JP2010143538A - 二輪自動車用タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】走行性能に優れる二輪自動車4用タイヤ対2の提供。
【解決手段】このタイヤ対2のフロントタイヤ6では、トレッドが、ベースと、キャップとを備える。キャップの硬度H1は、ベースの硬度H2よりも小さい。センターにおけるキャップの厚み比率C1は、0.5以上である。ショルダーにおけるキャップの厚み比率C2は、0.5以下である。このタイヤ対2のリアタイヤ8では、トレッドは、ベースと、キャップとを備える。キャップの硬度H3は、ベースの硬度H4よりも小さい。センターにおけるキャップの厚み比率C3は、0.5以下である。ショルダーにおけるキャップの厚み比率C4は、0.5以上である。このタイヤ対2では、厚み比率C1が厚み比率C2よりも大きい又は厚み比率C3が厚み比率C4よりも小さい。このタイヤ対2が装着された二輪自動車4は、高速でしかも安定に旋回しうる。
【選択図】図1

Description

本発明は、二輪自動車に装着されるフロントタイヤ及びリアタイヤからなるタイヤ対に関する。
タイヤは、トレッド、サイドウォール、ビード、カーカス、ベルト、バンド等のゴム部材が組み合わされて構成される。これらゴム部材の特性が調整され、タイヤの性能向上が図られている。
上記トレッドは、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッドは、路面と接地するトレッド面を備えている。トレッドは、駆動力及び制動力を路面に伝える。
性能向上の観点から、2種以上のゴム部材からなるトレッドが検討されている。この検討の一例が、特開2002−59709公報に開示されている。この公報に記載のタイヤでは、トレッドが、ベースとこのベースの半径方向外側に位置するキャップとから構成されている。このようなトレッドは、2層トレッドと称される。
上記トレッドが、センター領域からショルダーに向かって順に配置された複数のゴム部材から構成される場合もある。このようなトレッドは、マルチトレッドと称される。
二輪自動車には、フロントタイヤ及びリアタイヤからなるタイヤ対が装着される。二輪自動車の走行性能を向上させるために、タイヤ対としての性能向上が検討されている。この検討例が、特開平6−270613号公報及び特開平8−216629号公報に開示されている。
特開2002−59709公報 特開平6−270613号公報 特開平8−216629号公報
自動二輪車の旋回走行は、車体を傾斜させてなされる。この二輪自動車では、直進時にセンター領域にあった接地面は、旋回時にショルダー領域に移行する。旋回時にショルダー領域にあった接地面は、直進時にセンター領域に移行する。
上記特開平6−270613号公報に記載のタイヤ対では、フロントタイヤ及びリアタイヤのそれぞれについてサイドウォールの最適化がなされている。しかし、路面に直接的に車両の駆動力及び制動力を伝えるトレッドについては、十分に検討されてはいない。
上記特開平8−216629号公報に記載のタイヤ対では、フロントタイヤ及びリアタイヤのそれぞれについて、サイドウォール以外にトレッドについても検討されている。この公報では、このトレッドは一のゴム部材として検討されており、接地面の移行が考慮されトレッドの軸方向の剛性が検討されているわけではない。このトレッドでは、二輪自動車の走行性能を向上させるには限界がある。
上記特開2002−59709公報では、ベース及びキャップを備えるトレッドの採用により、リアタイヤの耐摩耗性及びグリップ性能の向上が図られている。リアタイヤに求められる性能とフロントタイヤに求められる性能とは異なるから、リアタイヤの仕様をそのまま反映させたフロントタイヤを用いても、二輪自動車の走行性能を向上させるには限界がある。
本発明の目的は、走行性能に優れるタイヤ対の提供にある。
本発明に係る二輪自動車用タイヤ対は、フロントタイヤ及びリアタイヤからなる。このフロントタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドを備えている。このトレッドが、ベースと、このベースの半径方向外側に位置するキャップとを備えている。このキャップの硬度H1は、このベースの硬度H2よりも小さい。センターにおけるキャップの厚み比率C1は、0.5以上である。ショルダーにおけるキャップの厚み比率C2は、0.5以下である。このリアタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドを備えている。このトレッドは、ベースと、このベースの半径方向外側に位置するキャップとを備えている。このキャップの硬度H3は、このベースの硬度H4よりも小さい。センターにおけるキャップの厚み比率C3は、0.5以下である。ショルダーにおけるキャップの厚み比率C4は、0.5以上である。この二輪自動車タイヤ対では、上記厚み比率C1が上記厚み比率C2よりも大きい又は上記厚み比率C3が上記厚み比率C4よりも小さい
