JP2010130419A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ装置のケースの外面形状のデザインに自由度をもつことができるようにする。
【解決手段】アンテナ装置1は、支持台3と、支持台3に回転可能に支持され、その外周面が多角柱面とされたドラム10と、支持台3及びドラム10を覆うとともに、ドラム10の周方向に沿った溝23が形成された上部ケース16と、ドラム10の外周面からドラム10の軸心に垂直な方向に延出し、溝23を通って上部ケース16の外に延び出たアンテナロッド24と、上部ケース16の内側に設けられ、ドラム10の外周面に嵌め合う多角面22と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に外観のデザイン性に自由度のあるアンテナ装置に関する。
自動車のルーフ等に設置されるアンテナ装置においては、アンテナロッドが起伏可能に設けられ、アンテナロッドが立った状態や倒れた状態になる(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のアンテナ装置においては、アンテナロッド(2)の基端に雄ねじ(5)が設けられ、円柱状のロータリードラム(3)に雌ねじ(4)が設けられ、雄ねじが雌ねじに締結することによってアンテナロッドがロータリードラムに連結され、そのロータリードラムがケース(1)に回転可能に取り付けられ、ケースの上端面(11)と後端面(12)との間には角部が形成されている。アンテナロッドが立った状態では、アンテナロッドの基端面とケースの上端面が当接しているので、アンテナロッドが立った状態に支持される。この状態からアンテナロッドを倒す場合には、アンテナロッドを回転させて雄ねじを緩めることで、アンテナロッドの基端面をケースの上端面から離し、その後アンテナロッドを後ろに回動する。そうすると、アンテナロッドの基端面がケースの上端面と後端面の間の角部を乗り越え、アンテナロッドが後ろに倒れる。この場合、アンテナロッドの基端面がケースの後端面に当接するから、アンテナロッドが倒れた状態に支持される。
独国特許出願公開 10 2005 038 169 号明細書
しかしながら、特許文献1に記載のアンテナ装置においては、アンテナロッドを二位置で支持するべく、側面視してケースの外面を多角形状にしなければならない。そのため、ケースの外面形状のデザインに自由度がない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、アンテナ装置のケースの外面形状のデザインに自由度をもつことができるようにすることである。
上記課題を解決するために、本発明の一の態様によれば、支持台と、前記支持台に回転可能に支持され、外周面が多角柱面とされたドラムと、前記支持台及びドラムを覆うとともに、前記ドラムの周方向に沿った溝が形成されたケースと、前記ドラムの外周面から前記ドラムの軸心に垂直な方向に延出し、前記溝を通って前記ケースの外に延び出たアンテナロッドと、前記ケースの内側に設けられ、前記ドラムの外周面に嵌め合う多角面と、を備えることを特徴とするアンテナ装置が提供される。
以上によれば、ドラムの外周面が多角柱面とされ、ケースの内側に多角面が設けられ、ドラムの外周面とその多角面が嵌め合うことで、ドラム及びアンテナロッドが支持される。一方、ドラムの軸心を中心にしてドラムを回転させると、ドラムの外周面の角と多角面の角が外れるから、ドラム及びアンテナロッドを回転させることができる。
また、カバーの内側に多角面が設けられているから、カバーの外面の形状を自由に設計することができる。
好ましくは、前記アンテナ装置が、前記ドラムに抱持され、前記支持台に形成された軸受孔に挿入され、前記支持台に対して前記ドラムを回転可能に支持する軸部材と、前記軸部材と前記ドラムの内面との間に挟まれた止め輪と、前記アンテナロッドの前記ドラム側の端部から延長するように前記アンテナロッドに設けられたねじ軸と、前記ねじ軸の突端から延長するように前記ねじ軸に設けられたシャフトと、前記シャフトに設けられたフランジと、を更に備え、挿入孔が前記ドラムの軸心に垂直な方向に前記ドラムを貫通し、ねじ穴が前記軸部材の軸心に垂直な方向に前記軸部材を貫通し、前記ねじ穴と前記挿入孔が連なり、前記止め輪が前記挿入孔の周囲において前記軸部材と前記ドラムの内面との間に挟まれ、前記ねじ軸が前記挿入孔に通されて前記ねじ穴に螺合し、前記シャフトが前記止め輪に通され、前記フランジが止め輪に係止される。
