを備えた出力バッファ回路において、
上記容量素子の他端を上記出力トランジスタのゲートに接続する第1のスイッチと、その容量素子の他端に上記VDD電位とGND電位との他方を供給する第2のスイッチとを有し、
上記出力トランジスタがオフ状態からオン状態に変化するように上記駆動回路がその出力トランジスタのゲート電位を変化させる第1の期間に、上記第1のスイッチをオン状態にするとともに上記第2のスイッチをオフ状態にし、
上記第1の期間に先立つ上記出力トランジスタがオフ状態にある第2の期間に、上記第1のスイッチをオフ状態にするとともに上記第2のスイッチをオン状態にすることを特徴とする。
本発明の第1の出力バッファ回路は、第1の期間に先立つ第2の期間(出力トランジスタがオフ状態にある期間)において、第2のスイッチをオン状態にして、容量素子に電荷が蓄積されていない状態にしておき、第1の期間において、第1のスイッチをオン状態にして、出力端子と出力トランジスタのゲートを容量素子を介してアナログ的に接続するものである。このため、出力信号が‘L’レベルから‘H’レベル(あるいは‘H’レベルから‘L’レベル)に変化した時点で発生するオーバーシュート(あるいはアンダーシュート)を抑制するとともに、出力トランジスタが‘H’レベルから‘L’レベル(あるいは‘L’レベルから‘H’レベル)に遷移するための応答時間を速くして出力信号の遅れやスルーレートの悪化を防止することができる。
ここで、本発明の第1の出力バッファ回路における上記駆動回路が入力信号を反転して上記出力トランジスタのゲートに供給するインバータを含み、
上記第1および第2のスイッチは、上記入力信号の論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化することが好ましい。
このようにすると、回路構成を簡素化することができる。
また、上記目的を達成する本発明の出力バッファ回路のうちの第2の出力バッファ回路は、ソースにVDD電位が供給されドレインが出力端子に接続されたPチャネル出力トランジスタと、ソースにGND電位が供給されドレインが上記出力端子に接続されたNチャネル出力トランジスタと、上記出力端子にそれぞれの一端が接続された第1および第2の容量素子と、上記Pチャネル出力トランジスタのゲート電位を変化させることによってそのPチャネル出力トランジスタのオン、オフ状態を制御する第1の駆動回路と、上記Nチャネル出力トランジスタのゲート電位を変化させることによってそのNチャネル出力トランジスタのオン、オフ状態を制御する第2の駆動回路とを備えた出力バッファ回路において、
上記第1の容量素子の他端を上記Pチャネル出力トランジスタのゲートに接続する第1のスイッチと、その第1の容量素子の他端に上記GND電位を供給する第2のスイッチと、
上記第2の容量素子の他端を上記Nチャネル出力トランジスタのゲートに接続する第3のスイッチと、その第2の容量素子の他端に上記VDD電位を供給する第4のスイッチとを有し、
上記Pチャネル出力トランジスタがオフ状態からオン状態に変化するように上記第1の駆動回路がそのPチャネル出力トランジスタのゲート電位を変化させる第1の期間に、上記第1のスイッチをオン状態にするとともに上記第2のスイッチをオフ状態にし、上記第1の期間に先立つ上記Pチャネル出力トランジスタがオフ状態にある第2の期間に、上記第1のスイッチをオフ状態にするとともに上記第2のスイッチをオン状態にし、
上記Nチャネル出力トランジスタがオフ状態からオン状態に変化するように上記第2の駆動回路がそのNチャネル出力トランジスタのゲート電位を変化させる第3の期間に、上記第3のスイッチをオン状態にするとともに上記第4のスイッチをオフ状態にし、上記第3の期間に先立つ上記Nチャネル出力トランジスタがオフ状態にある第4の期間に、上記第3のスイッチをオフ状態にするとともに上記第4のスイッチをオン状態にすることを特徴とする。
本発明の第2の出力バッファ回路は、第1の期間に先立つ第2の期間(Pチャネル出力トランジスタがオフ状態にある期間)において、第2のスイッチをオン状態にして、第1の容量素子に電荷が蓄積されていない状態にしておき、第1の期間において、第1のスイッチをオン状態にして、出力端子とPチャネル出力トランジスタのゲートを第1の容量素子を介してアナログ的に接続するものである。このため、出力信号が‘L’レベルから‘H’レベルに変化した時点で発生するオーバーシュートを抑制するとともに、出力トランジスタのゲートが‘H’レベルから‘L’レベルに遷移するための応答時間を速くして出力信号の遅れやスルーレートの悪化を防止することができる。
