JP2010139051A - 等速ジョイント用ブーツ - Google Patents
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Abstract
【課題】周方向に厚さが異なる第1固定端部と凹凸面を有するジョイントケースとのシール性を向上させた等速ジョイント用ブーツを提供する。
【解決手段】厚肉部10は、ジョイントケースの外周凹面部に対応して形成された内周側厚肉部12のほかに薄肉部11の外周方向延長線よりも外側に突設された外周側厚肉部13が形成され、かつ外周側厚肉部13の外周面は径方向中心線Rと直交する平坦部14とその両側に面取り部15が各々形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】厚肉部10は、ジョイントケースの外周凹面部に対応して形成された内周側厚肉部12のほかに薄肉部11の外周方向延長線よりも外側に突設された外周側厚肉部13が形成され、かつ外周側厚肉部13の外周面は径方向中心線Rと直交する平坦部14とその両側に面取り部15が各々形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、主に駆動軸どうしを軸方向に相対的に移動可能に接続する等速ジョイントを覆う等速ジョイント用ブーツに関する。
車両用の駆動軸どうしの連結部に用いられる等速ジョイント部の一例としてトリポートタイプの等速ジョイントがある。図11及び図12において、トリポートジョイント101は、入力側のシャフト102に、ローラを有する3つのトラニオンを軸方向と直交する方向に突設したトリポート(図示せず)と、該トリポートを収容するジョイントケース103内に設けられた摺動溝内を軸方向へ摺動して出力側シャフト104へ回転トルクの伝達が行われるようになっている。
上記トリポートジョイント101はジョイントケース103の内部にトラニオンが摺動する摺動溝を有するため外周形状が凹凸面に形成されている。図11においてジョイントケース103の外周面に図10に示す等速ジョイント用ブーツ105の一端側である径大な第1固定端部106が嵌め込まれ、出力側シャフト104の外周面に他端側である径小な第2固定端部107が嵌め込まれることによりジョイント部が蛇腹部108により覆われている。図11において、第1固定端部106にワンタッチ式のクランプ109が嵌め込まれて、図12において、レバー109aを倒すことによりクランプ109が縮径して等速ジョイント用ブーツ105が固定される。
図13において、第1固定端部106には、トリポートジョイントのジョイントケース103の凹面部103aに嵌め込まれる部位に厚肉部110と、凸面部103bに嵌め込まれる薄肉部111が交互に設けられている。
また、図15に示すように、第1固定端部106において、厚肉部110と薄肉部111の境界部に薄肉部外接円に対して外側に増厚した肉厚部112を軸方向に設けた等速ジョイント用ブーツも提案されている。図16において厚肉部110と薄肉部111の境界部に設けられた肉厚部112がクランプ109により締付けられることにより、肉厚部112は凸面部103bの内側に押し込まれてジョイントケース103の凹凸状境界部を部分的に高圧にして密着性を高めている(特許文献1参照)。
特開2004−169726号
図13の等速ジョイント用ブーツ105の第1固定端部106にクランプ109を嵌め込んで縮径すると、図14においてジョイントケース103の凹面部103aにおいては、バンド部材115の張力がブーツの厚肉部110の反力より大きいため、バンド部材115が凹面部103aの両端部に相当する両側を最短距離で結ぶように直線的に締め付ける。このため、締め付け圧力は、厚肉部110の中央部に向かって集中し易く、当該厚肉部110の中央部の肉が両側の隙間に向かって逃げて厚肉部110の変形が増大するため、凹面部103aのシール性が低下する。