好ましくは、二輪自動車用タイヤ対では、上記フロントタイヤにおいて、上記ベースの硬度H2と上記キャップの硬度H1との差(H2−H1)は、3以上10以下である。
好ましくは、二輪自動車用タイヤ対では、上記リアタイヤにおいて、上記ベースの硬度H4と上記キャップの硬度H3との差(H4−H3)は、3以上10以下である。
好ましくは、二輪自動車用タイヤ対では、上記フロントタイヤのロードインデックスIFは、上記リアタイヤのロードインデックスIRよりも小さ。このフロントタイヤのロードインデックスIFと、このリアタイヤのロードインデックスIRとの差(IR−IF)は、5以上である。
本発明に係るタイヤ対では、フロントタイヤ及びリアタイヤのそれぞれが、ベース及びキャップを有するトレッドを備えている。フロントタイヤでは、センターにおけるキャップの厚み比率C1がショルダーにおける厚み比率C2よりも大きい。このフロントタイヤのショルダーでは、ベースが主としてトレッドの剛性に寄与しうる。ベースの硬度は大きいから、このフロントタイヤは旋回時の操縦性に優れる。このフロントタイヤは、タイヤ対の旋回性能に寄与しうる。リアタイヤでは、センターにおけるキャップの厚み比率C3がショルダーにおける厚み比率C4よりも小さい。このリアタイヤのショルダーでは、キャップが主としてトレッドの剛性に寄与しうる。キャップの硬度は小さいから、このキャップはグリップ性能に寄与しうる。このリアタイヤは、旋回時の安定性に優れる。このリアタイヤは、タイヤ対の旋回性能に寄与しうる。このフロントタイヤ又はリアタイヤが装着された二輪自動車は、高速でしかも安定に旋回しうる。このタイヤ対は、走行性能に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ対2を装着した二輪自動車4が示された斜視図である。このタイヤ対2は、フロントタイヤ6及びリアタイヤ8から構成される。
図2は、図1のタイヤ対2を構成するフロントタイヤ6の一部が示された断面図である。この図2において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。このフロントタイヤ6は、図1中の一点鎖線L1を中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線L1は、フロントタイヤ6の赤道面を表す。このフロントタイヤ6は、トレッド10、サイドウォール12、ビード14、カーカス16、ベルト18、インナーライナー20及びチェーファー22を備えている。このフロントタイヤ6は、チューブレスタイプである。本明細書では、赤道面の近傍がセンターCと称され、トレッド10の端の近傍がショルダーSと称される。
トレッド10は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド10は、トレッド面24を備えている。このトレッド面24は、路面と接地する。トレッド面24には、溝が刻まれていない。このトレッド面24に溝が刻まれて、トレッドパターンが形成されてもよい。
サイドウォール12は、トレッド10の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール12は、架橋ゴムからなる。サイドウォール12は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール12は、カーカス16の外傷を防止する。
ビード14は、サイドウォール12よりも半径方向略内側に位置している。ビード14は、コア26と、このコア26から半径方向外向きに延びるエイペックス28とを備えている。コア26は、リング状である。コア26は、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エイペックス28は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス28は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス16は、カーカスプライ30からなる。カーカスプライ30は、両側のビード14の間に架け渡されており、トレッド10及びサイドウォール12の内側に沿っている。カーカスプライ30は、コア26の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。このカーカス16が、2枚以上のカーカスプライ30を備えてもよい。
