JP2010140925A - コンデンサ単素子、及びコンデンサモジュール - Google Patents

コンデンサ単素子、及びコンデンサモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】耐水性に優れるとともに、小型化及び軽量化を図ることのできるコンデンサ単素子及びコンデンサモジュールを提供すること。
【解決手段】コンデンサ単素子2は、正極層211と負極層212とが誘電体フィルム213を介して対向するよう形成されるとともに、誘電体フィルム213を巻回してなる金属化フィルム21と、一対の巻回端部210の一方である巻回端部210aにおいて正極層211と接触する正極電極部221と他方の巻回端部210bにおいて負極層212と接触する負極電極部222とからなる一対の電極部22と、正極電源と電気的に接続される正極端子部231と負極電源と電気的に接続される負極端子部232とからなる一対の端子部23とを有する。正極外表面221a及び負極外表面222bは、少なくとも端子部23が配設されている部分以外の全面がプラスチックフィルムに耐湿性を備えさせてなる耐湿性フィルム24にて覆われている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンデンサ単素子、及びコンデンサモジュールに関する。
従来から、ハイブリッド自動車や電気自動車等に用いられるインバータ等の電力変換装置の構成部品として、図14に示すように、下記の金属化フィルム921と、一対の電極部922と、一対の端子部923とを有するコンデンサ単素子9が知られている(例えば、特許文献1参照)。
金属化フィルム921は、正電荷を帯電させる正極層921aと負電荷を帯電させる負極層921bとが電気的絶縁性を有する誘電体フィルム921cを介して対向するよう形成されるとともに、誘電体フィルム921cを巻回してなる。
一対の電極部922は、金属化フィルム921の巻回軸方向における両端部である巻回端部の一方において正極層921aと接触する多孔質の正極電極部922aと、他方の巻回端部において負極層921bと接触する多孔質の負極電極部922bとからなる。
一対の端子部923は、正極電極部922aの表面であって正極層921aと接触する側と反対側に配される正極外表面に当接するとともに外部に配される正極電源と電気的に接続される正極端子部923aと、負極電極部922bの表面であって負極層921bと接触する側と反対側に配される負極外表面に当接するとともに外部に配される負極電源と電気的に接続される負極端子部923bとからなる。
かかる従来のコンデンサ単素子9においては、金属化フィルム921の巻回径方向の外周表面920を、例えば、プラスチックフィルムの表面に酸化ケイ素(SiO2)などをコーティングしたガスバリア性フィルム942にて覆っている。
さらに、コンデンサ単素子9における巻回軸方向の両端部である一対の素子端部には、例えば、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂924が配設してある。
特開2002−184642号公報
ところが、従来のコンデンサ単素子9には、以下のような問題点があった。
すなわち、上記のとおり、金属化フィルム921の巻回径方向の外周表面920をガスバリア性フィルム942にて覆っているが、上記一対の素子端部には前述した熱硬化性樹脂924が設けられているだけであった。しかしながら、樹脂924は吸湿してしまうためコンデンサ単素子9内に水分が浸入することがあり、上記素子端部を十分に封止しているとは言いがたかった。
そして、コンデンサ単素子9の素子端部から水分が浸入した場合には、水分は樹脂924及び多孔質の電極部922を簡単に通過してしまい、その結果、誘電体フィルム921cが吸湿することとなる。さらにそして、吸湿した部分において正極層921aと負極層921bとの間に電流が流れた場合には、正極層921a及び負極層921bが発熱し、その部分の正極層921a、負極層921bのパターンが他のパターンと切り離されてしまうことがあった。
そしてそのため、コンデンサ単素子9において従来から設けられている、いわゆるヒューズ機構が働きやすくなり、コンデンサ容量が低下してしまうおそれがあった。
また、浸入した水分により正極層921a又は負極層921bが酸化して金属酸化物となることがあり、かかる場合には、これらが正極層921a及び負極層921bとして機能しなくなってしまうおそれがあった。