また、図15の第1固定端部106に厚肉部110と薄肉部111の境界部に設けられた肉厚部112が設けられていても同様な課題を生じる。即ち、バンド部材115は肉厚部112どうしを直線的に結ぶように直線的に締め付ける。このため、図16において、締め付け圧力は厚肉部110の中央部に向かって集中し易く、当該厚肉部110のみならず肉厚部112の肉も厚肉部110の中央部に逃げて、厚肉部110の変形が増大するため凹面部103aのシール性が低下する。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、周方向に厚さが異なる等速ジョイント用ブーツの第1固定端部と凹凸面を有するジョイントケースとのシール性を向上させた等速ジョイント用ブーツを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備えることを特徴とする。
即ち、外周に凹凸面が形成されたジョイントケースと当該ジョイントケース内に揺動自在に挿入されたシャフトを連結する等速ジョイントの前記ジョイントケース外周面に第1固定端部が嵌め込まれ前記シャフト外周面に第2の固定端部が嵌め込まれて当該第1,第2固定端部間を蛇腹部で覆う等速ジョイント用ブーツであって、前記第1固定端部に前記ジョイントケース外周凹面部に対応して形成された厚肉部と外周凸面部に対応して形成された薄肉部が交互に形成されており、前記厚肉部は、前記ジョイントケースの外周凹面部に対応して形成された内周側厚肉部のほかに前記薄肉部の外周方向延長線よりも外側に突設された外周側厚肉部が形成され、かつ前記外周側厚肉部の外周面には径方向中心線と直交する平坦部が形成されていることを特徴とする。
即ち、外周に凹凸面が形成されたジョイントケースと当該ジョイントケース内に揺動自在に挿入されたシャフトを連結する等速ジョイントの前記ジョイントケース外周面に第1固定端部が嵌め込まれ前記シャフト外周面に第2の固定端部が嵌め込まれて当該第1,第2固定端部間を蛇腹部で覆う等速ジョイント用ブーツであって、前記第1固定端部に前記ジョイントケース外周凹面部に対応して形成された厚肉部と外周凸面部に対応して形成された薄肉部が交互に形成されており、前記厚肉部は、前記ジョイントケースの外周凹面部に対応して形成された内周側厚肉部のほかに前記薄肉部の外周方向延長線よりも外側に突設された外周側厚肉部が形成され、かつ前記外周側厚肉部の外周面には径方向中心線と直交する平坦部が形成されていることを特徴とする。
また、前記外周側厚肉部の外周面は、径方向中心線に対して線対称に形成されており、前記平担部の長さFは少なくとも前記外周側厚肉部の周方向の長さLとするとL/2≦F<Lを満たす所定長に形成されていることを特徴とする。
また、前記平坦部の径方向の厚さは少なくとも薄肉部外周面と同等若しくはそれ以上の所定高さとなるように形成されていることを特徴とする。
また、前記平坦部の両側には前記薄肉部に接続する曲面部若しくは面取り部が形成されていることを特徴とする。
また、前記平坦部の両側には前記薄肉部に接続する曲面部若しくは面取り部が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る等速ジョイント用ブーツを用いれば、第1固定端部にジョイントケース外周凹面部に対応して形成された内周側厚肉部のほかに薄肉部の外周方向延長線よりも外側に突設された外周側厚肉部が形成され、かつ外周側厚肉部の外周面は径方向中心線と直交する平坦部が形成されている。よって、第1固定部にクランプを嵌め込んで締め付けると、ジョイントケース外周凹面部において、バンド部材が最短距離を結ぶように直線的に締め付ける。このとき厚肉部の中央部に向かって圧力が集中しやすいが、バンド部材は外周側厚肉部の外周面に形成された平坦部に沿って締め付ける。このように、締め付け圧力の向きが平坦部とその両側で異なっているため、内周側厚肉部の中央部に圧力が集中することがなく、発生圧力をジョイントケース外周凹面部に沿って分散させて作用させることができる。よって、周方向に厚さが異なる第1固定端部と凹凸面を有するジョイントケースとのシール性を向上させた等速ジョイント用ブーツを提供することができる。