本発明の第2の出力バッファ回路は、また、第3の期間に先立つ第4の期間(Nチャネル出力トランジスタがオフ状態にある期間)において、第4のスイッチをオン状態にして、第2の容量素子に電荷が蓄積されていない状態にしておき、第3の期間において、第3のスイッチをオン状態にして、出力端子とNチャネル出力トランジスタのゲートを第2の容量素子を介してアナログ的に接続するものである。このため、出力信号が‘H’レベルから‘L’レベルに変化した時点で発生するアンダーシュートを抑制するとともに、Nチャネル出力トランジスタのゲートが‘L’レベルから‘H’レベルに遷移するための応答を速くして出力信号の遅れやスルーレートの悪化を防止することができる。
ここで、本発明の第2の出力バッファ回路における上記第1の駆動回路が第1の入力信号を反転して上記Pチャネル出力トランジスタのゲートに供給するインバータを含み、上記第1および第2のスイッチは、上記第1の入力信号の論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化し、
上記第2の駆動回路が第2の入力信号を反転して上記Nチャネル出力トランジスタのゲートに供給するインバータを含み、上記第3および第4のスイッチは、上記第2の人力信号の論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化することが好ましい。
このようにすると、回路構成を簡素化することができる。
また、本発明の第2の出力バッファ回路における上記第1の入力信号および上記第2の入力信号が共通の入力信号であることも好ましい態様である。
このようにすると、回路構成をさらに簡素化することができる。
さらに、本発明の第2の出力バッファ回路における上記第1の駆動回路および上記第2の駆動回路が共通の駆動回路であって、それら共通の駆動回路が、それら共通の駆動回路の出力信号を上記Pチャネル出力トランジスタのゲートおよび上記Nチャネル出力トランジスタのゲートに供給することも好ましい。
このようにすると、やはり回路構成を簡素化することができる。
本発明の出力バッファ回路によれば、オーバーシュートやアンダーシュートを抑えたまま、出力信号の遅れやスルーレートの悪化を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の出力バッファ回路の第1実施形態の出力バッファ回路を示す図である。
図1に示す出力バッファ回路1には、ソースSにGND電位が供給されドレインDが出力端子22に接続されたNチャネル出力トランジスタ12(本発明にいう出力トランジスタの一例に相当)が備えられている。尚、出力端子22には、外部に設けられたプルアップ抵抗が接続されている。
また、この出力バッファ回路1には、一端が出力端子22に接続された容量素子20が備えられている。
さらに、この出力バッファ回路1には、Nチャネル出力トランジスタ12のゲートGの電位を変化させることによってそのNチャネル出力トランジスタ12のオン、オフ状態を制御するインバータ18(本発明にいう駆動回路の一例に相当)が備えられている。
また、この出力バッファ回路1は、容量素子20の他端をNチャネル出力トランジスタ12のゲートGに接続するPチャネルトランジスタ14(本発明にいう第1のスイッチの一例に相当)と、容量素子20の他端にVDD電位を供給するPチャネルトランジスタ16(本発明にいう第2のスイッチの一例に相当)を有する。
さらに、この出力バッファ回路1は、入力信号Aが入力される入力端子21を有する。また、Pチャネルトランジスタ14には入力信号Aが入力されるとともに、Pチャネルトランジスタ16にはその入力信号Aの論理レベルが反転した反転入力信号ANが入力される。
このように構成された出力バッファ回路1では、これら入力信号A,反転入力信号ANの入力により、Nチャネル出力トランジスタ12がオフ状態からオン状態に変化するようにインバータ18がそのNチャネル出力トランジスタ12のゲート電位を変化させる第1の期間に、Pチャネルトランジスタ14をオン状態にするとともにPチャネルトランジスタ16をオフ状態にする。
また、第1の期間に先立つNチャネル出力トランジスタ12がオフ状態にある第2の期間に、Pチャネルトランジスタ14をオフ状態にするとともにPチャネルトランジスタ16をオン状態にする。ここで、Pチャネルトランジスタ14,16は、入力信号A,反転入力信号ANの論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化する。
