JP6234252B2 - 油圧式オートテンショナ - Google Patents

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Description

この発明は、オルタネータやウォータポンプ、エアコンディショナのコンプレッサ等の補機を駆動するベルトの張力調整用に用いられる油圧式オートテンショナに関する。
二酸化炭素の排出量を削減するため、車両の停止時にエンジンを停止し、アクセルペダルの踏み込による車両の発進時にエンジンを瞬時に始動させるISG(Integrated Starter Generator)のアイドルストップ機構が搭載されたエンジンが提案されている。
図6は、エンジン補機駆動とエンジン始動を両立するISGのアイドルストップ機構が搭載されたエンジンのベルト伝動装置を示し、クランクシャフト51に取り付けられたクランクシャフトプーリPと、ISGのスタータ・ジェネレータ52の回転軸に取り付けられたスタータ・ジェネレータプーリPと、ウォータポンプ等の補機53の回転軸に取り付けられた補機プーリP間にベルト54を掛け渡し、エンジンの通常運転時、同図(a)に示すように、クランクシャフトプーリPの矢印で示す方向の回転によりスタータ・ジェネレータ52および補機53を駆動し、スタータ・ジェネレータ52をジェネレータとして機能させるようにしている。
一方、同図(b)に示すように、スタータ・ジェネレータ52の駆動によるエンジンの始動時、スタータ・ジェネレータプーリPの矢印で示す方向の回転によりクランクシャフトプーリPを回転させて、スタータ・ジェネレータ52をスタータとして機能させるようにしている。
上記のようなベルト伝動装置においては、クランクシャフトプーリPとスタータ・ジェネレータプーリPにわたるベルト部54aにテンションプーリ55を設け、そのテンションプーリ55を回転自在に支持する揺動可能なプーリアーム56に油圧式オートテンショナAの調整力を付与してテンションプーリ55がベルト54を押圧する方向にプーリアーム56を付勢し、ベルト54の張力変化を油圧式オートテンショナAにより吸収するようにしている。
油圧式オートテンショナAとして、特許文献1や特許文献2に記載されたものが従来から知られている。この油圧式オートテンショナにおいては、シリンダの底面上に突設されたバルブスリーブ内にロッドの下端部を摺動自在に挿入して、バルブスリーブ内に圧力室を形成し、上記ロッドの上端部に設けられたばね座とシリンダの底面間にリターンスプリングを組み込んで、ロッドとバルブスリーブを伸長する方向に付勢している。
また、シリンダの内周とバルブスリーブの外周間に密閉されたリザーバ室を設け、そのリザーバ室の下部と上記圧力室の下部をシリンダの底面部に形成された油通路で連通し、バルブスリーブの下端部内にはチェックバルブを組込み、ロッドに押込み力が負荷され、圧力室の圧力がリザーバ室の圧力より高くなった際、チェックバルブを閉鎖して油通路と圧力室の連通を遮断するようにしている。
上記の構成からなる油圧式オートテンショナは、ばね座の上面に設けられた連結片を図6に示すエンジンブロックEに回動自在に連結し、シリンダの下面に設けられた連結片をプーリアーム56に連結して、ベルト54からテンションプーリ55およびプーリアーム56を介してロッドに押込み力が負荷された際に、チェックバルブを閉じ、圧力室内に封入されたオイルをバルブスリーブとロッドの摺動面間に形成されたリーク隙間に流動させ、その流動時のオイルの粘性抵抗により圧力室内に油圧ダンパ力を発生させて上記押込み力を緩衝するようにしている。
特開2009−275757号公報 特開2012−241794号公報
ところで、従来の油圧式オートテンショナにおいては、ロッドに押込み力が負荷された際、圧力室内のオイルをバルブスリーブとロッドの摺動面間に形成された単一のリーク隙間からリークさせる構成であるため、エンジンの通常運転時およびスタータ・ジェネレータ52でのエンジン始動時のそれぞれにおいてベルト54に適正な張力を付与することができない。
