JP2010152085A - 光調節装置の制御方法及び光調節装置 - Google Patents

光調節装置の制御方法及び光調節装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光調節手段の位置及び状態に拘わらずに光調節手段を安定して駆動させることのできる光調節装置、及び、光調節装置の制御方法を提供する。
【解決手段】駆動源によって光調節手段を第1の位置及び第2の位置に相互に移動させる駆動ステップと、光調節手段の位置及び状態を検出する検出ステップと、検出ステップにおいて検出された光調節手段の位置又は状態に応じて、駆動源に所望の駆動信号を印加する駆動信号印加ステップと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光調節装置の制御方法及び光調節装置に関するものである。
近年、撮像機能を有した携帯機器やマイクロビデオスコープ等の小型光学装置の高性能化に伴い、レンズや絞り等の光学素子も、従来の固定焦点レンズ、固定開口絞りから、フォーカスレンズ、可変絞りを適用する要求が高まっており、その光学素子の更なる小型化、省電力化は勿論のこと、安定した動作が望まれている。
図12(a)は従来の光調節装置における時間と光量変化との関係を示すグラフであり、(b)は従来の光調節装置における時間と駆動電流との関係を示すグラフである。特許文献1に記載された従来の光調節装置では、高速なシャッタ動作を可能としながら、シャッタ閉じきり後のバウンドによる再露光を防止させる制御方法を提案している。また、この光調節装置においては、シャッタ羽根が閉じ始めてから閉じきるまでには高い電流を印加し、閉じきり後は低い電流を印加することでシャッタの移動を安定化させ、バウンドによる再露光を防止している。
特開2007−25357号公報
しかしながら、特許文献1記載の光調節装置では、シャッタを動作させる為に、常に一定の駆動電流でシャッタを駆動させている。その為、温度、湿度その他の周囲の状況による影響、例えば、時間の経過によるコイルや磁石の劣化等の影響によって、シャッタ駆動に必要な駆動電流が変わってくると、安定した動作が出来なくなってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光調節手段の位置及び状態に拘わらずに、光調節手段を安定駆動させることを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光調節装置の制御方法は、駆動源によって光調節手段を第1の位置及び第2の位置に相互に移動させる駆動ステップと、光調節手段の位置及び状態を検出する検出ステップと、検出ステップにおいて検出された光調節手段の位置又は状態に応じて、駆動源に所望の駆動信号を印加する駆動信号印加ステップと、を備えることを特徴としている。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、検出ステップにおいて、第1の位置と第2の位置を相互に移動する間の動作状態、及び、光調節手段が停止している位置状態の少なくとも1つの状態を検出することが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、動作状態は、駆動源に駆動信号を印加してから光調節手段が移動開始するまでの第1の動作状態と、光調節手段が移動開始してから所定の位置に停止するまでの第2の動作状態からなり、第1の動作状態においては、第1の駆動信号を印加し、第2の動作状態においては、第2の駆動信号を印加することが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、第1の動作状態において、光調節手段が移動開始するまでの時間をTa1、光調節手段が移動開始するまでの設定時間をTb1とし、Ta1≦Tb1の場合、第1の駆動信号を駆動源に駆動信号を印加してからTa1経過後、第1の駆動信号を維持または低減させ、Tb1<Ta1の場合、第1の駆動信号を駆動源に駆動信号を印加してからTb1経過後、第1の駆動信号を増加させることが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、第1の駆動信号を増加、維持、低減させた後の第1の駆動信号を記憶装置に記憶させる記憶ステップを備えることが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、第2の動作状態において、光調節手段が所定の位置で停止するまでの時間をTa2、光調節手段が所定の位置で停止するまでの設定時間をTb2とし、Ta2≦Tb2の場合、光調節手段が移動開始してからTa2経過後、第2の駆動信号を維持または低減させ、Tb2<Ta2の場合、光調節手段が移動開始してからTb2経過後、第2の駆動信号を増加させることが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、第2の駆動信号を増加、維持、低減させた後の第2の駆動信号を記憶装置に記憶させる記憶ステップを備えることが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、第2の動作状態において、光調節手段が所定の位置以外で停止した場合、駆動源に印加する第2の駆動信号を増加させ、光調節手段が所定の位置に移動した後、駆動信号を低減若しくは止めることが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、光調節手段の位置状態は、光調節装置への電源投入時に光調節手段が停