JP2010160834A - 光ピックアップ駆動装置、光ディスク装置、光ピックアップ駆動方法、光ピックアップ駆動プログラムおよび光ピックアップ駆動プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents
光ピックアップ駆動装置、光ディスク装置、光ピックアップ駆動方法、光ピックアップ駆動プログラムおよび光ピックアップ駆動プログラムを格納した記録媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】例えばフォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる光ピックアップ駆動装置、光ディスク装置、光ピックアップ駆動方法、光ピックアップ駆動プログラムおよび光ピックアップ駆動プログラムを格納した記録媒体を提供する。
【解決手段】光ディスク再生装置においてフォーカス引き込み時にフォーカスエラー信号(FE)の振幅と全加算信号(RF)の振幅を取得し、それらの比(FE/RF)を算出して、FE/RFが予め定めた閾値αよりも大きい場合はフォーカス信号振幅の正規化を行い、閾値α以下の場合は正規化を行わないようにする。
【選択図】図5
【解決手段】光ディスク再生装置においてフォーカス引き込み時にフォーカスエラー信号(FE)の振幅と全加算信号(RF)の振幅を取得し、それらの比(FE/RF)を算出して、FE/RFが予め定めた閾値αよりも大きい場合はフォーカス信号振幅の正規化を行い、閾値α以下の場合は正規化を行わないようにする。
【選択図】図5
Description
本発明は、光ディスク内の信号層に正確に光ピックアップを合焦させる光ピックアップ駆動装置、光ディスク装置、光ピックアップ駆動方法、光ピックアップ駆動プログラムおよび光ピックアップ駆動プログラムを格納した記録媒体に関する。
従来、DVD(Digital Versatile Disc)やブルーレイディスク(以下、BDと記す)などの光ディスクにおいては、光ピックアップのアクチュエータを光ディスクに対して略鉛直に駆動して、その際に観測されるフォーカスエラー信号に基づいてフォーカス引き込み動作を行ってフォーカスクローズしフォーカスサーボを動作させている。
前記したフォーカス引き込み時には、以降のサーボ動作を安定させるため、例えば特許文献1に記載のフォーカスサーボ装置のようにフォーカスエラー信号の振幅が一定になるように可変ゲインアンプの利得を調節する(一定の振幅に正規化する)ことが行われている。
特に、記録型の光ディスクはスタンパで製造される光ディスクと比較して光の反射率が低い。そのためにフォーカスエラー信号の振幅も小さくなるために、フォーカスエラー信号の振幅を大きくするように正規化が行われることが多い。
ところで、光ディスクの面ぶれなどによってフォーカス引き込み時にレーザ光の焦点が記録面を通過しない場合があると、図1に示すようにフォーカスエラー信号は完全なS字曲線とならない。
この場合、従来のように正規化を行ってしまうと、図2に示すように必要以上に振幅が大きくなるようなゲインとしてしまい、フォーカスクローズした以降のサーボ動作時にサーボが敏感になりすぎてしまったり、消費電流が増加してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、例えばフォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる光ピックアップ駆動装置、光ディスク装置、光ピックアップ駆動方法、光ピックアップ駆動プログラムおよび光ピックアップ駆動プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の光ピックアップ駆動装置は、光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記光ディスクからの反射光を受光してフォーカスエラー信号および全加算信号を生成する受光手段と、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向に移動させるアクチュエータと、を備えた光ピックアップと、前記フォーカスエラー信号の振幅を予め定めた一定の振幅に正規化する正規化手段と、前記アクチュエータに前記対物レンズを一定範囲移動させて前記光源からの光を前記光ディスクに合焦させるフォーカス引き込み動作を実行し、前記正規化手段が正規化した前記フォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行うフォーカス制御手段と、を有する光ピックアップ駆動装置において、前記フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅から前記フォーカスエラー信号の振幅と前記全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいて前記正規化手段に前記フォーカスエラー信号の振幅を正規化させる正規化制御手段を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の光ピックアップ駆動方法は、光源が発生した光を対物レンズを介して光ディスクに合焦し、前記光ディスクからの反射光を受光してフォーカスエラー信号および全加算信号を生成し、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向に移動して、前記対物レンズを一定範囲移動させて前記光源からの光を前記光ディスクに合焦させて、予め定めた一定の振幅に正規化した前記フォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行う光ピックアップ駆動方法において、フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅を取得し、前記フォーカスエラー信号の振幅と前記全加算信号の振幅との比を算出して、その算出結果に基づいて前記フォーカスエラー信号の振幅を正規化することを特徴としている。
請求項6に記載の光ピックアップ駆動プログラムは、光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記光ディスクからの反射光を受光してフォーカスエラー信号および全加算信号を生成する受光手段と、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向に移動させるアクチュエータと、を備えた光ピックアップを備えた光ピックアップ駆動装置のコンピュータを、前記フォーカスエラー信号の振幅を予め定めた一定の振幅に正規化する正規化手段と、前記アクチュエータに前記対物レンズを一定範囲移動させて前記光源からの光を前記光ディスクに合焦させるフォーカス引き込み動作を実行し、前記正規化手段が正規化した前記フォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行うフォーカス制御手段と、として機能させる光ピックアップ駆動プログラムにおいて、前記フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅から前記フォーカスエラー信号の振幅と前記全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいて前記正規化手段に前記フォーカスエラー信号の振幅を正規化させる正規化制御手段として機能させることを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態にかかる光ピックアップ駆動装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる光ピックアップ駆動装置は、取得手段でフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅を取得して、正規化制御手段がフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいて正規化手段にフォーカスエラー信号の振幅を正規化させているので、図1に示すような正規化する必要が無い場合は正規化を行わないようにすることができる。つまり、フォーカスエラー信号のゲインを必要以上に大きくしてしまうことを防止できるので、フォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる。
また、正規化制御手段が、フォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比が予め定めた閾値よりも大きい場合は正規化を行い、フォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比が予め定めた閾値以下の場合は正規化を行わないようにしてもよい。このようにすることにより、この比と予め定めた閾値との比較によって正規化を行うか否かを容易に判断することができる。
また、フォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比が予め定めた閾値以下の場合は、正規化制御手段が、フォーカス制御手段に対物レンズを移動させる範囲を大きくさせてフォーカス引き込み動作を行わせてもよい。このようにすることにより、比が閾値以下の場合には、対物レンズの移動範囲が当該光ディスクにおいては少ないと判断して、対物レンズを移動させる範囲を大きくさせて正常なフォーカスエラー信号が観測されるようにすることができる。その後、正常なフォーカスエラー信号が観測されれば、そのフォーカスエラー信号に基づいて正規化を行えるので、フォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる。
