JP2010125600A - 本開き維持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】開いた本のページが自然に捲り上がるのを防ぎ、且つページを捲りやすい機能を持たせた本開き維持具を提供する。
【解決手段】 開かれた本の表紙と背表紙と裏表紙の上縁または下縁のどちらか一方の縁を三面で支える背面支持板本体には、背面支持板と略直角の方向に張り出された捲り上がり阻止部を左右に設けたことを特徴とする本開き維持具である。
【選択図】 図1
【解決手段】 開かれた本の表紙と背表紙と裏表紙の上縁または下縁のどちらか一方の縁を三面で支える背面支持板本体には、背面支持板と略直角の方向に張り出された捲り上がり阻止部を左右に設けたことを特徴とする本開き維持具である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、開いた本のページが自然に捲り上がるのを防ぎ、且つページを捲りやすい機能を持たせた本開き維持具に関するものである。
従来、本を開いた状態で本を見ながら両手で作業する場合、抑え込む手段がない為本のページが自然に捲り上がり、本の視認性は極めて悪かった。その為、クリップ状の物で左右のページを挟んで固定したり、本の上に重石になるような物を置いていた。またページを押さえる道具があった。(特許文献1,特許文献4)
たとえば楽器を演奏する際の楽譜本においては、製本された形態の楽譜本を開いて演奏しようとすると、楽譜本を抑え込む手段がない為楽譜本が捲り上がり、楽器演奏時の楽譜の視認性は極めて悪かった。その為、楽器本体に取り付けられている譜面立てを用いたり(特許文献2,3)、クリップ状の物でページを挟んで固定したり(非特許文献1)、左右のページのそれぞれの端に重石になるような物を置いて固定していた。
しかしながら上記の方法では次のような問題点があった。
(イ)クリップ状の物はいちいち外さなければページを捲ることができず、またバネの力でページに痕がつき本が傷みやすい。
(ロ)特許文献2,3のように楽器本体に設置されている物は、その楽器以外の物に使用できない。
(ハ)楽譜本は立てかけて見るので平面仕様のものは使えない。
(ニ)本の上に重石を置くとその部分が見えない。
本発明は上記の従来の課題を解決する為になされたものである。
(イ)クリップ状の物はいちいち外さなければページを捲ることができず、またバネの力でページに痕がつき本が傷みやすい。
(ロ)特許文献2,3のように楽器本体に設置されている物は、その楽器以外の物に使用できない。
(ハ)楽譜本は立てかけて見るので平面仕様のものは使えない。
(ニ)本の上に重石を置くとその部分が見えない。
本発明は上記の従来の課題を解決する為になされたものである。
開かれた本の表紙と背表紙と裏表紙の上縁または下縁のどちらか一方の縁を三面で支える背面支持板本体には、背面支持板と略直角の方向に張り出された捲り上がり阻止部を左右に設ける。
本発明は以上を特徴とする本開き維持具である。
本発明は以上を特徴とする本開き維持具である。
(イ)背面支持板と左右2枚の捲り上がり阻止部で左右のページを抑えることにより、安定した状態で本を開いておくことができる。
(ロ)本に装着した状態のまま片手でもページを捲ることができるため、特に楽譜本に使用すると楽器演奏の際に能率的である。
(ハ)クリップのように一か所を強く挟んだりしないため本を傷めることがない。
(ニ)開いた本の厚さが不均衡でも装着の位置をずらすことにより、安定した状態を保つことができる。
(ホ)捲り上がり阻止部を透明度の高い物にすることにより、視認性が妨げられない。
(ヘ)軽量小型でどこにでも持ち運びができ、使用する場所を選ばない。
(ロ)本に装着した状態のまま片手でもページを捲ることができるため、特に楽譜本に使用すると楽器演奏の際に能率的である。
(ハ)クリップのように一か所を強く挟んだりしないため本を傷めることがない。
(ニ)開いた本の厚さが不均衡でも装着の位置をずらすことにより、安定した状態を保つことができる。
(ホ)捲り上がり阻止部を透明度の高い物にすることにより、視認性が妨げられない。
(ヘ)軽量小型でどこにでも持ち運びができ、使用する場所を選ばない。
以下、本発明の本開き維持具の実施の形態について説明する。
開かれた本(3)の表紙と背表紙と裏表紙の上縁または下縁のどちらか一方の縁を三面で支える背面支持板本体には、背面支持板(1)と、背面支持板と略直角の方向に張り出された捲り上がり阻止部(2)を左右に設ける。捲り上がり阻止部(2)は背面支持板(1)とほぼ平行に折り返されている。また、図4に示したような実施例として捲り上がり阻止部(2)の一部を背面支持板の幅全部に設けると強度が増す。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは、背面支持板(1)の中央部に開いた本の中央部を乗せ、本を滑らせて左右のページをそれぞれ左右の捲り上がり阻止部(2)の下に差し込む。ページを捲るときは、例えば本発明を本の上縁側で使用し、左のページを捲るときは、左のページの左下の角を持ち、軽く右下に引くと左側の捲り上がり阻止部(2)からページが外れるので、ページを捲ってから右上に手を移動して右側の捲り上がり阻止部(2)の下にページを差し込む。
開かれた本(3)の表紙と背表紙と裏表紙の上縁または下縁のどちらか一方の縁を三面で支える背面支持板本体には、背面支持板(1)と、背面支持板と略直角の方向に張り出された捲り上がり阻止部(2)を左右に設ける。捲り上がり阻止部(2)は背面支持板(1)とほぼ平行に折り返されている。また、図4に示したような実施例として捲り上がり阻止部(2)の一部を背面支持板の幅全部に設けると強度が増す。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは、背面支持板(1)の中央部に開いた本の中央部を乗せ、本を滑らせて左右のページをそれぞれ左右の捲り上がり阻止部(2)の下に差し込む。ページを捲るときは、例えば本発明を本の上縁側で使用し、左のページを捲るときは、左のページの左下の角を持ち、軽く右下に引くと左側の捲り上がり阻止部(2)からページが外れるので、ページを捲ってから右上に手を移動して右側の捲り上がり阻止部(2)の下にページを差し込む。
左右のページの厚さが不均衡で薄いページ側が盛り上がってしまう場合は、薄いページ側の捲り上がり阻止部(2)が本の中央部に近づくように 本を移動させると安定した状態で開くことができる。
本発明は机の上のような平面上だけの使用に限らず、譜面台のように角度のあるところでも使用することができる。
本の上縁側に設置するだけでなく下縁側に設置しても使用できる。
捲り上がり阻止部(2)は視認性を高めるため透明度の高いプラスチック製が適しているが、背面支持板(1)は透明でなくてもよいので木製や金属製にして装飾してもよい。
捲り上がり阻止部(2)のかどはページを挟みこむ時と、ページを捲る時の動きをスムーズにする為、やや丸みをもたせる。
捲り上がり阻止部(2)と背面支持板(1)の隙間はほぼ平行であるが、外側に少し広がるような角度にすると、本を挟み込む時と捲る時に動きがスムーズになり、また厚さの違う本にも対応できる。
本発明を使用しない時は閉じた本の小口に挟んでおくと、持ち運びに邪魔にならず、ブックカバーとして本の保護とインテリアにもなる。
実施例1
図5に示すように、背面支持板本体を下縁に設け、上部に設けた複数個の穴(4)に紐(5)を掛け渡して壁などに取り付けたフック(6)に掛けて背面支持板本体を吊り下げるようにすると、壁掛け式の本開き維持具となる。冷蔵庫の壁などに取りつければ料理の本を見ながら調理をする時に、本を汚すことなく、本の置き場所にも困らない。この場合、背面支持板の上下に栞(7)を通し本に掛けて止めておくことにより、本の落下防止になる。また、本を使用しないときは、背面支持板本体を掲示板として利用できる。
図5に示すように、背面支持板本体を下縁に設け、上部に設けた複数個の穴(4)に紐(5)を掛け渡して壁などに取り付けたフック(6)に掛けて背面支持板本体を吊り下げるようにすると、壁掛け式の本開き維持具となる。冷蔵庫の壁などに取りつければ料理の本を見ながら調理をする時に、本を汚すことなく、本の置き場所にも困らない。この場合、背面支持板の上下に栞(7)を通し本に掛けて止めておくことにより、本の落下防止になる。また、本を使用しないときは、背面支持板本体を掲示板として利用できる。
実施例2
図6に示すように、スライド部(8)を設けた背面支持板本体を上下に重ね合わせにして取り付け、上下にスライドするようにし本の長さに応じて調節すると、壁に取り付けることのできる本開き維持具となる。これは本の上縁側も捲り上がり阻止部で支えるため、ページの上の角が安定し、長期間本を立てておくことができる。美術館や公民館などで、展示用の本を開いた状態で絵画のように壁に展示することができ、また入館者が自由にページを捲って見ることもできる。この場合、背面支持板の上下に栞(7)を通し本に掛けて止めておくことにより、本の落下防止と盗難防止になる。
図6に示すように、スライド部(8)を設けた背面支持板本体を上下に重ね合わせにして取り付け、上下にスライドするようにし本の長さに応じて調節すると、壁に取り付けることのできる本開き維持具となる。これは本の上縁側も捲り上がり阻止部で支えるため、ページの上の角が安定し、長期間本を立てておくことができる。美術館や公民館などで、展示用の本を開いた状態で絵画のように壁に展示することができ、また入館者が自由にページを捲って見ることもできる。この場合、背面支持板の上下に栞(7)を通し本に掛けて止めておくことにより、本の落下防止と盗難防止になる。
実施例3
図7に示すように、背面支持板本体の背面に、背面支持板本体を支えるための支え板(9)の差し込み部(10)を差し込む為の、差し込み口
(11)を複数設け、差し込み口(11)の位置を変えることによって支え角度を調整出来る自立式の本開き維持具となる。この方法は本を手で持たなくても、本を見やすい角度に立てた状態で読むことができる。
図7に示すように、背面支持板本体の背面に、背面支持板本体を支えるための支え板(9)の差し込み部(10)を差し込む為の、差し込み口
(11)を複数設け、差し込み口(11)の位置を変えることによって支え角度を調整出来る自立式の本開き維持具となる。この方法は本を手で持たなくても、本を見やすい角度に立てた状態で読むことができる。
1 背面支持板
2 捲り上がり阻止部
3 本
4 穴
5 紐
6 フック
7 栞
8 スライド部
9 支え板
10 差し込み部
11 差し込み口
2 捲り上がり阻止部
3 本
4 穴
5 紐
6 フック
7 栞
8 スライド部
9 支え板
10 差し込み部
11 差し込み口
Claims (4)
- 開かれた本の表紙と背表紙と裏表紙の上縁又は下縁のどちらか一方の縁を三面で支える背面支持板本体には背面支持板と略直角の方向に張り出された捲り上がり阻止部を左右に設けたことを特徴とする本開き維持具。
- 背面支持板本体を下縁に設け、上部に複数個の紐で吊り下げるための穴を設け、背面支持板本体が吊り下げられるようにした請求項1記載の本開き維持具。
- 背面支持板本体を上下に重ね合わせにして取り付け、上下にスライドするようにし、本の長さに応じて調節出来るようにした請求項1記載の本開き維持具。
- 背面支持板本体の背面に背面支持板本体を支えるための支え板の差し込み口を複数設け、差し込み口の位置を変えることによって支え角度を調整出来るようにした請求項1の本開き維持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008299062A JP2010125600A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | 本開き維持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008299062A JP2010125600A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | 本開き維持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010125600A true JP2010125600A (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=42326325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008299062A Pending JP2010125600A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | 本開き維持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010125600A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011118220A1 (ja) | 2010-03-25 | 2011-09-29 | パナソニック株式会社 | 割り込み表示システム、コンテンツ情報提供サーバ装置およびクライアント装置 |
IT202000011986A1 (it) * | 2020-05-21 | 2021-11-21 | Vittorio Veroli | Supporto |
-
2008
- 2008-11-25 JP JP2008299062A patent/JP2010125600A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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IT202000011986A1 (it) * | 2020-05-21 | 2021-11-21 | Vittorio Veroli | Supporto |
WO2021234625A1 (en) * | 2020-05-21 | 2021-11-25 | Veroli Vittorio | Support |
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