図示されていないが、カーカスプライ30は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は70°から90°である。換言すれば、このカーカス16はラジアル構造を有する。コードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。バイアス構造のカーカス16が採用されてもよい。
ベルト18は、カーカス16の半径方向外側に位置している。ベルト18は、カーカス16と積層されている。ベルト18は、カーカス16を補強する。ベルト18は、内側層32及び外側層34からなる。図示されていないが、内側層32及び外側層34のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、0°以上35°以下である。内側層32のコードの傾斜方向は、外側層34のコードの傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。なお、このフロントタイヤ6では、このベルト18に換えて、実質的に周方向に延びており螺旋状に巻かれているバンドが用いられてもよいし、このベルト18とトレッド10との間にこのバンドが配置されてもよい。
インナーライナー20は、カーカス16の内周面に接合されている。インナーライナー20は、架橋ゴムからなる。インナーライナー20には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー20は、タイヤの内圧を保持する役割を果たす。
チェーファー22は、ビード14の近傍に位置している。タイヤがリムに組み込まれると、このチェーファー22がリムと当接する。この当接により、ビード14の近傍が保護される。チェーファー22は、通常は布とこの布に含浸したゴムとからなる。ゴム単体からなるチェーファー22が用いられてもよい。
図示されているように、トレッド10は、ベース36と、キャップ38とを備えている。ベース36は、架橋ゴムからなる。ベース36は、その厚みがセンターCからショルダーSに向かって漸増するように構成されている。キャップ38は、ベース36の半径方向外側に位置している。キャップ38は、その厚みがセンターCからショルダーSに向かって漸減するように構成されている。キャップ38は、架橋ゴムからなる。このキャップ38の硬度は、上記ベース36の硬度よりも小さい。
図3は、図2のフロントタイヤ6の一部が拡大された拡大断面図である。図3(a)には、フロントタイヤ6のセンターCの部分が示されている。図3(b)には、このフロントタイヤ6のショルダーSの部分が示されている。
図3(a)において、点P1はトレッド面24と一点鎖線L1との交点を表している。この点P1は、キャップ38の外面と一点鎖線L1との交点でもある。点P2は、キャップ38の内面とこの一点鎖線L1との交点を表している。この点P2は、ベース36の外面と一点鎖線L1との交点でもある。点P3は、ベース36の内面と一点鎖線L1との交点を表している。この点P3は、トレッド10の内面と一点鎖線L1との交点でもある。図3(a)中、両矢印線T1はセンターCにおけるトレッド10の厚みを表している。この厚みT1は、点P1から点P3までの長さの計測により得られる。両矢印線T2は、センターCにおけるキャップ38の厚みを表している。この厚みT2は、点P1から点P2までの長さの計測により得られる。両矢印線T3は、センターCにおけるベース36の厚みを表している。この厚みT3は、点P2から点P3までの長さの計測により得られる。上記点P1、点P2及び点P3のそれぞれは、一点鎖線L1上にある。この一点鎖線L1は、カーカス16と垂直に交差している。上記厚みT1、厚みT2及び厚みT3は、トレッド面24からカーカス16に下ろした垂線上で計測される。なお、このフロントタイヤ6では、厚みT2の厚みT1に対する比率C1が、センターCにおけるキャップ38の厚み比率である。
