JPH11285296A - 絞り装置およびこれを備えた光学機器 - Google Patents

絞り装置およびこれを備えた光学機器

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JPH11285296A
JPH11285296A JP8121998A JP8121998A JPH11285296A JP H11285296 A JPH11285296 A JP H11285296A JP 8121998 A JP8121998 A JP 8121998A JP 8121998 A JP8121998 A JP 8121998A JP H11285296 A JPH11285296 A JP H11285296A
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JP
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pulse signal
aperture
duty ratio
diaphragm
control
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Application number
JP8121998A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Sato
佐藤  達也
Hiroshi Yamamoto
博 山本
Akihiro Kawanami
川波  昭博
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絞り装置において絞り部材のイナーシャ軽減
のためステップモータにステップ駆動後に印加するパル
スについて、ステップ駆動パルスと同様にパルス幅変調
チョッパ制御すると、所望のイナーシャ軽減効果が得ら
れない。 【解決手段】 ステップモータにパルス信号を印加して
絞り部材を駆動させる絞り装置において、パルス信号に
対してパルス幅変調チョッパ制御を行う制御手段を設
け、この制御手段により、ステップモータに印加される
パルス信号のうち最終パルス信号のチョッパ制御デュー
ティ比(3t4/4)をこの最終パルス信号以外のパル
ス信号のチョッパ制御デューティ比(t4/2)と異な
らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステップモータを
駆動源とする絞り装置に関し、特に省エネを図るととも
に、高い絞り口径精度が得られる絞り装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ステップモータを駆動源とする絞り装置
は既に実用化され、光学機器等に幅広く用いられてい
る。この種の絞り装置としては、例えば特許公報第25
25384号にて開示されたものがある。
【0003】また、このような絞り装置には、ステップ
モータと、このステップモータによって駆動される絞り
部材と、この絞り部材の絞り量に対応した数のステップ
パルスをステップモータに供給するステップパルス供給
手段と、このステップパルス供給手段からステップパル
スをステップモータに供給してから所定時間だけ通電を
維持し、その後にステップモータへの通電を遮断する通
電制御手段とを有するものがある。そして、この絞り装
置によれば、上記所定時間の長さをステップパルスのパ
ルス幅よりも長くすることにより、絞り部材のイナーシ
ャ移動によって目標の絞り開口から外れてしまうことを
防止して、正確に所望の絞り値を実現することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
テップモータに印加するパルスを、省エネを目的として
パルス幅変調(以下、PWMという)チョッパ制御する
と、上記のようにステップパルス供給手段が絞り量に対
応する数のステップパルスをステップモータに供給して
から所定時間だけ通電を維持する場合、上記所定時間中
もPWMチョッパ制御されるために、実際にステップモ
ータに供給される電流が小さくなり、本来の目的である
絞り部材のイナーシャ軽減が行われず、絞り部材が目標
とする絞り開口から外れてしまうという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明では、ステップモータにパルス信号を印加し
て絞り部材を駆動させる絞り装置において、パルス信号
に対してPWMチョッパ制御を行う制御手段を設け、こ
