JP2010136039A - 信号増幅装置、及び磁気センサ装置 - Google Patents

信号増幅装置、及び磁気センサ装置 Download PDF

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和男 長谷川
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Abstract

【課題】磁気センサ等の微少な検出対象信号を入力信号とする信号増幅装置において、入力信号のオフセットが大きいため、ダイナミックレンジを確保できない。
【解決手段】差動入力信号の一方を入力される増幅部30と、他方を入力される増幅部32と、増幅部30,32から得られる差動出力信号の中点電位を検出して当該差動出力信号のオフセット電位をフィードバック制御するコモンモード検出回路28とを備える。増幅部30,32は差動増幅回路34a,34bから出力される中間差動信号をドライバ回路38a,38bに印加するバイアス信号に変換するバイアス回路36a,36bを有する。バイアス回路36a,36bは、コモンモード検出回路28からの制御信号に応じて抵抗値が変化する抵抗可変素子を有し、分圧比を調節してバイアス信号を調節する。
【選択図】図2

Description

本発明は、差動信号を増幅する信号増幅装置、及び当該信号増幅装置を用いた磁気センサ装置に関する。
磁気センサには磁気抵抗素子を用いたホイートストン型のブリッジ回路の構造を有するものがある。このようなホイートストンブリッジ型センサなどの微弱な出力電圧を高い入力インピーダンスで検出し、増幅する回路として、インスツルメンテーションアンプが知られている。図4は、このインスツルメンテーションアンプである増幅回路4を用いて構成された従来のセンサ出力回路の回路図である。ホイートストン型のセンサ2は差動信号を出力し、この差動信号が増幅回路4への入力信号VINとなる。
増幅回路4は、3つのオペアンプ(演算増幅器)8,10,12を用いて構成される。オペアンプ8は、差動信号である入力信号VINの一方極の信号を増幅する非反転増幅回路を構成し、オペアンプ10は他方極の信号を増幅する非反転増幅回路を構成する。オペアンプ8,10の出力は差動信号を構成し、それぞれオペアンプ12の反転入力端子、非反転入力端子に入力される。オペアンプ12は反転増幅回路を構成し、非反転入力端子はオフセット調整電源VADJに接続される。
増幅回路4は、電源から正電圧VDDの供給を受けて、VDDと接地電位GND(=0V)との間で動作する。増幅回路4を構成する各オペアンプ8,10,12の出力電圧の変動範囲も正電圧VDDと接地電位GNDとの間に包含される所定の動作範囲に制限される。
低消費電力化の点から、VDDは比較的小さな電圧に設定される。例えば、VDDは3V程度に設定される。
ちなみに、増幅回路4は、オフセット調整電源VADJにより出力信号VOUTのDCレベルを調整することができる。
特開2006−174122号公報
センサ2は、基準状態において原理的には0Vを出力するように設計されたものであっても、実際には、センサ2の製造ばらつきや使用条件等に起因するオフセット電圧を有し得る。すなわち、増幅回路4への入力信号VINを構成する差動形式の2つ信号にはそれぞれオフセット電圧VOFSがコモンモードで重畳し得る。特に、GIG(Granular In Gap)素子は高感度である一方、オフセットばらつきが比較的大きい。
オフセット電圧VOFSは、入力バッファであるオペアンプ8,10にて増幅され、その出力信号に現れる。そのため、オペアンプ8,10のゲインを大きくすると、オフセット電圧VOFSに重畳した本来の検出対象信号が、正電圧VDDと接地電位GNDとの間に包含される上記動作範囲による制限を受けてクリップされ、信号波形に歪みが生じ得るという問題があった。すなわち、増幅回路4のダイナミックレンジが小さくなるという問題があった。
