JP2010126463A - 抗疲労用組成物および当該組成物を用いる疲労軽減方法 - Google Patents

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【課題】抗疲労性に優れた抗疲労用組成物、該組成物を用いる抗疲労方法を提供する。
【解決手段】本発明の一般式(1)で示されるピロロキノリンキノン類若しくはその塩、または、さらにコエンザイムQ10、α−リポ酸、L−カルニチンおよびクレアチンから選ばれる一種以上の成分を含む組成物が、疲労防止や疲労回復をはかるうえで大変役立つ。
【図1】
Figure 2010126463

(式中R、RおよびRは、同一または異なって、水素原子、フェニル基、または短鎖長のアルキル基、アラルキル基、アルキルアリール基、アルケニル基若しくはアルキニル基を表す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、一般式(1)で示されるピロロキノリンキノン(PQQ)類若しくはその塩、または当該PQQ類若しくはその塩と、コエンザイムQ10(CoQ10)、α−リポ酸、L−カルニチンおよびクレアチンから選ばれる一種以上の物質を共に含有する抗疲労用組成物、並びに当該組成物を用いる疲労軽減方法に関する。PQQ類またはその塩は新たなビタミンとして注目されており、CoQ10、α−リポ酸、L−カルニチンおよびクレアチンは食品、栄養機能食品として有用な物質である。
Figure 2010126463
(式中R、RおよびRは、同一または異なって、水素原子、フェニル基、または短鎖長のアルキル基、アラルキル基、アルキルアリール基、アルケニル基若しくはアルキニル基を表す。)
疲労は国民の7割が自覚しているとの報告があり、抗疲労剤に対する人々の関心は高い。このような中で、エネルギー補給、疲労回復、持久力増強等を目的に、栄養ドリンク剤やスポーツフーズ等が利用されている。これらの疲労回復剤や持久力増強剤はスポーツ選手の成績向上のみならず、サラリーマン等が仕事をする上での持久力の維持や活力ある生活を送るために使用されている。ビタミン類、生薬類、カフェイン等を含むものや、CoQ10とカルニチンを含有する疲労改善剤(例えば、特許文献1参照)、CoQ10、シアノコバラミン、葉酸およびピリドキシン塩酸塩を含む栄養補助食品(例えば、特許文献2参照)等が知られているが、症状の軽減が得られない場合も多々あることから、より有効な新たな抗疲労剤の提供が求められている。
特開平7−330584号公報 特開2003−169633号公報
本発明の目的は抗疲労性に優れた抗疲労用組成物、および該組成物を用いる抗疲労方法を提供することにある。
本発明者らは、抗疲労活性を有する物質について鋭意検討した結果、PQQ類若しくはその塩、またはPQQ類若しくはその塩と、CoQ10、α−リポ酸、L−カルニチンおよびクレアチンから選ばれる一種以上の物質を共に含む組成物を用いることによって、種々の原因によって起こる疲労症状を軽減できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は以下の(1)から(3)示す抗疲労用組成物、または該組成物を用いた抗疲労方法に関する。
(1)一般式(1)で示されるピロロキノリンキノン類またはその塩を含有することを特徴とする、抗疲労用組成物。
Figure 2010126463
(式中R、RおよびRは、同一または異なって、水素原子、フェニル基、または短鎖長のアルキル基、アラルキル基、アルキルアリール基、アルケニル基若しくはアルキニル基を表す。)
(2)一般式(1)で示されるピロロキノリンキノン類またはその塩と、コエンザイムQ10、α−リポ酸、L−カルニチンおよびクレアチンのうちから選ばれる一種以上の物質を含有する、(1)に記載の抗疲労用組成物。
(3)(1)または(2)の何れか一項に記載の抗疲労用組成物を機能性食品として用いる、疲労軽減方法。
本発明の、PQQ類若しくはその塩、またはPQQ類若しくはその塩と、CoQ10、α−リポ酸、L−カルニチンおよびクレアチンから選ばれる一種以上の物質を成分として共に含む抗疲労用組成物、および該組成物を用いる抗疲労方法を行うことが、課題解決に大いに役立つ。
以下、本発明を詳細に説明する。