図3(b)において、点P4はトレッド10の端を表している。実線L2は、この点P4を通り、カーカス16と垂直に交差する直線である。この点P4は、キャップ38の外面とこの実線L2との交点でもある。点P5は、キャップ38の内面とこの実線L2との交点を表している。この点P5は、ベース36の外面と実線L2との交点でもある。点P6は、ベース36の内面と実線L2との交点を表している。この点P6はトレッド10の内面と実線L2との交点でもある。図3(b)中、両矢印線T4はショルダーSにおけるトレッド10の厚みを表している。この厚みT4は、点P4から点P6までの長さの計測により得られる。両矢印線T5は、ショルダーSにおけるキャップ38の厚みである。この厚みT5は、点P4から点P5までの長さの計測により得られる。両矢印線T6は、ショルダーSにおけるベース36の厚みを表している。この厚みT6は、点P5から点P6までの長さの計測により得られる。上記点P4、点P5及び点P6のそれぞれは、実線L2上にある。上記厚みT4、厚みT5及び厚みT6も、上記厚みT1、厚みT2及び厚みT3と同様、トレッド面24からカーカス16に下ろした垂線上で計測される。このフロントタイヤ6では、厚みT5の厚みT4に対する比率C2が、ショルダーSにおけるキャップ38の厚み比率である。
このフロントタイヤ6では、上記厚み比率C1は上記厚み比率C2よりも大きい。このフロントタイヤ6のセンターCでは、キャップ38の厚みT2がベース36の厚みT3よりも大きい。このセンターCでは、主としてキャップ38の特性がトレッド10の剛性に反映される。キャップ38の硬度は小さいから、直進時においてこのキャップ38が振動の発生を抑制しうる。このフロントタイヤ6は、衝撃吸収性及び乗り心地に優れる。
このフロントタイヤ6のショルダーSでは、ベース36の厚みT6がキャップ38の厚みT5よりも大きい。このショルダーSでは、主としてベース36の特性がトレッド10の剛性に反映される。ベース36の硬度は大きいから、このベース36はタイヤの剛性に寄与しうる。このフロントタイヤ6は、旋回時の操縦性に優れる。
このフロントタイヤ6では、ベース36の硬度H2とキャップ38の硬度H1との差(H2−H1)は、3以上10以下であるのが好ましい。この差が3以上に設定されることにより、ベース36及びキャップ38のそれぞれがこのフロントタイヤ6の性能に効果的に寄与しうる。この差が10以下に設定されることにより、センターCの剛性とショルダーSの剛性との乖離が抑えられる。このため、ライダーは、違和感を感じることなくこのフロントタイヤ6が装着された二輪自動車4を操作しうる。なお、本発明において、硬度は、JIS−K6253に準じて、タイプAのデュロメータによって測定される。この硬度は、温度が23℃である条件下で測定される。この測定には、フロントタイヤ6から切り出されたトレッド10の一部が試験片としても用いられてもよい。ベース36を構成するゴム組成物及びキャップ38を構成するゴム組成物のそれぞれが架橋されることにより形成される試験片が、この測定に用いられてもよい。この場合、この試験片は、温度が160℃である金型内でゴム組成物が10分間保持されることで、得られる。後述するリアタイヤ8においても、同様にして硬度は計測される。
このフロントタイヤ6では、上記硬度H2は65以上75以下であるのが好ましい。この硬度H2が65以上に設定されることにより、ベース36がトレッド10の剛性に効果的に寄与しうる。このフロントタイヤ6は、旋回時の操縦性に優れる。この硬度H2が75以下に設定されることにより、ベース36の剛性過大が抑えられる。このフロントタイヤ6では、衝撃吸収性及び乗り心地が適切に維持されうる。
このフロントタイヤ6では、上記硬度H1は55以上65以下であるのが好ましい。この硬度H1が55以上に設定されることにより、キャップ38の剛性過小が抑えられる。このフロントタイヤ6では、旋回時の操縦性が適切に維持されうる。この硬度H1が65以下に設定されることにより、キャップ38が衝撃吸収性及び乗り心地の向上に効果的に寄与しうる。
このフロントタイヤ6では、センターCにおけるキャップ38の厚み比率C1は、0.5以上であるのが好ましい。この比率C1が0.5以上に設定されることにより、キャップ38が振動の発生を効果的に抑制しうる。このフロントタイヤ6は、衝撃吸収性及び乗り心地に優れる。この観点から、この比率C1は0.6以上がより好ましく、0.7以上が特に好ましい。センターCにおけるトレッド10がキャップ38単体からなる場合がこの比率C1の上限であるから、この比率C1は1以下である。センターCにおけるトレッド10の剛性が適切に維持されうるという観点から、この比率C1は、0.9以下がより好ましい。加速性能が向上しうるという観点から、この比率C1は0.8以下が特に好ましい。