すなわち、リーク隙間をエンジンの通常運転時におけるベルトの張力変動を吸収可能な大きさに設定すると、リーク隙間が大きいため、スタータ・ジェネレータ52の駆動によるエンジンの始動時にロッドが大きく押し込まれてベルト54に弛みが生じ、ベルト54とプーリP乃至Pの接触部で滑りが生じ、ベルト寿命の低下やスタータ・ジェネレータ52によるエンジン始動不良が生じる可能性がある。
一方、リーク隙間をスタータ・ジェネレータ52の駆動によるエンジンの始動時におけるベルト54の張力変動を吸収可能な大きさに設定すると、リーク隙間が小さいために、エンジンの通常運転時におけるベルト54の張力が高くなり過ぎてベルト54が過張力となり、ベルト54やプーリP乃至Pを回転自在に支持する軸受が損傷し易くなり、燃料の消費が多くなるという問題が生じる。
この発明の課題は、エンジンの通常運転時およびスタータ・ジェネレータでのエンジン始動時のそれぞれにおいてベルトに適正な張力を付与することができるようにした油圧式オートテンショナを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、オイルが入れられた底付きシリンダの底面上にバルブスリーブを突設し、そのバルブスリーブの内部にロッドの下端部を摺動自在に挿入してバルブスリーブ内に圧力室を設け、前記ロッドの上部に設けられたばね座とシリンダの底面間に、シリンダとロッドを伸張する方向に付勢するリターンスプリングを組込み、前記シリンダの内周とバルブスリーブの外周間に形成されたリザーバ室の下部と前記圧力室の下部を連通する油通路を形成し、前記バルブスリーブの下端部内に前記圧力室の圧力がリザーバ室内の圧力より高くなると閉鎖して圧力室と油通路の連通を遮断する第1チェックバルブを設け、前記ロッドに押込み力が負荷された際に第1チェックバルブを閉じ、圧力室内のオイルを、その圧力室の上側部位に設けられたリーク流路からリザーバ室にリークさせて圧力室内のオイルによる油圧ダンパ作用によりロッドに負荷される押込み力を緩衝するようにした油圧式オートテンショナにおいて、前記リーク流路が、前記ロッドに設けられた連通路を介して前記圧力室とリザーバ室を連通する第1リーク隙間と、前記第1リーク隙間よりも流路抵抗が大きい第2リーク隙間からなり、前記連通路を前記第1チェックバルブより設定圧力が高くされた第2チェックバルブにより開閉自在とし、その第2チェックバルブが、連通路に設けられた弁孔の開閉用チェックボールと、そのチェックボール押圧用のプッシャと、そのプッシャを介してチェックボールを開放方向に付勢するコイルばねを有してなり、前記コイルばねの内径が前記チェックボールの直径より大径とされた構成を採用したのである。
上記の構成からなる油圧式オートテンショナにおいて、ISGのアイドルストップ機構が搭載されたエンジンの補機駆動用ベルト伝動装置におけるベルトの張力調整に際しては、エンジンブロック等のテンショナ取付け対象にロッド先端のばね座を連結し、テンションプーリを支持するプーリアームにシリンダの閉塞端部を連結して、テンションプーリがクランクシャフトプーリとモータ・ジェネレータプーリ間のベルト部を押圧する方向にプーリアームを付勢し、ベルトを緊張させる。
上記のようなベルト伝動装置への油圧式オートテンショナの組込み状態において、エンジンの通常運転状態でベルトの張力が強くなり、そのベルトからロッドに押込み力が負荷されると、圧力室内の圧力が高くなり、第1チェックバルブが閉鎖して、圧力室内のオイルは連通路から開放状態の第2チェックバルブ内を流通し、流路抵抗の小さな第1リーク隙間からリザーバ室にリークし、第1リーク隙間を流れるオイルの粘性抵抗により圧力室内に油圧ダンパ力が発生し、その油圧ダンパ力によって上記押込み力が緩衝され、ベルトは適正張力に保持される。
一方、スタータ・ジェネレータの駆動によるエンジン始動時、ベルトの張力は急激に大きくなって圧力室の圧力が急激に上昇する。この時、第1チェックバルブは閉鎖すると共に、その第1チェックバルブの閉鎖後、第2チェックバルブのチェックボールが弁孔を閉鎖し、圧力室と第1リーク隙間の連通路を遮断する。
