JP2010161595A - 入力バイアス電圧供給回路 - Google Patents

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真吾 神野
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Abstract

【課題】電源電圧変動に対する増幅器の利得変動を抑制することができ、小型で安価な入力バイアス電圧供給回路を提供する。
【解決手段】第1抵抗R1と第2抵抗R2が、電源E1とグランドの間で、順に直列接続されてなり、第1接続点N1で後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する入力バイアス電圧供給回路100であって、第1トランジスタQ1が、信号入力端子INと第1接続点N1の間に、第1端子を信号入力端子IN側に第2端子を第1接続点N1側にして挿入され、第3抵抗R3と第4抵抗R4が、電源E1とグランドの間で、順に直列接続されてなり、第1トランジスタQ1の制御端子が、第2接続点N2に接続され、容量C1が、第4抵抗R4に並列接続されると共に、第5抵抗R5が、第1トランジスタQ1の第1端子とグランドの間に挿入されてなる入力バイアス電圧供給回路100とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する、入力バイアス電圧供給回路に関する。
後段に接続される増幅器への入力バイアス電圧を供給する、入力バイアス電圧供給回路が、例えば、特開昭53-19546号公報(特許文献1)、特開2006−87070号公報(特許文献2)および特開2007−188245号公報(特許文献3)に開示されている。
特開昭53-19546号公報 特開2006−87070号公報 特開2007−188245号公報
増幅器への簡単な入力バイアス電圧供給回路としては、電源とグランドの間で直列接続された2つの抵抗の接続点から増幅器への入力バイアス電圧を供給する、いわゆる抵抗分圧による入力バイアス電圧供給回路が用いられている。
図10は、代表的な抵抗分圧による入力バイアス電圧供給回路90を備えた増幅回路の回路図である。
図10において破線で囲った入力バイアス電圧供給回路90においては、第1抵抗R1と第2抵抗R2が、電源E1とグランドの間で、順に直列接続されている。そして、第1抵抗R1と第2抵抗R2の第1接続点N1で、後段に接続される増幅器のバイポーラトランジスタQ3に入力バイアス電圧を供給する。
尚、入力バイアス電圧供給回路90の後段では、第8抵抗R8とバイポーラトランジスタQ3が、電源E1とグランドの間で、バイポーラトランジスタQ3のエミッタ端子(第1端子)をグランド側にコレクタ端子(第2端子)を電源E1側にして、順に直列接続されている。そして、バイポーラトランジスタQ3のベース端子(制御端子)が第1接続点N1に接続され、入力信号が第1接続点N1に接続する信号入力端子INからバイポーラトランジスタQ3に入力されて、出力信号が第8抵抗R8とバイポーラトランジスタQ3の第4接続点N4から取り出される。
以上のように、バイポーラトランジスタQ3は、エミッタ接地の増幅回路を構成しており、電源電圧の第1抵抗R1と第2抵抗R2による分圧で、ベース電圧が与えられる。
図11と図12は、図10の入力バイアス電圧供給回路90を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果である。図11は、電源(E1)電圧と第1接続点N1の電圧の関係を示した図であり、図12は、電源(E1)電圧とバイポーラトランジスタQ3の利得の関係を示した図である。
入力バイアス電圧供給回路90においては、図11に示すように、電源電圧が上昇すると、第1接続点N1の電圧(従って、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧)も、それに従って上昇する。これに伴って、第1接続点N1からベース電圧を与えられたエミッタ接地の増幅回路を構成するバイポーラトランジスタQ3の利得は、図12に示すように、2.2V(駆動電圧)の周りで急激に変化し、電源電圧が上記駆動電圧からずれると急激に低下してしまう。
図12に示したような利得変動があると、増幅回路は電源電圧変動に対して不安定なものとなってしまう。このため、増幅器への入力バイアス電圧供給回路については、電源電圧変動に対して増幅器の利得の変動を小さくすることが求められる。特に、車載用の増幅回路においては、電源電圧の変動が大きいため、電源電圧変動に対する増幅器の利得変動の抑制が要求される。