このフロントタイヤ6では、ショルダーSにおけるキャップ38の厚み比率C2は、0.5以下であるのが好ましい。この比率C2が0.5以下に設定されることにより、キャップ38による剛性過小が抑えられる。このフロントタイヤ6は、適切な剛性を有するから、旋回時の操縦性に優れる。この観点から、この比は0.4以下がより好ましく、0.3以下が特に好ましい。ショルダーSにおけるトレッド10がベース36単体からなる場合がこの比の下限であるから、この比は0以上である。旋回時のグリップ性が維持されうるという観点から、この比は0.1以上がより好ましく、0.2以上が特に好ましい。
図4は、図1のタイヤ対2を構成するリアタイヤ8の一部が示された断面図である。この図4において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。このリアタイヤ8は、図4中の一点鎖線L3を中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線L3は、リアタイヤ8の赤道面を表す。このリアタイヤ8は、トレッド40、サイドウォール42、ビード44、カーカス46、ベルト48、インナーライナー50及びチェーファー52を備えている。このリアタイヤ8は、チューブレスタイプである。このリアタイヤ8のトレッド40以外の構成は、前述のフロントタイヤ6のそれと同等である。
このリアタイヤ8においても、トレッド40は、ベース54と、キャップ56とを備えている。ベース54は、架橋ゴムからなる。ベース54は、その厚みがセンターCからショルダーSに向かって漸減するように構成されている。キャップ56は、ベース54の半径方向外側に位置している。キャップ56は、その厚みがセンターCからショルダーSに向かって漸増するように構成されている。キャップ56は、架橋ゴムからなる。このキャップ56の硬度は、上記ベース54の硬度よりも小さい。
図5は、図4のリアタイヤ8の一部が拡大された拡大断面図である。図5(a)には、リアタイヤ8のセンターCの部分が示されている。図5(b)には、このリアタイヤ8のショルダーSの部分が示されている。
図5(a)において、点P7はトレッド面58と一点鎖線L3との交点を表している。この点P7はキャップ56の外面と一点鎖線L3との交点でもある。点P8は、キャップ56の内面とこの一点鎖線L3との交点を表している。この点P8は、ベース54の外面と一点鎖線L3との交点でもある。点P9は、ベース54の内面と一点鎖線L3との交点を表している。この点P9は、トレッド40の内面と一点鎖線L3の交点でもある。図5(a)中、両矢印線T7は、センターCにおけるトレッド40の厚みを表している。この厚みT7は、点P7から点P9までの長さの計測により得られる。両矢印線T8は、センターCにおけるキャップ56の厚みを表している。この厚みT8は、点P7から点P8までの長さの計測により得られる。両矢印線T9は、センターCにおけるベース54の厚みを表している。この厚みT9は、点P8から点P9までの長さが計測されることにより得られる。上記点P7、点P8及び点P9のそれぞれは、一点鎖線L3上にある。この一点鎖線L3は、カーカス46と垂直に交差している。上記厚みT7、厚みT8及び厚みT9は、トレッド面58からカーカス46に下ろした垂線上で計測される。なお、このリアタイヤ8では、厚みT8の厚みT7に対する比率C3が、センターCにおけるキャップ56の厚み比率である。
図5(b)において、点P10はトレッド40の端を表している。実線L4は、この点P10を通り、カーカス46と垂直に交差する直線を表している。この点P10は、キャップ56の外面とこの実線L4との交点でもある。点P11は、キャップ56の内面とこの実線L4との交点を表している。この点P11は、ベース54の外面と実線L4との交点でもある。点P12は、ベース54の内面と実線L4との交点を表している。この点P12は、トレッド40の内面と実線L4との交点でもある。図5(b)中、両矢印線T10はショルダーSにおけるトレッド40の厚みを表している。この厚みT10は、点P10から点P12までの長さの計測により得られる。両矢印線T11は、ショルダーSにおけるキャップ56の厚みを表している。この厚みT11は、点P10から点P11までの長さの計測により得られる。両矢印線T12は、ショルダーSにおけるベース54の厚みを表している。この厚みT12は、点P11から点P12までの長さの計測により得られる。上記点P10、点P11及び点P12のそれぞれは、実線L4上にある。上記厚みT11、厚みT11及び厚みT12は、上記厚みT7、厚みT8及び厚みT9と同様、トレッド面58からカーカス46に下ろした垂線上で計測される。このリアタイヤ8では、厚みT11の厚みT10に対する比率C4が、ショルダーSにおけるキャップ56の厚み比率である。