このため、圧力室のオイルは第2リーク隙間からリザーバ室にリークする。その第2リーク隙間の流路抵抗は大きいため、圧力室での圧力低下が少なく、圧力室での油圧ダンパ作用によりロッドの押し込みが抑制されてベルトはクランクシャフトを駆動するのに必要なベルト張力に保持され、ベルトとプーリ間のスリップが防止される。
ここで、第2チェックバルブがチェックボールをコイルばねにより直接押圧して開放方向に付勢する構成であると、内径がチェックボールの直径より小さな弾性力の弱いコイルばねを用いてチェックボールを開放方向に向けて付勢する必要が生じる。この場合、通常運転時に第2チェックバルブが閉鎖し易くなって不要なバルブ閉鎖を招き、第1リーク隙間による流量の規制を行うことができないおそれがある。その結果、油圧ダンパ力を小さく設定することができず、通常運転時のベルト張力が高くなり、燃料の消費が多くなる。
この発明では、プッシャを介して第2チェックバルブにおけるチェックボールを開放方向に付勢しているため、内径がチェックボールの直径より大きい弾性力の大きなコイルばねを採用することができる。このため、通常運転時に第2チェックバルブが不要に閉鎖するという不都合の発生はなく、第1リーク隙間による流量の規制によって油圧ダンパ力を小さく設定することができる。結果として、通常運転時のベルト張力を低くすることができ、燃費の向上を図ることができる。
この発明に係る油圧式オートテンショナにおいて、連通路内にバルブシートを嵌合し、そのバルブシートに弁孔を設け、その弁孔の開閉用チェックボールを前記バルブシートの下方に組み込み、前記連通路の下端部内に通油孔を有するバルブリテナを組み込んでチェックボールの開閉量を規制することにより、第2チェックバルブが完全に閉じるまでのテンショナストロークを極めて小さい範囲に設定することができる。
また、連通路内にバルブシートを嵌合し、そのバルブシートの軸心上に弁孔と、その弁孔の下部に前記チェックボールの直径より大径のガイド孔とを設け、そのガイド孔内において弁孔開閉用のチェックボールを移動自在とし、前記連通路の下端部内に通油孔を有するバルブリテナを組み込んでチェックボールを抜止めすることにより、チェックボールの開閉ストロークを比較的大きい範囲に設定することができ、エンジン始動時の起動トルクが小さく、エンジン始動時の圧力室の圧力と通常運転時の圧力室の圧力の差が比較的小さなエンジンにも適用することができる。
さらに、プッシャとして、弁孔内にスライド自在に挿入された弁体押圧用のプッシュロッドと、そのプッシュロッドの上部に設けられてコイルばねの端部を支持するスプリングシートを有し、上記スプリングシートが、連通路の内径面で摺動案内される外径とされ、そのスプリングシートの外径面に、そのスプリングシートがバルブシートの上端面に着座する状態で下端の開口が弁孔の上部開口に連通する軸方向溝を設けることにより、連通路の内径面によるスプリングシートの摺動案内によってプッシャに傾きが生じるのを防止し、プッシャを軸方向にスムーズに移動させることができる。また、軸方向溝の存在によってスプリングシートの周囲において十分なオイル流量を確保することができる。
この発明に係る油圧式オートテンショナにおいて、第1リーク隙間の形成に際し、ロッドに連通路の上端に連通する径方向のピン孔を設け、そのピン孔内にピンを嵌合し、そのピンとピン孔の嵌合面間に第1リーク隙間としての螺旋溝を設けたものであってもよい。あるいは、連通路内にプッシャを摺動案内するガイド筒を設け、ロッドにはバルブスリーブ内に最も侵入する収縮状態でそのバルブスリーブの上端より上位に位置する部分に内径面から外径面に貫通する径方向孔を設け、ガイド筒には、上端面に径方向溝と、上部外周に径方向溝と径方向孔とを連通する第1リーク隙間としての螺旋溝を設けたものであってもよい。
上記いずれの第1リーク隙間においても、ロッドとバルブスリーブの摺動面間に形成された円環状のリーク隙間を第2リーク隙間とする。
この発明においては、上記のように、圧力室内の圧力上昇時に、その圧力室のオイルをリザーバ室にリークさせるリーク流路を、流路抵抗の異なる第1および第2の二つのリーク隙間で形成し、流路抵抗の小さな一方の第1リーク隙間と圧力室と連通する連通路を、圧力室の圧力変動により開閉し、第1チェックバルブより設定圧力が高くされた第2チェックバルブで開閉可能としたことにより、エンジンの通常運転時およびスタータ・ジェネレータでのエンジン始動時のそれぞれにおいてベルトに適正な張力を付与することができる。
