JP2010151772A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 第１吸排口と第２吸排口とを有する反転作動可能な油圧ポンプと、
   ピストンと、該ピストンによって内部空間が第１圧力室と第２圧力室に区切られるスリーブと、該ピストンに連結されると共に先端が該スリーブの外部に突出するピストンロッドとを備えた油圧シリンダユニットと、
   前記第１圧力室と前記第１吸排口とを接続する第１配管と、
   前記第２圧力室と前記第２吸排口とを接続する第２配管と、
   を有し、前記油圧ポンプが反転作動することによって前記第１及び第２圧力室に交互に油圧を掛けて前記ピストンを上下動させるアクチュエータであって、
   前記第１及び第２配管を連通させるバイパス管と、
   前記バイパス管の中途に設けられた、前記第１及び第２の圧力室に所定の圧力を加えるアキュムレータと、をさらに有し、
   前記所定の圧力の大きさは、前記油圧シリンダユニットの駆動に必要な最低圧力よりも大きく設定されていることを特徴とするアクチュエータ。
2. 前記油圧ポンプを駆動するサーボモータをさらに有することを特徴とする請求項１に記載のアクチュエータ。
3. 前記油圧ポンプがピストンポンプであることを特徴とする請求項１又は２に記載のアクチュエータ。
4. センサと、前記サーボモータを制御するコントローラとをさらに有し、
   前記コントローラは、前記センサの検出結果に基づいて前記サーボモータを制御する
   ことを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
5. 前記センサが、前記ピストンロッドの変位、速度或いは加速度を計測する第２のセンサを含み、
   前記コントローラは、前記センサの検出結果に基づいて前記ピストンロッドが所定の変位、速度或いは加速度で駆動されるよう前記サーボモータを制御する
   ことを特徴とする請求項４に記載のアクチュエータ。
6. 請求項１から５のいずれか一項に記載のアクチュエータと、
   前記ピストンロッドの先端に設けられた加振テーブルと
   を有し、前記油圧ポンプを正逆方向に反転作動することによって前記加振テーブル上に固定された被検体を振動させる振動試験装置。
7. 前記コントローラは、前記センサの検出結果に基づいて前記加振テーブルが所定の変位、速度或いは加速度の波形で振動するよう前記サーボモータを制御することを特徴とする請求項４を引用する請求項６に記載の振動試験装置。
8. 前記センサが、前記被検体に加わる荷重を計測する荷重センサを含み、
   前記コントローラは、前記センサの検出結果に基づいて、前記被検体に加わる荷重が所定の波形に従って変化するよう前記油圧シリンダユニットを制御する
   ことを特徴とする請求項４を引用する請求項６に記載の振動試験装置。