JP2010153602A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンプリングバルブを開いたまま濃度チェックのリトライを行えるようにしてできる限り装置を停止させないようにすることで、装置の稼働率向上可能な基板処理装置を提供する。
【解決手段】複数のステップから構成されるレシピの作成を行うための操作画面と、この操作画面を有する表示部と、レシピを実行して基板を処理する制御部とを有し、レシピは、複数の基板を保持した状態で基板保持具を処理炉内に搬入する工程と、処理炉内で前記複数の基板を処理するために準備する第1の準備工程と、基板に所定の処理を施す工程と、処理後に前記基板保持具を搬出するために準備する第2の準備工程と、基板保持具を処理炉内より搬出する工程と、を有し、第1の準備工程では、基板を処理する際に使用される第1のガスと化学反応を起す第2のガスの濃度を検知し、第2の準備工程では、基板を処理する際に使用される第1のガスの濃度を検知する。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体基板やガラス基板等を処理する基板処理装置に関する。
従来の縦型拡散装置のH2アニール装置において、H(水素)、O(酸素)のガス濃度チェックを実施中(監視中)に、プロセスレシピのステップ設定にてサンプリングバルブ(処理炉内のガスであるH、Oのガス濃度をチェックする為にガス濃度検知器に導入するバルブ)を開いてH,Oのガス濃度チェックが開始される。ガス濃度検知器にチェックさせた結果はシーケンサ経由でコントローラに取り込まれる。プロセスレシピのステップは、Oガス濃度チェックOK後にHアニールステップへ、Hガス濃度チェックOK後にボートアンロードステップへと遷移する。
しかし、従来の縦型拡散装置においては、ガス濃度チェックのステップ時間が達したら最後に受信したガス濃度チェック結果でOKかNGかを判断し、ガス濃度チェック結果がOKであってもNGであってもサンプリングバルブを閉める。すなわち、ガス濃度チェック結果がガス濃度チェック時間のステップ時間を過ぎる場合、既にサンプリングバルブが閉められているので処理を一旦中止するしかなく、レシピ実行中に何度も装置を停止せざるを得ず、装置の稼働率が悪かった。
そこで、本発明は、サンプリングバルブを開いたまま濃度チェックのリトライを行えるようにしてできる限り装置を停止させないようにすることで、装置の稼働率を向上させることができる基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、複数のステップから構成されるレシピの作成を行うための操作画面と、この操作画面を有する表示部と、前記レシピを実行して基板を処理する制御部とを有し、前記レシピは、複数の基板を保持した状態で基板保持具を処理炉内に搬入する工程と、前記処理炉内で前記複数の基板を処理するために準備する第1の準備工程と、前記基板に所定の処理を施す工程と、前記処理後に前記基板保持具を搬出ために準備する第2の準備工程と、前記基板保持具を処理炉内より搬出する工程と、を有し、前記第1の準備工程では、基板を処理する際に使用される第1のガスと化学反応を起す第2のガスの濃度を検知し、前記第2の準備工程では、基板を処理する際に使用される第1のガスの濃度を検知する基板処理装置が提供される。
好ましくは、前記第1の準備工程又は前記第2の準備工程において、前記第1のガスの濃度又は前記第2のガスの濃度を検知するガス濃度検知手段はサンプリングバルブであり、前記サンプリングバルブが開の間、繰り返しガスの濃度は検知される。したがって、ガス濃度検知手段であるサンプリングバルブを開いたままガス濃度の検知ができ、適当でない場合にはリトライができるので、装置の稼働率を向上させることができる。
好ましくは、前記第1の準備工程又は前記第2の準備工程において、前記第1のガスの濃度と前記第2のガスの濃度を検知するガス濃度検知手段はサンプリングバルブであり、前記サンプリングバルブが開の間、前記表示部において前記ガス濃度検知手段により検知された結果を示す濃度検知結果信号が変動した場合に繰り返しガスの濃度は検知される。したがって、濃度検知結果信号がチャタリング(ガス濃度OK、NGが短時間の間に交互に状態変化)した場合でも濃度が適当であるか検知を繰り返すことで、チャタリング中にガス濃度をOKと受信してしまい、ガス濃度がNGであっても次のステップへ移行してしまうといった問題を防止することができる。
好ましくは、前記サンプリングバルブの開閉は、レシピに規定されている。
本発明の他の態様によれば、複数のステップから構成されるレシピの作成を行うための操作画面と、この操作画面を有する表示部と、前記レシピを実行して基板を処理する制御部とを有し、前記レシピは、複数の基板を保持した状態で基板保持具を処理炉内に搬入する工程と、前記処理炉内で前記複数の基板を処理するために準備する第1の準備工程と、前記基板に所定の処理を施す工程と、前記処理後に前記基板保持具を搬出するために準備する第2の準備工程と、前記基板保持具を処理炉内より搬出する工程と、を有し、前記第1の準備工程又は前記第2の準備工程では、所定のガスの濃度を検知するガス濃度検知工程を含み、前記ガス濃度検知工程において、前記操作画面を所定の操作で前記検知結果表示画面に切替え、該検知結果表示画面上で検知結果と、サンプリングバルブを開いた後に処理炉内のガスを濃度計へ流す時間である遅れ時間と、濃度検知中であることを示す安定待ち時間と、を表示する基板処理装置が提供される。したがって、レシピに設定されたガス濃度ステップ時間に対してガス濃度監視時間(遅れ時間+安定待ち時間)が十分でない場合には、濃度検知結果をアボート表示し、再度ガス濃度チェックを実施しないと次のステップへ遷移しないようにすることで、プロセスロットアウトを防ぎ、H残ガスによる爆発を未然に防ぐことができる。
