JP2010127347A - オートテンショナ - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトが急激に緊張したときに、その張力変動にロッドが確実に追従するオートテンショナを提供する。
【解決手段】シリンダ10の底9に形成したスリーブ嵌合凹部12にスリーブ11の下部外周を嵌め合わせ、スリーブ11内にロッド13を摺動可能に挿入してシリンダ10内を圧力室14とリザーバ室15に区画し、圧力室14の下部とリザーバ室15の下部を連通する油通路20を設け、油通路20の圧力室14側の端部にチェックバルブ21を組み込み、ロッド13の上端に固定したばね座16を付勢するリターンスプリング19を設けたオートテンショナ6において、ロッド13の下面に開口して圧力室14に連通するピストン摺動孔27を設け、そのピストン摺動孔27内にピストン28を摺動可能に挿入し、そのピストン28を下方に付勢するピストンスプリング29をピストン摺動孔27内に設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、オルタネータ等の自動車補機を駆動するベルトの張力保持に用いられるオートテンショナに関する。
自動車の補機、たとえばオルタネータやカーエアコンやウォータポンプなどは、その回転軸がエンジンのクランクシャフトにベルトで連結されており、そのベルトを介して駆動される。このベルトの張力を適正範囲に保つために、一般に、支点軸を中心として揺動可能に設けたプーリアームと、そのプーリアームに回転可能に取り付けたテンションプーリと、そのテンションプーリをベルトに押さえ付ける方向にプーリアームを付勢するオートテンショナとからなる張力調整装置が使用される。
この張力調整装置に組み込まれるオートテンショナとして、下部に底を有するシリンダ内に作動油を溜め、そのシリンダの底に形成したスリーブ嵌合凹部にスリーブの下部外周を嵌め合わせ、そのスリーブ内にロッドを軸方向に摺動可能に挿入してシリンダ内を圧力室とリザーバ室に区画し、前記ロッドの上端にばね座を固定し、そのばね座を前記圧力室の容積が拡大する方向に付勢するリターンスプリングを設けたものが知られている(特許文献1)。
このオートテンショナは、リターンスプリングの付勢力がベルトの張力とつり合う位置までばね座が移動することにより、ベルトの張力変動を吸収する。
また、圧力室の上部とリザーバ室の上部は、ロッドとスリーブの摺動面間に形成されたリーク隙間を介して連通しており、ベルトの張力が大きくなったときは、圧力室の容積が縮小する方向にロッドが移動し、圧力室内の作動油がリーク隙間を通ってリザーバ室に流出する。このとき、リーク隙間を流れる作動油の粘性抵抗によってダンパー力が生じるので、ロッドはゆっくりと移動する。
また、圧力室の下部とリザーバ室の下部は、スリーブ嵌合凹部とスリーブの嵌合面間に設けられた油通路を介して連通しており、その油通路の圧力室側の端部には、リザーバ室側から圧力室側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブが組み込まれている。そのため、ベルトの張力が小さくなったときは、圧力室の容積が拡大する方向にロッドが移動してチェックバルブが開き、リザーバ室内の作動油が油通路を通って圧力室に流入するので、ロッドは速やかに移動する。
ところで、このオートテンショナは、圧力室の容積が縮小する方向にロッドが移動するときに生じるダンパー力の大きさが、ロッドの移動速度にほぼ比例して大きくなるので、ベルトが急激に緊張したときに、その張力変動にロッドが追従することができず、ベルトが過張力となることがあった。
このベルトの過張力を防止するために、圧力室の下部とリザーバ室の下部を連通するリリーフ通路を設け、そのリリーフ通路の圧力室側の端部に、圧力室内の圧力が予め設定された圧力よりも大きくなったときに開放するリリーフバルブを組み込んだオートテンショナが提案されている(特許文献2)。
このオートテンショナは、圧力室内の圧力が大きくなると、リリーフバルブが開放し、リリーフ通路を通って圧力室内の作動油を流出させることにより圧力室の圧力を逃がすので、ベルトが急激に緊張したときに、その張力変動にロッドが追従しやすく、ベルトが過張力となりにくい。
しかし、リリーフバルブが開放しても、リリーフ通路を流れる作動油の粘性抵抗により生じたダンパー力によって、ロッドの追従性を確保することができない場合があった。
特表2000−504395号公報 特開2005−214232号公報
この発明が解決しようとする課題は、ベルトが急激に緊張したときに、その張力変動にロッドが確実に追従するオートテンショナを提供することである。