の制御手段により、ステップモータに印加されるパルス
信号のうち最終パルス信号のチョッパ制御デューティ比
をこの最終パルス信号以外のパルス信号のチョッパ制御
デューティ比と異ならせるようにしている。
【0006】これにより、例えば最終パルス信号のチョ
ッパ制御オンデューティ比をこの最終パルス信号以外の
パルス信号のチョッパ制御オンデューティ比よりも大き
くすることが可能となり、省エネを図りつつ、目標駆動
位置に到達した後イナーシャ移動した絞り部材を目標駆
動位置に確実に戻すために必要な電圧をステップモータ
に印加することが可能となる。
【0007】なお、上記発明において、最終パルス信号
のチョッパ制御オンデューティ比を、この最終パルス信
号の印加期間中に、例えば絞り部材の駆動量(つまりは
イナーシャの大きさ)に応じたタイミングで小さく変更
するようにして、イナーシャ移動した絞り部材を目標駆
動位置に確実に戻すとともに、より省エネを図れるよう
にしてもよい。
【0008】また、ステップモータが1−2相励磁方式
ステップモータである場合には、最終パルス信号が1相
励磁用か2相励磁用かでこの最終パルス信号のチョッパ
制御デューティ比を異ならせるようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の第1実施形態
である1−2相励磁方式ステップモータを駆動源とする
電磁駆動絞り装置を分解して示している。なお、この電
磁駆動絞り装置は、図2に示すように、レンズ鏡筒やカ
メラ等の光学機器に組み込まれる。
【0010】図1において、1は環状地板であり、中央
に撮影光が通過する開口を有する。この地板1の一部に
は軸受1aが形成されている。
【0011】2は鏡筒の中心を通る光軸と平行に配置さ
れたロータ軸である。このロータ軸2にはロータマグネ
ット3が固着されており、ロータ軸2は上記軸受1aに
回転自在に保持される。また、ロータ軸2の一端にはピ
ニオンギヤ4が結合される。さらに、ロータ軸2の他端
は、扇形の軸受板5に設けられた軸受5aに嵌合保持さ
れる。
【0012】ロータマグネット3は、例えばプラスチッ
クマグネットで作られ、外周には分割的に且つ交互に縞
状に複数着磁がなされ、また異方配向されている。
【0013】6,7はステータであり、各ステータはフ
ォーク状の極歯6a,7aをそれぞれ数本ずつ備えてい
る。なお、図では両ステータ6,7を離した状態で示し
ているが、実際には極歯6a,7aが互いに接触しない
ように入り組むように配置される。また、極歯6a,7
aはロータ3の外周面に対して等間隔を保つようにロー
タ3の外周面に沿って配置される。なお、ロータ3を挟
んでステータ6,7に対向的に設けられるステータ8,
9も同様に形成および配置される。このため、ロータ3
の着磁縞は、ステータ6〜9の各極歯6a〜9aに対向
する。
【0014】10,11は光軸と平行に配置した鉄心で
あり、外周にコイル12,13が巻かれている。さらに
鉄心10の一端は、ステータ7の穴7bを介して軸受板
5の穴5bにカシメられている。同様に鉄心10の他端
は、ステータ6の穴6bを介して地板穴1bにカシメら
れている。また、鉄心11も同様にステータ8,9の穴
8b,9bを介して軸受板5の穴5cおよび地板1cの
穴1cにカシメられている。なお、これら鉄心10,1
1は、これらを光軸方向に配置しても磁気的に飽和しな
い径に設定されている。
【0015】一方、地板1には、フレキシブルプリント
板18の弧状部分が接着され、接点にはコイルの接続線
12a,13aが半田付けされている。また、地板1に
は導電パターン14aが形成された基板14が固着され
ており、導電パターン14aからのリード線14bはフ
レキシブルプリント板10の上記接点に半田付けされて
いる。
【0016】また、この基板14にはネジ穴が開けられ
ており、地板1に開けられた長穴1eを通してネジ14
cがネジ込まれて固定されているので、必要に応じて基
板14の位置調整が可能である。つまり、このネジ14
cにより絞り装置が完成した後、外部から開放スイツチ
の切換タイミングを調整できる。
【0017】次に絞り装置の配置について説明する。環
状のカム板15には複数本の絞りカム15aが切られて
おり、これら絞りカム15aには絞り羽根16のダボ1
6aが嵌合している。
【0018】一方、絞り羽根16の裏面ダボ16bは、
光軸を中心に回転する回転リング17に設けられた負数
個の穴17aにそれぞれ嵌合している。回転リング17
は外形17bとカム板15に4個所設けられた離間用凸
部の内面15bと嵌合し、カム板15に対して回転自在