以上にようにフランジが止め輪に係止され、その止め輪がドラムの内面と軸部材との間に挟まれているから、ねじ軸を緩めてねじ穴から抜こうとしても、そのねじ軸を抜くことができない。そのため、アンテナロッドを取り外すことができ、アンテナロッドの盗難を防止することができる。
好ましくは、前記軸部材が前記軸受孔に遊嵌されている。
以上のように軸部材が軸受孔に遊嵌され、フランジが止め輪に係止され、その止め輪がドラムの内面と軸部材との間に挟まれていから、ねじ軸をねじ穴に締めると、軸部材とともにドラムが多角面に近づく。そのため、ドラムの外周面と多角面の嵌め合いが強くなり、アンテナロッド及びドラムが支持される。一方、ねじ軸を緩めると、ドラムが多角面から離れ、ドラムの外周面と多角面の嵌め合いが弱くなる。そのため、アンテナロッド及びドラムを容易に回転させることができる。
本発明によれば、カバーの外面の形状を自由に設計することができる。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、アンテナ装置1の分解斜視図であり、図2、図3及び図6は、アンテナ装置1の縦断面図である。図4及び図5は、図2の断面とは別の断面における縦断面図である。
プレート2の上面に支持台3が接合されている。支持台3は板状のベース4及び一対の側板5を有し、側板5がベース4の左右両側に連接され、これら側板5がベース4に対して立てられ、ベース4の下面がプレート2の上面に溶接されている。プレート2及び支持台3は金属材料(例えば、ステンレス鋼)その他の導電性材料からなる。側板5には軸受孔6が形成され、この軸受孔6は、上下方向に長径を有し、前後方向に短径を有した楕円形を呈している。なお、軸受孔6が円形であってもよい。
軸部材7が両方の軸受孔6に挿入されている。ここで、軸部材7の両端部には、円板状の軸部8が形成されており、これら軸部8が軸受孔6にそれぞれ嵌められている。これによって、軸部材7のラジアル荷重が支持台3の側板5に受けられ、軸部材7がその軸心周りに回転可能に設けられている。また、軸受孔6と軸部8との間には隙間があって軸部8が遊んだ状態で軸受孔6に嵌められている。
軸部材7の中央部(両軸部8の間の部分)の軸心に垂直な断面外縁形状は円形ではなく、その断面重心から外縁までの距離が一様でなく、具体的にはその断面外縁形状が多角形とされている。また、軸部材7の中央部には、ねじ穴9が形成されている。このねじ穴9は、軸部材7の軸心に垂直な垂線に沿って軸部材7を貫通している。軸部材7は金属材料(例えば、ステンレス鋼、亜鉛)その他の導電性材料からなる。
軸部材7は、凸多角形の柱状、具体的には八角柱状のドラム10によって抱持されている。ここで、収容孔11がドラム10の中心線に沿ってドラム10の一端面から他端面に貫通し、その軸部材7が収容孔11に挿入され、軸部材7の中央部が収容孔11に嵌め合っている。これによりドラム10が軸部材7と一体となって軸部材7の軸心周りに回転可能に設けられている。
ドラム10は樹脂材料、金属材料(例えば、亜鉛ダイキャスト、真鍮)、セラミック材料その他の素材からなる。ドラム10の外周面には挿入孔12が形成されており、この挿入孔12がドラム10の軸心に垂直な垂線に沿ってドラム10の外周面から収容孔11まで貫通している。挿入孔12の反対側にも挿入孔13が形成されている。挿入孔13がドラム10の軸心に垂直な垂線に沿ってドラム10の外周面から収容孔11まで貫通し、挿入孔12と挿入孔13が同心となっている。軸部材7に形成されたねじ穴9も挿入孔12,13と同心になっており、ねじ穴9と挿入孔12,13が連なっている。
また、ドラム10の収容孔11には、軸部材7の他に止め輪14が収容されている。この止め輪14は、挿入孔13の周囲の収容孔11の内面と軸部材7の中央部との間に挟まれている。また、止め輪14は挿入孔12,13及びねじ穴9と同心になっている。