本発明に係る基板処理装置によれば、サンプリングバルブを開いたまま濃度チェックのリトライを行えるようにしてできる限り装置を停止させないようにすることで、装置の稼働率を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る基板処理装置10を含む基板処理システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、基板処理システム1は、基板処理装置10及びホスト装置20を有する。基板処理装置10及びホスト装置20は、例えばLANやWANなどのネットワーク12を介して接続されている。したがって、基板処理装置10及びホスト装置20は、ネットワーク12を介してデータの送信及び受信を行う。なお、基板処理システム1には、複数の基板処理装置10が含まれてもよい。
基板処理装置10において、入出力装置16は、基板処理装置10と一体に、又はネットワーク12を介して接続して設けられており、操作画面18を表示する。操作画面18には、ユーザにより所定のデータが入力される入力画面及び装置の状況等を示す表示画面などが表示される。また、基板処理装置10内には、プロセスモジュールコントローラ(PMC:Process module controller)14が設けられ、該PMC14により、基板処理装置10内の各装置が制御される。
基板処理装置10は、一例として、半導体装置の製造方法における処理装置を実施する半導体製造装置として構成されている。なお、以下の説明では、基板処理装置として基板に酸化、拡散処理やCVD処理などを行なう縦型の装置を適用した実施例について述べる。
図2は、本発明の実施形態に係る基板処理装置10の斜視図を示す。
また、図3は、本発明の実施形態に係る基板処理装置10の側面透視図を示す。
図2及び図3に示されているように、シリコン等からなるウエハ(基板)200を収納したウエハキャリアとしてフープ(基板収容器。以下ポッドという。)110が使用されている本発明の実施形態に係る基板処理装置10は、筐体111を備えている。筐体111の正面壁111aの正面前方部にはメンテナンス可能なように設けられた開口部としての正面メンテナンス口103が開設され、この正面メンテナンス口103を開閉する正面メンテナンス扉104、104がそれぞれ建て付けられている。
筐体111の正面壁111aにはポッド搬入搬出口(基板収容器搬入搬出口)112が筐体111の内外を連通するように開設されており、ポッド搬入搬出口112はフロントシャッタ(基板収容器搬入搬出口開閉機構)113によって開閉されるようになっている。ポッド搬入搬出口112の正面前方側にはロードポート(基板収容器受渡し台)114が設置されており、ロードポート114はポッド110を載置されて位置合わせするように構成されている。ポッド110はロードポート114上に工程内搬送装置(図示せず)によって搬入され、かつまた、ロードポート114上から搬出されるようになっている。
筐体111内の前後方向の略中央部における上部には、回転式ポッド棚(基板収容器載置棚)105が設置されており、回転式ポッド棚105は複数個のポッド110を保管するように構成されている。すなわち、回転式ポッド棚105は垂直に立設されて水平面内で間欠回転される支柱116と、支柱116に上中下段の各位置において放射状に支持された複数枚の棚板(基板収容器載置台)117とを備えており、複数枚の棚板117はポッド110を複数個宛それぞれ載置した状態で保持するように構成されている。
筐体111内におけるロードポート114と回転式ポッド棚105との間には、ポッド搬送装置(基板収容器搬送装置)118が設置されており、ポッド搬送装置118は、ポッド110を保持したまま昇降可能なポッドエレベータ(基板収容器昇降機構)118aと搬送機構としてのポッド搬送機構(基板収容器搬送機構)118bとで構成されており、ポッド搬送装置118はポッドエレベータ118aとポッド搬送機構118bとの連続動作により、ロードポート114、回転式ポッド棚105、ポッドオープナ(基板収容器蓋体開閉機構)121との間で、ポッド110を搬送するように構成されている。
筐体111内の前後方向の略中央部における下部には、サブ筐体119が後端にわたって構築されている。サブ筐体119の正面壁119aにはウエハ200をサブ筐体119内に対して搬入搬出するためのウエハ搬入搬出口(基板搬入搬出口)120が一対、垂直方向に上下二段に並べられて開設されており、上下段のウエハ搬入搬出口120、120には一対のポッドオープナ121、121がそれぞれ設置されている。ポッドオープナ121はポッド110を載置する載置台122、122と、ポッド110のキャップ(蓋体)を着脱するキャップ着脱機構(蓋体着脱機構)123、123とを備えている。ポッドオープナ121は載置台122に載置されたポッド110のキャップをキャップ着脱機構123によって着脱することにより、ポッド110のウエハ出し入れ口を開閉するように構成されている。