になっている。
【0019】17cは回転リング17の周縁に同心円状
に切られたラックであり、ピニオンギヤ4と噛み合って
いる。なお、回転リング17に弧状のスリットを形成
し、スリットの外周に近い縁にラックを切ってもよい。
【0020】17dは基板14のパターン14aに対応
したブラシで、回転リング17の一部17eに固定され
る。
【0021】18はビスで、カム板15の4箇所の凸部
に空けられた長穴15cを介して回転リング17を挟
み、地板1のタップ穴1dに締め付けられている。ビス
18が長穴15c内を移動することにより、カム板15
を光軸中心に回転させ、位置調整を行うことができ、こ
の位置調整により絞り口径を基準値に合わせることがで
きる。
【0022】回転リング17におけるブラシ17dを取
り付ける部分17eは、カム板15の凸部15dの1つ
に対向して回転リング17の回転を制限している。ま
た、反対方向の回転制限はリング17の周縁に設けたラ
ック端面17fと凸部15eとの当接で行っている。
【0023】基板14とブラシ17dとは絞りが開放状
態でOFF、小絞り状態でONする開放状態確認スイッ
チを構成している。このスイッチはカメラが開放測光を
行う構造で、開放状態になっているか否かの判別を必要
とするため、この判別を目的として設けられるスイッチ
である。例えば外的衝撃等により絞り羽根16が小絞り
側に動いてしまった時は測光を禁止し、絞り羽根16を
戻してから再び測光を行う機能を果たす。
【0024】以上のように構成された電磁駆動絞り装置
は、図2に示すようにレンズ鏡筒内に組み込まれる。こ
の図において、20はレンズマウントで、バヨネット方
式で図示しないカメラボデイと結合される。マウント2
0には固定筒21が固着されている。固定筒21には直
進カム21aが切られており、この直進カム21aには
キー22が嵌合している。
【0025】キー22の内側には移動筒23が取り付け
られている。移動筒23内部には、光学レンズGが固定
されている。
【0026】24はズーム環であり、固定筒21に回転
自在に径嵌合している。また、ズーム環24は、固定筒
21に嵌合している回転カム筒25と一体的に回転す
る。さらに、移動筒23内部には、上記電磁駆動絞り装
置26が固定されている。
【0027】この電磁駆動絞り装置26はフレキシブル
プリント板18を介してメイン実装基板27と結合され
ている。カメラから出力される絞り電気信号は接点ピン
28、メイン実装基板27を介してステップモータドラ
イバ(IC)29に伝えられ、ドライバ29はメイン実
装基板27を介して電磁駆動絞り装置26を動作させ
る。なお、電磁駆動絞り装置26とメイン実装基板27
とをフレキシブルプリント板18により接続したため、
ズーム操作により絞り装置26が光軸と平行に移動可能
となっている。
【0028】次に、電磁駆動絞り装置の動作を図3〜5
を用いて説明する。図3の(イ)〜(ニ)は、ロータマ
グネット3とステータ6〜9との位置関係を示してい
る。
【0029】図3(イ)はコイル12,13に通電して
いない状態を示している。この状態のときは、ロータマ
グネット3の極がステータ6,7を介して磁路を形成す
るため、ステータ6,7に対してロータマグネット3の
極が対向して停止する。この際、ステータ8,9とロー
タマグネット3の極は対向しないで半ピッチ(=1/2
P)ずれて停止する。
【0030】このような位置関係になるようにステータ
6,7とステータ8,9とは1/2Pずれて配置され
る。これを式で示すと、 θ=nP+1/2P となる。
【0031】なお、(イ)中のPはマグネット3の着磁
ピッチで、ステータ6,7又はステータ8,9のピッチ
と一致している。
【0032】図3(ロ)は、コイル12に逆方向(↑方
向)、コイル13に正方向(↑方向)の通電を行った状
態を示し、各々の状態をb,Aとする。同様にコイル1
2に正方向はB,コイル13に逆方向の通電を行った場
合にはaとして以下説明を行う。
【0033】コイル12にbを通電すると、ステータ6
にはN、ステータ7にはSが発生し、同様にコイル13
にAを通電するとステータ8にN、ステータ9にSが発
生する。このためロータ3の外周に予め着磁された各極
と各々のステータ極歯に発生した極とが反撥又は引き付
け合いロータ3が図中反時計回り方向に回転する。この
とき、ロータ3の極が1/2ピッチずれたステータ6,
7,8,9に対向してバランスを保とうとする。つまり
図3(ロ)のような通電を行うと、図3(イ)に対して
ロータ3が反時計回り方向に1/4ピッチ動いて安定し