PQQは、1979年メタノール資化性菌のメタノール脱水素酵素の補酵素として見出された(Nature, 230, 843-844, 1979、FEBS Letter, 108, 443-446, 1979)。細菌類以外にも、大豆、空豆、ピーマン、ジャガイモ、パセリ、ホウレンソウなどの食用植物や、酢、茶、ココア、納豆、豆腐等の加工食品からも検出されている(Biochem. Journal, 307, 331-333, 1995)。また、ヒトやラットの生体内にも存在すること(Biochimica et Biophysica Acta, 1156, 62-66, 1992)が報告されている。2003年にはアミノ酸、リジンの酸化を触媒する酵素(2−アミノアジピン酸 6−セミアルデヒド脱水素酵素)の酸化還元補酵素として機能することが明らかとなり、新しいビタミンと位置付けられている化合物である(Nature, 422, 832, 2003)。
一方、栄養学的な側面だけでなく、PQQの薬理的作用についても多くの報告がある。例えば、脳機能改善作用(J. Clin. Biochem. Nutr., 42, 29-34, 2008)、活性酸素および/またはラジカル除去作用(特開平5−078247号公報)、細胞の増殖促進作用(特開昭61−58584号公報)、アルドース還元酵素阻害作用(特開平6−256191号公報)、メラニン産生抑制および美白作用(特開平8−020512号公報)、紫外線吸収作用(特開平6−211660号公報)、神経成長因子産生促進作用(特開平6−211660号公報)等がある。しかしながら、PQQ類またはその塩が疲労回復に役立つことを示した報告、さらには、疲労回復において他のどのような物質と組み合わせれば相乗効果が得られるかについて示した報告は認められない。
本発明の対象となる一般式(1)で示されるPQQ類またはその塩において、式中のR、RおよびRは、同一または異なって、水素原子、フェニル基、または短鎖長のアルキル基、アラルキル基、アルキルアリール基、アルケニル基若しくはアルキニル基を表す。
短鎖長のアルキル基、アラルキル基、アルキルアリール基のアルキル部分としては、例えば直鎖または分枝状の炭素数1〜6のアルキルが挙げられ、より具体的には、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル等が挙げられ、中でもメチルまたはエチルが好ましい。
短鎖長のアラルキル基としては、例えば炭素数7〜15のアラルキル基が挙げられ、より具体的にはベンジル、フェネチル、ベンズヒドリル、ナフチルメチル等が挙げられる。
短鎖長のアルキルアリールのアリール部分としては、例えば炭素数6〜14のアリールが挙げられ、より具体的にはフェニル、ナフチル、アントリル等が挙げられる。従って、アルキルアリール基としては、メチルフェニル、エチルフェニル等が挙げられる。
短鎖長のアルケニル基としては、例えば直鎖または分岐状の炭素数2〜6のアルケニル基が挙げられ、より具体的にはビニル、アリル、1−プロペニルメタクリル、クロチル、1−ブテニル、3―ブテニル、2−ペンテニル、4−ペンテニル、2―ヘキセニル、5−ヘキセニル等が挙げられる。
短鎖長のアルキニル基としては、例えば直鎖または分岐状の炭素数2〜6のアルキニルが挙げられ、より具体的にはエチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル等が挙げられる。
上述の一般式(1)においてR、RおよびRがいずれも水素原子である化合物は、有機化学的方法(J. Am.Chem. Soc. 103, 5599-5600, 1991)または発酵法、例えばメタノール資化性を有しかつPQQを生産する能力を有する細菌を、炭素源としてメタノールを含有し鉄化合物の濃度を制御した培養液中で培養することによりPQQを生産する方法(特開平1−218597号公報)などにより製造することが可能である。
一方、PQQのエステル体は、PQQより常法のエステル化反応に従って合成することができる。PQQのトリエステル体は、例えば、PQQまたはその塩を酸性条件下でアルコール類と反応させる方法(特開平3−123781号公報、特開平3−145492号公報)、PQQまたはその塩を塩基の存在下でハロゲン化アルキル、ハロゲン化アラルキル、ハロゲン化アルキルアルキルアリール、ハロゲン化アルキニルまたはハロゲン化アラアリール等と反応させる方法により合成することができる。また、上記方法によって得られるPQQのトリエステル体を酸性または塩基性条件下で部分加水分解することで、モノエステル体、ジエステル体を得ることができる。
このようにして得られる一般式(1)で示されるPQQ類またはその塩は、カラムクロ
マトグラフィー、再結晶法または溶媒抽出法等の通常の方法により、反応液中から分離、
精製することができる。また、それらの同定には、元素分析、NMRスペクトル、IRスペ
クトルまたは質量分析等の各種手段が用いられる。