サブ筐体119はポッド搬送装置118や回転式ポッド棚105の設置空間から流体的に隔絶された移載室124を構成している。移載室124の前側領域にはウエハ移載機構(基板移載機構)125が設置されており、ウエハ移載機構125は、ウエハ200を水平方向に回転ないし直動可能なウエハ移載装置(基板移載装置)125a及びウエハ移載装置125aを昇降させるためのウエハ移載装置エレベータ(基板移載装置昇降機構)125bとで構成されている。図2に模式的に示されているようにウエハ移載装置エレベータ125bは耐圧筐体111右側端部とサブ筐体119の移載室124前方領域右端部との間に設置されている。これら、ウエハ移載装置エレベータ125b及びウエハ移載装置125aの連続動作により、ウエハ移載装置125aのツイーザ(基板保持体)125cをウエハ200の載置部として、ボート(基板保持具)217に対してウエハ200を装填(チャージング)及び脱装(ディスチャージング)するように構成されている。
移載室124の後側領域には、ボート217を収容して待機させる待機部126が構成されている。待機部126の上方には、処理炉202が設けられている。処理炉202の下端部は、炉口シャッタ(炉口開閉機構)147により開閉されるように構成されている。
図2に模式的に示されているように、耐圧筐体111右側端部とサブ筐体119の待機部126右端部との間にはボート217を昇降させるためのボートエレベータ(基板保持具昇降機構)115が設置されている。ボートエレベータ115の昇降台に連結された連結具としてのアーム128には蓋体としてのシールキャップ219が水平に据え付けられており、シールキャップ219はボート217を垂直に支持し、処理炉202の下端部を閉塞可能なように構成されている。ボート217は複数本の保持部材を備えており、複数枚(例えば、50〜125枚程度)のウエハ200をその中心を揃えて垂直方向に整列させた状態で、それぞれ水平に保持するように構成されている。
図2に模式的に示されているように移載室124のウエハ移載装置エレベータ125b側及びボートエレベータ115側と反対側である左側端部には、清浄化した雰囲気もしくは不活性ガスであるクリーンエア133を供給するよう供給ファン及び防塵フィルタで構成されたクリーンユニット134が設置されており、ウエハ移載装置125aとクリーンユニット134との間には、図示はしないが、ウエハの円周方向の位置を整合させる基板整合装置としてのノッチ合わせ装置135が設置されている。
クリーンユニット134から吹き出されたクリーンエア133は、ノッチ合わせ装置135及びウエハ移載装置125a、待機部126にあるボート217に流通された後に、図示しないダクトにより吸い込まれて、筐体111の外部に排気がなされるか、もしくはクリーンユニット134の吸い込み側である一次側(供給側)にまで循環され、再びクリーンユニット134によって、移載室124内に吹き出されるように構成されている。
次に、基板処理装置10の構成要素を制御するPMC14について説明する。
図4は、PMC14を中心としたコントローラ構成を示す。
PMC14は、CPU140、ROM(read-only memory)142、RAM(random-access memory)144、入出力装置16との間でのデータの送受信を行う送受信処理部146、温度制御部150、Nガス制御部152、圧力制御部154、搬送制御部(図示せず)、Oガス濃度検知部151、Oガス制御部153、Hガス濃度検知部155、Hガス制御部157及び温度制御部150等とのI/O制御を行うI/O制御部148を有する。CPU140は、RAM144等に記憶されているレシピに基づいて、基板を処理するための制御データ(制御指示)を、温度制御部150、Nガス制御部152、圧力制御部154及び搬送制御部(図示せず)に対して出力する。なお、CPU140は、Oガス濃度検知部151、Oガス制御部153、Hガス濃度検知部155、Hガス制御部157に対しても同様に制御指示を出力する。
ROM142又はRAM144には、シーケンスプログラム、複数のレシピや入出力装置16より入力される入力データ、レシピのコマンド、レシピ実行時の履歴データ及びH2アニールのモニタデータ等が格納される。なお、PMC14には、ハードディスクドライブ(HDD)等により実現される記憶装置(不図示)が含まれてもよく、この場合、該記憶装置には、RAM144に格納されるデータと同様のデータが格納される。このように、ROM142又はRAM144は基板を処理する手順が記載されているレシピやH2アニールのモニタデータを記憶する記憶手段として用いられる。入力指示(入力データ)は、入出力装置16の操作画面18(図4で不図示)からの指示をいう。入力指示(入力データ)は、レシピを実行させる指示のほか、H2アニール処理を設定する指示などがその一例として挙げられるが、これに限定されない。