て止まることになる。 次に図3(ハ)に示すように、
コイル12の通電を切り、コイル13にのみA通電を行
う。このときステータ8にはN極、ステータ9にはS極
が発生するため、ロータ3の極と引き付け合い、図3
(ロ)に対してさらに1/4ピッチ反時計回り方向に回
転することになる。
【0034】さらに、図3(ニ)に示すように、コイル
12にB通電を、コイル13にA通電を行った場合は、
(ロ)と同様にロータ3がさらに反時計回り方向に1/
4ピッチ動いて安定して止まる。
【0035】以上説明したような動作原理に基づいて、
本実施形態では、コイル12,13への通電タイミング
を図4に示すチャートのように決定している。
【0036】図4の横軸はパルス数(又は時間)を示
し、縦軸は通電がONかOFFかを示している。下から
2段目には、コイル12,13への通電方向A、B、
a,bを示し、最下段には図3の(ロ),(ハ),
(ニ)のどの状態と対応するかを示している。
【0037】図4に示すように、コイル12,13への
通電の仕方としては、8通りの組合せができる。このう
ち1通りの組合せを1パルスにカウントする。つまり、
9パルス以後はまた1パルス目の位相分を通電すること
によりロータ3を任意の角度まで回転させることができ
る。
【0038】まずロータ3が回転すると、ピニオンギヤ
4が回転し、さらに回転リング17が光軸を中心として
回転する。
【0039】ここでピニオンギヤ4とラック17cは減
速機構を構成し、ロータ3のトルクが比較的小さくても
十分回転リング17を回転させることができる。回転リ
ング17の各穴17aにダボ16bが嵌合した絞り羽根
16は固定のカム板15と相対移動するので、各絞り羽
根16の先端は径方向に移動する。これらの動作は従来
のいわゆるメカニカル絞りと同じである。
【0040】回転リング17の回転角はロータ3が等間
隔で回転するため等回転角動作をする。従って、カム板
15のカム溝15aの形状を適当にすることにより回転
リング17の回転角と絞りの段数とを対応させることが
できる。具体的には、ロータ3が1ステップ進んだとき
に絞り口径が1/8段変化する関係に設定する。つま
り、ロータを8ステップ駆動すると絞りが1段分変化す
る。
【0041】図5には、カメラの測光システムで被写体
測光した結果に応じて絞りを駆動する回路構成を示して
いる。カメラの測光回路30の測光結果に応じて光量設
定回路31によって適正露光光量をフイルム感度、シャ
ッタースピード、絞り値の要素を考慮して演算し、絞り
段数を決定する。絞り段数はクロック回路32と分配回
路33とによってステップモータの駆動ステップ数に変
換される。このステップ数に応じてステップモータドラ
イバ回路34でコイル12、コイル13のどちら方向に
通電するかを決定することにより、ステップモータを図
3中反時計回りに任意の量だけ回転させることができ
る。つまり目標の絞り口径に合わせることが可能にな
る。
【0042】絞り羽根16を戻す場合には、図3で説明
した動作を逆に行えばロータ3は図3中時計回り方向に
回転し、絞り羽根16を開放状態に戻すことができる。
【0043】なお、図5における35はシャッタ駆動回
路であり、光量設定回路31の出力に基づいて制御され
る。
【0044】図6には、図3で説明したステップモータ
の停止位置と絞り口径との関係を示している。本実施形
態にて説明する絞り装置は、絞り開放径をカム板15の
内径で決定するタイプである。この図中白丸で示した位
置aはステップモータのコイル12,13に通電しなく
ても絞り羽根16を停止させることができる位置(一相
通電位置)である。また、黒丸で示した位置bは2つの
コイル12,13に同時に通電することにより絞り羽根
16を停止させることができる位置(二相通電位置)で
ある。
【0045】また、cは絞りが開放状態で待機している
位置、dは開放口径を決定している旋盤口径である。さ
らに、dは開放状態確認スイッチが切り換る位置であ
り、fはeの切り換わり可能範囲、である。また、gは
メカニカルなストッパ位置を示している。なお、白丸位
置aと黒丸位置bの間隙は絞りの1/8段に相当する。
また、開放状態確認スイッチの切換え位置に対して可能
範囲eを設けたのは、ブラシ17dの位置と基板14の
位置とを正確に位置決めすることが困難であるので、調
整を容易とするためである。
【0046】図7には、図5に示した分配回路33およ
びステップモータドライバ回路34の具体的回路構成を
示している。この図において、101はマイクロコンピ
ュータで、このマイクロコンピュータ101はP1〜P
