JP2010152046A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】照明光学系等を大型化又は複雑化することなく、照明光学系のF値を小さくさせることで明るさを向上させることができるプロジェクタを提供すること。
【解決手段】第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bが重畳及びテレセントリック化の機能を有する単レンズであることにより、プロジェクタ10の部品点数が減りコストダウンと省スペース化が可能となる。また、第1及び第2光路OP1,OP2において、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第1及び第2液晶パネル61g,61bまでの間に、レンズとしてそれぞれ第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bのみが配置されているため、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bの焦点距離が短くなりF値を小さくすることができ、照明光の明るさを簡易にアップすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明光を液晶ライトバルブによって変調し、変調された像光を投射するプロジェクタに関する。
従来の一般的なプロジェクタとして、略白色光を発生する光源と、光源からの光を均一化するとともに偏光変換する照明光学系と、照明光学系を経た光を分離し、緑、青、及び赤の3色の光路に導入する色分離光学系と、3色の照明光によってそれぞれ照明される3つの液晶パネルと、これら3つの液晶パネルからの像を合成するクロスダイクロイックプリズムと、合成後の拡大像を投射する投射レンズとを備えるものがある。
また、照明光学系等を大型化することなく、照明光学系のF値を小さくして明るさを向上させる従来のプロジェクタとして、重畳レンズと液晶ライトバルブとの間にコンデンサレンズを設け、このコンデンサレンズによってテレセントリックな特性をもたせ、液晶ライトバルブ前に置いていたフィールドレンズをなくす方式がある(例えば、特許文献1参照)。
また、照明光学系において偏光変換素子の後にフィールドレンズを配置し、色分離光学系において第1ダイクロイックミラーの前にコンデンサレンズを配置したものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−165136号公報 特開2007−57810号公報
しかしながら、特許文献1のようなプロジェクタでは、フィールドレンズを設けた場合と比較してコンデンサレンズのサイズがある程度大きくなる傾向となり、コスト的には従来の一般的なプロジェクタよりもアップする傾向にある。
また、特許文献2のようなプロジェクタでは、追加するレンズ枚数を特許文献1のプロジェクタよりも1枚少なくすることができるものの分割光束の重畳とテレセントリック性の確保はそれぞれ別のレンズが受けもっているため、コストを抑えつつ明るさを確保することが容易でないという課題が残る。
そこで、本発明は、照明光学系等を大型化又は複雑化することなく、照明光学系のF値を小さくさせることで明るさを向上させることができるプロジェクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクタは、光源光を射出する光源と、光源から射出された光源光を複数の部分光束に分割する第1レンズアレイと、第1レンズアレイから射出された複数の部分光束を集光する第2レンズアレイと、第2レンズアレイから射出された複数の部分光束を対象とする照明領域に重畳させるコンデンサレンズと、コンデンサレンズを経た光束を画像情報に応じて変調する液晶パネルと、を備え、コンデンサレンズは、重畳に際してテレセントリックな特性の照明を実現する単レンズであり、第2レンズアレイと液晶パネルとの間には、レンズとしてコンデンサレンズのみが配置されている。
上記プロジェクタでは、コンデンサレンズが分割光束の重畳を可能にし、かつテレセントリックな特性を有する単レンズであることにより、プロジェクタの部品点数を減らせるためコストダウンと省スペース化が可能となる。また、レンズの枚数が少ないため、レンズ用の固定部材等の設計を容易にすることができる。また、第2レンズアレイから液晶パネルまでの光路において、レンズとしてコンデンサレンズのみが配置されているため、コンデンサレンズを第2レンズアレイから離れた位置に配置させ、第2レンズアレイからの発散光を液晶パネルに大きな入射角度で入射させることで、コンデンサレンズの焦点距離が短くなりF値を小さくすることができ、照明光の明るさを簡易にアップすることができる。