入出力装置16は、操作画面18からのユーザの入力指示を受け付ける入力部160、RAM144等に格納されているデータ等を表示する表示部162、入力部160に受け付けられた入力指示が後述する表示制御部164により送受信処理部146に送信されるまでの間記憶する一時記憶部166、入力部160からの入力指示を受け付け、該入力指示を表示部162もしくは送受信処理部146に送信する表示制御部164を有する。なお、後述するように、表示制御部164は、送受信処理部146を介してROM142又はRAM144に格納された複数のレシピのうち任意のレシピをCPU140により実行させる指示(制御指示)を受け付けるようになっており、また表示部162は、表示制御部164からの指示により指示された任意のレシピを操作画面18に表示するようになっている。さらに表示部162は、後述するように、H2アニールモニタ画面やレシピを編集するための編集画面等を操作画面18に表示する。また、操作画面18は、所定の操作で処理炉202内のガス濃度の検知結果を表示する検知結果表示画面19に切り替えることができる。
温度制御部150は、上述した処理炉202の外周部に設けられたヒータ338により該処理炉202内の温度を制御する。Nガス制御部152は、処理炉202のNガス配管340に設けられたMFC(マスフローコントローラ)342cからの出力値に基づいて処理炉202内に供給するパージガスの供給量等を制御する。圧力制御部154は、処理炉202の排気配管344に設けられた圧力センサ346の出力値に基づいてバルブ348を開閉することにより処理炉202内の圧力を制御する。このように、温度制御部150等のサブコントローラは、CPU140からの制御指示に基づいて基板処理装置10の各部(ヒータ338、MFC342c及びバルブ348等)の制御を行う。
ガス濃度検知部151は、サンプリングバルブ100aを介して濃度計102aに接続されることで、処理炉202内のOガスの濃度を検知する。
ガス制御部153は、処理炉202のOガス配管341に設けられたMFC342aからの出力値に基づいて処理炉内に供給するOガスの供給量等を制御する。
ガス濃度検知部155は、サンプリングバルブ100bを介して濃度計102bに接続されることで、処理炉202内のHガスの濃度を検知する。
ガス制御部157は、処理炉202のHガス配管343に設けられたMFC342bからの出力値に基づいて処理炉内に供給するHガスの供給量等を制御する。
例えば、入出力装置16の操作画面18を介して入力部160により、レシピを設定する為のデータが入力されると、該入力データ(入力指示)は、記憶部166に格納されると共に表示制御部164を介して表示部162に表示され、さらに表示制御部164によりPMC14の送受信処理部146に送信される。CPU140は、該入力データをRAM144に格納し、例えばROM142に格納されたレシピを確定させる。CPU140は、シーケンスプログラムを起動し、該シーケンスプログラムに従って、例えばRAM144に格納されたレシピのコマンドを呼び込み実行することで、ステップが逐次実行され、I/O制御部148を介して温度制御部150、Nガス制御部152、圧力制御部154、搬送制御部(図示せず)、Oガス濃度検知部151、Oガス制御部153、Hガス濃度検知部155及びHガス制御部157に対して基板を処理するための制御指示が送信される。温度制御部150等のコントローラは、CPU140からの制御指示に従って基板処理装置10内の各部(ヒータ338、MFC342a、342b、342c、バルブ348、サンプリングバルブ100a、100b等)の制御を行う。これにより、上述したウエハ200の処理が行われる。
次に、本発明の実施形態に係る基板処理装置10の動作について説明する。
図2及び図3に示されているように、ポッド110がロードポット114に供給されると、ポッド搬入搬出口112がフロントシャッタ113によって開放され、ロードポート114の上のポッド110はポッド搬送装置118によって筐体111の内部へポッド搬入搬出口112から搬入される。
搬入されたポッド110は回転式ポッド棚105の指定された棚板117へポッド搬送装置118によって自動的に搬送されて受け渡され、一時的に保管された後、棚板117から一方のポッドオープナ121に搬送されて受け渡され、一時的に保管された後、棚板117から一方のポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載されるか、もしくは直接ポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載される。この際、ポッドオープナ121のウエハ搬入搬出口120はキャップ着脱機構123によって閉じられており、移載室124にはクリーンエア133が流通され、充満されている。例えば、移載室124にはクリーンエア133として窒素ガスが充満することにより、酸素濃度が20ppm以下と、筐体111の内部(大気雰囲気)の酸素濃度よりも遥かに低く設定されている。
載置台122に載置されたポッド110はその開口側端面がサブ筐体119の正面壁119aにおけるウエハ搬入搬出口120の開口縁辺部に押し付けられるとともに、そのキャップがキャップ着脱機構123によって取り外され、ウエハ出し入れ口を開放される。
