JP2010148961A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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【課題】展開型おむつと同様にもパンツ型おむつと同様にも使用でき、腹側に配される部分の意図しない開放が生じ難く、サイズ調整の自由度の高い使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】吸収性本体2と、互いに連結された腹側部3及び背側部4とを具備し、腹側部3の一部が吸収性本体の一端部に固定され、背側部4の一部が吸収性本体の他端部に固定されており、腹側部3は、一対の破断誘導線33に挟まれた中央部分31と破断誘導線33を介して中央部分31に連設された外方部34とを有し、外方部34には、止着部を有するファスニングテープ5が設けられ、ファスニングテープ5は、外方部の内面側34に折り畳まれ且つ止着部が外方部34内面に向けられており、外方部34は、破断誘導線33の破断により中央部分31から分離可能であり、ファスニングテープ5は、外方部34と中央部分42との分離により生じさせた端縁より外方に向かって延出させ得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、展開型おむつと同様にもパンツ型おむつと同様にも使用できる使い捨ておむつに関する。
従来、長手方向一端部の両側部に一対のファスニングテープを有し、該ファスニングテープを長手方向他端部の外面に設けたランディンゾーンに止着して用いる使い捨ておむつ(以下、展開型おむつという)と、ウエスト開口部と一対のレッグ開口部とが予め形成されている使い捨ておむつ(以下、パンツ型おむつという)が広く知られている。
展開型おむつは、寝た状態で着脱することができ、また、テープの止着位置をずらしてフィット性の調整が可能で、製造コストが安い等の利点があるが、起立状態で装着することは困難である。他方、パンツ型おむつは、下着であるパンツやショーツと同様に着脱でき、起立状態で装着することが容易であるが、寝た状態で装着することは容易ではない。
また、特許文献1には、パンツ型の形態のまま着脱可能であるが、腹側に配される部分の両側部を開放可能とし、該両側部それぞれにファスニングテープを設けた使い捨ておむつが記載されている。
また、特許文献2には、パンツ型おむつにおける着用者の腹側に配される部分を、中央区域とその左右両側に位置する横区域とから構成し、横区域と中央区域とを、両者間に跨るようにそれらの外面に配したファスナーにより連結した使い捨ておむつが記載されている。
更に、特許文献3には、パンツ型おむつにおける着用者の腹側に配される部分を、腹側の中央部に配される前部と、該前部の中央部付近で端部同士を突き合わせるように配された左右一対の横区域ととから構成し、前部に設けたファスナーにより、両横区域を前部の外面側に固定してある使い捨ておむつが記載されている。
特表2002−532196号公報 特表2003−529399号公報 特表2003−526406号公報
特許文献1の使い捨ておむつは、パンツ型の形態のまま装着した状態においても、おむつ外面にファスニングテープが露出している。成人用おむつにおいては、着用者が、できれば使用したくないと思っていても種々の事情により使用せざるを得ない場合が多く、使い捨ておむつであることが一目瞭然である使い捨ておむつ(ファスニングテープが露出したおむつ)の使用は、着用者が不快に感じたり、精神的な負担を与える場合もある。従来の一般的なパンツ型おむつは、下着のパンツと同様に用いることができる上に、外観的にも比較的通常のパンツに似ているため、着用者が不快に感じたり、精神的な負担を感じにくいという利点があるが、特許文献1のおむつにおいては、そのような利点が損なわれている。
特許文献2の使い捨ておむつにおいては、中央区域とその左右両側の横区域とが、それらの外面側に配したファスナーにより連結されているため、ファスナーが意図せずに剥がれて、腹側に配される部分が開放されてしまう恐れがある。
特許文献3の使い捨ておむつにおいても、左右の横区域が、前部の中央で突き合わされた状態となっているため、そこから更に周長を小さくする場合には、左右の横区域が重なることになり、上側に重ねた横区域にめくれが生じやすく、サイズ調整がしにくい。
