JP6071249B2 - 光調節装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光調節装置に関するものである。
近年、撮像機能を有した携帯機器やマイクロビデオスコープ等の小型光学装置の高性能化に伴い、レンズ、絞り、光学フィルタ等の光学素子も、従来の固定焦点レンズ、固定開口絞りから、フォーカスレンズ、可変絞り、可変光学フィルタその他の素子を適用する要求が高まっている。さらに、それらの光学素子においても更なる小型化(薄型化)が望まれている。
例えば、特許文献1に記載の羽根駆動装置においては、一枚の羽根に複数の光学開口部を形成し、光量の調節を行っている。この羽根駆動装置では、複数の羽根を用いる必要がないため、小型化が可能となっている。
特開2010−96872号公報
しかしながら、特許文献1に記載の羽根駆動装置では、羽根の可動領域が増すと、それに伴い装置全体のサイズも増してしまう。より具体的には、基板の光学開口が大きくなると、光学開口から羽根を退避させるための可動領域を増やす必要があるため、基板の径を大きくしなければならず、これにより装置が大型化していた。
つまり、絞り羽根の可動領域の増加と装置のサイズの小型化を両立させるのは困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、絞り羽根の可動領域が増加しても、装置全体のサイズの大型化を抑えることのできる光調節装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光調節装置は、光学開口がそれぞれ形成された第1基板及び第2基板と、少なくとも1つの光調節手段と、第1基板と第2基板の間に配置され、光調節手段が動作可能なスペースを形成するスペーサと、第1基板上に配置された光調節手段を動作させる駆動手段と、当接部を有し第1基板及び第2基板よりも外方へ突出する突出部を有し、駆動手段により光調節手段を動作させることによって、光調節手段を光学開口から退避した第1の静止位置と、光学開口に重なる第2の静止位置と、に相互に回動させ、光学開口を通過する入射光を調節する光調節装置であって、光調節手段は、第1の静止位置にあるとき、第1基板及び第2基板から外部へ突出可能であり、光調節手段は、第1の静止位置にあるときに当接部に当接することを特徴としている。
本発明に係る光調節装置において、突出部は、光調節装置の光軸に垂直な面内の方向において、第1基板及び第2基板の少なくとも一方が突出して形成される部分であることが好ましい。
本発明に係る光調節装置は枠部材を有し、突出部は、光調節装置の光軸に垂直な面内の方向において、枠部材が突出して形成される部分であることが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、第1基板及び第2基板には切り欠き部が形成され、枠部材は切り欠き部に差し込まれた光調節手段の脱落を防止する規制部を備えることが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、駆動手段は、電磁駆動源であって、電磁駆動源は、ヨークと2つのコイルを備えることが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、光調節部材の回転中心に回転軸が設けられ、駆動手段が回転軸をその軸周りに回動させ、光調節手段は、駆動手段の回動に従って回動することが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、スペーサは、第1基板に対して回転しないことが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、第1基板は、第2基板に対して回転しないことが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、光調節手段の回転軸が嵌る回転軸穴が、第1基板に形成されていることが好ましい。
本発明に係る光調節装置において、光調節手段の回転軸が嵌る回転軸穴が、第2基板に形成されていることが好ましい。

本発明に係る光調節装置は、絞り羽根の可動領域が増加しても、装置全体のサイズの大型化を抑えることができる、という効果を奏する。