また、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の光ピックアップ駆動装置を光ディスク装置に備えてもよい。このようにすることにより、光ディスクの再生や記録などを行う光ディスク装置において、フォーカスエラー信号のゲインを必要以上に大きくしてしまうことを防止して、フォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる光ピックアップ駆動方法は、フォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅を取得して、取得したフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいて正規化手段にフォーカスエラー信号の振幅を正規化させているので、図1に示すような正規化する必要が無い場合は正規化を行わないようにすることができる。つまり、フォーカスエラー信号のゲインを必要以上に大きくしてしまうことを防止できるので、フォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる光ピックアップ駆動プログラムは、取得手段でフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅を取得して、正規化手段がフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいて正規化手段にフォーカスエラー信号の振幅を正規化させているので、図1に示すような正規化する必要が無い場合は正規化を行わないようにすることができる。つまり、フォーカスエラー信号のゲインを必要以上に大きくしてしまうことを防止できるので、フォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる。
また、前記光ピックアップ駆動プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、光ピックアップ駆動プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の一実施例にかかる光ディスク装置としての光ディスク再生装置1を図3乃至図6を参照して説明する。光ディスク再生装置1は、DVD、BD等の光ディスク12が再生可能な装置であり、図3に示すようにディスクモータ2と、光ピックアップ3と、RFアンプ4と、サーボ信号処理部5と、ドライバ6と、音声/映像信号処理部7と、メモリ8と、DAコンバータ9と、マイクロコンピュータ10と、音声信号/映像信号出力端子11とを備えている。
ディスクモータ2は、光ディスク再生装置1にセットされた光ディスク12を回転させるためのモータであり、スピンドルモータなどで構成されている。
光ピックアップ3は、光ディスク12に照射するレーザ光を発生させる光源としてのレーザダイオード3aや、光ディスク12上にレーザダイオード3aからのレーザ光を照射するための対物レンズ3bや、サーボ信号処理部5からの信号によりフォーカス方向やトラッキング方向に対物レンズ3bを駆動するためのアクチュエータ3cおよび光ディスク12から反射された反射光を受ける受光手段としての受光器3dや、レーザ光を対物レンズへ導いたり反射光を受光器3dへ導く光学系3e(図3では1つの部材のみ記載しているが実際は複数のレンズやプリズムなどで構成されている)などを備え、受光器3dの出力から受光器3dで受けた総光量を示す全加算信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号などを生成しRFアンプ4へ出力する。
フォーカスエラー信号および全加算信号は、図4に示すように4分割された受光器3dの各受光面a,b,c,dで受光し、それぞれ光電変換された信号の(a+c)−(b+d)がフォーカスエラー信号となり、a+b+c+dが全加算信号となる。なお、フォーカスエラー信号は説明した非点収差法に限らず、ナイフエッジ法など他の生成方法を用いてもよい。
RFアンプ4は、光ピックアップ3から入力される信号を所定の値に増幅し、サーボ信号処理部5へ出力する。
正規化手段、フォーカス制御手段としてのサーボ信号処理部5は、RFアンプ4から入力されるフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの制御信号を基に光ピックアップ3のアクチュエータ3cを駆動させてフォーカスおよびトラッキングのサーボ制御などを行い光ディスク12に記録された情報を正確に読めるようにする。また、フォーカスエラー信号を予め定めた一定の振幅に正規化する正規化処理も行う。さらに、サーボ信号処理部5は、入力されたフォーカスエラー信号および全加算信号の振幅をマイクロコンピュータ10へ出力する。
ドライバ6は、サーボ信号処理部5から入力された信号からディスクモータ2および光ピックアップ3のアクチュエータ3cへの駆動信号を生成し出力する。
音声/映像信号処理部7は、サーボ信号処理部5から入力された信号にエラー訂正などを行った後復調や復号を行い音声などのデータを再生してメモリ8へ出力する。
メモリ8は、音声/映像信号処理部7で再生された音声などのデータを所定量(数秒ないし十秒程度)一時的に格納するためのメモリであり、半導体メモリで構成される。
DAコンバータ9は、マイクロコンピュータ10からの要求に従ってメモリ8からデータを読み出して、そのデジタル信号であるデータをアナログ信号に変換し音声信号/映像信号出力端子11から出力する。
正規化制御手段としてのマイクロコンピュータ10は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)とを内蔵し、光ディスク12の挿入や排出、再生や停止などの各操作における光ディスク再生装置1全体の制御など行い、本実施例においてはセットされた光ディスク12の再生前のセットアップ時の制御も行う。