4の出力ポートを有している。出力ポートP1はリセッ
トパルス出力用のポートで、電源スイッチのオン時又は
上記開放状態確認スイッチのオフ時にリセツトパルスを
出力する。出力ポートP2は、モータ回転方向の制御ポ
ートであり、出力ポートP3はステップパルス出力ポー
ト、P4は通電制御用のPWMチョッパ制御ポートであ
る。
【0047】102はインバータ、103,104はノ
アゲートである。これらインバータ102およびノアゲ
ート103,104は、絞り口径を絞り込むモードで
は、ノアゲート104から上記ステップパルスを送出
し、絞り口径を開放するモードでは、ノアゲート103
から上記ステッププパルスを送出する。
【0048】105〜107はバイナリーカウンタを構
成するD型フリップフロップである。 112〜114
はアンドゲート、108〜110はノアゲートである。
これらのゲートは、絞り込みモード時にノアゲート10
4からのステップパルスに同期して上記バイナリーカウ
ンタにクロックパルスを供給し、バイナリーカウンタを
アツプカウントさせ、また開放モード時にはノアゲート
103からのステップパルスに同期して上記バイナリー
カウンタをダウンカウントさせるための切換ゲートを構
成している。
【0049】115〜122はデコーダを構成するアン
ドゲートであり、上記バイナリーカウンタのカウント値
が0〜7まで変化するごとにアンドゲート115から順
次アンドゲート122の方向へ向けてハイレベル信号
(以下、1で示す)を選択的に出力する。
【0050】123〜126はオアゲートである。ゲー
ト123は上記バイナリーカウンタのカウント値が5〜
7の時に1を出力し、ゲート124はカウント値が1〜
3の時に1を出力する。また、ゲート125はカウント
値が3〜5の時に1を出力し、ゲート26はカウント値
が0,1,7の時に1を出力する。
【0051】128〜131は一方のゲートが上記出力
ポートP4に接続され、他方の入力がそれぞれゲート1
23〜126の出力に接続されたアンドゲートである。
上記カウント値と各ゲート123〜126の出力状態は
図8に示す通りである。
【0052】132〜135はインバータ、136〜1
39はコイル13用のドライブトランジスタ、140〜
143はコイル12用のドライブトランジスタである。
【0053】上記アンドゲート128〜131、インバ
ーター132〜135およびトランジスター136〜1
43により上記カウント値との関係でコイル12,13
に通電される方向を図9に示している。この図の通電状
態は、図4におけるコイル12,13に対する通電状態
と同一関係にあり、これらの関係から分かるように、ス
テップモータはカウント値がアップするごとに1ステッ
プずつ回転し、絞り口径が1/8段絞り込み側へシフト
する。また、ステップモータはカウント値がダウンする
ごとに1ステップずつアップ方向とは逆方向に回転し、
絞り口径は1/8段開放側にシフトする。
【0054】次に図7に示す回路によるステップモータ
および絞り装置の動作について図11に示すタイミング
チャートを用いて説明する。なお、マイクロコンピュー
タ101は図10に示すプログラムを内蔵しており、こ
のプログラムに従って動作する。
【0055】電源が投入されるとコンピュータ101が
作動し、図10のフローをステップ1に移行させ、以後
ステップを順次進ませる。
【0056】ステップ1では、出力ポートP4から1を
出力し、ステップ2では、出力ポートP1からロウレベ
ル信号(以下、0で示す)を出力する。また、ステップ
3では出力ポートP2から0を出力し、ステップ4では
出力ポートP3から1を出力する。
【0057】次にステツプ5では、t0時間の経過を待
つ。
【0058】t0時間の経過後、ステップ6では、出力
ポートP1から1を出力する。こののステップにて、図
11に示すように出力ポートP1から一定時間t0の
間、負パルスが送出され、バイナリーカウンタがリセッ
トされる。これによりバイナリカウンタのカウント値は
0となり、図9に示すようにコイル13にA方向の通電
がなされ、絞りは図6の 位置にて停止している。す
なわち、図6の 位置はコイル13にA方向の通電を
行う位相である。
【0059】次に、ステップ7では、出力ポートP3か
ら0を出力する。そして、ステップ8では、一定時間T
1の経過を待つ。
【0060】一定時間T1の経過後、ステップ9では、
出力ポートP3から1を出力する。そして、ステップ1
0では、一定時間T2の経過を待つ。
【0061】上記ステップ7〜10を繰り返すことによ
