JPH1075127A - 低ノイズ増幅器 - Google Patents

低ノイズ増幅器

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JPH1075127A
JPH1075127A JP9153492A JP15349297A JPH1075127A JP H1075127 A JPH1075127 A JP H1075127A JP 9153492 A JP9153492 A JP 9153492A JP 15349297 A JP15349297 A JP 15349297A JP H1075127 A JPH1075127 A JP H1075127A
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JP
Japan
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amplifier
stage
transistor
collector
capacitor
Prior art date
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Application number
JP9153492A
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English (en)
Inventor
Nikolay Tchamov
ニコライ・トチャモフ
Petri Jarske
ペトリ・ヤルスケ
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Micronas Oy
Original Assignee
Micronas Oy
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/191Tuned amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/294Indexing scheme relating to amplifiers the amplifier being a low noise amplifier [LNA]
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/372Noise reduction and elimination in amplifier
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/72Indexing scheme relating to amplifiers the amplifier stage being a common gate configuration MOSFET

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い周波数で動作し、高利得および低電力消
費を示す新しい低ノイズ増幅器を提供する。 【解決手段】 本発明に係る低ノイズ増幅器において、
入力整合と増幅回路の増幅は第1カスケードにおける共
通ベース増幅段(Q1)により実現される。さらに、共
通ベース段の高出力インピーダンスを整合するためのカ
スケードの第2段のように、高入力インピーダンスを有
するホワイト・カスコード(Q2、Q3)の利用により
改善される。ホワイト・カスコードはまた非常に低くか
つ安定した出力インピーダンスを有しており、それは、
非常によい出力整合を与える。さらに、両段はそのよう
に変更されることにより、それらの増幅トランジスタ
(Q1、Q2)のコレクタは動作電圧に抵抗のかわりに
コイル(L1、L2)を介して接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低ノイズ増幅器であ
って、特に、マイクロ波領域(>1GHz)で有効な増
幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】新しい携帯無線通信システムは、最近、
RF増幅器、ミキサおよびローカルオシレータのような
種々の送信器および受信器に関連した電子回路の需要を
増加させてきた。典型的には、それらは集積回路上に形
成されて実施される。重要な分野は低ノイズ増幅器LN
Aである。RF領域内での従来の集積回路は、例えば、
以下の文献中に開示されている: [1]ロバート・ジー・メイヤー(Robert G.Mayer)著、
「1GHz BiCMOS RFフロントエンドIC
(A 1-GHz BiCMOS RF Front-End IC)」、IEEE ソ
リッド・ステート回路ジャーナル(IEEE Journal of So
lid State Circuits、Vol.29,No.3、March 1994、pp.35
0-355)。 [2]アサッド・エー・アビディ著(Asad A. Abidi)、
