JP2010142901A - ロボットのキャリブレーション方法及びロボットの制御装置 - Google Patents

ロボットのキャリブレーション方法及びロボットの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロボット物理パラメータを演算する過程に誤差が含まれる要素を極力排除して、推定精度を向上させることができるロボットのキャリブレーション方法を提供する。
【解決手段】ロボットアームの手先を複数(n)の位置に移動させた場合、位置計測器4により計測された手先の位置姿勢と制御上で指令した位置との誤差ΔφをそれぞれΔφ1,Δφ2,…,Δφnとして求めると、任意の1つΔφmを基準としてその他の誤差Δφxとの差Δεyを式により求め、各Δεyの絶対値の和が所定値ε0以下となるまで各Δεyを算出する元になるパラメータを収束計算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多関節型ロボットアームの手先位置を、制御指令に一致させるようキャリブレーションする方法,及びそのキャリブレーション機能を備えたロボットの制御装置に関する。
多関節型のアーム(マニピュレータ)を備えるロボットについて手先の位置を制御する場合、機械的な誤差等が存在するため、与えた制御指令と実際の到達位置とが一致するようにキャリブレーション(校正)を行う必要がある。例えば、特許文献1に開示されている方法では、座標上で計算される手先の位置姿勢と、外部計測機器により計測される手先の位置姿勢との誤差Δrを求め、その誤差Δrをヤコビ行列により各関節の角度に対するキャリブレーション量(オフセット量)Δθに変換する。そして、実際の各関節角度の検出値θsにオフセット量Δθを加えて再度座標上の位置姿勢を計算して再び誤差Δrを求め、誤差Δrが許容値以下に収束するまで上記の過程を繰り返すようにしている。
以下、その詳細について図4を参照して説明する。図4は、例えば6軸垂直多関節型ロボットについてキャリブレーションを行う場合のシステム構成をモデル的に示すものである。ロボット1のアーム先端はフランジ2であり、フランジ2にツール3が取り付けられる。尚、図4においては、煩雑になるのを避けるためツール自体は図示しておらず、ツール3の先端位置に符号「3」を付して示している。そして、ツール3の先端がロボット1の「手先」となる。
位置計測器4は、例えばカメラ(或いは赤外線センサやレーザトラッカなど)であり、ロボット1の「手先」を撮像するなどしてその位置や姿勢を特定するための計測結果(視覚情報)を視覚センサコントローラ5に出力する。視覚センサコントローラ5は、位置計測器4の計測結果に基づいてロボット1の手先の位置姿勢情報を生成し、その情報を制御計算機6に出力する。
また、ロボット1の各軸に対応する間接機構部には、関節角度検出器7が配置されており、各関節角度の検出結果はロボットコントローラ(アーム制御手段)8に出力される。ロボットコントローラ8は、制御プログラムと上記各関節角度の検出結果とに基づいて、ロボット1の動作を制御すると共に、上記各関節角度の情報を制御計算機6に出力する。そして、制御計算機6は、与えられる各情報に基づいてキャリブレーションのための演算を行う。
図4に示すように、座標系としては、位置計測器4の位置を原点とする座標系(X,Y,Z)と、ロボット1の基部であるベースを原点とする座標系(X,Y,Z)と、フランジ2を原点とする座標系(X,Y,Z)とがある。そして、位置計測器4がツール3の先端を計測点として、その位置姿勢を計測する場合、座標系(X,Y,Z)の原点よりツール3の先端までのベクトルを表す同次変換行列をTmeaとする。
また、制御計算機6において計算される、上記同次変換行列Tmeaに対応する同次変換行列をTrobとする。更に、同様に計算される各同次変換行列を以下のように定義する。
meabaserobbase:位置計測器からロボットベースまでのベクトル
robbaseflange:ロボットベースからロボットフランジまでのベクトル