また、本発明の具体的な態様又は観点によれば、上記プロジェクタにおいて、コンデンサレンズは第2レンズアレイの射出端面から液晶パネルの光変調面までの光路の長さを3等分した区間のうち中間の区間内に配置されている。具体的には、第2レンズアレイの射出端面から液晶パネルの光変調面までの距離をLとした場合に、コンデンサレンズは(1/3)L以上(2/3)L以下の位置に配置される。これにより、照明光学系のF値を小さくすることや照明光学系のテレセントリック性を確保することが比較的容易になる。
また、本発明の別の態様によれば、第2レンズアレイから射出された光束を第1色光と他の色光とに分離する第1色分離ミラーと、他の色光のうち、第2色光と第3色光とを分離する第2色分離ミラーと、第1色分離ミラーで反射された第1色光を再度反射して光路を折り曲げる第1折曲ミラーと、第2分離ミラーを透過した第3色光を反射して光路を折り曲げる第2及び第3折曲ミラーとを有する色分離導光光学系とをさらに備え、コンデンサレンズは、第1色分離ミラーと第1折曲ミラーとの間、及び第1色分離ミラーと第2色分離ミラーとの間にそれぞれ配置されている。この場合、コンデンサレンズは第2レンズアレイの射出端面から液晶パネルの光変調面までの光路の長さを3等分した区間のうち中間の区間内に無理なく確実に配置される。これにより、照明光学系のF値を小さくすることが比較的容易で、照明光学系のテレセントリック性を簡易に確保することができる。
また、本発明の別の態様によれば、第2レンズアレイから射出された光束を反射して光路を折り曲げる初段折曲ミラーと、初段折曲ミラーで折り曲げられた光束を第1色光と他の色光とに分離する第1色分離ミラーと、他の色光のうち、第2色光と第3色光とを分離する第2色分離ミラーと、第1色分離ミラーで反射された第1色光を再度反射して光路を折り曲げる第1折曲ミラーと、第2分離ミラーを透過した第3色光を反射して光路を折り曲げる第2及び第3折曲ミラーとを有する色分離導光光学系とをさらに備え、コンデンサレンズは、初段折曲ミラーと第1色分離ミラーとの間に配置されている。この場合、コンデンサレンズは第2レンズアレイの射出端面から液晶パネルの光変調面までの光路の長さを3等分した区間のうち中間の区間内に配置されやすくなる。これにより、照明光学系のF値を小さくすることが比較的容易で、照明光学系のテレセントリック性を確保することが比較的確実となる。
また、本発明のさらに別の態様によれば、色分離導光光学系で分離された第1、第2、及び第3色光を、画像情報に応じてそれぞれ変調する第1、第2、及び第3液晶パネルと、第1、第2、及び第3液晶パネルで変調された第1、第2、及び第3色の像光を合成する光合成光学系と、光合成光学系を経た像光を投射する投射光学系とをさらに備える。この場合、第1及び第2分岐ミラーで分離された各色の光路を統合することができ、各色の光路を経た変調光を合成した投射光を形成することができる。
また、本発明のさらに別の態様によれば、色分離導光光学系において、光路長の最も長い第3色光の光路上にリレーレンズをさらに備える。この場合、光路長の最も長い第3色光の光路上にリレーレンズを設けることにより、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止することができる。
また、本発明のさらに別の態様によれば、コンデンサレンズは、両凸レンズである。この場合、コンデンサレンズを両凸レンズとすることにより、球面収差を小さくすることができる。また、両レンズ面の曲率を調整することによりコバ(レンズ外周の側面)の位置を自由に設定できるため、コンデンサレンズの固定する機構の設定の自由度が増す。
また、本発明のさらに別の態様によれば、コンデンサレンズは、非球面レンズである。この場合、コンデンサレンズを非球面レンズにすることにより、球面収差が減少するだけでなくより重畳が確実となり、照明光が明るくなる。
また、本発明のさらに別の態様によれば、コンデンサレンズは、球面レンズである。この場合、コンデンサレンズに球面レンズを用いることにより、コストを下げることができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの光学系の構成を説明する概念図である。
このプロジェクタ10は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調してカラーの光学像を形成し、この光学像をスクリーン上に拡大投射するための光学機器であり、光源ランプユニット20と、照明光学系30と、色分離導光光学系40と、光変調部60と、クロスダイクロイックプリズム70と、投射光学系80とを備えて構成される。ここで、光源ランプユニット20と照明光学系30とは、色分離導光光学系40等に入射させるための照明光を生成する照明装置を構成する。なお、照明光学系30からクロスダイクロイックプリズム70までの間に緑色光LG、青色光LB、及び赤色光LRがそれぞれ導かれる第1、第2、及び第3光路OP1,OP2,OP3が設けられている。