「携帯通信用低電力無線周波数IC(Low-Power Radio-
Frequency IC's for Portable Communicatons)」、I
EEE会報(Proceedings of the IEEE、Vol.83、No.
4、April 1995、pp.544-569)。
【0003】近年、低ノイズ増幅器LNAとして種々の
2段回路構成が導入されてきた。殆どの場合、共通エミ
ッタ増幅段と他の段とのカスケード接続を構成するトポ
ロジーが選択されている。多くの場合は、カスケード接
続が共通エミッタ段により引き出される利得に基づいて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、共通エミッタ接
続がミラー効果の影響を非常によく受けることはよく知
られている。ミラー効果は、しばしば共通エミッタ段に
第2カスケード段として使用される共通ベース回路の低
入力インピーダンスを加えることにより低減される。実
際には、これは総合利得を大幅に減少させる。簡単に言
うと、そのような構成は、カスケードの異なる段の高い
内部入力インピーダンスと出力インピーダンスの整合が
難しいという問題がある。
【0005】本発明は、従来の増幅器の構成よりも、よ
り高い周波数で動作し、より高い利得およびより低い電
力消費を示す新しい低ノイズ増幅器を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および効果】本発明は入力
段と出力段とを含んだ増幅器に関する。この増幅器にお
いて、入力段は、コレクタが第1誘導素子を介して動作
電圧が供給される、共通ベース接続された増幅素子から
なり、出力段は、第2誘導素子を介して増幅素子のコレ
クタに動作電圧が供給されたホワイト・カスコード(Wh
ite's cascode)からなる。
【0007】本発明によれば、増幅器の入力の整合と増
幅は、カスケードにおける第1段のように共通ベース増
幅段の使用により与えられる。さらなる改善は、共通ベ
ース段の高出力インピーダンスを整合させる第2段のカ
スケードのように、高入力インピーダンスのホワイト・
カスコードを利用することである。ホワイト・カスコー
ドは、また、非常に低くかつ安定した出力インピーダン
スを有し、そして、それは非常によい出力整合を与え
る。さらに、両段は、それらのコレクタに抵抗の代わり
に誘導素子を介して動作電圧が与えられる。コレクタ回
路において使用されたコイルのような誘導素子のため、
共通ベース段は、より高い利得、周波数選択特性と同様
に、より低い電源電圧を有する。比較的低いQ(Q fact
or)のオンチップコイル(on-chip coils)が用いられ
る場合でさえ、改善された容量が実現される。
【0008】本発明に係るコレクタ回路において誘導素
子を利用することにより、設計者は、高利得の獲得に対
してより多くの柔軟性を得る。また、これは、間接的に
設計に対してより高い自由度を与える;一旦、十分な利
得を発生させる必要性から開放されると、設計者は低ノ
イズにするためのエミッタ電流を選択する必要が益々無
くなる。高温安定性および低ノイズは、十分に高いエミ
ッタ抵抗を選択することにより、また、ベースバイアス
電流を発生する低抵抗分割を使用することにより実現さ
れる。後続のホワイト段のベース回路のバイアス抵抗の
値(その値は、第1段のコレクタの誘導素子に並列にA
C接続される)は、増幅器の帯域幅を同調させるための
追加の容量を与えることができる。ホワイト段のベース
のバイアスにおいて、高いQを有する誘導素子の利用
は、よりよい結果を生じないであろう。それどころか、
それは電圧利得がほぼ一定のままとなる同調帯域を削減
する。
【0009】ホワイト・カスコードにおける上段トラン
ジスタのコレクタにおいて低いQを持った誘導素子を用
いることは、ループ利得を増大し、また、回路の能力
を、ほぼ正確に100%の負帰還を有する理想に非常に
近いものにする。これは、回路をほぼ理想の出力段にす
るため、ほぼゼロの出力インピーダンスを生ずる。出力
はこのように標準的な特性インピーダンス(一般に、5
0Ωの抵抗値)から与えられる。使用されるバイアス
は、より高い抵抗を仮定し、このように実際には誘導素
子の最終的なQに対して影響を及ぼさない。
【0010】周波数同調は、例えば、共通ベース段とホ
ワイト・カスコード間のDC阻止コンデンサを変化させ
ることにより、プリセットされてもよい。これは、この
ように全体利得を変化させることにより、第1段に負荷
を与える第2段の入力インピーダンスの干渉レベルに影
響を及ぼす。
【0011】それに反して、必要とされる全体利得を正
確に発生するために、共通ベース段の接地容量を変化さ
せることによって、利得を独立的に調整することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を用いて本発明
に係る増幅回路の実施の形態を説明する。本発明は、種