これによっても、コンデンサ容量が低下していた。
また、水分が浸入しないように素子端部を十分な厚みを有する樹脂924によって覆うことも考えられるが、かかる場合には、コンデンサ単素子9の体格が大きくなるとともに、その重量も大きくなってしまうおそれがある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、耐水性に優れるとともに、小型化及び軽量化を図ることができるコンデンサ単素子を提供しようとするものである。
第一の発明は、正電荷を帯電させる正極層と負電荷を帯電させる負極層とが電気的絶縁性を有する誘電体フィルムを介して対向するよう形成されるとともに、該誘電体フィルムを巻回してなる金属化フィルムと、
該金属化フィルムの巻回軸方向における両端部である一対の巻回端部の一方において上記正極層と接触する多孔質の正極電極部と、他方の上記巻回端部において上記負極層と接触する多孔質の負極電極部とからなる一対の電極部と、
上記正極電極部の表面であって上記正極層と接触する側と反対側に配される正極外表面に当接するとともに外部に配される正極電源と電気的に接続される正極端子部と、上記負極電極部の表面であって上記負極層と接触する側と反対側に配される負極外表面に当接するとともに外部に配される負極電源と電気的に接続される負極端子部とからなる一対の端子部とを有し、
上記正極外表面及び上記負極外表面は、少なくとも上記端子部と当接している部分以外の全面がプラスチックフィルムに耐湿性を備えさせてなる耐湿性フィルムにて覆われていることを特徴とするコンデンサ単素子にある(請求項1)。
本発明においては、上記正極外表面及び上記負極外表面は、少なくとも上記端子部と当接している部分以外の全面が上記耐湿性フィルムにて覆われている。
これにより、コンデンサ単素子内への水分の浸入を顕著に防いで、コンデンサ容量の低下を防ぐことができる。
すなわち、従来は、コンデンサ単素子における金属化フィルムの巻回径方向の外周表面のみが耐湿性フィルムにて覆われていたが、かかる構成による問題点はなんら見いだされていなかった。むしろ、上記のように、コンデンサ単素子における巻回径方向の外周表面が耐湿性フィルムにて覆われていればコンデンサ単素子内に水分が浸入することを十分に防止することができると考えられていた。これに対し、本発明者は、鋭意研究の結果、かかる従来のコンデンサ単素子の問題点を見いだした。
すなわち、金属化フィルムの巻回径方向の外周表面に水分が付着しても、誘電体フィルムは幾重にも巻回されているため、水分は長時間かけて誘電体フィルムを伝わることとなる。したがって、金属化フィルムの外周表面に水分が付着しても、直ちにコンデンサ容量が低下することはない。しかしながら、素子端部から水分が浸入した場合には、多孔質の電極部を通過して直ちに広範囲の誘電体フィルムに水分が浸透し、前述したヒューズ機構や正極層及び負極層の酸化によってコンデンサ容量が激減することを本願発明者は発見した。すなわち、金属化フィルムを巻回してなるコンデンサ単素子においては、金属化フィルムにおける巻回径方向の外周表面よりも電極部からの水分の浸入の方が問題となることを本願発明者は見いだしたのである。
そこで、本発明のように正極外表面及び負極外表面を耐湿性フィルムにて覆うことにより、従来に比してコンデンサ単素子内に水分が浸入することを顕著に防止することができる。
このように、本発明によれば耐水性に優れるコンデンサ単素子を得ることができ、コンデンサ単素子におけるコンデンサ容量の低下を防ぐことができる。
また、従来のコンデンサ単素子とは異なり、上記のように正極外表面及び負極外表面を耐湿性フィルムにて覆うことにより、例えばエポキシ樹脂などによって電極部を覆う必要がない。そのため、上記のようなエポキシ樹脂の分の重量を大幅に削減することができる。さらに、エポキシ樹脂などによってコンデンサ単素子の素子端部を覆うことなく上記のような耐湿性フィルムにて覆うことにより、コンデンサ単素子の体格を小型化することもできる。
その結果、コンデンサ単素子の小型化及び軽量化を図ることができる。
以上のとおり、本発明によれば、耐水性に優れるとともに、小型化及び軽量化を図ることができるコンデンサ単素子を提供することができる。
第二の発明は、第一の発明に記載のコンデンサ単素子を複数個並列配置してなるとともに、上記コンデンサ単素子における上記巻回軸方向の端部である素子端部が成形樹脂にて覆われて固定されていることを特徴とするコンデンサモジュールにある(請求項9)。