り、出力ポートP3から図11に示すステップパルスが
送出される。なお、上記ステップ3にて出力ポートP2
から0が出力されているので、ゲート104が選択さ
れ、このゲート104を介して上記ステップパルスがバ
イナリーカウンタにカウントされる。従って、モードは
絞り込みモードとなり、バイナリーカウンタのカウント
値はアップカウントされる。バイナリーカウンタのアッ
プカウントではコイル12,13の通電状態は図9に示
すように変化するので、絞り口径は1/8段ずつ絞り込
まれる。
【0062】次に、ステップ11では、出力ポートP3
の出力レベル変化(0→1)がN回発生したか否かを判
別し、N回以下の時にはポートP3の出力レベル変化が
N回なされるまでステップ7〜10を絞り返し実行す
る。
【0063】ここで、上記Nは図5の光学設定回路31
にて求められた絞り段数情報に応じて決定される。上記
のようにモータ駆動1ステップあたり絞り口径が1/8
段変化するので、光量設定回路31にて求められた絞り
段数情報ΔAVとの関係は、 N=8ΔAV+2 となる。したがって、例えば光量設定回路31にて求め
られたΔAVが1、即ち開放から1段絞り込む場合に
は、N=10となり、絞り羽根16が図6の位置cから
10ステップ進んで位置iへ移行する。位置iは開放位
置dから8ステップ進んだ位置であり、これにより絞り
口径が1段絞り込まれたことになる。
【0064】このようにステップ11にてポートP3の
出力レベル変化のN回判別がなされ、絞り口径が所望位
置に絞り込まれると、ステップ12に進む。このステッ
プ12では、時間t1の経過を待つ。そして、時間t1
の経過後、ステップ13では、出力ポートP4から0を
出力する。これらステップ12,13により、絞り口径
が所望位置に絞り込まれた状態で、その位置における通
電状態がt1時間維持されることになる。
【0065】つまり、所望の絞り口径が開放から1段絞
り込んだ状態の場合には、N=10であり、出力ポート
P3からの出力レベル変化が10回行われているため、
バイナリカウンタのカウント値は2となっている。そし
て、この状態でコイル12にB方向の通電がt1時間行
われ、ロータ3(つまりは絞り羽根16)を確実にその
時点の位置iに保持することができる。
【0066】図12(a)には、出力ポートP3から出
力されたステップパルスにより、コイル12,13への
通電波形がどのように変化するかを示している。さら
に、図13には図12(a)のC部を拡大して示してい
る。また、図12(b)には、コイル12,13への通
電により絞り装置を通った光量がどのように変化するか
を模式的に示している。なお。これら通電波形図と光量
変化図の横軸は時間を示しており、両図の時間を合わせ
ている。また、ここでは、絞り羽根16を図6の位置c
から10ステップ進んだ位置iまで駆動する場合を示し
ている。
【0067】図13に詳しく示すように、絞り羽根16
が位置cから位置iに移動するまでは、ステップパルス
のPWMチョッパ制御の周期時間t4に対してパルス印
加ON時間はt4/2になっている。つまり、絞り羽根
16が位置cから位置iに移動するまでは、ステップパ
ルスをオンデューティ比50%のPWMチョッパ制御し
ている。これにより、コイル抵抗をΩ、コイル12にか
かる電圧をVとすると、消費電流は(V/Ω)/2とな
り、PWMチョッパ制御を行わない場合に比べて約半分
の電気エネルギーしか消費しない。
【0068】そして、絞り羽根16が位置iまで移動し
た後、t1時間の間コイル12への通電が維持される。
これは、絞り羽根16が位置iに達した後に直ちにコイ
ル12への通電を終了すると、図12(b)のD部に示
すように、絞り羽根16を含む機構のイナーシャにより
ロータ3(および絞り羽根16)がオーバーラン(絞り
ダンピング)するため、絞り羽根16を位置iに戻す必
要があるからである。しかし、t1時間内もコイル12
への通電パルス信号はPWMチョッパ制御される。ここ
で、このt1時間内のコイル12への通電パルス信号を
上記位置iまでのステップパルスと同様にオンデューテ
ィ比50%でPWMチョッパ制御すると、実際にコイル
12にかかる電圧が少な過ぎて、絞り羽根16を位置i
に戻すことができず、絞り値が位置iに対応する絞り値
よりも暗い、例えば絞り値kになってしまう。
【0069】そこで、本実施形態では、上記t1時間内
のコイル12への通電パルス信号に対しては、PWMチ
ョッパ制御のオンデューティ比を上記位置iまでのステ
ップパルスに対するオンデューティ比50%よりも大き
い値、例えば図13に示すように75%(3t4/4)