光源ランプユニット20は、ランプ本体21から周囲に放射された光束を集めて射出し、照明光学系30等を介して光変調部60を照明するための光源である。光源ランプユニット20は、発光管であるランプ本体21と、ランプ本体21から前方に射出された光源光を反射する球面状の副鏡22と、ランプ本体21から後方に射出された光源光を反射する楕円面状の主鏡23と、コリメート用の凹レンズ24とを備える。この光源ランプユニット20において、ランプ本体21から射出された略白色の光源光は、副鏡22を介して又は直接的に主鏡23に入射して前方側に反射され、凹レンズ24によって平行化された状態で照明光学系30側に射出される。なお、上述したランプ本体21には、各色の波長に亘って高輝度の光を射出することができる点で、通常高圧水銀ランプが使用されるが、光源ランプユニット20に組み込み可能なランプは、高圧水銀ランプに限らず、各種発光ランプとすることができ、LED等の固体発光素子とすることもできる。また、主鏡23としては、楕円面に限らず放物面等の反射面形状を有する各種リフレクタを用いることができる。放物面状の主鏡23を用いた場合、主鏡23の後段に凹レンズ24等を設けることなく、光源ランプユニット20から平行光束を射出させることができる。
照明光学系30は、光源ランプユニット20から射出された光束を複数の部分光束に分割するとともに、照明光を特定方向の偏光に変換する光学系であり、第1レンズアレイ31と、第2レンズアレイ32と、偏光変換装置34と、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bとを備えている。
第1レンズアレイ31は、マルチレンズとも呼ばれ、ランプ本体21から射出された光束を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、システム光軸OAと直交する面内にマトリックス状に配列される複数の小レンズ31aを備えて構成される。各小レンズ31aの輪郭形状は、後述する光変調部60を構成する第1、第2、及び第3液晶パネル61g,61b,61rの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。第2レンズアレイ32は、前述した第1レンズアレイ31により分割された複数の部分光束を集光する光学素子である。第2レンズアレイ32は、第1レンズアレイ31と同様にシステム光軸OAに直交する面内にマトリックス状に配列される複数の小レンズ32aを備えているが、集光を目的としているため、各小レンズ32aの輪郭形状が第1、第2、及び第3液晶パネル61g,61b,61rの画像形成領域の形状と正確に対応している必要はない。照明系の倍率は主に第1及び第2レンズアレイ31,32によって決まり、光源像は第2レンズアレイ32付近に形成される。つまり、ランプ本体21内の光源の像が第2レンズアレイ32の各小レンズ32a付近に投影される。また、第1レンズアレイ31の各レンズ31aの像が第1、第2、及び第3液晶パネル61g,61b,61r上に投影される。なお、以上の第1及び第2レンズアレイ31,32と、以下に説明する第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bとは、入射光を分割と重ね合わせよって第1、第2、及び第3液晶パネル61g,61b,61rの画像形成領域での面内照度を略均一化する光インテグレータとして機能する。
偏光変換装置34は、PBS(偏光ビームスプリッタ)アレイ34aと位相差板34bとで形成されており、第1レンズアレイ31により分割された各部分光束の偏光方向を一方向の直線偏光に揃える役割を有する。この偏光変換装置34のPBSアレイ34aは、詳細な図示を省略しているが、システム光軸OAに対して傾斜配置される偏光分離膜及び反射ミラーをシステム光軸OAに垂直な方向に所定間隔で交互に配列した構成を具備する。前者の偏光分離膜は、各部分光束に含まれるP偏光及びS偏光のうち、一方の偏光を透過し、他方の偏光を反射する。反射された他方の偏光は、後者の反射ミラーによって曲折され、一方の偏光の射出方向、すなわちシステム光軸OAに沿った方向に射出される。射出されたP偏光及びS偏光のいずれかは、偏光変換装置34の光束射出面にストライプ状に設けられる位相差板34bによって偏光変換され、すべての偏光の偏光方向が揃えられる。このような偏光変換装置34を用いることにより、偏光変換装置34を通過した光を、一方向の偏光に揃えることができるため、光変調部60で利用する光源光の利用率を向上させることができる。
第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bは、例えば入射側のレンズ面に非球面を有する両凸レンズである。これら第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bは、第1レンズアレイ31による分割光束の重畳とテレセントリック性との2つの機能を有する単レンズである。第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bには、例えば低屈折率、低分散であるBK7(屈折率1.5)が用いられる。なお、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bは、色分離導光光学系40内に配置されているため、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bの機能等の詳細は、色分離導光光学系40の説明部分で改めて説明する。
