JP2010158131A - モータ駆動装置、異常検出方法及び異常検出プログラム - Google Patents

モータ駆動装置、異常検出方法及び異常検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な制御でモータ駆動系の異常を検出することができるモータ駆動装置、異常検出方法及び異常検出プログラムを提供する。
【解決手段】予め定められたタイミングで回転検出器92によりワイパモータ18の回転を検出し、ワイパモータ18の回転が停止している場合にワイパモータ18を回転駆動させるインバータ回路64からワイパモータ18へ供給される電力の電圧レベルを検出し、検出された電圧レベルに基づいて異常の発生を検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータ駆動装置、異常検出方法及び異常検出プログラムに係り、特に、複数のスイッチング素子のオン、オフによって電力供給を制御してモータを回転駆動させるモータ駆動装置、当該モータの異常検出方法及び異常検出プログラムに関する。
従来、自動車等の車両には、降雨時にフロントガラスに付着した雨滴によって視界が低下することを抑制するため、ワイパ装置が備えられている。このワイパ装置は、ワイパモータの回転駆動に応じてワイパが往復移動することにより、フロントガラスに付着した雨滴を払拭する。
ところで、ワイパモータを回転駆動させるモータ駆動装置において電源との短絡(天絡)やグランドとの短絡(地絡)などの異常の発生を検出する技術として、特許文献1には、モータの端子電圧を検出し、検出したモータの端子電圧の検出値とモータをPWMで駆動する場合のデューティ比から推定されるモータ端子電圧との差が所定時間以上継続して所定値を越えたとき、モータ駆動系の故障と判断してモータ出力を停止させる技術が示されている。
この特許文献1の技術では、デューティ比からモータ端子電圧の推定を行なうことによりモータの作動時と非作動時の両方について異常の検出を行なう。
特開平11−263240号公報
上記特許文献1では、デューティ比からモータ端子電圧の推定を行なうため複雑な演算が必要となり、また、モータ端子電圧やデューティ比の検出タイミングを制御するためのタイマ制御が必要となるため、制御回路の負荷が大きく、制御プログラムが複雑となる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、簡易な制御でモータ駆動系の異常を検出することができるモータ駆動装置、異常検出方法及び異常検出プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るモータ駆動装置は、複数のスイッチング素子を有し、当該複数のスイッチング素子のオン、オフによって電力供給を制御してモータを回転駆動させる駆動回路と、前記駆動回路から前記モータへ供給される電力の電圧レベルを検出する電圧検出手段と、前記モータの回転を検出する回転検出手段と、予め定められたタイミングで前記回転検出手段により前記モータの回転を検出し、前記モータの回転が停止している場合に前記電圧検出手段により検出される電圧レベルに基づいて異常の発生を検出する異常検出手段と、を備えている。
請求項1記載の発明によれば、複数のスイッチング素子を有する駆動回路の当該複数のスイッチング素子のオン、オフによって電力供給が制御されてモータが回転駆動されるものされており、電圧検出手段により、駆動回路からモータへ供給される電力の電圧レベルが検出され、回転検出手段により、モータの回転が検出される。
そして、本発明では、予め定められたタイミングで回転検出手段によりモータの回転が検出され、検出の結果、モータの回転が停止している場合に電圧検出手段により駆動回路からモータへ供給される電力の電圧レベルが検出され、検出された電圧レベルに基づいて異常検出手段により異常の発生が検出される。
このように、本発明では、予め定められたタイミングでモータの回転を検出し、モータの回転が停止している場合にモータを回転駆動させる駆動回路からモータへ供給される電力の電圧レベルを検出し、検出された電圧レベルに基づいて異常の発生を検出するので、デューティ比からのモータ端子電圧の推定やタイマ制御を行なう必要ないため、簡易な制御でモータ駆動系の異常を検出することができる。