flangetool:ロボットフランジからツール先端までのベクトル
行列Tmeaを除き、計算上の各同次変換行列の関係は(0)式のようになる。
robmeabaserobbaserobbaseflange
flangetool …(0)
そして、計測に基づく行列Tmeaと、計算に基づく行列Trobとの差が、誤差Δφとなる。
上記のようなロボット1の各軸角度と、手先の位置姿勢との関係は、一般に(1)式のような4行4列の同次変換行列φで表わされる。
Figure 2010142901
関数fの変数θは各軸の角度であり、qはキャリブレーションの対象となる変数(パラメータ)であり、ロボット1の物理パラメータや、フランジ2とツール3との関係(位置姿勢),位置計測器4とロボット1との関係などを示すものである。そして、行列Rは、ロボット1の座標系(X,Y,Z)からみた手先のノーマルベクトル,オリエントベクトル,アプローチベクトルの各成分を示すもので(回転行列)、行列Pは上記手先の位置ベクトルを示す。
また、手先位置姿勢の誤差Δφと、キャリブレーション対象変数との関係は、ヤコビ行列J(θ,q)と、キャリブレーション対象変数の誤差ベクトルΔqとによって(2)式のように表わされる。
Figure 2010142901
そして、図4に示す誤差Δφは、(1)式を用いて(3)式のように表わされる。
Figure 2010142901
その結果、誤差Δφは(4)式のように表現することができる。
Figure 2010142901
すなわち(3)式において、ノーマル,オリエン,アプローチの各ベクトルについては、それらの内2つベクトルが決まると、それらの外積が残りの1つベクトルになるので、(4)式ではノーマルベクトルの誤差を省いた9行1列の行列で表現している。したがって、省くのはノーマルベクトルに限ることなく、オリエント,アプローチの何れかのベクトルでも良い。
また、(2)式を変形すると(5)式となる。
Figure 2010142901
(5)式の右辺でΔφ以外の部分は、ヤコビ行列J(θ,q)の擬似逆行列となっている。
また、(2)式をn点について拡張すると(6)式となるから、
Figure 2010142901
それに応じて(5)式を拡張すれば(7)式となる。
Figure 2010142901
そして、キャリブレーションは、(7)式により誤差ベクトルΔqを求め、その誤差ベクトルΔqを設定したパラメータqに加えて更新し、
q=q+Δq …(8)
(9)式で表わされる誤差Δφの和Δφallが、所定の閾値ε以下になるまで、同様の計算を繰り返すことで行われる。
Figure 2010142901
尚、特許文献1では、キャリブレーション対象のパラメータが各軸角度のオフセット(各軸原点誤差)のみであるためヤコビ行列が正則になり、(5)式のように擬似逆行列を用いることなく、逆行列J−1を用いて計算している。
特開平7−68480号公報
キャリブレーションを行うのに求める必要があるのは、ツールや計測器とロボットとの関係などを示すロボット物理パラメータqである。しかしながら、特許文献1の方法では、ロボット物理パラメータ以外に、計測器とロボットベースとの関係を示す位置姿勢,及びフランジ(アーム先端)とツール先端との関係を示す位置姿勢も求める必要がある。すなわち、後者の2つは、ロボットが出荷された工場先等の環境で異なるため未知の値であり、ロボット物理パラメータを計算するのに必要だからである。そのため、ロボット物理パラメータを演算する過程に、後者の2つが含んでいる誤差も織り込まれることになり、推定精度が劣化するという問題があった。
また、特許文献1では、絶対位置精度の向上を目指しているが、絶対位置精度は通常計測が非常に困難であり、ある点を基準とした相対位置姿勢関係で精度評価を代用する場合が多い。実際にロボットを適用する工場,ラインなどの現場では、ある点を教示し、その点を基準とする相対位置姿勢関係で他の教示点を教示するような使い方を行う。従来の手法では、相対位置姿勢精度には着目しておらず、現場での使い方ではそれほど精度が改善されない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロボット物理パラメータを演算する過程に誤差が含まれる要素を極力排除して、推定精度を向上させることができるロボットのキャリブレーション方法,及びそのキャリブレーション機能を備えたロボットの制御装置を提供することにある。
請求項1記載のロボットのキャリブレーション方法によれば、多関節型ロボットアームの手先を複数(n)の位置に移動させた場合、外部の計測手段により計測された手先の位置と、制御上で指令した位置との誤差Δφを、それぞれΔφ1,Δφ2,…,Δφnとして求める。そして、任意の1つΔφmを基準としてその他の誤差Δφxとの差(誤差間差と称す)Δεyを求め、各Δεyの絶対値の和が所定値ε0以下となるまで各Δεyを算出する元になるパラメータを収束計算する。
より具体的には、パラメータ行列q,ロボットアームの各軸角度の行列θについてヤコビ行列Jを求め、誤差間差Δεyとヤコビ行列Jの擬似逆行列との積からパラメータ行列qの誤差行列Δqを求める。この場合、誤差行列Δqは、上述したように誤差間差Δεyに、ヤコビ行列Jの擬似逆行列(特定の条件下では逆行列)を乗じることで得られる。そして、パラメータ行列qに誤差行列Δqを加算してパラメータ行列qを更新すると、更新したパラメータ行列qに基づいてロボットアームの手先位置を再計算し、パラメータ行列qを収束させる。
すなわち、基準誤差Δφmとその他の誤差Δφxとの差を求める「相対位置姿勢誤差」という考え方を導入したことにより、誤差間差Δεyを示す行列式では一部の演算項目が消去されるようになる。その結果、誤差間差Δεyをより高い精度で計算できるようになり、相対的に得られる位置関係の精度を向上させることができる。
請求項2記載のロボットのキャリブレーション方法によれば、基準誤差Δφmを、複数の位置につき求めて誤差Δφmを得ると、それら複数の基準誤差Δφmについて誤差間差Δεy,ヤコビ行列J,誤差行列Δqを求める。そして、異なる基準誤差Δφmについて求めた誤差間差Δεyの絶対値の和が、所定値ε1以下となるまで各Δεyを算出する元になるパラメータを収束計算する。この場合、所定値ε1は、請求項1における所定値ε0に等しく設定しても良いし、異なる値に設定しても良い。斯様な方法によれば、ロボットアームの動作領域のより広い範囲についてキャリブレーションが行われるので、ロボットアームの制御精度を向上させることができる。
請求項3記載のロボットのキャリブレーション方法によれば、ロボットアームの手先につき、複数の位置と共に姿勢についても外部の計測手段で計測し、且つ、制御上で指令した姿勢との誤差も求めて誤差Δφに含める場合、nを、推定したい未知のパラメータ数を6で除した商よりも大に設定する。すなわち、手先の位置姿勢をキャリブレーションする場合、計測によって得られるパラメータの個数は6となるので、n>(未知パラメータ数/6)とすれば、未知のパラメータのキャリブレーションを確実に行うことができる。
請求項4記載のロボットのキャリブレーション方法によれば、誤差間差Δεy(=x)を、各同次変換行列及び位置ベクトルにより、次式
Figure 2010142901
で計算する。尚、請求項4に記載したノーマル,オリエント,アプローチの各ベクトルと、ロボットのベース,フランジやツールについては、背景技術で説明したものと同じものを意味する。この場合、背景技術で示した(6)式に比較すると、計測手段からロボットベースまでの位置ベクトルに相当する成分が消去される結果、計算を行う対象が3変数分少なくなっている。したがって、その分だけ誤差間差Δεyの推定精度を向上させることができる。
