JP2010137406A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙端部に気流の乱れが生じることを防止し、もって用紙端部の浮き上がり(カール)を防止して適切な記録品質を確保する。
【解決手段】プリンタ1は記録ヘッド10の上流側近傍に、噴射口17aから記録用紙Pに向けて温風(乾燥空気)を噴射することにより記録用紙Pの乾燥を促進する乾燥装置12Aを備えている。温風の噴射口17aには、噴射口17aの用紙幅方向両側に、噴射口17aを覆う可動板(シャッター)21を、用紙幅方向にスライド変位可能に備えている。可動板21を変位させて記録用紙Pの幅寸法に応じて噴射口17aからの温風噴射範囲を調整することにより、用紙端部から外れた領域における温風乱流の発生を防止し、用紙側端部の浮き上がり(カール)を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリやプリンタ等に代表される記録装置に関し、特に被記録媒体の乾燥を促進する乾燥装置を備えた記録装置に関する。
以下、記録装置の一例としてのプリンタを例に説明する。プリンタにおいては、特許文献1に示される様に、記録用紙をヒータにより加熱することによって記録用紙に含まれる水分を蒸発させ、その水分を含む空気を排気装置により排気する構成を備えたものがある。また特許文献2には、温風を用紙に対して噴射することにより用紙に着弾したインクを乾燥させる乾燥手段を備えたプリンタが示されている。
特許第3075329号公報 特開2002−292841号公報
用紙の乾燥を促進させる為に上記特許文献1記載のプリンタの様にヒータと排気装置とを備える構成であっても、或いは上記特許文献2記載のプリンタの様に温風を用紙に対して噴射する構成であっても、用紙の周囲には気流の乱れ(乱流)が発生する。この乱流が用紙端部で生じると、用紙端部の浮き上がり(カール)が生じ、記録品質を低下させる虞がある。この様な技術的課題については、上記特許文献1、2記載のプリンタをはじめ、従来のプリンタにおいては十分に考慮されていなかった。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、用紙端部に気流の乱れが生じることを防止し、もって用紙端部の浮き上がり(カール)を防止して適切な記録品質を確保することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、被記録媒体を搬送する搬送手段と、被記録媒体に対し気体を噴射することにより被記録媒体の乾燥を促進する乾燥装置と、を備え、前記乾燥装置は、被記録媒体の搬送方向と直交する方向における気体の噴射範囲を可変に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、記録装置は被記録媒体に対し気体を噴射することにより被記録媒体の乾燥を促進する乾燥装置を備えており、この乾燥装置は、被記録媒体の搬送方向と直交する方向(以下「被記録媒体の幅方向」と言う)における気体の噴射範囲を可変に構成されているので、前記噴射範囲を被記録媒体の幅に応じて調整することができる。
即ち、例えば被記録媒体の幅に対して前記噴射範囲が大きいと、被記録媒体の側端部分に乱流が生じ、側端部の浮き上がり(カール)を招き易い。しかし前記噴射範囲を被記録媒体の幅に合うように調整できるので、前記乱流によって被記録媒体側端部が浮き上がる(カールする)ことを防止することができる。また、加熱された被記録媒体の温度が前記乱流によって低下してしまうことを防止できる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記乾燥装置は、被記録媒体の搬送方向と直交する方向において被記録媒体の中心部から側端部に向かう気流を形成することを特徴とする。
本態様によれば、乾燥装置は、被記録媒体の幅方向において被記録媒体の中心部から側端部に向かう気流を形成するので、被記録媒体の側端部においては気体が外側に真っ直ぐに逃げていき、これにより乾燥装置から噴射された気体によって被記録媒体側端部が浮き上がる(カールする)ことを効果的に防止できる。
また、被記録媒体に気体を噴射した後に、当該気体が被記録媒体の外側に移動する距離を短くすることができる。このため、被記録媒体から水分が放出された場合にはこの水分を含む空気を速やかに被記録媒体から遠ざけることができ、被記録媒体を高速に移動させる場合であっても水分を含んだ空気が下流側に移動してしまうことを抑止でき、ひいては記録手段(例えば、インクジェット記録ヘッド)やその周辺構成を結露させてしまうことを防止できる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記乾燥装置における気体の噴射口には、当該噴射口の前記搬送方向と直交する方向の両側を覆うシャッター部材が、前記搬送方向と直交する方向に変位可能に設けられており、前記シャッター部材を変位させることにより、前記噴射範囲が可変となる構成を備えていることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体の幅方向に変位可能なシャッター部材を変位させることにより、前記噴射範囲が可変となる構成を備えているので、前記噴射範囲が可変となる乾燥装置を低コストに構成することができる。