ポッド110がポッドオープナ121によって開放されると、ウエハ200はポッド110からウエハ移載装置125aのツイーザ125cによってウエハ出し入れ口を通じてピックアップされ、図示しないノッチ合わせ装置135にてウエハを整合した後、移載室124の後方にある待機部126へ搬入され、ボート217に装填(チャージング)される。ボート217にウエハ200を受け渡したウエハ移載装置125aはポッド110に戻り、次のウエハ110をボート217に装填する。
この一方(上段又は下段)のポッドオープナ121におけるウエハ移載機構125によるウエハのボート217への装填作業中に、他方(下段又は上段)のポッドオープナ121には回転式ポッド棚105から別のポッド110がポッド搬送装置118によって搬送されて移載され、ポッドオープナ121によるポッド110の開放作業が同時進行される。
予め指定された枚数のウエハ200がボート217に装填されると、炉口シャッタ147によって閉じられていた処理炉202の下端部が、炉口シャッタ147によって、開放される。続いて、ウエハ200群を保持したボート217はシールキャップ219がボートエレベータ115によって上昇(ボートアップ)されることにより、処理炉202内へ搬入(ローディング)されて行く。
ローディング後は、処理炉202にてウエハ200に任意の処理が実施される。処理後は、図示しないノッチ合わせ装置135でのウエハの整合工程を除き、概上述の逆の手順で、ウエハ200及びポッド110は筐体の外部へ払出(ボートアンロード)される。
次に、本発明の実施形態に係る基板処理装置10を用いて基板を処理するために準備する第1の準備工程について図5に基づいて説明する。
第1の準備工程では、H2アニール処理(基板処理)をする際に使用される第1のガスであるH(水素)ガスを処理炉202内に導入する前にHガスと化学反応を起す第2のガスであるO(酸素)ガスの濃度をOガス濃度検知部151によりチェックする。
ガスを処理炉202内に導入する前に、N(窒素)ガスにてプレパージを実施するが、このNパージの時間積算流量が不足した場合や、プレパージ実行中にHインターロックの1つであるOガスバルブを開いた場合、処理炉202内において、HガスとOガスが反応を起こしてしまう恐れがある。そこで、プレパージ完了時に処理炉202内のO濃度を監視する。O濃度はシーケンサにて常時監視し、O濃度結果をシグナルポートから取り込み、濃度チェックがOKかNGかを判断する。
まず、ステップ100(S100)において、ウエハ200群を保持したボート217はシールキャップ219がボートエレベータ115によって上昇されることにより、処理炉202内へ搬入される(ボートアップ)。
ステップ102(S102)において、シールキャップ219に装着された2重Oリング部を真空引きする。
ステップ104(S104)において、処理炉202内を真空引きする場合にはステップ106(S106)の処理に進み、しない場合にはステップ110(S110)の処理に進む。
ステップ106(S106)において、処理炉202内を真空引きする。
ステップ108(S108)において、リークチェックをする。
ステップ110(S110)において、処理炉202内を大気に戻す。
ステップ112(S112)において、Nガスにてプレパージをする。
ステップ114(S114)において、Nプレパージの積算流量を測定する。積算流量が適当であれば、ステップ115(S115)の処理に進み、そうでない場合にはステップ112(S112)の処理に戻る。
ステップ115(S115)において、サンプリングバルブ100aを開き、処理炉202内のガスを濃度計102aへ流す。
ステップ116(S116)において、Oガス濃度検知部151によりOガスの濃度を測定する。Oの濃度が適当であればステップ117(S117)の処理に進む。そうでない場合にはステップ112(S112)の処理に戻り、積算モニタ値をリセットして、再度Nプレパージ積算チェックを実施しながらも、O濃度チェックを実施し、積算流量チェック中にO濃度チェックがOKとなった場合には、積算流量チェックOKとし、ステップ117(S117)の処理に進む。
ステップ117(S117)において、サンプリングバルブ100aを閉める。
ステップ118(S118)において、基板を処理するH2アニール処理へ進む。
次に、本発明の実施形態に係る基板処理装置10を用いて基板処理後に基板保持具であるボート217を搬出(ボートアンロード)するために準備する第2の準備工程について図6及び図7に基づいて説明する。
第2の準備工程では、H2アニール処理(基板処理)をする際に使用される第1のガスであるH(水素)ガスの濃度をHガス濃度検知部155によりチェックする。
ガスを排出する場合に、処理炉202内をNガスにてアフターパージするが、このNパージの時間積算流量が不足すると、処理炉202内にはHガスが残留している場合があり、この残留Hガスによりボートアンロードにおいて、Oガスと反応を起こしてしまう恐れがあった。そこで、アフターパージ完了後に処理炉202内のH濃度を監視し、NGの場合にはアフターパージを再実行させる。このH濃度はシーケンサにて常時監視し、H濃度結果をシグナルポートから取り込み、濃度チェックがOKかNGかを判断する。