請求項5乃至8記載のロボットの制御装置によれば、アーム制御手段,誤差計算手段,キャリブレーション手段を備え、そのキャリブレーション手段を、ヤコビ行列計算手段と、誤差行列計算手段と、パラメータ行列更新手段とにより構成することで、請求項1乃至4のキャリブレーション方法をそれぞれ実行することができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。図1は図4相当図であり、システム構成は全く同様であるが、制御計算機(制御装置)6によって行われるキャリブレーションの手法が異なることを示している。すなわち、図4のケースでは、ツール3の先端であるロボット1の「手先」を、1つの位置姿勢について位置計測器(計測手段)4による計測結果と、制御計算機6による制御結果との誤差を求めることでキャリブレーションを行っている。これに対して、本実施例では、ロボット1の「手先」を位置姿勢(1)と、位置姿勢(m)との2つに制御した場合に、それぞれについて位置計測器4による計測結果と、制御計算機6による制御結果との誤差を求めてキャリブレーションする。尚、位置姿勢(m)を基準とする。
位置計測器4の座標系(X,Y,Z)の原点よりツール3先端の位置姿勢(1)までのベクトルを表す同次変換行列をTmea,1とし、制御計算機6において計算される、上記同次変換行列Tmea,1に対応する同次変換行列をTrob1とする。また、位置姿勢(m)までのベクトルを表す同次変換行列を、それぞれTmea,m
rob,mとする。
そして、位置姿勢(1),(m)について、相対位置姿勢の差、すなわち、計測による相対位置姿勢間の差(Tmea,1−Tmea,m)と、計算上の相対位置姿勢間の差
(Trob,1−Trob,m)とについて差を求めると、(10)式となる。
(Tmea,1−Tmea,m)−(Trob,1−Trob,m
=(Tmea,1−Trob,1)−(Tmea,m−Trob,m
=Δφ1−Δφm …(10)
この(10)式と、(6)式より、
Figure 2010142901
となり、対応するΔqは(12)式のように表わされる。
Figure 2010142901
ここで、位置姿勢(1)を一般化するよう拡張した位置姿勢(n)について得られる誤差ΔφT,n
ΔφT,n=Tmea,n−Trob …(13)
である。但しここでは、位置姿勢は(1)〜(n)まで最大でn個あるとして、パラメータnは、(1〜n)の何れかを示す変数(特許請求の範囲ではxに相当)として扱っている。またnは、手先の位置姿勢についてキャリブレーションする場合、位置計測器4により得られるパラメータ個数が6となるから、その他の未知パラメータ数を6で除した商よりも大きくなるように設定する。(0)式より
ΔφT,n=Tmea,nmeabaserobbase
robbaseflange,n
flangetool …(14)
となる。また、同次変換行列Tmea,nrobbaseflange,nを、それぞれ(15),(16)式で定義する。
Figure 2010142901
これらを用いて、位置姿勢(n)に関する誤差ΔφT,nと、位置姿勢(m)に関する誤差ΔφT,mとの差(誤差間差Δεy(y=n))を求める。
ΔφT,n−ΔφT,m
=Tmea,nmeabaserobbase
robbaseflange,nflangetool
−(Tmea,mmeabaserobbase
robbaseflange,mflangetool
=(Tmea,n−Tmea,m
−(meabaserobbaserobbaseflange,n
flangetool
+(meabaserobbaserobbaseflange,m
flangetool
=(Tmea,n−Tmea,m
meabaserobbase・(robbaseflange,n
robbaseflange,m)・flangetool …(17)
(17)式は、更に以下のように展開される。
Figure 2010142901
尚、(19)式におけるmeabaserobbase
meabaserobbase,nmeabaserobbase,m
meabaserobbase,nmeabaserobbase,m
flangetoolは、それぞれ特許請求の範囲(請求項4,8)における
mbrbmbrb,xmbrb,mmbrb,xmbrb,m
fltoolに対応している。