従って、本発明の目的は、展開型おむつと同様にもパンツ型おむつと同様にも使用でき、しかも腹側に配される部分の意図しない開放が防止され、更にサイズ調整の自由度が高い使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、吸収性コアを具備する吸収性本体と、互いに連結されている腹側部及び背側部とを具備し、前記腹側部の一部が、前記吸収性本体の長手方向の一端部に固定され、前記背側部の一部が、該吸収性本体の長手方向の他端部に固定されている使い捨ておむつであって、 前記腹側部は、一対の破断誘導線に挟まれた中央部分と、該破断誘導線を介して該中央部分に連設された外方部とを有し、該中央部分が、前記吸収性本体の前記一端部に固定されており、前記外方部には、止着部を有するファスニングテープが設けられ、該ファスニングテープは、該外方部の内面側に折り畳まれており且つ該止着部が該外方部の内面に向けられており、前記外方部は、前記破断誘導線の破断により前記中央部分から分離可能であり、前記ファスニングテープは、該外方部と該中央部分とを分離させた状態において、分離により生じた端縁より外方に向かって延出させ得るようになされている使い捨ておむつを提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつは、展開型おむつと同様にもパンツ型おむつと同様にも使用でき、しかも腹側に配される部分の意図しない開放が生じにくく、更にサイズ調整の自由度が高い。
図1は、本発明の一実施形態としての使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1のおむつを、中央部分と外方部とを分離して展開した状態を裏面シート側から見た状態(ファスニングテープを開いた状態)を示す展開平面図である。但し、便宜上、中央部分を腹側部の当初の位置に再度固定した状態を示してある。 図3は、破断誘導線の好ましい形成態様を示す図であり、腹側部の中央部分を前方から見た模式図である。 図4は、破断誘導線の例を示す図であり、(a)は、図1のおむつにおける破断誘導線としてのミシン目、(b)及び(c)は、他の好ましいミシン目の例を示す図である。 図5は、破断誘導線を、腹側部の下方から上方にむかって破断する様子を示す図である。 図6は、破断誘導線を破断して、外方部を開放した状態を示す図である。 図7は、図6のII−II線模式断面図である。 図8は、図1に示す使い捨ておむつを、展開型おむつと同様にして装着する様子を示す斜視図である。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態としての使い捨ておむつ1は、成人用のおむつであり、図1及び図2に示されるように、吸収性コア23を具備する吸収性本体2と、互いに連結されてウエスト開口部11を形成している腹側部3及び背側部4とを具備している。腹側部3と背側部4とは、着用者の側部に配されるおむつ両側部のそれぞれにおいて、ヒートシール、超音波シール、等の公知の接合手段により接合されている。これにより、環状のウエスト開口部11が形成されていると共に、おむつの両側部に一対のサイドシール部13が形成されている。
本実施形態における吸収性本体2は、図2に示すように、液透過性の表面シート21、液不透過性の裏面シート22、及びこれら両シート21,22間に介在された吸収性コア23を具備してなる。
吸収性本体2は、図2に示すように、平面視形状が長方形状であり、一方向に長い形状を有している。吸収性コア23は、長方形状の裏面シート22及び長方形状の表面シート21により挟持・固定されている。吸収性コア23は、長方形の長辺それぞれの中央部付近を凹状に切り欠いた形状を有している。吸収性本体2の脚周りに配される部分には、吸収性本体2の長手方向に沿って弾性部材24が配されており、脚周りに対するフィット性が高められている。尚、吸収性本体2の長手方向の両側部には、一側縁部に弾性部材を有する立体ガード形成用シートを配する等により、一対の立体ガードを形成することが好ましい。
腹側部3は、胴回り方向を長手方向とする長方形状をなしており、その長手方向の中央部付近が、吸収性本体2の一端部2aの外面を覆っており、該一端部2aの外面を覆う部分の一部31が、該外面に接合されている。本明細書において、おむつや各部材について内面とは、そのそれぞれについて、おむつ着用時に、着用者の肌側に向けられる面であり、外面とは、そのそれぞれについて、おむつ着用時に、着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。
