JP2007210314A - 読書集中用のシオリ - Google Patents
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Abstract
【課題】読書に集中するという目的のために作られたシオリというものはない。また、老眼になると、老眼鏡をかけても、次の行へ移る時、頭の文字を探すのに迷うことがある。また、高齢者のために軽便なルーペ付きシオリがあれば便利である。
【解決手段】学生が教科書などを読む場合、下敷きで片方の活字を隠して、それをずらしながら読み進むが、コの字型で両側を隠し、数行の活字のみを見るシオリを作り、それをずらしながら読み進めばもっと読書に集中できる。さらにこのシオリと組み合わせて一体となる装置で、高齢者のために、書物を閉じれば通常のシオリだが、書物を開けばバネ仕掛けでルーペが浮き上がって活字との間に適当な距離を保ち、拡大文字を見ることができるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】学生が教科書などを読む場合、下敷きで片方の活字を隠して、それをずらしながら読み進むが、コの字型で両側を隠し、数行の活字のみを見るシオリを作り、それをずらしながら読み進めばもっと読書に集中できる。さらにこのシオリと組み合わせて一体となる装置で、高齢者のために、書物を閉じれば通常のシオリだが、書物を開けばバネ仕掛けでルーペが浮き上がって活字との間に適当な距離を保ち、拡大文字を見ることができるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、読書に集中するためのシオリに関する。
従来のシオリには、書類の行を間違いなく読むための行読み定規(例えば、特許文献1、2)がある。また、クリップを使用して行を指し示すと同時に、ページを抑えて読みやすくする効果を狙ったもの(例えば特許文献3)、レンズ付きしおり(例えば特許文献4)、拡大レンズ及びメジャーが付いたもの(例えば特許文献5)などがある。
実登3014684 実開昭52−87341 実開昭58−101772 実開平6−79568 意匠登録1090977
以上に述べた特許文献1はワープロなどの行のつまった書類を見るには便利だが、1行を読むためのものであり、読書には不向きである。特許文献2は、ある特定の行を指すにはよいが、読書に集中させようと意図したものではない。特許文献3は書類を抑えるという特徴をもっているだけに、行を追う場合、いちいちクリップをつまんで移動させなければならないという不便さがともなう。拡大レンズがついているものとしては以下の2件があるが、特許文献4は、電話帳の中の電話番号など1行を拡大して読みとるにはすぐれているが、読書の場合、前の行を読み返したり次の行へ移る時などは却ってわずらわしい。特許文献5も、ごく一部の文字を拡大するにはいいが、読書には向かない。
本発明は、このような従来のシオリが有していた問題を解決しようとするものであり、書物を閉じた時はただのシオリだが、書物を開いた時は、縦書きの書物の場合は上からぶら下がる形、横書きの書物の場合は横から差し込む形のコの字型で、前後の行を隠し、コの字の枠の中の5行から10行の活字のみが見える作りとし、それを指先でずらし、読書に集中しながら読み進めることを特徴とするシオリで、さらにこれにステンレスやプラスティック等弾性素材の枠に軽量薄型のプラスティック製ルーペをつけたルーペを重ねてとりつけ、書物を閉じた時はルーペ枠の弾性素材が押さえつけられて薄いシオリになり、書物を開けば弾性素材がルーペ枠を持ち上げて、高齢者に適した拡大文字を読むことができるようにしたものである。
学生は、教科書等の行を追うため、よく下敷きをあてがって片側の活字を隠し、それをずらしながら読むが、本発明はコの字型で余分な両側の活字を隠すので、読書に集中できる(図9参照)。さらに、高齢者用に大きなルーペを取り付けたが、ルーペ越しに読書をする場合も、次の行の頭を探すのに苦労するという不便を、コの字型の枠が解消する。
以下、本発明実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1は本発明の全容を示す斜視図で、書物を開いて使用する時の姿である。1は請求項1のコの字型の枠(2の下に隠れている部分は図2参照)で、折り返した4の部分とで書物数枚をはさんでずらしながら読み進む。2はおりかえした6の部分を1と4の上にかぶせてはめ込む請求項2のルーペ枠(枠は弾性素材のステンレスまたはプラスティック製)で、7の部分で2に貼り付けた3(斜線部分)のルーペは、ルーペ枠の弾性素材に持ち上げられて、高齢者が読書をするのに適した間隔を活字との間に保っている。書物を閉じれば弾性素材がつぶれて通常のシオリになる。8は2の弾性素材を折り曲げて紙のような厚さにつぶした部分である。
図2は本発明の請求項1のコの字型の枠の斜視図である。折り返し部分(4)を書物数枚の下へ入れてはさみ、ずらしながち読み進めば、読書に集中する指導のに適した行数の活字をコの字の中にとらえることができる(図9参照)。
図3は請求項2のルーペ枠の斜視図である。この6の部分を図2の4の上にかぶせ、はめこんで使用する。
図4は図2のコの字型枠の側面図である。4を書物に引っかけ、数枚を挟んだままずらしながら読み進む。
図5はルーペ枠2の側面図である。6の折り返し部分を4に引っかけて固定する。7の部分で2に貼り付けたルーペ(3)が活字との間に距離を保って高齢者の読書をたすけ、書物を閉じれば押しつぶされて薄くなる。
図6は2は一枚板であるという構造を説明するためにつけ加えた図で、図5の8の部分を押しつぶす前の状態であるから、完成品にはこのような部品はない。
図7はコの字型枠の平面図で、1−aは上から見た図で、折り返しの4は向こう側に折り曲げてある。1−bは1−aを裏返した図であり、4は手前に折り曲げられてある。
図8はルーペ枠の平面図で、2−aは上から見た図。2−bは裏側から見た図で、6は手前に折り曲げてある。
図9は請求項1のコの字型のシオリを書物にあてはめて実際に使う場合の平面図で、1は枠、5は書物である。1は書物の上に引っかけ、指1本でずらしながら読む。9は後述。
図1は本発明の全容を示す斜視図で、書物を開いて使用する時の姿である。1は請求項1のコの字型の枠(2の下に隠れている部分は図2参照)で、折り返した4の部分とで書物数枚をはさんでずらしながら読み進む。2はおりかえした6の部分を1と4の上にかぶせてはめ込む請求項2のルーペ枠(枠は弾性素材のステンレスまたはプラスティック製)で、7の部分で2に貼り付けた3(斜線部分)のルーペは、ルーペ枠の弾性素材に持ち上げられて、高齢者が読書をするのに適した間隔を活字との間に保っている。書物を閉じれば弾性素材がつぶれて通常のシオリになる。8は2の弾性素材を折り曲げて紙のような厚さにつぶした部分である。
