JPWO2007077995A1 - 筋肉増量剤 - Google Patents

筋肉増量剤 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007077995A1
JPWO2007077995A1 JP2007553004A JP2007553004A JPWO2007077995A1 JP WO2007077995 A1 JPWO2007077995 A1 JP WO2007077995A1 JP 2007553004 A JP2007553004 A JP 2007553004A JP 2007553004 A JP2007553004 A JP 2007553004A JP WO2007077995 A1 JPWO2007077995 A1 JP WO2007077995A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muscle
ornithine
exercise
salt
bulking agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007553004A
Other languages
English (en)
Inventor
美穂 小松
美穂 小松
幸治 森下
幸治 森下
神谷 俊一
俊一 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOUWA HAKKO BIO CO.,LTD
Original Assignee
KYOUWA HAKKO BIO CO.,LTD
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYOUWA HAKKO BIO CO.,LTD filed Critical KYOUWA HAKKO BIO CO.,LTD
Publication of JPWO2007077995A1 publication Critical patent/JPWO2007077995A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/185Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
    • A61K31/19Carboxylic acids, e.g. valproic acid
    • A61K31/195Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group
    • A61K31/197Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group the amino and the carboxyl groups being attached to the same acyclic carbon chain, e.g. gamma-aminobutyric acid [GABA], beta-alanine, epsilon-aminocaproic acid or pantothenic acid
    • A61K31/198Alpha-amino acids, e.g. alanine or edetic acid [EDTA]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P21/00Drugs for disorders of the muscular or neuromuscular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

本発明の目的は、レジスタンス運動等の特別な運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させることを可能とする筋肉増量剤を提供することにある。本発明により、オルニチンまたはその塩を有効成分として含有し、レジスタンス運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させることを特徴とする筋肉増量剤を提供することができる。

