JPH0756209A - 電磁駆動絞り装置 - Google Patents

電磁駆動絞り装置

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JPH0756209A
JPH0756209A JP20137293A JP20137293A JPH0756209A JP H0756209 A JPH0756209 A JP H0756209A JP 20137293 A JP20137293 A JP 20137293A JP 20137293 A JP20137293 A JP 20137293A JP H0756209 A JPH0756209 A JP H0756209A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の電磁駆動絞り装置ではロータの回転位
置を検出するための磁気感応型検出素子の配置位置が必
ずしも適切ではなかったため検出精度が高くなかった。
本発明の目的は従来装置よりもロータの位置検出精度を
高めることができる電磁駆動絞り装置を提供することで
ある。 【構成】 本発明の装置では、ロータのコギングトルク
と駆動トルクとの差が最大になる回転角度位置でロータ
1のS極面とN極面との境界線に一致する位置(ロータ
1が回動範囲の中央に来た時)に該検出素子10を配置
したことによりロータ1の位置検出精度を従来装置より
も高めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ等の光学機器に使
用される絞り装置に関し、従来の絞り装置よりも絞り羽
根の位置検出と位置制御を高精度に行なうことができる
改良された電磁駆動絞り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁駆動式アクチュエータにより絞り羽
根を駆動する電磁駆動絞り装置は現在ではビデオカメラ
やスティルカメラ等の撮影機器に搭載されて広く使用さ
れている。この公知の電磁駆動絞り装置においては、絞
り羽根を駆動する電磁アクチュエータの永久磁石製のロ
ータの回転位置をホール素子等の磁気感応型検出素子に
より検出することにより絞り羽根の位置すなわち該絞り
装置の絞り開口の大きさを検出し且つ絞り羽根の位置を
制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知の電磁駆動絞り装
置においては、該ロータの回転位置を検出する該磁気感
応型検出素子の配置位置が必ずしも適切な位置ではなか
ったため、該素子の検出出力に誤差が入りやすく、従っ
て、絞り羽根の位置制御を高精度に行なうことが困難で
あるという欠点があった。
【0004】本発明の目的は、前述した従来装置の欠点
を排除して改善された電磁駆動絞り装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、表面がS極
とN極とに分割着磁されたロータと、該ロータの回転位
置を検出するために該ロータの表面に近接して配置され
た磁気感応型検出素子と、を有する電磁駆動絞り装置に
おいて、該ロータのコギングトルクと該ロータのコイル
に通電した際に発生する駆動トルクとの和の総トルクの
変化がゆるい領域を該ロータの作動範囲とし、該ロータ
の作動範囲の略中央に該磁気感応型検出素子が配置され
ていることを特徴とする。このような配置によれば、ロ
ータのわずかな動きでも該検出素子の出力には大きな変
化が生じ、しかもロータの動きに比例した出力を得るこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下に添付図面を参照しつヽ本発明による改
善された電磁駆動絞り装置の実施例を説明する。
【0007】<装置全体の概略構造>図5及至図8にお
いて、1は電磁アクチュエータのロータであり、ロータ
1はたとえばネオジウム−鉄−ボロン系の強磁性合金で
構成された円柱体から成るロータ本体1aを有し、該ロ
ータ本体1aは軸心を通る半径方向線(放射線)に沿っ