ちなみに、オフセット調整電圧VADJは、オペアンプ12の出力信号VOUTにおけるオフセットを除去可能することはできても、オペアンプ8,10からオペアンプ12へ入力される信号のオフセットを除去することはできない。
ここで、検出対象信号のクリップを避けようとして、オペアンプ8,10のゲインを下げ、後段のオペアンプ12のゲインを上げると、SN比が低下するという問題が生じ得る。
また、磁気センサには、GIG素子を用いた磁気センサのように出力インピーダンスが高いものがある。そのような高出力インピーダンスの磁気センサに対しては、入力インピーダンスが低いアンプの使用は適さない。また、インスツルメンテーションアンプは、シングルエンド出力であり、コモンモードノイズに対して弱いという問題もあった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、入力信号に重畳したオフセット電圧に起因した検出対象信号のクリップを生じにくくして、SN比の確保と共にダイナミックレンジの拡大を可能とする全差動型の信号増幅装置、及びそれを用いた磁気センサ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る信号増幅装置、及び磁気センサ装置は、第1及び第2の入力信号からなる差動信号を入力され、第1及び第2の出力信号からなる差動信号を出力するものであって、前記第1の入力信号を入力され前記第1の出力信号を出力する第1の増幅部と、前記第2の入力信号を入力され前記第2の出力信号を出力する第2の増幅部と、前記第1の出力信号と前記第2の出力信号との中点電位を求め、当該中点電位に基づき、前記第1の出力信号及び前記第2の出力信号それぞれのオフセット電位をフィードバック制御するオフセット制御信号を生成するフィードバック制御部と、を有し、前記各増幅部は、それぞれの前記入力信号と、それぞれの前記出力信号に基づく帰還信号とからなる差動信号を入力され、中間差動信号を出力する差動増幅回路と、入力されるバイアス信号に応じてプッシュプル動作を行い前記出力信号を生成するプッシュプル回路を備えたドライバ回路と、前記中間差動信号に基づき前記バイアス信号を生成するバイアス回路と、を有し、前記バイアス回路は、第1信号点と第2信号点との間に接続され、当該両信号点間に印加される電圧を分圧して分圧点の電位を前記バイアス信号として出力する分圧回路と、前記第1信号点及び前記第2信号点それぞれの電位を、前記中間差動信号の強度に応じ互いに同相で変化させる信号点電位生成回路と、を有し、前記分圧回路は、前記第1信号点又は前記第2信号点と前記分圧点との間に直列に接続され、前記オフセット制御信号に応じて抵抗値が変化する抵抗可変素子を有する。
本発明によれば、信号増幅装置から出力される差動信号の中点電位に基づいてコモンモードのオフセット電位が検出され、オフセット電位を低減するフィードバック制御が行われる。オフセット電位を低減する補正は、差動増幅回路の入力段である差動増幅回路の出力信号に対して行われるので、出力段であるプッシュプル回路での信号のクリップが起こりにくい。これにより、SN比の確保と共にダイナミックレンジの拡大を図ることができる。また、差動増幅回路を、演算増幅器を用いた非反転増幅回路とすることで高入力インピーダンスとし、高出力インピーダンスの磁気センサからの出力信号を好適に増幅することができる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る磁気センサ装置20の概略の回路構成図である。磁気センサ装置20は、磁気センサ22とセンサ出力回路24とからなる。センサ出力回路24は本発明に係る信号増幅装置である。
磁気センサ22は、抵抗Ra,Rb,Rc,Rdからなるホイートストンブリッジ回路である。抵抗Ra,Rdは端子VA1,VA2の間に直列接続され、また、抵抗Rb,Rcも端子VA1,VA2の間に直列接続される。そして、抵抗Ra,Rdの接続点が出力端子VB1であり、抵抗Rb,Rcの接続点が出力端子VB2である。抵抗Ra,Rb,Rc,Rdのうち、磁気抵抗変化を示すGIG素子はRa,Rcである。一方、Rb,Rdは固定抵抗である。このブリッジ回路の一対の入力端子VA1,VA2に電圧を印加すると、抵抗Ra,Rdで分圧された電圧が出力端子VB1に得られ、抵抗Rb,Rcで分圧された電圧が出力端子VB2に得られる。抵抗Ra,Rcは外部磁界により抵抗が変化するので、外部磁界に応じた電圧信号が、出力端子VB1,VB2から差動形式で出力される。
