JP2010113266A - 投射型表示装置 - Google Patents

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和幸 飯沼
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Abstract

【課題】光学エンジンを大型化することなく光利用効率を向上させることができる投射型
表示装置を提供すること。
【解決手段】反射偏光板62と液晶パネル61g,61r,61bとの間に凸レンズ40
を設けることにより、凸レンズ40を照明系のフィールドレンズとしても投射光学系の一
部(後玉)としても機能させることができる。また、凸レンズ40は、照明光LG,LR
,LBにおいてテレセントリックな特性を実現でき、投射光を集光し発散を抑えることが
できる。以上のことにより、均一化光学系30のF値を小さく維持しつつ投射光学系のF
値を小さく設定することができる。また、凸レンズ40により光線が集光するため、投射
レンズ本体80の開口を小さくすることができる。また、これに伴い反射偏光板62も小
さくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明光を光変調装置によって変調し、変調された像光を投射する投射型表示
装置に関する。
従来の投射型表示装置として、略平行光束を射出する光源と、光源からの平行光を偏光
分離し変調光を検光する偏光ビームスプリッタと、複数のプリズムと複数のダイクロイッ
ク膜とから構成され照明光を緑、青、赤の3色の光路に分離又は合成する色分解合成プリ
ズムと、3色の照明光によってそれぞれ照明される3つの反射型液晶ライトバルブと、こ
れら3つの反射型液晶ライトバルブからの像を色分解合成プリズムで合成後、拡大像を投
射する投射レンズとを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−29202号公報
しかしながら、特許文献1のような反射型デバイスを有する投射型表示装置では、投射
レンズのバックフォーカスを長くとらざるをえず、その結果として、光利用効率が落ちる
という問題が生じる。また、投射レンズのF値を小さくしようとすると、色分離合成プリ
ズム等のサイズが大きくなり、光学エンジンが大型化するという問題が生じる。
そこで、本発明は、光学エンジンを大型化することなく光利用効率を向上させることが
できる投射型表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る投射型表示装置は、入射した光の偏光状態を変
化させることによって画像光の形成を可能にする反射型光変調素子と、反射型光変調素子
に入射した光の第1方向及び第2方向のうちいずれか一方の偏光を透過させ、他方の偏光
を反射する偏光分離素子と、反射型光変調素子と偏光分離素子との間に設けられた凸レン
ズと、反射型光変調素子から射出され凸レンズと偏光分離素子とを経た像光を投射する投
射レンズ本体と、を備え、凸レンズは、投射レンズ本体とともに投射光学系として機能す
る。
上記投射型表示装置では、反射型光変調素子と偏光分離素子との間に凸レンズを設ける
ことにより、凸レンズを照明系のフィールドレンズとしても投射光学系の一部(後玉)と
しても機能させることができる。この際、凸レンズは、照明光についてテレセントリック
な特性を実現でき、投射光を集光しその発散を抑えることができる。以上のことにより、
照明系のF値を小さく維持しつつも照明輝度を安定させることができ、投射光学系のF値
を簡易に小さく設定することができる。見方を変えれば、凸レンズにより光線が集光する
ため、投射レンズ本体の開口、つまり投射レンズ本体のサイズを小さくすることができる
。また、これに伴い偏光分離素子も小さくすることができる。
また、本発明の具体的な態様又は側面によれば、光を射出する光源と、光源から射出し
た光を複数の部分光束に分割するレンズアレイと、レンズアレイからの複数の部分光束を
重畳させる重畳レンズと、をさらに備える。この場合、レンズアレイにより光束を確実に
均一化することができる。
また、本発明の別の態様では、レンズアレイ及び重畳レンズを経て均一化され偏光分離
素子を経た光を第1色光、第2色光、及び第3色光に分離するとともに、第1色光に対応
して設けられた上述の反射型光変調素子である第1反射型光変調素子と、第2色光に対応
して設けられた第2反射型光変調素子と、第3色光に対応して設けられた第3反射型光変
調素子とを経た第1色光、第2色光、及び第3色光を合成するクロスダイクロイックプリ
ズムをさらに備える。この場合、第1及び第2分岐ミラーで分離された各色の光路を統合