てN極領域とS極領域とに二分割着磁されており、従っ
て該ロータの外周面は円周長の1/2ずつがN極領域と
S極領域とに分たれている。ロータ本体1aの両端面に
は軸1b及び1cが突設されており、該軸1bは後述の
アクチュエータ端板5の軸孔に支持され、他方の軸1c
は後述の絞り装置地板7の軸孔に支持されている。
【0008】2は該電磁アクチュエータのステータであ
り、ステータ2は、硅素鋼板の積層体から成る一対のヨ
ーク2a及び2bと、ヨーク2bに嵌装されたプラスチ
ック製のボビン4と、ボビン4に巻かれたコイル3と、
を有している。
【0009】ヨーク2a及び2bは図1に示されるよう
に、それぞれの一端側はロータ本体1aの外周面を包囲
するように半円筒形に形成され、両ヨーク2a及び2b
のそれぞれの半円筒部によって円柱形のロータ本体1a
の外周面が包囲されている。なお、ヨーク2a及び2b
の厚さ方向(ロータ本体1aの軸方向と平行な方向)の
寸法はロータ本体1aの軸方向寸法よりも短くなってお
り、従って、該アクチュエータが組立てられた時にはロ
ータ本体1aの一端側(図5では上端側)がヨーク2a
及び2bよりも上側(端板5の方)へ突出するように設
計されている。なお、ロータ本体1aの下端面(図5で
は下側になるので、下端面と記載しておく)には、外周
縁部から軸線方向に突出した腕6aを有している円板6
が固着されており、該円板6はヨーク2a及び2bの下
側に(地板7の側に)配置され、腕6aは地板7に貫設
されている後述の窓7pを通って後述の絞り羽根8a及
び8bの長穴に挿入されている。
【0010】コイル3が巻かれているボビン4の上面に
はコイル3の両端が接続されるコイル接続用端子4a及
び4bが突出しており、該端子4a及び4bは後述の端
板5の孔5b及び5cを通って更に端板5の外側のフレ
キシブルプリント基板11の孔11c及び11dに挿入
され、該孔11c及び11dの周囲のランド部において
フレキシブルプリント基板11(以下にはフレキと略記
する)上の配線にハンダ付けにより接続されている。
【0011】ロータ1のロータ本体1aはステータ2の
一対のヨーク2a及び2bのそれぞれの半円筒部により
形成された孔の中にわずかの隙間を以て挿入され、ステ
ータ2は後述の取付け構造により絞り装置地板7の一方
の面上に据え着けられ、アクチュエータ端板5は後述の
取付け構造により該地板7に固定されてステータ2を地
板7に押さえつけるとともにロータ1及びステータ2を
覆い隠す。
【0012】10はロータ本体1aの回転位置を検出す
るためのホール素子であり、ホール素子10はフレキ1
1に接着されており、該端板5に貫設された窓5fには
め込まれてロータ本体1aの端面に対向して配置されて
いる。
【0013】9は絞り装置地板7の他方の面に対向して
配置された端板もしくはカバーであり、該カバー9はそ
の外周縁に突設された3個の爪9a〜9cにより該地板
7に固着され、該カバー9と該地板7との間に形成され
る空間内には一対の絞り羽根8a及び8bが配置されて
いる。絞り羽根8a及び8bは該地板7の面に突設され
たピンに枢着されてピン孔8a−1及び8b−2をそれ
ぞれの回転中心として回動されるようになっており、絞
り羽根8a及び8bの各々に貫設された長穴8a−1及
び8b−1にはロータ本体1aに固着された円板6の腕
6aが挿入される。
【0014】次に、前記構造部材の各々の詳細構造につ
いて更に説明する。
【0015】〈絞り装置地板7の構造〉該地板7のステ
ータ側の面には図5に示されるように、ステータ2の外
側面に嵌合するように突設された4個の突部7n,7
g,7f,7e,が設けられ、これらの突部はステータ
2を地板7に位置決めする時の位置決め部材となるとと
もにステータ2の固定部材となっており、該突部はステ
ータ2の外側の輪郭に合せて配置されている。突部7n
と突部7eの上にはそれぞれピン7cとピン7bとが突
設されており、ピン7cはアクチュエータ端板5のピン
孔5eに挿入されるようになっており、ピン7bは該端
板5のピン孔5dに挿入されるようになっている。