腹側部3は、吸収性本体2の一端部2aを覆う部分に、一対の破断誘導線33に挟まれた中央部分31を有し、中央部分31の左右両側に、それぞれ破断誘導線33を介して中央部分31に連設されている一組の外方部34,34を有している。本実施形態における腹側部3は、この中央部分31が、ヒートシール、超音波シール、高周波シール、接着剤等の公知の接合手段により、吸収性本体2の一端部2aの外面に、剥離不能に接合されている。また、本実施形態における破断誘導線は、線状に形成されたミシン目であり、それぞれ、腹側部3の上下端間に亘って延びている。剥離不能とは、手で普通に引っ張る程度の力では、剥離しないことを意味する。
各ミシン目(破断誘導線)33は、図2に示すように、吸収性本体2の両側部に、外方部34と重なる部分26を形成する観点から、吸収性本体2の両側縁27の位置より内側(おむつ縦方向中央線CL側)に形成されていることが好ましい。吸収性本体2に外方部34と重なる部分26を形成することで、ファスニングテープ5を吸収性本体2と重ねて配置でき、それにより、ファスニングテープ5が着用者に接触して不快感や違和感を与えることを防止できる。また、ミシン目(破断誘導線)の下に剛性が比較的高い吸収性本体2が存在することによって、ミシン目(破断誘導線)の破断操作を容易に行うことができる。
ミシン目(破断誘導線)33の間隔は、破断前のパンツの状態で装着する際のサイズ適応範囲を広く確保するために、ウエスト開口部の周長の20%以下、好ましくは17%以下にする必要がある。なお、ウエスト開口部の周長は、ウエスト開口部の周長を、胴周り方向の伸縮性をなくした状態(非収縮状態)で測定した長さをいう。
また、各ミシン目(破断誘導線)33は、破断誘導線33を破断した後に、ウエスト開口部の周長を破断前のパンツ型形態の時の周長よりも短く調整することを容易とする観点及びファスニングテープの固定しやすさの観点から、おむつ縦方向中心線CLより外側に形成され、且つ吸収性本体の両側縁より内側に形成されていることが好ましい。
不快感や違和感の防止及び破断誘導線破断後の周長の調節自由度の向上の観点から、ミシン目(破断誘導線)33と吸収性本体2の側縁27との間の距離L(図2参照)は、吸収性本体2の幅Wに対する割合が百分率で5〜35%であることが好ましく、10〜30%であることがより好ましい。具体的数値としては、前記距離Lは、15〜90mm程度であることが好ましい。
なお、ミシン目等の破断誘導線33の位置及び間隔は、腹側部3の上端(ウエスト開口部の開口端)における破断誘導線33の位置を基準として、測定するものとする。
尚、吸収性本体2の幅Wは、腹側部において吸収性コアの幅が最大である部分における吸収性本体の幅を測定する。
また、本実施形態のおむつ1における中央部分31は、おむつ縦方向に長い長方形状を有しており、従って、左右のミシン目(破断誘導線)33は、図1に示すように、それぞれ、おむつ縦方向に沿って延びている。
本発明においては、図3に示すように、ミシン目等の破断誘導線33は、腹側部3の上方から下方に向かうにつれて、おむつ縦方向中央線CLに近づくように形成されていることが、ファスニングテープの止着部と太腿との接触を避ける点から好ましい。本発明における破断誘導線33は、傾斜させるか否かを問わずに、直線状のものであっても、円弧状やサインカーブ状等の曲線状のものであってもよい。
ミシン目等の破断誘導線は、おむつ製造中及びおむつ装着中に破れない強度を維持しながら、使用場面において比較的容易に破断する必要がある。この為、腹側部の破断誘導線の上方端部及び下方端部は、腹側部の上下の端縁からわずかに離れていることが好ましい。例えば、本おむつ1のように破断誘導線がミシン目33である場合、腹側部の上下の端縁3a,3cそれぞれから、各端縁に最も近い切れ目までの距離Lc〔図4(a)参照〕が1.5mm以上であることが好ましい。他方、ミシン目の切れ目の長さLaと、ミシン目の切れ目間の長さLbとの比率〔La/Lb,図4(a)参照〕は、適当な破断強度を確保する観点から、2〜8の範囲内であることが好ましく、3〜7の範囲内であることがより好ましい。数値的に言えばLaは2〜10mm、Lbは1〜5mmの範囲内であることが好ましい。
また、必要に応じて、破断誘導線の破断開始部に起点となる凹欠部や掴み代を設けることもできる。図4(b)には、凹欠部33bを設けた例、図4(c)には、掴み代33cを設けた例を示した。ここで言う凹欠部や掴み代というのは、破断誘導線を切断するためのきっかけを与えるものを言い、凹欠部であれば半円や山形形状の切り欠け部などを、また、掴み代であれば、タブに相当する突起部などを含むものとする。
外方部34は、それぞれ、サイドシール部13側の端部寄りに、ウエスト部伸縮部35とウエスト部下伸縮部36とを有している。ウエスト部伸縮部35及びウエスト部下伸縮部36は、図7に示すように、2枚のシート37,38間に、胴回り方向に沿って弾性部材35a,36a(一方のみ図示)を伸長状態で固定して形成されており、何れも胴回り方向に伸縮する。