なお、本発明は、請求項2記載のように、前記異常検出手段が、前記モータの回転が停止している場合に前記駆動回路の全てのスイッチング素子がオフとした状態で前記電圧検出手段により検出される電圧レベルに基づいて異常の発生を検出することが好ましい。
この請求項2記載の発明によれば、全てのスイッチング素子がオフとした状態とすることにより、短絡による異常が検出しやすくなる。
また、本発明は、請求項3記載のように、前記モータを、ブラシに接続された2つの電極を備えたブラシ付き直流モータとし、前記駆動回路を、前記モータの一方の電極に接続される一対の第1のスイッチング素子、及び当該モータの他方の電極に接続される一対の第2のスイッチング素子を備えるHブリッジ回路とし、前記電圧検出手段が、前記モータの一方の電極及び他方の電極の電圧レベルをそれぞれ検出し、前記異常検出手段が、前記電圧検出手段により検出される前記モータの一方の電極の電圧レベルと他方の電極の電圧レベルに基づいて異常の発生を検出してもよい。
この請求項3記載の発明によれば、直流モータではモータの一方の電極及び他方の電極の電圧レベルを検出することにより、異常の発生を検出できる。
また、本発明は、請求項4記載のように、前記異常検出手段により異常の発生が検出された場合に前記モータの回転駆動を禁止する禁止手段をさらに備えてもよい。
この請求項4記載の発明によれば、異常の発生が検出された場合にモータの回転駆動を禁止することにより、異常が発生したモータが回転駆動することにより発生する異常を防止することができる。
一方、請求項5に記載の発明の異常検出方法は、モータの回転を検出する回転検出手段により予め定められたタイミングで前記モータの回転を検出し、検出の結果、前記モータの回転が停止している場合に、電圧検出手段により、複数のスイッチング素子のオン、オフによって電力供給を制御してモータを回転駆動させる駆動回路から前記モータへ供給される電力の電圧レベルを検出し、検出された電圧レベルに基づいて異常の発生を検出する。
よって、請求項5に記載の発明は、請求項1記載の発明と同様に作用するので、簡易な制御でモータ駆動系の異常を検出することができる。
一方、請求項6に記載の発明の異常検出プログラムは、コンピュータを、予め定められたタイミングでモータの回転を検出した結果、前記モータの回転が停止している場合に、複数のスイッチング素子のオン、オフによって電力供給を制御して前記モータを回転駆動させる駆動回路から前記モータへ供給される電力の電圧レベルを検出し、検出された電圧レベルに基づいて異常の発生を検出する異常検出手段として機能させるものである。
よって、請求項6に記載の発明は、コンピュータを、請求項1記載のモータ駆動装置の異常検出手段として作用させるので、簡易な制御でモータ駆動系の異常を検出することができる。
なお、請求項6に記載の発明のプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1,図2には、本発明の一実施形態に係るワイパ装置10が示されている。ワイパ装置10は、例えば、乗用自動車等の車両に備えられたフロントガラス12を払拭するためのものであり、一対のワイパ14,16と、ワイパモータ18と、リンク機構20と、制御ユニット22とを備えている。
ワイパ14,16は、それぞれワイパアーム24,26とワイパブレード28,30とにより構成されている。ワイパアーム24,26の基端部は、後述するピボット軸42,44にそれぞれ固定されており、ワイパブレード28,30は、ワイパアーム24,26の先端部にそれぞれ固定されている。
そして、このワイパ14,16では、ワイパアーム24,26の回動に伴ってワイパブレード28,30がフロントガラス12上を往復移動され、このワイパブレード28,30がフロントガラス12を払拭する構成とされている。
ワイパモータ18は、正逆回転可能な出力軸32を有して構成されている。一方、リンク機構20は、クランクアーム34と、第一リンクロッド36と、一対のピボットレバー38,40と、一対のピボット軸42,44と、第二リンクロッド46とを備えている。
クランクアーム34の一端側は、出力軸32と固定されており、クランクアーム34の他端側は、第一リンクロッド36の一端側と回動可能に連結されている。また、第一リンクロッド36の他端側は、一方のピボットレバー38の一端側に回動可能に連結されており、一対のピボットレバー38,40の一端側には、第二リンクロッド46の両端側がそれぞれ回動可能に連結されている。
