JP5885945B2 - 基板処理装置、及び半導体装置の製造方法、並びにプログラム - Google Patents
基板処理装置、及び半導体装置の製造方法、並びにプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5885945B2 JP5885945B2 JP2011136187A JP2011136187A JP5885945B2 JP 5885945 B2 JP5885945 B2 JP 5885945B2 JP 2011136187 A JP2011136187 A JP 2011136187A JP 2011136187 A JP2011136187 A JP 2011136187A JP 5885945 B2 JP5885945 B2 JP 5885945B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atmospheric pressure
- processing chamber
- processing
- pressure
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 300
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims description 85
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 15
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 49
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 41
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 11
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 5
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 2
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 66
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 43
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 41
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 29
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 8
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 8
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 6
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 3
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 3
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000001459 lithography Methods 0.000 description 1
- 238000004518 low pressure chemical vapour deposition Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Description
図3に示すように、処理炉202は、縦形のアウタチューブ221とインナチューブ222を備えている。インナチューブ222内には、ボート217によって水平姿勢で多段に積層された複数枚のウェハ200を収容して処理する処理室204が形成される。
インナチューブ222とアウタチューブ221の下端部は、マニホールド206によって支えられ、マニホールド206には、マニホールド206の下端開口を閉塞するシールキャップ219が、垂直方向下側から当接されるようになっている。シールキャップ219は、ボートエレベータ115によって、垂直方向に昇降されるように構成されている。
排気管227には、上流から順に、大気圧センサ41、処理室204内の圧力を検出する圧力センサ42、処理室204内の圧力を調整するAPC(Auto Pressure Controller)バルブ44、真空ポンプ246が設けられている。
大気圧センサ41の上流には、排気管227から分岐して大気排気管(ベント排気管)228が設けられている。大気排気管228には排気バルブ43が設けられており、排気バルブ43が開くと、処理室204内の雰囲気と処理室204外の大気雰囲気とが連通する。