上述のように磁気センサ22ではGIG素子を抵抗Ra,Rcに用いる。GIG素子は高感度である一方、オフセットばらつきが比較的大きく、また出力インピーダンスが大きい。本発明の信号増幅装置であるセンサ出力回路24は、後述するように、オフセットの影響を軽減・除去することができる。また、磁気センサ22の大きな出力インピーダンスに対しては、高入力抵抗のプリアンプでの増幅が必要となる。この点については、センサ出力回路24は磁気センサ22からの差動信号を構成する2つの信号それぞれに対して非反転増幅回路となり、入力インピーダンスを大きく設定することができる。これらの点から、センサ出力回路24はGIG素子を用いた磁気センサ22に適用できる。
なお、センサ出力回路24は、MR(Magneto Resistance)素子を磁気抵抗素子として用いた磁気センサ22や、その他のセンサからの検出信号の増幅に用いることもできる。
センサ出力回路24は、全差動増幅回路26及びコモンモード検出回路28を有する。全差動増幅回路26は、2対の差動入力端子と1対の差動出力端子を有する。一方対の差動入力端子VIN1+,VIN1−のうち非反転入力端子VIN1+は、磁気センサ22の出力端子VB2に接続される。一方、反転入力端子VIN1−は抵抗Rf1を介して差動出力端子VOUT+,VOUT−のうち非反転出力端子VOUT+に接続される。入力端子VIN1−には、VOUT+からの出力電位を抵抗Rf1,Re1で分圧した電位が印加される。後述するように、VIN1+,VIN1−,VOUT+は第1の増幅部に対応する入出力端子であり、上述の接続により、当該増幅部は非反転増幅回路として動作する。
もう一つの対の差動入力端子VIN2+,VIN2−と反転出力端子VOUT−とは第2の増幅部に対応する入出力端子である。第2の増幅部は上述の第1の増幅部とは極性は逆であるが、同様の非反転増幅回路として動作する。具体的には、反転入力端子VIN2−は磁気センサ22の出力端子VB1に接続される。非反転入力端子VIN2+は抵抗Rf2を介して反転出力端子VOUT−に接続され、抵抗Re2を介して接地電位GNDに接続される。
差動出力端子VOUT+,VOUT−の間には抵抗Rg1,Rg2が直列接続される。抵抗Rg1,Rg2は、全差動増幅回路26の差動出力を分圧し、それらの接続点に差動出力の中点電位VCMを生成する。この中点電位VCMはコモンモード検出回路28に入力される。
コモンモード検出回路28は、入力された中点電位VCMに基づき、第1の増幅部の出力信号VOUT+及び第2の増幅部の出力信号VOUT−それぞれのオフセット電位をフィードバック制御するオフセット制御信号SOCを生成する。
図2は、センサ出力回路24の概略の回路構成図である。図2では、全差動増幅回路26の構成が図1より詳しく示されている。全差動増幅回路26は第1の増幅部30と第2の増幅部32とを有する。
第1の増幅部30は、差動増幅回路34a、バイアス回路36a、ドライバ回路38a及びバッファ回路40aを有する。差動増幅回路34aの入力端子は上述の差動入力端子VIN1+,VIN1−である。差動増幅回路34aはその差動対を構成する各MOSトランジスタのドレイン電流を中間差動信号としてバイアス回路36aへ出力する。差動増幅回路34aは1つの差動対で構成することもできるが、本センサ出力回路24では後述する理由により、差動増幅回路34aは2つの差動対を備え、それら4つのMOSトランジスタのドレイン電流をバイアス回路36aへ出力する。