尚、ウエスト部伸縮部35は、腹側部3におけるウエスト開口部の開口端3aと吸収性コア4の腹側部3側の端縁の位置23aとの間の領域であるウエスト領域Aに形成されており、ウエスト部下伸縮部36は、着用状態において、ウエスト領域Aより下方で且つ腹側部3の下端位置より上方に位置するウエスト下領域Bに形成されている。
外方部34のサイドシール部13側とは反対側の端部には、図5〜図7に示すように、上下2段にファスニングテープ5,5が設けられている。ファスニングテープ5は、テープ基材51の片面に、機械的面ファスナーのオス部材を固定して止着部52を形成してなる。テープ基材51は、例えば、不織布や不織布と樹脂フィルムの積層体等から構成することができる。止着部52は、後述する機械的面ファスナーのメス部材に対して着脱自在に止着可能である。テープ基材51は、一端側が外方部34に剥離不能に接合され、止着部52を片面に有する他端側が、外方部34の端縁34aから外方に向かって延出可能になされている。
図1に示すように、破断誘導線破断前のパンツ型形態のおむつにおけるファスニングテープ5は、図5に示すファスニングテープや図6の上側に示すファスニングテープのように、外方部34の内面側に折り畳まれており、その状態で、外方部34の内面と吸収性本体2の外面との間に収納されている。収納状態におけるファスニングテープ5は、その止着部52が、外方部34の内面側表面に接着固定された機械的面ファスナーのメス部材55に仮着されている。
尚、図6には、外方部34の内面側に折り畳まれ且つ止着部52が外方部34の内面に仮着された状態のファスニングテープ5と、止着部52をメス部材55から剥離し、外方部34の端縁34aから外方に向かって延出するように展開した状態のファスニングテープ5とを示してある。
本実施形態における背側部4は、弾性部材を伸張させた状態においては胴回り方向の長さ及びおむつ縦方向の長さが腹側部3と略同じである帯状部分41と、帯状部分41に一体的に連設された太股被覆部42とを有している。
背側部4のおむつ縦方向における、ウエスト開口部の開口端3bと吸収性コア4の背側部側の端縁の位置23bとの間の領域であるウエスト領域A1には、背側ウエスト部伸縮部45が形成されており、背側部4におけるウエスト領域A1より下方で且つ帯状部分41の下端位置より上方に位置するウエスト下領域B1には、背側ウエスト部下伸縮部46が形成されている。背側ウエスト部伸縮部45及び背側ウエスト部下伸縮部46は、2枚のシート間に、胴回り方向に沿って弾性部材45a,46aを伸長状態で固定して形成されており、何れも胴回り方向に伸縮する。
背側ウエスト部下伸縮部46は、吸収性本体と重なる領域に形成された非弾性領域を挟んで、左右に分割された状態に形成されている。これにより、着用者の臀部から背中を載せるべき部分の幅が狭くなることを防止でき、おむつを装着を一層容易に行うことができる。また、吸収体にしわが発生しないので寝た状態で尿とりパッドの交換がしやすくなる。
本実施形態のおむつ1においては、外方部34のウエスト部伸縮部35と背側部4のウエスト部伸縮部45とを比較したときに、前者の伸長応力が、後者の伸長応力より大きくなっている。本実施形態のおむつ1のように、外方部34の内面にファスニングテープ5を仮着したおむつにおいては、図2に示すように、弾性部材を伸張させた状態においては、腹側部3と背側部4の長さ(胴回り方向の長さ,図2の左右方向Kの長さ)が同じであっても、自然に収縮させた状態では、背側部4の方がより収縮して腹側部3の長さより短くなりがちである。そのような状態でおむつの両側部(例えばサイドシール部13付近)を掴んでおむつを装着しようとした場合には、左右の把持部より前方に位置する部分の伸縮部の長さが短くなるため、おむつの引き伸ばしが充分に行えずに、おむつの装着が容易ではなくなる場合がある。
この為、本実施形態のおむつ1においては、腹側と背側の側縁に相当するサイドシール位置のズレ量が−5〜20%の範囲に入るように、腹側部の伸縮部の伸長応力を背側部の伸縮部の伸長応力より大きくする必要がある。ここで、伸長応力とは、前記伸縮部における自然に収縮した状態で測定部位を切り取りその長さを基準とし50%だけ伸長させた時の応力と定義する。
伸長応力を上げる方法としては、弾性材の繊度、弾性材本数、弾性材伸長率の向上などの手段を用いることができる。ここで言う伸長率とは、前記伸縮部における自然に収縮した状態のある長さを(A)、(A)を構成材料が破壊しない限界まで引き伸ばした時の長さ(B)とした時、((B)−(A))/(A)%と定義する。