また、外周側厚肉部の外周面は、径方向中心線に対して線対称に形成されていると、ブーツの方向性が無くなり、組み付け作業がし易くなり、平担部の長さFは少なくとも外周側厚肉部の周方向の長さLとするとL/2≦F<Lを満たす所定長に形成されていると、締め付け圧力を分散させ易くなる。
また、平坦部の径方向中心線に交差する径方向の厚さは少なくとも薄肉部と同等若しくはそれ以上の所定厚となるように形成されていると、少なくとも平坦部両側は薄肉部より厚肉な厚肉部に形成されているので、厚肉部と薄肉部の境界部における面圧を高めてシール性を向上できる。
また、平坦部の径方向中心線に交差する径方向の厚さは少なくとも薄肉部と同等若しくはそれ以上の所定厚となるように形成されていると、少なくとも平坦部両側は薄肉部より厚肉な厚肉部に形成されているので、厚肉部と薄肉部の境界部における面圧を高めてシール性を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
先ず、等速ジョイントの概略構成について図8及び図9を参照して説明する。
図8及び図9において、駆動軸(ドライブシャフト)1、2どうしを軸方向に相対的に移動可能に接続する等速ジョイントとしてトリポートジョイント3が用いられる。トリポートジョイント3はシャフト1の端部に設けたジョイントケース4内に図示しないトリポートが嵌め込まれている。トリポートは、ローラを有する3つのトラニオンが軸方向と直交する方向に突設され、ジョイントケース4内に設けられた摺動溝4c(図2参照)内を軸方向へ摺動しつつシャフト間の回転トルクの伝達が行われるようになっている。
先ず、等速ジョイントの概略構成について図8及び図9を参照して説明する。
図8及び図9において、駆動軸(ドライブシャフト)1、2どうしを軸方向に相対的に移動可能に接続する等速ジョイントとしてトリポートジョイント3が用いられる。トリポートジョイント3はシャフト1の端部に設けたジョイントケース4内に図示しないトリポートが嵌め込まれている。トリポートは、ローラを有する3つのトラニオンが軸方向と直交する方向に突設され、ジョイントケース4内に設けられた摺動溝4c(図2参照)内を軸方向へ摺動しつつシャフト間の回転トルクの伝達が行われるようになっている。
ジョイントケース4は、摺動溝4cに対応して外周凹面部4aと外周凸面部4bとが交互に形成されている。等速ジョイント用ブーツ5は筒状に形成されており、ジョイントケース4の外周面に径大な第1固定端部6が嵌め込まれ出力側のシャフト2の外周面に径小な第2の固定端部7が嵌め込まれて当該第1,第2固定端部6,7間が蛇腹部8で覆われる。また、第1固定端部6は大径のクランプ9,第2固定端部7はそれより小径のクランプ9にて各々締め付け固定される。上記等速ジョイント用ブーツ5としては、例えば比較的硬質な熱可塑性エラストマーから射出ブロー成形により製造される。
図6において、第1固定端部6にはジョイントケース4の外周凹面部4aに対応して形成された厚肉部10と外周凸面部4bに対応して形成された薄肉部11が交互に形成されている。本実施形態では、厚肉部10は第1固定端部6の周方向に等角位置に3箇所に形成されている。
図1において、厚肉部10は、ジョイントケース4の外周凹面部4aに対応して形成された内周側厚肉部12のほかに薄肉部11の外周方向延長線よりも外側に突設された外周側厚肉部13が形成されている。図3において、外周側厚肉部13の外周面は径方向中心線Rと直交する平坦部14とその両側に面取り部15が各々形成されている。尚、面取り部15に替えて円弧部等の曲面部でもよい。
また、図5(a)において、外周側厚肉部13の外周面は、径方向中心線Rに対して線対称に形成されている。また、平担部14の長さFは少なくとも外周側厚肉部13の周方向の長さL(L=rθ;rはブーツの半径、θは中心角)とするとL/2≦F<Lより好ましくは0.5≦F0.75Fを満たす所定長に形成されていると、締め付け圧力を分散させ易くなる。また、図5(b)において、平坦部14の径方向の厚さは少なくとも薄肉部11と同等若しくはそれ以上の所定厚となるように形成されている。具体的には、平坦部14の薄肉部11外周面からの径方向の高さをTとすると、0≦T≦1.5mmになるように形成されている。これにより、少なくとも平坦部14両側は薄肉部11より厚肉に形成されているので、クランプ9で締め付けた際に厚肉部10と薄肉部11の境界部における面圧を高めてシール性を向上できる。