(19)式では、(18)式中のmeabaserobbaseが消去されている。これは位置計測器4からロボットベースまでの位置ベクトルであり、3つの変数からなる。キャリブレーションの対象となるのはロボット1の物理パラメータであるが、従来の手法では、そのロボット1の物理パラメータを得るために、
計測器4とロボットベースとの関係を示す位置,姿勢
meabaserobbasemeabaserobbase
ロボットフランジと手先との関係を示す位置,姿勢:flangetool
を計算する必要があった。これに対して本実施例によれば、(19)式を計算する場合、位置ベクトルmeabaserobbaseの3変数を求める必要がなくなり、その分だけ誤差間差Δεy(y=n)の計算精度が向上する。そして、誤差間差Δεyが求まれば(12)式でΔqが計算できるので、以降は従来と同様にキャリブレーションを行うことができる。したがって、結果としてキャリブレーションの精度が向上する。
図2は、上記の手法で誤差間差Δεyの計算を行うプロセスを含む、キャリブレーション全体の処理内容を示すフローチャートである。先ず、ロボット1のアームの可動領域内で基準位置姿勢(m)を決定し(ステップS1)、上記可動領域の全体を網羅するようにキャリブレーション位置姿勢(1,2,…,n)を決定する(ステップS2)。それから、制御計算機6が、選択した位置姿勢の1つに「手先」であるツール3の先端を移動させ(ステップS3)、位置計測器4がその位置姿勢について計測を行った結果を取得して保存する(ステップS4)。また、制御計算機6は、ロボット1の各関節の角度θを関節角度検出器7より取得して記憶する(ステップS5)。
そして、全ての位置姿勢(n)について計測を行うまで(ステップS6:NO)、ステップS3に戻って処理を繰り返す。全ての計測が完了すると(ステップS6:YES)、全ての位置姿勢について計算上の位置姿勢を求め(ステップS7)、各位置姿勢について誤差Δφを求めると(誤差計算手段)、(19)式により誤差間差Δεy(y=1〜n:但しmを除く)を全ての位置姿勢について計算する(ステップS8,誤差間差計算手段)。
続いて、誤差間差Δεyの総和Δεallを求め、そのΔεallが所定値ε0以下であるか否かを判断する(ステップS9)。
Figure 2010142901
Δεall>ε0であれば(NO)、キャリブレーション対象とするパラメータqを決定し(ステップS11)、そのパラメータq及び各軸角度θに対応するヤコビ行列Jを計算する(ステップS12,ヤコビ行列計算手段)。それから、(12)式で誤差行列Δqを計算すると(ステップS13,誤差行列計算手段)、パラメータ行列qを更新し(q=q+Δq,ステップS14,パラメータ行列更新手段)ステップS7に戻り処理を繰り返す。尚、ステップS9〜S14が、キャリブレーション手段に対応する。
以上の処理を繰り返すことで、ステップS9においてΔεall≦ε0となると(YES)、その時点で得られているキャリブレーションデータ,すなわちロボット1のパラメータqを保存して(ステップS10)キャリブレーションを終了する。
以上のように本実施例によれば、ロボットアームの手先を複数(n)の位置に移動させた場合、位置計測器4により計測された手先の位置姿勢と制御上で指令した位置との誤差ΔφをそれぞれΔφ1,Δφ2,…,Δφnとして求めると、任意の1つΔφmを基準としてその他の誤差Δφxとの差Δεyを(19)式により求め、各Δεyの絶対値の和が所定値ε0以下となるまで各Δεyを算出する元になるパラメータを収束計算する。
具体的には、パラメータ行列q,ロボットアームの各軸角度の行列θについてヤコビ行列Jを求め、誤差間差Δεyとヤコビ行列Jの擬似逆行列との積からパラメータ行列qの誤差行列Δqを求め、パラメータ行列qに誤差行列Δqを加算してパラメータ行列qを更新すると、更新したパラメータ行列qに基づいてロボットアームの手先位置を再計算し、パラメータ行列qを収束させるようにした。