【0016】また、突部7f,7g,7eのそれぞれの
外壁面には溝部7k,溝部7q,溝部7iが形成されて
おり、溝部7kには該端板5の不図示の脚部もしくは突
片が嵌合され、溝部7qには該端板5の脚部5jが嵌合
され、溝部7iには該端板5の脚部5gが嵌合されるよ
うになっている。また、地板7の突部7eの外側の位置
には溝部7jが形成され、該溝部7jには該端板5の脚
部5hが挿入されるようになっている。
【0017】すなわち、前記3個の突部の外壁面に形成
された溝部と地板7の面に形成された溝部7jとは該端
板5を地板7に係止し且つ固定するための取付け構造を
構成している。
【0018】地板7の突部7gに近接して該地板7の表
面には方形の浅い凹部7hが形成されており、該凹部7
hはステータ2のボビン4を位置決めし且つ固定するた
めの部分となっている。また、湾曲した突部7eに近接
した位置には前記円板6を配置するための円形の凹部7
dが形成され、該凹部7dの中心にはロータ1の軸1c
を回転可能に支持するための軸受孔7aが貫設されてい
る。すなわち、前記円板6は該凹部7d内に配置され、
ロータ1の軸1cは軸受孔7aに挿入される。該凹部7
dの外周縁に沿って円弧状になった窓7pが地板7に貫
設されており、該窓7pには前記円板6の腕6aが挿通
され、該腕6aは絞り羽根8a及び8bのそれぞれの長
穴8a−1及び8b−1に相対摺動可能に挿入されてい
る。図7に示されるように窓7pの両側端縁7p─1及
び7p−2は円板6の腕6aの回動限界を決定する(す
なわちロータ1の回転限界を決定する)ストッパーとな
っている。なお、窓7pの周方向長はロータ1の軸心に
関する中心角で50°である。
【0019】地板7の反対側の面には該窓7pの近傍の
位置に絞り羽根8a及び8bをそれぞれ枢着するための
ピン7t及び7u(図8参照)が突設され、ピン7tは
絞り羽根8aのピン孔8a−2に挿入され、ピン7uは
絞り羽根8bのピン孔8b−2に挿入されている。
【0020】地板7の外周面の3ヶ所にはカバー9の爪
もしくは係止片9a〜9cを係止させるための凹部7
m.7r,7sが形成されている。
【0021】<アクチュエータ端板5の構造>該端板5
は図5に示されるように、ステータ2の平面形状に対応
した形状を有しており、地板7への取付け用の4本の脚
部5j及び5g並びに5h(図5では3本のみが現れて
いる)、コイル端子4a及び4bを挿通させるための孔
5a及び5b,ロータ1の軸1bを挿入するための軸受
用孔5a、地板7の突部に設けられたピン7b及び7c
を挿入するためのピン孔5d及び5e、ホール素子10
を挿入させるための窓5f,フレキ11の穴11aに挿
入されるフレキ係止片5k、等が設けられている。
【0022】フレキ11にはホール素子10の引出し線
10aを挿通し且つ該フレキ11上の配線に接続するた
めの孔11b、コイル端子4a及び4bを挿通し且つハ
ンダ付けするための孔11c及び11d、該端部5上に
突設されているフレキ係止片5kが挿入されるフレキ係
止用穴11a、等が設けられており、フレキ11は該端
板5上に該フレキ係止片5kによって係止されている。
【0023】<ヨーク2a及び2bの構造>ヨーク2a
及び2bのそれぞれの半円筒部の内周面には図5及び図
9に示されるようにロータの軸心に関して対称位置に大
きなギャップすなわち周方向溝2a−1及び2b−1が
形成されている。この溝はヨークからロータへ流れる磁
束を最小にするために設けられているもので、ロータ1
の回動範囲の中央に対応した位置に設けられている。す
なわち、ヨーク2bの溝2b−1はヨーク2の長手方向
中心線Yから時計方向に42.5°だけ回転した位置
(すなわち図9においては第一象限)に設けられ、ヨー
ク2aの溝2a─1は該溝2b−1に対して180°隔
たった位置(図9においては第三象限)に設けられてい
る。ロータ1が回転されて回動範囲の中央に来た時には
ロータ本体1aの外周面のN極もしくはS極のいずれか
の領域の最大磁束密度の範囲(すなわちN極領域もしく
はS極領域のほヾ中央部)が該溝2a−1もしくは溝2