バイアス回路36aは、差動増幅回路34aから入力された中間差動信号に基づき、ドライバ回路38aへのバイアス信号を生成する。ドライバ回路38aは、出力MOSトランジスタ42u,42dからなるプッシュプル回路を有する。バイアス回路36aは、差動増幅回路34aが生じる4つのドレイン電流に基づいてバイアス信号を生成して、ドライバ回路38aの出力MOSトランジスタ42u,42dのゲートに印加する。バイアス信号は、ドライバ回路38aのプッシュプル動作が適切に行われる電位にレベル調整される。本実施形態ではバイアス回路36aは、上側のMOSトランジスタ42uと下側のMOSトランジスタ42dとに対して、別々の電位のバイアス信号を供給する。
ドライバ回路38aは、バイアス回路36aからのバイアス信号に応じてプッシュプル回路にて増幅を行い、出力信号を生成する。この出力信号はバッファ回路40aを介して、出力端子VOUT+から出力される。
第2の増幅部32も第1の増幅部30と同様の構成であり、差動増幅回路34b、バイアス回路36b、ドライバ回路38b及びバッファ回路40bを有する。ちなみに、差動増幅回路34bの入力端子は上述の差動入力端子VIN2+,VIN2−である。また、バッファ回路40bの出力端子が上述の差動出力端子の一方であるVOUT−となる。
なお、後述するように、差動増幅回路34a,34bの出力の間には接続線が存在するが、図2では省略している。
図3は、センサ出力回路24の具体的な構成例を示す回路図である。以下、nチャネルのMOSトランジスタは、記号“NAk”,“NBk”,“NCk”で表し、pチャネルのMOSトランジスタは、記号“PAk”,“PBk”,“PCk”で表す。ここで、添え字の“A”,“B”,“C”はそれぞれ第1の増幅部30の構成素子、第2の増幅部32の構成素子、コモンモード検出回路28の構成素子であることを意味し、添え字“k”は増幅部30,32及びコモンモード検出回路28にそれぞれ複数存在するMOSトランジスタを区別するために付した識別番号である。
差動増幅回路34aは、トランジスタNA1,NA2からなる差動対(以下、nチャネル差動対と称する)とトランジスタPA1,PA2からなる差動対(以下、pチャネル差動対と称する)とを有する。nチャネル差動対はNA1,NA2のソースと接地電位GNDとの間に定電流源IA1を接続される。pチャネル差動対はPA1,PA2のソースと正電圧VDDとの間に定電流源IA2を接続される。これら2つの差動対はそれぞれ、VIN1+とVIN1−との間に互いに並列に配置され、NA1,PA1のゲートにVIN1+からの入力信号が印加され、NA2,PA2のゲートにVOUT+からの帰還信号が印加される。
差動増幅回路34aをnチャネル差動対とpチャネル差動対との並列構成とすることで、VDDを低電圧とする動作においても、入力信号に対するダイナミックレンジを確保することができる。すなわち、nチャネル差動対は入力信号が低電圧では動作しなかったり線形性が低下し得ることから、好適に動作する入力信号の範囲が、GNDからVDDまでの電圧範囲のうちVDD寄りに位置し得る。逆に、pチャネル差動対は入力信号が高電圧では動作しなかったり線形性が低下し得ることから、好適に動作する入力信号の範囲が、GNDからVDDまでの電圧範囲のうちGND寄りに位置し得る。そこで、これらnチャネル差動対とpチャネル差動対とを並列に用いることで、それらの一方が動作しない入力電圧領域を他方の動作で補うことができ、いずれか一方のみを用いる場合より入力信号に対し動作し得る電圧範囲を拡大することができる。
図2に示したバイアス回路36aは、図3において信号点XA1,XA2間に接続され、当該信号点間に印加される電圧を分圧して分圧点XA3,XA4の電位をバイアス信号として出力する分圧回路と、信号点XA1,XA2それぞれの電位を中間差動信号の強度に応じ互いに同相で変化させる信号点電位生成回路とを有する。
分圧回路は、トランジスタPA7,PA8,NA7,NA8からなる。PA7,NA7はそれぞれソースを点XA1,XA2に接続され、ドレインを分圧点XA3,XA4に接続される。PA7,NA7はそれぞれゲートに、コモンモード検出回路28からオフセット制御信号SOCを印加され、オフセット制御信号SOCに応じてチャネル抵抗の抵抗値が変化する抵抗可変素子として機能する。一方、PA8,NA8は分圧点XA3,XA4間に互いに並列に接続される。PA8,NA8はそれぞれゲートを一定の電位にバイアスされ、分圧点XA3,XA4間にて基本的に一定の抵抗値を有する素子として機能する。