この出力バッファ回路1では、以下に説明する動作が行なわれる。
上述した第1の期間に先立つ第2の期間(Nチャネル出力トランジスタ12がオフ状態にある期間)では、入力信号Aは‘H’レベルにある。このため、ノードN2は‘L’レベルにある。従って、Nチャネル出力トランジスタ12は、オフ状態にある。ここで、出力端子22にはプルアップ抵抗が接続されているため、出力端子22における信号Bは、‘H’レベルにある。
また、Pチャネルトランジスタ14,16に入力されている入力信号A,反転入力信号ANは、‘H’レベル,‘L’レベルにある。このため、Pチャネルトランジスタ14,16は、オフ状態,オン状態にある。Pチャネルトランジスタ16がオン状態にあるため、ノードN4は‘H’レベルにある。従って、容量素子20の両端はいずれも‘H’レベルにあり、電荷が蓄積されていない状態にある。
このように、第2の期間に容量素子20に電荷が蓄積されていない状態になり、次に、第1の期間に遷移する。第1の期間においては、入力信号Aが‘H’レベルから‘L’レベルに遷移する。この結果、ノードN2の‘L’レベルから‘H’レベルヘの変化が開始される。また、反転入力信号ANは‘L’レベルから‘H’レベルに遷移する。
Pチャネルトランジスタ14,16に入力されている入力信号A,反転入力信号ANが、‘L’レベル,‘H’レベルになるため、Pチャネルトランジスタ14,16は、オン状態,オフ状態になる。Pチャネルトランジスタ14がオン状態になるため、出力端子22とノードN2は、容量素子20を介してアナログ的に接続されることとなる。ここで、上述したように、容量素子20は電荷が蓄積されていない状態になっている。しかも、ノードN2が‘L’レベルから‘H’レベルに遷移しつつある期間においては、Nチャネル出力トランジスタ12はまだオフ状態にあり、出力端子22は‘H’状態のままである。このため、容量素子20が接続されてもノードN2の‘H’レベルヘの遷移を遅らせることは無く、ノードN2は急速に‘H’レベルに遷移する。このようにノードN2が‘H’レベルに遷移することにより、Nチャネル出力トランジスタ12がオフ状態からオン状態に変化して、出力端子22の信号Bが‘H’レベルから‘L’レベルに変化する。この時に発生するアンダーシュートは、容量素子20を介してノードN2に帰還されるため、アンダーシュートの発生を抑制することができる。このように、図1の出力バッファ回路1では、ノードN2が‘L’レベルから‘H’レベルに遷移するための応答時間は速く、従ってアンダーシュートを抑えたまま、出力信号Bの遅れやスルーレートの悪化を防止することができる。
ここで、図1に示す第1の実施形態の出力バッファ回路1においては、第1および第2のスイッチとしてPチャネルトランジスタを利用し、これらのゲートに駆動回路の入力信号Aおよび反転入力信号ANを入力した。これによって、第1および第2のスイッチを、入力信号の論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化させた。より具体的には、図1に示す出力バッファ回路1においては、第1および第2のスイッチは、それぞれ、入力信号Aが‘L’レベルおよび‘H’レベルである期間の全域にわたって、オン状態を保つ。しかし、本発明の出力バッファ回路においてこれは必須ではない。
すなわち、上記の説明から容易に理解できるように、第1のスイッチは、出力トランジスタがオフ状態からオン状態に変化し、その結果、出力端子のレベルが変化して、アンダーシュートが発生する第1の期間に、オン状態にあればよい。これによって、容量素子を介して出力端子のアンダーシュートを出力トランジスタのゲートに帰還させ、アンダーシュートを抑制することができる。一方、第2のスイッチは、この第1の期間に先立つ出力トランジスタがオフにある第2の期間にオン状態にあり、容量素子に電荷が蓄積されていない状態で第2の期間から第1の期間へ遷移させることができればよい。これによって、第1の期間における応答の遅れやスルーレートの悪化を防止することができる。ただし、図1の実施形態のように、第1および第2のスイッチを入力信号の論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化させることにより、回路構成を簡素化することが可能である。