色分離導光光学系40は、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41bと、青色用反射ミラー42aと、赤色用反射ミラー42b,42cと、リレーレンズ44,45と、フィールドレンズ46とを備える。これらのうち、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41bは、略白色の照明光を3原色に分離するための色分離ミラーである。各ダイクロイックミラー41a,41bは、透明基板上に、所定の波長領域の光束を反射し他の波長領域の光束を透過する波長選択作用を有する誘電体多層膜を形成することによって得た光学素子であり、システム光軸OAに対してともに傾斜した状態で配置される。第1色分離ミラーである第1ダイクロイックミラー41aは、緑・青・赤(G・B・R)の3色のうち青色光LBを反射し、緑色光LGと赤色光LRとを透過させる。また、第2色分離ミラーである第2ダイクロイックミラー41bは、入射した緑色光LG及び赤色光LRのうち緑色光LGを反射し赤色光LRを透過させる。結果的に、光源ランプユニット20から照明光学系30を経て色分離導光光学系40に入射した照明光は、第1ダイクロイックミラー41aで反射されてその先に延びる第2光路OP2に導かれる青色光LBと、第1ダイクロイックミラー41aを透過して第2ダイクロイックミラー41bで反射されてその先に延びる第1光路OP1に導かれる緑色光LGと、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41bを透過してその先に延びる第3光路OP3に導かれる赤色光LRとに分離される。
第1ダイクロイックミラー41aの後段に配置される第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bは、照明光学系30の第1レンズアレイ31、第2レンズアレイ32、及び偏光変換装置34を経た複数の部分光束を集光して、第1、第2、及び第3液晶パネル61g,61b,61rの画像形成領域上に重畳させて入射させる。この際、両レンズアレイ31,32を経た照明光は、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35b等を経て光束の状態が調整され、光変調部60の照明領域、すなわち各色光LG,LB,LR用の液晶パネル61g,61b,61rの画像形成領域を均一に重畳照明する。また、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bは、その配置や焦点距離や口径等の調整によって、照明光学系30の各光路OP1,OP2,OP3に関するF値を一定以下に小さくしつつ、照明光学系30のテレセントリック性を確保している。
第1コンデンサレンズ35aは、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第1液晶パネル61gまでの第1光路OP1において、第1ダイクロイックミラー41aと第2ダイクロイックミラー41bとの間の区間に設けられている。そして、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第1ダイクロイックミラー41aまでの区間や、第2ダイクロイックミラー41bから第1液晶パネル61gまでの区間においては、何等のレンズも設けられていない。別の観点からすると、この第1コンデンサレンズ35aは、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第1液晶パネル61gの画像形成領域、すなわち光変調面までの距離をLとし、これを3等分した場合に、中央の区間(具体的には(1/3)L〜(2/3)L)の位置に配置される。なお、第1ダイクロイックミラー41aの透過光路上に設けられた第1コンデンサレンズ35aは、第3光路OP3上にも第1光路OP1と共通して設けられている。
また、第2コンデンサレンズ35bは、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第2液晶パネル61bまでの第2光路OP2において、第1ダイクロイックミラー41aと第1折曲ミラーである青色用反射ミラー42aとの間の区間に設けられている。そして、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第1ダイクロイックミラー41aまでの区間や、青色用反射ミラー42aから第2液晶パネル61bまでの区間においては、何等のレンズも設けられていない。別の観点からすると、この第2コンデンサレンズ35bは、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第2液晶パネル61bの画像形成領域、すなわち光変調面までの距離をLとし、これを3等分した場合に、中央の区間(具体的には(1/3)L〜(2/3)L)の位置に配置される。