止め輪14の内縁には、複数の内歯15が凸設されている。そのため、内歯15の根本における止め輪14の内径は、内歯15の突端における内径よりも大きくなっている。内歯15は止め輪14の他の部分に対して傾斜し、内歯15が挿入孔13に入り込んでいる。
上部ケース16がプレート2の上に覆い被さっている。上部ケース16の外面はその前面から上面、後面にかけて弓なり状に湾曲している。上部ケース16の内面には、筒状のフード17が下方にむけて凸設し、フード17の下部が開口している。フード17の下端には防水ゴム18が装着されている。フード17の下端がプレート2の上面縁部分に載置され、フード17の下端とプレート2の上面との間に防水ゴム18が挟持されている。また、上部ケース16の内面に雌ねじ筒部19が形成され、ねじ20がプレート2の通し孔21を下から通って雌ねじ筒部19に螺合している。これにより、プレート2と上部ケース16が組み付けられている。
プレート2が上部ケース16に組み付けられることで、支持台3、軸部材7、ドラム10及び止め輪14がフード17内に収容されている。フード17内における上部ケース16の内面には、多角面22が形成されている。多角面22は凸多角形の柱面を成し、ドラム10の外周面が多角面22に合致する。
軸部材7の軸部8が軸受孔6に遊嵌されているから、ドラム10の外周面が多角面22
に対して接離する。ドラム10の外周面が多角面22に接して、ドラム10の外周面が多角面22に嵌め合うことによって、ドラム10の回転が抑止される(図2、図4参照)。一方、ドラム10の外周面が多角面22から離れるので、ドラム10の回転が可能となる(図3、図5参照)。
上部ケース16の上面から後面にかけて、溝23が形成されている。溝23は上部ケース16の内面まで貫通している。また、溝23がドラム10の周方向に延在し、ドラム10が回転する場合のドラム10の挿入孔12の軌道に溝23が沿っている。
アンテナロッド24の基端部に雄ねじ軸25が設けられている。この雄ねじ軸25は、アンテナロッド24の基端部からアンテナロッド24の軸心に沿って延出している。雄ねじ軸25の突端にはシャフト26が設けられている。このシャフト26は、雄ねじ軸25の突端から雄ねじ軸25の軸心に沿って延出している。シャフト26の突端にはフランジ27が設けられている。アンテナロッド24、雄ねじ軸25、シャフト26及びフランジ27は同心となっている。シャフト26の径は雄ねじ軸25及びフランジ27の径よりも小さい。なお、アンテナロッド24はケース28によって被覆されている。
アンテナロッド24の基端部が上部ケース16の溝23に差し込まれ、雄ねじ軸25がドラム10の挿入孔12に差し込まれ、雄ねじ軸25が軸部材7のねじ穴9に螺合し、シャフト26が止め輪14に差し込まれ、フランジ27が止め輪14に係止されるとともにドラム10の挿入孔13に挿入されている。ここで、フランジ27の径は内歯15の根本における止め輪14の内径よりも小さく、内歯15の突端における内径よりも大きい。そのため、フランジ27が止め輪14の内歯15に引っ掛かっている。また、シャフト26の径は止め輪14の内歯15の突端における内径にほぼ等しい。
雄ねじ軸25がねじ穴9に結合することで、アンテナロッド24がドラム10の外周面からドラム10の軸心に垂直な方向に延出している。そして、このアンテナロッド24は溝23を通って上部ケース16の外に延出している。
雄ねじ軸25がその軸心を中心に回転することで、アンテナロッド24、雄ねじ軸25、シャフト26及びフランジ27がドラム10及び軸部材7に対して相対的に雄ねじ軸25の軸心に沿って移動する。その移動範囲は、フランジ27が止め輪14の内歯15に当たる位置から雄ねじ軸25の突端面が止め輪14の内歯15に当たる位置までである。
なお、図示は省略するが、上部ケース16の内側であってプレート2の下側に回路基板が収容され、プレート2と回路基板の端子部がリード線や金属端子等によって電導している。
以上のように構成されたアンテナ装置1の動きについて説明する。