また、第2チェックバルブにおけるチェックボールをコイルばねにより開放方向に付勢するに際し、プッシャを介して開放方向に付勢したことにより、コイルばねとして内径がチェックボールの直径より大きい弾性力の大きなものを採用することができる。このため、通常運転時において、第2チェックバルブを確実に機能させることができ、第1リーク隙間による流量の規制によって油圧ダンパ力を小さく設定することができる。結果として、通常運転時のベルト張力を低くすることができ、燃費の向上を図ることができる。
この発明に係る油圧式オートテンショナの実施の形態を示す縦断面図 図1の第1リーク隙間および第2リーク隙間の形成部位を拡大して示す断面図 図2のIII−III線に沿った断面図 圧力室内のオイルが第2リーク隙間からリークしている状態を示す断面図 この発明に係る油圧式オートテンショナの他の実施の形態を示す断面図 アイドルストップ機構が搭載されたエンジンのベルト伝動装置を示し、(a)はエンジンの通常運転状態を示す正面図、(b)はスタータ・ジェネレータによるエンジンの始動状態を示す正面図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、シリンダ1は底部を有し、その底部の下面に図6(a)のプーリアーム56に連結される連結片2が設けられている。
連結片2には、一側面から他側面に貫通する軸挿入孔2aが設けられ、その軸挿入孔2a内に筒状の支点軸2bと、その支点軸2bを回転自在に支持する滑り軸受2cとが組み込まれ、上記支点軸2b内に挿通されてプーリアーム56にねじ係合されるボルトの締め付けにより支点軸2bが固定され、その支点軸2bを中心にしてシリンダ1とプーリアーム56は相対的に回転自在の連結とされる。
シリンダ1の底面には、スリーブ嵌合孔3が設けられ、そのスリーブ嵌合孔3内に鋼製のバルブスリーブ4の下端部が圧入されている。バルブスリーブ4内にはロッド5の下部が摺動自在に挿入され、そのロッド5の挿入によって、バルブスリーブ4内には上記ロッド5の下側に圧力室6が設けられている。
ロッド5のシリンダ1の外部に位置する上端部にはばね座7が固定され、そのばね座7とシリンダ1の底面間に組込まれたリターンスプリング8は、シリンダ1とロッド5が相対的に伸張する方向に付勢している。
ばね座7の上端には図6に示すエンジンブロックEに連結される連結片9が設けられている。連結片9には一側面から他側面に貫通するスリーブ挿入孔9aが形成され、そのスリーブ挿入孔9a内にスリーブ9bと、そのスリーブ9bを回転自在に支持する滑り軸受9cとが組み込まれ、上記スリーブ9b内に挿通されてエンジンブロックEにねじ係合されるボルトの締め付けにより連結片9がエンジンブロックEに回転自在に連結される。
ばね座7は成形品からなり、その成形時にシリンダ1の上部外周を覆う筒状のダストカバー10と、リターンスプリング8の上部を覆う筒状のスプリングカバー11とが同時に成形されてばね座7に一体化されている。
ここで、ばね座7は、アルミのダイキャスト成形品であってもよく、あるいは、熱硬化性樹脂等の樹脂の成形品であってもよい。
スプリングカバー11は、ばね座7の成形時にインサート成形される筒体12によって外周の全体が覆われている。筒体12は、鋼板のプレス成形品からなる。
シリンダ1の上側開口部内にはシール部材としてのオイルシール13が組込まれ、そのオイルシール13の内周が筒体12の外周面に弾性接触して、シリンダ1の上側開口を閉塞し、シリンダ1の内部に充填されたオイルの外部への漏洩を防止し、かつ、ダストの内部への侵入を防止している。
上記オイルシール13の組み込みにより、シリンダ1とバルブスリーブ4との間に密閉されたリザーバ室14が形成される。リザーバ室14と圧力室6は、スリーブ嵌合孔3とバルブスリーブ4の嵌合面間に形成された油通路15およびスリーブ嵌合孔3の底面中央部に形成された円形凹部からなる油溜り16を介して連通している。