b─1のほぼ中央に面した状態となる。また、この時に
は、ロータ1に取付けられている円板6の腕6aはヨー
ク2の長手方向中心線Y上に(図9に示されるように地
板7の窓7pの長手方向の中心位置に)位置する。
【0024】なお、ヨーク2a及び2bの溝2a−1及
び2b−1の配置位置と地板7の窓7pの周方向長さと
はロータ1の駆動特性に関連して決められているので、
以下にはホール素子の配置位置に関する理由とともに説
明する。
【0025】<ホール素子10の配置位置、ヨーク2a
及び2bの周方向溝2a−1及び2b−1の配置位置、
地板7の窓7pの周方向長さ>図9に示すように、ロー
タ1の軸心を通りヨーク2の長手方向中心線Yに直交す
る面を基準面とし、該基準面からロータ1の軸心を中心
として反時計方向に(+方向に)測った中心角が155
°の所にホール素子10が配置されている。この理由に
ついて図10及び図11を参照して以下に説明する。ロ
ータ1の軸心を通りヨーク2の長手方向中心線Yに直交
する面(基準面)とロータ1のN極領域とS極領域との
境界線(すなわちロータ1の軸心を通る線)とが一致す
る図10の状態からロータ1をプラス方向(図10にお
いて反時計方向)に一回転させると図11に示すような
トルク特性が得られる。
【0026】図11において、13はコギングトルク
(すなわち制動トルク)、14はコイル電流により生じ
る駆動トルク、15は該コギングトルクと該駆動トルク
との和を示す総トルク、である。本図を参照すると、コ
ギングトルクが全域で、該ロータを一方向に回転させる
ように働くと共に該ゴギングトルクと駆動トルクとの和
を示す総トルクが全域で該ロータを他方向に回転させる
ように働く該ロータの回転角範囲を形成しているのは、
155°となる位置を中心として略±45°の範囲とな
っていることがわかる。
【0027】従って、前記基準面から155°の位置を
中心として±25°の範囲をロータの回動範囲とすれば
ロータを最も効率よく駆動することができる。
【0028】本発明装置では、前記した理由から、ロー
タ1の回動範囲を決める前記窓7pの周方向長をロータ
軸心に関する中心角が50°となる長さにしている。
【0029】また、ロータ1が回動範囲の中央位置にあ
る時にはロータ1の着磁面の境界線(N極領域とS極領
域との境界線)が前記155°の位置に来るので、ホー
ル素子10も前記155°の位置に配置した。すなわ
ち、両極の境界線にホール素子が配置されていればロー
タ1の回転移動を高精度に検出できるからである。
【0030】また、ヨーク2a及び2bのそれぞれの溝
2a−1及び2b−1が前記基準面から十方向に47.
5度と227.5度の位置に配置した理由は、ロータ1
のN極領域とS極領域との境界線が前記155°の位置
に来た時に、S極面及びN極面のそれぞれの中央部が該
溝に向き合うようにするためである。
【0031】図1及至図3を参照して、本発明による改
良された絞り装置の電磁アクチュエータ部分の模式図を
示す。
【0032】同図において、16はコイル3に対する印
加電圧を制御する絞り制御回路、17は該絞り制御回路
16を制御するカメラマイコン(カメラに搭載されてい
るマイクロコンピュータ)、18はホール素子10を駆
動する検出器用電源、である。カメラマイコン17は不
図示の測光装置の出力に基ずいて最適露出条件を決定
し、該露出条件を満足させるような露出制御(AE)信
号を絞り制御回路16に与え、絞り制御回路16は該露
出制御信号に基ずいてコイル3の印加電圧を制御すると
ともにホール素子10の出力信号によりロータ1の回転
位置(すなわち絞り開口の大きさ)を検出してコイル印
加電圧を調整する。
【0033】図1はコイル3に対して通電されていない
非通電状態を示しており、この状態ではロータ1に取付
けられている前記円板6の腕6aは地板7の窓7pの左
端に当接している。この時にはロータ1のコギングトル
ク(図1においてロータ1を反時計方向に回転させよう
とするトルクとして作用している)により該腕6aが窓
7pの左側の端縁に圧接され、また、絞り羽根8a及び