止している第1の位置状態と、光調節手段が所定の位置に移動し停止している第2の位置状態と、からなり、検出ステップにおいて、第1の位置状態及び第2の位置状態の少なくとも1つの状態を検出し、その状態に応じて駆動源に所望の駆動信号を印加することが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、第1の位置状態において、光調節手段が所定の位置に無い場合、駆動源に光調節手段を所定の位置に移動させるような駆動信号を印加することが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、第2の位置状態において、光調節手段が所定の位置に無い場合、駆動源に光調節手段を所定の位置に移動させるような駆動信号を印加することが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、光調節手段には磁性を有する回転軸が設けられ、駆動源はヨークに巻線コイルを巻いた電磁駆動源であり、回転軸を、電磁駆動源に駆動信号を印加することによって光調節手段を回動させ、光調節手段を第1及び第2の位置に相互に移動することが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、光調節手段は、規制部材によって、第1の位置及び第2の位置のいずれかに規制され、検出ステップにおける検出は、光調節手段若しくは規制部材の少なくとも1つに設けられた接触式センサによって行うことが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、検出ステップにおける検出は、光調節装置を通過する光の光量を検出する光検出器によって行うことが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、検出ステップによる検出は磁気センサによって行い、磁気センサは、磁性体である光調節手段の変位に伴う磁場変化を検出する、又は、光調節手段に設けられた磁性を有する回転軸の回動に伴う磁場変化を検出することが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法では、光調節手段を移動させる駆動源はコイルであり、磁気センサは、光調節手段に設けられた磁性を有する回転軸の回動に伴う磁場変化をコイルにより検出することが好ましい。
本発明に係る光調節装置は、光調節手段と、光調節手段を移動させる駆動源と、光調節手段を第1の位置と第2の位置に規制する規制部材と、光調節手段の位置又は状態を検出する検出手段と、を備え、駆動源によって光調節手段を第1の位置及び第2の位置に相互に移動させ、検出手段により検出された光調節手段の位置又は状態に応じて、駆動源に所望の駆動信号を印加することを特徴としている。
本発明に係る光調節装置においては、光調節手段には磁性を有する回転軸が設けられ、駆動源はヨークに巻線コイルを巻いた電磁駆動源であり、回転軸を、電磁駆動源に駆動信号を印加することによって光調節手段を回動させ、光調節手段を第1の位置及び第2の位置に相互に移動することが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、検出手段は、光調節手段若しくは規制部材の少なくとも1つに設けられた接触式センサであることが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、検出手段は、光調節装置を通過する光の光量を検出する光検出器であることが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、検出手段は磁気センサであって、磁気センサは、磁性体である光調節手段の変位に伴う磁場変化を検出する、又は、光調節手段に設けられた磁性を有する回転軸の回動に伴う磁場変化を検出することが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、光調節手段を移動させる駆動源はコイルであり、磁気センサは、光調節手段に設けられた磁性を有する回転軸の回動に伴う磁場変化をコイルにより検出することが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、光調節手段には開口が形成されていることが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、光調節手段には光学レンズが形成されていることが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、光調節手段には光学フィルターが形成されていることが好ましい。
本発明に係る光調節装置の制御方法及び光調節装置は、光調節手段の位置及び状態に拘わらずに、絞りを安定駆動させることが可能となる、という効果を奏する。
以下に、本発明に係る光調節装置及びその制御方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1から図5を用いて、第1実施形態に係る光調節装置について説明する。図1は第1実施形態に係る光調節装置100の構成を示す図である。図1を参照して、光調節装置100の構成及び動作を説明する。
光調節装置100は、基板101と、光調節手段121(絞り羽根)と、規制部131、132と、電磁駆動源141、142と、センサ回路151と、演算回路152と、制御回路153と、記憶装置154と、を備える。