前記特許文献1〜3に開示された入力バイアス電圧供給回路は、上記電源電圧の変動に対して基準電圧発生回路を備えるものである。しかしながら、これらはいずれも回路規模が大きく、設計が煩雑であると共に大型で高コストなものとなってしまう。特に、車載用の増幅回路においては、小型で安価であることが要求され、大規模な基準電圧発生回路の搭載は困難である。他にも、車載環境ではノイズ(雑音)が信号線に伝搬し易いため、車載用の増幅回路では、雑音の影響を受け難くする必要がある。
そこで本発明は、後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する入力バイアス電圧供給回路であって、電源電圧変動に対する増幅器の利得変動を抑制することができ、小型で安価な入力バイアス電圧供給回路を提供することを目的としている。
請求項1に記載の入力バイアス電圧供給回路は、第1抵抗と第2抵抗が、電源とグランドの間で、順に直列接続されてなり、前記第1抵抗と第2抵抗の第1接続点で後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する入力バイアス電圧供給回路であって、第1トランジスタが、信号入力端子と前記第1接続点の間に、第1端子を前記信号入力端子側に第2端子を前記第1接続点側にして挿入され、第3抵抗と第4抵抗が、前記電源とグランドの間で、順に直列接続されてなり、前記第1トランジスタの制御端子が、前記第3抵抗と第4抵抗の第2接続点に接続され、容量が、前記第4抵抗に並列接続されると共に、第5抵抗が、前記第1トランジスタの第1端子とグランドの間に挿入されてなることを特徴としている。
上記入力バイアス電圧供給回路は、以下に示す第1回路部と第2回路部とからなる。第1回路部は、第1抵抗と第2抵抗が電源とグランドの間で順に直列接続され、第1抵抗と第2抵抗の第1接続点で後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する、いわゆる抵抗分圧の回路部である。また、第2回路部は、第1トランジスタ、第3抵抗、第4抵抗、第5抵抗および容量からなる回路部である。
上記入力バイアス電圧供給回路における第2回路部の接続構成は、直流的には、第1トランジスタの制御端子電圧を、第1回路部と同様に、前記電源とグランドの間で順に直列接続された第3抵抗と第4抵抗の第2接続点で供給するものである。第1トランジスタがオンしていると、電流は、電源から第1抵抗、第1トランジスタおよび第5抵抗を通って、グランドに流れる。また、第2回路部の接続構成は、交流的には、第1トランジスタが例えばバイポーラトランジスタである場合、いわゆるベース接地増幅回路の構成となっている。入力信号が、第1トランジスタの第1端子(バイポーラトランジスタである場合、エミッタ端子)に入力され、出力信号が、第2端子(バイポーラトランジスタである場合、コレクタ端子)から取り出されて、第1回路部の第1接続点に伝達される。第2回路部において、第4抵抗に並列接続される容量は、上記交流信号を伝達するための素子である。
以下、理解し易いように第1トランジスタがバイポーラトランジスタである場合を例にとって説明すると、上記入力バイアス電圧供給回路は、第1抵抗と第2抵抗とからなる電源−グランド間の抵抗分圧部(第1回路部)の前段に、第1トランジスタのベース接地増幅回路(第2回路部)が付加された構成となっている。
上記入力バイアス電圧供給回路の直流動作を説明すると、例えば第2回路部が無い場合には、電源電圧が上昇すると、第1回路部における第1接続点の電圧も単調に増大する。しかしながら、上記入力バイアス電圧供給回路では、第2回路部の第1トランジスタの第2端子(コレクタ)と第1端子(エミッタ)の間にも電流が流れるため、第3抵抗、第4抵抗および第5抵抗を適宜設定することにより、電源電圧が上昇した場合に第1回路部における第1接続点の電圧の増大を抑制することができる。従って、上記入力バイアス電圧供給回路によれば、第2回路部が無い抵抗分圧部のみからなる入力バイアス電圧供給回路に較べて、電源電圧の変動に対する第1接続点の電圧(従って、後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧)を安定化させることが可能である。これに伴い、後段に接続される増幅器において、電源電圧変動に対する利得変動も抑制することができる。
抵抗分圧部とベース接地増幅回路からなる上記入力バイアス電圧供給回路は、従来の基準電圧発生回路のように回路規模が大きくなく、設計が容易であると共に、小型で安価であることは言うまでも無い。また、第2回路部を構成する第1トランジスタのベース接地増幅回路は、一般的に、低入力インピーダンスの回路である。従って、低入力インピーダンスの回路を第1回路部の前段に備える上記入力バイアス電圧供給回路は、雑音の影響を受け難い入力バイアス電圧供給回路とすることができる。
以上のようにして、上記入力バイアス電圧供給回路は、後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する入力バイアス電圧供給回路であって、電源電圧変動に対する増幅器の利得変動を抑制することができ、小型で安価な入力バイアス電圧供給回路とすることができる。