なお、サイドシールのズレ量は、腹側サイドシール間の距離(X)、背側サイドシール間距離(Y)とした時に、(X−Y)/(X+Y)×100で表される数値であり、腹側サイドシール間の距離(X)、背側サイドシール間距離(Y)は、製品最大周長の50%の円周をもつ円筒に、本発明のおむつのウエスト部を装着させた時のサイドシール間の距離を円筒の円周に沿って水平に測定した寸法である。なお、円筒に本発明のおむつのウエスト部を装着させる際は、サイドシール部を真横方向に広げて装着させ、距離の計測は1分後の状態で測定する。
なお、上述の不具合をより効果的に防止するために、外方部34のウエスト部下伸縮部36の伸長率を、背側部4のウエスト部下伸縮部46の伸長率より大きくすることも可能である。
太股被覆部42は、脚周りに沿うように湾曲した縁部を有し、該縁部に沿って弾性部材47が配されている。太股被覆部42は、レッグ開口部12の外側に位置して太股回りを被覆するが、弾性部材47の収縮により、太股回りを一層良好に被覆する。
背側部4は、図2に示すように、吸収性本体2の他端部2b側に重ねて配置されており、吸収性本体2と重なっている部分の略全域において、図示しない接着剤等により、吸収性本体2に固定されている。背側部4と吸収性本体2との固定方法は、特に制限されず、他の固定方法としては、吸収性本体2の周縁部のみにおいて、両者を接合したり、吸収性本体2の幅方向の中央部のみ又は両端部のみで両者を接合することもできる。また、接着剤に代えて、ヒートシール、超音波シール等を用いることもできる。
本実施形態のおむつ1は、図1に示すようなパンツ型の形態のまま、着脱することができる。パンツ型の形態での着脱は、従来のパンツ型おむつと同様の使用方法である。このように、パンツ型おむつと同様に使用できることは、高齢者や障害者等が自分で着脱したり、起立状態で着脱したり(させたり)することができるので好ましい。
本実施形態のおむつ1は、図5に示すように、ミシン目33を破断することにより、展開型おむつと同様にして使用することもできる。即ち、ミシン目33の破断により、中央部分31と両側の外方部34とが分離され、その結果、図6に示すように、外方部34を中央部分31から独立して操作でき、また、手で引っ張ることにより、ファスニングテープ5を、分離により生じた端縁34aから延出するように展開でき、更に止着部52も露出する。この状態において、従来の展開型おむつと同様に使用することができる(図8参照)。展開型おむつと同様にして使用する場合には、着用者の胴回りの寸法等に応じて、止着部52を止着する位置を適宜に調整することができる。本実施形態のおむつ1においては、腹側部3の中央部分31の外面は、ファスニングテープ5の止着部52と係合可能になっている。本実施形態のおむつ1は、前記中央部分31の外面は機械的ファスナーのメス部材56を有しており、ファスニングテープ5の止着部52を、このメス部材56に止着する。
本実施形態のおむつ1におけるように、腹側部3の中央部分31の外面に、機械的ファスナーのメス部材56を設けるのに加えて、外方部の外面に、ファスニングテープを止着する被止着部を設けても良い。
なお、展開後の使用状態における、ファスニングテープの意図しない剥離を防止するために、機械的面ファスナーのメス部材は剛性が低い不織布が好ましい。剛性が低いメス部材とは、JIS L−1096(一般織物試験方法)のハンドルオメータ法を用いて測定した値が60g以下であるものを指す。ただし、メス部材の試料寸法は、10cm×10cmとし、溶剤抽出し、接着剤を抜いた状態で測定する。
本実施形態のおむつ1は、このように、パンツ型の形態のまま下着のパンツと同様に上げ下げして着脱することができるとともに、展開型おむつと同様にも使用することができ、例えば、寝た状態においても起立状態においても容易に着脱することができる。
また、中央部分31と外方部34とがミシン目33を介して一体的に連設されているため、意図的にミシン目33を破断させない限り、意図しない両者の分離が生じにくい。
また、ミシン目33の破断前においては、外観的にも比較的通常のパンツに似ているため、着用者に、不快感や精神的な負担を感じさせにくい。
更に、止着部52が外方部34の内面に止着されているので、ミシン目破断後であっても、ファスニングテープ5を意図的に展開する前においては、止着部52が肌に当たることはない。そのため、止着部52が肌に当たることによる着用者に痛みや不快感を防止することができる。尚、止着部52を外方部34の内面に止着させない構成とすることもできる。止着方法は、剥離可能であれば特に制限はなく、面ファスナー、ヒートシール、超音波シール、接着剤等の止着方法を用いることができる。なお、好ましい止着方法は、面ファスナーを用いる方法である。