上記の課題を解決するため、前記ロッドの下面に開口して圧力室に連通するピストン摺動孔を設け、そのピストン摺動孔内にピストンを摺動可能に挿入し、そのピストンを下方に付勢するピストンスプリングを前記ピストン摺動孔内に設けた。このようにすると、圧力室内の圧力が大きくなったときに、ピストンが上昇して圧力室の容積を拡大することにより圧力室の圧力を逃がすので、ベルトが急激に緊張したときに、その張力変動にロッドが確実に追従する。
また、前記ピストン摺動孔の内周に取り付けた止め輪で前記ピストンの下方への移動範囲を規制し、その規制によって、前記ピストンスプリングを予め荷重を負荷した状態に保持すると好ましい。このようにすると、ピストンスプリングに予め負荷した荷重に対応する圧力よりも圧力室の圧力が大きくならないと、ピストンが上昇しない。そのため、ベルトの張力変動が小さいときは、ピストンの位置を固定してダンパー力を確保し、ベルトの張力変動が大きくなったときにのみ、ピストンが移動して圧力室の圧力を逃がすことができる。
また、前記ピストン摺動孔内の前記ピストンよりも上側の領域から前記ロッドの内部を通ってリザーバ室に連通する連通路を設けると好ましい。このようにすると、ピストンが上昇するときに、ピストン摺動孔内のピストンよりも上側の圧力がリザーバ室と同じ圧力に保たれるので、ピストンの追従性を高めることができる。
前記ピストン摺動孔とピストンの摺動面間は、シール部材で密封することができる。この場合、シール部材として、ゴム製のOリングを採用すると低コストであるが、円周の一部が分断された金属製または樹脂製のシールリングを使用してもよい。このようにすると、シール部材の耐久性を確保することができる。
また、前記ピストン摺動孔とピストンの摺動面間は、前記ピストン摺動孔内の前記ピストンよりも上側の領域と下側の領域とを連通する環状隙間を設けてもよい。このようにすると、環状隙間を流れる作動油の粘性抵抗によって、ダンパー力が生じさせることができる。
前記ピストンはセラミック製とすると、ピストンを鉄製とした場合と比較して、ピストンを軽量化し、ピストンの追従性を向上させることができる。
ピストン摺動孔の内周には、前記ピストンの上端を受け止めてピストンの上方への移動範囲を規制する段部を設けることができる。このようにすると、ピストンの上昇によってピストンスプリングが永久変形するのを防止することができる。
前記ピストンスプリングとしてコイルばねを使用する場合、そのコイルばねの密着高さで前記ピストンの上方への移動範囲を規制してもよい。
この発明のオートテンショナは、ピストンが上昇して圧力室の容積を拡大することにより圧力室の圧力を逃がすので、圧力室の圧力を逃がすときに、作動油の粘性抵抗によるダンパー力が生じにくい。そのため、ベルトが急激に緊張したときに、その張力変動にロッドが確実に追従する。
図1に、自動車補機を駆動するベルト1の張力調整装置を示す。この張力調整装置は、エンジンブロック2(図2参照)に固定された支点軸3を中心として揺動可能に支持されたプーリアーム4と、プーリアーム4に回転可能に取り付けたテンションプーリ5とを有する。
プーリアーム4には、この発明の実施形態に係るオートテンショナ6の一端が連結軸7を介して回転可能に連結され、オートテンショナ6の他端が、エンジンブロック2に固定された支点軸8で支持されている。オートテンショナ6は、テンションプーリ5をベルト1に押さえ付ける方向にプーリアーム4を付勢している。
図2に示すように、オートテンショナ6は、下部に底9を有するシリンダ10を有し、そのシリンダ10内に作動油が溜められている。また、シリンダ10内には、シリンダ10と同軸にスリーブ11が挿入され、そのスリーブ11の下部外周が、シリンダ10の底9に形成されたスリーブ嵌合凹部12に嵌め合わされている。スリーブ11内には、ロッド13が軸方向に摺動可能に挿入されており、そのロッド13とスリーブ11によって、シリンダ10内が圧力室14とリザーバ室15に区画されている。
ロッド13の上端には、ばね座16が固定されている。シリンダ10とばね座16の間の環状開口は、シリンダ10の内周に装着した環状のオイルシール17と、ばね座16から下方に延び、オイルシール17の内周に摺接する筒状のスカート18とで閉鎖されている。
ばね座16とシリンダ10の底9との間には、リターンスプリング19が組み込まれている。リターンスプリング19は、その下端がシリンダ10の底9で支持され、上端がばね座16を押圧しており、その押圧によって、圧力室14の容積が拡大する方向にばね座16を付勢している。
図3に示すように、スリーブ嵌合凹部12とスリーブ11の嵌合面間には、圧力室14の下部とリザーバ室15の下部を連通する油通路20が形成されている。油通路20の圧力室14側の端部には、リザーバ室15側から圧力室14側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ21が組み込まれている。