このリアタイヤ8では、上記厚み比率C3は上記厚み比率C4よりも大きい。このリアタイヤ8のセンターCでは、ベース54の厚みT9がキャップ56の厚みT8よりも大きい。このセンターCでは、主としてベース54の特性がトレッド40の剛性に反映される。ベース54の硬度は大きいから、このベース54がタイヤの剛性に寄与しうる。このリアタイヤ8では、直進時において駆動力が路面に効果的に伝えられる。このリアタイヤ8は、加速性能に優れる。
このリアタイヤ8のショルダーSでは、キャップ56の厚みT11がベース54の厚みT12よりも大きい。このショルダーSでは、主としてキャップ56の特性がトレッド40の剛性に反映される。キャップ56の硬度は小さいから、このキャップ56がグリップ性能に寄与しうる。このリアタイヤ8は、旋回時の安定性に優れる。
このリアタイヤ8では、ベース54の硬度H4とキャップ56の硬度H3との差(H4−H3)は、3以上10以下であるのが好ましい。この差が3以上に設定されることにより、ベース54及びキャップ56のそれぞれがこのリアタイヤ8の性能に効果的に寄与しうる。この差が10以下に設定されることにより、センターCの剛性とショルダーSの剛性との乖離が抑えられる。このため、ライダーは、違和感を感じることなくこのリアタイヤ8が装着された二輪自動車4を操作しうる。
このリアタイヤ8では、上記硬度H4は65以上75以下であるのが好ましい。この硬度H4が65以上に設定されることにより、ベース54がリアタイヤ8の剛性に適切に寄与しうる。このリアタイヤ8では、駆動力が路面に効果的に伝えられる。このリアタイヤ8は、加速性能に優れる。この硬度H4が75以下に設定されることにより、ベース54の剛性過大が抑えられている。このリアタイヤ8では、ベース54による衝撃吸収性及び乗り心地の阻害が抑えられている。
このリアタイヤ8では、上記硬度H3は55以上65以下であるのが好ましい。この硬度H3が55以上に設定されることにより、キャップ56がリアタイヤ8の剛性に適切に寄与しうる。このリアタイヤ8は、操縦性に優れる。この硬度H3が65以下に設定されることにより、キャップ56がグリップ性能に効果的に寄与しうる。このリアタイヤ8は、旋回時の安定性に優れる。
このリアタイヤ8では、センターCにおけるキャップ56の厚み比率C3は、0.5以下であるのが好ましい。この比率C3が0.5以下に設定されることにより、センターCにおける剛性過小が防止される。このリアタイヤ8では、駆動力が路面に効果的に伝えられる。このリアタイヤ8は、加速性能に優れる。この観点から、この比率C3は0.4以下がより好ましく、0.3以下が特に好ましい。センターCにおけるトレッド40がベース54単体からなる場合がこの比率C3の下限であるから、この比率C3は0以上である。キャップ56が衝撃吸収性及び乗り心地に寄与しうるという観点から、この比率C3は0.1以上がより好ましく、0.2以上が特に好ましい。
このリアタイヤ8では、ショルダーSにおけるキャップ56の厚み比率C4は、0.5以上であるのが好ましい。この比率C4が0.5以上に設定されることにより、キャップ56がグリップ性能に効果的に寄与しうる。このリアタイヤ8は、旋回時の安定性に優れる。この観点から、この比率C4は0.6以上がより好ましく、0.7以上がより好ましい。ショルダーSにおけるトレッド40がキャップ56単体からなる場合がこの比率C4の上限であるから、この比率C4は1以下である。剛性過小が防止され、このリアタイヤ8の操縦性が維持されうるという観点から、この比率C4は、0.9以下がより好ましく、0.8以下が特に好ましい。
本発明では、タイヤ対2を構成するフロントタイヤ6及びリアタイヤ8のそれぞれの各部材の寸法及び角度は、それぞれのタイヤ6、8が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ6、8に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ6、8には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ6、8が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ6、8が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