8bは該腕6aにより絞り閉じ方向に付勢され、絞り開
口は閉じている。
【0034】カメラマイコン17から露出制御信号(A
E制御信号)が絞り制御回路16に入力されると、該信
号に基ずいて絞り制御回路16はコイル3に適切な電圧
を印加して該コイルに通電し、ロータ1をコギングトル
クに打ち勝って時計方向に回転させる。
【0035】そして、ロータ1が図1の非通電位置から
図2の位置を経て図3のようにロータ回動範囲の中央位
置に達すると、ロータ1のS極領域とN極領域との境界
線がホール素子10上に来るので、ホール素子10の周
囲には大きな磁界の変化が生じ、ホール素子10は該磁
界の変化に応じた出力電圧を発生する。
【0036】図4に本発明の絞り装置におけるホール素
子10の出力とロータ1の回転角度(前記窓7pにより
決定される回動範囲内での)との関係を示す。同図に示
されるように、本発明の絞り装置では、ホール素子10
の出力はロータ1の回転角度に対して直線的に変化して
おり、ホール素子がロータの回転角度を高精度に検出し
ていることを表している。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の絞り装
置では、電磁アクチュエータのロータの磁極の境界線上
に該ロータの位置検出素子を配置したので、該ロータの
回転位置を高精度で検出することができ、従来の同種の
絞り装置よりも高精度の絞り制御が可能な絞り装置を提
供することができる。
【0038】なお、実施例では、ロータの位置検出素子
をロータの端面に面して配置する場合を示したが、該検
出素子をロータの外周面に面して配置してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電磁駆動絞り装置の電磁アクチュ
エータ部分の概略模式図で、コイルに通電されていない
状態を示した図。
【図2】図1に示した電磁アクチュエータ部分において
コイルに通電された状態を示した図。
【図3】図1に示した電磁アクチュエータ部分において
コイルに通電が行なわれてロータ1がそれ自身の回動可
能範囲の中央にまで回転された時の状態を示した図。
【図4】図1〜図3に示した電磁アクチュエータ部分に
おいてロータ1の回転角とホール素子10の出力電圧と
の関係を示した図。
【図5】本発明の電磁駆動絞り装置の分解斜視図。
【図6】該電磁駆動絞り装置の絞り装置地板7の一方の
面を見た平面図。
【図7】図6の一部の拡大平面図。
【図8】図5の絞り装置の絞り羽根と該地板7とを示す
斜視図。
【図9】及び
【図10】本発明の絞り装置における特徴的構造を説明
するための電磁アクチュエータ部分の概略模式図。
【図11】該電磁アクチュエータのロータのトルク特性
図。
【符号の説明】
1…ロータ 1a…ロータ本
体 1b,1c…軸 2…ステータ 2a,2b…ヨーク 3…コイル 4…ボビン 5…アクチュエ
ータ端板 6…円板 6a…腕 7…絞り装置地板 8…絞り羽根群 9…カバー 10…ホール素
子 11…フレキシブルプリント基板 16…絞り制御
回路 17…カメラマイコン 18…検出器用
電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面がS極とN極とに分割着磁されたロ
    ータと、該ロータの回転位置を検出するために該ロータ
    の表面に近接して配置された磁気感応型検出素子と、を
    有する電磁駆動絞り装置において、 該ロータのコギングトルクと該ロータのコイルに通電し
    た際に発生する駆動トルクとの和の総トルクの変化がゆ
    るい領域を該ロータの作動範囲とし、該ロータの作動範
    囲の略中央に該磁気感応型検出素子が配置されているこ
    とを特徴とする電磁駆動絞り装置。
JP20137293A 1993-08-13 1993-08-13 光量調節装置 Expired - Lifetime JP3238539B2 (ja)

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