一般式(1)で示される化合物の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム、トリエタノールアミン、トリメチルアミン等の有機アミン塩、リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸塩等が挙げられる。
CoQ10は生物に広く存在する生体成分であり、ヒトにおいてもミトコンドリア内膜の電子伝達系の成分としてATP生産に重要な役割を果たすとともに、細胞膜、ゴルジ体等のミトコンドリア以外の膜系にも存在し、抗酸化物質として機能している。CoQ10は日本では医薬品として鬱血性心不全の治療薬として、日本、欧米等では健康食品または化粧品として広く用いられている。CoQ10は合成法、微生物を用いる発酵法により製造することができる。
α−リポ酸は1940年代後半に細菌の生育を促進する因子として発見され、1951年に結晶として単離された。α−リポ酸は、酵素タンパク質に結合した状態で微生物や動植物界に広く分布している。生体内では、肝臓、腎臓、心臓等に多く分布し、エネルギーの生産に関与するピルビン酸、α−ケトグルタル酸の代謝上で必要不可欠な因子および生体内抗酸化物質として働くことが知られている。α−リポ酸の合成法に関しては多くの報告がある。β−フリルアクロレインやシクロヘキサノン、アクリル酸エステル等から合成することができる。
L−カルニチンは1905年に発見された脂肪酸の代謝に関与する生体成分である。動物界に広く分布し、羊肉、牛肉、豚肉、鶏肉に多く含まれている。筋肉に到達した脂肪酸は筋肉細胞中でコエンザイムA(CoA)と結合しアシルCoAとなる。ミトコンドリア膜状でL−カルニチンと反応しL−アシルカルニチンとなり、ミトコンドリア内部に運ばれ、アシルCoAに戻された後、β酸化により分解される。製造法としてはエピクロロヒドリンを出発物質としてラセミ体のカルニチンアミドを得、それをマンデル酸などのリガンドで光学分割する方法、γ−ブチロベタインから微生物を用いて製造する方法等が知られている。
クレアチンは動物の骨格筋に含まれる窒素含有物質で、殆どがクレアチンリン酸として存在し、筋肉のエネルギー代謝に重要な働きをする。魚肉、豚肉、牛肉に多く含まれ、生体内ではアルギニンとグリシンから合成される。1990年代より工業的には合成法が優勢になり、シアナミド経路による方法等が知られている。
本発明の抗疲労用組成物である一般式(1)で示されるPQQ類若しくはその塩、または当該PQQ類若しくはその塩と、コエンザイムQ10、α−リポ酸、L−カルニチン、およびクレアチンから選ばれる一種以上の物質をそのまま投与することも可能であるが、通常は各種製剤として提供する。
製剤は、有効成分として一般式(1)で示されるPQQ類若しくはその塩、または当該PQQ類若しくはその塩と、コエンザイムQ10、α−リポ酸、L−カルニチン、クレアチンから選択される少なくとも一種を含有するが、さらに任意の有効成分を含有していてもよい。また、それら製剤は、有効成分を食品に許容される一種またはそれ以上の担体と一緒に混合し、製剤学の技術分野においてよく知られている任意の方法により製造される。
機能性食品として投与する際の剤形としては、例えば錠剤、散剤、顆粒剤、丸剤、懸濁剤、乳剤、浸剤・煎剤、カプセル剤、シロップ剤、液剤、エリキシル剤、エキス剤、チンキ剤または流エキス剤等の剤形が好適に用いられる。
経口剤として製剤化する際には、賦形剤、結合剤、崩壊剤、潤沢剤、分散剤、懸濁剤、乳化剤、希釈剤、緩衝剤、抗酸化剤または細菌抑制剤等の添加剤を用いることができる。
経口投与に適当な、例えばシロップ剤のような液体調製物である場合は、水、蔗糖、ソルビトール、果糖等の糖類、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類、ゴマ油、オリーブ油、大豆油等の油類またはp−ヒドロキシ安息香酸エステル類等の防腐剤、パラオキシ安息香酸メチル等のパラオキシ安息香酸誘導体、安息香酸ナトリウム等の保存剤、ストロベリーフレーバーまたはペパーミント等のフレーバー類等を添加して製剤化することができる。
また、経口投与に適当な、例えば錠剤、散剤、顆粒剤等の場合には、乳糖、ブドウ糖、蔗糖、マンニトール、ソルビトール等の糖類、バレイショ、コムギ、トウモロコシ等の澱粉、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム等の無機物、結晶セルロース、カンゾウ末、ゲンチアナ末等の植物末等の賦形剤、澱粉、寒天、ゼラチン末、結晶セルロース、カルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、アルギン酸ナトリウム等の崩壊剤、ステアリン酸マグネシウム、タルク、水素添加植物油、マクロゴール、シリコーン油等の滑沢剤、ポリビニールアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルメロース、ゼラチン、澱粉糊液等の結合剤、脂肪酸エステル等の界面活性剤またはグリセリン等の可塑剤などを添加して製剤化することができる。
また、経口投与に適当な製剤には、一般に飲食品に用いられる添加剤、例えば、食甘味料、着色料、保存料、増粘安定剤、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤、ガムベース、苦味料、酵素、光沢剤、酸味料、調味料、乳化剤、強化剤、製造用剤、香料または香辛料抽出物等が添加されてもよい。
経口投与に適当な製剤は、そのまま、または、例えば粉末食品、シート状食品、瓶詰め食品、缶詰食品、レトルト食品、カプセル食品、タブレット状食品、流動食品またはドリンク剤等の形態のものであってもよく、健康食品、機能性食品、栄養補助食品等の飲食品として用いてもよい。
本発明において、一般式(1)で示されるPQQ類またはその塩にCoQ10、α−リポ酸、L−カルニチン、クレアチンを加える場合の、PQQ類またはその塩に対する配合比は、CoQ10、α−リポ酸、L−カルニチンおよびクレアチンから選ばれる一種以上の物質の総量として重量比で0.5〜100倍重量である。
以下、実施例および比較例をもって本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。
実施例1
1週間予備飼育後の4週齢のSD系ラット(雄)を各群8匹ずつに群分けを行った。1日当たり所定の投与量になるように各サンプル水溶液を調製し、4週間投与した。投与開始4週間後、水温37℃に保った水槽(直径40cm、深さ70cm)にラットを入れ、遊泳時間の測定を行った。ラットの尾部には平均体重の3%の重りを負荷し、遊泳開始から7秒間水没するまでの時間を遊泳時間とした。
対照群 :水のみ
試験群1:ピロロキノリンキノン(PQQ)二ナトリウム塩(10mg/kg/day)
試験群2:コエンザイムQ10(CoQ10)(5mg/kg/day)
試験群3:PQQ二ナトリウム塩(10mg/kg/day)およびQ10(CoQ10)(5mg/kg/day)
試験群4:α−リポ酸(5mg/kg/day)
試験群5:PQQ二ナトリウム塩(10mg/kg/day)およびα−リポ酸(5mg/kg/day)
結果を表1に示した。PQQ二ナトリウム塩摂取群は、対照群と比べ遊泳時間が長く、抗疲労効果が認められた。また、PQQ二ナトリウム塩とCoQ10およびPQQ二ナトリウム塩とα−リポ酸を同時に投与した場合、それぞれを単独摂取させた場合と比べ平均遊泳時間が延長し相乗効果が認められた。
Figure 2010126463
実施例2
実施例1と同様に、遊泳実験を行った。
対照群 :水のみ
試験群6:ピロロキノリンキノン(PQQ)二ナトリウム塩(10mg/kg/day)
試験群7:L−カルニチン酒石酸塩(5mg/kg/day)
試験群8:PQQ二ナトリウム塩(10mg/kg/day)およびL−カルニチン酒石酸塩(5mg/kg)
試験群9:クレアチン(5mg/kg/day)
試験群10:PQQ二ナトリウム塩(10mg/kg/day)およびクレアチン(5mg/kg/day)
結果を表2に示した。PQQ二ナトリウム塩摂取群は、対処群と比べ遊泳時間が延長し、抗疲労効果が認められた。また、PQQ二ナトリウム塩とL−カルニチン酒石酸塩およびPQQ二ナトリウム塩とクレアチンを同時に投与した場合、それぞれを単独摂取させた場合と比べ平均遊泳時間が延長し相乗効果が認められた。
Figure 2010126463

Claims (3)

  1. 一般式(1)で示されるピロロキノリンキノン類またはその塩を含有することを特徴とする、抗疲労用組成物。
    Figure 2010126463

    (式中R、RおよびRは、同一または異なって、水素原子、フェニル基、または短鎖長のアルキル基、アラルキル基、アルキルアリール基、アルケニル基若しくはアルキニル基を表す。)
  2. 一般式(1)で示されるピロロキノリンキノン類またはその塩と、コエンザイムQ10、α−リポ酸、L−カルニチンおよびクレアチンのうちから選ばれる一種以上の物質を含有する、請求項1に記載の抗疲労用組成物。
  3. 請求項1または請求項2の何れか一項に記載の抗疲労用組成物を機能性食品として用いる、疲労軽減方法。
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