上記入力バイアス電圧供給回路に対して、さらに請求項2に記載のように、第2トランジスタが、前記第2接続点とグランドの間に、第1端子をグランド側に第2端子を前記第2接続点側にして挿入され、第6抵抗と第7抵抗が、前記電源とグランドの間で、順に直列接続されてなり、前記第2トランジスタの制御端子が、前記第6抵抗と第7抵抗の第3接続点に接続されてなる、第3回路部の構成を追加することができる。
上記第3回路部の構成は、前述した第2回路部における第5抵抗と容量を無くした回路構成と同様のものである。従って、前述したように、上記第3回路部は、直流的に電源電圧が上昇した場合に第2回路部における第3抵抗と第4抵抗の第2接続点の電圧の上昇を抑制し、第1トランジスタのベース電圧を安定化させる機能を有している。これによって、電源電圧の変動に対する第1回路部の第1接続点の電圧(従って、後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧)を、さらに安定化させることが可能となる。これに伴い、後段に接続される増幅器の電源電圧変動に対する利得変動も、さらに抑制することができる。
上記入力バイアス電圧供給回路は、例えば請求項3に記載のように、前記増幅器が、第3トランジスタであり、第8抵抗と前記第3トランジスタが、前記電源とグランドの間で、該第3トランジスタの第1端子をグランド側に第2端子を電源側にして、順に直列接続され、前記第3トランジスタの制御端子が、前記第1接続点に接続されると共に、前記第8抵抗と前記第3トランジスタの第4接続点から、出力信号が取り出される構成の増幅回路に好適である。
上記第3トランジスタによる増幅回路は、第3トランジスタがバイポーラトランジスタである場合にはエミッタ接地増幅回路を構成するものであり、第8抵抗が負荷抵抗として機能する。
先に例示し、請求項4にも記載のように、上記入力バイアス電圧供給回路における前記第1トランジスタ、第2トランジスタおよび第3トランジスタは、例えばバイポーラトランジスタとすることができる。この場合には、前記第1端子をエミッタ端子とし、前記第2端子をコレクタ端子とし、前記制御端子をベース端子とする。
また、請求項5に記載のように、上記入力バイアス電圧供給回路における前記第1トランジスタ、第2トランジスタおよび第3トランジスタは、電界効果トランジスタであってもよい。この場合には、前記第1端子をソース端子とし、前記第2端子をドレイン端子とし、前記制御端子をゲート端子とする。
以上説明したように、上記入力バイアス電圧供給回路は、後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する入力バイアス電圧供給回路であって、電源電圧変動に対する増幅器の利得変動を抑制することができ、小型で安価な入力バイアス電圧供給回路となっている。
従って、上記入力バイアス電圧供給回路は、請求項6に記載のように、電源電圧変動や雑音が大きいだけでなく、小型で安価であることが要求される、車載用の増幅回路に用いられて好適である。
本発明に係る入力バイアス電圧供給回路の一例を示す図で、入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路の回路図である。 図1に示す入力バイアス電圧供給回路100の直流動作を説明するための図で、直流動作に影響しない容量C1を削除し、見やすく書き換えた図である。 図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果で、電源(E1)電圧と第2接続点N2の電圧の関係を示した図である。 図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果で、電源(E1)電圧と第1接続点N1の電圧の関係を示した図である。 図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果で、電源(E1)電圧とバイポーラトランジスタQ3の利得の関係を示した図である。 図1に示した入力バイアス電圧供給回路100の応用例を示す図で、入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路の回路図である。 図6の入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果で、電源(E1)電圧と第2接続点N2の電圧の関係を示した図である。 図6の入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果で、電源(E1)電圧と第1接続点N1の電圧の関係を示した図である。 