円板状の基板101には、平面視円形状の光学開口102が形成されている。光調節手段121には、平面視円形状の光学開口122及び回転軸123が形成されている。規制部131、132は、光調節手段121を所望の第1の位置、第2の位置にそれぞれ規制する。
光調節手段121は、電磁駆動源141、142(例えばコイル)により回転軸123の周りを回転する。具体的には、回転軸123は磁性を有する材料で形成され、回転軸123を電磁駆動源141、142が発生する磁力で回動させる。回動した光調節手段121は、規制部材131、132の一方と当接することにより、第1の位置及び第2の位置のいずれか所望の位置に配置される。すなわち、光調節手段121は、第1の位置と第2の位置を相互に移動する。
次に、光調節装置100の駆動システムについて説明する。光調節装置100の駆動システムは、光調節手段121の位置と状態を検出するセンサ、及び、センサに接続されたセンサ回路151(検出手段)と、センサ回路151より出力された情報を設定情報と比較する演算回路152と、演算回路152より出力された情報に基づいて電磁駆動源141、142に駆動信号を印加する制御回路153と、演算回路152より出力された光調節手段121の駆動条件を記憶する記憶装置154と、を有する。
光調節手段121の位置と状態を検出する方法としては、例えば、光調節手段121及び規制部131、132の少なくとも1つに設けた接触式センサ(例えば圧電素子、容量センサ)(検出手段)と、光調節手段121と、の接触を、センサに接続したセンサ回路151で検出することによって行うことができる。
また、これ以外の検出方法として、例えば、光調節手段121が移動することによって生じる、光学開口102を通過して撮像素子(不図示)に入る光量の変化を光センサを用いて検出する方法や、撮像素子から得られる画像の明るさで光調節手段121の状態を検出する方法がある。
さらにまた、その他の検出手段としては、磁性を有する回転軸123が発生する磁場や、光調節手段121が磁性を有し、回転軸123の回転、光調節手段121が変位することによって生じる磁場の変化を利用し、磁気センサ(例えばコイルやホール素子)を用いて、光調節手段121の位置や状態を検出してもよい。
以下、光調節手段121の位置と状態を検出するセンサとして、規制部131、132に接触式センサを設けた例について、図2、図3を参照しつつ説明する。図2は、第1実施形態に係る光調節手段121の動作を示す平面図であり、(a)は光調節手段121が第1の位置にある状態を示し、(b)は光調節手段121が第2の位置にある状態を示す。
光調節装置100においては、図2(a)に示すように光調節手段121が規制部131に当接し、光調節手段121が光学開口102から退避した位置を第1の位置としている。光調節手段121が第1の位置にある状態では、光調節装置100の光学開口は基板101に形成された光学開口102となる。
一方、図2(b)に示すように光調節手段121が規制部132に当接し、光学開口102と光学開口122の中心が一致した位置を第2の位置としている。光調節手段121が第2の位置にある状態では、光調節装置100の光学開口は光調節手段121に形成された光学開口122となる。
光調節手段121は、電磁駆動源141、142に印加する駆動信号の方向を変えることによって、第1の位置と第2の位置にそれぞれ移動させる。
以下、図3を参照しつつ、光調節手段121の駆動について説明する。この例では、時間情報を用いて光調節手段121の状態を検出している。ここで、図3は、光調節手段121が第1の位置から第2の位置に移動するまでの各波形を示すグラフであり、(a)は規制部131に生じた起電力を示す図、(b)は規制部132に生じた起電力を示す図、(c)は光調節手段121に対する駆動信号を示す図である。図3は、Tb1<Ta1、Tb2<Ta2の場合を示す。
以下の説明において、
電磁駆動源141、142に電流を印加してから光調節手段121が移動開始するまでに要した時間をTa1、
電磁駆動源141、142に電流を印加してから光調節手段121が移動開始するまでの設定時間をTb1、
光調節手段121が移動してから規制部132に当接し、停止するまでに要した時間をTa2、
光調節手段121が移動してから規制部132に当接し、停止するまでの設定時間をTb2、
としている。
また、図3では、電磁駆動源141、142を用いて光調節手段121を第1の位置から第2の位置へ移動させる例を示しているが、第2の位置から第1の位置へ移動させる場合も同様に考えることができる。
図2(a)、図3に示すように、電磁駆動源141に駆動信号を印加する前は、光調節手段121は規制部131に当接しており、当接している状態では接触式センサが設けられた規制部131からは起電力が生じている。逆に、図2(b)、図3のように光調節手段121が規制部132に当接している場合は、接触式センサが設けられた規制部132から起電力が生じる。また、光調節手段121が移動中であれば、規制部131、132に設けた接触式センサから起電力は生じない。
図3に示すように、
Tb1<Ta1であれば、光調節手段121が移動し始めるまで電磁駆動源141、142に印加する駆動信号を増加させ、
Tb2<Ta2であれば、光調節手段121が規制部132に当接し、停止するまで、電磁駆動源141、142に加える駆動信号を増加させている。
そして、光調節手段121が規制部132に当接して停止し、規制部132に起電力が生じたことが検出された時点で、電磁駆動源141、142への駆動信号の印加を低減、若しくは止める。