々の製造技術および種々の種類の構成部品を用いた低ノ
イズ増幅回路を実施するために好適なものである。図1
および図2に示す増幅回路において、NPNバイポーラ
トランジスタが用いられているが、MOS、CMAS、
SOI、HEMTおよびHPTトランジスタ、マイクロ
波管ならびに真空管のような任意の種類の増幅回路の構
成部品が、本発明の回路構成において用いられてもよ
い。これらの構成部品において、電極に関連した用語は
他のものであってもよい。バイポーラトランジスタの主
な電極はコレクタおよびエミッタであり、駆動電極はベ
ースと称す。FETトランジスタにおいては、対応する
電極は、ドレイン、ソースおよびゲートである。真空管
の場合、対応するトランジスタの各部は、アノード、カ
ソードおよびゲートとして参照される。このように、
「エミッタ」、「コレクタ」、「ベース」および「共通
ベース段」の用語は、ここでは、他のタイプの増幅素子
の電極をカバーする広い用語として理解されなければな
らない。
【0013】図1は、本発明に係る増幅回路の回路図を
示す。NPNバイポーラトランジスタQ1は共通ベース
入力段を構成する。NPNトランジスタQ2およびQ3
はホワイト・カスコード(White's cascode)型の出力
段を構成する。トランジスタQ1のコレクタはコイルL
1を経由して、動作電圧Vcc=2.0Vを与える電圧源
10に接続される。トランジスタQ1のエミッタには、
エミッタ抵抗R1を経由して0Vの第2動作電位が与え
られる。抵抗R2およびR3の直列接続で構成される電
圧分割回路は、動作電圧Vccを与える電圧源10と0V
を与える節点との間に接続され、トランジスタQ1のベ
ース回路にバイアスを与える。このため、トランジスタ
Q1のベースは抵抗R2とR3の接続点に接続される。
さらに、接地コンデンサC2はトランジスタQ1のベー
スからグランド(0V)の間に接続される。信号源11
は、一般的に、増幅回路の入力信号がその回路から受信
される回路を表す。信号源11の一端はエミッタ抵抗R
1のグランド側端子に接続され、他端は結合コンデンサ
C1を介してトランジスタQ1のエミッタに接続され
る。
【0014】ホワイト・カスコードにおいて、トランジ
スタQ2のコレクタはコイルL2を介して動作電圧Vcc
を与える電圧源10に接続される。トランジスタQ2の
エミッタはトランジスタQ3のコレクタに接続され、ま
た、抵抗R7および結合コンデンサC5を介して出力端
OUTに接続される。トランジスタQ3のエミッタは抵
抗R5を介してグランドに接続される。トランジスタQ
2のベースはバイアス抵抗R4を介して動作電圧Vccを
与える電圧源10に、また、結合コンデンサC3を介し
てトランジスタQ3のコレクタに接続される。トランジ
スタQ3のベースはバイアス抵抗R6を介して動作電圧
Vccを与える電圧源10に接続され、コンデンサC4を
介してトランジスタQ2のコレクタに接続される。図1
において、出力が印加される回路により生ずる負荷は抵
抗Rloadで示されている。
【0015】図1における構成部品の値は、一実施形態
の一例としてのみ示されており、他の従来技術の低ノイ
ズ増幅回路と比較できるようにしている。構成部品の値
は一つの実施形態から別のものへと多様に変化してもよ
いことを理解しなければならない。
【0016】図2に、図1の共通ベース入力段のAC等
価回路を示す。図2において、以下の省略記号が用いら
れている:Gce1はベース−エミッタ接続のコンダクタ
ンス;Gcb1はコレクタ−ベース接続のコンダクタン
ス;Gb'e1は節点b'1とエミッタ間のコンダクタンス;
Cb'e1は節点b'1とエミッタ間の容量;Cb'c1は節点
b'1とコレクタ間の容量;Rbb'1はベースと節点b'1間
の抵抗;Rd'は抵抗R2とR3の並列接続の抵抗;b'1
はベースの節点;e1はエミッタの節点;Gm1*Vb'e1
は電源である。
【0017】RSは信号源11の特性インピーダンスを
表し、通常、50オームである。RSはコンデンサC1
を介してトランジスタQ1の入力インピーダンスに接続
される。ここで、上記インピーダンスは生来僅かに誘導
性がある。信号源のインピーダンスRSおよび入力イン
ピーダンスはかなり小さいため、十分な時定数を与え、
かつ、対象の無線周波数を送信するために、コンデンサ
C1は十分に大きくないといけない。同様のことがコン
デンサC2に対しても適用され、それにより共通ベース
を接地する。図2から、コンデンサC2が入力信号に直
列に接続されていることがわかる。結果として、コンデ
ンサC1の値またはコンデンサC1およびC2の両方の
値が入力信号のレベル調整のために用いられ、これは増
幅回路全体の全体利得に影響する。
【0018】図2の等価回路から、共通ベース段に、コ
イルL1の入力インピーダンスおよびDC阻止コンデン
サC3を介した次段(ホワイト・カスコード)の入力イ
ンピーダンスによって、負荷が与えられることもまたわ
