JP3114516U - ワンタッチカードディスプレイボード - Google Patents

Abstract

【課題】掲示物を押しピン、接着剤付テープ、マグネットコマ等の補助材を使うことなく、又、損傷・汚損することなく安定固定すること。
【解決手段】掲示物自体が持つ反発力・復元性に着目し、かつ、その性質をとらまえ活用するための特別な溝、即ち、掲示物の安定固定を確実にするサクリ形状を考案し、ボード上にそれを施した。
【選択図】 図３

Description

本考案は掲示物を補助材なしで掲示及び飾り付けることが可能な特別な溝を有するボードに関するものである。

コルクボード、額縁、掲示板用クロス貼掲示板、マグネット板等、何らかの補助材によって掲示物を固定するものは既に在る。

一般に多種ある額縁、掲示板では飾ること又掲示する手順が多すぎることに不便さを感じる。掲示物を固定して飾り付けるには何らかの補助材（押しピン、接着剤付テープ、額縁の押さえガラス、マグネット板でのマグネットコマ、等）が必要とされる上、掲示物を損傷、汚損することが多い。

掲示物自体の反発力・復元性を利用し、押しピン、接着剤付テープ、マグネットコマ等の補助材なしで掲示物を固定するための特別な溝（図面参照）を考案し、ボード上に施した。
この溝の形状が掲示対象物の安定固定を確実なものとする。

本考案のボードが固定状態にあれば、補助材なしで健常者はもちろん、不自由な人も片手で掲示物を着脱できる。

郵便局、印刷所でのハガキ見本展示を筆頭に事業所、一般家庭、官公庁お知らせスペース、諸芸術家及びカルチャースクール生徒等の展覧会案内連絡ハガキ、写真、名刺等の掲示に利便性が発揮される。

以下、添付図面に従って、実施例を説明する。
１は、木製板等適宜素材による本体。２は、掲示物（３）を固定させるための特別な溝の上下組で本体上に何組も施すことができる。又、４は、掲示物の安定した状態を保つためのサクリ勾配を示す。この特別な溝が補助材不要でのカードディスプレイを可能とする。本考案のボードに施す特別な溝とは掲示物のタテ・ヨコ寸法からその掲示物の固有の反発力・復元性に見合ったマイナス寸法を割り出し、上下溝の間隔を決定したものであり、ボードのサイズは自在で、その中に掲示物対象サイズの上下溝を組合せ、施している。

本考案のボードの正面図である。 本考案の特別な溝の各種掲示物に対する上下溝の関係を示す断面図である。 掲示物の安定固定を確実にする特別な溝のサクリ形状を示す断面詳細図である。

符号の説明

１．ワンタッチ カード ディスプレイボード本体
２．特別な溝、上下組
３．掲示物（カード）
４．掲示物を安定させるサクリ形状及び勾配

Claims (2)

1. 掲示物自体が持つ反発力・復元性を利用し、安定固定させるために考案された特別の溝とそれが施されたボード。
2. 掲示物は溝間隔に適するサイズに加工されたもので、補助材なく着脱自在としたところを特徴とするワンタッチ カード ディスプレイボード。

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