図6の入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果で、電源(E1)電圧とバイポーラトランジスタQ3の利得の関係を示した図である。 代表的な抵抗分圧による入力バイアス電圧供給回路90を備えた増幅回路の回路図である。 図10の入力バイアス電圧供給回路90を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果で、電源(E1)電圧と第1接続点N1の電圧の関係を示した図である。 図10の入力バイアス電圧供給回路90を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果で、電源(E1)電圧とバイポーラトランジスタQ3の利得の関係を示した図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る入力バイアス電圧供給回路の一例を示す図で、入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路の回路図である。尚、図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路において、図10に示した入力バイアス電圧供給回路90を備えた増幅回路と同様の部分については、同じ符号を付した。また、図2は、図1に示す入力バイアス電圧供給回路100の直流動作を説明するための図で、直流動作に影響しない容量C1を削除し、見やすく書き換えた図である。
図1において破線で囲った入力バイアス電圧供給回路100は、点線で囲った第1回路部K1と第2回路部K2とからなる。
第1回路部K1は、図10に示した入力バイアス電圧供給回路90のそれと同様の部分であり、第1抵抗R1と第2抵抗R2が、電源E1とグランドの間で、順に直列接続されている。そして、第1抵抗R1と第2抵抗R2の第1接続点N1で、後段に接続される増幅器のバイポーラトランジスタQ3に入力バイアス電圧を供給する。第1回路部K1は、電源E1の電圧を第1抵抗R1と第2抵抗R2とで分圧する、いわゆる抵抗分圧の回路部である。
また、第2回路部K2は、第1トランジスタであるバイポーラトランジスタQ1、第3抵抗R3、第4抵抗R4、第5抵抗R5および容量C1からなる回路部である。第2回路部K2においては、バイポーラトランジスタQ1が、信号入力端子INと第1回路部K1の第1接続点N1の間に、第1端子であるエミッタ端子を信号入力端子IN側に第2端子であるコレクタ端子を第1接続点N1側にして挿入されている。また、第3抵抗R3と第4抵抗R4が、電源E1とグランドの間で、順に直列接続されており、バイポーラトランジスタQ1の制御端子であるベース端子が、第3抵抗R3と第4抵抗R4の第2接続点N2に接続されている。さらに、第2回路部K2においては、容量C1が、第4抵抗R4に並列接続されると共に、第5抵抗R5が、バイポーラトランジスタQ1のエミッタ端子とグランドの間に挿入されている。
上記入力バイアス電圧供給回路100における第2回路部K2の接続構成は、直流的には、図2に示すように、バイポーラトランジスタQ1の制御端子電圧を、第1回路部K1と同様に、電源E1とグランドの間で順に直列接続された第3抵抗R3と第4抵抗R4の第2接続点N2で供給するものである。バイポーラトランジスタQ1がオンしていると、電流は、電源E1から第1抵抗R1、バイポーラトランジスタQ1および第5抵抗R5を通って、グランドに流れる。
また、上記第2回路部K2の接続構成は、交流的には、いわゆるベース接地増幅回路の構成となっている。すなわち、入力信号が、信号入力端子INからバイポーラトランジスタQ1のエミッタ端子に入力され、出力信号が、バイポーラトランジスタQ1のコレクタ端子から取り出されて、第1回路部K1の第1接続点N1に伝達される。第2回路部K2において、第4抵抗R4に並列接続される容量C1は、上記交流信号を伝達するための素子である。
以上の説明をまとめると、図1に示す入力バイアス電圧供給回路100は、第1抵抗R1と第2抵抗R2とからなる電源E1−グランド間の抵抗分圧部(第1回路部K1)の前段に、バイポーラトランジスタQ1のベース接地増幅回路(第2回路部K2)が付加された構成となっている。
図1の入力バイアス電圧供給回路100の後段は、図10の入力バイアス電圧供給回路90の後段と同様の構成である。すなわち、第8抵抗R8とバイポーラトランジスタQ3が、電源E1とグランドの間で、バイポーラトランジスタQ3のエミッタ端子(第1端子)をグランド側にコレクタ端子(第2端子)を電源E1側にして、順に直列接続されている。また、バイポーラトランジスタQ3のベース端子(制御端子)が、第1接続点N1に接続されている。バイポーラトランジスタQ3は、エミッタ接地の増幅回路を構成しており、電源E1の電圧の第1抵抗R1と第2抵抗R2による分圧で、ベース電圧が与えられる。