本発明のコンデンサモジュールは、第一の発明に記載されたコンデンサ単素子を複数個並列配置してなるものである。そして、それぞれのコンデンサ単素子において水分が浸入した場合に問題となりやすい素子端部は耐湿性フィルムにて覆われているため、コンデンサ単素子内に水分が浸入することを防止することができる。そのため、本発明のコンデンサモジュールにおいても各コンデンサ単素子内に水分が浸入することによるコンデンサ容量の低下を防ぐことができる。
また、コンデンサ単素子の個数が多くなれば多くなるほど、従来に比して小型化及び軽量化を顕著に達成することができる(後述する実施例1参照)。
さらに、成形樹脂にて耐湿性フィルムが覆われていることにより、耐湿性フィルムが傷つきにくく、耐湿性フィルムの耐久性を向上させることができる。
その結果、耐久性及び耐水性に優れるとともに、小型化及び軽量化を図ることができるコンデンサモジュールを提供することができる。
第一及び第二の発明において、上記誘電体フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)などがある。
また、上記正極層及び上記負極層の金属としては、アルミニウム、亜鉛、又はこれらの合金などがある。
また、上記耐湿性フィルムに用いられるプラスチックフィルムとしても、上記誘電体フィルムと同様のものを用いることが考えられる。
なお、上記耐湿性フィルムが備えるべき耐湿性としては、例えば、温度が85℃、相対湿度が85%における初期水蒸気透過度が0.6g/m2/day以下であればよい。
特に、上記耐湿性フィルムは、前述したプラスチックフィルムの表面に無機酸化物を蒸着してなることが好ましい(請求項2)。
この場合には、耐水性に一層優れる耐湿性フィルムとすることができ、コンデンサ単素子内への水分の浸入を確実に防ぐことができる。
なお、上記無機酸化物としては、シリカ(SiO2)、アルミナ(Al23)、チタニア(TiO2)など種々のものがある。
また、上記一対の電極部は、金属を溶射してなることが好ましい(請求項3)。
この場合には、特に電極部が気孔率の大きい多孔質体で形成されることとなるため、かかる電極部を有するコンデンサ単素子に本発明を適用することにより、本発明の作用効果を効果的に発揮することができる。
また、上記金属化フィルムは、その巻回径方向の外周表面が上記耐湿性フィルムにて覆われていることが好ましい(請求項4)。
この場合には、素子端部のみならず金属化フィルムにおける巻回径方向の外周表面までも耐湿性フィルムにて覆うことができるため、コンデンサ単素子内に一層水分を浸入しにくくさせることができる。
また、上記一対の端子部は、上記正極外表面又は上記負極外表面と当接する当接部と、該当接部の端縁から上記巻回軸方向に立設してなるリード部とを有し、
上記電極部と上記当接部とは、互いをはんだ付けしてなるはんだ部にて固定されており、
上記耐湿性フィルムは、その厚み方向に貫通してなる二つの開口穴を有し、
該二つの開口穴の一方には、上記リード部が挿通されており、
他方の上記開口穴は、上記はんだ部と対向するよう形成することができる(請求項5)。
この場合には、以下のような作用効果が得られると考えられる。
すなわち、例えば、電極部に耐湿性フィルムを被せた後に電極部と当接部とをはんだ付けにより固定する場合には、はんだ部と対向する開口穴をあらかじめ耐湿性フィルムに設ける必要がない。そのため、耐湿性フィルムの歩留まりを向上させることができる(後述する実施例2における図11(a)参照)。
また、はんだ部と対向する開口穴をあらかじめ耐湿性フィルムに形成しておく場合には、耐湿性フィルムを溶かすことなく電極部と当接部とをはんだ付けにて固定することができる。このように、上記構成によれば、はんだの熱にて耐湿性フィルムが溶けるという不具合を回避することができるため、耐湿性フィルムの耐久性を向上させることができる(後述する実施例2における図11(b)参照)。
また、上記一対の端子部は、上記正極外表面又は上記負極外表面と当接する当接部と、該当接部の端縁から上記巻回軸方向に立設してなるリード部とを有し、
上記電極部と上記当接部とは、互いをはんだ付けしてなるはんだ部にて固定されており、
上記耐湿性フィルムは、その厚み方向に貫通してなるとともに上記リード部を挿通する開口穴を有し、
上記はんだ部は、上記耐湿性フィルムにて覆われるよう構成することもできる(請求項6)。
この場合には、ほとんど隙間なく、電極部を耐湿性フィルムにて覆うことができる。そのため、コンデンサ単素子内に水分が浸入することを十分に防止することができる。