また、ピボット軸42,44は、車体に設けられた図示しないピボットホルダによって回動可能に支持されており、一対のピボットレバー38,40の他端側は、一対のピボット軸42,44にそれぞれ固定されている。
そして、このワイパ装置10では、出力軸32が第一の回動範囲θ1で正逆回転されると、この出力軸32の回転力がリンク機構20を介してワイパアーム24,26に伝達され、このワイパアーム24,26の往復回動に伴ってワイパブレード28,30がフロントガラス12上における上反転位置P1と下反転位置P2との間で往復移動される構成とされている。
また、このワイパ装置10では、出力軸32が第二の回動範囲θ2で正逆回転されると、このワイパアーム24,26の往復回動に伴ってワイパブレード28,30が下反転位置P2と、この下反転位置P2よりも下方の格納位置P3とに変位される構成とされている。
なお、以下では、説明の便宜上、ワイパブレード28,30が上反転位置P1、下反転位置P2、格納位置P3に位置されることを、このワイパブレード28,30を含むワイパ14,16が上反転位置P1、下反転位置P2、格納位置P3に位置されると言うことにする。
また、このワイパ装置10では、図2に示されるように、ワイパ14,16が格納位置P3に位置された場合には、クランクアーム34と第一リンクロッド36とが直線状をなす構成とされている。
制御ユニット22は、例えば、入力回路、ECU、駆動回路等を有して構成されており、ワイパスイッチ50、ワイパモータ18と接続されている。
また、制御ユニット22は、電力線56を介してイグニッションスイッチ52と接続されており、イグニッションスイッチ52がオン状態されると電力線56を介して図示しないバッテリ等の電源から電力が供給される。
本実施形態に係るワイパ装置10は、ワイパ14,16を連続的に往復動作させる連続動作モード、ワイパ14,16を所定の時間間隔を持って間欠動作させる間欠動作モード、及びワイパ14,16を停止させる停止モードのうちの何れかのモードでの動作指定を受付けることが可能とされている。なお、ワイパ装置10は、連続動作モードとして、ワイパモータ18の出力軸32を高速で回転駆動させてワイパ14,16を高速で往復動作させる高速動作モード、ワイパモータ18の出力軸32を低速で回転駆動させてワイパ14,16を低速で往復動作させる低速動作モードをそれぞれ備えてもよい。また、ワイパ装置10は、ワイパ14,16を一往復だけ動作させるミスト(MIST)モードなどの他のモードをさらに備えてもよい。
ワイパスイッチ50は、連続動作モード選択位置、間欠動作モード選択位置、停止モード選択位置に切替可能な構成とされており、各モードの選択位置に応じたモード選択信号を制御ユニット22に出力する構成とされている。
制御ユニット22は、イグニッションスイッチ52がオン状態とされて電力線56を介して電源からの電力が供給されて作動可能な状態となり、ワイパスイッチ50から出力されたモード選択信号が制御ユニット22に入力されると、ワイパスイッチ50からのモード選択信号に対応するモードに切り替わる構成とされている。
図3には、本実施形態に係る制御ユニット22の構成が示されている。
制御ユニット22は、マイコン60と、ドライバ62と、インバータ回路64と、電源回路66と、を備えている。
電力線56は、ドライバ62、インバータ回路64、及び電源回路66にそれぞれ接続されている。
電源回路66は、マイコン60に接続されており、電力線56を介して供給される電力の電圧レベルを所定の電圧レベル(例えば、3.3V)に変圧し、所定の電圧レベルの電力をマイコン60へ供給する。
マイコン60は、ワイパスイッチ50、ドライバ62、及びドライバ62と接続されており、ワイパスイッチ50からモード選択信号が入力される。マイコン60は、演算装置であるCPU60Aや記憶装置であるRAM60B、ROM60C等を含んで構成されている。マイコン60は、電源回路66から所定の電圧レベルの電力が供給されることにより起動し、ドライバ62に対してワイパモータ18の回転を制御する制御信号を出力する。
ドライバ62は、マイコン60、及びインバータ回路64と接続されている。ドライバ62は、マイコン60から制御信号が入力されると、制御信号に基づいてインバータ回路64に対して4つのスイッチング信号を出力する。