すなわち、「相対位置姿勢誤差」という考え方を導入したことにより、背景技術で示した(4)式に比較して、位置計測器4からロボットベースまでの位置ベクトルmeabaserobbaseを消去でき、計算を行う対象を3変数分少なくして誤差間差Δεyの推定精度を向上させることができ、相対的に得られる位置関係の精度を向上させることができる。また、測定対象とする位置姿勢の数nを、推定したい未知のパラメータ数を6で除した商よりも大に設定するので、未知のパラメータのキャリブレーションを確実に行うことができる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について説明する。第2実施例のシステム構成は基本的に第1実施例と同様である。第1実施例では、基準位置姿勢(m)を1点のみ選択した場合についてキャリブレーションを行ったが、第2実施例では、基準位置姿勢(m)を複数選択してキャリブレーションを行う。基準位置姿勢(m)をl点選択すると、誤差行列Δqは(12)式に替えて(21)式で表わされる。
Figure 2010142901
また、図2のフローチャートでは、ステップS1において、基準位置姿勢(m)をl点選択することになり、ステップS6において計測完了を判断する場合には、ステップS3の実行前に基準位置姿勢(m)を1〜lまで順次変更した結果、lに達していれば完了と判断することになる。
また、誤差間差Δεyについても、基準位置姿勢(m)を1〜lまで順次変更することで、第1実施例のステップS8に対してl倍の誤差間差Δεyを積算することになる。この場合、誤差収束の判定は、誤差間差Δεyの総和を例えば所定値ε1と比較することで行うようにするが、所定値ε1は、第1実施例の所定値ε0に等しく設定しても良いし、異なる値に設定しても良い。斯様な方法によれば、ロボットアームの動作領域のより広い範囲についてキャリブレーションが行われるので、ロボットアームの制御精度を向上させることができる。
(第3実施例)
図3は本発明の第3実施例を示すものである。第1実施例では、図2に示すフローチャートのステップS2で決定するキャリブレーション用の位置姿勢が、動作範囲の全領域について概ね偏りを生じることなく適切に選択された結果、ヤコビ行列Jの擬似逆行列が確実に得られる場合を前提としている。
しかしながら、極めてまれなケースであるが、上記キャリブレーション用の位置姿勢の選択が全領域中の特定の範囲に集中していたり、誤って同じ位置姿勢を複数選択する等した場合には、ヤコビ行列Jの擬似逆行列が得られなくなる場合がある。そこで、第3実施例では、そのようなケースも考慮して対応した場合の処理を示す。
ヤコビ行列Jの擬似逆行列が得られなくなる場合、具体的には、以下に示す3つの事象の発生が想定される。
(1)Δqを計算する(12)式において、右辺第1項及び第2項の絶対値が0になる場合。すなわち、(22)式の行列式Sが0になる場合である。
Figure 2010142901
(2)最終的に推定したパラメータ行列qと、推定前の行列qとの差の絶対値が、ユーザが指定する閾値Δq_0を超えた場合。
(3)誤差の総和Δεallが、ユーザが指定するループ上限回数X_max回以内の間に、閾値ε0以下に収束しない場合。
これらの事象が発生した場合には、ステップS2におけるキャリブレーション用の位置姿勢を選択し直して再度計算を行うようにする。
図3は、第1実施例における図2のフローチャートに、上記事象の発生に対応した処理を追加したものである。すなわち、ステップS1,S2の間に、ループ回数をカウントするカウンタxをリセットするステップS20を追加し、ステップS9,S10の間に、上記(2)に対応して、推定したパラメータ行列qと推定前の行列qとの差の絶対値が、閾値Δq_0以下になっているか否かを判断するステップS21を挿入する。ここで「YES」と判断すればステップS10に移行し、「NO」と判断すればステップS20に移行する。
また、ステップS9で「NO」と判断した場合は、上記のカウンタxをインクリメントし(ステップS22)、上記(3)に対応して、ループ回数xが上限回数X_max未満か否かを判断する(ステップS23)。ここで「YES」と判断すればステップS11に移行し、「NO」と判断すればステップS20に移行する。