また、上記耐湿性フィルムは、上記正極外表面及び上記負極外表面を覆う主面部とその端縁から反対側の上記巻回端部に向かって立設してなる側面部とを有し、該側面部は、上記一対の電極部における上記金属化フィルムの巻回径方向の外周端面を覆っていることが好ましい(請求項7)。
この場合には、一対の電極部の外周端面をも耐湿性フィルムにて覆うことにより、水分の浸入経路を確実に遮断することができ、コンデンサ単素子内に水分が浸入することを確実に防ぐことができる。
また、上記コンデンサ単素子における上記巻回軸方向の端部である素子端部が成形樹脂にて覆われていることが好ましい(請求項8)。
この場合には、耐湿性フィルムが成形樹脂にて覆われているため耐湿性フィルムが傷つきにくく、耐湿性フィルムの耐久性を向上させることができる。
(実施例1)
本発明のコンデンサ単素子、及びコンデンサモジュールに係る実施例について、図1〜図8とともに説明する。
本例のコンデンサ単素子2は、図1に示すように、以下の金属化フィルム21と、一対の電極部22と、一対の端子部23とを有する。
すなわち、金属化フィルム21は、正電荷を帯電させる正極層211と負電荷を帯電させる負極層212とが電気的絶縁性を有する誘電体フィルム213を介して対向するよう形成されるとともに、誘電体フィルム213を巻回してなる。
一対の電極部22は、金属化フィルム21の巻回軸方向における両端部である巻回端部210の一方である巻回端部210aにおいて正極層211と接触する多孔質の正極電極部221と、他方の巻回端部210bにおいて負極層212と接触する多孔質の負極電極部222とからなる。
一対の端子部23は、正極電極部221の表面であって正極層211と接触する側と反対側に配される正極外表面221aに当接するとともに外部に配される正極電源(図示略)と電気的に接続される正極端子部231と、負極電極部222の表面であって負極層212と接触する側と反対側に配される負極外表面222bに当接するとともに外部に配される負極電源(図示略)と電気的に接続される負極端子部232とからなる。
そして、正極外表面221aは、正極端子部231と当接している部分以外の全面がプラスチックフィルム241に耐湿性を備えさせた耐湿性フィルム24にて覆われている。
同様に、負極外表面222bも、負極端子部232と当接している部分以外の全面がプラスチックフィルム241に耐湿性を備えさせた耐湿性フィルム24にて覆われている。
以下、詳細に説明する。
コンデンサ単素子2は、図8に示すように、コンデンサモジュール1において複数個並列に接続されている。
そして、コンデンサモジュール1においては、コンデンサ単素子2における巻回軸方向の端部である素子端部20同士が成形樹脂25にて覆われるとともに、複数のコンデンサ単素子2が並列に固定されている。すなわち、本例のコンデンサモジュール1は、コンデンサ単素子2を、巻回軸方向に直交する平面において前後左右に並列して配置したものの素子端部20を互いに成形樹脂25にて固定したものである。
成形樹脂25は、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリプロピレン(PP)などからなる。
コンデンサ単素子2について、図1〜図7とともに説明する。
コンデンサ単素子2の金属化フィルム21は、図1に示すように、それぞれベースとなる誘電体フィルム213に、例えばアルミニウムなどの金属層を蒸着してなる正極層211と負極層212とを巻回軸方向に互いにずらした状態で積層し、これを渦巻状に巻回して構成されている。
なお、コンデンサ単素子2は、上記とは異なり、複数枚の金属化フィルム21を複数回にわたって巻回して形成することもできる。
また、金属化フィルム21における巻回軸方向の巻回端部210の両方には、図1、図3、図4に示すように、メタリコン金属が溶射されており、かかるメタリコン金属が本例のコンデンサ単素子2における正極電極部221及び負極電極部222を構成する。
このメタリコン金属としては、例えば、アルミニウム、亜鉛、又はこれらの合金などを用いることができる。
なお、誘電体フィルム213としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)などからなる樹脂フィルムがある。
また、本例では、金属化フィルム21の巻回径方向の外周表面214は、耐湿性フィルム24(以下、耐湿性フィルム24bという。)にて覆われている。