図6は、H濃度チェックをNアフターパージ後に実施した場合の工程を示し、図7は、H濃度チェックを処理炉202内を一度大気に戻した後にNアフターパージをし、その後に実施した場合の工程を示す。
図6に示すように、ステップ118(S118)において、H2アニール処理(基板処理)がなされた後、ステップ122(S122)において、Nガスによりアフターパージをする。
ステップ124(S124)において、Nアフターパージの積算流量を測定する。積算流量が適当であれば、ステップ125(S125)の処理に進み、そうでない場合にはステップ122(S122)の処理に戻り、積算流量モニタ値を保持して再度積算チェックを実施する。
ステップ125(S125)において、サンプリングバルブ100bを開き、処理炉202内のガスを濃度計102bへ流す。
ステップ126(S126)において、Hガス濃度検知部155によりHの濃度を測定する。Hの濃度が適当であればステップ127(S127)の処理に進む。そうでない場合にはステップ122(S122)の処理に戻り、積算モニタ値をリセットして、再度Nアフターパージ積算チェックを実施しながらも、H濃度チェックを実施し、積算流量チェック中にH濃度チェックがOKとなった場合には、積算流量チェックOKとし、ステップ127(S127)の処理に進む。
ステップ127(S127)において、サンプリングバルブ100bを閉める。
ステップ128(S128)において、シールキャップ219に装着された2重Oリング部を大気に戻す。
ステップ130(S130)において、ボート217が処理炉202外へ搬出される(ボートアンロード)。
図7に示すように、処理炉202内を一度大気に戻した後にNアフターパージをして、その後にH濃度チェックを実施する場合について説明する。
ステップ118(S118)において、H2アニール処理(基板処理)がなされた後、ステップ119(S119)において、処理炉202内を真空引きする。
ステップ120(S120)において処理炉202内を大気に戻す。
ここで、ボートアンロード直前に処理炉202内を真空引きをするシステムの場合は、大気返還後にH濃度チェックを実施することが必須である。
ステップ122(S122)において、Nガスによりアフターパージする。
ステップ124(S124)において、Nアフターパージの積算流量を測定する。積算流量が適当であれば、ステップ125(S125)の処理に進み、そうでない場合にはステップ122(S122)の処理に戻り、積算流量モニタ値を保持して再度積算チェックを実施する。
ステップ125(S125)において、サンプリングバルブ100bを開き、処理炉202内のガスを濃度計102bへ流す。
ステップ126(S126)において、Hガス濃度検知部155によりHの濃度を測定する。Hの濃度が適当であればステップ127(S127)の処理に進む。そうでない場合にはステップ122(S122)の処理に戻り、積算モニタ値をリセットして、再度Nアフターパージ積算チェックを実施しながらも、H濃度チェックを実施し、積算流量チェック中にH濃度チェックがOKとなった場合には、積算流量チェックOKとし、ステップ127(S127)の処理に進む。
ステップ127(S127)において、サンプリングバルブ100bを閉める。
ステップ128(S128)において、シールキャップ219に装着された2重Oリング部を大気に戻す。
ステップ130(S130)において、ボート217が処理炉202外へ搬出される(ボートアンロード)。
図8は、第1の準備工程であるO濃度チェックの詳細な動作を示し、PMC14による制御フローを示すフローチャートである。
まず、ステップ132(S132)において、O濃度検知用バルブ(サンプリングバルブ100a)を開き、処理炉202内のガスを濃度計102aへ流す。
ステップ134(S134)において、Oガスが濃度計102aを流れて、濃度遅れ時間のカウントが開始される。
ステップ136(S136)において、O濃度遅れ時間のカウント=0であれば次のステップ138(S138)の処理に進み、そうでない場合にはステップ136(S136)の処理に戻る。
ステップ138(S138)において、O濃度遅れ時間のカウントが終了する。
ステップ140(S140)において、安定待ち時間のカウントが開始される。
ステップ142(S142)において、安定待ち時間=0であれば次のステップ144(S144)の処理に進み、そうでない場合にはステップ142(S142)の処理に戻る。
ステップ144(S144)において、Oガスの濃度チェックをする。
ステップ146(S146)において、Oガスの濃度がOKであれば次のステップ148(S148)の処理に進み、そうでない場合にはステップ134(S134)の処理に戻る。
ステップ148(S148)において、O濃度検知用バルブ(サンプリングバルブ100a)を閉じる。
濃度チェックが終了し、次のレシピステップ(H2アニール処理)へ進む。
なお、第2の準備工程であるH濃度チェックも上述の第1の準備工程であるO濃度チェックの動作と同様である。
図9は、第1の準備工程であるO濃度チェック時のサンプリングバルブ開閉信号106、濃度検知結果信号107、アラーム108の動作を例示するタイミングチャートである。