図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路では、入力信号が、信号入力端子INからバイポーラトランジスタQ1を介して第1接続点N1に伝達され、バイポーラトランジスタQ3のベース端子に入力される。また、出力信号は、第8抵抗R8とバイポーラトランジスタQ3の第4接続点N4から取り出される。
図1に示す入力バイアス電圧供給回路100の直流動作を概略説明すると、例えば第2回路部K2が無い場合には、電源電圧が上昇すると、第1回路部K1における第1接続点N1の電圧も単調に増大する。しかしながら、入力バイアス電圧供給回路100では、第2回路部K2のバイポーラトランジスタQ1にも電流が流れるため、第3抵抗R3、第4抵抗R4および第5抵抗R5を適宜設定することにより、電源電圧が上昇した場合に第1回路部K1における第1接続点N1の電圧の上昇を抑制することができる。従って、図1の入力バイアス電圧供給回路100によれば、図10に示した第2回路部K2が無い抵抗分圧部のみからなる入力バイアス電圧供給回路90に較べて、電源電圧の変動に対する第1接続点N1の電圧(従って、後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧)を安定化させることが可能である。これに伴い、後段に接続される増幅器において、電源電圧変動に対する利得変動も抑制することができる。
抵抗分圧部(第1回路部K1)とベース接地増幅回路(第2回路部K2)からなる入力バイアス電圧供給回路100は、従来の基準電圧発生回路のように回路規模が大きくなく、設計が容易であると共に、小型で安価であることは言うまでも無い。また、第2回路部K2を構成するバイポーラトランジスタQ1のベース接地増幅回路は、一般的に、低入力インピーダンスの回路である。従って、低入力インピーダンスの回路を第1回路部K1の前段に備える入力バイアス電圧供給回路100は、雑音の影響を受け難い入力バイアス電圧供給回路とすることができる。
以上のようにして、図1の入力バイアス電圧供給回路100は、後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する入力バイアス電圧供給回路であって、電源電圧変動に対する増幅器の利得変動を抑制することができ、小型で安価な入力バイアス電圧供給回路とすることができる。
図3〜図5は、図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果である。図3は、電源(E1)電圧と第2接続点N2の電圧の関係を示した図であり、図4は、電源(E1)電圧と第1接続点N1の電圧の関係を示した図である。また、図5は、電源(E1)電圧とバイポーラトランジスタQ3の利得の関係を示した図である。尚、図4と図5においては、それぞれ、比較のために図11と図12に示した入力バイアス電圧供給回路90を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果を点線で示してある。
図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路では、図3に示すように、電源電圧が上昇すると第2回路部K2における第2接続点N2の電圧が単調に増大する。
一方、第1接続点N1の電圧については、図4に示すように、図1の入力バイアス電圧供給回路100と図10の入力バイアス電圧供給回路90とで、電源電圧が上昇した時の直流動作が異なる。点線で示した第2回路部K2が無い入力バイアス電圧供給回路90では、電源電圧が上昇すると、第1接続点N1の電圧(従って、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧)も、それに従って上昇する。一方、実線で示した第2回路部K2を有する入力バイアス電圧供給回路100では、電源電圧が上昇しても、第1接続点N1の電圧(従って、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧)の上昇が抑制されている。
電源電圧変化に対する上記第1接続点N1の電圧変化の違いを反映して、図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路と図10の入力バイアス電圧供給回路90を備えた増幅回路では、図5に示すように、電源電圧変化に対するバイポーラトランジスタQ3の利得変化の挙動が異なる。電源電圧が変化すると、点線で示した第2回路部K2が無い入力バイアス電圧供給回路90の場合には、バイポーラトランジスタQ3の利得が2.2V(駆動電圧)の周りで急激に低下する。これに対して、実線で示した第2回路部K2を有する入力バイアス電圧供給回路100の場合には、電源電圧変化に対するバイポーラトランジスタQ3の利得変化が、2.2V(駆動電圧)の周りでより緩慢になる。