第1実施形態に係る光調節装置の構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る光調節装置を組み上げた状態を示す斜視図である。 (a)は、第1実施形態における光調節手段が第1の静止位置にある状態を示す平面図であり、(b)は、第1実施形態における光調節手段が第2の静止位置にある状態を示す平面図である。 (a)は、第1実施形態の変形例において、光調節手段が第1の静止位置にある状態を示す斜視図であり、(b)は、光調節手段が第2の静止位置にある状態を示す斜視図である。 第2実施形態に係る光調節装置の構成を示す分解斜視図である。 (a)は、第2実施形態に係る光調節装置の組立ての様子を示す斜視図、(b)は第2実施形態に係る光調節装置を組み上げた状態を示す斜視図である。 (a)は、第2実施形態における光調節手段が第1の静止位置にある状態を示す斜視図であり、(b)は、第2実施形態における光調節手段が第2の静止位置にある状態を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る光調節装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1から図4を用いて、第1実施形態に係る光調節装置について説明する。図1は、第1実施形態に係る光調節装置の構成を示す分解斜視図である。図2は、第1実施形態に係る光調節装置を組み上げた状態を示す斜視図である。
図1に示す光調節装置は、第1基板101と、突出部104と、第2基板121と、突出部124と、第1基板101と第2基板121の間に配置された光調節手段130と、スペーサ141と、当接部142(ストッパ)と、第1基板101上に配置され、光調節手段130を回動させる電磁駆動源150と、を備える。
第1基板101には、光学開口102、回転軸穴103、及び突出部104が形成されている。第2基板121には、光学開口122、回転軸穴123、及び突出部124が形成されている。光調節手段130には、光学開口131が形成されている。
第1基板101と第2基板121は、第1基板101の中心に設けた光学開口102と第2基板121の中心に設けた光学開口122が装置の光軸AX上に同心状に位置するように、光軸AXに沿って順に配置される。
第1基板101の突出部104は、平面視略円形の第1基板101の外周から径方向に外方へ突出するように一体形成された部分である。第2基板121の突出部124は、第1基板101の突出部104と同様に、平面視略円形の第2基板121の外周から径方向に外方へ突出するように一体形成された部分である。第1基板101の突出部104と第2基板121の突出部124は、互いに対向する位置に設けられており、平面形状は互いに略同一である。
光調節手段130の回転中心には、磁性を有する回転軸部材132が直接設けられている。回転軸部材132は、光軸AXに沿って延びるように、下端部が第2基板121の回転軸穴123内に回転可能に嵌め込まれ、上端部が第1基板101の回転軸穴103を貫通している。光調節手段130は、回転軸部材132を中心にして回動し、これにより光学開口131が光学絞りとして機能する。ここで、光学開口131に代えて、光調節手段130に、例えばレンズやフィルタを設けることもできる。また、光調節手段130は複数設けても良い。
電磁駆動源150は、略コの字状のヨーク部材152に、2つの巻線コイル部151を設けたものである。ヨーク部材152の2つの先端部は、回転軸部材132にそれぞれ対向している。
電磁駆動源150及び回転軸部材132は駆動手段を構成する。光調節手段130は、駆動手段によって駆動される。より具体的には、巻線コイル部151に所定の電流を印加すると、ヨーク部材152の2つの先端部の間に配置された回転軸部材132がその軸の周りを回動する。この回動にしたがって光調節手段130は、回転軸部材132を回転軸として、光軸AXの方向に対して鉛直な平面内において、第1の静止位置と、第2の静止位置と、に相互に回動し、これにより光学開口131の位置が変わり、光調節装置の光学開口を通過する入射光を調節する。
スペーサ141は、第1基板101と第2基板121との間に配置され、光調節手段130が回動可能となるスペースを形成する。また、スペーサ141においては、光学開口131が第2基板121に同心状に重なる第2の静止位置へ回動した光調節手段130の外周面133が当接する位置に、内面141aが形成されている(図3)。この内面141aに外周面133を当接させて光調節手段130の回動を停止させることによって、光調節手段130の光学開口131と第2基板121の光学開口122が確実に同心状に配置される。
当接部142は、互いに対向する2つの突出部104、124の間の領域に配置されている。光調節手段130は、第1基板101及び第2基板121から外部へ突出可能である。
光調節手段130が第1基板101及び第2基板121から外部へ突出可能であることについて、以下に、より具体的に説明する。