信号点電位生成回路は、トランジスタPA3〜PA6,NA3〜NA6からなる。このうち、トランジスタPA4,PA5,NA4,NA5は、上述の分圧回路と同様の回路を構成し、信号点XA5,XA6間を分圧する。信号点電位生成回路の残りのトランジスタのうちPA3,PA6はそれぞれ信号点XA5,XA1とVDDとの間に接続され、NA3,NA6はそれぞれ信号点XA6,XA2とGNDとの間に接続される。これらPA3,PA6,NA3,NA6は分圧回路を構成するトランジスタと同様に基本的に抵抗素子として機能する。PA3,PA6のゲートは信号点XA5,XA6間の分圧点XA7に接続され、PA3,PA6のチャネル間の抵抗値は分圧点XA7の電位に応じて変化する。また、NA3,NA6のゲートは信号点XA5,XA6間の分圧点XA8に接続され、NA3,NA6のチャネル間の抵抗値は分圧点XA8の電位に応じて変化する。
図2に示したドライバ回路38aは、図3に示すように、出力MOSトランジスタ42uであるトランジスタPA11と、出力MOSトランジスタ42dであるトランジスタNA11とを有する。PA11はVDDと信号点XA9との間にチャネルを接続され、ゲートに分圧点XA3の電位をバイアス信号として印加される。NA11はGNDと信号点XA9との間にチャネルを接続され、ゲートに分圧点XA4の電位をバイアス信号として印加される。
プッシュプル回路の出力端子である信号点XA9はバッファ回路40aの入力端子に接続される。
以上、第1の増幅部30の各部の構成を説明したが、第2の増幅部32は第1の増幅部30と同様であるので、図3に示した第2の増幅部32についての説明は省略する。ちなみに、第2の増幅部32において、第1の増幅部30と同様の構成要素については、第1の増幅部30における記号の添え字“A”を“B”に置き換えた記号で表している。
第1の増幅部30の差動増幅回路34a及び第2の増幅部32の差動増幅回路34bを構成する差動対のトランジスタのうち、VIN1+,VIN2−に入力される差動信号に対して同相のドレイン電流を生じるもの同士が互いのドレインを接続される。すなわち、NA1とNB2とが互いのドレインを接続され、同様に、NA2とNB1、PA1とPB2、PA2とPB1が互いのドレインを接続される。
バッファ回路40a,40bの中点電位VCMはコモンモード検出回路28に入力される。コモンモード検出回路28は、トランジスタNC1,NC2からなる差動対を含む差動増幅回路を有する。中点電位VCMはNC1のゲートに入力される。一方、NC2のゲートは定電圧源VCRに接続される。VCRの出力電位は、VOUT+及びVOUT−のオフセット電位の目標レベルに応じて設定される。例えば、VCRはVDDの1/2程度に設定される。
トランジスタNC1に流れる電流は、カレントミラー回路で折り返されて、一方端をVDDに接続された抵抗RC1の他方端に伝達される。また、トランジスタNC2に流れる電流は、カレントミラー回路で折り返されて、一方端をGNDに接続された抵抗RC2の他方端に伝達される。
次に、図3に示す回路の動作を説明する。差動増幅回路34aのトランジスタNA1,NA2,PA1,PA2のドレイン電流をそれぞれiNA1,iNA2,iPA1,iPA2と表す。ちなみにiNA1,iNA2はNA1,NA2のドレインに流れ込む方向を有し、iPA1,iPA2はPA1,PA2のドレインから流れ出る方向を有する。
入力端子VIN1+の電圧変化に対して、iNA1及びiPA2の大きさの変化は基本的に互いに同相であり、またiPA1及びiNA2も互いに同相の変化を示す。一方、iNA1とiPA1とは互いに逆相の変化を示す。