第3光路OP3において、第2ダイクロイックミラー41b以降の区間には、一対のリレーレンズ44,45とフィールドレンズ46とが設けられている。一対のリレーレンズ44,45は、入射側の第1のリレーレンズ44の直前に形成された像を、略そのまま射出側のフィールドレンズ46に伝達することにより、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止している。つまり、両リレーレンズ44,45は、赤色用の第3光路OP3が緑色用の第1光路OP1や青色用の第2光路OP2よりも相対的に長くなることを補償したものである。なお、第2及び第3折曲ミラーである赤色用反射ミラー42b,42cは、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41bを通過した赤色光LRを、2度に亘って折り返して第3液晶パネル61r側に導くためのものである。
図2は、図1に示す第1コンデンサレンズ35aの配置や結像作用について概念的に説明した展開図である。なお、図2は、説明の便宜上のものであり、第1光路OP1上の第2ダイクロイックミラー41bによる反射を除いた直線系の光路に第1光路OP1を置き換えた場合の光線の状態を表している。以下、説明の便宜上、小レンズ31a,32a単位で説明する。
図2に示すように、第1コンデンサレンズ35aがテレセントリック化の機能を有することにより、第1コンデンサレンズ35aの射出側において、第1レンズアレイ31を構成する小レンズ31aの射出端面31bの中心点から射出される光線L2は、その主光線L2aがシステム光軸OAに対して平行な状態となって第1液晶パネル61gに入射する。また、射出端面31bの中心点以外の点から射出される光線L1,L3についても同様に、それぞれの主光線L1a,L3aがシステム光軸OAに対して平行な状態となって第1液晶パネル61gに入射する。つまり、第1コンデンサレンズ35aと小レンズ32aとを合わせた光学系は、テレセントリックなものとなっている。結果的に、小レンズ31aで分割された部分光束は、その中心の主光線L2aに略平行な状態となって第1液晶パネル61gに入射する。また、小レンズ31aの射出端面31bの各点から射出された光線L1,L2,L3は、小レンズ32a及び第1コンデンサレンズ35aを経て第1液晶パネル61gの画像形成領域上に小レンズ31aの像を結像させるように入射する。
以上は、第1レンズアレイ31のうちシステム光軸OA上の単一の小レンズ31aを通過する光線についての説明であったが、システム光軸OAから外れた残りの小レンズ(不図示)を通過する光線についても同様の結像作用が生じる。つまり、テレセントリック光学系によって、第1レンズアレイ31の各小レンズ31aの像が第1液晶パネル61g上に投影され、各小レンズ31aで分割された部分光束は、それぞれの主光線に略平行な状態となって第1液晶パネル61gに入射する。この主光線は、図示を省略しているが、システム光軸OAに対してそれぞれの小レンズの配置に対応して一定の角度を有している。部分光束が第1液晶パネル61gに入射する際、第1レンズアレイ31のシステム光軸OA上の小レンズ31a以外の残りの小レンズを通過した部分光束の中心の主光線(不図示)は、第1液晶パネル61g上において、それぞれの小レンズの配置、すなわちシステム光軸OAからのずれに対応して傾く結果として、システム光軸OAの小レンズ31aで分割された部分光束の主光線L2aと第1液晶パネル61g上で交差するものとなる。そのため、第1液晶パネル61g上において各小レンズ31aからの部分光束が重畳されたものとなり、照明光学系30全体としてテレセントリック性を保った重畳照明を実現することができる。このような状態は、第1コンデンサレンズ35aの前側焦点付近に照明光学系30の第2レンズアレイ32が配置され、第1コンデンサレンズ35aの後側焦点付近に第1液晶パネル61gが配置されることによって実現される。
なお、第2コンデンサレンズ35bについても第1コンデンサレンズ35aと同様の配置や結像作用となっている。
図1に戻って、光変調部60は、3色の照明光LG,LB,LRがそれぞれ入射する3つの液晶パネル61g,61b,61rを備える。ここで、緑色光LG用の第1液晶パネル61gと、これを挟む一対の偏光フィルタ62g,62gとは、照明光を画像情報に基づいて2次元的に輝度変調するための緑色用の液晶ライトバルブを構成する。また、青色光LB用の第2液晶パネル61bと、これを挟む一対の偏光フィルタ62b,62bも、青色用の液晶ライトバルブを構成し、同様に、赤色光LR用の第3液晶パネル61rと、これを挟む一対の偏光フィルタ62r,62rも、赤色用の液晶ライトバルブを構成する。各液晶パネル61g,61b,61rは、一対の透明なガラス基板間に電気光学物質である液晶を密閉封入したものであり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に従って、それぞれに入射した偏光の偏光方向を変調する。