光調節手段130が回動して光学開口131が第2基板121から退避した第1の静止位置へ配置されたとき、光調節手段130は、光軸AXの方向から見て、第1基板101及び第2基板121の仮想外周線145から外部へ突出する。このとき、光調節手段130の外周面133は、当接部142の内面142aに当接する(図3(a))。
なお、当接部142は、光調節手段130の回動を規制するストッパとして用いるほか、スペーサ141と同様にスペーサとしても機能させることができる。
図1に示す例では、当接部142は第2基板121の突出部124上に配置しているが、第1基板101側に配置しても構わないし、第1基板101又は第2基板121と一体的に形成してもよい。
次に図3を用いて、第1実施形態に係る光調節装置の動作を説明する。図3(a)は、光調節手段130が第1の静止位置にある状態を示す平面図であり、(b)は、光調節手段130が第2の静止位置にある状態を示す平面図である。図3においては、光調節手段130の動きを明確に示すために、第1基板101及び電磁駆動源150の図示を省略している。
図3(a)に示すように、光調節手段130が、第1基板101の光学開口102、及び、第2基板121の光学開口122から退避した第1の静止位置にあるとき、光調節手段130は第1基板101の突出部104と第2基板121の突出部124に挟まれた領域内へ突出して当接部142の内面142aに当接し、その位置に静止している。別言すると、光調節手段130は、第1基板101及び第2基板121の仮想外周線145から外部へ突出している。このとき、光調節装置の光学開口は、第1基板101に形成した光学開口102、又は第2基板121に形成した光学開口122となる。
図3に示す例では、第1の静止位置にある光調節手段130は、第1基板101の突出部104と第2基板121の突出部124に挟まれた領域内へ突出しているが、光調節手段130が第1基板101及び光学開口102から外部へ突出することが可能であれば、2つの突出部104、124を設けない構成であってもよい。
図3(b)に示すように、光調節手段130が、第1基板101の光学開口102、及び、第2基板121の光学開口122に重なる第2の静止位置にあるとき、光調節手段130はスペーサ141に当接し、その位置に静止している。この状態においては、光調節装置の光学開口は光調節手段130に形成された光学開口131となる。
第1実施形態に係る光調節装置は、第1基板101に設けた突出部104と、第2基板121に設けた突出部124と、突出部104と突出部124の間に配置された当接部142と、を設けた構成に特徴がある。従来、基板に形成された光学開口径を大きくしたり、光調節手段の外径を大きくするなど、光調節手段の可動領域(退避領域)を広げる必要がある場合、光調節手段の可動領域の広がりに対応した、光調節装置自体の大型化が避けられなかった。これに対して、第1実施形態に係る光調節装置においては、光調節手段の可動(退避)領域のみに対応して、第1基板101及び第2基板121に突出部104、124をそれぞれ設けているため、光調節手段の可動領域が増加しても、光調節装置自体の大型化を抑えることが可能となっている。
(変形例)
図4(a)は、第1実施形態の変形例において、光調節手段130が第1の静止位置にある状態を示す斜視図であり、(b)は、光調節手段130が第2の静止位置にある状態を示す斜視図である。
図1〜図3に示す、第1実施形態に係る光調節装置では、第1基板101及び第2基板121の両方に突出部を設けていたが、変形例においては、図4(a)、(b)に示すように、第1基板101には突出部を設けず、第2基板121のみに突出部124を設けている。この構成においても、第1実施形態に係る光調節装置と同様の作用・効果が得られる。
なお、図4に示す変形例に代えて、第2基板121には突出部を設けずに、第1基板101のみに突出部を設ける構成も可能であり、同様の作用・効果を得ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る光調節装置においては、第1基板201及び第2基板221に切り欠き部206、226をそれぞれ設けている点、及び、枠部材260を設けた点が第1実施形態に係る光調節装置と異なる。以下の説明において、第1実施形態と同様の部材については、その詳細な説明を省略する。
図5は、第2実施形態に係る光調節装置の構成を示す分解斜視図である。図6(a)は、第2実施形態に係る光調節装置の組立ての様子を示す斜視図、(b)は第2実施形態に係る光調節装置を組み上げた状態を示す斜視図である。図7(a)は、光調節手段230が第1の静止位置にある状態を示す斜視図であり、(b)は、光調節手段230が第2の静止位置にある状態を示す斜視図である。