チェックバルブ21は、スリーブ11の下部内周に嵌め込んだバルブシート22と、そのバルブシート22を上下に貫通する弁孔の上端開口を開閉するチェックボール23と、そのチェックボール23の移動範囲を規制するバルブリテーナ24と、チェックボール23をバルブシート22に向けて付勢するバルブスプリング25とからなる。
スリーブ11とロッド13の摺動面間には、圧力室14とリザーバ室15を連通するリーク隙間26が形成されている。ここで、リーク隙間26は微小であり、作動油の流量を制限する絞りとして機能する。
ロッド13には、その下面に開口して圧力室14に連通するピストン摺動孔27が設けられ、そのピストン摺動孔27内に、ピストン28が上下に摺動可能に挿入されている。ピストン28は、ピストン摺動孔27内に組み込まれたピストンスプリング29で下方に付勢されている。また、ピストン28は、ピストン摺動孔27の内周に取り付けた止め輪30で下方への移動範囲が規制されており、その規制によって、ピストンスプリング29は、予め圧縮荷重を負荷した状態に保持されている。ピストン28の断面積は、ロッド13の断面積の1/3以上の大きさとなっている。
ピストンスプリング29はコイルばねであり、そのコイルばねの密着高さ(即ち、隣り合うコイルが密着したときのコイルばねの高さ)でピストン28の上方への移動範囲が規制されている。
ロッド13には、ピストン摺動孔27内のピストン28よりも上側の領域からロッド13の内部を通ってリザーバ室15に連通する連通路31が設けられている。連通路31は、ロッド13の内部で交差する2つの孔からなり、ピストン摺動孔27側の端部がピストン摺動孔27内の上端面に開口し、リザーバ室15側の端部がロッド13の外周に開口している。ピストン摺動孔27とピストン28の摺動面間は、ゴム製のOリング32で密封されている。
次に、このオートテンショナ6の動作例を説明する。
ベルト1の張力が小さくなると、リターンスプリング19の付勢力によって、圧力室14の容積が拡大する方向にロッド13が移動し、ベルト1の弛みを吸収する。このとき、チェックバルブ21が開き、リザーバ室15内の作動油が油通路20を通って圧力室14に流入するので、ロッド13が速やかに移動する。
一方、ベルト1の張力が大きくなると、そのベルト1の張力によって、圧力室14の容積が縮小する方向にロッド13が移動し、ベルト1の緊張を吸収する。このとき、圧力室14内の作動油がリーク隙間26を通ってリザーバ室15に流出し、その作動油の粘性抵抗によってダンパー力が生じるので、ロッド13はゆっくりと移動する。
ここで、ベルト1で駆動される補機の負荷トルクが急変動した場合など、ベルト1が急激に緊張した場合には、そのベルト1の張力によって圧力室14の圧力が上昇するが、圧力室14の圧力が、ピストンスプリング29に予め負荷した荷重に対応する圧力よりも大きくなると、図3に示すように、ピストン28が上昇して圧力室14の容積を拡大し、圧力室14の圧力を逃がす。そのため、ベルト1の張力変動にロッド13が確実に追従し、ベルト1が過張力とならない。
上述したように、このオートテンショナ6は、ピストン28が上昇して圧力室14の容積を拡大することにより圧力室14の圧力を逃がすので、圧力室14の圧力を逃がすときに、作動油の粘性抵抗によるダンパー力が生じにくい。そのため、ベルト1が急激に緊張したときに、その張力変動にロッド13が確実に追従する。
また、このオートテンショナ6は、ピストンスプリング29に予め負荷した荷重に対応する圧力よりも圧力室14の圧力が大きくならないと、ピストン28が上昇しない。そのため、ベルト1の張力変動が小さいときは、ピストン28の位置を固定してダンパー力を確保し、ベルト1の張力変動が大きくなったときにのみ、ピストン28が移動して圧力室14の圧力を逃がすことができる。
また、このオートテンショナ6は、ピストン摺動孔27内のピストン28よりも上側の領域が連通路31を介してリザーバ室15に連通しているので、ピストン28が上昇するときに、ピストン摺動孔27内のピストン28よりも上側の圧力がリザーバ室15と同じ圧力に保たれる。そのため、ベルト1が急激に緊張したときのベルト1の張力変動に対するピストン28の追従性が高い。
上記実施形態に示すように、ピストン摺動孔27とピストン28の摺動面間を密封するシール部材は、ゴム製のOリング32を使用すると低コストであるが、ピストン摺動孔27とピストン28の摺動面間は、図4に示すように、円周の一部が分断された金属製または樹脂製のシールリング33で密封してもよい。このようにすると、シール部材の耐久性を確保することができる。
また、上記実施形態では、ピストン摺動孔27とピストン28の摺動面間をOリング32で密封したが、図5に示すように、ピストン摺動孔27とピストン28の摺動面間に、ピストン摺動孔27内のピストン28よりも上側の領域と下側の領域とを連通する環状隙間34を設けてもよい。このようにすると、環状隙間34を流れる作動油の粘性抵抗によって、ダンパー力が生じさせることができる。