第1,第2固定端部6,7には、図7に示すいわゆるワンタッチタイプのクランプ9が嵌め込まれて縮径することで等速ジョイント用ブーツ4が一体に組み付けられる。尚、比較的大径の第1固定端部6は、ワンタッチタイプのクランプが望ましいが、それより小径の第2固定端部7は、必ずしもワンタッチタイプでなくても、他のクランプ、例えばかしめタイプのクランプ等であってもよい。
ここで、クランプ9の構成について図7を参照して説明する。金属帯状のバンド部材16は両端部を重ね合わせて接合されてリング状に形成されている。このバンド部材16の接合部17に弧状のレバー18の中途部が溶接により固着されている。
また、バンド部材16の接合部17の内周側に形成される空隙部19の両側に架橋するように弧状のプレート20がバンド部材16の内周面に接合されている。プレート20の幅方向両側にはバンド部材16の幅方向両側に起立する縁折部20aが各々設けられている。
また、バンド部材16には、プレート20の接合部に並んで断面コ字状のバックル21が、バンド部材16の内周面側に接合されている。バックル21はバンド部材16の幅方向両側に起立して設けられ、バンド部材16上に傾倒させたレバー18の先端側に重ねて折り曲げることにより固定する(図9参照)。尚、バックル21はプレート20と一体に形成されていてもよい。
図8において、クランプ9は第1固定端部6及び第2固定端部7の外周面に装着される。等速ジョイント用ブーツ5の第1固定端部6をジョイントケース4の外周面に嵌め込み、第2の固定端部7をシャフト2の外周面に嵌め込む。このとき、第1の固定端部6の内周側厚肉部12がジョイントケース4の外周凹面部4aに、薄肉部11が外周凸面部4bに各々位置合わせして嵌め込まれる。そして、図9において、レバー18の一端側18a(図7参照)をバンド部材16に当接する支点として他端側18bをバンド部材16の外周面に重ね合わせて傾倒することによりバンド部材17を縮径する。最後に、バンド部材16の幅方向両側に起立するバックル21を折り曲げて傾倒したレバー18を固定することにより組み付けられる。
尚、プレート20の幅方向両端には縁折部20aが形成されているので、プレート20の断面係数が増加して強度が向上するので、レバー18の曲げ支点圧力が加わってもプレート20の変形を防ぐことができ、シール性を維持することができる。
図2にクランプ9により締め付けた際のバンド部材16及び第1固定端部6の外形と発生圧力との関係を示す。
バンド部材16は、ジョイントケース4の外周凹面部4aの両端部で直線的折れ曲がるように厚肉部10を締め付ける。バンド部材16の張力がブーツ側の厚肉部10の反力より大きいためこのような変形が生ずる。このとき、図3において、バンド部材16よる締め付け圧力は、外周側厚肉部13に形成された平坦部14においては径方向中心線Rと平行な矢印P方向に、その両側に形成された面取り部15においては、矢印P方向と交差する矢印Q方向に各々作用する。
バンド部材16は、ジョイントケース4の外周凹面部4aの両端部で直線的折れ曲がるように厚肉部10を締め付ける。バンド部材16の張力がブーツ側の厚肉部10の反力より大きいためこのような変形が生ずる。このとき、図3において、バンド部材16よる締め付け圧力は、外周側厚肉部13に形成された平坦部14においては径方向中心線Rと平行な矢印P方向に、その両側に形成された面取り部15においては、矢印P方向と交差する矢印Q方向に各々作用する。
このように、外周側厚肉部13において発生圧力の向きが異なり、圧力密度も拡散されるので、内周側厚肉部12の中央部に圧力が集中することがなく、発生圧力をジョイントケース4の外周側凹面部4aに沿って分散させて作用させることができる。よって、周方向に厚さが異なる第1固定端部6と凹凸面を有するジョイントケース4とのシール性を向上させることができる。