かる。そのとき、コイルL1は、トランジスタQ1の寄
生コンデンサ(Cp'e1、Cp'c1)とともに、主にCp'c1
によって、高い共振周波数の並列LC共振回路を構成す
る。コンデンサC3は、インピーダンス変圧器にホワイ
ト・カスコードの入力容量を与え、これにより、コイル
L1に並列接続の容量を増加させる。結果として、も
し、コンデンサC3の容量が低ければ、コイルL1に並
列接続の全体容量は、主にトランジスタQ1の寄生容量
からなり、その場合、増幅回路の通過帯域の中心周波数
は高くなる。一方、もし、コンデンサC3の容量が十分
に高ければ、コイルL1に並列接続の全体容量に対して
さらなる容量が追加され、それにより、ずっと低い共振
周波数が生ずる。
【0019】さらに、コンデンサC3の容量がより高い
場合、より高利得を生ずる第2段(ホワイト・カスコー
ド)に対しRFエネルギーをよりよく伝送する。このよ
うに、コンデンサC3は、増幅回路全体の全体利得およ
び中心周波数に同時に影響を与えるために使用されても
よい。一方、同様に、共通ベース段のコンデンサC1と
コンデンサC2の少なくとも1つを変化させることによ
り利得を独立して同調できることを、コンデンサC3に
よって選択された周波数で必要な全体利得を正確に発生
させるために使用してもよい。さらに、ホワイト・カス
コードのバイアス抵抗R4は帯域幅を調整するために使
用されてもよい。ここで、抵抗R4はコイルL1に並列
にAC接続されている。このことは、実は、抵抗R4の
中に位置する高いQを有するコイルはよりよい特性を与
えないことを示す。
【0020】第2段は、上段のトランジスタのコレクタ
における低いQを有するコイルL2の使用により増強さ
れたホワイト・カスコードである。このコイルL2は局
所的なループにおいて増幅を増大させ、また、ほぼ10
0%の負帰還を有し、回路の能力を理想的なフォロワに
非常に近付ける。これは、ほぼゼロの出力インピーダン
スを与え、この回路をほぼ理想の出力段にする。このよ
うに出力は標準特性インピーダンス(一般的に50オー
ムの抵抗)から得られてもよい。使用されたバイアスは
より高い抵抗(R6)を想定し、また、このように、コ
イルL2の低いQに影響を及ぼさない。また、高いQの
コイルを使用することは、抵抗R6の一定のインピーダ
ンスまたは使用された他の任意のバイアス回路の一定の
インピーダンスの結果としてそのQが削減されるため、
たいして性能を向上させない。出力における減結合コン
デンサC5は、オンチップまたはオフチップの素子であ
ってよい。
【0021】図1による集積されたモノリシックな低い
ノイズ帯域通過増幅回路(LNA)は0.8μmBiM
OS技術によって検討されてきた。そこでは、バイポー
ラNPNトランジスタは17GHzの最大遷移周波数F
TMAXを示し、このトランジスタを流れる電流は約800
μAである。本実施形態においては、第1段においてト
ランジスタを流れる電流は500μAに選択された。そ
れは、ノイズを最小にする電流値である。
【0022】達成される増幅値は、2Vの電源電圧から
の3GHzの周波数で35dBである。コイルL1が比
較的低いQを有しているにもかかわらず、これはかなり
高い増幅値であり、また、それは、トランジスタQ1の
コレクタにおいて抵抗が使用されたならば2ボルトの電
源電圧を用いては達成することができない。トランジス
タQ2およびQ3は、低抵抗負荷に必要とされる出力電
流を与えるために、トランジスタQ1よりもサイズにお
いて3倍大きい。
【0023】低いQのコイルL1およびL2は、±10
%の範囲内で中心周波数のプリ同調および20dBから
40dBの間の利得の独立したプリセットを可能とす
る。これらは従来技術の回路構成を用いては成しえない
ことである。
【0024】コンデンサC3の容量を変化させることに
よる、周波数選択の影響および利得の同時変化がSパラ
メータ[S21]および[S12]によって図3および図4に示
されている。
【0025】一度、周波数が選択され、図5および図6
に示すように、コンデンサC2を用いて全体利得が決定
されてもよい。図5および図6において、左側の第1の
Y軸は[S12]または[S21]の絶対値に対応し、第2のY
軸は[S12]または[S21]の位相に対応している。
【0026】予想されたように共通ベース段の誘導性素
子はかなり小さい。このため、コンデンサC2の値を変
化させたときに、ほぼ一定周波数で変化するのは実際に
は全体利得のみである。
【0027】増幅は、同様の技術を用いて、少なくとも
8から10GHzの周波数まで同様に動作することがで
きる。
【0028】増幅回路の電力消費は2Vの電源電圧で8
mWのみである。この回路は、例えば、種々の無線通信
装置における増幅フィルタバッファとしての利用に好適
である。
【0029】上記図面および上記説明は本発明を示すこ
とを意図しているのみである。本発明に係る増幅回路は