することができ、各色の光路を経た変調光を合成したカラー投射光を形成することができ
る。
また、本発明のさらに別の態様では、第1色光はクロスダイクロイックプリズムを直進
し、第2色光及び第3色光はクロスダイクロイックプリズムで反射される。
また、本発明のさらに別の態様では、凸レンズは、偏光分離素子に対向する第1面とク
ロスダイクロイックプリズムに対向する第2面とを有し、第1面は凸面であり、第2面は
平面である。この場合、凸レンズは第1面に入射する光線を集光し、効率よく各反射型光
変調素子に導くことができる。また、第2面の平面はアライメントのための基準面として
用いることができる。
また、本発明のさらに別の態様では、凸レンズは、第2面においてクロスダイクロイッ
クプリズムに接合される。この場合、凸レンズの第2面が基準面としてクロスダイクロイ
ックプリズムの入射面と密着し、凸レンズとクロスダイクロイックプリズムとをアライメ
ントした状態で一括して固定することができる。
また、本発明のさらに別の態様では、凸レンズは、筺体にアライメントして支持される
。この場合、凸レンズの光線の入射領域以外の部分を支持することとなり、光利用効率を
損なわずに凸レンズを安定して支持することができる。この際、凸レンズの第2面を利用
して凸レンズだけでなくクロスダイクロイックプリズムをアライメントして設置すること
ができる。
また、本発明のさらに別の態様では、偏光分離素子は、偏光ビームスプリッタ及び反射
偏光板のいずれか一方である。この場合、偏光ビームスプリッタ及び反射偏光板のいずれ
か一方に入射した光の第1方向及び第2方向のうちいずれか一方の偏光を透過させ、他方
の偏光を反射させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る投射型表示装置の構成を説明する概念図である。ま
た、図2は、図1の投射型表示装置の展開図である。また、図3は、図1の投射型表示装
置を構成する凸レンズ、色分離合成光学系、及び光変調部周辺を拡大した図である。
この投射型表示装置10は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調してカラ
ーの光学像を形成し、この光学像をスクリーン上に拡大投射するための光学機器であり、
光源ランプユニット20と、均一化光学系30と、凸レンズ40と、色分離合成光学系5
0と、光変調部60と、投射レンズ本体80とを備えて構成される。ここで、光源ランプ
ユニット20と均一化光学系30とは、色分離合成光学系50等に入射させるための照明
光を生成する照明装置を構成する。また、凸レンズ40と投射レンズ本体80とは、拡大
投射用の投射光学系を構成する。
光源ランプユニット20は、ランプ本体21から周囲に放射された光束を集めて射出し
、均一化光学系30等を介して光変調部60を照明するための光源である。光源ランプユ
ニット20は、発光管であるランプ本体21と、ランプ本体21から前方に射出された光
源光を反射する球面状の副鏡22と、ランプ本体21から後方に射出された光源光を反射
する楕円面状の主鏡23と、コリメート用の凹レンズ24とを備える。この光源ランプユ
ニット20において、ランプ本体21から射出された略白色の光源光は、副鏡22を介し
て又は直接的に主鏡23に入射して前方側に反射され、凹レンズ24によって平行化され
た状態で均一化光学系30側に射出される。なお、上述したランプ本体21には、各色の
波長に亘って高輝度の光を射出することができる点で、通常高圧水銀ランプが使用される
が、光源ランプユニット20に組み込み可能なランプは、高圧水銀ランプに限らず、各種
発光ランプとすることができ、LED等の固体発光素子とすることもできる。また、主鏡
23としては、楕円面に限らず放物面等の反射面形状を有する各種リフレクタを用いるこ
とができる。放物面状の主鏡23を用いた場合、主鏡23の後段に凹レンズ24等を設け
ることなく、光源ランプユニット20から平行光束を射出させることができる。
均一化光学系30は、光源ランプユニット20から射出された光束を複数の部分光束に
分割し対象とする照明領域に重畳して入射させることにより照度を均一化するとともに、
照明光を特定方向の偏光に変換する光学系であり、第1マルチレンズ31と、第2マルチ
レンズ32と、偏光変換装置34と、重畳レンズ35とを備えている。
第1マルチレンズ31は、レンズアレイとも呼ばれ、ランプ本体21から射出された光
束を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、システム光軸OA
と直交する面内にマトリクス状に配列される複数の小レンズ31aを備えて構成される。