に設定する。これにより、絞り機構のイナーシャにより
オーバーランしたロータ3を確実に絞り羽根16が目標
位置である位置iに戻るように回転させることができ、
正確な目標の絞り値(絞り開口)を得ることができる。
なお、以上説明したオンデューティ比の変更はマイクロ
コンピュータ101内で処理される。
【0070】こうしてステップ12にて絞り羽根16の
停止位置が正確に制御された後、ステップ13では、出
力ポートP4から0を出力する。これにより、ゲート1
28〜131から0が出力され、ステップモータへの通
電が停止される。
【0071】そして、上記ステップ1〜13にて絞り装
置の制御が行われた後、不図示の機構にて露光が開始さ
れる。また、このときフローはステップ14に移行し、
露光時間t2の計時が行われる。
【0072】時間t2の経過後、ステップ15に進み、
このステップ15では、出力ポートP4から1を出力す
る。また、ステップ16では、出力ポートP2から1を
出力する。これにより、ノアゲート103が選択され
て、モードを開放モードとし、ステップ17以後のステ
ップが実行される。
【0073】ステップ17〜20は、上述したステップ
7〜10と同一であり、これを実行することにより、ス
テップパルスが上記ゲート103を介してバイナリーカ
ウンタに伝わる。このときモードは開放モードに移行し
ているので、バイナリーカウンタはダウンカウントを行
う。このため、ステップモータのコイル12,13に対
して上記絞り込みモードとは逆の順序で通電制御がなさ
れ、絞り羽根16は開放側へ1/8段ずつシフトする。
【0074】絞り羽根16が開放側へシフトする過程に
おいて、絞り羽根16が開放位置dに達すると、開放状
態確認スイッチがオンからオフになり、コンピュータ1
01の入力ポートIに1が入力される。
【0075】この入力ポートIへの1の入力がステップ
21にて検知されると、フローはステップ17〜20の
繰り返しからステップ22へ移行する。このステップ2
2では、出力ポートP1から0を出力する。これにより
上記バイナリーカウンタを構成するフリップフロップ1
05〜107がリセットされ、カウンタのカウント値が
0となり、コイル13にA方向の通電がなされる。
【0076】この通電位相は、図6のc位置におけるコ
イル通電位相であるため、絞り羽根16はc位置まで移
動する。
【0077】次に、ステップ23では、上記コイル13
の通電状態をt3時間維持する。これにより上記t1時
間の通電と同様に、絞り羽根16を確実に位置cに保持
することができる。
【0078】そして、t3時間の経過後、ステップ24
に進み、出力ポートP4から0を出力して、ステップモ
ータの通電を停止させる。
【0079】なお、本実施形態では、図12(a)に示
すように、t1時間の全てにおいてPWMチョッパ制御
のオンデューティ比を75%にする場合について説明し
た。しかし、絞り装置の全体の駆動時間t5に占めるt
1時間の割合が大きいと省エネ効果が少なくなる可能性
があるため、例えば図12(b)に示すように、D部の
絞りダンピング時間に合わせてt1時間のうちt6時間
内のみPWMチョッパ制御のオンデューティ比を75%
にし、残りの時間を50%にするようにしてもよい。
【0080】また、D部の絞りダンピング時間は駆動絞
り段数(絞り羽根16の駆動量)により変化するので、
駆動絞り段数に応じて上記t6時間を変化させるように
してもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば最終パルス信号のチョッパ制御オンデューティ比
をこの最終パルス信号以外のパルス信号のチョッパ制御
オンデューティ比よりも大きくすることが可能となるの
で、省エネを図りつつ、目標駆動位置に到達した後イナ
ーシャ移動した絞り部材を目標駆動位置に確実に戻すた
めに必要な電圧をステップモータに印加することができ
る。したがって、省エネ駆動でき、かつ正確な絞り制御
が可能な絞り装置を実現することができる。
【0082】なお、最終パルス信号のチョッパ制御オン
デューティ比を、この最終パルス信号の印加期間中に、
例えば絞り部材の駆動量(つまりは絞り部材のイナーシ
ャの大きさ)に応じたタイミングで小さく変更するよう
にすれば、イナーシャ移動した絞り部材を目標駆動位置
に確実に戻すとともに、より省エネを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である電磁駆動絞り装置
の分解斜視図。
【図2】上記絞り装置が組み込まれたレンズ鏡筒の断面
図。