第2実施形態に係る光調節装置は、第1基板201と、第2基板221と、第1基板201と第2基板221の間に配置された光調節手段230と、スペーサ241と、第1基板201上に配置され、光調節手段230を回動させる電磁駆動源250と、枠部材260と、を備える。
第1基板201と第2基板221には、第1実施形態の第1基板101と第2基板121と同様に、光学開口202、222がそれぞれ設けられている。また、第1基板201と第2基板221の外周には、互いに対応する位置に、回転軸部材232が回動可能に嵌め込まれる切り欠き部206、226がそれぞれ設けられている。
ここで、第1基板201と第2基板221には、第1実施形態の第1基板101と第2基板121に設けられていた回転軸穴及び突出部は形成されていない。
光調節手段230は、第1基板201と第2基板221の間に配置され、第1実施形態の光調節手段130の光学開口131、回転軸部材132に対応する光学開口231、回転軸部材232を備える。回転軸部材232は、光軸AXに沿って延びるように、第1基板201の切り欠き部206と第2基板221の切り欠き部226に、回転可能にそれぞれ嵌め込まれる。光調節手段230は、回転軸部材232を中心にして回動し、これにより光学開口231が光学絞りとして機能する。
光調節手段230は、第1実施形態の光調節手段130と同様に、電磁駆動源250によって回動駆動される。
スペーサ241は、第1実施形態のスペーサ141と同様の構成であって、第1基板201と第2基板221との間に配置されている。電磁駆動源250は、第1実施形態の電磁駆動源150と同様の構成であって、第1基板201上に配置されており、巻線コイル部251及びヨーク部材252を備える。
枠部材260は、開口部261と、当接部262(ストッパ)と、規制部263と、を備える。
開口部261は、光軸AXを中心とする円形状に形成されている。開口部261は、第1基板201、第2基板221にそれぞれ形成された光学開口202、222よりも大きな径を有しており、光量を調節するものではない。
当接部262は、枠部材260において第1基板201及び第2基板221の外周に対応する位置から径方向に外方へ突出した突出部264の端部に形成されており、光軸AXに沿って第1基板201側へ延びている。
規制部263は、第1基板201の切り欠き部206及び第2基板221の切り欠き部226に対応する位置において、光軸AXに沿って第1基板201側へ延びるように形成されている。規制部263を設けることにより、切り欠き部206、226内に嵌め込まれた回転軸部材232の脱落を防止することができる。
第2実施形態の光調節装置では、初めに第1基板201、第2基板221、及びスペーサ241を組立て、その後、図6(a)に示すように、第1基板201、第2基板221に形成された切り欠き部206、226に光調節手段230を横から差し込む。その後、図6(b)のように枠部材260を下から嵌める。
ここで、電磁駆動源250を配置するのは枠部材260を嵌める前でも後でも構わない。
次に、図7を用いて第2実施形態の光調節装置の動作について説明する。
図7(a)に示すように光調節手段230が第1基板201の光学開口202及び第2基板221の光学開口222、から退避した第1の静止位置にあるとき、光調節手段230は枠部材260に形成された当接部262の内面262aに外周面233(図5)が当接し、その位置に静止する。このとき、光調節装置の光学開口は、第1基板201に形成した光学開口202、又は第2基板221に形成した光学開口222となる。
一方、図7(b)に示すように光調節手段230が第1基板201の光学開口202及び第2基板221の光学開口222に重なる第2の静止位置にあるとき、光調節手段230はスペーサ241に当接し、その位置に静止する。この状態においては、光調節装置の光学開口は光調節手段230に形成された光学開口231となる。
第2実施形態の光調節装置においては、第1実施形態の光調節装置と異なり、第1基板201及び第2基板221には突出部及び当接部がなく、その代わりに枠部材260を有している。枠部材260に形成されている当接部262によって、光調節手段230が退避した第1の静止位置が規定される。
第2実施形態の光調節装置によれば、第1実施形態の光調節装置と同様に、光調節手段の退避(可動)領域のみに対応して、第1基板201及び第2基板221の外側へ光調節手段230が突出することにより、装置の大型化を極力小さくすることが可能となる。つまり、基板とは別の部材である枠部材260を用いて、当接部262に光調節手段230を当接させても、第1実施形態の光調節装置と同じ効果を得ることができる。