さらに、一対の電極部22における金属化フィルム21の巻回径方向の外周端面223も耐湿性フィルム24bにて覆われている。
一方、正極外表面221a及び負極外表面222bは、これらを覆う主面部241とその端縁から反対側の巻回端部210に向かって立設してなる側面部242とを有する耐湿性フィルム24(以下、耐湿性フィルム24aという。)にて覆われている。
本例では、耐湿性フィルム24aは、図6に示すように、プラスチックフィルム241の表面に蒸着してある無機酸化物(SiO2)からなる層242が互いに向き合うようにした状態で二枚重ね合わせ、これを用いて一対の電極部22の正極外表面221a、負極外表面222bを覆っている。
さらに説明すると、耐湿性フィルム24aに用いられるプラスチックフィルム241は、約12μmであり、無機酸化物からなる層242は1μm以下であるため、二枚の耐湿性フィルム24aを互いに重ね合わせたとしても、約25μmの厚みしかない。一方、従来では、約5mm以上の厚みを有するエポキシ樹脂を充填しなければ十分な耐湿性を備えることが困難である。
また、従来のコンデンサモジュール(図14に示すコンデンサ単素子9を複数個並列配置して、これらを樹脂にてモールド固定したもの)の重量は3.1kgであるが、同じコンデンサ容量であって、かつ、同じ数量(16個)のコンデンサ単素子2を備えていても、本例のようなコンデンサモジュールとすることで重量を1.9kgとすることができ、コンデンサモジュール1全体の重量を1.2kg低減することができる。
また、電極部22の上記外周端面223を覆っている耐湿性フィルム24bの端部も、外周端面223ごと上記側面部242にて覆われている。
なお、以下で単に耐湿性フィルム24という場合には、耐湿性フィルム24a及び耐湿性フィルム24bの双方をいうものとする。
また、耐湿性フィルム24に用いられるプラスチックフィルム241としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)などがある。
本例においては、耐湿性フィルム24は、プラスチックフィルム241としてのPETに無機酸化物が蒸着してある。
具体的には、無機酸化物からなる層242としては、シリカ(SiO2)、アルミナ(Al23)、チタニア(TiO2)など種々のものをプラスチックフィルム241に蒸着して形成することができ、本例においては、PETからなるプラスチックフィルム241にSiO2を蒸着してある。
そして、かかる耐湿性フィルム24が備えるべき耐湿性としては、例えば、温度が85℃、相対湿度が85%における初期水蒸気透過度が0.6g/m2/day以下であればよい。
また、コンデンサ単素子2は、前述したとおり、素子端部20において端子部23を備える。具体的には、一対の端子部23は、それぞれ正極外表面221a又は負極外表面222bと略平行に形成された当接部23bと、該当接部23bの端縁から巻回軸方向に立設してなるリード部23aとを有する。
また、端子部23には、当接部23bの略中央に形成された一対の接続部23cが形成されている。そしてかかる一対の接続部23cと電極部22とが互いにはんだ付けしてはんだ部29が形成されている。
本例のコンデンサ単素子2の作製手順について、図1〜図5とともに説明する。
まず、図1、図2に示すように、正極層211と負極層212とを誘電体フィルム213を介して積層する。
かかる誘電体フィルム213においては、正極層211と負極層212とが誘電体フィルム213の表面にパターン形成してある。
そして、この誘電体フィルム213を巻回して金属化フィルム21を形成する。
次いで、図3に示すように、金属化フィルム21の巻回端部210に上述した金属のうちのいずれかを溶射して、一対の電極部22(メタリコン電極)を形成する。
次いで、かかる一対の電極部22のそれぞれに端子部23を取りつける(図3における矢印A参照)。
具体的には、図3、図4に示すように、正極外表面221aと当接部23bとを当接させた状態で、正極電極部221と接続部23cとはんだ付けしてはんだ部29を形成する。また、同様に、負極外表面222bと当接部23bとを当接させた状態で、負極電極部222と接続部23cとはんだ付けしてはんだ部29を形成する。
次いで、図3、図4に示すように、金属化フィルム21の巻回径方向における外周表面214を耐湿性フィルム24bにて覆う。具体的には、正極電極部221の外周端面223、及び負極電極部222の外周端面223を耐湿性フィルム24bにて覆うように、耐湿性フィルム24bを配設する。