各小レンズ31aの輪郭形状は、後述する光変調部60を構成する液晶パネル61g,6
1r,61bの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。第2マル
チレンズ32は、前述した第1マルチレンズ31により分割された複数の部分光束を集光
する光学素子である。第2マルチレンズ32は、第1マルチレンズ31と同様にシステム
光軸OAに直交する面内にマトリクス状に配列される複数の小レンズ32aを備えている
が、集光を目的としているため、各小レンズ32aの輪郭形状が液晶パネル61g,61
r,61bの画像形成領域の形状と正確に対応している必要はない。なお、以上の第1及
び第2マルチレンズ31,32と、以下に説明する重畳レンズ35や凸レンズ40とは、
入射光を分割と重ね合わせよって均一化する光インテグレータとして機能する。
偏光変換装置34は、PBS(偏光ビームスプリッタ)アレイ34aと複数の位相差板
34bとで形成されており、第1マルチレンズ31により分割された各部分光束の偏光方
向を一方向の直線偏光に揃える役割を有する。この偏光変換装置34のPBSアレイ34
aは、詳細な図示を省略しているが、システム光軸OAに対して傾斜配置される偏光分離
膜及び反射ミラーを交互に配列した構成を具備する。前者の偏光分離膜は、各部分光束に
含まれるP偏光及びS偏光のうち、一方の偏光を透過し、他方の偏光を反射する。反射さ
れた他方の偏光は、後者の反射ミラーによって曲折され、一方の偏光の射出方向、すなわ
ちシステム光軸OAに沿った方向に射出される。射出された偏光のいずれかは、偏光変換
装置34の光束射出面にストライプ状に設けられる位相差板34bによって偏光変換され
、すべての偏光の偏光方向が揃えられる。このような偏光変換装置34を用いることによ
り、ランプ本体21から射出される光束を、一方向の偏光に揃えることができるため、光
変調部60で利用する光源光の利用率を向上させることができる。
重畳レンズ35は、後述する凸レンズ40と協働することにより、第1マルチレンズ3
1と、第2マルチレンズ32と、偏光変換装置34とを経た複数の部分光束を集光して、
液晶パネル61g,61r,61bの画像形成領域上に重畳させて入射させる。つまり、
両マルチレンズ31,32と重畳レンズ35とを経た照明光は、次段に設けたフィールド
レンズとしての凸レンズ40等を経て光束の状態が調整され、光変調部60の照明領域す
なわち各色の液晶パネル61g,61r,61bの画像形成領域を均一に重畳照明する。
凸レンズ40は、後述する反射偏光板62を透過した偏光を集光する平凸レンズである
。図3等に示すように、凸レンズ40は、その第1面40a(均一化光学系30側)が凸
面となっており、第2面40b(クロスダイクロイックプリズム51側)が平面となって
いる。また、凸レンズ40の周縁部40cは、筺体41によってアライメントされた状態
で支持されている。凸レンズ40の平坦な第2面40bは、後述するクロスダイクロイッ
クプリズム51の均一化光学系30側の端面51cに透明樹脂等を介して接合されている
凸レンズ40は、均一化光学系30の重畳レンズ35と協働して、均一化光学系30の
F値を一定以下に小さくしつつ、均一化光学系30のテレセントリック性を確保している
。ここで、均一化光学系30のF値は均一化光学系30の明るさを意味し、F値が小さい
ほど均一化光学系30は明るくなる。
色分離合成光学系50は、クロスダイクロイックプリズム51で構成される。クロスダ
イクロイックプリズム51は、凸レンズ40等を経た偏光を3原色に分離する色分離光学
系である。また、クロスダイクロイックプリズム51は、液晶パネル61g,61r,6
1bから射出され各色光LG,LR,LB毎に変調された光学像を合成してカラー画像を
形成する色合成光学系でもある。クロスダイクロイックプリズム51の端面51cは、入
射光に対して垂直に配置されており、上述のように凸レンズ40を接合して固定する部分
となっている。
このクロスダイクロイックプリズム51は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視
略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、X字状に交差する一対の
誘電体多層膜51a,51bが形成されている。一方の第1誘電体多層膜51aは赤色光
LRを反射させ、他方の第2誘電体多層膜51bは青色光LBを反射させる。
具体的には、クロスダイクロイックプリズム51は、反射偏光板62及び凸レンズ40
等を経た偏光のうち赤色光LRを第1誘電体多層膜51aで反射させて進行方向左側に射