ここで、第2の期間において、容量素子20の両端の電位を同一にし、かつ、第2のスイッチの抵抗を小さくすることにより、容量素子20の電荷蓄積量を実質的にゼロにすることができる。しかし、本発明の出力バッファ回路において、第2の期間において容量素子20に蓄積される電荷を完全にゼロにすることは必須ではない。前述のように、図6に示した従来の出力回路においては、容量素子19に、‘H’レベルと‘L’レベルとの電位差に対応する電荷が蓄積された状態で第1の期間に遷移するため、大きな応答の遅れやスルーレートの低下が発生する。これに比較して、容量素子の蓄積電荷量を小さくした状態で第1の期間に遷移させることができれば、応答の遅れやスルーレートの低下を抑制することができる,すなわち、第2の期間において許容される容量素子の電荷蓄積量は、出力バッファ回路に要求される応答時間やスルーレートによって変化する。
なお、図1に示す第1の実施形態の出力バッファ回路1においては、1段のインバータ18を駆動回路として使用した。しかし、本発明の出力バッファ回路は、これに限られるのではなく、例えば、複数のインバータを直列に接続したバッファもしくはインバータを駆動回路として利用することも可能である。また、例えば、一方の入力端子をイネーブル信号入力端子としたNANDゲート(イネーブル信号が入力された状態では、インバータとして動作する)等を駆動回路として利用することも可能である。
また、図1には、本発明の第1の出力バッファ回路の一実施形態として、Nチャネルトランジスタ12を出力トランジスタとして利用した出力バッファ回路1を示したが、Pチャネルトランジスクを出力トランジスタとして利用することも可能である。
図2は、本発明の第2の出力バッファ回路の一実施形態の出力バッファ回路を示す図である。
図2に示す出力バッファ回路2には、ソースSにVDD電位が供給されドレインDが出力端子22に接続されたPチャネル出力トランジスタ11と、ソースSにGND電位が供給されドレインDが出力端子22に接続されたNチャネル出力トランジスタ12が備えられている。
また、この出力バッファ回路2には、出力端子22にそれぞれの一端が接続された容量素子19,20(本発明にいう第1,第2の容量素子の一例に相当)が備えられている。
さらに、この出力バッファ回路2には、Pチャネル出力トランジスタ11のゲートGの電位を変化させることによってそのPチャネル出力トランジスタ11のオン、オフ状態を制御するインバータ17(本発明にいう第1の駆動回路の一例に相当)と、Nチャネル出力トランジスタ12のゲートGの電位を変化させることによってそのNチャネル出力トランジスタ12のオン、オフ状態を制御するインバータ18(本発明にいう第2の駆動回路の一例に相当)が備えられている。
また、この出力バッファ回路2は、容量素子19の他端をPチャネル出力トランジスタ11のゲートGに接続するNチャネルトランジスタ13(本発明にいう第1のスイッチの一例に相当)と、容量素子19の他端にGND電位を供給するNチャネルトランジスタ15(本発明にいう第2のスイッチの一例に相当)を有する。
さらに、この出力バッファ回路2は、容量素子20の他端をNチャネル出力トランジスタ12のゲートGに接続するPチャネルトランジスタ14(本発明にいう第3のスイッチの一例に相当)と、容量素子20の他端にVDD電位を供給するPチャネルトランジスタ16(本発明にいう第4のスイッチの一例に相当)を有する。
出力バッファ回路2の入力端子21には、入力信号Aが入力される。また、Nチャネルトランジスタ13,Pチャネルトランジスタ14にも入力信号Aが入力される。一方、Nチャネルトランジスタ15,Pチャネルトランジスタ16には反転入力信号ANが入力される。
このように構成された出力バッファ回路2では、Pチャネル出力トランジスタ11がオフ状態からオン状態に変化するようにインバータ17がPチャネル出力トランジスタ11のゲート電位を変化させる第1の期間に、Nチャネルトランジスタ13をオン状態にするとともにNチャネルトランジスタ15をオフ状態にする。また、第1の期間に先立つPチャネル出力トランジスタ11がオフ状態にある第2の期間に、Nチャネルトランジスタ13をオフ状態にするとともにNチャネルランジスタ15をオン状態にする。尚、この第1の期間は、出力端子22の信号Bが‘L’レベルから‘H’レベルに遷移する期間である。
また、Nチャネル出力トランジスタ12がオフ状態からオン状態に変化するようにインバータ18がそのNチャネル出力トランジスタ12のゲート電位を変化させる第3の期間に、Pチャネルトランジスタ14をオン状態にするとともにPチャネルトランジスタ16をオフ状態にする。また、第3の期間に先立つNチャネル出力トランジスタ12がオフ状態にある第4の期間に、Pチャネルトランジスタ14をオフ状態にするとともにPチャネルトランジスタ16をオン状態にする。尚、この第3の期間は、出力端子22の信号Bが‘H’レベルから‘L’レベルに遷移する期間である。