【図3】上記絞り装置の駆動源であるステップモータの
駆動原理の説明図。
【図4】上記モータの通電タイミングの説明図。
【図5】上記絞り装置をカメラに組み込んだ場合の制御
回路のブロック図。
【図6】上記絞り装置の制御位置とモータのステップ位
置との関係の説明図。
【図7】図5の分配回路およびドライバ回路の詳細回路
図。
【図8】図7のバイナリーカウンタのカウント値とゲー
ト123〜126の出力状態の関係を示す説明図。
【図9】上記カウント値とコイル12,13の通電状態
との関係を示す説明図。
【図10】図7の回路の動作を説明するフローチャー
ト。
【図11】図7の回路におけるマイコンからの出力波形
図。
【図12】上記絞り装置においてPWMチョッパ制御さ
れるパルス信号の波形図および絞り光量の変化図。
【図13】図12のC部の拡大図。
【符号の説明】 16 絞り羽根 101 マイコン 103 ロータ 105〜107 フリップフロップ 115〜122 アンドゲート 128〜131 アンドゲート 12,13 コイル 136〜143 トランジスタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップモータにパルス信号を印加して
    絞り部材を駆動させる絞り装置において、 パルス信号に対してパルス幅変調チョッパ制御を行う制
    御手段を有しており、 この制御手段は、前記ステップモータに印加されるパル
    ス信号のうち最終パルス信号のチョッパ制御デューティ
    比をこの最終パルス信号以外のパルス信号のチョッパ制
    御デューティ比と異ならせることを特徴とする絞り装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記最終パルス信号の
    チョッパ制御オンデューティ比を前記最終パルス信号以
    外のパルス信号のチョッパ制御オンデューティ比よりも
    大きくすることを特徴とする請求項1に記載の絞り装
    置。
  3. 【請求項3】 前記最終パルス信号は、目標駆動位置に
    到達した後イナーシャ移動した前記絞り部材を前記目標
    駆動位置に戻すための信号であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の絞り装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記最終パルス信号の
    チョッパ制御デューティ比を、この最終パルス信号の印
    加期間中に変更することを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の絞り装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記最終パルス信号の
    チョッパ制御オンデューティ比を、この最終パルス信号
    の印加期間中に小さくすることを特徴とする請求項4に
    記載の絞り装置。
  6. 【請求項6】 前記最終パルス信号の印加期間中におけ
    るチョッパ制御デューティ比の変更タイミングを、前記
    絞り部材の駆動量に応じて決定することを特徴とする請
    求項4又は5に記載の絞り装置。
  7. 【請求項7】 前記ステップモータが1−2相励磁方式
    ステップモータであり、 前記制御手段は、前記最終パルス信号が1相励磁用か2
    相励磁用かでこの最終パルス信号のチョッパ制御デュー
    ティ比を異ならせることを特徴とする請求項1から6の
    いずれかに記載の絞り装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の絞り
    装置を備えたことを特徴とする光学機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001125168A (ja) * 1999-10-27 2001-05-11 Nidec Copal Corp カメラ用シャッタ
JP2004204872A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 流量制御装置のモータ制御装置
JP2010152085A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Olympus Corp 光調節装置の制御方法及び光調節装置

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