図3〜図5に示した図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路のシミュレーション結果は、その構成に起因した以下に示す動作で起きていると考えられる。
前述したように、図1に示す入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路は、バイポーラトランジスタQ1を中心とするベース接地増幅回路(第2回路部K2)とバイポーラトランジスタQ3を中心とするエミッタ接地増幅回路からなる。増幅回路全体の利得は、主として、バイポーラトランジスタQ3を中心とするエミッタ接地増幅回路の利得で決まる。また、エミッタ接地増幅回路の利得は、主として、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧により決まる。当該増幅回路では、入力にベース接地増幅回路が設けられていることにより、低い入力インピーダンスを実現できる。また、後段にエミッタ接地増幅回路が設けられていることにより、大きな利得を得ることができる。
ベース接地増幅回路のバイポーラトランジスタQ1は、第3抵抗R3と第4抵抗R4の分圧によりベース電圧を与えられ、第1抵抗R1と第2抵抗R2の分圧によりコレクタ電圧を与えられ、第5抵抗R5によりエミッタ電圧を与えられる。容量C1は、入力交流信号周波数で十分短絡に見える大きさの容量値が設定されている。また、エミッタ接地増幅回路のバイポーラトランジスタQ3は、第1抵抗R1と第2抵抗R2の分圧によりベース電圧を与えられている。第8抵抗R8は、エミッタ接地増幅回路の負荷抵抗として機能し、所望の利得から抵抗値が決められている。
図1に示す入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路において、電源電圧が増加した場合の動作について説明する。電源電圧の増加により、バイポーラトランジスタQ1のベース電圧(第2接続点N2の電圧)も増加し、バイポーラトランジスタQ1のコレクタ電流が増加する。このため、第1抵抗R1に流れる電流が増加し、第1抵抗R1にかかる電圧が増加する。従って、電源電圧が増加すると、第1接続点N1の電圧が低下し、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧の増加を抑制することができる。前述したように、増幅回路全体の利得は、主として、バイポーラトランジスタQ3を中心とするエミッタ接地増幅回路の利得で決まる。また、エミッタ接地増幅回路の利得は、主として、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧により決まる。従って、上記したように電源電圧の増加に伴って、バイポーラトランジスタQ1のコレクタ電流を増加させて第1接続点N1の電圧を低下させ、電源電圧の増加をキャンセルさせることで、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧の増加を抑制することができる。
以上のようにして、図1に示す入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路は、簡易な回路構成であるにもかかわらず、電源電圧変動に対して利得変動が小さく、低入力インピーダンスの増幅回路とすることができる。
図6は、図1に示した入力バイアス電圧供給回路100の応用例を示す図で、入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路の回路図である。尚、図6の入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路において、図1に示したの入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路と同様の部分については、同じ符号を付した。
図6に示す入力バイアス電圧供給回路110は、図1に示した入力バイアス電圧供給回路100に対して、点線で囲った第3回路部K3の構成を追加したものである。第3回路部K3においては、第2トランジスタであるバイポーラトランジスタQ2が、第2接続点N2とグランドの間に、第1端子であるエミッタ端子をグランド側に第2端子であるコレクタ端子を第2接続点N2側にして挿入されている。また、第6抵抗R6と第7抵抗R7が、電源E1とグランドの間で、順に直列接続されており、バイポーラトランジスタQ2の制御端子であるベース端子が、第6抵抗R6と第7抵抗R7の第3接続点N3に接続されている。