例えば、VIN1+の電圧上昇によりiNA1が増加し、またiPA1が減少する場合を説明する。この場合、iNA2は減少する一方、iPA2は増加する。これらiNA2,iPA2の変化に対して、PA3がチャネル電流を減少させると共に、NA3がチャネル電流を増加させ、その結果、信号点XA5,XA6の電位は共に上昇する。信号点XA5,XA6の電位のシフトに連動して分圧点XA7,XA8の電位も同じ方向にシフトする。すなわち、ここで述べているiNA1の増加時には、PA3,PA6,NA3,NA6のゲート電位が上昇し、PA3,PA6のチャネル抵抗は増加し、NA3,NA6のチャネル抵抗は減少する。信号点XA1の電位は、iNA1の増加に対応したPA6の電流増加によって低下すると共に、iNA2の減少に起因するPA6の抵抗増加の影響によっても低下する。一方、信号点XA2の電位はiPA1の減少に対応したPA6の電流減少によって低下すると共に、iPA2の増加に起因するNA6の抵抗減少の影響によっても低下する。すなわち、PA3〜PA6,NA3〜NA6からなる信号点電位生成回路は、差動増幅回路34aの差動対NA1,NA2を備えた第1差動増幅器が出力する第1の中間差動信号の強度に応じた大きさの電位低下を信号点XA1に生じる。同様に、信号点電位生成回路は、信号点XA2には、差動増幅回路34aの差動対PA1,PA2を備えた第2差動増幅器が出力する第2の中間差動信号の強度に応じた大きさの電位低下を生じる。
信号点XA1,XA2の電位のシフトに連動して分圧点XA3,XA4の電位も同じ方向にシフトする。すなわち、ここで述べているiNA1の増加時には、分圧点XA3,XA4からドライバ回路38aのPA11,NA11のゲートへ供給されるバイアス信号の電位は低下する。その結果、信号点XA9の電位は上昇し、VIN1+への入力電圧と同相の変化を示す。
以上、第1の増幅部30の基本的な動作をVIN1+の電圧上昇時を例に説明したが、これとVIN1+の電圧低下時の動作とは対称である。また、第2の増幅部32も第1の増幅部30と同様に動作する。
次にコモンモード検出回路28による制御を説明する。例えば、第1の増幅部30、第2の増幅部32からの差動出力信号のオフセット電位が上昇すると、抵抗Rg1,Rg2の中点の電位VCMが上がる。すると、NC1のチャネル電流が増加し、RC1の電流が増加する結果、一対のオフセット制御信号SOCのうちの一方として取り出されるRC1の一方端の電位VOC1は低下する。一方、NC1と差動対を構成するNC2のチャネル電流は減少し、RC2の電流が減少する結果、一対のオフセット制御信号SOCのうちの他方として取り出されるRC2の一方端の電位VOC2も低下する。VOC1の低下により、これをゲートに印加されるPA4,PA7,PB4,PB7は抵抗が減少する。一方、VOC2の低下により、これをゲートに印加されるNA4,NA7,NB4,NB7は抵抗が増加する。その結果、分圧点XA3,XA4,XB3,XB4の電位が上昇して、信号点XA9,XB9の電位は低下する。すなわち、第1の増幅部30、第2の増幅部32からの差動出力信号のオフセット電位が低下する方向に制御され、オフセット電位を目標レベルに保つようにフィードバック制御が行われる。
さて、VIN1+の電圧増加時を例とした第1の増幅部30についての上述の動作説明では、差動増幅回路34aの各トランジスタと差動増幅回路34bの各トランジスタとが互いにドレインを接続されていることについては触れなかった。この点について説明する。
仮に、差動増幅回路34aと差動増幅回路34bとの間にてトランジスタのドレイン同士が接続されていなければ、第1の増幅部30と第2の増幅部32とは基本的に同じ回路構成であるので、VIN1+,VIN2−への差動入力に重畳するコモンモードの電圧変化に対して、第1の増幅部30と第2の増幅部32との互いに対応する点の電位は同相で変化する。その結果、差動入力端子VIN1+,VIN2−から差動出力端子VOUT+,VOUT−へコモンモードの電圧変化が伝達されてしまう。