本実施形態のおむつ1においては、図1に示すように、ミシン目(破断誘導線)33の近傍に配される部分に着色領域6が設けられ、該着色領域6が、おむつ外面側から視認可能になされている。このような着色領域6を設けることで、おむつの腹側と背中側の区別が明瞭になるので、ウエストギャザーなどの弾性材の色を変更して腹側と背側の区別をする必要がなくなる。シート材に覆われて外部から見えないファスニングテープ5の位置をミシン目破断前から確認できる。また、ミシン目の位置を視覚的にはっきり認識できるので、ミシン目を破断する際の作業性も良好である。
本実施形態のおむつ1においては、図7に示すように、テープ基材51に、着色されたフィルム61を貼り付けて着色領域6としてあるが、着色領域の設け方としては、印刷等を施してもよい。着色の色は、おむつ外面側から視認できる限り制限されず、例えば、赤や青、緑、黄緑、紫、ピンク等、白色以外の色を広く用いることができる。
尚、本実施形態のおむつ1のように、テープファスナーが不織布基材の場合は、テープタブのつまみ部の内側にフィルムを重ねることで、止着部とタブとの意図しない係合を防止できる。
また、ファスニングテープ5の位置を外部から確認できるようにする観点からは、ファスニングテープ5のミシン目(破断誘導線)33の近傍部以外の部分を着色してもよい。本実施形態のおむつ1においては、ファスニングテープ5の先端部側にも着色フィルム62を貼着して同様にして着色領域を形成してある。
また、ミシン目の位置を視覚的にはっきり認識できるようにする観点からは、腹側部に、ミシン目等の破断誘導線33の位置を示す目印線を有することも好ましい。この場合の目印線は、連続直線の他、小さなドットが一列に並んで線状をなしているものであっても良い。目印線は、破断誘導線33と略並行に有ることが、外観を悪化させない点から好ましく、その長さは、適宜の長さとすることができる。目印線は、外方部34に有していても、中央部分31に有していてもよく、両者に有していてもよい。具体的には、メス部材の側縁近傍へ予め印刷したり、インクジェット法を用いて帯材に印刷するなどの方法が用いられる。
本実施形態のおむつ1においては、図6に示すように、吸収性本体2の外方部34と重なる部分26の外面に、外方部34に着脱自在に止着可能な第2止着部71,72が設けられている。このような第2止着部を設けることによって、おむつを装着する際、あるいはおむつ着用中に、吸収性本体2におれやずれが生じることを防止することができる。また、外方部34の意図しない開放をより効果的に防止することができる。
吸収性本体2のおれやずれを防止する観点からは、第2止着部71のように、ウエスト開口部の近傍であって、本体2の側縁近傍に第2止着部を設けることがより好ましい。
また、本実施形態のおむつ1のように、複数のファスニングテープ5を、おむつ縦方向の異なる位置に設けた場合には、おむつ縦方向において隣り合う2つのファスニングテープ間に対応する部位に、第2止着部72が設けられていることが、外方部34におけるファスニングテープ5間の領域に浮きが生じること防止する観点から好ましい。図6中、符号5’,5’は、それぞれファスニングテープ5に対応する部位であり、それらの間がファスニングテープ間に対応する部位である。
また、第2止着部71,72は、ファスニングテープ5とは重ならないように形成されており、それぞれ、外方部34の内面に配したメス部材55に止着されている。但し、第2止着部71,72の何れか一方又は双方がファスニングテープと重なるように配されていてもよい。
また、第2止着部を設けるのに代えて、あるいは、第2止着部を設けるとともに、外方部34と吸収性本体2の外方部34と重なる部分との間を、部分的な接合により剥離可能に固定しておくことが好ましい。ここで、剥離可能に固定とは、粘着剤や面ファスナーなどのファスニングテープを用いて止めたり外したりできる脱着可能な固定の他に、ホットメルト粘着剤、超音波シール、ヒートシールなどを用いて、多数の微小面積による固定方法を用いることができる。微小面積による接着とは、互いの材料同士を容易に分離することができる程度の接着であって、剥がしたい時に剥がされた材料が実質的に破壊しない状態にある接着であれば良い。また、その微小面積は25mm2以下であることが望ましく
、好ましくは10mm2以下である。吸収性本体2のおれやずれ、外方部34の意図しない開放を防止することができる。部分的な接合の方法としては、ヒートシール、超音波シール、接着剤等を用いることができる。