上記第3回路部K3の構成は、第2回路部K2における第5抵抗R5と容量C1を無くした回路構成と同様のものである。従って、前述したように、第3回路部K3は、直流的に電源電圧が上昇した場合に第2回路部K2における第3抵抗R3と第4抵抗R4の第2接続点N2の電圧上昇を抑制し、バイポーラトランジスタQ1のベース電圧を安定化させる機能を有している。これによって、電源電圧の変動に対する第1回路部K1の第1接続点N1の電圧(従って、後段に接続されるのバイポーラトランジスタQ3の入力バイアス電圧)を、さらに安定化させることが可能となる。これに伴い、後段に接続されるバイポーラトランジスタQ3の電源電圧変動に対する利得変動も、さらに抑制することができる。
図7〜図9は、図6の入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果である。図7は、電源(E1)電圧と第2接続点N2の電圧の関係を示した図であり、図8は、電源(E1)電圧と第1接続点N1の電圧の関係を示した図である。また、図9は、電源(E1)電圧とバイポーラトランジスタQ3の利得の関係を示した図である。尚、図7〜図9においては、それぞれ、比較のために図3〜図5に示した入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路についてのシミュレーション結果を点線で示してある。
図6の入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路では、図7に示すように、電源電圧が上昇すると、第2回路部K2における第2接続点N2の電圧が途中(2.4V付近)から減少するようになる。
上記第2接続点N2の電圧変化に伴って、図8に示すように、電源電圧が上昇すると、減少していた第1接続点N1の電圧(従って、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧)が、途中(2.3〜2.4V付近)から上昇に転じる。
電源電圧変化に対する上記第1接続点N1の電圧変化の違いを反映して、図9に示すように、実線で示した入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路の利得は、点線で示した入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路の利得に較べて、より広い電源電圧範囲で安定した値となる。
図7〜図9に示した図6の入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路のシミュレーション結果は、その構成に起因した以下に示す動作で起きていると考えられる。
図1の入力バイアス電圧供給回路100を備えた増幅回路では、前述したように、電源電圧が増加した場合、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧(第1接続点N1の電圧)の増加が抑制され、図1の増幅回路の利得変動が抑制される。しかし、さらに電源電圧が増加した場合、電源電圧の増加に比例してバイポーラトランジスタQ1のベース電圧(第2接続点N2の電圧)が増加するため、バイポーラトランジスタQ1のコレクタ電流が、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧(第1接続点N1の電圧)を低下させるほどに増加する。このため、図1の増幅回路の利得が低下してしまう。
これに対して、図6の入力バイアス電圧供給回路110を備えた増幅回路では、第3回路部K3により、電源電圧が大きく増加した場合でも、バイポーラトランジスタQ1のベース電圧(第2接続点N2の電圧)の増加を、バイポーラトランジスタQ3のベース電圧(第1接続点N1の電圧)が低下しない範囲に抑制することができる。電源電圧変動に対する第3回路部K3の出力電圧変動の抑制動作は、第2回路部K2の場合と同様で、次のとおりである。電源電圧が増加した場合、バイポーラトランジスタQ2のベース電圧が増加し、バイポーラトランジスタQ3のコレクタ電流が増加する。このため、第3抵抗R3に流れる電流が増加し、第3抵抗R3にかかる電圧が増加する。これによって、電源電圧の増加をキャンセルして、バイポーラトランジスタQ1のベース電圧(第2接続点N2の電圧)の増加を抑制することができる。
図1と図6に示した入力バイアス電圧供給回路100,110では、いずれも、後段の増幅器が、第3トランジスタのバイポーラトランジスタQ3であった。また、第8抵抗R8とバイポーラトランジスタQ3が、電源E1とグランドの間で、バイポーラトランジスタQ3の第1端子であるエミッタ端子をグランド側に第2端子であるコレクタ端子を電源側にして、順に直列接続され、バイポーラトランジスタQ3の制御端子であるベース端子が、第1接続点N1に接続されると共に、第8抵抗R8とバイポーラトランジスタQ3の第4接続点N4から、出力信号が取り出される構成となっていた。上記バイポーラトランジスタQ3による増幅回路は、エミッタ接地増幅回路を構成するものであり、第8抵抗R8が負荷抵抗として機能する。しかしながら、上記した本発明の入力バイアス電圧供給回路で入力バイアス電圧を供給可能な増幅器および増幅回路は、これに限らず、第1抵抗R1と第2抵抗R2の第1接続点N1から、後段に接続される任意の増幅器の入力バイアス電圧を供給することが可能である。