第1光路OP1に導かれた緑色光LGは、第1ダイクロイックミラー41aと第1コンデンサレンズ35aと第2ダイクロイックミラー41bとを介して第1液晶パネル61g内の画像形成領域を照明する。第2光路OP2に導かれた青色光LBは、第1ダイクロイックミラー41aと第2コンデンサレンズ35bと青色用反射ミラー42aとを介して第2液晶パネル61b内の画像形成領域を照明する。第3光路OP3に導かれた赤色光LRは、第1ダイクロイックミラー41aと第1コンデンサレンズ35aと第2ダイクロイックミラー41bとリレーレンズ44,45と赤色用反射ミラー42b,42cとフィールドレンズ46とを介して第3液晶パネル61r内の画像形成領域を照明する。
各液晶パネル61g,61b,61rは、入射した照明光の偏光方向の空間的分布を変化させるための非発光で透過型の光変調装置である。各液晶パネル61g,61b,61rにそれぞれ入射した各色光LG,LB,LRは、各液晶パネル61g,61b,61rに電気的信号として入力された駆動信号或いは制御信号に応じて、画素単位で偏光状態が調整される。その際、偏光フィルタ62g,62b,62rによって、各液晶パネル61g,61b,61rに入射する照明光の偏光方向が調整されるとともに、偏光フィルタ62g,62b,62rによって、各液晶パネル61g,61b,61rから射出される光から所定の偏光方向の変調光が取り出される。
クロスダイクロイックプリズム70は、偏光フィルタ62g,62b,62rから射出された各色光LG,LB,LR毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光合成光学系である。このクロスダイクロイックプリズム70は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、X字状に交差する一対の誘電体多層膜71,72が形成されている。一方の第1誘電体多層膜71は赤色光LRを反射し、他方の第2誘電体多層膜72は青色光LBを反射する。このクロスダイクロイックプリズム70は、第3液晶パネル61rからの赤色光LRを第1誘電体多層膜71で反射して進行方向左側に射出させ、第1液晶パネル61gからの緑色光LGを第1及び第2誘電体多層膜71,72を介して直進・射出させ、第2液晶パネル61bからの青色光LBを第2誘電体多層膜72で反射して進行方向右側に射出させる。
このようにクロスダイクロイックプリズム70で合成された像光は、拡大投影レンズとしての投射光学系80を経て、適当な拡大率でスクリーン(不図示)にカラー画像として投射される。
以上説明した本実施形態のプロジェクタ10では、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bが重畳及びテレセントリック化の機能を有する単レンズであることにより、プロジェクタ10の部品点数を減らせるためコストダウンと省スペース化が可能となる。また、プロジェクタ10内のレンズの枚数が少ないため、レンズ用の固定部材等の設計を容易にすることができる。また、第1及び第2光路OP1,OP2において、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第1及び第2液晶パネル61g,61bまでの間に、レンズとしてそれぞれ第1コンデンサレンズ35a及び第2コンデンサレンズ35bのみが配置されている(具体的には、第1光路OP1において、第1コンデンサレンズ35aを第2レンズアレイ32の射出端面32bから(1/3)L〜(2/3)Lの位置に配置し、第2光路OP2において、第2コンデンサレンズ35bを第2レンズアレイ32の射出端面32bから(1/3)L〜(2/3)Lの位置に配置している)ため、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bを第2レンズアレイ32から離れた位置に配置させ、第2レンズアレイ32からの発散光を第1及び第2液晶パネル61g,61bに大きな入射角度で入射させることで、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bの焦点距離が短くなりF値を小さくすることができ、照明光の明るさを簡易にアップすることができる。
また、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bを両凸レンズとすることにより、球面収差を小さくすることができる。また、両レンズ面の曲率を調整することによりコバの位置を自由に設定できるため、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bを固定する機構の設定の自由度が増す。さらに、第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bを非球面にすることにより、より無駄のない重畳が可能になり、照明光が明るくなる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタについて説明する。なお、第2実施形態のプロジェクタ110は、第1実施形態のプロジェクタ10を一部変更したものであり、特に説明しない部分については第1実施形態と同様であるものとする。