また、本実施形態のおむつ1における背側部4には、背側部4の幅方向の略全幅に亘るように、上述した背側ウエスト伸縮部45が形成されているが、ウエスト伸縮部45は、ウエスト開口部の開口端3bと吸収性コア4の背側部側の端縁23c(23bと異なり端縁23cの延長線は含まない)との間に非弾性部を有することもできる。これにより、展開型おむつと同様にして使用する際に、寝具や床の上におむつを広げたときに、着用者の臀部から背中を載せるべき部分の幅が狭くなることを防止でき、おむつを装着を容易に行うことができる。
非弾性部としては、欠落部又は弾性伸縮性が発現されないようになされた部分が挙げられる。欠落部とは、弾性部材が配されていない部分を意味し、非伸縮部は、弾性部材は配されているが、断片化されていたり、隣接するシートに接合されていなかったり、熱処理等で弾性が消失していたりして、弾性部材が、実質的におむつを収縮させることができなくなっている部分をいう。
尚、背側部4のウエスト部下伸縮部46は、吸収性本体2と重なる部分で、左右に分断されている。このような構成によれば、着用者の臀部から背中を載せるべき部分の幅が狭くなることを防止でき、おむつを装着を一層容易に行うことができる。
止着部52及び第2止着部71,72に用いる機械的面ファスナーのオス部材としては、それぞれ、例えば、その表面に多数の錨形や鉤形のオス型係合部材が配されたものを用いることができ、メス部材55,56としては、前記オス型係合部材が係合可能なループを多数表面に有し、オス部材を押しつけることにより、オス部材を止着可能なものを用いることができる。機械的ファスナーのオス部材及びメス部材としては、公知の機械的ファスナー、例えば「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)、「クイックロン(登録商標)」(YKK社製)、「マジクロス(登録商標)」(カネボウベルタッチ社製)等におけるオス部材及びメス部材を用いることができる。吸収性本体2の外面や外方部の内面を、機械的ファスナーのオス部材を直接係合可能な材料、例えば係合性に富む不織布から構成することにより、これを機械的面ファスナーのメス部材として用いることもできる。他の構成材料としては、使い捨ておむつ等において従来用いられている各種の材料を特に制限な用いることができる。例えば、各部の弾性部材の形成素材としては、天然ゴム、合成ゴム、スパンデックス等の各種のものを用いることができ、それぞれの形態としては糸状、帯状、フィルム状等の各種のものを用いることができる。肌に接触する部位に使用するシート材は、肌触りの良い材料、例えば、不織布や布等であることが好ましい。吸収性コアとしては、例えば、解繊パルプや捲縮アセテート繊維のトウ等の繊維からなる繊維集合体や、繊維集合体に吸水性ポリマーを保持させてなるものが好ましい。
本発明の使い捨ておむつは、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、ファスニングテープ5は、各外方部34に一個のみ設けられていてもよい。中央部分31は、吸収性本体2の外面に剥離自在(脱着自在)に固定されているものであってもよい。この場合、中央部分31の剥離後に露出する表面は、ファスニングテープ5を着脱可能に止着可能な材料からなることが好ましい。
また、上記おむつ1においては、腹側部3と背側部4とは、おむつの両側部それぞれにおいて接合されていたが、腹側部3と背側部4とを連続する帯状物として製造し、その帯状物の一方の端部と他方の端部とを、おむつの一方の側部あるいは他の部位で連結してウエスト開口部が形成されていても良い。また、背側部4は、その一部を吸収性本体2が代替していても良い。
また、止着部52及び第2止着部71,72として、機械的面ファスナーに代えて、粘着剤を塗工して形成した粘着部を設けることもできる。第2止着部71,72は、何れか一方のみを設けてもよく、両者を省略することもできる。
また、破断誘導線としては、切り取り線としての効果があれば特に制限なく用いることができる。例えば、熱シール、超音波シールなどにより誘導線に沿って破断強度の強弱が形成されるのであれば孔の有無は問わない。
本発明の使い捨ておむつは、成人用に適しているが、幼児用であっても良い。
1 使い捨ておむつ
2 吸収性本体
3 腹側部
31 中央部分
33 ミシン目(破断誘導線)
34 外方部
4 背側部
5 ファスニングテープ

Claims (13)