本発明の第4の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記乾燥装置は、前記搬送方向と直交する方向に複数の送風源を備えており、前記複数の送風源のうち少なくとも一部を前記搬送方向と直交する方向に変位させることにより、前記噴射範囲が可変となる構成を備えていることを特徴とする。
本態様によれば、送風源を複数備え、その少なくとも一部が被記録媒体の幅方向に変位可能であるとともに、変位させることにより前記噴射範囲が可変となる構成を備えているので、送風源毎に気体の噴射強さを調整することができる。これにより、被記録媒体の幅方向端部に配置された送風源からの気体の噴射強さを強めに設定することで、被記録媒体側端部の浮き上がりをより確実に防止することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1(A)は本発明の第1実施形態に係る記録装置としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の要部側面図、図1(B)は同平面図、図2は乾燥装置12A(第1実施形態)の断面図、図3は他の実施形態に係る乾燥装置12B(第2実施形態)の断面図、図4は他の実施形態に係る乾燥装置12C(第3実施形態)の断面図、図5は他の実施形態に係る乾燥装置12D(第4実施形態)の断面図、図6(A)は第1実施形態に係るプリンタ1の要部側面図、図6(B)は搬送手段を他の実施形態に置き換えたプリンタ1’の要部側面図である。
尚、以下では用紙搬送方向(図1(A)、(B)において左右方向)と直交する方向(図1(B)において上下方向、図2〜図5において左右方向)を、説明の便宜上「用紙幅方向」と言うこととする。
[第1実施形態]
以下、図1及び図2を参照しながら本発明の第1実施形態について説明する。
本実施形態に係るプリンタ1は、用紙幅をカバーする長さに構成されたインクジェット式の記録ヘッド(記録手段)10を備える、いわゆるラインヘッド方式を採用する高スループットインクジェットプリンタであり、インク吐出ヘッドを用紙幅方向に往復動させることなく、被記録媒体の一例としての記録用紙Pを用紙搬送方向に移動させながら記録ヘッド10からインクを吐出して記録を実行する。
より詳しくは、プリンタ1は搬送手段2の上流側にゲートローラ7を有し、このゲートローラ7により、搬送手段2に記録用紙Pを供給する前にスキューを除去した後、下流側の搬送手段2へと記録用紙Pを供給する。
ゲートローラ7の下流側には、記録用紙Pを搬送する為の搬送面を形成する搬送ベルト3、およびこの搬送ベルト3を係回する複数のローラ(駆動ローラ4、従動ローラ5、6)を備えて構成された搬送手段2が設けられている。搬送ベルト3は、多数の吸引孔3aを有しており、吸引装置8により吸引孔3aを介して記録用紙Pが吸引され(図1(A)の矢印方向)、搬送方向へ確実に搬送される様になっている。
搬送ベルト3の搬送面と対向する位置にはインクを吐出する記録ヘッド10が設けられている。記録ヘッド10は、複数のヘッド10aが用紙幅方向に千鳥状に配置されて構成されており、各々のヘッド10aには、例えばイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックなどの各色のインクノズル(図示せず)が、記録用紙Pの搬送方向に色毎にずらして配設されている。各インクノズル(図示せず)には、各色用のインクタンク(図示せず)から、インク供給チューブ(図示せず)を介してインクが供給される様になっている。
そして各インク吐出ノズルから必要量のインク滴が吐出されることにより、記録用紙P上に微小なインクドットが形成される。これを各色毎に行うことにより、搬送ベルト3に吸着された記録用紙Pを一度通過させるだけで、記録を完了させることができる様になっている。
次に記録ヘッド10の上流側近傍には、乾燥装置12Aが設けられている。乾燥装置12Aは、送風ファン18とヒータ19とを備えており、装置内に外気を採り入れるとともにこれを加熱して温風(乾燥空気)とし、これを図2に示すようにケース13の取り込み口16を介してケース13内部へと送出する。
そしてケース13の下部に形成された噴射口17aから記録用紙Pに向けて温風を噴射し、記録用紙Pの温度上昇及び余分な水分の蒸発を図り、もって後にインクが吐出された後の乾燥の促進を行う。尚、図2において矢印は各部位における温風の流れ方向を示している。
噴射口17aの搬送方向上流側及び下流側には遮蔽部材としてのブレード20が設けられており、このブレード20によって、噴射口17aから噴射された温風が用紙搬送方向、特に記録ヘッド10の側(下流側)に漏出しないように遮蔽されている。