図2は本発明の請求項1のコの字型の枠の斜視図である。折り返し部分(4)を書物数枚の下へ入れてはさみ、ずらしながち読み進めば、読書に集中する指導のに適した行数の活字をコの字の中にとらえることができる(図9参照)。
図3は請求項2のルーペ枠の斜視図である。この6の部分を図2の4の上にかぶせ、はめこんで使用する。
図4は図2のコの字型枠の側面図である。4を書物に引っかけ、数枚を挟んだままずらしながら読み進む。
図5はルーペ枠2の側面図である。6の折り返し部分を4に引っかけて固定する。7の部分で2に貼り付けたルーペ(3)が活字との間に距離を保って高齢者の読書をたすけ、書物を閉じれば押しつぶされて薄くなる。
図6は2は一枚板であるという構造を説明するためにつけ加えた図で、図5の8の部分を押しつぶす前の状態であるから、完成品にはこのような部品はない。
図7はコの字型枠の平面図で、1−aは上から見た図で、折り返しの4は向こう側に折り曲げてある。1−bは1−aを裏返した図であり、4は手前に折り曲げられてある。
図8はルーペ枠の平面図で、2−aは上から見た図。2−bは裏側から見た図で、6は手前に折り曲げてある。
図9は請求項1のコの字型のシオリを書物にあてはめて実際に使う場合の平面図で、1は枠、5は書物である。1は書物の上に引っかけ、指1本でずらしながら読む。9は後述。
請求項1の枠のみならコストもかからないので、企業等がコマーシャル(図9の9)を入れれば、コマーシャルの文字列は縦書きの書物の場合は横、横書きの書物の場合は縦となって読書の妨げにはならず、宣伝用に無料で配布するシオリとしても使えるものとなる。
1 請求項1のコの字型枠。
2 請求項2のルーペ枠。
3 プラスティック製の薄いルーペ。
4 1と一枚板で、折り返した部分。
5 書物の1ページ。
6 2と一枚板で折り返した部分で、ここが4の上にかぶさる。
7 ルーペとルーペ枠を貼り合わせた部分。
8 2を折り曲げてつぶした部分。
9 企業名などのコマーシャル。
2 請求項2のルーペ枠。
3 プラスティック製の薄いルーペ。
4 1と一枚板で、折り返した部分。
5 書物の1ページ。
6 2と一枚板で折り返した部分で、ここが4の上にかぶさる。
7 ルーペとルーペ枠を貼り合わせた部分。
8 2を折り曲げてつぶした部分。
9 企業名などのコマーシャル。
Claims (2)
- 書物にはさむシオリにおいて、書物を閉じた時はただのシオリだが、書物を開いた時は、縦書きの書物の場合は上からぶら下がる形、横書きの書物の場合は横から差し込む形のコの字型で、前後の行を隠し、コの字の枠の中の5行から10行の活字のみが見える作りとし、それを指先でずらし、読書に集中しながら読み進めることを特徴とするシオリ。
- 請求項1のコの字型を台枠とし、これにステンレスやプラスティック等弾性素材の枠に軽量薄型のプラスティック製ルーペをつけたルーペを重ねてとりつけ、書物を閉じた時はルーペ枠の弾性素材が押さえつけられて薄いシオリになり、書物を開けば弾性素材がルーペ枠を持ち上げて、高齢者に適した拡大文字を読めることを特徴とする、読書用ルーペ付きシオリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006060162A JP2007210314A (ja) | 2006-02-08 | 2006-02-08 | 読書集中用のシオリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006060162A JP2007210314A (ja) | 2006-02-08 | 2006-02-08 | 読書集中用のシオリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007210314A true JP2007210314A (ja) | 2007-08-23 |
Family
ID=38489145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006060162A Pending JP2007210314A (ja) | 2006-02-08 | 2006-02-08 | 読書集中用のシオリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007210314A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2465008A (en) * | 2008-11-05 | 2010-05-12 | Michael Joseph Bruce | Improvements in and relating to a holder for a sheet of material |
CN102922897A (zh) * | 2012-11-08 | 2013-02-13 | 李菁瑶 | 一种书签 |
-
2006
- 2006-02-08 JP JP2006060162A patent/JP2007210314A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2465008A (en) * | 2008-11-05 | 2010-05-12 | Michael Joseph Bruce | Improvements in and relating to a holder for a sheet of material |
US8308290B2 (en) | 2008-11-05 | 2012-11-13 | Michael Joseph Bruce | Holder for a sheet of material |
GB2465008B (en) * | 2008-11-05 | 2013-03-20 | Michael Joseph Bruce | A sheet of material with built-in binocular lenses |
CN102922897A (zh) * | 2012-11-08 | 2013-02-13 | 李菁瑶 | 一种书签 |
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