サンプリングバルブ開閉信号106は、ONによりサンプリングバルブ100aを開き、OFFによりサンプリングバルブ100aを閉める。
濃度検知結果信号107は、濃度計102aにより検知した結果が適当であればOK、不適当であればNGとし、検知結果表示画面19へ信号を送信する。
アラーム108は、ガス濃度チェック中にアラームを発生させ、再度のガス濃度チェックを促す。
サンプリングバルブ開閉信号106がONのとき、O濃度検知用バルブ(サンプリングバルブ100a)は開かれている。そして、O濃度チェックが開始されると、Oガス濃度検知結果信号107がOKとなるまで繰り返す。Oガス濃度結果信号107がOKでアラーム108していない状態が安定待ち期間継続されると、サンプリングバルブ開閉信号106はOFFとなり、O濃度検知用バルブ(サンプリングバルブ100a)は閉められ、次のステップレシピ(H2アニール処理)へ進む。
[期間1]
時間TからTであり、O濃度遅れ期間である。時間Tにおいて、サンプリングバルブ開閉信号106をONにしてサンプリングバルブ100aが開かれ、時間Tにおいて、処理炉202内のガスが濃度計102aに流し込み完了する。このとき、例えばOガス濃度検知結果信号107はNG、アラーム108はOFFの状態である。
[期間2]
時間TからTであり、安定待ち期間である。安定待ち期間は、濃度検知中であることを示す。このとき、例えばOガス濃度検知結果信号107はNG、アラーム108はOFFの状態である。
[期間3]
時間Tにおいて、期間2でOガス濃度検知結果信号107がNGであったのを受けて、アラーム108がONの状態となる。
[期間4]
時間Tにおいて、Oガス濃度検知結果信号107がOKとなったのを受けて、安定待ち期間に入る。アラーム108はONの状態である。
[期間5]
時間Tにおいて、アラーム108は時間TでOガス濃度検知結果信号107がOKとなってから安定待ち期間がOFFの状態となる。
[期間6]
時間Tにおいて、Oガス濃度検知結果信号107がNGとなったのを受けて、安定待ち期間に入る。アラーム108はOFFの状態である。
[期間7]
時間Tにおいて、Oガス濃度検知結果信号107はNGであるため、アラーム108はONの状態となる。
[期間8]
その後、サンプリングバルブ開閉信号106がOFFとなることで、サンプリングバルブ100aが閉められる。しかしながら、次のレシピへ進むための条件が満たされていないので、時間Tにおいて、再度サンプリングバルブ開閉信号106がONとなり、サンプリングバルブが開けられる。また、アラーム108もOFFとなり、時間Tと同様にOガス濃度チェックが再開される。
以上より、Oガス濃度チェック状態がチャタリングしても、Oガス濃度チェックを再度実施し、ガス濃度チェック時間経過後のOガス濃度結果信号がOKになるまで次のステップへ遷移しない。
なお、第2の準備工程であるHガス濃度チェックにおいてもサンプリングバルブ開閉信号106、濃度検知結果信号107及びアラーム108の動作は、上述のOガス濃度チェック時の動作と同様である。
図10は、ガス濃度結果を表示する検知結果表示画面19を例示する図であり、本発明の実施形態におけるコントローラのモニタ画面を例示する。
ガス濃度検知表示部302aは、Oガス濃度の遅れ時間表示部304、Oガス濃度安定待ち時間表示部306及びO濃度チェック結果表示部308を有する。
ガス濃度検知表示部310aは、Hガス濃度の遅れ時間表示部312、Hガス濃度安定待ち時間表示部314及びH濃度のチェック結果表示部316を有する。
遅れ時間表示部304、312はガス濃度の遅れ時間をカウントダウンし、安定待ち時間表示部306、314はガス濃度の安定待ち時間をカウントダウンする。
したがって、遅れ時間表示部304、312及び安定待ち時間表示部306、314を確認することで、ガス濃度のチェックが遅延中なのかチェック中なのか状態を確認することができる。
また、チェック結果表示部308、316は上述のガス濃度のチェック結果を表示し、ボートロード後、一度もガス濃度チェックが実施されていない状態においては「未実施」、ガス濃度チェック結果がOKの場合においては「OK」、ガス濃度チェック結果がNGの場合においては「NG」、ガス濃度チェック中(遅延中またはチェック中)に、サンプリングバルブ開閉信号がOFFとなりサンプリングバルブ100が閉められた場合には「ABORT」を表示する。なお、「ABORT」時には、ガス濃度チェック中にアラームを発生させて再度ガス濃度チェックを行うよう促す。この状態の時には、H2アニールやボートアンロードの次のステップには移行しない。
図11は、ガス濃度検知結果を表示する検知結果表示画面19を例示する図であり、従来技術であるコントローラのモニタ画面を例示する。
ガス濃度検知表示部302bは、Oのガス濃度がOKかNGかを表示し、Hガス濃度検知表示部310bは、Hのガス濃度がOKかNGかを表示する。
ガス濃度検知表示部302bは、Oガス濃度がOKであれば、緑色となり、NGであれば、他色となる。
同様に、Hガス濃度検知表示部310bも、H2ガス濃度がOKであれば、緑色となり、NGであれば、他色となる。
また、Oガス待ち時間表示部318は、Oガスの置換待ち時間(OK待ち時間)を表示し、Hガス待ち時間表示部320は、Hガスの置換待ち時間(OK待ち時間)を表示する。