また、ステップS12でヤコビ行列Jを算出すると、上記(1)に対応して、(22)式の行列式Sを求め、その行列式Sが0でないか否かを判断する(ステップS24)。ここで「YES」と判断すればステップS13に移行し、「NO」と判断すればステップS20に移行する。尚、第2実施例に適用するには、ステップS21,S23,S24で「NO」と判断した場合に、ステップS1の基準位置姿勢についても、選択をやり直すようにすれば良い。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例のみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
6軸垂直多関節型ロボットに限ることはない。
手先の姿勢を省いて、特許文献1と同様に位置のみについてキャリブレーションを行っても良い。その場合nは、n>(未知パラメータ数/3)の商よりも大となるように設定すれば良い。
本発明の第1実施例であり、ロボットについてキャリブレーションを行う場合のシステム構成をモデル的に示す図 フローチャート 本発明の第3実施例を示す図2相当図 従来技術を説明する図1相当図
符号の説明
図面中、1はロボット、4は位置計測器(計測手段)、6は制御計算機(制御装置),8はロボットコントローラ(制御装置)を示す。

Claims (8)

  1. 多関節型ロボットアームの手先を複数(n)の位置に移動させ、
    前記複数の位置について、外部の計測手段により計測された前記手先の位置と、制御上で指令した位置との誤差Δφを、それぞれΔφ1,Δφ2,…,Δφn(nは、推定したい未知のパラメータ数を3で除した商より大の自然数とする)として求め、
    前記n個の誤差Δφの内、任意の1つΔφmを基準として、その他の誤差Δφx(1≦x≦n,但しmを除く)との差Δεy(1≦y≦n−1)を求め、
    前記各Δεyの絶対値の和が所定値ε0(ε0>0)以下となるまで、各Δεyを算出する元になるパラメータを収束計算するロボットのキャリブレーション方法であって、
    前記パラメータの行列をqとし、前記ロボットアームの各軸角度の行列をθとすると、パラメータ行列q,θについてのヤコビ行列Jを求め、
    前記誤差Δφm,Δφxとの差Δεyと、前記ヤコビ行列Jの擬似逆行列との積から前記パラメータ行列qの誤差行列Δqを求め、
    前記パラメータ行列qに前記誤差行列Δqを加算してパラメータ行列qを更新し、
    更新したパラメータ行列qに基づいて前記ロボットアームの手先位置を再計算することで、前記パラメータ行列qを収束させることを特徴とするロボットのキャリブレーション方法。
  2. 基準とする誤差Δφmを、複数の位置について設定し、
    前記複数の基準誤差Δφmについて、前記差Δεy,前記ヤコビ行列J,前記誤差行列Δqを求め、
    異なる基準誤差Δφmについて求めた前記差Δεyの絶対値の和が、所定値ε1(ε1>0)以下となるまで、各Δεyを算出する元になるパラメータを収束計算することを特徴とする請求項1記載のロボットのキャリブレーション方法。
  3. 前記ロボットアームの手先について、前記複数の位置と共に姿勢についても外部の計測手段により計測し、且つ、制御上で指令した姿勢との誤差も求めて前記Δφに含めるようにし、
    前記nを、推定したい未知のパラメータ数を6で除した商よりも大とすることを特徴とする請求項1又は2記載のロボットのキャリブレーション方法。
  4. 前記計測手段により計測された、当該計測手段の位置から前記ロボットアームの手先であるツール先端位置までのベクトルを、前記x,mに対応して表す同次変換行列をTmea,x,Tmea,m
    前記計測手段により計測された、前記ロボットアームのフランジから前記ツール先端位置までのベクトルを表す同次変換行列をfltool
    計算上の前記計測手段の位置から前記ロボットアームのベースまでのノーマル,オリエント,アプローチの各ベクトルを表す行列をmbrb