ここで、インバータ17,18は、入力信号A(本発明にいう第1,第2の入力信号に相当するものであって、さらに本発明にいう共通の入力信号にも相当する)を反転してPチャネル出力トランジスタ11,Nチャネルトランジスタ12のゲートGに供給する。また、Nチャネルトランジスタ13,15は、人力信号A,反転入力信号ANの論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化する。さらに、Pチャネルトランジスタ14,16は、人力信号A,反転入力信号ANの論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化する。このように構成された出力バッファ回路2の動作について、図3、図4を参照して説明する。
図3は、図2に示す出力バッファ回路の、第1の期間に先立つ第2の期間における動作を説明するための図、図4は、図2に示す出力バッファ回路の第1の期間における動作を説明するための図である。
尚、ここでは、説明を分かりやすくするために、オフ状態にあるPチャネルトランジスタ,Nチャネルトランジスタを点線で示す。
図3に示す出力バッファ回路2において、第1の期間に先立つ第2の期間では、入力信号Aは‘L’レベルにある。このため、ノードN1,N2は共に‘H’レベルにある。従って、Pチャネル出力トランジスタ11,Nチャネル出力トランジスタ12は、オフ状態,オン状態にある。従って、出力端子22の信号Bは、‘L’レベルにある。
また、Nチャネルトランジスタ13,15に入力されている入力信号A,反転入力信号ANは、‘L’レベル,‘H’レベルにある。このため、Nチャネルトランジスタ13,15は、オフ状態,オン状態にある。従って、ノードN3は‘L’レベルにある。このため、容量素子19は電荷が蓄積されていない状態にある。
このように、第2の期間に容量素子19に電荷が蓄積されていない状態になり、次に、第1の期間に遷移する。第1の期間における動作については、図4を参照して説明する。
この第1の期間では、入力信号Aが‘H’レベルに遷移するため、ノードN1の‘H’レベルから‘L’レベルヘの変化が開始される。
また、Nチャネルトランジスタ13,15に入力されている入力信号A,反転入力信号ANは、‘H’レベル,‘L’レベルになるため、Nチャネルトランジスタ13,15は、オン状態,オフ状態になる。Nチャネルトランジスタ13がオン状態になるため、出力端子22とノードN1は、容量素子19を介してアナログ的に接続されることとなる。ここで、上述したように、第2の期間に容量素子19は電荷が蓄積されていない状態になっている。しかも、ノードN1が‘H’レベルから‘L’レベルに遷移しつつある期間においては、Pチャネル出力トランジスタ11はまだオフ状態にあり、出力端子22は‘L’状態のままである。このため、容量秦子19が接続されてもノードN1の‘L’レベルヘの遷移を遅らせることは無く、ノードN1は急速に‘L’レベルに遷移する。このようにノードN1が‘L’レベルに遷移することにより、Pチャネル出力トランジスタ11がオフ状態からオン状態に変化して、出力端子22の信号Bが‘L’レベルから‘H’レベルに変化する。この時に発生するオーバーシュートは、容量素子19を介してノードN1に帰還されるため、オーバーシュートの発生を抑制することができる。このように、図2の出力バッファ回路2では、ノードN1が‘H’レベルから‘L’レベルに遷移するための応答は速く、従ってオーバーシュートを抑えたまま、出力信号Bの遅れやスルーレートの悪化を防止することができる。
次に、出力バッファ回路の、第3,第4の期間における動作について説明する。まず、第4の期間の動作について、引き続き図4を参照して説明する。
第3の期間に先立つ第4の期間では、入力信号Aは‘H’レベルにある。このため、ノードN1,N2は共に‘L’レベルにある。従って、Pチャネル出力トランジスタ11,Nチャネル出力トランジスタ12は、オン状態,オフ状態にあり、出力端子22の信号Bは、‘H’レベルにある。
また、Pチャネルトランジスタ14,16に入力されている入力信号A,反転入力信号ANは、‘H’レベル,‘L’レベルにある。このため、Pチャネルトランジスタ14,16は、オフ状態,オン状態にある。Pチャネルトランジスタ16がオン状態にあるため、ノードN4は‘H’レベルにあり、容量素子20は電荷が蓄積されていない状態にある。