出させ液晶パネル61rに入射させる。また、反射偏光板62及び凸レンズ40等を経た
偏光のうち緑色光LGを第1及び第2誘電体多層膜51a,51bを介して直進・射出さ
せ、液晶パネル61gに入射させる。また、反射偏光板62及び凸レンズ40等を経た偏
光のうち青色光LBを第2誘電体多層膜51bで反射させて進行方向右側に射出させ液晶
パネル61bに入射させる。以上により、クロスダイクロイックプリズム51は、反射偏
光板62及び凸レンズ40等を経た偏光を赤色光LRと緑色光LGと青色光LBとに分離
する。
また、クロスダイクロイックプリズム51は、液晶パネル61rから射出された変調光
としての赤色光LRを第1誘電体多層膜51aで反射させて進行方向右側に射出させる。
また、液晶パネル61gから射出された変調光としての緑色光LGを第1及び第2誘電体
多層膜51a,51bを介して直進・射出させる。また、液晶パネル61bから射出され
た変調光としての青色光LBを第2誘電体多層膜51bで反射させて進行方向左側に射出
させる。以上により、クロスダイクロイックプリズム51は、液晶パネル61g,61r
,61bでそれぞれ変調された赤色光LRと緑色光LGと青色光LBとを合成し、凸レン
ズ40側へ射出する。
光変調部60は、3色の照明光LG,LR,LBがそれぞれ入射する3つの液晶パネル
61g,61r,61bと、クロスダイクロイックプリズム51を介在させることによっ
てこれら液晶パネル61g,61r,61bに対して光学的に対向配置される反射偏光板
62とを備える。
液晶パネル61g,61r,61bは、反射型光変調素子であり、各液晶パネル61g
,61r,61bにそれぞれ入射した各色光LG,LR,LBの偏光状態を、各液晶パネ
ルに電気的信号として入力された駆動信号或いは制御信号に応じて、画素単位で調整する
3つの液晶パネル61g,61r,61bのうち緑色光LG用の液晶パネル61gは、
その入出射面6gがクロスダイクロイックプリズム51の端面51dに接合されている。
また、赤色光LR用の液晶パネル61rは、その入出射面6rがクロスダイクロイックプ
リズム51の端面51eに接合されている。また、青色光LB用の液晶パネル61bは、
その入出射面6bがクロスダイクロイックプリズム51の端面51fに接合されている。
反射偏光板62は、偏光分離素子であり、反射偏光板62に入射した光の第1方向(具
体的にはS偏光)及び第2方向(具体的にはP偏光)のうちいずれか一方の偏光(例えば
、P偏光)を透過させ、他方の偏光(例えば、S偏光)を反射させる。すなわち、反射偏
光板62は、各液晶パネル61g,61r,61bに入射する照明光の偏光方向を調整す
るとともに、各液晶パネル61g,61r,61bから射出される光から所定の偏光方向
の変調光を取り出す。
投射レンズ本体80は、凸レンズ40と協働することにより、拡大投影用の投射光学系
として機能する。ここで、凸レンズ40はフィールドレンズとしての機能と投射光学系の
後玉としての機能とを兼用している。また、投射レンズ本体80は、複数のレンズ81,
82,83,84,85で構成される。なお、投射レンズ本体80には、ズーム用の駆動
機構やフォーカス用の駆動機構を設けることができる。
クロスダイクロイックプリズム51で合成された変調光は凸レンズ40において集光さ
れ、反射偏光板62において一方向の偏光が反射され、このように反射された変調光の投
射レンズ本体80に入射する。投射レンズ本体80を経た像光は、適当な拡大率でスクリ
ーン(不図示)にカラー画像として投射される。
以上説明した本実施形態の投射型表示装置10では、反射偏光板62と液晶パネル61
g,61r,61bとの間に凸レンズ40を設けることにより、凸レンズ40を照明系の
フィールドレンズとしても投射光学系の一部(後玉)としても機能させることができる。
また、凸レンズ40は、照明光LG,LR,LBにおいてテレセントリックな特性を実現
でき、投射光を集光し発散を抑えることができる。以上のことにより、均一化光学系30
のF値を小さく維持しつつ投射光学系のF値を小さく設定することができる。また、凸レ
ンズ40により光線が集光するため、投射レンズ本体80の開口を小さくすることができ
る。また、これに伴い反射偏光板62も小さくすることができる。
また、凸レンズ40の第2面40bが基準面としてクロスダイクロイックプリズム51
の端面51cと密着することにより、凸レンズ40とクロスダイクロイックプリズム51
とをアライメント固定することができる。この際、筺体41により凸レンズ40の光線の
入射領域以外の部分(すなわち、周縁部40c)を支持することになり、光利用効率を損