バルブスリーブ4の下端部内には第1チェックバルブ17が組み込まれている。第1チェックバルブ17は、圧力室6内の圧力がリザーバ室14内の圧力より高くなると閉鎖して、圧力室6と油通路15の連通を遮断し、圧力室6内のオイルが油通路15を通ってリザーバ室14に流れるのを防止する。
図1および図2に示すように、ロッド5には下端面から軸方向に延びる連通路18と、その連通路18の上部に連通する径方向のピン孔19とが形成されている。ピン孔19内にはピン20が圧入され、そのピン20の外径面に連通路18とリザーバ室14とを連通する螺旋溝21が形成され、その螺旋溝21が第1リーク隙間とされている。なお、ピン孔19の内径面に螺旋溝からなる第1リーク隙間21を設けるようにしてもよい。
連通路18は、下部から順に、大径孔部18a、中径孔部18bおよび小径孔部18cを有する段付き孔からなり、その連通路18内に第2チェックバルブ22が組み込まれている。
第2チェックバルブ22は、バルブシート23と、そのバルブシート23の軸心上に形成された弁孔24の開閉用チェックボール26と、そのチェックボール26の押圧用プッシャ27と、そのプッシャ27を介してチェックボール26を開放方向に付勢するコイルばね28と、上記チェックボール26の開閉量を規制するバルブリテナ29とからなる。
バルブシート23は大径孔部18a内に圧入され、その大径孔部18aの上端壁に対する当接によって軸方向に位置決めされており、その軸心上に形成された弁孔24の下端にテーパ状のシート面25が設けられている。また、弁孔24の上部にはテーパ状の大径孔部24aが設けられている。チェックボール26はシート面25に対して接触離反可能とされ、接触によって弁孔24を閉鎖するようになっている。
プッシャ27は、弁孔24内に挿入されるプッシュロッド27aを下部に有し、そのプッシュロッド27aの上部にスプリングシート27bを設け、そのスプリングシート27bの上面に突軸27cを設けた構成とされている。
スプリングシート27bは中径孔部18bの内径面に沿って摺動自在とされ、その外径面には図2および図3に示すように、複数の軸方向溝30が周方向に間隔をおいて形成されている。
複数の軸方向溝30のそれぞれの下端開口は弁孔24の大径孔部24aと上下で対向し、スプリングシート27bの下面がバルブシート23の上端面に着座するプッシャ27の下降状態で軸方向溝30の下端開口が弁孔24の大径孔部24aに連通する状態とされる。
コイルばね28は、内径がチェックボール26の直径より大径とされており、その下端部がプッシャ27のスプリングシート27bで支持されてプッシャ27を下向きに付勢している。その付勢によりスプリングシート27bがバルブシート23の上面で支持され、チェックボール26はプッシュロッド27aで押されて弁孔24を開放する状態に保持されている。
バルブリテナ29は、円形端板29aの外周に円筒部29bを設けたカップ状をなし、上記円筒部29bに通油孔31が形成されている。バルブリテナ29は大径孔部18aに円筒部29bを圧入する取り付けとされてチェックボール26の開閉ストロークを小さい範囲に制限している。
第2チェックバルブ22の設定圧は第1チェックバルブ17の設定圧より高く、第1チェックバルブ17の閉鎖後、圧力室6内の圧力がさらに上昇すると作動して連通路18を閉鎖する。
図2に示すように、バルブスリーブ4の内周上部には小径孔部4aが設けられ、その小径孔部4aの内径面に沿ってロッド5が摺動自在とされ、その摺動面間に円環状のリーク隙間32が設けられている。リーク隙間32は第2リーク隙間とされ、その第2リーク隙間32の流路抵抗は前述の螺旋溝からなる第1リーク隙間21より大きくされている。
第1リーク隙間21および第2リーク隙間32のそれぞれは、圧力室6内のオイルがそれぞれのリーク隙間21、32に沿ってリークする際の粘性抵抗により圧力室6内に油圧ダンパ作用を生じさせるようになっている。
第1リーク隙間21は、オイルのリークによって生じる油圧ダンパ作用によって図6(a)に示すエンジンの通常運転時におけるベルト54の張力変動を吸収可能とする大きさに設定されている。一方、第2リーク隙間32は、図6(b)に示すスタータ・ジェネレータ52の駆動によるエンジン始動時にロッド5が急激に押し込まれることのない大きさに設定されている。