ただし、光調節手段121が規制部132との接触後にバウンドしたり、接触の衝撃などで移動したりすると、規制部132から離れてしまい、起電力は生じなくなってしまう。このため、光調節手段121が規制部132に接触した後も、光調節手段121を第2の位置に移動させるような駆動信号を印加することが好ましい。なお、電磁駆動源141、142への駆動信号(駆動電流)を増加させることは、光調節手段121の駆動力を増加させることに等しい。
一方、図4に示すように、
Ta1≦Tb1であれば、光調節手段121が移動し始めたら、電磁駆動源141、142に印加する駆動信号を維持、若しくは低減させ、
Ta2≦Tb2であれば、光調節手段121が規制部132に当接し、停止するまで駆動信号を維持するか、若しくは低減させていく。
ここで、図4は、光調節手段121が第1の位置から第2の位置に移動するまでの各波形を示すグラフであり、(a)は規制部131に生じた起電力を示す図、(b)は規制部132に生じた起電力を示す図、(c)は光調節手段121へ加えられた駆動信号を示す図である。図4は、Ta1≦Tb1、Ta2≦Tb2の場合を示す。
図4に示す場合も、図3に示す場合と同様に、光調節手段121の停止が検出された時点で、電磁駆動源への駆動信号の印加を低減、若しくは止めることが好ましい。ただし、光調節手段121がバウンドしたり、衝撃などで移動したりすると、規制部132から離れてしまい、起電力は生じなくなってしまうため、光調節手段121が規制部132に接触した後も、光調節手段121を第2の位置に移動させるような駆動信号を印加することが好ましい。
第1実施形態に係る光調節装置100では、規制部材131、132に接触式センサをそれぞれ設け、光調節手段121の位置及び状態を検出している。これにより、光調節手段121の位置及び状態に応じた駆動信号を印加することができ、光調節手段121を確実に所定の位置(第1の位置又は第2の位置)に停止させることが可能となる。
例えば、図3に示すように、実際に光調節手段121が動き出すまでの時間Ta1、及び、光調節手段121が動き出してから停止するまでの実際の時間Ta2が、それぞれの設定時間Tb1、Tb2より長ければ駆動信号を増加させ、確実に所定の位置まで移動させている。また、図4に示すように、光調節手段121が実際に動き出すまでの時間Ta1、及び光調節手段121が動き出してから停止するまでの実際の時間Ta2が、それぞれの設定時間Tb1、Tb2より短ければ駆動信号を維持、若しくは減少させることで、無駄な駆動信号を印加する必要が無く、消費電力も低減させることが可能となる。
図3に示す例では、検出手段の一例として規制部131、132に接触センサを用いて、時間情報に基づいて検出していたが、検出はこれ以外の手段を用いることもできる。例えば、図5に示すように光調節装置を通過する光量を検出手段として用いても同様の効果が得られる。さらに、記憶装置154を用い、動作に必要な駆動情報(印加駆動信号、動作時間Ta1、Ta2)を記憶しておき、次の動作時にはその情報をもとに駆動信号を決定することも可能である。
ここで、図5を参照して、検出手段が光調節装置を通過する光量である場合について説明する。図5(a)は、光調節手段121が第1の位置から第2の位置に移動するまでにおいて光調節装置100を通過する光量の変化を示すグラフであり、(b)は、光調節手段121に対する駆動信号を示すグラフである。図5は、Tb1<Ta1、Tb2<Ta2の場合を示す。
図5(a)においては、光調節手段121が第1の位置にいるときに光調節装置を通過する光量を光量Aとし、光調節手段121が第2の位置にいるときに光調節装置を通過する光量を光量Bとしている。
図5に示す例では、
Tb1<Ta1であれば、光調節手段121が移動し始めるまで電磁駆動源に印加する駆動信号を増加させ、
Tb2<Ta2であれば、駆動信号を増加させる。
例えば、図5に示す例では、光調節手段121を第1の位置から第2の位置へ移動させているときに、外乱の影響で第2の位置に至る前に光調節手段121が停止してしまった場合、すなわち、光量が変化しなくなった場合でも、印加駆動信号を増加させる為、最終的には確実に光調節手段121を第2の位置に移動させることが可能となる。
第1実施形態に係る光調節装置100では、光調節手段121の移動に実際にかかった動作時間と設定時間とを互いに比較し、駆動信号を増減させているが、例えば光調節手段121の位置情報を検出し、光調節手段121が移動中に第1の位置、第2の位置以外の位置で停止してしまったことが確認されたら、駆動信号を増加させてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態にかかる光調節装置200について、図6、図7を参照しつつ説明する。図6は、第2実施形態に係る光調節装置200の構成を示す図である。
第2実施形態に係る光調節装置200においては、第1実施形態の規制部131、132に設けた接触式センサに代えて電磁駆動源241、242を検出手段として用いる点、及び、パルス状の駆動信号を用いる点が第1実施形態に係る光調節装置100と異なる。その他の構成は第1実施形態に係る光調節装置100と同様である。すなわち、第2実施形態の基板201、光学開口202、光調節手段221(絞り羽根)、光学開口222、回転軸223、規制部231、232、演算回路252、制御回路253、記憶装置254は、第1実施形態の基板101、光学開口102、光調節手段121、光学開口122、回転軸123、規制部131、132、演算回路152、制御回路153、記憶装置154にそれぞれ対応する。
光調節装置200においては、電磁駆動源241、242を光調節手段221の位置又は状態を検出する検出手段として用いている。電磁駆動源241、242は、センサ回路251に対して検出結果を出力する。