インバータ回路64は、ワイパモータ18への電力供給を制御するスイッチ素子として4つのNチャンネル型のMOSFET(以下、MOSFETという。)68A,68B,70A,70Bを備えており、ドライバ62から出力された4つのスイッチング信号は、MOSFET68A,68B,70A,70Bの各ゲート端子に入力される。インバータ回路64は、Hブリッジ回路として構成されており、一対のMOSFET68A,68Bを直列に接続した配線72Aと一対のMOSFET70A,70Bを直列に接続した配線72Bとが並列に接続され、配線72Aと配線72Bの一方の接続点74Aに電力線56が接続され、配線72Aと配線72Bの他方の接続点74Bが配線76を介してアースされている。
本実施形態に係るワイパモータ18は、ブラシ付き直流モータとして構成され、異なるブラシに接続された2つの電極19A,19Bを備えている。ワイパモータ18の一方の電極19Aは、配線78Aを介して配線72AのMOSFET68Aのソース端子とMOSFET68Bのドレイン端子の間に接続され、ワイパモータ18の他方の電極19Bは、配線78Bを介して配線72BのMOSFET70Aのソース端子とMOSFET70Bのドレイン端子の間に接続されている。
MOSFET68A,68B,70A,70Bは、ローレベルのスイッチング信号がゲート端子に入力された状態ではオフ状態となり、ドレイン端子からソース端子へ電流が流れないが、ハイレベルのスイッチング信号がゲート端子に入力されることでオン状態となり、ドレイン端子からソース端子へ電流が流れる。
ワイパモータ18は、MOSFET68A及びMOSFET70Bがオン状態とされると電極19Aから電極19Bに電流が流れて出力軸32が一方向に回転し、MOSFET68B及びMOSFET70Aがオン状態とされると電極19Bから電極19Aに電流が流れて出力軸32が他方向に回転する。
マイコン60は、ドライバ62を介してワイパモータ18の回転を制御することによりワイパ14,16を往復動作させている。
また、マイコン60は、配線80Aを介してインバータ回路64の配線72Aと配線78Aの接続点82Aに接続されると共に、配線80Bを介してインバータ回路64の配線72Bと配線78Bの接続点82Bに接続されている。マイコン60は、配線80A,80Bを介してワイパモータ18の2つの電極19A,19Bの電圧レベルを各々検出している。
本実施の形態では、MOSFET68A,68B,70A,70Bを全てオフ状態とした場合に、接続点82Aの電圧レベルを電力線56に供給される電力の電圧レベルBの1/2に調整するため、配線80Aを配線84Aを介して電力線56に接続すると共に、配線80Aを配線84Bを介して配線76に接続し、配線84Aに分圧抵抗器86Aを設け、配線84Bに分圧抵抗器86Bを設けている。
また、本実施の形態では、MOSFET68A,68B,70A,70Bを全てオフ状態とした場合に、接続点82Bの電圧レベルを電力線56に供給される電力の電圧レベルBの1/2に調整するため、配線72BのMOSFET70Aのソース端子とMOSFET70Bのドレイン端子の間に配線76に接続された配線88を設け、配線88に抵抗器90を設けている。
これにより、ワイパモータ18やインバータ回路64で短絡などの異常の発生していない場合、MOSFET68A,68B,70A,70Bを全てオフ状態とすると、配線80A,80Bを介してマイコン60で検出されるワイパモータ18の2つの電極19A,19Bの電圧レベルは共にB/2となる。
さらに、ワイパモータ18には、例えば、ロータリエンコーダ等のロータの回転を検出する回転検出器92が設けられている。回転検出器92はロータの回転速度に応じた周期のパルス信号をマイコン60へ出力する。
マイコン60は、回転検出器92より入力するパルス信号に基づいてワイパモータ18が回転駆動しているか否か及び回転速度を検出することが可能とされている。
次に、本実施の形態に係るワイパ装置10の作用を説明する。
ユーザは、車両のエンジンを起動する場合、イグニッションスイッチ52をオンする。また、ユーザは、ワイパ14,16を動作させる際、ワイパスイッチ50への切り替え操作を行なう。
マイコン60は、イグニッションスイッチ52がオンされて電力が供給されると起動し、ワイパスイッチ50への切り替え操作が行なわれると、ワイパスイッチ50により指定されたモードでワイパ14,16が動作するように制御を行なう。