添付の請求の範囲においてその詳細は変化してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る低ノイズ増幅回路の回路図。
【図2】 図1に係る増幅回路の第1段AC等価回路の
回路図。
【図3】 コンデンサC3の値が変化したときのsパラ
メータ[S21]に同調した周波数の影響を示す図。
【図4】 コンデンサC3の値が変化したときのsパラ
メータ[S12]に同調した周波数の影響を示す図。
【図5】 コンデンサC2の値が変化したときのsパラ
メータ[S21]に同調した周波数の影響を示す図。
【図6】 コンデンサC2の値が充電されたときのsパ
ラメータ[S12]に同調した周波数の影響を示す図。
【符号の説明】
10…電圧電源 11…信号源 Q1〜Q4…NPNバイポーラトランジスタ C1〜C5…コンデンサ L1,L2…コイル R1〜R7…抵抗。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力段と出力段とを有する増幅器におい
    て、 前記入力段は、共通ベース接続され、コレクタに第1誘
    導素子(L1)を介して動作電圧が与えられる増幅素子
    (Q1)からなり、 前記出力段は、一の増幅素子(Q2)のコレクタに第2
    誘導素子(L2)を介して動作電圧が与えられるホワイ
    ト・カスコード(Q2、Q3)からなることを特徴とす
    る増幅器。
  2. 【請求項2】 前記入力段は、 コレクタに第1コイル(L1)を介して動作電圧が与え
    られ、エミッタにエミッタ抵抗(R1)を介して動作電
    位の一方が与えられるとともに第1結合コンデンサ(C
    1)を介して増幅器の入力に接続され、ベースに接地容
    量(C2)を介して動作電位の他方が与えられた、共通
    ベース接続されたトランジスタ(Q1)と、 共通ベース接続されたトランジスタ(Q1)をバイアス
    するためのバイアス回路(R2、R3)とからなること
    を特徴とする請求項1に記載の増幅器。
  3. 【請求項3】 前記ホワイト・カスコードは、 コレクタにコイル(L2)を介して動作電圧が与えら
    れ、エミッタが第2結合コンデンサ(C5)を介して増
    幅器の出力に接続され、ベースが第3結合コンデンサ
    (C3)を介して前記共通ベース接続されたトランジス
    タ(Q1)のコレクタに接続された第1トランジスタ
    (Q2)と、 コレクタが第1トランジスタ(Q2)のエミッタに接続
    され、エミッタに抵抗(R5)を介して第2動作電位が
    与えられた第2トランジスタ(Q3)と、 第1および第2トランジスタをバイアスするためのバイ
    アス回路(R4、R6)とからなることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の増幅器。
  4. 【請求項4】 全体利得および増幅器の中心周波数は、
    第3結合コンデンサ(C3)の値を変化させることによ
    り同調するように調整されたことを特徴とする請求項2
    または請求項3に記載の増幅器。
  5. 【請求項5】 共通ベース接続段の利得は、第1結合コ
    ンデンサ(C3)および接地コンデンサ(C2)の少な
    くともいずれかの値を変化させることにより同調するよ
    うに調整されたことを特徴とする請求項2、請求項3ま
    たは請求項4に記載の増幅器。
  6. 【請求項6】 増幅器のノイズレベルは、前記エミッタ
    抵抗の値に基づいて、増幅器の中心周波数および利得に
    対し、実質的に独立して設定されるように調整されるこ
    とを特徴とする請求項2、請求項3または請求項4に記
    載の増幅器。
  7. 【請求項7】 第1トランジスタ(Q2)のバイアス回
    路は、 第1トランジスタ(Q2)のベースと動作電圧を与える
    節点との間に接続され、第1誘導素子(L1)と並列に
    AC接続されたバイアス抵抗(R4)とバイアス抵抗
    (R4)の値を変化させることにより同調するように調
    整された共通ベース接続段とを含むことを特徴とする請
    求項3ないし請求項6のいずれか1つに記載の増幅器増
    幅器。
  8. 【請求項8】 前記第1誘導素子および前記第2誘導素
    子はコイルからなることを特徴とする請求項1ないし請
    求項7のいずれか1つに記載の増幅器。
  9. 【請求項9】 集積回路で実現され、第1および第2誘
    導素子は低いQを持つオンチップコイルであることを特
    徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載
    の増幅器。
JP9153492A 1996-06-11 1997-06-11 低ノイズ増幅器 Pending JPH1075127A (ja)

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