なわずに凸レンズ40を安定して支持することができる。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能で
あり、例えば次のような変形も可能である。
すなわち、上記実施形態の投射型表示装置10では、偏光分離素子として反射偏光板6
2を用いているが、例えばキューブ状の偏光ビームスプリッタ(PBS)を用いることも
できる。
また、上記実施形態の投射型表示装置10では、均一化光学系30を第1及び第2マル
チレンズ31,32、偏光変換装置34、及び重畳レンズ35で構成したが、マルチレン
ズ31,32等についてはこれを省略することができ、或いはこれをロッドインテグレー
タに置き換えることができる。
また、本発明は、投射画像を観察する側から投射するフロント投射型投射型表示装置に
も、投射画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投射型投射型表示装置にも適用
可能である。
また、上記実施形態において、照明光LG,LR,LBの分離及び合成にクロスダイク
ロイックプリズム51を用いたが、クロスダイクロイックミラーを用いてもよい。
本発明の一実施形態に係る投射型表示装置の構成を説明する概念図である。 図1の投射型表示装置の展開図である。 図1の投射型表示装置を構成する凸レンズ、色分離合成光学系、及び光変調部周辺を拡大した図である。
符号の説明
10…投射型表示装置、 20…光源ランプユニット、 30…均一化光学系、 40
…凸レンズ、 41…筺体、 50…色分離合成光学系、 51…クロスダイクロイック
プリズム、 60…光変調部、61g,61r,61b…液晶パネル、 62…反射偏光
板、 80…投射レンズ本体、 LG…緑色光、 LR…赤色光、 LB…青色光、 O
A…システム光軸

Claims (8)

  1. 入射した光の偏光状態を変化させることによって画像光の形成を可能にする反射型光変
    調素子と、
    前記反射型光変調素子に入射した光の第1方向及び第2方向のうちいずれか一方の偏光
    を透過させ、他方の偏光を反射する偏光分離素子と、
    前記反射型光変調素子と前記偏光分離素子との間に設けられた凸レンズと、
    前記反射型光変調素子から射出され前記凸レンズと前記偏光分離素子とを経た像光を投
    射する投射レンズ本体と、
    を備え、
    前記凸レンズは、前記投射レンズ本体とともに投射光学系として機能する、投射型表示
    装置。
  2. 光を射出する光源と、前記光源から射出した光を複数の部分光束に分割するレンズアレ
    イと、前記レンズアレイからの前記複数の部分光束を重畳させる重畳レンズと、をさらに
    備える、請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記レンズアレイ及び前記重畳レンズを経て均一化され前記偏光分離素子を経た光を第
    1色光、第2色光、及び第3色光に分離するとともに、前記第1色光に対応して設けられ
    た前記反射型光変調素子である第1反射型光変調素子と、前記第2色光に対応して設けら
    れた第2反射型光変調素子と、前記第3色光に対応して設けられた第3反射型光変調素子
    とを経た前記第1色光、前記第2色光、及び前記第3色光を合成するクロスダイクロイッ
    クプリズムをさらに備える、請求項2に記載の投射型表示装置。
  4. 前記第1色光は前記クロスダイクロイックプリズムを直進し、前記第2色光及び前記第
    3色光は前記クロスダイクロイックプリズムで反射される、請求項3に記載の投射型表示
    装置。
  5. 前記凸レンズは、前記偏光分離素子に対向する第1面と前記クロスダイクロイックプリ
    ズムに対向する第2面とを有し、
    前記第1面は凸面であり、前記第2面は平面である、請求項3及び請求項4のいずれか
    一項に記載の投射型表示装置。
  6. 前記凸レンズは、前記第2面において前記クロスダイクロイックプリズムに接合される
    、請求項5に記載の投射型表示装置。
  7. 前記凸レンズは、筺体にアライメントして支持される、請求項5及び請求項6のいずれ
    か一項に記載の投射型表示装置。
  8. 前記偏光分離素子は、偏光ビームスプリッタ及び反射偏光板のいずれか一方である、請
    求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の投射型表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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