これにより記録用紙Pから放出された水分を含む空気が記録ヘッド10の側に移動せず、或いはその移動が緩和され、記録ヘッド10やその周辺構成を結露させてしまうことをより防止している。また、記録ヘッド10とは反対側の方向(上流側方向)に水分を含む空気が流れると、水分が記録用紙Pに再吸収される虞があるが、その様なことを防止することができる。
ケース13内には、取り込まれた温風を用紙幅方向に拡散させる整流板15が設けられており、さらにその下側には温風の噴射方向を規制するルーバー(羽板)14Aが、用紙幅方向に沿って複数設けられている。ルーバー14Aは、その板面と記録用紙Pの記録面との成す角度(以下「傾斜角」と言う)が、ほぼ90°に設定されており、記録用紙Pの記録面に対して噴射口17aから温風が真っ直ぐに噴射するように構成されている。
また、乾燥装置12Aは噴射口17aに加えて更に排気口17bを用紙幅方向両端部に備えており、この排気口17bによって噴射口17aから噴射する温風の流速を容易に調整する(緩和する)ことが可能となっている。尚、排出口17bの開口の大きさを調整する絞り手段(図示せず)を設けることで、より精密に噴射口17から噴射する温風の流速を調整することができる。
そして排出口17bは、使用が想定される最も用紙幅の大きい記録用紙Pの用紙側端部より外側に配置される(搬送ベルト3より外側に配置される)とともに、用紙側端部より外側方向に向かって開口しているので、排気口17bから排出される温風によって用紙端部周辺に乱流が発生することを防止でき、ひいては前記乱流によって用紙側端部が浮き上がる(カールする)ことを防止している。
次に、噴射口17aには、その用紙幅方向両側に、噴射口17aを覆う可動板(シャッター)21が設けられている。可動板21は用紙幅方向にスライド変位可能に設けられており、記録用紙Pの幅寸法に応じて噴射口17aからの温風噴射範囲を調整できる様になっている。
即ち、記録用紙Pの幅寸法が大きい場合には可動板21を外側方向に移動させ、幅寸法が小さい場合には可動板21を中心方向に移動させることにより、記録用紙Pの幅寸法に合った適切な温風噴射範囲を設定でき、例えば温風噴射範囲を記録用紙Pの幅寸法に一致させることができる。従って用紙端部から外れた領域における温風乱流の発生を防止することができ、前記乱流によって用紙側端部が浮き上がる(カールする)ことをより確実に防止することができる。また、前記乱流によってプレヒート(記録実行前に記録用紙Pを加熱すること)された用紙の温度が低下することを防止できる。
尚、以上説明した第1実施形態では温風乾燥装置12A(噴射口17a)を1つ備えているが、これを用紙搬送方向に沿って複数配置し、複数の温風乾燥装置12A(噴射口17a)により乾燥を促進させることも可能である。尚この場合、2つの温風乾燥装置12A(噴射口17a)に挟まれるブレード20は省略しても良い。
[第2実施形態]
以下、図3を参照しながら本発明の第2実施形態について説明する。尚、本実施形態を含め、以下に説明する実施形態においては図1及び図2を参照しながら説明した上記第1実施形態と同一の構成には同一符号を付しており、以下ではその説明は省略することとする。
本実施形態に係る乾燥装置12Bにおいてルーバー14Bは、その傾斜角が、用紙幅方向の中心部から端部方向に向かって減少する(紙面に対して寝る)ように設定されており、これにより紙面上においては矢印で示す様に用紙幅方向において中心部から側端部に向かう気流が形成されるようになっている。このため、乾燥装置12Bから噴射された気体は用紙側端部から真っ直ぐに外側に逃げ、これによって用紙側端部において乱流が形成されることを防止でき、ひいては用紙側端部が浮き上がる(カールする)ことを防止できる。
加えて、用紙幅方向において中心部から側端部に向かう気流が形成されることから、記録用紙Pに温風を噴射した後に、当該温風が用紙端より外側に移動する距離を短くすることができる。従って記録用紙Pから放出された水分を含む空気を速やかに記録用紙Pから遠ざけることができ、記録用紙Pを高速に搬送する場合であっても水分を含んだ空気が下流側、即ち記録ヘッド10の側に移動してしまうことを抑止でき、ひいては記録ヘッド10やその周辺構成を結露させてしまうことをより確実に防止できる。
[第3実施形態]
以下、図4を参照しながら本発明の第3実施形態について説明する。図4に示す温風乾燥装置12Cは、用紙側端を押さえるエッジ規制板22を備えている。このエッジ規制板22は、用紙幅方向にスライド変位可能に設けられており、記録用紙Pの幅寸法に応じてエッジ規制位置を調整できる様になっている。従って用紙端部から外れた領域において温風乱流が発生した場合であっても、前記乱流によって用紙側端部が浮き上がる(カールする)ことを確実に防止することができる。尚、エッジ規制板22は、既に説明した第1、第2実施形態、或いは以下説明するその他の実施形態にも適用可能である。
[第4実施形態]
以下、図5を参照しながら本発明の第4実施形態について説明する。図5に示す温風乾燥装置12Dは、送風源として複数の温風ユニット(23、24)を備えている。各々の温風ユニットは、それぞれ個別に送風ファン18及びヒータ19を備えており、それぞれ個別に温風の温度及び噴射速度を設定可能となっている。従ってこれにより、例えば用紙幅方向両端部に配置された温風ユニット24からの温風流速を高めに設定することで用紙側端部の浮き上がりを防止することができる。