上述したように、本発明の一実施例にかかる光ピックアップ駆動装置は、光ピックアップ3と、サーボ信号処理部5と、マイクロコンピュータ10と、から構成される。
次に、上述した構成の光ディスク再生装置1におけるセットアップ動作を図5のフローチャートを参照して説明する。図5のフローチャートはマイクロコンピュータ10のROMに予め制御プログラムとして記録されており、マイクロコンピュータ10のCPUで実行される。
まず、ステップS1において、光ディスク12を回転させてステップS2に進む。本ステップでは、ディスクモータ2を所定の回転数で光ディスク12を回転させるようにサーボ信号処理部5に指示し、サーボ信号処理部5からの制御信号によりドライバ6がディスクモータ2を所定の回転数で回転させる。
次に、ステップS2において、レーザダイオード3aをONしてステップS3に進む。本ステップもステップS1と同様に光ピックアップ3内のレーザダイオード3aをONにするようにサーボ信号処理部5に指示し、サーボ信号処理部5からの制御信号によりドライバ6が光ピックアップ3に対して制御信号を出力してレーザダイオード3aをONする。
次に、ステップS3において、光ピックアップ3の対物レンズをフォーカス方向に移動させてステップS4に進む。本ステップでは、フォーカス引き込み動作を行うようにサーボ信号処理部5に指示する。サーボ信号処理部5では制御信号をドライバ6に出力してドライバ6が出力した制御信号により光ピックアップ3内のアクチュエータ3cが駆動されて対物レンズ3bがフォーカス方向に移動する。
次に、ステップS4において、対物レンズ3bがフォーカス方向に駆動中の全加算信号(RF)の信号の振幅(レベル)をサーボ信号処理部5から取り込んでステップS5に進む。全加算信号の振幅とは、図6のYに示すように定常レベルから連続して増大した頂点までのレベルをいう。
次に、ステップS5において、対物レンズ3bがフォーカス方向に駆動中のフォーカスエラー信号(FE)の信号の振幅(レベル)をサーボ信号処理部5から取り込んでステップS6に進む。フォーカスエラー信号の振幅とは、図6のX、X´に示すようにセンター値(ゼロレベル)より連続して増大した頂点(最大値)から、センター値(ゼロレベル)より連続して減少した頂点(最小値)までのレベルをいう。なお、S字の片側のみ観測され、もう片側はセンター値より増大または減少していない場合はセンター値から最大値または最小値のいずれかまでのレベルをいう。
次に、ステップS6において、ステップS5で取り込んだフォーカスエラー信号の振幅とステップS4で取り込んだ全加算信号の振幅との比(FE/RF)を算出し、その値が予め定めた閾値であるαよりも大きいか否かを判断し、大きい場合はステップS7に進み、α以下の場合はステップS8に進む。
全加算信号(RF)は、図6に示すように、フォーカスエラー信号(FE)の波形の状態に関わらず、レーザ光の合焦点が記録面を通過する際の波形の振幅は同等である。そのために、図6(a)のようなS字の片側しか観測されないフォーカスエラー信号の振幅(X)と全加算信号の振幅(Y)との比と、図6(b)のような正常なS字波形となっているフォーカスエラー信号(X´)の振幅と全加算信号の振幅(Y)との比と、を比較すると前者の方が小さくなる。したがって、これらの比を算出して、所定の閾値αと比較することによって正規化の要否を判断することができる。
次に、ステップS7において、FE/RF>αであったため、正規化フラグをONに設定してステップS11に進む。
一方、ステップS8においては、フォーカス引き込み動作が2回目か否かを判断し、2回目である場合はステップS9に進み、1回目である場合はステップS10に進む。
次に、ステップS9において、FE/RF≦αかつフォーカス引き込みが2回目であったため、正規化フラグをOFFに設定してステップS11に進む。
また、ステップS10においては、FE/RF≦αかつフォーカス引き込みが1回目であったため、サーボ信号処理部5にフォーカス駆動振幅設定をUP(フォーカス引き込み時の対物レンズの移動範囲を拡大)させてステップS3に戻る。すなわち、対物レンズ3bを移動させる範囲を大きくさせて再度フォーカス引き込み動作を行わせている。
次に、ステップS11において、サーボ信号処理部5にフォーカスクローズさせてステップS12に進む。以降フォーカスサーボが動作し始める。
次に、ステップS12において、正規化フラグがONか否かを判断し、ONの場合はステップS13に進み、OFFの場合はステップS14に進む。
次に、ステップS13において、フォーカスエラー信号の振幅(レベル)を正規化、つまり予め定めた一定の振幅になるようにサーボ信号処理部5にゲインを調整させてステップS14に進む。
次に、ステップS14において、サーボ信号処理部5にトラッキングクローズさせてトラッキングサーボを動作させてセットアップを終了する。
本実施例によれば、光ディスク再生装置1においてフォーカス引き込み時にフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅を取得し、それらの比(FE/RF)を算出して、FE/RFが予め定めた閾値αよりも大きい場合はフォーカス信号の振幅の正規化を行い、閾値α以下の場合は正規化を行わないようにしているので、フォーカスエラー信号のS字波形が片側しか観測されないような状況でもフォーカスエラー信号のゲインを必要以上に大きくしてしまうことを防止できる。そのために、フォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる。