光調節手段221を回動させるために、磁性を有する回転軸223を回転させると、回転軸223周囲の磁場が変化する。その結果、回転軸223を中心に対向する位置に配置させた電磁駆動源241、242には磁場の変化に伴い起電力が生じる。第2実施形態の光調節装置200では、この磁場の変化に伴って電磁駆動源241、242に発生する起電力を検出し、光調節手段221の状態を検出する。
次に図7を用いて、第2実施形態の光調節手段221の駆動について説明する。図7(a)は、光調節手段221が第1の位置から第2の位置に移動するまでにおいて光調節装置200を通過する光量の変化を示すグラフ、(b)は光調節手段221の回動にともなって電磁駆動源241、242に生じた起電力の変化を示すグラフ、(c)は、光調節手段221に対する駆動信号を示すグラフである。図7においては、光調節手段221の動作説明を分かり易くする為に、光量の変化も同時に示し、電磁駆動源241、242に発生する起電力を模式的に示してある。
図7に示すように、駆動信号を印加し、光調節手段221が移動し始めると、磁性を有する回転軸223の回転に伴い、電磁駆動源241、242には起電力が生じる。回転軸223が回転している間、つまり光調節手段221が移動している間は、起電力は発生し続ける。そして、光調節手段221が第2の位置まで移動すると光調節手段221は規制部材232に当接し、停止する。このとき回転軸223も停止する為、起電力はゼロとなり、この時点で駆動信号の印加を止める。
なお、光調節手段221がバウンドしたり、衝撃などで移動したりすると、回転軸223も回転する為、起電力が生じる、このような起電力が生じた場合は、再度、光調節手段221を第2の位置に移動させるような駆動信号を印加することが好ましい。
また、光調節装置200においては、間欠的、つまりパルス状に駆動信号を印加している。これは次の理由による。
電磁駆動源241、242に印加する駆動信号に対し、電磁駆動源241、242に発生する起電力は非常に小さい場合、電磁駆動源241、242に駆動信号を印加し続ける駆動方法では、電磁駆動源241、242で発生する起電力を検出することが難しい。このため、電磁駆動源241、242に印加する信号を間欠的な駆動信号にすることによって、駆動信号を印加していない領域において、電磁駆動源241、242に発生する微小な起電力を検出することを可能としている。
光調節装置200では、第1の実施形態の光調節装置100と同様に、光調節手段221の状態を検出しながら駆動させることで、確実に所定の位置まで光調節手段221を移動させることが可能となる。一方、電磁駆動源241、242自体を、光調節手段221の位置又は状態を検出する検出手段として用いているため、光調節装置100の接触式センサのように、別途、検出手段を用意する必要がない。
また、図7では常に一定の大きさ、幅のパルス信号を送る例を示したが、光調節装置100と同様に、時間Ta1、Tb1、Ta2、Tb2に応じて、駆動信号の増加、減少、若しくはパルス幅の増加、減少を行うことで、光調節手段221を確実に所定の位置まで移動させることもできる。また、駆動信号(駆動電流)を増加させることは、光調節手段221の駆動力を増加させることに等しい。さらに、光調節装置100と同様に記憶装置254を用い、動作に必要な駆動情報(印加駆動信号、動作時間Ta1、Ta2)を記憶しておき、次の動作時にはその情報をもとに駆動信号を決定することも可能である。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
つづいて、第3実施形態にかかる光調節装置300について、図8、図9を参照して説明する。
第3実施形態に係る光調節装置300の構成は、第1実施形態の光調節装置100と同様である。すなわち、第3実施形態の基板301、光学開口302、光調節手段321(絞り羽根)、光学開口322、回転軸323、規制部331、332、電磁駆動源341、342、は、第1実施形態の基板101、光学開口102、光調節手段121、光学開口122、回転軸123、規制部131、132、電磁駆動源141、142にそれぞれ対応する。その他の構成は第1実施形態に係る光調節装置100と同様であって、図示を省略する。
また、光調節装置300では、検出手段として、第1の実施形態の光調節装置100と同様に、光調節手段321又は規制部331、332に接触式センサを設けている。
第3実施形態に係る光調節装置300では、光調節手段321を所定の位置(第1の位置若しくは第2の位置)の一方へ移動させ、他方の位置へ向けての移動をさせずに、停止させている状態で光調節手段321の位置及び状態を制御することができる点が、第1実施形態の光調節装置100と異なる。
図8は、第3実施形態に係る光調節手段321の位置及び状態を示す平面図であり、(a)は光調節手段321が規制部331に当接して第1の位置にある状態を、(b)は光調節手段321が規制部331から離間した状態を、(c)は光調節手段321が規制部331に当接した状態を、それぞれ示す。図9(a)は、光調節手段321が規制部331から離間する前後において、光調節装置300を通過する光量の変化を示すグラフ、(b)は光調節手段321が規制部331から離間する前後における規制部331、332の起電力を示すグラフ、(c)は光調節手段321に対する駆動信号を示すグラフである。
光調節手段321の位置及び状態の制御について説明する。
図8(a)に示す状態では、光調節手段321は第1の位置に静止している(図9の状態(I))。このとき、光調節手段321に対して駆動電流は印加しておらず、又は、位置を保持するための低電流を印加している。また、光調節装置300を通過する光量は光量Aである(図9(a))。さらにまた、光調節手段321は規制部331に接触している為、起電力が生じている(図9(b))。