これに対して、図4において、外周側厚肉部13に平坦部14を設けずに円弧面とした場合には、径方向中心線Rと平行な矢印P方向と平行な向きに周方向に圧力が発生するため、内周側厚肉部12の中央部に圧力が集中して内周側厚肉部12の変形を起こしやすく、締め付け圧力の抜けが発生し易くなる。
1,2 シャフト
3 トリポートジョイント
4 ジョイントケース
4a 外周凹面部
4b 外周凸面部
5 等速ジョイント用ブーツ
6 第1固定端部
7 第2固定端部
8 蛇腹部
9 クランプ
10 厚肉部
11 薄肉部
12 内周側厚肉部
13 外周側厚肉部
14 平坦部
15 面取り部
R 径方向中心線
16 バンド部材
17 接合部
18 レバー
19 空隙部
20 プレート
20a 縁折部
21 バックル
3 トリポートジョイント
4 ジョイントケース
4a 外周凹面部
4b 外周凸面部
5 等速ジョイント用ブーツ
6 第1固定端部
7 第2固定端部
8 蛇腹部
9 クランプ
10 厚肉部
11 薄肉部
12 内周側厚肉部
13 外周側厚肉部
14 平坦部
15 面取り部
R 径方向中心線
16 バンド部材
17 接合部
18 レバー
19 空隙部
20 プレート
20a 縁折部
21 バックル
Claims (4)
- 外周に凹凸面が形成されたジョイントケースと当該ジョイントケース内に揺動自在に挿入されたシャフトを連結する等速ジョイントの前記ジョイントケース外周面に第1固定端部が嵌め込まれ前記シャフト外周面に第2の固定端部が嵌め込まれて当該第1,第2固定端部間を蛇腹部で覆う等速ジョイント用ブーツであって、
前記第1固定端部に前記ジョイントケース外周凹面部に対応して形成された厚肉部と外周凸面部に対応して形成された薄肉部が交互に形成されており、
前記厚肉部は、前記ジョイントケースの外周凹面部に対応して形成された内周側厚肉部のほかに前記薄肉部の外周方向延長線よりも外側に突設された外周側厚肉部が形成され、かつ前記外周側厚肉部の外周面には径方向中心線と直交する平坦部が形成されていることを特徴とする等速ジョイント用ブーツ。 - 前記外周側厚肉部の外周面は、径方向中心線に対して線対称に形成されており、前記平担部の長さFは少なくとも前記外周側厚肉部の周方向の長さLとするとL/2≦F<Lを満たす所定長に形成されている請求項1記載の等速ジョイント用ブーツ。
- 前記平坦部の径方向中心線に交差する径方向の厚さは少なくとも薄肉部と同等若しくはそれ以上の所定厚となるように形成されている請求項1又は2記載の等速ジョイント用ブーツ。
- 前記平坦部の両側には前記薄肉部に接続する曲面部若しくは面取り部が形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の等速ジョイント用ブーツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008318831A JP2010139051A (ja) | 2008-12-15 | 2008-12-15 | 等速ジョイント用ブーツ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014046637A (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-17 | Ntn Corp | 等速自在継手用ブーツの製造方法 |
-
2008
- 2008-12-15 JP JP2008318831A patent/JP2010139051A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014046637A (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-17 | Ntn Corp | 等速自在継手用ブーツの製造方法 |
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