次いで、開口部243に端子部23を挿通させつつ正極側電極221の正極外表面221a及び負極側電極222の負極外表面222bを覆うように耐湿性フィルム24を被せる(図4における矢印B参照)。
このとき、図5に示すように、金属化フィルム21の外周表面214を覆っている耐湿性フィルム24bの端部を耐湿性フィルム24aの側面部242にて覆う。
そして、正極電極部221と耐湿性フィルム24a、及び負極電極部222と耐湿性フィルム24aとを、例えば、接着材にて仮止めしておく。
次いで、図7に示すように、素子端部20全体を覆うように成形樹脂25にてモールド固定する。
以上の手順により、本例のコンデンサ単素子2を作製することができる。
なお、前述したコンデンサモジュール1を作製する場合には、これらコンデンサ単素子2を前後左右に複数個並列配置した後、これらの隣り合う素子端部20同士を成形樹脂25にて固定して、複数のコンデンサ単素子2を互いに連結することにより形成することができる。
かかるコンデンサモジュール1において、正極端子部231は正極バスバ(図示略)に電気的に接続され、負極端子部232は負極バスバ(図示略)に電気的に接続される。
以上のように構成することで、上記正極バスバと電気的に接続している正極端子部231から正極電極部221を介して正極層211へと正電荷が流れて帯電する。
一方、上記負極バスバと電気的に接続している負極端子部232から負極電極部222を介して負極層212へと負電荷が流れて帯電する。
なお、本発明に係るコンデンサ単素子2、及びコンデンサモジュール1は、上記の例に限られるものではない。すなわち、例えば、コンデンサ単素子2は、略円柱形状の金属化フィルム21を用いて形成するなど、種々の形状とすることができる。
以下に、本例の作用効果について説明する。
本例においては、正極外表面221a及び負極外表面222bは、少なくとも端子部23と当接している部分以外の全面が耐湿性フィルム24aにて覆われている。
これにより、コンデンサ単素子2内への水分の浸入を顕著に防いで、コンデンサ単素子2におけるコンデンサ容量の低下を防ぐことができる。
また、従来のコンデンサ単素子とは異なり、上記のように正極外表面221a及び負極外表面222bを耐湿性フィルム24aにて覆うことにより、例えばエポキシ樹脂などによって素子端部20を覆う必要がない。そのため、上記のようなエポキシ樹脂の分の重量を大幅に削減することができる。さらに、エポキシ樹脂などによってコンデンサ単素子2の素子端部20を覆うことなく上記のような耐湿性フィルム24aにて覆うことにより、コンデンサ単素子2の体格を小型化することもできる。
その結果、コンデンサ単素子2の小型化及び軽量化を図ることができる。
また、耐湿性フィルム24aは、前述したプラスチックフィルム241の表面に無機酸化物242を蒸着してなるため、耐水性に一層優れる耐湿性フィルム24aとすることができ、コンデンサ単素子2内への水分の浸入を確実に防ぐことができる。
また、一対の電極部22は、金属を溶射してなるため、かかる電極部22を有するコンデンサ単素子2に本発明を適用することにより、本発明の作用効果を効果的に発揮することができる。
また、金属化フィルム21は、その巻回径方向の外周表面214が耐湿性フィルム24bにて覆われている。これにより、素子端部20のみならず金属化フィルム21における巻回径方向の外周表面214までも耐湿性フィルム24bにて覆うことができるため、コンデンサ単素子2内に一層水分を浸入しにくくさせることができる。
また、側面部242は、一対の電極部22における金属化フィルム21の巻回径方向の外周端面223を覆っている。このように一対の電極部22の外周端面223をも耐湿性フィルム24aにて覆うことにより、水分の浸入経路を確実に遮断することができ、コンデンサ単素子2内に水分が浸入することを確実に防ぐことができる。
また、コンデンサ単素子2における巻回軸方向の端部である素子端部20が成形樹脂25にて覆われている。これにより、耐湿性フィルム24aが成形樹脂25にて覆われているため耐湿性フィルム24aが傷つきにくく、耐湿性フィルム24aの耐久性を向上させることができる。
また、本例によれば、上記のような、耐久性及び耐水性に優れるとともに小型化及び軽量化を図ることができるコンデンサ単素子2を備えるコンデンサモジュール1を得ることができる。