前述したように、タイヤ対2は、上記フロントタイヤ6及び上記リアタイヤ8から構成される。このフロントタイヤ6は、衝撃吸収性及び乗り心地を損なうことなく、旋回時の操縦性に優れる。このリアタイヤ8は、駆動力を効果的に伝えると共に、旋回時の安定性に優れる。このタイヤ対2が装着された二輪自動車4では、アンダーステア及びオーバーステアの発生が抑制されうる。この二輪自動車4は、高速でしかも安定に旋回しうる。このタイヤ対2は、走行性能に優れる。なお、上記フロントタイヤ6が旋回時の操縦性に優れるから、このタイヤ対2がこのフロントタイヤ6を含む場合、上記リアタイヤ8において上記厚み比率C3及び厚み比率C4が同じとされてもよい。上記リアタイヤ8が旋回時の安定性に優れるから、このタイヤ対2がこのリアタイヤ8を含む場合、上記フロントタイヤ6において上記厚み比率C1及び厚み比率C2が同じとされてもよい。
このタイヤ対2では、二輪自動車4の旋回性能が向上されうるという観点から、上記フロントタイヤ6のロードインデックスIFは、上記リアタイヤ8のロードインデックスIRよりも小さいのが好ましい。特に好ましくは、このフロントタイヤ6のロードインデックスIFと、このリアタイヤ8のロードインデックスIRとの差(IR−IF)は5以上である。なお、このロードインデックスは、JATMA規格で定められる使用条件下でタイヤに負荷しうる最大の質量を表す記号である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図2に示された構造を備え下記表2に示された仕様を備えたフロントタイヤと、図4に示された構造を備え下記表2に示された仕様を備えたリアタイヤとからなるタイヤ対を得た。
フロントタイヤのトレッドはベースとこのベースの半径方向外側に位置するキャップとを備えている。キャップの硬度H1は、63である。このベースの硬度H2は、68である。センターにおけるキャップの厚み比率C1は、0.75である。ショルダーにおけるキャップの厚み比率C2は、0.25である。このフロントタイヤのサイズは、「120/70ZR17」である。このフロントタイヤのロードインデックスIFは、58である。
リアタイヤのトレッドはベースとこのベースの半径方向外側に位置するキャップとを備えている。キャップの硬度H3は、63である。このベースの硬度H4は、68である。センターにおけるキャップの厚み比率C3は、0.25である。ショルダーにおけるキャップの厚み比率C4は、0.75である。このリアタイヤのサイズは、「190/55ZR17」である。このリアタイヤのロードインデックスIRは、75である。
[実施例4、5及び8から16並びに比較例4及び7]
フロントタイヤの厚み比率C1及びC2並びにリアタイヤの厚み比率C3及びC4を下記表1、表2及び表3の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤ対を得た。
[比較例5]
フロントタイヤの厚み比率C1及びC2を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤ対を得た。
[比較例6]
リアタイヤの厚み比率C3及びC4を下記表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤ対を得た。
[実施例2から3及び6から7並びに比較例2]
フロントタイヤの硬度H1及び硬度H2並びにリアタイヤの硬度H3及びH4を下記表1及び表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤ対を得た。
[比較例1]
フロントタイヤの硬度H1及び硬度H2を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤ対を得た。
[比較例3]
リアタイヤの硬度H3及び硬度H4を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤ対を得た。
[参照例1]
参照例1は、市販されている従来のタイヤ対である。この参照例1では、フロントタイヤ及びリアタイヤのそれぞれのトレッドは、単一の架橋ゴムからなる。フロントタイヤのトレッドの硬度は、65である。リアタイヤのトレッドの硬度は、65である。
[走行テスト]