アンテナロッド24をその軸心を中心に回転させると、雄ねじ軸25がねじ穴9に締まり、雄ねじ軸25がねじ穴9に差し込まれていく。軸部8が軸受孔6に遊嵌しているから、雄ねじ軸25が締め付けられると、アンテナロッド24のケース28の基端部から軸部材7の軸心までの距離が短くなる。そのため、ドラム10が上部ケース16の多角面22に近づく。これにより、ドラム10の外周面と多角面22が当接し、ドラム10の外周面と多角面22の嵌め合いが強くなる。そのため、ドラム10がロックされて、ドラム10の回転が規制される。そのため、アンテナロッド24が軸部材7の軸心周りに回転しないようになる(図2、図4参照)。
一方、アンテナロッド24をその軸心を中心に逆に回転させると、雄ねじ軸25が緩まって、雄ねじ軸25がねじ穴9から抜けていく。雄ねじ軸25が緩められると、アンテナロッド24のケース28の基端部から軸部材7の軸心までの距離が長くなる。そのため、ドラム10の外周面が上部ケース16の多角面22から離れ、ドラム10の外周面と多角面22の嵌め合いが解除される(図3、図5参照)。これにより、ドラム10及び軸部材7を回転させることができ、アンテナロッド24を軸部材7の軸心周りに起伏させることができ、アンテナロッド24の傾きを調整することができる。
更に、アンテナロッド24をその軸心を中心にして回転させて、雄ねじ軸25を緩めても、フランジ27が止め輪14の内歯15に引っ掛かる。そのため、シャフト26が止め輪14から抜けない。止め輪14がドラム10の収容孔11の内面と軸部材7との間に挟まれているから、止め輪14、シャフト26及び雄ねじ軸25がドラム10の挿入孔12から抜けない。そのため、アンテナロッド24が外れない。
雄ねじ軸25を緩めた後、アンテナロッド24が立った状態(図3、図5参照)からアンテナロッド24を後ろに倒せば、ドラム10及び軸部材7が回転する。ドラム10の外周面が多角面22から離れているので、アンテナロッド24をスムーズに倒すことができる。
図3、図5の状態から多角面22の2面分だけドラム10の外周面をずらすようにしてアンテナロッド24を後ろに倒した後、雄ねじ軸25を締めると、ドラム10の外周面と多角面22が当接し、ドラム10の外周面と多角面22の嵌め合いが強くなる(図6参照)。これによって、ドラム10の回転が規制され、アンテナロッド24がロックされる。
図3、図5の状態から多角面22の1面分だけドラム10の外周面をずらすようにしてアンテナロッド24を後ろに倒した後、雄ねじ軸25を締めてもよい。こうすることで、アンテナロッド24を傾斜させた状態でロックすることができる。
雄ねじ軸25の緩みが小さい場合でも、アンテナロッド24を起伏させることができる。この場合、アンテナロッド24を起伏させると、ドラム10の角部が多角面22の角部から外れ、その時にクリック感を得られる。ドラム10が回転して、ドラム10の角部が多角面22の角部に嵌る時にもクリック感を得られる。なお、ドラム10が樹脂材料であることが好ましく、これはドラム10の角部が変形しやすいためである。
アンテナ装置1の製造方法について説明する。
支持台3をプレート2の上面に溶接する。次に、ドラム10の収容孔11に軸部材7及び止め輪14を挿入する。次に、ドラム10を一対の側板5の間に差し込み、軸部材7の軸部8を支持台3の軸受孔6に嵌める。次に、フード17の下端部に防水ゴム18を装着し、支持台3をフード17に収容し、フード17の下部開口をプレート2で塞ぐ。次に、ねじ20を通し孔21に通し、ねじ20を雌ねじ筒部19に締め付ける。次に、フランジ27、シャフト26及び雄ねじ軸25を溝23、挿入孔12及びねじ穴9に通し、雄ねじ軸25をねじ穴9に締め付ける。このとき、フランジ27が止め輪14の内歯15に当接する。そして、更に雄ねじ軸25を締め付けると、止め輪14の内歯15がフランジ27によって押されて変形し、シャフト26が止め輪14に挿入される。これにより、アンテナ装置1が完成する。
このアンテナ装置1を自動車のルーフその他の設置箇所に取り付ける場合には、上部カバー16の下側を図示しないボトムプレートによって塞ぎ、上部カバー16内部を密閉状態とする。ボトムプレートには車体へ取り付けるためのネジ部が設けられており、車体の設置個所に設けられた孔にネジ部を挿入する。車体の内側からナットをネジ部に螺合させてボトムプレートを自動車のルーフ等に締めつけて固定することでアンテナ装置1を自動車のルーフに固定する。