載置台122に載置されたポッド110内のウェハ200は、ウェハ移載機構125によって、ボート217へ移載される。予め指定された枚数のウェハ200がボート217に装填されると、シールキャップ219がボートエレベータ115によって上昇されて、シールキャップ219に支持されたボート217が、処理炉202内へ搬入(ローディング)される。
処理室204内が、所定の温度に降温され、また処理室204外の圧力である大気圧に復帰された後、上述の逆の手順で、ボートエレベータ115によりボート217が引き出され、ボート217からウェハ200がポッド110へ搬送される。
したがって、大気圧センサ41が異常動作、例えば、処理室204内の圧力が処理室204外の大気圧力よりも低いにも拘らず、誤って処理室204外の大気圧力と同圧力になったと判断すると、排気バルブ43を開けることにより、処理室204外の大気が処理室204内に逆流し、処理室204内を汚染してしまう。このような大気圧センサ41の異常動作は、台風の接近等により、大気圧が1気圧よりも低圧になった場合に発生し易い。
基板を処理する処理室と、
前記処理室内の圧力を検出する圧力センサと、
前記処理室内の圧力が前記処理室外の大気圧と同圧になると、大気圧検出信号を出力する大気圧センサと、
前記処理室内を前記処理室外の大気と連通する大気排気管と、
前記大気排気管に設けられた排気バルブと、
前記大気圧センサが前記大気圧検出信号を出力し、かつ、前記圧力センサの検出値が所定値以上となった場合に、前記排気バルブを開けて前記処理室内を前記処理室外と連通させる制御部とを備えた基板処理装置。
筐体111の正面壁111aには、ポッド搬入搬出口(基板収容器搬入搬出口)112が、筐体111の内外を連通するように開設されており、ポッド搬入搬出口112は、フロントシャッタ(基板収容器搬入搬出口開閉機構)113によって開閉されるようになっている。ポッド搬入搬出口112の正面前方側には、ロードポート(基板収容器受渡し台)114が設置されており、ロードポート114は、ポッド110を載置して位置合わせするように構成されている。ポッド110は、ロードポート114上に工程内搬送装置(図示せず)によって搬入され、かつまた、ロードポート114上から搬出されるようになっている。
図2に示すように、筐体111内におけるロードポート114と回転棚105との間には、ポッド搬送装置(基板収容器搬送装置)118が設置されている。ポッド搬送装置118は、ポッド110を保持したまま昇降可能なポッドエレベータ(基板収容器昇降機構)118aと、水平搬送機構としてのポッド搬送機構(基板収容器搬送機構)118bとで構成されており、ポッド搬送装置118は、ポッドエレベータ118aとポッド搬送機構118bとの連続動作により、ロードポート114、回転棚105、ポッドオープナ(基板収容器蓋体開閉機構)121との間で、ポッド110を搬送するように構成されている。
ポッドオープナ121は、ポッド110を載置する載置台122、122と、ポッド110のキャップ(蓋体)を着脱するキャップ着脱機構(蓋体着脱機構)123、123とを備えている。ポッドオープナ121は、載置台122に載置されたポッド110のキャップをキャップ着脱機構123によって着脱することにより、ポッド110のウェハ出し入れ口を開閉するように構成されている。載置台122は、基板を移載する際に基板収容器が載置される移載棚である。
クリーンユニット134から吹き出されたクリーンエア133は、ノッチ合わせ装置135およびウェハ移載装置125aに流通された後に、図示しないダクトにより吸い込まれて、筐体111の外部に排気がなされるか、もしくはクリーンユニット134の吸い込み側である一次側(供給側)にまで循環され、再びクリーンユニット134によって、移載室124内に吹き出されるように構成されている。
アウタチューブ221は、インナチューブ222より大きく、かつ、インナチューブ222と略相似形状であり、インナチューブ222の外側を取り囲むように同心円状に被せられている。
シールキャップ219上には、ウェハ200を保持する基板保持具としてのボート217が垂直に支持されるようになっている。ボート217は、上下で一対の端板と、両端板間に渡って垂直に設けられた複数本、本例では3本のボート支柱(ウェハ保持部材)とを備えている。端板及びボート支柱は、例えば、石英(SiO2)や炭化珪素(SiC)等の耐熱性の高い材料から構成される。
ボート回転機構267及びボートエレベータ115は、制御部280、詳しくは後述の駆動制御部14に電気的に接続されている。駆動制御部14は、ボート回転機構267及びボートエレベータ121が所望のタイミングにて所望の動作をするように制御する。
インナチューブ222内には、温度検出器としての図示しない温度センサが設置されている。ヒータユニット208と温度センサは、制御部280、詳しくは後述の温度制御部13に電気的に接続されている。温度制御部13は、処理室204内の温度が所望のタイミングにて所望の温度分布となるように、前記温度センサにより検出された温度情報に基づいてヒータユニット208への通電量を制御する。
MFC及び開閉バルブは、制御部280、詳しくは後述のガス流量制御部12に電気的に接続されている。ガス流量制御部12は、処理室204内に供給するガスの種類が所望のタイミングにて所望のガス種となるよう、また、供給するガスの流量が所望のタイミングにて所望の流量となるよう、MFC及び開閉バルブを制御する。