以上のとおり、本例によれば、耐水性に優れるとともに、小型化及び軽量化を図ることのできるコンデンサ単素子及びコンデンサモジュールを提供することができる。
(実施例2)
本例は、図9〜図11に示すように、電極部22と接続部23cとをはんだ付けしてなるはんだ部29が、耐湿性フィルム24aに形成された二つの開口穴243のうちの一つの開口穴243bと対向する位置に配置されているコンデンサ単素子2の例である。
そして、他方の開口穴243aは、リード部23aのみを挿通している。
かかるコンデンサ単素子2は、例えば、以下の二通りの方法にて形成することができる。
すなわち、第一に、図11(a)に示すとおり、あらかじめ開口部243aのみを形成した耐湿性フィルム24aにリード部23aを挿通させる(同図における矢印C参照)。次いで、接続部23cと電極部22とを、耐湿性フィルム24aを溶かしつつ両者をはんだ付けする。これにより、図10に示すように、はんだの熱によってはんだ部29の周辺の耐湿性フィルム24aが溶かされて開口穴243bが形成される。
かかる場合には、以下のような作用効果が得られる。
すなわち、例えば、電極部22に耐湿性フィルム24aを被せた後に電極部22と当接部23bとをはんだ付けにより固定する場合には、はんだ部29と対向する開口穴243bをあらかじめ耐湿性フィルム24aに設ける必要がない。そのため、耐湿性フィルム24aの歩留まりを向上させることができる。
第二に、図11(b)に示すとおり、あらかじめ開口穴243a、243bを形成した耐湿性フィルム24aを、正極外表面221a及び負極外表面222bに被せる(同図における矢印D参照)。次いで、開口穴243bから接続部23cと電極部22とをはんだ付けする。これによっても、図10に示すようなコンデンサ単素子2を形成することができる。
かかる場合には、以下のような効果が得られる。
すなわち、はんだ部29と対向する開口穴243bをあらかじめ耐湿性フィルム24aに形成しておく場合には、耐湿性フィルム24aを溶かすことなく電極部22と当接部23bとをはんだ付けにて固定することができる。このように、上記構成によれば、はんだの熱にて耐湿性フィルム24aが溶けるという不具合を回避することができるため、耐湿性フィルム24aの耐久性を向上させることができる。
その他の構成及び作用効果は実施例1と同様である。
(実施例3)
本例は、図12、図13に示すように、電極部22と端子部23とが、正極外表面221a及び負極外表面222bと接続部23cとをはんだ付けしてなるはんだ部29にて固定されており、かかるはんだ部29が耐湿性フィルム24aにて覆われているコンデンサ単素子2の例である。
つまり本例では、開口穴243には、端子部23のうちのリード部23aのみが挿通されているのである。
本例のコンデンサ単素子2の作製手順については、以下のとおりである。
すなわち、耐湿性フィルム24を被せる前にあらかじめ正極外表面221a及び負極外表面222bと接続部23cとをはんだ付けしてはんだ部29を形成する。
次いで、開口穴243にリード部23aのみを挿通させつつ耐湿性フィルム24aを正極外表面221a及び負極外表面222bに被せる。
これにより、はんだ部29が耐湿性フィルム24aにて覆われてなる本例のコンデンサ単素子2が形成される。
本例の場合には、ほとんど隙間なく、電極部22を耐湿性フィルム24aにて覆うことができる。そのため、コンデンサ単素子2内に水分が浸入することを十分に防止することができる。
その他の構成及び作用効果は実施例1と同様である。
実施例1における、コンデンサ単素子の縦断面図。 実施例1における、金属化フィルムの斜視図。 実施例1における、電極部に端子部を接続する状態を示す説明図。 実施例1における、電極部の外表面に耐湿性フィルムを配置している状態を示す説明図。 実施例1における、素子端部を成形樹脂にて固定する前の状態を示すコンデンサ単素子の斜視図。 実施例1における、耐湿性フィルムの断面説明図。 実施例1における、素子端部を成形樹脂にて固定した後の状態を示すコンデンサ単素子の斜視図。 実施例1における、巻回軸方向から見たコンデンサモジュールの上面図。 実施例2における、コンデンサ単素子の縦断面図。 実施例2における、コンデンサ単素子の斜視図。 実施例2における、(a)開口部が一つしかない耐湿性フィルムを素子端部に被せている状態を示す説明図、(b)開口部を二つ有する耐湿性フィルムを素子端部に被せている状態を示す説明図。 実施例3における、コンデンサ単素子の斜視図。 実施例3における、コンデンサ単素子の縦断面図。 従来例における、コンデンサ単素子の縦断面図。