このように、第4の期間に容量素子20に電荷が蓄積されていない状態になり、次に、第3の期間に遷移する。第3の期間における動作については、図3に戻って説明する。
この第3の期間では、入力信号Aが‘L’レベルに遷移するため、ノードN2の‘L’レベルから‘H’レベルへの変化が開始される。
また、Pチャネルトランジスタ14,16に入力されている入力信号A,反転入力信号ANは、‘L’レベル,‘H’レベルになるため、Pチャネルトランジスタ14,16は、オン状態,オフ状態になる。Pチャネルトランジスタ14がオン状態になるため、出力端子22とノードN2は、容量素子20を介してアナログ的に接続されることとなる。ここで、上述したように、第4の期間に容量素子20は電荷が蓄積されていない状態になっている。しかも、ノードN2が‘L’レベルから`‘H’レベルに遷移しつつある期間においては、Nチャネル出力トランジスタ12はまだオフ状態にあり、出力端子22は‘H’状態のままである。このため、容量素子20が接続されてもノードN2の‘H’レベルヘの遷移を遅らせることは無く、ノードN2は急速に‘H’レベルに遷移する。このようにノードN2が‘H’レベルに遷移することにより、Nチャネル出力トランジスタ12がオフ状態からオン状態に変化して、出力端子22の信号Bが‘H’レベルから‘L’レベルに変化する。この時に発生するアンダーシュートは、容量素子20を介してノードN2に帰還されるため、アンダーシュートの発生を抑制することができる。このように、図2の出力バッファ回路2では、ノードN2が‘L’レベルから‘H’レベルに遷移するための応答は速く、従ってアンダーシュートを抑えたまま、出力信号Bの遅れやスルーレートの悪化を防止することができる。
図5は、本実施形態の出力バッファ回路の出力信号波形と、従来の出力バッファ回路の出力信号波形とを重ねて示した図である。
図5に示す出力信号波形Bは、図2に示す出力バッファ回路2についてシミュレーションを行なって得られた出力端子22における信号波形である。ここで、出力バッファ回路2の駆動能力は4mAであり、以下の条件でシミュレーションを行なった。
帰還用の容量素子(19,20)の容量値:1.15pF
負荷容量:20pF
電源のインダクタンス:10nH
また、図5に示す出力信号波形B1は、従来の、図6を参照して説明したオーバーシュートおよびアンダーシュートの抑制が図られた出力バッファ回路100の出力信号波形である。
さらに、図5に示す出力信号波形B0は、従来の、オーバーシュートおよびアンダーシュートの対策が施されていない出力バッファ回路の出力信号波形である。
本実施形態の出力バッファ回路2では、この図5に示す出力信号波形Bから明らかなように、オーバーシュートおよびアンダーシュートを抑えたまま、出力信号の遅れやスルーレートの悪化の防止が図られている。
一方、従来の、図6を参照して説明した出力バッファ回路100では、この図5に示す出力信号波形B1から明らかなように、オーバーシュートおよびアンダーシュートは抑えられているものの、出力信号の遅れやスルーレートの悪化が見受けられる。
また、従来の、オーバーシュートおよびアンダーシュートの対策が施されていない出力バッファ回路では、出力信号波形B0から明らかなように、オーバーシュートおよびアンダーシュートの発生が見受けられる。
以上、図2および図3,4を利用して、本発明の第2の出力バッファ回路の一実施形態2について説明した。しかし、第1の出力バッファ回路と同様に、第2の出力バッファ回路についても、上記の実施形態2には限定されない。例えば、スイッチの動作や、第2もしくは第4の期間の容量素子の電荷蓄積量については、第1の出力バッファ回路について述べたのと同様である。駆動回路についても同様である。また、本発明の第2の出力バッファ回路においては、第1の駆動回路および第2の駆動回路が共通の駆動回路であって、それら共通の駆動回路が、それら共通の駆動回路の出力信号をPチャネル出力トランジスタのゲートおよびNチャネル出力トランジスタのゲートに供給するものであってもよい。
本発明の第1の出力バッファ回路の一実施形態の出力バッファ回路を示す図である。 本発明の第2の出力バッファ回路の一実施形態の出力バッファ回路を示す図である。 図2に示す出力バッファ回路の、第1の期間に先立つ第2の期間における動作を説明するための図である。 図2に示す出力バッファ回路の第1の期間における動作を説明するための図である。 本実施形態の出力バッファ回路の出力信号波形と、従来の出力バッファ回路の出力信号波形とを重ねて示した図である。 従来の、オーバーシュートおよびアンダーシュートの抑制が図られた出力バッファ回路を示す図である。