図8(a)に示す状態において、例えば、光調節装置300に強い衝撃などが加わった場合、光調節手段321は移動して、規制部331から離間する(図8(b))。このとき、光調節手段321の光学開口322が基板301の光学開口302の一部に重なるため、光調節装置を通過する光量は減少する(図9の状態(II))。また、光調節手段321は規制部331と接触しなくなる為、起電力はゼロとなる。
このように、321が第1の位置としての規制部331に至って接触した状態(図8(a))から、321に対して駆動信号を印加していないのに拘わらずに、321が規制部331から離間して起電力が発生しない状態(図8(b))に変わったことをセンサ回路151が検知すると、制御回路153は、光調節手段321を第1の位置に再度移動させるような駆動信号を電磁駆動源341、342に印加する。
これにより、321は規制部331に接触する状態に復帰する(図8(c)、図9の状態(III))。光調節手段321が第1の位置に移動し終え、規制部331において起電力が発生する状態にもどった後は、再び、駆動信号を停止、又は低減させる。
以上の制御により、光調節手段321を所望の位置としての第1の位置に移動させた後、強い衝撃などが加わり、光調節手段321が所定の位置から移動してしまった場合でも、検出手段を用いて、光調節手段321が所定の位置に無いことを検出し、光調節手段321を所定の位置に戻す駆動信号を印加することができる。
なお、この制御は、321を第2の位置に移動させた後においても同様に行うことができる。
また、光調節手段321の移動量に応じて駆動信号の信号印加時間、電流値を調整する。この結果、確実かつ無駄な駆動信号を印加することなく光調節手段321を所定の位置に移動させることが可能となる。
さらにまた、このような検出、制御を行うことにより、321を所望の位置に保持する為に、随時高い信号を印加する必要が無く、省電力効果も得られる。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る光調節装置400について、図10、図11を参照しつつ説明する。
第4実施形態に係る光調節装置400の構成は、第1実施形態の光調節装置100と同様である。すなわち、第4実施形態の基板401、光学開口402、光調節手段421(絞り羽根)、光学開口422、回転軸423、規制部431、432、電磁駆動源441、442、は、第1実施形態の基板101、光学開口102、光調節手段121、光学開口122、回転軸123、規制部131、132、電磁駆動源141、142にそれぞれ対応する。その他の構成は第1実施形態に係る光調節装置100と同様であって、図示を省略する。
また、光調節装置400では、検出手段として、第1の実施形態の光調節装置100と同様に、光調節手段421又は規制部431、432に接触式センサを設けている。
第4実施形態に係る光調節装置400では、電源投入時における光調節手段421の位置及び状態を制御することができる点が、第1実施形態の光調節装置100と異なる。
図10は、第4実施形態に係る光調節装置400の位置及び状態を示す平面図であり、(a)は電源投入時に光調節手段421が規制部431から離間している状態を、(b)は光調節手段421が規制部431に当接した状態を、それぞれ示す。図11(a)は、電源投入時以後に光調節装置400を通過する光量の変化を示すグラフ、(b)は電源投入時以後において規制部431に生じた起電力を示すグラフ、(c)は電源投入時以後において規制部432に生じた起電力を示すグラフ、(d)は光調節手段421に対する駆動信号を示すグラフである。
光調節装置400の電源投入時以後の光調節装置400の位置及び状態の制御について説明する。
図10(a)に示すように、光調節装置400への電源投入時に、光調節手段421が、規制部431、432にそれぞれ設けた接触式センサのいずれにも接触しない位置にあることを、センサ回路151が検知した場合(図11の状態(I))、制御回路153は、駆動信号を電磁駆動源441、442に駆動信号を印加して光調節手段421を第1の位置に移動させる(図10(b)、図11の状態(II))。
一方、電源投入時の光調節手段421の初期位置が第1の位置である場合はこのような駆動信号は印加しない。
以上の制御によれば、光調節装置400への電源投入後、光調節手段421が所定の位置に無い場合に、その位置状態を検出して、光調節手段421を所定の位置に移動させるような駆動信号を印加することで、光調節手段421を所定の位置に移動させることが可能となる。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
以上のように、本発明に係る光調節装置は、小型の光学装置に用いる光調節装置に適している。