  1. 吸収性コアを具備する吸収性本体と、互いに連結されている腹側部及び背側部とを具備し、前記腹側部の一部が、前記吸収性本体の長手方向の一端部に固定され、前記背側部の一部が、該吸収性本体の長手方向の他端部に固定されている使い捨ておむつであって、
    前記腹側部は、一対の破断誘導線に挟まれた中央部分と、該破断誘導線を介して該中央部分に連設された外方部とを有し、該中央部分が、前記吸収性本体の前記一端部に固定されており、
    前記外方部には、止着部を有するファスニングテープが設けられ、該ファスニングテープは、該外方部の内面側に折り畳まれており且つ該止着部が該外方部の内面に向けられており、
    前記外方部は、前記破断誘導線の破断により前記中央部分から分離可能であり、前記ファスニングテープは、該外方部と該中央部分とを分離させた状態において、分離により生じた端縁より外方に向かって延出させ得るようになされている使い捨ておむつ。
  2. 前記腹側部及び/又は前記背側部は、胴回り方向の伸縮性を有している請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記背側部におけるウエスト下領域に、胴回り方向に伸縮する背側ウエスト部下伸縮部を有しており、該背側ウエスト部下伸縮部は、前記吸収性本体と重なる領域に形成された非弾性領域を挟んで、左右に分割された状態に形成されている請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
  4. 一対の破断誘導線の間隔は、ウエスト開口部の周長の20%以下であり、且つ、各破断誘導線と前記吸収性本体の側縁との間の距離は、該吸収性本体の幅に対する割合が5〜35%である請求項1〜3の何れか記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記外方部及び前記背側部それぞれのウエスト領域に胴回り方向に伸縮する伸縮部が形成されており、前記使い捨ておむつには、前記腹側部と背側部とを互いに連結するための一対のサイドシールが形成されており、ウエスト領域におけるサイドシール部のズレ量が、−5〜20%の範囲に入るように、前記外方部の伸縮部の伸張応力が、前記背側部の伸縮部の伸張応力より大きくしてある請求項1〜4の何れか記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記ファスニングテープは、機械的面ファスナーのオス部材からなる止着部を有しており、前記中央部分のおむつ外面側に、機械的面ファスナーのメス部材を有している請求項1〜5の何れか記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記吸収性本体は、前記外方部と重なる部分を有し、該部分の外面に、該外方部に対して脱着自在に止着された第2止着部が設けられている請求項1〜6の何れか記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記ファスニングテープは、前記外方部それぞれに複数個設けられており、おむつ縦方向において隣り合う2つのファスニングテープ間に対応する部位に、前記第2止着部が設けられている請求項7記載の使い捨ておむつ。
  9. 前記吸収性本体は、前記外方部と重なる部分を有し、該部分と該外方部との間が、部分的な接合により剥離可能に固定されている請求項1〜8の何れか記載の使い捨ておむつ。
  10. 前記外方部に、胴回り方向に伸縮する伸縮部が設けられ、該外方部の該伸縮部の伸張率が、前記背側部の伸縮部の伸張率より大きい請求項1〜9の何れか記載の使い捨ておむつ。
  11. 前記背側部は、おむつ縦方向における、ウエスト開口部の開口端と前記吸収性コアの背側部側の端縁の位置との間の領域であるウエスト部に、胴回り方向に沿って延びるウエスト伸縮部を有しており、該ウエスト伸縮部は、前記ウエスト開口部の開口端と前記吸収性コアの前記端縁との間に非弾性部を有している請求項1〜10の何れか記載の使い捨ておむつ。
  12. 前記破断誘導線がミシン目であり、前記腹側部の上下の端縁それぞれから、各端縁に最も近い切れ目までの距離が1.5mm以上であり、且つミシン目の切れ目の長さLaと、ミシン目の切れ目間の長さLbとの比率(La/Lb)が2〜8の範囲内である請求項1〜11の何れか記載の使い捨ておむつ。
  13. 前記破断誘導線は、前記腹側部の上方から下方に向かうにつれて、おむつ縦方向中央線に近づくように形成されている請求項1〜12の何れか記載の使い捨ておむつ。
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