これに対して、図3に示す本センサ出力回路24のように、差動増幅回路34aと差動増幅回路34bとの間にてトランジスタのドレイン同士を接続すると、差動入力端子VIN1+,VIN2−から差動出力端子VOUT+,VOUT−へのコモンモードの電圧変化の伝達を阻止又は軽減できる。
例えば、VIN1+,VIN2−への入力電圧が両方とも増加すると、NA1のドレイン電流が増加する一方、NB2のドレイン電流は減少する。このドレイン電流の増減の違いは、もし、NA1のドレインとNB2のドレインとを接続していなければ、信号点XA1では電位低下を生じ、信号点XB5では電位上昇を生じる。しかし、センサ出力回路24では、NA1のドレインとNB2のドレインとが接続されているので、コモンモードの電圧変化が生じても、信号点XA1と信号点XB5とは同電位に維持される。同様に、センサ出力回路24では他の信号点XA2,XA5,XA6,XB1,XB2,XB6の電位も、コモンモードの電圧変化が生じても一定に維持される。
その結果、差動入力端子VIN1+,VIN2−への差動入力信号に重畳するコモンモードの電圧の変化に対して、バイアス回路36a,36b以降の回路の各点の電位は基本的に変化せず、差動出力端子VOUT+,VOUT−へのコモンモードの電圧変化の伝達が阻止又は軽減される。
なお、上述の実施形態では、磁気センサ22として、GIG素子を抵抗Ra,Rcに用いた例を説明した。しかし、磁気センサ22に用いる磁気抵抗素子がインピーダンスが大きく、オフセットばらつきが比較的大きければ、GIG素子以外であっても本発明の信号増幅装置及び磁気センサ装置は有益である。さらに、本発明の信号増幅装置は、磁気センサ以外の装置の出力信号の処理に用いることができ、当該装置が、高出力インピーダンスであったり、オフセットのばらつきが大きかったりする場合に、本発明の効果が発揮される。
本発明の実施形態に係る磁気センサ装置の概略の回路構成図である。 実施形態に係るセンサ出力回路の概略の回路構成図である。 図2に示すセンサ出力回路の具体的な構成例を示す回路図である。 インスツルメンテーションアンプである増幅回路を用いて構成された従来のセンサ出力回路の回路図である。
符号の説明
20 磁気センサ装置、22 磁気センサ、24 センサ出力回路、26 全差動増幅回路、28 コモンモード検出回路、30 第1の増幅部、32 第2の増幅部、34a,34b 差動増幅回路、36a,36b バイアス回路、38a,38b ドライバ回路、40a,40b バッファ回路、42u,42d 出力MOSトランジスタ。

Claims (9)

  1. 第1及び第2の入力信号からなる差動信号を入力され、第1及び第2の出力信号からなる差動信号を出力する全差動型の信号増幅装置であって、
    前記第1の入力信号を入力され前記第1の出力信号を出力する第1の増幅部と、
    前記第2の入力信号を入力され前記第2の出力信号を出力する第2の増幅部と、
    前記第1の出力信号と前記第2の出力信号との中点電位を求め、当該中点電位に基づき、前記第1の出力信号及び前記第2の出力信号それぞれのオフセット電位をフィードバック制御するオフセット制御信号を生成するフィードバック制御部と、
    を有し、
    前記各増幅部は、
    それぞれの前記入力信号と、それぞれの前記出力信号に基づく帰還信号とからなる差動信号を入力され、中間差動信号を出力する差動増幅回路と、
    入力されるバイアス信号に応じてプッシュプル動作を行い前記出力信号を生成するプッシュプル回路を備えたドライバ回路と、
    前記中間差動信号に基づき前記バイアス信号を生成するバイアス回路と、
    を有し、
    前記バイアス回路は、
    第1信号点と第2信号点との間に接続され、当該両信号点間に印加される電圧を分圧して分圧点の電位を前記バイアス信号として出力する分圧回路と、
    前記第1信号点及び前記第2信号点それぞれの電位を、前記中間差動信号の強度に応じ互いに同相で変化させる信号点電位生成回路と、
    を有し、
    前記分圧回路は、
    前記第1信号点又は前記第2信号点と前記分圧点との間に直列に接続され、前記オフセット制御信号に応じて抵抗値が変化する抵抗可変素子を有すること、