ロッド5の下端部外周にはテーパ溝33が形成され、そのテーパ溝33に止め輪34が組み込まれている。止め輪34の外周部はテーパ溝33から外部に露出してバルブスリーブ4の内周上部に形成された段部35と上下で対向し、その段部35に対する当接によってロッド5を抜止めするようになっている。
実施の形態で示す油圧式オートテンショナは上記の構成からなり、図6に示すアイドルストップ機構が搭載されたエンジンの補機駆動用ベルト伝動装置への組込みに際しては、ばね座7の連結片9をエンジンブロックに連結し、かつ、シリンダ1の閉塞端に設けられた連結片2をプーリアーム56に連結して、そのプーリアーム56に調整力を付与する。
上記のようなベルト54の張力調整状態において、エンジンの通常運転状態において、補機53の負荷変動等によってベルト54の張力が変化し、ベルト54の張力が弱くなると、リターンスプリング8の押圧によりシリンダ1とロッド5が伸張する方向に相対移動してベルト54の弛みが吸収される。
ここで、シリンダ1とロッド5が伸張する方向に相対移動するとき、圧力室6内の圧力はリザーバ室14内の圧力より低くなるため、第1チェックバルブ17が開放する。このため、リザーバ室14内のオイルは油通路15から油溜り16を通って圧力室6内にスムーズに流れ、シリンダ1とロッド5は伸張する方向にスムーズに相対移動してベルト54の弛みを直ちに吸収する。
一方、ベルト54の張力が強くなると、ベルト54から油圧式オートテンショナにシリンダ1とロッド5を収縮させる方向の押込み力が負荷される。その押込み力の負荷により圧力室6内の圧力はリザーバ室14内の圧力より高くなるため、第1チェックバルブ17が閉鎖する。
このとき、第2チェックバルブ22のチェックボール26は、図2に示すように、開放状態にあるため、圧力室6内のオイルは、同図の矢印で示すように、弁孔24から軸方向溝30内に流れ、連通路18の中径孔部18bおよび小径孔部18cから第1リーク隙間21に流入してリザーバ室14内にリークし、上記第1リーク隙間21を流動するオイルによって圧力室6内に油圧ダンパ力が発生する。その油圧ダンパ力により、油圧式オートテンショナに負荷される上記押込み力が緩衝される。
ここで、第1リーク隙間21は、エンジンの通常運転時におけるベルト54の張力変動を吸収可能な大きさに設定されているため、エンジンの通常運転時におけるベルト54の張力が高くなり過ぎることはなく、適正張力に保持される。
一方、スタータ・ジェネレータ52の駆動によるエンジン始動時、ベルト54の張力は急激に大きくなってロッド5に対する押込み力が強くなり、圧力室6の圧力が急激に上昇する。このとき、第1チェックバルブ17は閉鎖すると共に、第2チェックバルブ22のチェックボール26がコイルばね28の弾性に抗して上昇して、図4に示すように、シート面25と接触し、閉鎖状態となる。
第2チェックバルブ22の閉鎖により、連通路18は圧力室6と第1リーク隙間21の連通を遮断する状態となるため、圧力室6内のオイルは、図4の矢印で示すように、第2リーク隙間32に流れてリザーバ室14内にリークする。
このとき、第2リーク隙間32の流路抵抗は第1リーク隙間21より大きいため、圧力室6内のオイルは第2リーク隙間32内をゆっくりと流動する。このため、圧力室6での急激な圧力低下がなく、その圧力室6内の油圧ダンパ作用によってロッド5の押し込みが抑制され、ベルト54はクランクシャフト51を駆動するのに必要なベルト張力に保持され、ベルト54とプーリP乃至P間のスリップが防止される。
以上のように、エンジンの通常運転時、ベルト54の張力が増大した際、圧力室6内のオイルを流路抵抗の小さな第1リーク隙間21からリザーバ室14内にリークし、また、スタータ・ジェネレータでのエンジン始動時にベルト54の張力が増大した際に、圧力室6内のオイルを流路抵抗の大きな第2リーク隙間32からリザーバ室14内にリークするため、エンジンの通常運転時およびスタータ・ジェネレータでのエンジン始動時のそれぞれにおいてベルトに適正な張力を付与することができる。