また、用紙幅方向中央の温風ユニット23は固定的に設けられており、用紙幅方向両端の温風ユニット24は用紙幅方向にスライド変位可能に設けられている。即ち、記録用紙Pの幅寸法に応じて噴射口17aからの温風噴射範囲を調整できるため、用紙端部から外れた領域における温風乱流の発生を防止することができ、前記乱流によって用紙側端部が浮き上がる(カールする)ことを防止できる。
尚、全ての温風ユニットが固定的に設けられている場合であっても、両端部の温風ユニットの温風流速を高めに設定することで、一定の用紙側端部浮き上がり防止効果を得ることができる。
[第5実施形態]
以下、図6を参照しながら本発明の第5実施形態について説明する。図6(A)は上述した第1実施形態に係るプリンタ1を示しており、図6(B)は搬送手段2を他の実施形態に置き換えた(搬送手段2’)、本実施形態に係るプリンタ1’を示している。
図6(A)において、乾燥装置12Aの噴射口17aから噴射された温風は、ブレード20により搬送方向上流側及び下流側への漏出が防止されているが、搬送方向下流側に温風が漏出して記録ヘッド10と乾燥装置12Aとの間に乱流が形成されると、記録用紙Pの先端部が符号Psで示す様に浮き上がり、記録ヘッド10に衝突して記録面を汚損する虞がある。
そこで本実施形態に係る搬送手段2’では、図6(B)に示すように搬送方向に沿って複数の吸引手段(8A、8B)を配置するとともに、下流側の吸引手段8Bによる用紙吸引力を、上流側の吸引手段8Aによる用紙吸引力よりも強く設定している。
下流側の吸引手段8Bによる用紙吸引は、乾燥装置12Aの通過後に直ちに行われるように構成されており、従ってこれにより記録ヘッド10と乾燥装置12Aとの間に乱流が形成されても、当該乱流によって記録用紙Pの先端部が浮き上がり、記録ヘッド10に衝突して記録面が汚損されることを防止することができる。また乾燥装置12Aの直下での用紙吸引を弱めにすることで、記録用紙Pの温度を低下させることを抑止でき、乾燥装置12Aによる乾燥効果を阻害することを防止できる。
以上説明した各実施形態は本発明の実施形態の一部を示すものであり、本発明の範囲がこれらに限られないことは言うまでもない。また、各実施形態の特徴的構成を適宜組み合わせた実施形態を採用可能であることも言うまでもない。
(A)は本発明の第1実施形態に係るプリンタの要部側面図、(B)は同平面図。 乾燥装置(第1実施形態)の断面図。 乾燥装置(第2実施形態)の断面図。 乾燥装置(第3実施形態)の断面図。 乾燥装置(第4実施形態)の断面図。 (A)は本発明の第1実施形態に係るプリンタの要部側面図、(B)は本発明の第5実施形態に係るプリンタの要部側面図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 搬送手段、3 搬送ベルト、4 駆動ローラ、5、6 従動ローラ、7 ゲートローラ、8、8A、8B 吸引手段、10 記録ヘッド、10a ヘッド、
12A〜12D 乾燥装置、13 ケース、14A、14B ルーバー(羽板)、15 整流板、16 取り込み口、17a 噴射口、17b 排気口、18 送風ファン、19 ヒータ、20 ブレード、21 可動板、22 エッジ規制板、23 温風ユニット(固定)、24 温風ユニット(可動)、P 記録用紙

Claims (4)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    被記録媒体を搬送する搬送手段と、
    被記録媒体に対し気体を噴射することにより被記録媒体の乾燥を促進する乾燥装置と、を備え、
    前記乾燥装置は、被記録媒体の搬送方向と直交する方向における気体の噴射範囲を可変に構成されていることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記乾燥装置は、被記録媒体の搬送方向と直交する方向において被記録媒体の中心部から側端部に向かう気流を形成する、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録装置において、前記乾燥装置における気体の噴射口には、当該噴射口の前記搬送方向と直交する方向の両側を覆うシャッター部材が、前記搬送方向と直交する方向に変位可能に設けられており、
    前記シャッター部材を変位させることにより、前記噴射範囲が可変となる構成を備えている、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1または2に記載の記録装置において、前記乾燥装置は、前記搬送方向と直交する方向に複数の送風源を備えており、
    前記複数の送風源のうち少なくとも一部を前記搬送方向と直交する方向に変位させることにより、前記噴射範囲が可変となる構成を備えている、
    ことを特徴とする記録装置。
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