符号の説明
1,2 出力バッファ回路
11,14,16 Pチャネル出力トランジスタ
12,13,15 Nチャネル出力トランジスタ
17,18 インバータ
19,20 容量素子
21 入力端子
22 出力端子

Claims (4)

  1. ソースにVDD電位とGND電位とのうちの一方が供給され、ドレインが出力端子に接続された出力トランジスタと、一端が前記出力端子に接続された容量素子と、前記出力トランジスタのゲート電位を変化させることによって該出力トランジスタのオン、オフ状態を制御する駆動回路とを備えた出力バッファ回路において、
    前記容量素子の他端を前記出力トランジスタのゲートに接続する第1のスイッチと、該容量素子の他端に前記VDD電位とGND電位との他方を供給する第2のスイッチとを有し、
    前記出力トランジスタがオフ状態からオン状態に変化するように前記駆動回路が該出力トランジスタのゲート電位を変化させる第1の期間に、前記第1のスイッチをオン状態にするとともに前記第2のスイッチをオフ状態にし、
    前記第1の期間に先立つ前記出力トランジスタがオフ状態にある第2の期間に、前記第1のスイッチをオフ状態にするとともに前記第2のスイッチをオン状態にすることを特徴とする出力バッファ回路。
  2. 前記駆動回路が入力信号を反転して前記出力トランジスタのゲートに供給するインバータを含み、
    前記第1および第2のスイッチは、前記入力信号の論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化することを特徴とする請求項1記載の出力バッファ回路。
  3. ソースにVDD電位が供給されドレインが出力端子に接続されたPチャネル出力トランジスタと、ソースにGND電位が供給されドレインが前記出力端子に接続されたNチャネル出力トランジスタと、前記出力端子にそれぞれの一端が接続された第1および第2の容量素子と、前記Pチャネル出力トランジスタのゲート電位を変化させることによって該Pチャネル出力トランジスタのオン、オフ状態を制御する第1の駆動回路と、前記Nチャネル出力トランジスタのゲート電位を変化させることによって該Nチャネル出力トランジスタのオン、オフ状態を制御する第2の駆動回路とを備えた出力バッファ回路において、
    前記第1の容量素子の他端を前記Pチャネル出力トランジスタのゲートに接続する第1のスイッチと、該第1の容量素子の他端に前記GND電位を供給する第2のスイッチと、
    前記第2の容量素子の他端を前記Nチャネル出力トランジスタのゲートに接続する第3のスイッチと、該第2の容量素子の他端に前記VDD電位を供給する第4のスイッチとを有し、
    前記Pチャネル出力トランジスタがオフ状態からオン状態に変化するように前記第1の駆動回路が該Pチャネル出力トランジスタのゲート電位を変化させる第1の期間に、前記第1のスイッチをオン状態にするとともに前記第2のスイッチをオフ状態にし、前記第1の期間に先立つ前記Pチャネル出力トランジスタがオフ状態にある第2の期間に、前記第1のスイッチをオフ状態にするとともに前記第2のスイッチをオン状態にし、
    前記Nチャネル出力トランジスタがオフ状態からオン状態に変化するように前記第2の駆動回路が該Nチャネル出力トランジスタのゲート電位を変化させる第3の期間に、前記第3のスイッチをオン状態にするとともに前記第4のスイッチをオフ状態にし、前記第3の期間に先立つ前記Nチャネル出力トランジスタがオフ状態にある第4の期間に、前記第3のスイッチをオフ状態にするとともに前記第4のスイッチをオン状態にすることを特徴とする出力バッファ回路。
  4. 前記第1の駆動回路が第1の入力信号を反転して前記Pチャネル出力トランジスタのゲートに供給するインバータを含み、前記第1および第2のスイッチは、前記第1の入力信号の論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化し、
    前記第2の駆動回路が第2の入力信号を反転して前記Nチャネル出力トランジスタのゲートに供給するインバータを含み、前記第3および第4のスイッチは、前記第2の人力信号の論理レベルの遷移に同期してオン状態もしくはオフ状態に変化することを特徴とする請求項3記載の出力バッファ回路。
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