例えば、マイコン60は、ワイパスイッチ50の切り替え操作が行なわれて連続動作モードとされると、図4(A)(B)に示すように、ワイパモータ18の出力軸32を一方向へ回転駆動させてワイパ14,16を上反転位置P1へ移動させ(図4(A)参照)、ワイパ14,16の位置が上反転位置P1となるとワイパモータ18の出力軸32を他方向へ回転駆動させてワイパ14,16を下反転位置P2へ移動させ(図4(B)参照)、ワイパ14,16の位置が下反転位置P2となるとワイパモータ18の出力軸32を再度一方向へ回転駆動させることを繰り返すことにより、ワイパ14,16を上反転位置P1と下反転位置P2との間で連続的に往復動作させる。
また、例えば、マイコン60は、ワイパスイッチ50の切り替え操作が行なわれて間欠動作モードとされると、図5(A)〜(C)に示すように、ワイパモータ18の出力軸32を一方向へ回転駆動させてワイパ14,16を上反転位置P1へ移動させ(図5(A)参照)、ワイパ14,16の位置が上反転位置P1となるとワイパモータ18の出力軸32を他方向へ回転駆動させてワイパ14,16を格納位置P3へ移動させ(図5(B)参照)、ワイパ14,16の位置が格納位置P3となると当該格納位置P3で所定時間停止(図5(C)参照)させた後にワイパモータ18の出力軸32を再度一方向へ回転駆動させることを繰り返すことにより、ワイパ14,16を上反転位置P1と格納位置P3との間で間欠的に往復動作させる。ワイパ14,16を格納位置P3で停止させる所定時間は、例えば、ワイパスイッチ50に多段階に調整変更なボリュームスイッチを設けて当該ボリュームスイッチで調整可能としてもよい。
ところで、ワイパモータ18やインバータ回路64において電源との短絡やグランドとの短絡などの異常の発生する場合がある。
そこで、マイコン60は、イグニッションスイッチ52がオン状態されて起動した際やワイパスイッチ50への切り替え操作が行なわれた際に、異常の発生を検出する異常検出処理を行なう。
図6には、イグニッションスイッチ52がオン状態されてマイコン60が起動した際にマイコン60のCPU60Aによって実行される起動時異常検出処理プログラムの処理の流れが示されている。なお、当該プログラムはROM60Cの所定の領域に予め記憶されている。
ステップ100では、RAM60の記憶領域の初期化などの起動時の所定の初期処理を行なう。
次のステップ102では、ワイパモータ18の回転数がゼロ(停止状態)であるか否か判定し、否定判定となった場合は処理終了となり、肯定判定となった場合はステップ104へ移行する。
ステップ104では、ワイパモータ18の電極19Aの電圧レベルV1と電極19Bの電圧レベルV2を各々検出する。
次のステップ106では、電極19Aの電圧レベルV1及び電極19Bの電圧レベルV2が各々電圧レベルB/2を含んだ所定範囲内であるか否かを判定し、肯定判定となった場合は処理終了となり、否定判定となった場合はステップ108へ移行する。この所定範囲は、ワイパモータ18やインバータ回路64の製造上の誤差による検出される電圧レベルの誤差や環境条件の変化に起因する検出される電圧レベルの誤差等の各種誤差を加味してワイパモータ18やインバータ回路64で短絡などの異常の発生していないと判別可能な範囲として実機による実験や設計仕様に基づくコンピュータ・シミュレーション等によって予め定めたものである。
ステップ108では、ワイパモータ18の駆動を禁止して処理終了となる。
これにより、図7に示すように、イグニッションスイッチ52がオン状態とされたタイミング(図7のT1)でワイパモータ18の電極19Aの電圧レベルV1と電極19Bの電圧レベルV2が検出され、電極19Aの電圧レベルV1や電極19Bの電圧レベルV2が上記所定範囲内となった場合、ワイパモータ18が駆動可能となり、短絡などの異常の発生して電極19Aの電圧レベルV1や電極19Bの電圧レベルV2が上記所定範囲外となった場合、ワイパモータ18の駆動が禁止される。
一方、図8には、ワイパスイッチ50が連続動作モード又は間欠動作モードとされた際にマイコン60のCPU60Aによって実行されるワイパ駆動開始時異常検出処理プログラムの処理の流れが示されている。なお、当該プログラムはROM60Cの所定の領域に予め記憶されている。
ステップ200では、ワイパモータ18の回転数がゼロであるか否か判定し、否定判定となった場合は処理終了となり、肯定判定となった場合はステップ202へ移行する。