さらに、第2実施形態の光調節装置においては、第1基板201及び第2基板221に切り欠き部206、226をそれぞれ設け、そこへ光調節手段230を差し込む構成になっている。この構成によれば、第1実施形態の光調節装置のように、組立時に回転軸部材132と基板の回転軸穴103、123との位置合せをする必要がないため、組立てがより容易になる。一方、光調節手段230が脱落してしまうことを防ぐため、枠部材260に規制部263を設けている。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
以上のように、本発明に係る光調節装置は、小型の装置において光調節手段の可動領域を増加させる場合に有用である。
101 第1基板
102 光学開口
103 回転軸穴
104 突出部
121 第2基板
122 光学開口
123 回転軸穴
124 突出部
130 光調節手段
131 光学開口
132 回転軸部材
133 外周面
141 スペーサ
141a 内面
142 当接部
142a 内面
145 仮想外周線
150 電磁駆動源
151 巻線コイル部
152 ヨーク部材
201 第1基板
202 光学開口
203 回転軸穴
206 切り欠き部
221 第2基板
222 光学開口
226 切り欠き部
230 光調節手段
231 光学開口
232 回転軸部材
233 外周面
241 スペーサ
250 電磁駆動源
251 巻線コイル部
252 ヨーク部材
260 枠部材
261 開口部
262 当接部
262a 内面
263 規制部
264 突出部

Claims (10)

  1. 光学開口がそれぞれ形成された第1基板及び第2基板と、
    少なくとも1つの光調節手段と、
    前記第1基板と前記第2基板の間に配置され、前記光調節手段が動作可能なスペースを形成するスペーサと、
    前記第1基板上に配置された前記光調節手段を動作させる駆動手段と、
    当接部を有し前記第1基板及び前記第2基板よりも外方へ突出する突出部を有し、
    前記駆動手段により前記光調節手段を動作させることによって、前記光調節手段を前記光学開口から退避した第1の静止位置と、前記光学開口に重なる第2の静止位置と、に相互に回動させ、前記光学開口を通過する入射光を調節する光調節装置であって、
    前記光調節手段は、前記第1の静止位置にあるとき、前記第1基板及び前記第2基板から外部へ突出可能であり、
    前記光調節手段は、前記第1の静止位置にあるときに前記当接部に当接することを特徴とする光調節装置。
  2. 前記突出部は、前記光調節装置の光軸に垂直な面内の方向において、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方が突出して形成される部分であることを特徴とする請求項1に記載の光調節装置。
  3. 前記光調節装置は枠部材を有し、
    前記突出部は、前記光調節装置の光軸に垂直な面内の方向において、前記枠部材が突出して形成される部分であることを特徴とする請求項1に記載の光調節装置。
  4. 前記第1基板及び前記第2基板には切り欠き部が形成され、前記枠部材は前記切り欠き部に差し込まれた前記光調節手段の脱落を防止する規制部を備えることを特徴とする請求項3に記載の光調節装置。
  5. 前記駆動手段は、電磁駆動源であって、前記電磁駆動源は、ヨークと2つのコイルを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光調節装置。
  6. 前記光調節部材の回転中心に回転軸が設けられ、前記駆動手段が前記回転軸をその軸周りに回動させ、
    前記光調節手段は、前記駆動手段の回動に従って回動することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光調節装置。
  7. 前記スペーサは、前記第1基板に対して回転しないことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光調節装置。
  8. 前記第1基板は、前記第2基板に対して回転しないことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の光調節装置。
  9. 前記光調節手段の前記回転軸が嵌る回転軸穴が、前記第1基板に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の光調節装置。
  10. 前記光調節手段の前記回転軸が嵌る回転軸穴が、前記第2基板に形成されていることを特徴とする請求項6または9に記載の光調節装置。
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