第1実施形態に係る光調節装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る光調節手段の動作を示す平面図であり、(a)は光調節手段が第1の位置にある状態を示し、(b)は光調節手段が第2の位置にある状態を示す図である。 第1実施形態に係る光調節手段が第1の位置から第2の位置に移動するまでの各波形を示すグラフであり、(a)は規制部に生じた起電力を示す図、(b)は規制部に生じた起電力を示す図、(c)は光調節手段に対する駆動信号を示す図である。 第1実施形態に係る光調節手段が第1の位置から第2の位置に移動するまでの各波形を示すグラフであり、(a)は規制部に生じた起電力を示す図、(b)は規制部に生じた起電力を示す図、(c)は光調節手段へ加えられた駆動信号を示す図である。 (a)は、第1実施形態に係る光調節手段が第1の位置から第2の位置に移動するまでにおいて光調節装置を通過する光量の変化を示すグラフであり、(b)は、光調節手段に対する駆動信号を示すグラフである。 第2実施形態に係る光調節装置の構成を示す図である。 (a)は、第2実施形態に係る光調節手段が第1の位置から第2の位置に移動するまでにおいて光調節装置を通過する光量の変化を示すグラフ、(b)は光調節手段の回動にともなって電磁駆動源に生じた起電力の変化を示すグラフ、(c)は、光調節手段に対する駆動信号を示すグラフである。 (a)は第3実施形態に係る光調節手段が規制部に当接して第1の位置にある状態を、(b)は光調節手段が規制部から離間した状態を、(c)は光調節手段が規制部に当接した状態を、それぞれ示す図である。 (a)は、第3実施形態に係る光調節手段が規制部から離間する前後において、光調節装置を通過する光量の変化を示すグラフ、(b)は光調節手段が規制部から離間する前後における規制部の起電力を示すグラフ、(c)は光調節手段に対する駆動信号を示すグラフである。 (a)は、電源投入時に第4実施形態に係る光調節手段が規制部から離間している状態を、(b)は光調節手段が規制部に当接した状態を、それぞれ示す図である。 (a)は、電源投入時以後に第4実施形態に係る光調節装置を通過する光量の変化を示すグラフ、(b)は電源投入時以後において規制部に生じた起電力を示すグラフ、(c)は電源投入時以後において規制部に生じた起電力を示すグラフ、(d)は光調節手段に対する駆動信号を示すグラフである。 (a)は従来の光調節装置における時間と光量変化との関係を示すグラフであり、(b)は従来の光調節装置における時間と駆動電流との関係を示すグラフである。
符号の説明
100 光調節装置
101 基板
102 光学開口
121 光調節手段
122 光学開口
123 回転軸
131、132 規制部
141、142 電磁駆動源
151 センサ回路
152 演算回路
153 制御回路
154 記憶装置
200 光調節装置
201 基板
202 光学開口
221 光調節手段
222 光学開口
223 回転軸
231、232 規制部
241、242 電磁駆動源
251 センサ回路
252 演算回路
253 制御回路
254 記憶装置
300 光調節装置
301 基板
302 光学開口
321 光調節手段
322 光学開口
323 回転軸
331、332 規制部
341、342 電磁駆動源
400 光調節装置
401 基板
402 光学開口
421 光調節手段
422 光学開口
423 回転軸
431、432 規制部
441、442 電磁駆動源

Claims (25)

  1. 駆動源によって光調節手段を第1の位置及び第2の位置に相互に移動させる駆動ステップと、
    前記光調節手段の位置及び状態を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出された前記光調節手段の位置又は状態に応じて、前記駆動源に所望の駆動信号を印加する駆動信号印加ステップと、
    を備えることを特徴とする光調節装置の制御方法。
  2. 前記検出ステップにおいて、前記第1の位置と前記第2の位置を相互に移動する間の動作状態、及び、前記光調節手段が停止している位置状態の少なくとも1つの状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の光調節装置の制御方法。
  3. 前記動作状態は、前記駆動源に前記駆動信号を印加してから前記光調節手段が移動開始するまでの第1の動作状態と、前記光調節手段が移動開始してから所定の位置に停止するまでの第2の動作状態からなり、
    前記第1の動作状態においては、第1の駆動信号を印加し、前記第2の動作状態においては、第2の駆動信号を印加することを特徴とする請求項2に記載の光調節装置の制御方法。
  4. 前記第1の動作状態において、前記光調節手段が移動開始するまでの時間をTa1、前記光調節手段が移動開始するまでの設定時間をTb1とし、
    Ta1≦Tb1の場合、前記第1の駆動信号を前記駆動源に前記駆動信号を印加してからTa1経過後、前記第1の駆動信号を維持または低減させ、
    Tb1<Ta1の場合、前記第1の駆動信号を前記駆動源に前記駆動信号を印加してからTb1経過後、前記第1の駆動信号を増加させることを特徴とする請求項3に記載の光調節装置の制御方法。
  5. 前記第1の駆動信号を増加、維持、低減させた後の前記第1の駆動信号を記憶装置に記憶させる記憶ステップを備えることを特徴とする請求項4に記載の光調節装置の制御方法。
  6. 前記第2の動作状態において、前記光調節手段が前記所定の位置で停止するまでの時間をTa2、前記光調節手段が前記所定の位置で停止するまでの設定時間をTb2とし、
    Ta2≦Tb2の場合、前記光調節手段が移動開始してからTa2経過後、前記第2の駆動信号を維持または低減させ、
    Tb2<Ta2の場合、前記光調節手段が移動開始してからTb2経過後、前記第2の駆動信号を増加させることを特徴とする請求項3に記載の光調節装置の制御方法。
  7. 前記第2の駆動信号を増加、維持、低減させた後の前記第2の駆動信号を前記記憶装置に記憶させる記憶ステップを備えることを特徴とする請求項6に記載の光調節装置の制御方法。