また、閾値α以下かつフォーカス引き込み動作が1回目の場合には、対物レンズ3bを移動させる範囲を大きくしてフォーカス引き込み動作を行っているので、FE/RFの値が小さい場合は、対物レンズの移動範囲が少ないと判断して、対物レンズを移動させる範囲を大きくして正常なフォーカスエラー信号が観測されるようにすることができる。
前述した実施例によれば、以下の光ピックアップ駆動装置と光ピックアップ駆動方法と光ピックアップ駆動プログラムが得られる。
(付記1)光ディスク12から情報を読み出すための光を発生するレーザダイオード3aと、レーザダイオード3aが発生した光を光ディスク12に合焦させる対物レンズ3bと、光ディスク12からの反射光を受光してフォーカスエラー信号および全加算信号を生成する受光手段3dと、対物レンズ3bを光ディスク12に対して略鉛直方向に移動させるアクチュエータ3cと、を備えた光ピックアップ3と、
フォーカスエラー信号の振幅を予め定めた一定の振幅に正規化するサーボ信号処理部5と、
アクチュエータ3cに対物レンズ3bを一定範囲移動させてレーザダイオード3aからの光を光ディスク12に合焦させるフォーカス引き込み動作を実行し、サーボ信号処理部5が正規化したフォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行うサーボ信号処理部5と、
を有する光ピックアップ駆動装置において、
フォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅を取得するマイクロコンピュータ10と、
マイクロコンピュータ10が取得したフォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅からフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいてサーボ信号処理部5にフォーカスエラー信号の振幅を正規化させるマイクロコンピュータ10を備えたことを特徴とする光ピックアップ駆動装置。
フォーカスエラー信号の振幅を予め定めた一定の振幅に正規化するサーボ信号処理部5と、
アクチュエータ3cに対物レンズ3bを一定範囲移動させてレーザダイオード3aからの光を光ディスク12に合焦させるフォーカス引き込み動作を実行し、サーボ信号処理部5が正規化したフォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行うサーボ信号処理部5と、
を有する光ピックアップ駆動装置において、
フォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅を取得するマイクロコンピュータ10と、
マイクロコンピュータ10が取得したフォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅からフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいてサーボ信号処理部5にフォーカスエラー信号の振幅を正規化させるマイクロコンピュータ10を備えたことを特徴とする光ピックアップ駆動装置。
この光ピックアップ駆動装置によれば、算出結果が正規化する必要が無い場合は正規化を行わないことができ、フォーカスエラー信号のゲインを必要以上に大きくしてしまうことを防止できる。そのために、フォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる。
(付記2)レーザダイオード3aが発生した光を対物レンズ3bを介して光ディスク12に合焦し、光ディスク12からの反射光を受光してフォーカスエラー信号および全加算信号を生成し、対物レンズ3bを光ディスク12に対して略鉛直方向に移動して、対物レンズ3bを一定範囲移動させてレーザダイオード3aからの光を光ディスク12に合焦させて、予め定めた一定の振幅に正規化したフォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行う光ピックアップ駆動方法において、
フォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅を取得し、フォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比を算出して、その算出結果に基づいてフォーカスエラー信号の振幅を正規化することを特徴とする光ピックアップ駆動方法。
フォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅を取得し、フォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比を算出して、その算出結果に基づいてフォーカスエラー信号の振幅を正規化することを特徴とする光ピックアップ駆動方法。