排気管227には、上流から順に、大気圧センサ41、処理室204内の圧力を検出する圧力検出器としての圧力センサ42、処理室204内の圧力を調整する圧力調整器としてのAPC(Auto Pressure Controller)バルブ44、真空排気装置としての真空ポンプ246が設けられている。真空ポンプ246は、処理室204内の圧力が所定の圧力(真空度)となるよう真空排気しうるように構成されている。
大気圧センサ41は、処理室204内の圧力が処理室204外の大気圧と同圧になると、大気圧検出信号を出力する差圧計である。
APCバルブ44と圧力センサ42と大気圧センサ41と排気バルブ43は、制御部280、詳しくは圧力制御部11に電気的に接続されている。圧力制御部11については後述する。
図4に示されるように、制御部280は、処理制御部10、圧力制御部11、ガス流量制御部12、温度制御部13、駆動制御部14、記憶部20、操作部31、表示部32等の各構成部から構成される。
処理制御部10には、上述の各構成部が電気的に接続されており、処理制御部10は、成膜プロセス等の制御シーケンスであるプロセスレシピ21を、記憶部20から読み込んで基板処理を実行するもので、そのために上述の各構成部を制御する。処理制御部10等の各制御部10〜14は、ハードウエア構成としては、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)と各制御部の動作プログラム等を格納するメモリを備えており、各CPUは、各動作プログラムに従って動作する。
また、圧力制御部11は、処理室204内の圧力が処理室204外の大気圧と同圧になったときに大気圧センサ41から出力される大気圧検出信号を受信し、かつ、圧力センサ42の検出値が所定値(後述の大気圧チェック値22)以上となった場合に、APCバルブ44を閉じ排気バルブ43を開けて処理室204内を処理室204外と連通させるベント排気動作を行う。
操作部31は、操作員が基板処理装置に対し行う各種操作を受け付ける。表示部32は、基板処理装置を操作するための操作画面などを表示する。
大気圧チェック値22は、圧力制御部11が前述したベント排気動作を行う際に、圧力センサ42の検出値が所定値以上であるか否かをチェックするためのもので、例えば、1気圧(776Torr)よりも低い714Torrに設定される。大気圧チェック値22は、操作部31から操作員により入力設定することができる。
記憶部20は、ハードディスクや半導体メモリ等から構成することができる。
図1、図2に示されているように、ポッド110がロードポート114に供給されると、ポッド搬入搬出口112がフロントシャッタ113によって開放され、ロードポート114上のポッド110が、ポッド搬入搬出口112から搬入される。
続いて、シールキャップ219がボートエレベータ115によって上昇されて、シールキャップ219に支持されたボート217が、処理炉202内へ搬入(ローディング)されて行く。
処理室204内を処理室204外と連通させることにより、処理室204内外が完全に同圧となるので、次の工程において処理室204内からボート217が引き出されるときに、処理室204内外の圧力差により炉口205付近の反応副生成物が巻上げられることを抑制できる。
このように、処理室204内の圧力が大気圧チェック値22よりも低い状態では処理室204内外を連通させないので、処理室204内の圧力と大気圧との圧力差が大きい状態において、処理室204内外を連通させることがない。したがって、処理室204外の雰囲気が処理室204内へ逆流することを抑制できる。
一方、処理室204内の圧力が大気圧チェック値22(例えば714Torr)以上である状態では、処理室204外の大気圧の圧力は大気圧チェック値22よりも高い。したがって、この場合は、大気圧センサ41の動作は正常であるので、大気圧センサ41からの大気圧検出信号を受信すると処理室204内外を連通させるようにしても、処理室204外の雰囲気が処理室204内へ逆流することはない。
一方、処理室204内の圧力が大気圧チェック値22よりも低い状態では、処理室204内外を連通させないので、処理室204外の雰囲気が処理室204内へ逆流することを抑制できる。
まず、制御部280は、通常のプロセスレシピ処理を、本実施形態の排気ガス逆流防止処理に切り替える(ステップS1)。また、炉内圧力値、つまり処理室204内の圧力値を、圧力センサ42から受信する(ステップS2)。また、大気圧チェック値22を、記憶部20から読み出し受信する(ステップS3)。
制御部280は、通常のプロセスレシピ処理において、「大気圧エラーポート」のビットがONである場合は、大気圧センサ41から大気圧検出信号を受信したとしても、排気バルブ43を開けることがない。
このように、大気圧センサ41から大気圧検出信号を受信したとしても、炉内圧力値が大気圧チェック値22よりも小さい場合は、排気バルブ43を開けることがないので、処理室204外の雰囲気が処理室204内へ逆流することを抑制できる。