Description

本発明は、オルニチンまたはその塩を有効成分として含有する筋肉増量剤に関する。
一般に、筋肉の量を増加させるためには筋肉に対してレジスタンス運動等の特別な運動による運動負荷をかける必要があることが知られており、運動負荷による筋肉増量効果を高めることを目的として、種々のサプリメントが用いられている。
レジスタンス運動とは、筋肉にさまざまな負荷抵抗をかけて行うトレーニングの総称である。筋力トレーニング、ウエイトトレーニングなどとも呼ばれているが、(1)筋肉の増強のみならず、筋パワーや筋持久力などの向上を目的とする場合も含まれること、(2)負荷形態としてウエイトの他、弾性抵抗、粘性抵抗、電磁抵抗など、さまざまなものが用いられるようになったことから、レジスタンス運動と総称されるようになった。その性格上、主要な目的は筋肉増強と筋肥大である(非特許文献1参照)。
オルニチンは尿素回路に関わる物質であり、同じ尿素回路上にあるアルギニンのタンパク合成作用を促進することが知られている。例えば、アルギニンとオルニチンを組み合わせて摂取し、ウエイトトレーニングを行った被験者において、除脂肪体重が増加したことが知られている(非特許文献2参照)。また、アルギニン、リジンおよびオルニチンを含むサプリメントを摂取した後にレジスタンス運動を行ったボディービルダーにおいて、筋肉量が増加したことが知られている(特許文献1参照)。
一方、手術後の患者等の運動量が低下した状態を想定した廃用性筋萎縮モデルラットにおいて、オルニチンの摂取により筋肉の重量低下が抑制されたことが知られている(非特許文献3参照)。
しかしながら、健常人がレジスタンス運動等の特別な運動を行わないことを想定した状況下において、オルニチンを摂取することにより筋肉量が増加することは知られていない。
特開2004−256513号公報 跡見順子、大野秀樹、伏木亨編、「身体運動・栄養・健康の生命科学Q&A 骨格筋と運動」、杏林書院、2001年、p130-131 「ジャーナル・オブ・スポーツ・メディスン・アンド・フィジカル・フィットネス(Journal of Sports Medicine & Physical Fitness)」、1989年、29巻、1号、p52-56 「エル・オルニチン・モノハイドロクロライド(L-Ornithine Monohydrochloride)」、協和発酵工業株式会社、2004年4月、p18
本発明の目的は、レジスタンス運動等の特別な運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させることを可能とする筋肉増量剤を提供することにある。
本発明は、以下(1)〜(6)に関する。
(1)オルニチンまたはその塩を有効成分として含有し、レジスタンス運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させることを特徴とする筋肉増量剤。
(2)筋肉が骨格筋である上記(1)の剤。
(3)オルニチンまたはその塩の有効量を、必要とする対象に投与することを含む、レジスタンス運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させる方法。
(4)筋肉が骨格筋である上記(3)の方法。
(5)レジスタンス運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させることを特徴とする筋肉増量剤の製造のための、オルニチンまたはその塩の使用。
(6)筋肉が骨格筋である上記(5)の使用。
本発明により、オルニチンまたはその塩を有効成分として含有し、レジスタンス運動等の特別な運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させることを可能とする筋肉増量剤を提供することができる。
図1は、健常人がレジスタンス運動等の特別な運動を行わないことを想定したモデルにおける、オルニチンの筋肉増量効果を表すグラフである。*は、危険率5%未満で対照群に対して有意差があることを表す。
本発明で用いられるオルニチンとしては、L-オルニチンおよびD-オルニチンがあげられるが、L-オルニチンが好ましい。
オルニチンは、化学的に合成する方法、発酵生産する方法等により取得することができる。また、オルニチンは、市販品を購入することにより取得することもできる。
L-オルニチンを化学的に合成する方法としては、例えば、Coll.Czechoslov.Chem.Commun.,24,1993(1959)に記載の方法があげられる。
L-オルニチンを発酵生産する方法としては、例えば、特開昭53−24096号公報、特開昭61−119194号公報に記載の方法があげられる。
また、L-オルニチンおよびD-オルニチンは、シグマ−アルドリッチ社等より購入することもできる。
オルニチンの塩としては、酸付加塩、金属塩、アンモニウム塩、有機アミン付加塩、アミノ酸付加塩等があげられる。
酸付加塩としては、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、乳酸塩、α−ケトグルタル酸塩、グルコン酸塩、カプリル酸塩等の有機酸塩があげられる。
金属塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、亜鉛塩等があげられる。
アンモニウム塩としては、アンモニウム、テトラメチルアンモニウム等の塩があげられる。
有機アミン付加塩としては、モルホリン、ピペリジン等の塩があげられる。
アミノ酸付加塩としては、グリシン、フェニルアラニン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸等の塩があげられる。
上記のオルニチンの塩のうち、塩酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、α−ケトグルタル酸塩、アスパラギン酸塩が好ましく用いられるが、他の塩、または2以上の塩を適宜組み合わせて用いてもよい。
本発明の筋肉増量剤には、オルニチンまたはその塩に加え、適宜、各用途に適した添加剤を含有させることができる。
該添加剤としては、例えば、バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、リジン、グルタミン、アラニン、セリン、グリシン、システイン、スレオニン等のアミノ酸等があげられる。
本発明の筋肉増量剤を投与することにより、レジスタンス運動による運動負荷をかけることなく、ヒトまたは非ヒト動物の筋肉量を増加させることができる。
本発明においてレジスタンス運動とは、筋肉に負荷抵抗をかけて行う運動をいう。負荷抵抗としては、例えばウエイト、弾性抵抗、粘性抵抗、電磁抵抗等があげられるが、これらの負荷抵抗の2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
本発明の筋肉増量剤を投与することにより増加させることができる筋肉としては骨格筋があげられる。従って、本発明の筋肉増量剤を投与する対象となる非ヒト動物としては、ほ乳類、鳥類、は虫類、両生類または魚類等、好ましくはほ乳類があげられる。
本発明の筋肉増量剤としては、オルニチンまたはその塩をそのまま投与することも可能であるが、通常各種の製剤として提供するのが望ましい。
製剤は、有効成分としてオルニチンまたはその塩を含有するが、更に任意の有効成分を含有していてもよい。また、それら製剤は、有効成分を薬理学的に許容される一種またはそれ以上の担体と一緒に混合し、製剤学の技術分野においてよく知られている任意の方法により製造される。
製剤の投与形態は、筋肉の増量に際し最も効果的なものを使用するのが望ましく、経口投与または、例えば静脈内、腹膜内もしくは皮下投与等の非経口投与をあげることができるが、経口投与が好ましい。
投与する剤形としては、例えば錠剤、散剤、顆粒剤、丸剤、懸濁剤、乳剤、浸剤・煎剤、カプセル剤、シロップ剤、液剤、エリキシル剤、エキス剤、チンキ剤、流エキス剤等の経口剤、注射剤、点滴剤、クリーム剤、坐剤等の非経口剤のいずれでもよいが、経口剤として好適に用いられる。
経口投与に適当な、例えばシロップ剤のような液体調製物は、水、蔗糖、ソルビトール、果糖等の糖類、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類、ごま油、オリーブ油、大豆油等の油類、p−ヒドロキシ安息香酸エステル類等の防腐剤、パラオキシ安息香酸メチル等のパラオキシ安息香酸誘導体、安息香酸ナトリウム等の保存剤、ストロベリーフレーバー、ペパーミント等のフレーバー類などを添加して製剤化することができる。
また、経口投与に適当な、例えば錠剤、散剤および顆粒剤等は、乳糖、白糖、ブドウ糖、蔗糖、マンニトール、ソルビトール等の糖類、バレイショ、コムギ、トウモロコシ等の澱粉、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム等の無機物、結晶セルロース、カンゾウ末、ゲンチアナ末等の植物末等の賦形剤、澱粉、寒天、ゼラチン末、結晶セルロース、カルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、アルギン酸ナトリウム等の崩壊剤、ステアリン酸マグネシウム、タルク、水素添加植物油、マクロゴール、シリコーン油等の滑沢剤、ポリビニールアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルメロース、ゼラチン、澱粉のり液等の結合剤、脂肪酸エステル等の界面活性剤、グリセリン等の可塑剤などを添加して製剤化することができる。
また、経口投与に適当な製剤には、一般に飲食品に用いられる添加剤、例えば甘味料、着色料、保存料、増粘安定剤、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤、ガムベース、苦味料、酵素、光沢剤、酸味料、調味料、乳化剤、強化剤、製造用剤、香料、香辛料抽出物等が添加されてもよい。
経口投与に適当な製剤は、そのまま、または例えば粉末食品、シート状食品、瓶詰め食品、缶詰食品、レトルト食品、カプセル食品、タブレット状食品、流動食品、ドリンク剤等の形態として、筋肉増量用の健康食品、機能性食品、栄養補助食品、特定保健用食品等の飲食品として用いてもよい。
非経口投与に適当な、例えば注射剤は、好ましくは受容者の血液と等張であるオルニチンまたはその塩を含む滅菌水性剤からなる。例えば、注射剤の場合は、塩溶液、ブドウ糖溶液または塩溶液とブドウ糖溶液の混合物からなる担体等を用いて注射用の溶液を調製する。
また、これら非経口剤においても、経口剤で例示した防腐剤、保存剤、フレーバー類、賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、界面活性剤、可塑剤などから選択される1種またはそれ以上の補助成分を添加することができる。
本発明の筋肉増量剤中のオルニチンまたはその塩の濃度は、製剤の種類、当該製剤の投与により期待する効果等に応じて適宜選択されるが、オルニチンまたはその塩として、通常は0.1〜100重量%、好ましくは0.5〜80重量%、特に好ましくは1〜70重量%である。
本発明の筋肉増量剤をヒトに投与する場合の投与量および投与回数は、投与形態、被投与者の年齢、体重等により異なるが、通常、成人一日当り、オルニチンまたはその塩として通常は50mg〜30g、好ましくは100mg〜10g、特に好ましくは200mg〜3gとなるように一日一回ないし数回投与する。
投与期間は、特に限定されないが、通常は1日間〜1年間、好ましくは1週間〜3ヶ月間である。
本発明の筋肉増量剤を非ヒト動物に投与する場合の投与量および投与回数は、投与形態、動物の年齢、種類等により異なるが、通常、体重1kg1日当たり、オルニチンまたはその塩として通常は1〜600mg、好ましくは2〜200mg、特に好ましくは4〜60mgとなるように一日一回ないし数回投与する。
投与期間は、特に限定されないが、通常は1日間〜1年間、好ましくは1週間〜3ヶ月間である。
以下に、健常人がレジスタンス運動等の特別な運動を行わないことを想定したモデルにおける、オルニチンの筋肉増量効果を調べた試験例を示す。
試験例
被験動物として、12週齢のSD系雌ラット(Slc株式会社より購入)を11頭用いた。
ラットは、7:00-19:00を明期とする明暗サイクルのもと、温度が22℃に制御された室内で、自由摂水、自由摂食で3日間、予備飼育した。予備飼育では、市販固形飼料(CE-2;日本クレア社製)を与えた。
予備飼育終了後、ラットを2群に分け、6頭には第1表に示した対照飼料を与え、残りの5頭には第1表に示したオルニチン塩酸塩(協和発酵工業株式会社製)を含有する飼料(オルニチン飼料)を与え、21日間飼育した。
Figure 2007077995
ラットは下記各項目に示す分析に供した。値は平均値±標準偏差で表し、統計学的有意差検定はstudent−t検定により行った。
(1)体重
体重は、飼育期間中の1-5日おきに測定した。飼育開始日および終了日の結果を第2表に示す。
Figure 2007077995
飼育開始日および終了日において、摂取飼料の違いによる体重差は認められなかった。
(2)筋湿重量
被験筋には、ラット後肢下腿に位置する足底筋および腓腹筋の2つの筋を用いた。足底筋および腓腹筋は隣り合って存在しており、分離せずに摘出して重量を測定した。
飼育終了日において、体重測定後のラットを屠殺し、左右両後肢下腿の足底筋および腓腹筋を速やかに摘出した。生理食塩水で洗浄した後、余分な結合組織および腱、神経等を除去してから足底筋および腓腹筋の筋湿重量を測定した。
結果を図1に示す。オルニチン摂取群において、足底筋および腓腹筋の筋湿重量が有意に高値を示した。
以上の結果から、健常人がレジスタンス運動等の特別な運動を行わないことを想定した状況下における、オルニチンの筋肉増量効果が明らかとなった。
以下に、本発明の実施例を示す。
オルニチンを含む錠剤の製造(1)
オルニチンを含有する錠剤を、常法により製造する。すなわち、下記の各成分を均一に混合し、この混合物を単発式打錠機にて打錠し、直径5mm、重量15mgの錠剤を得る。
Figure 2007077995
オルニチンを含有する顆粒剤の製造
実施例1で得られる錠剤を粉砕、製粒し、篩別して20−50メッシュの顆粒剤を得る。
オルニチンを含有するドリンク剤の製造(1)
オルニチンを含有するドリンク剤を、下記の各成分を均一に攪拌溶解し、精製水を加えて全量を1000mlとすることにより製造する。なお、下記成分中の適量とは、香料、色素に関しては、通常の飲料の製造に用いられる量であり、精製水に関しては、他の成分に加え、全量として1000mlにするために必要な量のことをいう。
Figure 2007077995
オルニチンを含有する錠剤の製造(2)
オルニチンを含有する錠剤を、常法により製造する。すなわち、下記の各成分を均一に混合し、この混合物をロータリー圧縮成型機にて成型し、直径8mm、重量250mgの錠剤を製造した。
Figure 2007077995
オルニチンを含有する腸溶カプセルの製造
実施例4で調製した混合物20kgと0.2kgの二酸化ケイ素とを混合攪拌して得られた混合物をカプセル充填機に投入し、ゼラチン製2号ハードカプセル20000錠に充填し、ハードカプセルを得た。得られたハードカプセルの表面をツェイン溶液を用いてコーティングし、オルニチン塩酸塩を含む腸溶カプセル20000錠を製造した。
オルニチンを含有する腸溶錠剤の製造
実施例4で調製した錠剤の表面をシェラック溶液を用いてコーティングし、腸溶錠剤を製造した。
オルニチンを含有するドリンク剤の製造(2)
オルニチンを含有するドリンク剤を、下記の各成分を均一に攪拌溶解することにより製造した。
Figure 2007077995
本発明により、オルニチンまたはその塩を有効成分として含有し、レジスタンス運動等の特別な運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させることを可能とする筋肉増量剤を提供することができる。

Claims (6)

  1. オルニチンまたはその塩を有効成分として含有し、レジスタンス運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させることを特徴とする筋肉増量剤。
  2. 筋肉が骨格筋である請求項1記載の剤。
  3. オルニチンまたはその塩の有効量を、必要とする対象に投与することを含む、レジスタンス運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させる方法。
  4. 筋肉が骨格筋である請求項3記載の方法。
  5. レジスタンス運動による運動負荷をかけることなく筋肉量を増加させることを特徴とする筋肉増量剤の製造のための、オルニチンまたはその塩の使用。
  6. 筋肉が骨格筋である請求項5記載の使用。
JP2007553004A 2006-01-05 2007-01-05 筋肉増量剤 Pending JPWO2007077995A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000367 2006-01-05
JP2006000367 2006-01-05
PCT/JP2007/050026 WO2007077995A1 (ja) 2006-01-05 2007-01-05 筋肉増量剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2007077995A1 true JPWO2007077995A1 (ja) 2009-06-11

Family

ID=38228331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007553004A Pending JPWO2007077995A1 (ja) 2006-01-05 2007-01-05 筋肉増量剤

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2007077995A1 (ja)
WO (1) WO2007077995A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120157526A1 (en) 2009-06-08 2012-06-21 Ucl Business Plc Treatment of portal hypertension and restoration of liver function using l-ornithine phenylacetate
KR20230018526A (ko) 2014-11-24 2023-02-07 유씨엘 비즈니스 리미티드 암모니아-저감 치료를 이용한 간성상세포 활성화와 연관된 질병의 치료
JP6990170B2 (ja) * 2015-08-18 2022-01-12 オセラ セラピューティクス, インコーポレイテッド L-オルニチンをフェニルアセテートおよびフェニルブチレートのうちの少なくとも1つと組み合わせて用いる筋肉喪失の治療および予防
JP2018090504A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 株式会社東洋新薬 筋肉増強用組成物

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998044793A1 (en) * 1997-04-08 1998-10-15 Albion Laboratories, Inc. Non-steroidal anabolic composition
JP2004256513A (ja) * 2003-02-04 2004-09-16 Ezaki Glico Co Ltd 筋肉量増加剤
JP2005501061A (ja) * 2001-08-10 2005-01-13 ミレニアム バイオテクノロジーズ,インコーポレーテッド 免疫機能損傷患者の為の栄養療法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7338675B2 (en) * 2002-05-10 2008-03-04 Tsi Health Sciences, Inc. Fenugreek seed bio-active compositions and methods for extracting same
US20050176827A1 (en) * 2002-05-10 2005-08-11 Lee Steve S. Compositions and methods for glycogen synthesis

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998044793A1 (en) * 1997-04-08 1998-10-15 Albion Laboratories, Inc. Non-steroidal anabolic composition
JP2005501061A (ja) * 2001-08-10 2005-01-13 ミレニアム バイオテクノロジーズ,インコーポレーテッド 免疫機能損傷患者の為の栄養療法
JP2004256513A (ja) * 2003-02-04 2004-09-16 Ezaki Glico Co Ltd 筋肉量増加剤

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
日経ヘルス, JPN6012043496, July 2005 (2005-07-01), pages 14, ISSN: 0002308930 *
臨床スポーツ医学, vol. 22, no. 7, JPN6012043493, 2005, pages 793 - 798, ISSN: 0002308929 *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007077995A1 (ja) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5085541B2 (ja) 疲労軽減剤
US7932288B2 (en) Composition for relieving subjective symptoms of fatigue
EP1913943B1 (en) Prophylactic or therapeutic composition for hemoglobinuria or myoglobinuria
WO2011096413A1 (ja) 運動機能改善剤
JP5138581B2 (ja) 筋肉疲労改善剤
WO2015137387A1 (ja) 筋肉増強剤
JPWO2007077995A1 (ja) 筋肉増量剤
ES2798772T3 (es) Composición para el desarrollo muscular y método para desarrollar músculo
JP2005213185A (ja) エネルギー補給および抗疲労飲食品
JP2011157330A (ja) 運動機能改善剤
JP6677775B2 (ja) 筋肉増強剤
JP6848962B2 (ja) 行動体力向上剤
JP6594858B2 (ja) メラトニン分泌調整剤、メラトニン分泌調整方法
JP6533784B2 (ja) 眼の疲れ改善剤
JPWO2009054360A1 (ja) 内臓脂肪特異的低減剤
JP2008255087A (ja) 自発運動促進剤
JPWO2007049628A1 (ja) 血液流動性改善剤
WO2007119502A1 (ja) 便通改善剤
JP2008222632A (ja) 関節炎改善剤
JP2020083863A (ja) 血糖値上昇抑制用組成物
WO2019059356A1 (ja) 高吸収型経口チロシン製剤

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130312

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130326

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20130502