この光ディスク判別方法によれば、算出結果が正規化する必要が無い場合は正規化を行わないことができ、フォーカスエラー信号のゲインを必要以上に大きくしてしまうことを防止できる。そのために、フォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる。
(付記3)光ディスク12から情報を読み出すための光を発生するレーザダイオード3aと、レーザダイオード3aが発生した光を光ディスク12に合焦させる対物レンズ3bと、光ディスク12からの反射光を受光してフォーカスエラー信号および全加算信号を生成する受光手段3dと、対物レンズ3bを光ディスク12に対して略鉛直方向に移動させるアクチュエータ3cと、を備えた光ピックアップ3を備えた光ピックアップ駆動装置のコンピュータを、
フォーカスエラー信号の振幅を予め定めた一定の振幅に正規化するサーボ信号処理部5と、
アクチュエータに対物レンズ3bを一定範囲移動させてレーザダイオード3aからの光を光ディスク12に合焦させるフォーカス引き込み動作を実行し、サーボ信号処理部5が正規化したフォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行うサーボ信号処理部5と、
として機能させる光ピックアップ駆動プログラムにおいて、
フォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅を取得するマイクロコンピュータ10と、
マイクロコンピュータ10が取得したフォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅からフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいてサーボ信号処理部5にフォーカスエラー信号の振幅を正規化させるマイクロコンピュータ10として機能させることを特徴とする光ピックアップ駆動プログラム。
フォーカスエラー信号の振幅を予め定めた一定の振幅に正規化するサーボ信号処理部5と、
アクチュエータに対物レンズ3bを一定範囲移動させてレーザダイオード3aからの光を光ディスク12に合焦させるフォーカス引き込み動作を実行し、サーボ信号処理部5が正規化したフォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行うサーボ信号処理部5と、
として機能させる光ピックアップ駆動プログラムにおいて、
フォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅を取得するマイクロコンピュータ10と、
マイクロコンピュータ10が取得したフォーカスエラー信号の振幅および全加算信号の振幅からフォーカスエラー信号の振幅と全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいてサーボ信号処理部5にフォーカスエラー信号の振幅を正規化させるマイクロコンピュータ10として機能させることを特徴とする光ピックアップ駆動プログラム。
この光ピックアップ駆動プログラムによれば、算出結果が正規化する必要が無い場合は正規化を行わないことができ、フォーカスエラー信号のゲインを必要以上に大きくしてしまうことを防止できる。そのために、フォーカスサーボを適切なゲインで動作させることができる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 光ディスク再生装置(光ディスク装置)
3 光ピックアップ
3a レーザダイオード(光源)
3b 対物レンズ
3c アクチュエータ
3d 受光器(受光手段)
5 サーボ信号処理部(正規化手段、フォーカス制御手段)
10 マイクロコンピュータ(取得手段、正規化制御手段)
12 光ディスク
3 光ピックアップ
3a レーザダイオード(光源)
3b 対物レンズ
3c アクチュエータ
3d 受光器(受光手段)
5 サーボ信号処理部(正規化手段、フォーカス制御手段)
10 マイクロコンピュータ(取得手段、正規化制御手段)
12 光ディスク
Claims (7)
- 光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記光ディスクからの反射光を受光してフォーカスエラー信号および全加算信号を生成する受光手段と、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向に移動させるアクチュエータと、を備えた光ピックアップと、
前記フォーカスエラー信号の振幅を予め定めた一定の振幅に正規化する正規化手段と、
前記アクチュエータに前記対物レンズを一定範囲移動させて前記光源からの光を前記光ディスクに合焦させるフォーカス引き込み動作を実行し、前記正規化手段が正規化した前記フォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行うフォーカス制御手段と、
を有する光ピックアップ駆動装置において、