符号の説明
1 コンデンサモジュール
2 コンデンサ単素子
21 金属化フィルム
210 巻回端部
211 正極層
212 負極層
213 誘電体フィルム
22 電極部
221 正極電極部
221a 正極外表面
222 負極電極部
222b 負極外表面
23 端子部
231 正極端子部
232 負極端子部
24 耐湿性フィルム

Claims (9)

  1. 正電荷を帯電させる正極層と負電荷を帯電させる負極層とが電気的絶縁性を有する誘電体フィルムを介して対向するよう形成されるとともに、該誘電体フィルムを巻回してなる金属化フィルムと、
    該金属化フィルムの巻回軸方向における両端部である一対の巻回端部の一方において上記正極層と接触する多孔質の正極電極部と、他方の上記巻回端部において上記負極層と接触する多孔質の負極電極部とからなる一対の電極部と、
    上記正極電極部の表面であって上記正極層と接触する側と反対側に配される正極外表面に当接するとともに外部に配される正極電源と電気的に接続される正極端子部と、上記負極電極部の表面であって上記負極層と接触する側と反対側に配される負極外表面に当接するとともに外部に配される負極電源と電気的に接続される負極端子部とからなる一対の端子部とを有し、
    上記正極外表面及び上記負極外表面は、少なくとも上記端子部と当接している部分以外の全面がプラスチックフィルムに耐湿性を備えさせてなる耐湿性フィルムにて覆われていることを特徴とするコンデンサ単素子。
  2. 請求項1において、上記耐湿性フィルムは、上記プラスチックフィルムの表面に無機酸化物を蒸着してなることを特徴とするコンデンサ単素子。
  3. 請求項1又は2において、上記一対の電極部は、金属を溶射してなることを特徴とするコンデンサ単素子。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記金属化フィルムは、その巻回径方向の外周表面が上記耐湿性フィルムにて覆われていることを特徴とするコンデンサ単素子。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記一対の端子部は、上記正極外表面又は上記負極外表面と当接する当接部と、該当接部の端縁から上記巻回軸方向に立設してなるリード部とを有し、
    上記電極部と上記当接部とは、互いをはんだ付けしてなるはんだ部にて固定されており、
    上記耐湿性フィルムは、その厚み方向に貫通してなる二つの開口穴を有し、
    該二つの開口穴の一方の開口穴には、上記リード部が挿通されており、
    他方の上記開口穴は、上記はんだ部と対向するよう形成されていることを特徴とするコンデンサ単素子。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記一対の端子部は、上記正極外表面又は上記負極外表面と当接する当接部と、該当接部の端縁から上記巻回軸方向に立設してなるリード部とを有し、
    上記電極部と上記当接部とは、互いをはんだ付けしてなるはんだ部にて固定されており、
    上記耐湿性フィルムは、その厚み方向に貫通してなるとともに上記リード部を挿通する開口穴を有し、
    上記はんだ部は、上記耐湿性フィルムにて覆われていることを特徴とするコンデンサ単素子。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、上記耐湿性フィルムは、上記正極外表面又は上記負極外表面を覆う主面部とその端縁から反対側の上記巻回端部に向かって立設してなる側面部とを有し、該側面部は、上記一対の電極部における上記金属化フィルムの巻回径方向の外周端面を覆っていることを特徴とするコンデンサ単素子。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、上記コンデンサ単素子における上記巻回軸方向の端部である素子端部が成形樹脂にて覆われていることを特徴とするコンデンサ単素子。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のコンデンサ単素子を複数個並列配置してなるとともに、上記コンデンサ単素子における上記巻回軸方向の端部である素子端部が成形樹脂にて覆われて固定されていることを特徴とするコンデンサモジュール。
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