(1)大気圧センサ41が大気圧検出信号を出力し、かつ、圧力センサ42の検出値が所定値(大気圧チェック値22)以上となった場合にのみ、排気バルブ43を開けて処理室204内外を連通させるようにしているので、処理室204内の圧力が大気圧チェック値22よりも低い状態、つまり、処理室204内外の圧力差が大きい状態では処理室204内外を連通させることがない。したがって、処理室204内外の圧力差が大きい状態において、処理室204外の雰囲気が処理室204内へ逆流することを抑制できる。
(2)大気圧チェック値22を、大気圧センサ41を誤動作させる大気圧の圧力範囲よりも大きい値に設定しているので、処理室204内の圧力が大気圧チェック値22よりも低い状態、つまり、大気圧が、大気圧センサ41の誤動作が生じるような低圧になった場合には、処理室204内外を連通させない。したがって、大気圧低下に起因する大気圧センサ41の誤動作により、処理室204外の雰囲気が処理室204内へ逆流することを抑制できる。
前記実施形態では、処理室204内を大気圧に復帰させる際に、インナチューブ222内へ供給される窒素ガスにより、処理室204内の雰囲気が大気排気管228から処理室204外の大気中へ押し出されて排気されるベント排気動作が行われるようにしたが、インナチューブ222内への窒素ガス供給を行わず、ベント排気動作を行わないようにしてもよい。
本発明は、半導体製造装置だけでなく、LCD製造装置のようなガラス基板を処理する装置や、他の基板処理装置にも適用できる。基板処理の処理内容は、CVD、PVD、酸化膜、窒化膜、金属含有膜等を形成する成膜処理だけでなく、露光処理、リソグラフィ、塗布処理等であってもよい。
基板を処理する処理室と、
前記処理室内の圧力を検出する圧力センサと、
前記処理室内の圧力が前記処理室外の大気圧と同圧になると、大気圧検出信号を出力する大気圧センサと、
前記処理室内を前記処理室外の大気と連通する大気排気管と、
前記大気排気管に設けられた排気バルブと、
前記大気圧センサが前記大気圧検出信号を出力し、かつ、前記圧力センサの検出値が所定値以上となった場合に、前記排気バルブを開けて前記処理室内を前記処理室外と連通させる制御部とを備えた基板処理装置。
前記圧力センサが検出する所定値が、前記大気圧センサを異常動作させる大気圧の圧力範囲よりも大きい値である基板処理装置。
基板を処理室内へ搬入する搬入ステップと、
前記基板を搬入した状態で、前記処理室内の圧力を検出する圧力センサの検出値に基づき、前記処理室内の圧力を所定の処理圧力に減圧する減圧ステップと、
前記処理室内の基板を熱処理する熱処理ステップと、
前記熱処理ステップの後、前記処理室内の圧力を前記処理室外の大気圧へ復帰させる大気圧復帰ステップと、
前記熱処理した基板を処理室内から搬出する搬出ステップとを備えた半導体装置の製造方法であって、
前記大気圧復帰ステップにおいて、前記処理室内の圧力が前記処理室外の大気圧と同圧になると大気圧検出信号を出力する大気圧センサが前記大気圧検出信号を出力し、かつ、前記圧力センサの検出値が所定値以上となった場合に、前記処理室の内外を連通状態にする半導体装置の製造方法。
Claims (8)
- 基板を処理する処理室と、
前記処理室内の圧力を検出する圧力センサと、
前記処理室内の圧力が前記処理室外の大気圧と同圧になると、大気圧検出信号を出力する大気圧センサと、
前記処理室内を前記処理室外の大気と連通する大気排気管と、
前記大気排気管に設けられた排気バルブと、
前記大気圧センサが前記大気圧検出信号を出力し、かつ、前記圧力センサの検出値が所定値以上となった場合に、前記排気バルブを開けて前記処理室内を前記処理室外と連通させる制御部と、
を備えた基板処理装置。 - 基板を処理室内へ搬入する搬入ステップと、
前記基板を搬入した状態で、前記処理室内の圧力を検出する圧力センサの検出値に基づき、前記処理室内の圧力を所定の処理圧力に減圧する減圧ステップと、
前記処理室内の基板を熱処理する熱処理ステップと、
前記処理室内の圧力を前記処理室外の大気圧へ復帰させる大気圧復帰ステップと、
前記熱処理した基板を処理室内から搬出する搬出ステップと、を備えた半導体装置の製造方法であって、
前記大気圧復帰ステップにおいて、前記処理室内の圧力が前記処理室外の大気圧と同圧になると大気圧検出信号を出力する大気圧センサが前記大気圧検出信号を出力し、かつ、前記圧力センサの検出値が所定値以上となった場合に、前記処理室の内外を連通状態にする半導体装置の製造方法。 - 排気ガス逆流防止処理を行うプログラムであって、
処理室内の圧力の検出値を圧力センサから取得する処理と、
前記検出値が大気圧であるかチェックする大気圧チェック値を取得する処理と、
大気圧センサから、前記処理室内の圧力が前記処理室外の大気圧と同圧であることを示す大気圧検出信号を受信したか否かを判定する処理と、
前記大気圧検出信号を受信していない場合、プロセスレシピ実行中に、前記処理室の内外を連通状態にする排気バルブを開けることを可能にする処理と、
前記大気圧検出信号を受信していた場合、前記検出値と前記大気圧チェック値とを比較する処理と、