フロントタイヤを「MT3.50×17」のリムに組み込み、このフロントタイヤに内圧が250kPaとなるように空気を充填した。リアタイヤを「MT6.00×17」のリムに組み込み、このリアタイヤに内圧が290kPaとなるように空気を充填した。このタイヤ対を、排気量が750cmである市販の自動二輪車(4サイクル)に装着した。この自動二輪車を、その路面がアスファルトであるサーキットコースで走行させて、ライダーによる旋回性に関する官能評価を行った。評価項目は、ステア特性、シミー及び倒れ込みである。ステア特性に関しては、非常にアンダーステアである場合が1点、アンダーステアである場合が2点、ニュートラルである場合が3点、オーバーステアである場合が4点そして非常にオーバーステアである場合が5点として、その結果が下記の表1、表2及び表3に示されている。この数値が3に近いほど、良好である。シミーに関しては、その結果が指数値で下記の表1、表2及び表3に示されている。この数値が大きいほど、良好であることを表している。倒れ込みに関しては、その結果が指数値で下記の表1、表2及び表3に示されている。この数値が3に近いほど、良好であることを表している。
Figure 2010143538
Figure 2010143538
Figure 2010143538
表1、表2及び表3に示されるように、実施例のタイヤ対は旋回性に優れる。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤ対は、種々の二輪自動車に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ対を装着した二輪自動車が示された斜視図である。 図2は、図1のタイヤ対を構成するフロントタイヤの一部が示された断面図である。 図3は、図2のフロントタイヤの一部が拡大された拡大断面図である。 図4は、図1のタイヤ対を構成するリアタイヤの一部が示された断面図である。 図5は、図4のリアタイヤの一部が拡大された拡大断面図である。
符号の説明
2・・・タイヤ対
4・・・二輪自動車
6・・・フロントタイヤ
8・・・リアタイヤ
10、40・・・トレッド
12、42・・・サイドウォール
14、44・・・ビード
16、46・・・カーカス
18、48・・・ベルト
20、50・・・インナーライナー
22、52・・・チェーファー
24、58・・・トレッド面
26・・・コア
28・・・エイペックス
30・・・カーカスプライ
32・・・内側層
34・・・外側層
36、54・・・ベース
38、56・・・キャップ

Claims (4)

  1. (1)その外面がトレッド面をなすトレッドを備えており、
    このトレッドが、ベースと、このベースの半径方向外側に位置するキャップとを備えており、
    このキャップの硬度H1が、このベースの硬度H2よりも小さく、
    センターにおけるキャップの厚み比率C1が、0.5以上であり、
    ショルダーにおけるキャップの厚み比率C2が、0.5以下であるフロントタイヤ
    並びに
    (2)その外面がトレッド面をなすトレッドを備えており、
    このトレッドが、ベースと、このベースの半径方向外側に位置するキャップとを備えており、
    このキャップの硬度H3が、このベースの硬度H4よりも小さく
    センターにおけるキャップの厚み比率C3が、0.5以下であり、
    ショルダーにおけるキャップの厚み比率C4が、0.5以上であるリアタイヤ
    からなり、
    上記厚み比率C1が、上記厚み比率C2よりも大きい
    又は
    上記厚み比率C3が、上記厚み比率C4よりも小さい
    二輪自動車用タイヤ対。
  2. 上記フロントタイヤにおいて、
    上記ベースの硬度H2と上記キャップの硬度H1との差(H2−H1)が、3以上10以下である請求項1に記載の二輪自動車用タイヤ対。
  3. 上記リアタイヤにおいて、
    上記ベースの硬度H4と上記キャップの硬度H3との差(H4−H3)が、3以上10以下である請求項1又は2に記載の二輪自動車用タイヤ対。
  4. 上記フロントタイヤのロードインデックスIFが、上記リアタイヤのロードインデックスIRよりも小さく、
    このフロントタイヤのロードインデックスIFと、このリアタイヤのロードインデックスIRとの差(IR−IF)が、5以上である請求項1から3のいずれかに記載の二輪自動車用タイヤ対。
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