図3は、第2実施形態に係るプロジェクタ110の光学系の構成を説明する概念図である。図3のプロジェクタ110において、色分離導光光学系40は、初段反射ミラー42dと、コンデンサレンズ35と、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41bと、青色用反射ミラー42aと、赤色用反射ミラー42b,42cと、リレーレンズ44,45と、フィールドレンズ46とを備える。これらのうち、初段折曲ミラーである初段反射ミラー42dは、照明光学系30を経た照明光を反射し、色分離導光光学系40に導く。
コンデンサレンズ35は、第1実施形態の第1及び第2コンデンサレンズ35a,35bと同様に例えば入射側に非球面を有する両凸レンズであり、分割光束の重畳とテレセントリック性の確保の2つの機能を有する。
コンデンサレンズ35は、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第1及び第2液晶パネル61g,61bまでの第1及び第2光路OP1,OP2において、初段反射ミラー42dと第1ダイクロイックミラー41aとの間の区間に設けられている。そして、第2レンズアレイ32の射出端面32bから初段反射ミラー42dまでの区間や、第1ダイクロイックミラー41aから第1及び第2液晶パネル61g,61bまでの区間においては、何等のレンズも設けられていない。別の観点からすると、このコンデンサレンズ35は、第2レンズアレイ32の射出端面32bから第1及び第2液晶パネル61g,61bの画像形成領域、すなわち光変調面までの距離をそれぞれL,Lとし、これを3等分した場合に、中央の区間(具体的には、(1/3)L〜(2/3)L、(1/3)L〜(2/3)L)の位置に配置される。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
すなわち、上記実施形態のプロジェクタ10等では、コンデンサレンズ35a等は非球面レンズを用いたが、球面レンズを用いてもよい。この場合、コンデンサレンズ35a等に球面レンズを用いることにより、コストを下げることができる。球面レンズには、例えば低分散であるLAF2(屈折率1.7)、EF2(屈折率1.6)が用いられる。また、コンデンサレンズ35a等は両凸レンズに限らず、平凸レンズを用いることもできる。コンデンサレンズ35a等を平凸レンズとすれば、加工が容易で製造コストを低くできる。
また、上記実施形態のプロジェクタ10等では、照明光学系30を第1及び第2レンズアレイ31,32、偏光変換装置34、及びコンデンサレンズ35a,35b,35で構成したが、第1及び第2レンズアレイ31,32等についてはこれを省略することができ、或いはこれをロッドインテグレータに置き換えることができる。この場合、ロッドインテグレータの例えば入射端面が第1コンデンサレンズ35a等の配置の際の基準面となる。
また、上記実施形態のプロジェクタ10等では、緑色光LG、青色光LB、及び赤色光LRを、第1光路OP1、第2光路OP2、及び第3光路OP3にそれぞれ導く場合について説明したが、色分離光学系である第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41b等の設計変更によって、これらの組み合わせを自在に変更することができる。例えば緑色光LGや青色光LBを長い第3光路OP3に導くことができる。
また、上記実施形態のプロジェクタ10等では、第1及び第2光路OP1,OP2の長さを等しくし、第3光路OP3の長さを長くしたが、第2及び第3光路OP2,OP3の長さを第1光路OP1の長さよりも長くしてもよい。
また、上記実施形態のプロジェクタ10等では、照明光を3色に分離して3つの液晶パネル61g,61b,61rに照射する構成となっているが、照明光を分離せず、1つの液晶パネルに照射してもよい。
また、上記実施形態のプロジェクタ10等では、リレーレンズ44,45及びフィールドレンズ46を介して、第1コンデンサレンズ35a等によって形成された赤色光LRの像を、略そのまま第3液晶パネル61r上に投影させているが、これらのうち、例えばフィールドレンズ46等については、これを省略することもできる。これは、第1コンデンサレンズ35aによって実現されるテレセントリック性を、第3光路OP3でもリレーレンズ44,45の存在だけで利用できるからである。
また、本発明は、投射像を観察する側から投射するフロント投射型プロジェクタにも、投射像を観察する側とは反対の側から投写するリア投射型プロジェクタにも適用可能である。