  8. 前記第2の動作状態において、前記光調節手段が所定の位置以外で停止した場合、前記駆動源に印加する前記第2の駆動信号を増加させ、前記光調節手段が前記所定の位置に移動した後、前記駆動信号を低減若しくは止めることを特徴とする請求項3に記載の光調節装置の制御方法。
  9. 前記光調節手段の位置状態は、光調節装置への電源投入時に前記光調節手段が停止している第1の位置状態と、前記光調節手段が前記所定の位置に移動し停止している第2の位置状態と、からなり、
    前記検出ステップにおいて、前記第1の位置状態及び前記第2の位置状態の少なくとも1つの状態を検出し、その状態に応じて前記駆動源に所望の駆動信号を印加することを特徴とする請求項2に記載の光調節装置の制御方法。
  10. 前記第1の位置状態において、前記光調節手段が前記所定の位置に無い場合、前記駆動源に前記光調節手段を前記所定の位置に移動させるような前記駆動信号を印加することを特徴とする請求項9に記載の光調節装置の制御方法。
  11. 前記第2の位置状態において、前記光調節手段が前記所定の位置に無い場合、前記駆動源に前記光調節手段を前記所定の位置に移動させるような前記駆動信号を印加することを特徴とする請求項9に記載の光調節装置の制御方法。
  12. 前記光調節手段には磁性を有する回転軸が設けられ、
    前記駆動源はヨークに巻線コイルを巻いた電磁駆動源であり、
    前記回転軸を、前記電磁駆動源に前記駆動信号を印加することによって前記光調節手段を回動させ、
    前記光調節手段を前記第1及び第2の位置に相互に移動することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の光調節装置の制御方法。
  13. 前記光調節手段は、規制部材によって、前記第1の位置及び前記第2の位置のいずれかに規制され、
    前記検出ステップにおける検出は、前記光調節手段及び前記規制部材の少なくとも1つに設けられた接触式センサによって行うことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の光調節装置の制御方法。
  14. 前記検出ステップにおける検出は、前記光調節装置を通過する光の光量を検出する光検出器によって行うことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の光調節装置の制御方法。
  15. 前記検出ステップによる検出は磁気センサによって行い、前記磁気センサは、磁性体である前記光調節手段の変位に伴う磁場変化を検出する、又は、前記光調節手段に設けられた前記磁性を有する回転軸の回動に伴う磁場変化を検出することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の光調節装置の制御方法。
  16. 前記光調節手段を移動させる駆動源はコイルであり、
    前記磁気センサは、前記光調節手段に設けられた前記磁性を有する回転軸の回動に伴う磁場変化を前記コイルにより検出することを特徴とする請求項15に記載の光調節装置の制御方法。
  17. 光調節手段と、
    前記光調節手段を移動させる駆動源と、
    前記光調節手段を前記第1の位置と前記第2の位置に規制する規制部材と、
    前記光調節手段の位置又は状態を検出する検出手段と、
    を備え、
    前記駆動源によって前記光調節手段を前記第1の位置及び第2の位置に相互に移動させ、
    前記検出手段により検出された前記光調節手段の位置又は状態に応じて、前記駆動源に所望の駆動信号を印加することを特徴とする光調節装置。
  18. 前記光調節手段には磁性を有する回転軸が設けられ、
    前記駆動源はヨークに巻線コイルを巻いた電磁駆動源であり、
    前記回転軸を、前記電磁駆動源に前記駆動信号を印加することによって前記光調節手段を回動させ、
    前記光調節手段を前記第1の位置及び第2の位置に相互に移動することを特徴とする請求項17に記載の光調節装置。
  19. 前記検出手段は、前記光調節手段若しくは前記規制部材の少なくとも1つに設けられた接触式センサであることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の光調節装置。
  20. 前記検出手段は、前記光調節装置を通過する光の光量を検出する光検出器であることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の光調節装置。
  21. 前記検出手段は磁気センサであって、前記磁気センサは、磁性体である前記光調節手段の変位に伴う磁場変化を検出する、又は、前記光調節手段に設けられた前記磁性を有する回転軸の回動に伴う磁場変化を検出することを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の光調節装置。
  22. 前記光調節手段を移動させる駆動源はコイルであり、前記磁気センサは、前記光調節手段に設けられた前記磁性を有する回転軸の回動に伴う磁場変化を前記コイルにより検出することを特徴とする請求項21に記載の光調節装置。
  23. 前記光調節手段には開口が形成されていることを特徴とする請求項17から請求項22のいずれか1項に記載の光調節装置。
  24. 前記光調節手段には光学レンズが形成されていることを特徴とする請求項17から請求項22のいずれか1項に記載の光調節装置。
  25. 前記光調節手段には光学フィルターが形成されていることを特徴とする請求項17から請求項22のいずれか1項に記載の光調節装置。
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