前記フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅から前記フォーカスエラー信号の振幅と前記全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいて前記正規化手段に前記フォーカスエラー信号の振幅を正規化させる正規化制御手段を備えたことを特徴とする光ピックアップ駆動装置。 - 前記正規化制御手段が、前記フォーカスエラー信号の振幅と前記全加算信号の振幅との比が予め定めた閾値よりも大きい場合は前記正規化手段に前記正規化を行わせ、前記フォーカスエラー信号の振幅と前記全加算信号の振幅との比が予め定めた閾値以下の場合は前記正規化手段に前記正規化を行わせないことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ駆動装置。
- 前記フォーカスエラー信号の振幅と前記全加算信号の振幅との比が予め定めた閾値以下の場合は、前記正規化制御手段が、前記フォーカス制御手段に前記対物レンズを移動させる範囲を大きくさせて再度フォーカス引き込み動作を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載の光ピックアップ駆動装置。
- 請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の光ピックアップ駆動装置を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
- 光源が発生した光を対物レンズを介して光ディスクに合焦し、前記光ディスクからの反射光を受光してフォーカスエラー信号および全加算信号を生成し、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向に移動して、前記対物レンズを一定範囲移動させて前記光源からの光を前記光ディスクに合焦させて、予め定めた一定の振幅に正規化した前記フォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行う光ピックアップ駆動方法において、
前記フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅を取得し、前記フォーカスエラー信号の振幅と前記全加算信号の振幅との比を算出して、その算出結果に基づいて前記フォーカスエラー信号の振幅を正規化することを特徴とする光ピックアップ駆動方法。 - 光ディスクから情報を読み出すための光を発生する光源と、前記光源が発生した光を前記光ディスクに合焦させる対物レンズと、前記光ディスクからの反射光を受光してフォーカスエラー信号および全加算信号を生成する受光手段と、前記対物レンズを前記光ディスクに対して略鉛直方向に移動させるアクチュエータと、を備えた光ピックアップを備えた光ピックアップ駆動装置のコンピュータを、
前記フォーカスエラー信号の振幅を予め定めた一定の振幅に正規化する正規化手段と、
前記アクチュエータに前記対物レンズを一定範囲移動させて前記光源からの光を前記光ディスクに合焦させるフォーカス引き込み動作を実行し、前記正規化手段が正規化した前記フォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行うフォーカス制御手段と、
として機能させる光ピックアップ駆動プログラムにおいて、
前記フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記フォーカスエラー信号の振幅および前記全加算信号の振幅から前記フォーカスエラー信号の振幅と前記全加算信号の振幅との比を算出し、その算出結果に基づいて前記正規化手段に前記フォーカスエラー信号の振幅を正規化させる正規化制御手段として機能させることを特徴とする光ピックアップ駆動プログラム。 - 請求項6に記載の光ピックアップ駆動プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
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JP2009001373A JP2010160834A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | 光ピックアップ駆動装置、光ディスク装置、光ピックアップ駆動方法、光ピックアップ駆動プログラムおよび光ピックアップ駆動プログラムを格納した記録媒体 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03272025A (ja) * | 1990-03-20 | 1991-12-03 | Fuji Electric Co Ltd | 光ディスク装置のエラー信号検出回路 |
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JPH0628679A (ja) * | 1992-07-09 | 1994-02-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置 |
JPH1097723A (ja) * | 1996-08-01 | 1998-04-14 | Ricoh Co Ltd | 光ピックアップ装置 |
-
2009
- 2009-01-07 JP JP2009001373A patent/JP2010160834A/ja active Pending
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