また、上記実施形態のプロジェクタ10等では、照明光LG,LB,LRの分離及び合成にクロスダイクロイックプリズム70を用いたが、光合成光学系の他の例であるクロスダイクロイックミラーを用いてもよい。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの構成を説明する概念図である。 図1の第1コンデンサレンズの配置や結像作用について説明した展開図である。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの構成を説明する概念図である。
符号の説明
10,110…プロジェクタ、 20…光源ランプユニット、 30…照明光学系、 40…色分離導光光学系、 41a,41b…ダイクロイックミラー, 42a,42b,42c、42d…反射ミラー、 35a,35b,35…コンデンサレンズ、 44,45…リレーレンズ、 46…フィールドレンズ、 60…光変調部、 61g,61r,61b…液晶パネル、 62g,62b,62r…偏光フィルタ、 70…クロスダイクロイックプリズム、 80…投射光学系、 LG…緑色光、 LB…青色光、 LR…赤色光、 OA…システム光軸

Claims (9)

  1. 光源光を射出する光源と、
    前記光源から射出された光源光を複数の部分光束に分割する第1レンズアレイと、
    前記第1レンズアレイから射出された前記複数の部分光束を集光する第2レンズアレイと、
    前記第2レンズアレイから射出された前記複数の部分光束を対象とする照明領域に重畳させるコンデンサレンズと、
    前記コンデンサレンズを経た光束を画像情報に応じて変調する液晶パネルと、
    を備え、
    前記コンデンサレンズは、前記重畳に際してテレセントリックな特性の照明を実現する単レンズであり、
    前記第2レンズアレイと前記液晶パネルとの間には、レンズとして前記コンデンサレンズのみが配置されている、プロジェクタ。
  2. 前記コンデンサレンズは前記第2レンズアレイの射出端面から前記液晶パネルの光変調面までの光路の長さを3等分した区間のうち中間の区間内に配置されている、請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記第2レンズアレイから射出された光束を第1色光と他の色光とに分離する第1色分離ミラーと、前記他の色光のうち、第2色光と第3色光とを分離する第2色分離ミラーと、前記第1色分離ミラーで反射された前記第1色光を再度反射して光路を折り曲げる第1折曲ミラーと、前記第2分離ミラーを透過した前記第3色光を反射して光路を折り曲げる第2及び第3折曲ミラーとを有する色分離導光光学系とをさらに備え、前記コンデンサレンズは、前記第1色分離ミラーと前記第1折曲ミラーとの間、及び前記第1色分離ミラーと前記第2色分離ミラーとの間にそれぞれ配置されている、請求項1又は請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記第2レンズアレイから射出された光束を反射して光路を折り曲げる初段折曲ミラーと、前記初段折曲ミラーで折り曲げられた光束を第1色光と他の色光とに分離する第1色分離ミラーと、前記他の色光のうち、第2色光と第3色光とを分離する第2色分離ミラーと、前記第1色分離ミラーで反射された前記第1色光を再度反射して光路を折り曲げる第1折曲ミラーと、前記第2分離ミラーを透過した前記第3色光を反射して光路を折り曲げる第2及び第3折曲ミラーとを有する色分離導光光学系とをさらに備え、前記コンデンサレンズは、前記初段折曲ミラーと前記第1色分離ミラーとの間に配置されている、請求項1又は請求項2に記載のプロジェクタ。
  5. 前記色分離導光光学系で分離された前記第1、第2、及び第3色光を、画像情報に応じてそれぞれ変調する第1、第2、及び第3液晶パネルと、前記第1、第2、及び第3液晶パネルで変調された前記第1、第2、及び第3色光の像光を合成する光合成光学系と、前記光合成光学系を経た像光を投射する投射光学系とをさらに備える、請求項3又は請求項4に記載のプロジェクタ。
  6. 前記色分離導光光学系において、光路長の最も長い前記第3色光の光路上にリレーレンズをさらに備える、請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  7. 前記コンデンサレンズは、両凸レンズである、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  8. 前記コンデンサレンズは、非球面レンズである、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  9. 前記コンデンサレンズは、球面レンズである、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
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