以上のように、本実施形態によれば、ドラム10の外周面と上部ケース16の内側の多角面22との嵌め合いによってアンテナロッド24の傾きが決まる。そのため、上部ケース16の外面の形状が多角面である必要はなく、自由に設計することができる。特に、上述のように上部ケース16の外面が湾曲しているから、アンテナ装置1の外観が滑らかな形状に見え、アンテナ装置1のデザイン性が向上する。
また、止め輪14によってアンテナロッド24が抜けないようになっているから、アンテナロッド24の盗難防止を図ることができる。
また、止め輪14をドラム10の内面と軸部材7との間に挟み、その止め輪14にシャフト26を通し、止め輪14がドラム10に固定される。そのため、止め輪14をドラム10に固定するために、接着剤やねじ等を用いなくても済む。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
上記実施形態では、軸部材7の軸部8が軸受孔6に遊嵌されているが、軸部材7の軸部8が軸受孔6に嵌め合っていてもよい。この場合、軸部材7を回転することができるように、軸受孔6を円形にすることが好ましい。また、雄ねじ軸25の締め・緩めによってドラム10の外周面が多角面22に対して接離するように、軸部材7の軸部8又は軸受孔6の周囲をゴム等のように大変形する素材にすることが好ましく、その大変形する素材を導電性として、軸部材7と支持台3を導通させることが更に好ましい。
本発明の実施形態におけるアンテナ装置を示した分解斜視図である。 同実施形態におけるアンテナ装置を示した縦断面図である。 同実施形態におけるアンテナ装置を示した縦断面図である。 同実施形態におけるアンテナ装置を示した縦断面図である。 同実施形態におけるアンテナ装置を示した縦断面図である。 同実施形態におけるアンテナ装置を示した縦断面図である。
符号の説明
1 アンテナ装置
2 プレート
3 支持台
7 軸部材
9 ねじ穴
10 ドラム
12、13 挿入孔
14 止め輪
16 カバー
22 多角面
23 溝
24 アンテナロッド
25 雄ねじ軸
26 シャフト
27 フランジ

Claims (3)

  1. 支持台と、
    前記支持台に回転可能に支持され、その外周面が多角柱面とされたドラムと、
    前記支持台及びドラムを覆うとともに、前記ドラムの周方向に沿った溝が形成されたケースと、
    前記ドラムの外周面から前記ドラムの軸心に垂直な方向に延出し、前記溝を通って前記ケースの外に延び出たアンテナロッドと、
    前記ケースの内側に設けられ、前記ドラムの外周面に嵌め合う多角面と、を備えることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記ドラムに抱持され、前記支持台に形成された軸受孔に挿入され、前記支持台に対して前記ドラムを回転可能に支持する軸部材と、
    前記軸部材と前記ドラムの内面との間に挟まれた止め輪と、
    前記アンテナロッドの前記ドラム側の端部から延長するように前記アンテナロッドに設けられたねじ軸と、
    前記ねじ軸の突端から延長するように前記ねじ軸に設けられたシャフトと、
    前記シャフトに設けられたフランジと、を更に備え、
    挿入孔が前記ドラムの軸心に垂直な方向に前記ドラムを貫通し、ねじ穴が前記軸部材の軸心に垂直な方向に前記軸部材を貫通し、前記ねじ穴と前記挿入孔が連なり、前記止め輪が前記挿入孔の周囲において前記軸部材と前記ドラムの内面との間に挟まれ、前記ねじ軸が前記挿入孔に通されて前記ねじ穴に螺合し、前記シャフトが前記止め輪に通され、前記フランジが止め輪に係止されることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記軸部材が前記軸受孔に遊嵌されていることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
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