図6に示すように、ピストン28はセラミック製としてもよい。このようにすると、ピストン28を鉄製とした場合と比較して、ピストン28を軽量化し、ピストン28の追従性を向上させることができる。
上記実施形態では、ピストンスプリング29の密着高さでピストン28の上方への移動範囲を規制したが、図7に示すように、ピストン摺動孔27の内周に上側を小径とする段部35を設け、その段部35でピストン28の上端を受け止めてピストン28の上方への移動範囲を規制するようにしてもよい。このようにすると、ピストン28の上昇によってピストンスプリング29が永久変形するのを防止することができる。
この発明の実施形態のオートテンショナを組み込んだ張力調整装置を示す正面図 図1のII−II線に沿った断面図 図2に示すピストンが上昇して圧力室の容積を拡大した状態を示す圧力室近傍の拡大断面図 図2に示すオートテンショナの変形例を示すピストン近傍の拡大断面図 図2に示すオートテンショナの他の変形例を示すピストン近傍の拡大断面図 図2に示すオートテンショナの更に他の変形例を示すピストン近傍の拡大断面図 図2に示すオートテンショナの更に他の変形例を示すピストン近傍の拡大断
符号の説明
6 オートテンショナ
9 底
10 シリンダ
12 スリーブ嵌合凹部
13 ロッド
14 圧力室
15 リザーバ室
16 ばね座
19 リターンスプリング
20 油通路
21 チェックバルブ
27 ピストン摺動孔
28 ピストン
29 ピストンスプリング
30 止め輪
31 連通路
32 Oリング
33 シールリング
34 環状隙間
35 段部

Claims (10)

  1. 下部に底(9)を有するシリンダ(10)内に作動油を溜め、そのシリンダ(10)の底(9)に形成したスリーブ嵌合凹部(12)にスリーブ(11)の下部外周を嵌め合わせ、そのスリーブ(11)内にロッド(13)を軸方向に摺動可能に挿入してシリンダ(10)内を圧力室(14)とリザーバ室(15)に区画し、その圧力室(14)の下部とリザーバ室(15)の下部を連通する油通路(20)を前記スリーブ嵌合凹部(12)とスリーブ(11)の嵌合面間に設け、その油通路(20)の圧力室(14)側の端部にリザーバ室(15)側から圧力室(14)側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ(21)を組み込み、前記ロッド(13)の上端にばね座(16)を固定し、そのばね座(16)を前記圧力室(14)の容積が拡大する方向に付勢するリターンスプリング(19)を設けたオートテンショナにおいて、
    前記ロッド(13)の下面に開口して圧力室(14)に連通するピストン摺動孔(27)を設け、そのピストン摺動孔(27)内にピストン(28)を摺動可能に挿入し、そのピストン(28)を下方に付勢するピストンスプリング(29)を前記ピストン摺動孔(27)内に設けたことを特徴とするオートテンショナ。
  2. 前記ピストン摺動孔(27)の内周に取り付けた止め輪(30)で前記ピストン(28)の下方への移動範囲を規制し、その規制によって、前記ピストンスプリング(29)を予め荷重を負荷した状態に保持した請求項1に記載のオートテンショナ。
  3. 前記ピストン摺動孔(27)内の前記ピストン(28)よりも上側の領域から前記ロッド(13)の内部を通ってリザーバ室(15)に連通する連通路(31)を設けた請求項1または2に記載のオートテンショナ。
  4. 前記ピストン摺動孔(27)とピストン(28)の摺動面間をシール部材(32)で密封した請求項3に記載のオートテンショナ。
  5. 前記シール部材としてゴム製のOリング(32)を使用した請求項4に記載のオートテンショナ。
  6. 前記シール部材として、円周の一部が分断された金属製または樹脂製のシールリング(33)を使用した請求項4に記載のオートテンショナ。
  7. 前記ピストン摺動孔(27)とピストン(28)の摺動面間に、前記ピストン摺動孔(27)内の前記ピストン(28)よりも上側の領域と下側の領域とを連通する環状隙間(34)を設けた請求項3に記載のオートテンショナ。
  8. 前記ピストン(28)がセラミック製である請求項1から7のいずれかに記載のオートテンショナ。
  9. 前記ピストン摺動孔(27)の内周に、前記ピストン(28)の上端を受け止めてピストン(28)の上方への移動範囲を規制する段部(35)を設けた請求項1から8のいずれかに記載のオートテンショナ。
  10. 前記ピストンスプリング(29)がコイルばねであり、そのコイルばねの密着高さで前記ピストン(28)の上方への移動範囲を規制した請求項1から8のいずれかに記載のオートテンショナ。
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