前記検出値が前記大気圧チェック値以上の場合、前記排気バルブを開けることを可能にする処理と、
前記検出値が前記大気圧チェック値より小さい場合、前記排気バルブを開けることを不可にする処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 前記所定値が、前記大気圧センサを異常動作させる大気圧の圧力範囲よりも大きい値である請求項1記載の基板処理装置。
- 前記所定値が、714Torr以上に設定される請求項1記載の基板処理装置。
- 更に、水平姿勢で多段に積層された複数枚の前記基板を収容する基板保持具を有し、
前記基板は、前記基板保持具に収容された状態で前記処理室に搬入される請求項1記載の基板処理装置。 - 基板を処理室内へ搬入する搬入ステップと、
前記基板を搬入した状態で、前記処理室内の圧力を検出する圧力センサの検出値に基づき、前記処理室内の圧力を所定の処理圧力に減圧する減圧ステップと、
前記処理室内の基板を熱処理する熱処理ステップと、
前記処理室内の圧力を前記処理室外の大気圧へ復帰させる大気圧復帰ステップと、
前記熱処理した基板を前記処理室内から搬出する搬出ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記大気圧復帰ステップにおいて、前記処理室内の圧力が前記処理室外の大気圧と同圧になると大気圧検出信号を出力する大気圧センサが前記大気圧検出信号を出力し、かつ、前記圧力センサの検出値が所定の大気圧チェック値以上となった場合に、前記処理室の内外を連通状態にするプログラム。 - 前記大気圧復帰ステップは、
前記検出値を前記圧力センサから取得する処理と、
前記大気圧チェック値を取得する処理と、
前記大気圧センサから前記大気圧検出信号を受信したか否かを判定する処理と、
前記大気圧検出信号を受信していない場合、前記処理室の内外を連通状態にする排気バルブを開けることを可能にする処理と、
前記大気圧検出信号を受信していた場合、前記検出値と前記大気圧チェック値とを比較する処理と、
前記検出値が前記大気圧チェック値以上の場合、前記排気バルブを開けることを可能にする処理と、
前記検出値が前記大気圧チェック値より小さい場合、前記排気バルブを開けることを不可にする処理と、
を含む請求項7記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011136187A JP5885945B2 (ja) | 2011-06-20 | 2011-06-20 | 基板処理装置、及び半導体装置の製造方法、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011136187A JP5885945B2 (ja) | 2011-06-20 | 2011-06-20 | 基板処理装置、及び半導体装置の製造方法、並びにプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013004844A JP2013004844A (ja) | 2013-01-07 |
JP2013004844A5 JP2013004844A5 (ja) | 2014-07-24 |
JP5885945B2 true JP5885945B2 (ja) | 2016-03-16 |
Family
ID=47673061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011136187A Active JP5885945B2 (ja) | 2011-06-20 | 2011-06-20 | 基板処理装置、及び半導体装置の製造方法、並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5885945B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3153323B2 (ja) * | 1992-03-31 | 2001-04-09 | 東京エレクトロン株式会社 | 気密室の常圧復帰装置及びその常圧復帰方法 |
JP3320505B2 (ja) * | 1993-06-11 | 2002-09-03 | 東京エレクトロン株式会社 | 熱処理装置及びその方法 |
US5445521A (en) * | 1993-05-31 | 1995-08-29 | Tokyo Electron Kabushiki Kaisha | Heat treating method and device |
US7076920B2 (en) * | 2000-03-22 | 2006-07-18 | Mks Instruments, Inc. | Method of using a combination differential and absolute pressure transducer for controlling a load lock |
JP2002294462A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置 |
JP2006086186A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置 |