    を特徴とする信号増幅装置。
  2. 請求項1に記載の信号増幅装置において、
    前記差動増幅回路は、演算増幅器を用いた非反転増幅回路であること、を特徴とする信号増幅装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の信号増幅装置において、
    前記差動増幅回路は、
    それぞれnチャネルMOSトランジスタである第1トランジスタ及び第2トランジスタからなり、互いのソースを共通の定電流源を介して第1基準電圧源に接続される差動対を備え、前記入力信号及び前記帰還信号からなる差動信号を入力され、第1の中間差動信号を出力する第1差動増幅器と、
    それぞれpチャネルMOSトランジスタである第3トランジスタ及び第4トランジスタからなり、互いのソースを共通の定電流源を介して前記第1基準電圧源より高い電圧の第2基準電圧源に接続される差動対を備え、前記入力信号及び前記帰還信号からなる差動信号を入力され、第2の中間差動信号を出力する第1差動増幅器と、
    を有し、
    前記信号点電位生成回路は、
    前記第1の中間差動信号の強度に応じた電位変化を前記第1信号点に発生させ、前記第2の中間差動信号の強度に応じた電位変化を前記第2信号点に発生させること、
    を特徴とする信号増幅装置。
  4. 請求項3に記載の信号増幅装置において、
    前記第1の増幅部の前記第1トランジスタと前記第2の増幅部の前記第2トランジスタとは、それぞれのドレインを互いに接続され、
    前記第1の増幅部の前記第2トランジスタと前記第2の増幅部の前記第1トランジスタとは、それぞれのドレインを互いに接続され、
    前記第1の増幅部の前記第3トランジスタと前記第2の増幅部の前記第4トランジスタとは、それぞれのドレインを互いに接続され、
    前記第1の増幅部の前記第4トランジスタと前記第2の増幅部の前記第3トランジスタとは、それぞれのドレインを互いに接続されること、
    を特徴とする信号増幅装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の信号増幅装置において、
    前記分圧回路は、
    前記第1信号点と前記分圧点との間に接続された第1の前記抵抗可変素子と、
    前記第2信号点と前記分圧点との間に接続された第2の前記抵抗可変素子と、
    を有し、
    前記第1の抵抗可変素子と前記第2の抵抗可変素子とは、前記オフセット制御信号に応じた抵抗値の増減が互いに逆方向であること、
    を特徴とする信号増幅装置。
  6. 請求項5に記載の信号増幅装置において、
    前記分圧回路は、前記第1の抵抗可変素子と前記第2の抵抗可変素子との間に直列に接続され、両端子間に電位差を生じる中間素子を有し、
    前記第1の抵抗可変素子と前記中間素子とが接続された第1の前記分圧点から出力された前記バイアス信号は、前記プッシュプル回路を構成する一方の出力トランジスタに印加され、
    前記第2の抵抗可変素子と前記中間素子とが接続された第2の前記分圧点から出力された前記バイアス信号は、前記プッシュプル回路を構成する他方の出力トランジスタに印加されること、
    を特徴とする信号増幅装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の信号増幅装置と、
    前記差動信号を出力する磁気センサと、
    を有することを特徴とする磁気センサ装置。
  8. 請求項7に記載の磁気センサ装置において、
    前記磁気センサは、磁気抵抗素子を用いたホイートストンブリッジ型の磁気センサであること、を特徴とする磁気センサ装置。
  9. 請求項8に記載の磁気センサ装置において、
    前記磁気抵抗素子は、GIG素子であること、を特徴とする磁気センサ装置。
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