ステップ202では、MOSFET68A,68B,70A,70Bを全てオフ状態とする。
次のステップ204では、ワイパモータ18の2つの電極19A,19Bの電圧レベルを各々検出する。
次のステップ206では、電極19Aの電圧レベルV1及び電極19Bの電圧レベルV2が各々上記所定範囲内であるか否かを判定し、肯定判定となった場合は処理終了となり、否定判定となった場合はステップ208へ移行する。
ステップ208では、ワイパモータ18の駆動を禁止して処理終了となる。
これにより、図9に示すように、ワイパスイッチ50が連続動作モード又は間欠動作モードされてオン状態となったタイミング(図9のT2)でワイパモータ18の電極19Aの電圧レベルV1と電極19Bの電圧レベルV2が検出され、電極19Aの電圧レベルV1や電極19Bの電圧レベルV2が上記所定範囲内となった場合、ワイパモータ18が駆動を開始し、短絡などの異常の発生して電極19Aの電圧レベルV1や電極19Bの電圧レベルV2が上記所定範囲外となった場合、ワイパモータ18の駆動が禁止される。
以上のように、本実施の形態によれば、予め定められたタイミングで回転検出器92によりワイパモータ18の回転を検出し、ワイパモータ18の回転が停止している場合にワイパモータ18を回転駆動させるインバータ回路64からワイパモータ18へ供給される電力の電圧レベルを検出し、検出された電圧レベルに基づいて異常の発生を検出するので、デューティ比からのモータ端子電圧の推定やタイマ制御を行なう必要ないため、簡易な制御でモータ駆動系の異常を検出することができる。
また、本実施の形態によれば、ワイパモータ18の回転が停止している場合にインバータ回路64の全てのMOSFET68A,68B,70A,70Bをオフとした状態で検出される電圧レベルに基づいて異常の発生を検出するので、短絡による異常が検出しやすい。
なお、上記実施の形態では、ワイパ装置10のワイパモータ18を駆動するモータ駆動装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、他のモータ駆動装置にも適用することができる。
また、上記実施の形態では、異常の検出を行なうタイミングをイグニッションスイッチ52がオン状態されたタイミング及びワイパスイッチ50が連続動作モード又は間欠動作モードとされたタイミングとした場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、ワイパモータ18の回転が停止し且つインバータ回路64の全てのMOSFET68A,68B,70A,70Bをオフであるタイミングであれば何れでも可能である。
また、上記実施の形態では、MOSFET68A,68B,70A,70Bを全てオフ状態とした場合に、接続点82A及び接続点82Bの電圧レベルをB/2となるように調整した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなくB〜0Vの範囲の何れの電圧レベルであっても。
また、上記実施の形態では、ワイパモータ18の2つの電極19A,19Bの電圧レベルが各々上記所定範囲内であるか否かを判定する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、電極19A,19Bの電圧レベルの電位差に基づいて異常が発生したか否かを判定するようにしてもよい。すなわち、例えば、MOSFET68Bで短絡が発生した場合、電極19Aの電圧レベルの低下が発生するため、電極19A,19Bの電圧レベルの電位差に基づいて異常が発生したか否かを判定することができる。
また、上記実施の形態では、ワイパモータ18を往復回転させることにより、ワイパ14,16を往復動作させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ワイパモータ18の回転を往復動作に変換するリンク機構を有するワイパ装置に適用してもよい。