図2に示すように、第2チェックバルブ22におけるチェックボール26をコイルばね28により開放方向に付勢するに際し、スプリングシート27bを有するプッシャ27を介して開放方向に付勢にすることにより、コイルばね28として内径がチェックボール26の直径より大きい弾性力の大きなものを採用することができる。
このため、通常運転時、圧力室6の圧力変動によって第2チェックバルブ22が不要に閉鎖するという不都合の発生はなく、第2チェックバルブ22を確実に機能させることができ、第1リーク隙間21による流量規制によって油圧ダンパ力を小さく設定することが可能となり、通常運転時のベルト張力を低くすることができる。
また、プッシャ27に中径孔部18bの内径面で摺動案内されるスプリングシート27bを設け、そのスプリングシート27bの外径面に軸方向溝30を設けることにより、プッシャ27の傾きを抑制する状態で十分なオイル流量を確保することができる。
図5は、この発明に係る油圧式オートテンショナの他の実施の形態を示す。この実施の形態においては、ロッド5に形成された連通路18を大径孔部18aの上部に小径孔部18cが形成された段付き孔とし、その小径孔部18c内にプッシャ27のスプリングシート27bを摺動案内するガイド筒40を設け、上記ロッド5にはバルブスリーブ4内に最も侵入する収縮状態でそのバルブスリーブ4の上端より上位に位置する部分に内径面から外径面に貫通する径方向孔41を設け、上記ガイド筒40には、上端面に径方向溝42と、上部外周に径方向溝42と径方向孔41とを連通する螺旋溝43を設け、その螺旋溝43を第1リーク隙間としている。
また、バルブシート23に形成された弁孔24の下部にチェックボール26を一定ストローク移動自在に案内するガイド孔44を設けている。
他の構成は図1に示す油圧式オートテンショナと同一であるため、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示す油圧式オートテンショナにおいて、エンジンの通常運転状態では、ベルト54から負荷される押圧力により圧力室6の圧力が上昇すると、チェックボール26は開放状態にあるため、圧力室6のオイルはチェックボール26とガイド孔44間の隙間から弁孔24を通ってバルブシート27bの外径面に形成された軸方向溝30に流れ、ガイド筒40内から径方向溝42に流れ、螺旋溝からなる第1リーク隙間43に流入し、径方向孔41からリザーバ室14にリークし、第1リーク隙間43を流動するオイルによって圧力室6内に油圧ダンパ力が発生する。その油圧ダンパ力により、油圧式オートテンショナに負荷される上記押込み力が緩衝される。
一方、スタータ・ジェネレータ52の駆動によるエンジン始動時、ベルト54からロッド5に負荷される押込み力により圧力室6の圧力が急激に上昇し、第2チェックバルブ22のチェックボール26がコイルばね28の弾性に抗して上昇して、図5の鎖線で示すように、シート面25と接触し、閉鎖状態となる。
第2チェックバルブ22の閉鎖により、連通路18は圧力室6と第1リーク隙間43の連通を遮断する状態となるため、圧力室6内のオイルは、バルブスリーブ4とロッド5の摺動面間に形成された第2リーク隙間32に流れてリザーバ室14内にリークする。
したがって、この実施の形態で示す油圧式オートテンショナにおいても、エンジンの通常運転時およびスタータ・ジェネレータでのエンジン始動時のそれぞれにおいてベルト54に適正な張力を付与することができる。
また、バルブシート23にチェックボール26を一定ストローク移動自在に案内するガイド孔44を設けることにより、チェックバルブ26が完全に閉まるまでにある程度のテンショナの収縮が必要であるが、エンジン始動時の起動トルクが小さく、エンジン始動時の圧力室6の圧力と通常運転時の圧力室6の圧力の差が比較的小さいエンジンにも適用することができる。
1 シリンダ
4 バルブスリーブ
5 ロッド
6 圧力室
7 ばね座
8 リターンスプリング
14 リザーバ室
15 油通路
17 第1チェックバルブ
18 連通路
19 ピン孔
20 ピン
21 螺旋溝(第1リーク隙間)
22 第2チェックバルブ
23 バルブシート
24 弁孔
26 チェックボール
27 プッシャ