    前記行列mbrbを、前記x,mに対応して表す行列をmbrb,xmbrb,m
    計算上の前記計測手段の位置から前記ロボットアームのベースまでの位置ベクトルを、前記x,mに対応して表す行列をmbrb,xmbrb,mとすると、
    前記誤差Δφm,Δφxとの差Δεyを、次式
    Figure 2010142901
    で計算することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のロボットのキャリブレーション方法。
  5. 多関節型ロボットアームの手先を複数(n)の位置に移動させるアーム制御手段と、
    前記複数の位置について、外部の計測手段により計測された前記手先の位置と、制御上で指令した位置との誤差Δφを、それぞれΔφ1,Δφ2,…,Δφn(nは、推定したい未知のパラメータ数を3で除した商より大の自然数とする)として求める誤差計算手段と、
    前記n個の誤差Δφの内、任意の1つΔφmを基準として、その他の誤差Δφx(1≦x≦n,但しmを除く)との差Δεy(1≦y≦n−1)を求める誤差間差計算手段と、
    前記各Δεyの絶対値の和が所定値ε0(ε0>0)以下となるまで、各Δεyを算出する元になるパラメータを収束計算することでキャリブレーションを行うキャリブレーション手段とを備えたロボットの制御装置であって、
    前記キャリブレーション手段は、
    前記パラメータの行列をqとし、前記ロボットアームの各軸角度の行列をθとすると、パラメータ行列q,θについてのヤコビ行列Jを求めるヤコビ行列計算手段と、
    前記誤差Δφm,Δφxとの差Δεyと、前記ヤコビ行列Jの擬似逆行列との積から前記パラメータ行列qの誤差行列Δqを求める誤差行列計算手段と、
    前記パラメータ行列qに前記誤差行列Δqを加算してパラメータ行列qを更新するパラメータ行列更新手段とを備え、
    更新されたパラメータ行列qに基づいて前記ロボットアームの手先位置を再計算することで、前記パラメータ行列qを収束させることを特徴とするロボットの制御装置。
  6. 前記誤差行列計算手段は、基準とする誤差Δφmを、複数の位置について設定し、
    前記複数の基準誤差Δφmについて、前記差Δεy,前記ヤコビ行列J,前記誤差行列Δqを求め、
    異なる基準誤差Δφmについて求めた前記差Δεyの絶対値の和が、所定値ε1(ε1>0)以下となるまで、各Δεyを算出する元になるパラメータを収束計算することを特徴とする請求項5記載のロボットの制御装置。
  7. 前記誤差計算手段は、前記ロボットアームの手先について、前記複数の位置と共に姿勢についても外部の計測手段により計測し、且つ、制御上で指令した姿勢との誤差も求めて前記Δφに含め、前記nを、推定したい未知のパラメータ数を6で除した商よりも大に設定することを特徴とする請求項5又は6記載のロボットの制御装置。
  8. 前記計測手段により計測された、当該計測手段の位置から前記ロボットアームの手先であるツール先端位置までのベクトルを、前記x,mに対応して表す同次変換行列をTmea,x,Tmea,m
    前記計測手段により計測された、前記ロボットアームのフランジから前記ツール先端位置までのベクトルを表す同次変換行列をfltool
    計算上の前記計測手段の位置から前記ロボットアームのベースまでのノーマル,オリエント,アプローチの各ベクトルを表す行列をmbrb
    前記行列mbrbを、前記x,mに対応して表す行列をmbrb,xmbrb,m
    計算上の前記計測手段の位置から前記ロボットアームのベースまでの位置ベクトルを、前記x,mに対応して表す行列をmbrb,xmbrb,mとすると、
    前記誤差間差計算手段は、前記誤差Δφm,Δφxとの差Δεyを、次式
    Figure 2010142901
    で計算することを特徴とする請求項5乃至7の何れかに記載のロボットの制御装置。
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