JP2008072054A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置 |
KR20100008829A (ko) * | 2008-07-17 | 2010-01-27 | 피에스케이 주식회사 | 기압측정모듈, 기압측정장치 및 방법 |
JP2010245363A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Hitachi Kokusai Electric Inc | リークチェック方法 |
-
2011
- 2011-06-20 JP JP2011136187A patent/JP5885945B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013004844A (ja) | 2013-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6403431B2 (ja) | 基板処理装置、流量監視方法及び半導体装置の製造方法並びに流量監視プログラム | |
KR100932168B1 (ko) | 기판처리장치 및 반도체장치의 제조방법 | |
US20100144145A1 (en) | Substrate processing apparatus and method of manufacturing semiconductor device | |
JP5334261B2 (ja) | 基板処理装置、基板処理装置における表示方法及び半導体装置の製造方法 | |
JP5545795B2 (ja) | 基板処理装置及び半導体製造装置管理方法 | |
JP2011181817A (ja) | 基板処理装置 | |
WO2011021635A1 (ja) | 基板処理システム、群管理装置及び基板処理システムにおける表示方法 | |
JP2011243677A (ja) | 基板処理装置 | |
KR102206194B1 (ko) | 기판 처리 장치 및 반도체 장치의 제조 방법 | |
JP5885945B2 (ja) | 基板処理装置、及び半導体装置の製造方法、並びにプログラム | |
JP5123485B2 (ja) | 基板処理装置及び基板処理方法及び半導体デバイスの製造方法 | |
JP2013062271A (ja) | 基板処理装置 | |
JP4880408B2 (ja) | 基板処理装置、基板処理方法、半導体装置の製造方法、メインコントローラおよびプログラム | |
JP7018370B2 (ja) | 基板処理装置及び半導体装置の製造方法及びプログラム | |
JP2009290158A (ja) | 基板処理システム | |
JP2007258630A (ja) | 基板処理装置 | |
US20230326771A1 (en) | Substrate processing apparatus, apparatus start-up method, method of manufacturing semiconductor device, and recording medium | |
JP2011222656A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2013074039A (ja) | 群管理装置 | |
US20230221699A1 (en) | Substrate processing apparatus, switching method, method of manufacturing semiconductor device, and recording medium | |
JP2011204865A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2010040919A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2013055239A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2012216703A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2012043978A (ja) | 基板処理装置及び基板移載方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140611 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150310 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150507 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5885945 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |