JPH0746189B2 - 露出制御装置 - Google Patents

露出制御装置

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JPH0746189B2
JPH0746189B2 JP61000040A JP4086A JPH0746189B2 JP H0746189 B2 JPH0746189 B2 JP H0746189B2 JP 61000040 A JP61000040 A JP 61000040A JP 4086 A JP4086 A JP 4086A JP H0746189 B2 JPH0746189 B2 JP H0746189B2
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pulse
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/097Digital circuits for control of both exposure time and aperture

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステッピングモータによってセクタを開閉制
御するようにした露出制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
メカニカルなシャッタチャージ機構を省略し、デジタル
制御による露出制御を行うために、セクタをステッピン
グモータで開閉させるようにしたプログラムシャッタが
提案されている。
ステッピングモータによってセクタの開閉制御を行う場
合には、ステッピングモータを正転させてセクタを開放
してゆき、ステッピングモータを逆転させてセクタを閉
止するようにしている。このようにして露出制御する場
合、セクタの最大開口位置は、被写体輝度やフィルム感
度の情報などによる演算の結果決められるが、こうして
決定された最大開口位置がステッピングモータの単位ス
テップ角と一致していないと露出誤差を生ずることにな
る。
このような事情によって露出誤差が生ずることを防ぐた
めに、例えば特開昭60-57327号公報に示された手法が知
られている。これによれば、演算の結果得られた露出値
をもとにして、ステッピングモータを駆動するための基
準のパルス幅をもつ駆動パルスの個数を求めるととも
に、さらにこれに引き続いてセクタを最適位置まで開か
せるための補間駆動パルスを算出するようにしている。
すなわちステッピングモータは、基準のパルス幅をもっ
た複数個の駆動パルスと、一般にこの通常の駆動パルス
よりも狭いパルス幅をもった1個の補間駆動パルスとに
よって、正転の終端位置が決定される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上述した手法では、ステッピングモータを始動
する前に、ステッピングモータに供給する通常の駆動パ
ルスの個数を決定しておくことの他に、補間駆動パルス
のパルス幅とを予め算出しておくという処理が必要とな
り、回路構成が複雑化しやすいという欠点がある。
本発明は以上のような従来技術のもつ問題点に鑑みてな
されたもので、ステッピングモータによってセクタを開
閉させるプログラムシャッタを構成するにあたり、回路
構成を複雑化させることなく、しかも高精度の露出制御
を行うことができるようにした露出制御装置を提供する
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するにあたり、ステッピングモ
ータによってセクタを駆動するようにしたときには、ス
テッピングモータのロータ、あるいはステッピングモー
タとセクタとの間に設けられた駆動伝達機構中に存在し
ているメカニカルな慣性によって、セクタの動きには作
動遅れが伴うことに着目し、これを積極的に利用するよ
うにしたものである。すなわち、この慣性の影響によっ
て、露出値に対応した最適の開口位置にセクタが移動し
てきた瞬間にステッピングモータを逆転させようとして
も、セクタは前記最適の開口位置を越えてオーバーシュ
ートし、前記最適の開口位置を越えた位置まで開いてか
ら閉鎖方向に移動されるようになる。このようなセクタ
の動作は、特に高速秒時のときにはその影響が大きく、
これまでは露出オーバーを招く大きな原因になっていた
ものであるが、本発明においては、前記慣性によって発
生するセクタのオーバーシュート量を調節できるように
して、ステッピグモータの単位ステップ角よりも細かい
レベルで露出の調節ができるようにしたものである。こ
のため本発明においては、セクタを開閉させるステッピ
ングモータの駆動の速度を、算出された露出値に対応し
て可変するようにしている。
本発明の望ましい実施例によれば、セクタを開き方向に
移動させるためにステッピングモータに供給される駆動
パルスの周期を、算出された露出値に対応して可変でき
るようにしている。これにより、セクタが開き方向に移
動するときのセクタの移動速度が増減され、これに応じ
てオーバーシュート量も増減するようになる。この場
合、セクタが移動を開始して露光アパーチュアが実際に
開放された以降は、予め設定されたプログラム露出の特
性が乱されることがないように、ステッピングモータに
は常に基準となる一定の周期をもった駆動パルスを供給
するようにしている。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
〔実施例〕
本発明を用いたプログラムシャッタの概略を示す第6図
において、シャッタ基板1には露光用のアパーチュア2
が形成され、その回りにはスリーブ3が固定されてい
る。スリーブ3の外周には、駆動リング5が回転自在に
嵌合され、ばね6によって反時計方向に付勢されてい
る。駆動リング5に一体に形成された突起7a,7bは、そ
れぞれシャッタ基板1に植設されたストッパーピン8と
協同して、駆動リング5の回動範囲を規制している。駆
動リング5には、その外周の一部にギヤ9が一体に形成
されているとともに、2本のセクタ駆動ピン10a,10bが
植設されている。
シャッタ基板1の背面には、セクタ12a,12bが軸13a,13b
によって回動自在に軸着されている。そして、前記セク
タ駆動ピン10a,10bのそれぞれは、シャッタ基板1に形
成された貫通孔(図示省略)を通って、各々のセクタ12
a,12bの長孔に係合している。さらに、シャッタ基板1
の背面にはステッピングモータ15が取り付けられ、ステ
ッピングモータ15の駆動軸に固着されたモータギヤ16
は、ギヤトレイン17を介して駆動リング5に部分的に形
成された扇形のギヤ9に連結されている。
前記ステッピングモータ15は、第7図に示したように、
コイル20,21、ステータ22,23、そしてN,S極が交互に配
列されたマグネットロータ24とからなる。前記コイル2
0,21には、リングカウンタ25のQ1〜Q4端子および各々に
設けられたアンプ27を介して、1/4周期ずつ位相がずれ
たパルスが供給される。そして、リングカウンタ25のU/
D端子がハイレベルになっているときには、CK端子に駆
動パルスが供給されるごとに、1/4ずつ位相がずれてい
るパルスがQ1端子からQ2端子側へとシフトしてゆき、こ
の場合にはマグネットロータ24が正転方向に駆動され
る。一方、U/D端子がローレベルであるときにCK端子に
駆動パルスが供給されると、Q1〜Q4から出力されるパル
スのシフト方向が逆転し、このときにはマグネットロー
タ24は逆転方向に駆動される。したがって、リングカウ
ンタ25に供給される駆動パルスの個数によってモータギ
ヤ16の回転角を制御し、U/D端子入力によってモータギ
ヤ16の回転方向を制御して、セクタ12a,12bを開閉させ
ることができるようになる。
前記リングカウンタ25のCK端子に供給される駆動パルス
によって、セクタ12a,12bは例えば第2図に実線で示し
たように作動される。すなわち、t0のときに駆動パルス
の供給が開始されることによって、セクタ12a,12bは回
動し始めるが、初期状態においてはセクタ12a,12bは部
分的に重なり合っているので即座には露出が開始され
ず、5個目の駆動パルスが供給されたt1の時点のとき
に、セクタ12a,12bとによってピンホールが形成され、
実際の露出が開始される。なお、t0〜t1間に供給される
駆動パルスの個数は、セクタ12a,12bの大きさや形状、
さらにステッピングモータの諸元などによって決められ
る一定の値となる。
そして、被写体輝度やフィルタ感度情報などによる演算
の結果、最適露出が得られるセクタ12a,12bの開口位置
が駆動パルス7個分であるときには、t1の時点から7個
の駆動パルスを供給した後に、リングカウンタ25のU/D
端子がローレベルになる。したがって、t2以降に供給さ
れる駆動パルスによってステッピングモータ15は逆転さ
れ、セクタ12a,12bは閉じ方向に回動してゆく。そしてt
3の時点でピンホールが閉鎖されて実際の露出が終了
し、さらに4個の駆動パルスの供給によってセクタ12a,
12bが初期位置に戻される。なお、ステッピングモータ1
5を逆転させるときの駆動パルスは、便宜上その極性を
逆にして図示してある。
ところで、セクタ12a,12bがステッピングモータ15と理
想的に連動するときには、第2図に破線で示したよう
に、セクタ12a,12bの移動は階段状になるが、現実には
メカニカルな慣性などの影響によって実線で示したよう
な形状になる。しかも、t2の時点でステッピングモータ
15を逆転させても、セクタ12a,12bの動作にはオーバー
シュート(斜線を施した部分)が伴い、理想的な露出に
対してオーバー露出を与え、露出誤差を生じる原因とな
る。特に、被写体輝度が高く、t1〜t2の間隔が狭くなっ
てくると、全露出量に対してオーバーシュートの割合が
増すようになるから、この影響は無視することができな
いものとなる。そこで、このオーバーシュートはステッ
ピングモータ15の駆動速度が一定のときにはほぼ一定量
になることを考慮し、t2の時点までにステッピングモー
タ15に供給すべき駆動パルスの個数を算出すれば、上述
の意味での露出誤差はほとんど解消されるようになる。
上述のような処理を行うことによって、ステッピングモ
ータ15の単位ステップ角ごとにセクタ12a,12bを作動さ
せるときの誤差は解消できるようになるが、本発明では
さらに第3図に示したようにセクタ12a,12bの開閉を制
御することによって、ステッピングモータ15の単位ステ
ップ角以内での高精度の露出制御ができるようにしてあ
る。すなわち、前記オーバーシュートがステッピングモ
ータ15の駆動速度に対応して変化することに着目し、t0
〜t1間におけるステッピングモータ15の助走期間につい
ては、その速度を可変できるようにしてある。
例えば、第2図に示したような駆動パルスによってステ
ッピングモータ15を駆動する代わりに、第3図に示した
ように駆動パルスの周期を延長する。これにより、ステ
ッピングモータ15の助走期間における速度が減少して慣
性の影響が少なくなるから、オーバーシュートの量は第
2図の場合と比較して減ることになる。例えば、オーバ
ーシュート量を含む第2図の露光量がEV15であるとき
に、駆動パルスの個数を同数にしても、駆動パルスの周
期T0をTLに延長することによって、第3図の露光量が例
えばEV14.5になるように調整できるようになる。そし
て、実際の露出が開始された時点t2以降からは、基準と
なる周期で駆動パルスを供給すればよい。なお、t1〜t2
間の駆動パルス数が多い場合、すなわち露出秒時が長く
なるときには、オーバーシュート量はあまり減少しない
が、このようなときには、高精度の露出制御は必要とさ
れない状態となっている。また、駆動パルスの周期を短
縮することによっても、オーバーシュートの量を増加さ
せる方向で調節することができる。
上述のような露出制御を行うための回路構成を示す第1
図において、受光素子30で測光された被写体輝度は、輝
度検出回路31によって対数圧縮などの処理を施された
後、アナログ信号として演算回路32に入力される。演算
回路32は、こうして入力されたアナログ信号をもとにし
て、フィルム感度情報などの他の露出決定因子を加味し
た演算を行い、この演算結果をデジタル値としてROM33
に出力する。
ROM33は4個の出力端O1〜O4を備えている。これらの出
力端O1からは、パルス発生器35から発生されるクロック
パルスの個数に対応した一定のデジタル値Kが出力され
る。このデジタル値Kは、第2図に示した周期T0をもっ
た基準の駆動パルスを生成する際に用いられる。また、
出力端O2からは、出力端O1と同様に前記クロックパルス
を単位としたデジタル値Lが出力されるが、このデジタ
ル値Lは演算回路32からの入力値によって変化し、第3
図に示したように、駆動パルスの周期をTLに変化させる
ときに用いられる。なお、オーバーシュート量の調節が
不必要なときには、前記デジタル値Kと等しいデジタル
値が出力される。
出力端O3からのデジタル値Mは、初期位置にあるセクタ
12a,12bが始動を開始してから、アパーチュア2を実際
に開放し始める瞬間までにステッピングモータ15に供給
される駆動パルスの個数、すなわち第2図あるいは第3
図におけるt1〜t2の間のパルス数「4」に一致してい
る。また、出力端O4から出力されるデジタル値Nは、演
算回路32から入力される露出値に対応し、初期位置にあ
るセクタ12a,12bを最適の開口位置まで回動させるため
に必要な駆動パルス数、すなわち第2,3図におけるt0〜t
2の間の駆動パルス数に一致している。
レリーズボタンの操作によって、レリーズスイッチS0
ONすると、ワンショットマルチバイブレータ36からパル
スが出力される。これにより、後述するカウンタユニッ
トやリングカウンタ25が作動準備のためにリセットされ
るとともに、フリップフロップ回路(以下、FF回路とい
う)37,38,39がセットされ、それぞれのQ端子がハイレ
ベル(以下、Hレベルという)になる。この結果、アン
ド回路40を通り、パルス発生器35からのクロックパルス
は、バイナリカウンタ42で計数される。
データセレクタ45の入力端I1,I2には、ROM33からのデジ
タル値K,Lが入力されており、切換え端子(I1/I2)がロ
ーレベル(以下、Lレベルという)のときには、入力端
I2からのデジタル値Lをデジタル出力Yとしてコンパレ
ータ46に供給する。コンパレータ46は、バイナリカウン
タ42からの計数値Xと、デジタル出力Yとを比較し、こ
れが一致したときにはFF48のCK端子をHレベルにする。
そして、計数値Xがデジタル出力Yの値を越えたときに
は、オア回路49を介してバイナリカウンタ42の計数値を
「0」にリセットする。
前記FF48は、そのCK端子に供給されるパルスの立ち上が
りごとに、Q端子出力の状態を変化させるから、露出値
の対応した決められたデジタル値Lが「5」であると、
第4図に示したように、周期TLの駆動パルスが出力され
るようになる。この周期TL駆動パルスは、基準の周期T0
の駆動パルスを供給するときよりも遅い速度でステッピ
ングモータ15を正転方向に駆動し、セクタ12a,12bは、
第3図に示したように、その初期位置から遅い速度で開
放されてゆく。
これと並行して、バイナリカウンタ50も駆動パルスの個
数を計数している。そして、その計数値X2が、露光値に
対応してROM33から入力されているデジタル値Mに等し
くなった時点で、コンパレータ52の出力によってFF38が
リセットされる。これにより、FF38の端子がHレベル
になるから、データセレクタ45は入力端I1からのデジタ
ル値Kをコンパレータ46に供給するようになる。このデ
ジタル値Kは、例えば一定値「2」に設定されているの
で、第5図に示したように、FF48のQ端子から出力され
る駆動パルスの周期は、TLからT0へと変更されることに
なる。したがって、セクタ12a,12bが実際の露出を開始
した以降は、ステッピングモータ15は、基準となる一定
周期T0の駆動パルスで駆動される。
ステッピングモータ15に供給される駆動パルスの個数
は、アップダウン型のバイナリカウンタ55によって計数
される。バイナリカウンタ55における計数値X3がデジタ
ル値Nを越えた瞬間に、コンパレータ57の出力によって
FF39がリセットされる。この結果、FF39のQ端子がLレ
ベルになり、リングカウンタ25(第7図)のU/D端子が
Lレベルになり、それ以降にCK端子に供給される駆動パ
ルスによりステッピングモータ15は逆転し、セクタ12a,
12bは閉じ方向に回動する。このとき、バイナリカウン
タ55のU/D端子もLレベルになるから、以後にCK端子に
供給される駆動パルスによって、バイナリカウンタ55の
計数値は減算されてゆくようになる。
第3図に示したように、セクタ12a,12bを最適開口位置
から初期位置まで戻すために必要な駆動パルスの個数
は、t0〜t2間の駆動パルスの繰数と等しいので、バイナ
リカウンタ55の計数値が「0」になった時点でセクタ12
a,12bは初期位置に復帰している。こうしてバイナリカ
ウンタ55の計数値が「0」になったときには、B端子
(Borrow端子)がHレベルになる。このHレベル信号に
よってFF37がリセットされ、アンド回路40がクローズし
て1回の露出動作が完了するものである。
なお、ステッピングモータ15の単位ステップ角だけで最
適露出が得られるときには、ROM33から出力されるデジ
タル値Lをデジタル値Kと等しくし、第2図のように、
基準となる周期T0の駆動パルスだけでセクタ12a,12bを
開閉制御するようにすればよい。また、同じ1/2ステッ
プの露出調節を行う場合でも、t1〜t3で決められる全露
出量ごとにオーバーシュートの調節量は異なってくるか
ら、演算回路32からの出力に対応してデジタル値Lを増
減し、駆動パルスの周期TLを変えるようにすればよい。
さらに、オーバーシュート量の調節が露出時間が短い時
に特に効果的であることから、EV値が一定値以上の場合
にだけ上述の作用が行われるようにしてもよい。もちろ
ん、ステッピングモータ15の速度を変えるためには、デ
ューティー比を調節して、駆動パルスのパルス幅を一定
にしたままパルス間隔だけを変えるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
上述のように、本発明の露出制御装置によれば、セクタ
を開閉させるためのステッピングモータの駆動速度を変
えることによって、メカニカルな慣性によるセクタのオ
ーバーシュート量を調節できるようにしている。したが
って、従来では回避することが困難であったセクタのオ
ーバーシュートによる露出誤差が解消されると同時に、
このオーバーシュートを積極的に利用した高精度の露出
制御ができるようになる。しかも、セクタを作動させる
ための駆動パルスの個数やステッピングモータの駆動速
度を、算出された露出値に対応づけて一義的に決めるこ
ともできるようになるから、ROMを用いることによって
回路構成の複雑化を避けることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。 第2図は、周期T0の駆動パルスのみによってセクタを作
動させたときの状態を示すチャート図である。 第3図は、助走時に周期TLの駆動パルスを用いてセクタ
を作動させたときの状態を示すチャート図である。 第4図は、周期TLの駆動パルスを得るときのタイムチャ
ート図である。 第5図は、周期T0の駆動パルスを得るときのタイムチャ
ート図である。 第6図は、本発明に用いられるプログラムシャッタの構
造を示す概略図である。 第7図は、ステッピングモータの原理的な構造を示す概
略図である。 2……アパーチュア、5……駆動リング 12a,12b……セクタ 15……ステッピングモータ 25……リングカウンタ 33……ROM、35……パルス発生器 42,50,55……バイナリカウンタ 45……データセレクタ 46,52,57……コンパレータ S0……レリーズスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−254027(JP,A) 特開 昭60−57327(JP,A) 特開 昭58−83600(JP,A) 特開 昭55−96925(JP,A) 特開 昭54−110413(JP,A) 特開 昭52−60133(JP,A) 実開 昭60−140935(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光アパーチュアを開閉するためのセクタ
    を、ステッピングモータの正転により開き方向に駆動
    し、ステッピングモータの逆転により閉じ方向に駆動す
    るようにした露出制御装置において、 初期位置にある前記セクタを開き方向に移動させ、セク
    タが前記露光アパーチュアを実際に開放させるまでの間
    は、被写体輝度に基づいて算出された露出値に対応した
    周期又はデューティー比の駆動パルスをステッピングモ
    ータに入力してステッピングモータの駆動速度を変更
    し、セクタが前記露光アパーチュアを実際に開放した以
    降は、予め定められた周期又はデューティー比の駆動パ
    ルスをステッピングモータに入力して前記露出値にかか
    わらず一定の速度でステッピングモータを駆動するよう
    にしたことを特徴とする露出制御装置。
  2. 【請求項2】前記露出値に対応したステッピングモータ
    の駆動の速度は、前記一定の速度以下であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の露出制御装置。
JP61000040A 1986-01-06 1986-01-06 露出制御装置 Expired - Lifetime JPH0746189B2 (ja)

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