その他、上記実施の形態で説明したワイパ装置10の構成(図1、図2参照。)、制御ユニット22の構成(図3参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態で説明した起動時異常検出処理プログラム(図6参照。)及びワイパ駆動開始時異常検出処理プログラム(図8参照。)の処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態に係るワイパ装置の全体構成を示す図である。 ワイパが格納位置に位置されたワイパ装置を示す図である。 実施の形態に係る制御ユニットの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るワイパ装置を連続動作モードで動作させた場合の各動作状態を示すの図である。 実施の形態に係るワイパ装置を間欠動作モードで動作させた場合の各動作状態を示すの図である。 実施の形態に係る起動時異常検出処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る起動時異常検出処理プログラムの処理タイミングを示すタイムチャートである。 実施の形態に係るワイパ駆動開始時異常検出処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係るワイパ駆動開始時異常検出処理プログラムの処理タイミングを示すタイムチャートである。
符号の説明
18…ワイパモータ(モータ)、19A,19B…電極、22…制御ユニット(モータ駆動装置)、60…マイコン(電圧検出手段、異常検出手段、禁止手段)、64…インバータ回路(駆動回路)、68A,68B…MOSFET(スイッチング素子、第1のスイッチング素子)、70A,70B…MOSFET(スイッチング素子、第2のスイッチング素子)、92…回転検出器(回転検出手段)

Claims (6)

  1. 複数のスイッチング素子を有し、当該複数のスイッチング素子のオン、オフによって電力供給を制御してモータを回転駆動させる駆動回路と、
    前記駆動回路から前記モータへ供給される電力の電圧レベルを検出する電圧検出手段と、
    前記モータの回転を検出する回転検出手段と、
    予め定められたタイミングで前記回転検出手段により前記モータの回転を検出し、前記モータの回転が停止している場合に前記電圧検出手段により検出される電圧レベルに基づいて異常の発生を検出する異常検出手段と、
    を備えたモータ駆動装置。
  2. 前記異常検出手段は、前記モータの回転が停止している場合に前記駆動回路の全てのスイッチング素子がオフとした状態で前記電圧検出手段により検出される電圧レベルに基づいて異常の発生を検出する
    請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 前記モータを、ブラシに接続された2つの電極を備えたブラシ付き直流モータとし、
    前記駆動回路を、前記モータの一方の電極に接続される一対の第1のスイッチング素子、及び当該モータの他方の電極に接続される一対の第2のスイッチング素子を備えるHブリッジ回路とし、
    前記電圧検出手段は、前記モータの一方の電極及び他方の電極の電圧レベルをそれぞれ検出し、
    前記異常検出手段は、前記電圧検出手段により検出される前記モータの一方の電極の電圧レベルと他方の電極の電圧レベルに基づいて異常の発生を検出する
    請求項1又は請求項2記載のモータ駆動装置。
  4. 前記異常検出手段により異常の発生が検出された場合に前記モータの回転駆動を禁止する禁止手段をさらに備えた
    請求項1〜請求項3の何れか1項記載のモータ駆動装置。
  5. モータの回転を検出する回転検出手段により予め定められたタイミングで前記モータの回転を検出し、
    検出の結果、前記モータの回転が停止している場合に、電圧検出手段により、複数のスイッチング素子のオン、オフによって電力供給を制御してモータを回転駆動させる駆動回路から前記モータへ供給される電力の電圧レベルを検出し、
    検出された電圧レベルに基づいて異常の発生を検出する
    異常検出方法。
  6. コンピュータを、
    予め定められたタイミングでモータの回転を検出した結果、前記モータの回転が停止している場合に、複数のスイッチング素子のオン、オフによって電力供給を制御して前記モータを回転駆動させる駆動回路から前記モータへ供給される電力の電圧レベルを検出し、検出された電圧レベルに基づいて異常の発生を検出する異常検出手段として機能させるための異常検出プログラム。
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