また、図1と図6に示した入力バイアス電圧供給回路100,110では、第1トランジスタ、第2トランジスタおよび第3トランジスタとして、それぞれ、バイポーラトランジスタQ1,Q2,Q3が用いられていた。この場合には、前述した第1端子をエミッタ端子とし、第2端子をコレクタ端子とし、制御端子をベース端子とする。しかしながら、上記した本発明の入力バイアス電圧供給回路および入力バイアス電圧を供給する増幅器は、これに限らず、第1トランジスタ、第2トランジスタおよび第3トランジスタとして、電界効果トランジスタを用いることもできる。この場合には、前述した第1端子をソース端子とし、第2端子をドレイン端子とし、制御端子をゲート端子とする。
以上説明したように、本発明の入力バイアス電圧供給回路は、後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する入力バイアス電圧供給回路であって、電源電圧変動に対する増幅器の利得変動を抑制することができ、小型で安価な入力バイアス電圧供給回路となっている。
従って、本発明の入力バイアス電圧供給回路は、電源電圧変動や雑音が大きいだけでなく、小型で安価であることが要求される、車載用の増幅回路に用いられて好適である。
90,100,110 入力バイアス電圧供給回路
E1 電源
K1 第1回路部
R1 第1抵抗
R2 第2抵抗
N1 第1接続点
K2 第2回路部
Q1 バイポーラトランジスタ(第1トランジスタ)
R3 第3抵抗
R4 第4抵抗
N2 第2接続点
R5 第5抵抗
C1 容量
K3 第3回路部
Q2 バイポーラトランジスタ(第2トランジスタ)
R6 第6抵抗
R7 第7抵抗
N3 第3接続点
Q3 バイポーラトランジスタ(第3トランジスタ)
R8 第8抵抗
N4 第4接続点

Claims (6)

  1. 第1抵抗と第2抵抗が、電源とグランドの間で、順に直列接続されてなり、
    前記第1抵抗と第2抵抗の第1接続点で後段に接続される増幅器の入力バイアス電圧を供給する入力バイアス電圧供給回路であって、
    第1トランジスタが、信号入力端子と前記第1接続点の間に、第1端子を前記信号入力端子側に第2端子を前記第1接続点側にして挿入され、
    第3抵抗と第4抵抗が、前記電源とグランドの間で、順に直列接続されてなり、
    前記第1トランジスタの制御端子が、前記第3抵抗と第4抵抗の第2接続点に接続され、
    容量が、前記第4抵抗に並列接続されると共に、
    第5抵抗が、前記第1トランジスタの第1端子とグランドの間に挿入されてなることを特徴とする入力バイアス電圧供給回路。
  2. 第2トランジスタが、前記第2接続点とグランドの間に、第1端子をグランド側に第2端子を前記第2接続点側にして挿入され、
    第6抵抗と第7抵抗が、前記電源とグランドの間で、順に直列接続されてなり、
    前記第2トランジスタの制御端子が、前記第6抵抗と第7抵抗の第3接続点に接続されてなることを特徴とする請求項1に記載の入力バイアス電圧供給回路。
  3. 前記増幅器が、第3トランジスタであり、
    第8抵抗と前記第3トランジスタが、前記電源とグランドの間で、該第3トランジスタの第1端子をグランド側に第2端子を電源側にして、順に直列接続され、
    前記第3トランジスタの制御端子が、前記第1接続点に接続されると共に、
    前記第8抵抗と前記第3トランジスタの第4接続点から、出力信号が取り出されることを特徴とする請求項1または2に記載の入力バイアス電圧供給回路。
  4. 前記第1トランジスタ、第2トランジスタおよび第3トランジスタが、バイポーラトランジスタであり、
    前記第1端子がエミッタ端子であり、前記第2端子がコレクタ端子であり、前記制御端子がベース端子であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の入力バイアス電圧供給回路。
  5. 前記第1トランジスタ、第2トランジスタおよび第3トランジスタが、電界効果トランジスタであり、
    前記第1端子がソース端子であり、前記第2端子がドレイン端子であり、前記制御端子がゲート端子であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の入力バイアス電圧供給回路。
  6. 前記入力バイアス電圧供給回路が、車載用の増幅回路に用いられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の入力バイアス電圧供給回路。
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