27a プッシュロッド
27b スプリングシート
28 コイルばね
29 バルブリテナ
30 軸方向溝
31 通油孔
32 第2リーク隙間
40 ガイド筒
41 径方向孔
42 径方向溝
43 螺旋溝(第1リーク隙間)
44 ガイド孔

Claims (6)

  1. オイルが入れられた底付きシリンダの底面上にバルブスリーブを突設し、そのバルブスリーブの内部にロッドの下端部を摺動自在に挿入してバルブスリーブ内に圧力室を設け、前記ロッドの上部に設けられたばね座とシリンダの底面間に、シリンダとロッドを伸張する方向に付勢するリターンスプリングを組込み、前記シリンダの内周とバルブスリーブの外周間に形成されたリザーバ室の下部と前記圧力室の下部を連通する油通路を形成し、前記バルブスリーブの下端部内に前記圧力室の圧力がリザーバ室内の圧力より高くなると閉鎖して圧力室と油通路の連通を遮断する第1チェックバルブを設け、前記ロッドに押込み力が負荷された際に第1チェックバルブを閉じ、圧力室内のオイルを、その圧力室の上側部位に設けられたリーク流路からリザーバ室にリークさせて圧力室内のオイルによる油圧ダンパ作用によりロッドに負荷される押込み力を緩衝するようにした油圧式オートテンショナにおいて、
    前記リーク流路が、前記ロッドに設けられた連通路を介して前記圧力室とリザーバ室を連通する第1リーク隙間と、前記第1リーク隙間よりも流路抵抗が大きい第2リーク隙間からなり、前記連通路を前記第1チェックバルブより設定圧力が高くされた第2チェックバルブにより開閉自在とし、その第2チェックバルブが、連通路に設けられた弁孔の開閉用チェックボールと、そのチェックボール押圧用のプッシャと、そのプッシャを介してチェックボールを開放方向に付勢するコイルばねを有してなり、前記コイルばねの内径が前記チェックボールの直径より大径とされていることを特徴とする油圧式オートテンショナ。
  2. 前記連通路内にバルブシートを嵌合し、そのバルブシートに弁孔を設け、その弁孔の開閉用チェックボールを前記バルブシートの下方に組み込み、前記連通路の下端部内に通油孔を有するバルブリテナを組み込んでチェックボールの開閉量を規制した請求項1に記載の油圧式オートテンショナ。
  3. 前記連通路内にバルブシートを嵌合し、そのバルブシートの軸心上に弁孔と、その弁孔の下部に前記チェックボールの直径より大径のガイド孔とを設け、そのガイド孔内において弁孔開閉用のチェックボールを移動自在とし、前記連通路の下端部内に通油孔を有するバルブリテナを組み込んでチェックボールの抜止めとした請求項1に記載の油圧式オートテンショナ。
  4. 前記プッシャが、前記弁孔内にスライド自在に挿入された弁体押圧用のプッシュロッドと、そのプッシュロッドの上部に設けられて前記コイルばねの端部を支持するスプリングシートを有し、前記スプリングシートが、前記連通路の内径面で摺動案内される外径とされ、そのスプリングシートの外径面に、そのスプリングシートがバルブシートの上端面に着座する状態で下端の開口が前記弁孔の上部開口に連通する軸方向溝を設けた請求項1乃至3のいずれか1項に記載の油圧式オートテンショナ。
  5. 前記ロッドに前記連通路の上端に連通する径方向のピン孔を設け、そのピン孔内にピンを嵌合し、そのピンとピン孔の嵌合面間に螺旋溝を設け、その螺旋溝を第1リーク隙間とし、前記ロッドとバルブスリーブの摺動面間に形成された円環状のリーク隙間を第2リーク隙間とした請求項1乃至4のいずれか1項に記載の油圧式オートテンショナ。
  6. 前記連通路内に前記プッシャを摺動案内するガイド筒を設け、前記ロッドには前記バルブスリーブ内に最も侵入する収縮状態でそのバルブスリーブの上端より上位に位置する部分に内径面から外径面に貫通する径方向孔を設け、前記ガイド筒には、上端面に径方向溝と、上部外周に径方向溝と径方向孔とを連通する螺旋溝を設け、その螺旋溝を第1リーク隙間とし、前記ロッドとバルブスリーブの摺動面間に形成された円環状のリーク隙間を第2リーク隙間とした請求項1乃至4のいずれか1項に記載の油圧式オートテンショナ。
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