置換待ち時間終了時(カウントダウン終了時)に、Oガス待ち時間表示部318又はHガス待ち時間表示部320は緑色となる。
したがって、図11の従来技術における検知結果表示画面19においては、ガス濃度チェックにおいて遅延中(遅延時間カウントダウン中)及びチェック中(監視時間カウントダウン中)が存在するが、遅延中の状態が分からないという欠点があった。また、ステップ時間が終了すると監視時間カウントダウン中にサンプリングバルブ開閉信号106がOFFとなり、サンプリングバルブ100が閉められ、最後に受信したガス濃度結果で濃度結果がOKであってもNGであってもガス濃度チェックが終了してしまい、装置を停止せざるを得ず、装置の稼働率が悪かった。
本発明によれば、ガス濃度監視時間である遅れ時間と安定待ち時間をそれぞれ表示部に表示し、ガス濃度ステップ時間に対してガス濃度監視時間が十分でない場合には、濃度検知結果をアボート表示し、再度ガス濃度チェックを実施しないと次のステップへ遷移しないようにすることで、プロセスロットアウトを防ぎ、H残ガスによる爆発を防止することができる。さらに、サンプリングバルブを開いたまま濃度チェックのリトライを行えるようにしてできる限り装置を停止させないようにすることで、装置の稼働率を向上させることができる。
なお、本発明に係る基板処理装置10は、半導体装置だけでなくLCD装置などのガラス基板を処理する装置にも適用される。すなわち、オペレータが例えばキーボード、操作画面等の入力手段を用いて入力する操作画面を有する半導体基板、ガラス基板等の基板処理装置であって、Hを含むガスやOを含むガスを供給する装置であれば適用できる。さらに、本発明に係る基板処理装置10は、炉内の処理に限定しないが、特に酸化処理や水素アニール処理に有用である。
本発明の実施形態に係る基板処理装置10を含む基板処理システム1の構成図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置10の斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置10の側面透視図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置10のPMC14を中心としたハードウェア構成を示す。 本発明の実施形態に係る基板処理装置10により実行される第1の準備工程前後の動作のフローを示す。 本発明の実施形態に係る基板処理装置10により実行される第2の準備工程前後の動作のフローを示す。 本発明の実施形態に係る基板処理装置10により実行される第2の準備工程前後の第2の動作のフローを示す。 本発明の実施形態に係る基板処理装置10により実行されるO濃度チェックの動作のフローを示す。 第1の準備工程における、サンプリングバルブ開閉信号、濃度検知結果信号及びアラームの動作を例示するタイミングチャートである。 本発明の実施形態に係る基板処理装置10により実行される検知結果表示画面19を例示する図である。 従来の基板処理装置10により実行される検知結果表示画面19を例示する図である。
符号の説明
1 基板処理システム
10 基板処理装置
12 ネットワーク
14 PMC
16 入出力装置
18 操作画面
19 検知結果表示画面
100 サンプリングバルブ
102 濃度計
106 サンプリングバルブ開閉信号
107 濃度検知結果信号
108 アラーム
140 CPU
151 Oガス濃度検知部
153 Oガス制御部
155 Hガス濃度検知部
157 Hガス制御部
160 入力部
162 表示部
202 処理炉
302 Oガス濃度検知表示部
310 Hガス濃度検知表示部

Claims (1)

  1. 複数のステップから構成されるレシピの作成を行うための操作画面と、この操作画面を有する表示部と、前記レシピを実行して基板を処理する制御部とを有し、
    前記レシピは、
    複数の基板を保持した状態で基板保持具を処理炉内に搬入する工程と、
    前記処理炉内で前記複数の基板を処理するために準備する第1の準備工程と、
    前記基板に所定の処理を施す工程と、
    前記処理後に前記基板保持具を搬出するために準備する第2の準備工程と、
    前記基板保持具を処理炉内より搬出する工程と、を有し、
    前記第1の準備工程では、基板を処理する際に使用される第1のガスと化学反応を起す第2のガスの濃度を検知し、
    前記第2の準備工程では、基板を処理する際に使用される第1のガスの濃度を検知する基板処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016176900A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 セイコーエプソン株式会社 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2020030080A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理装置における外気漏洩箇所特定方法

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