JP2005211610A - 額縁 - Google Patents

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JP2005211610A JP2004050444A JP2004050444A JP2005211610A JP 2005211610 A JP2005211610 A JP 2005211610A JP 2004050444 A JP2004050444 A JP 2004050444A JP 2004050444 A JP2004050444 A JP 2004050444A JP 2005211610 A JP2005211610 A JP 2005211610A
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Abstract

【課題】額縁内で保持する作品を安定して掲示することができ、また掲示する作品に対応して縦型にも横型にも使用することができるとともに、上品さや高級感も備えた両面掲示可能な額縁を提供する。
【解決手段】枠状に形成された額縁フレーム1と、その額縁フレーム1の枠内に嵌着される2枚の透明板4,4と、額縁フレーム1の所定位置に取り付けられる係止部材7とを備え、2枚の作品を表裏両面で掲示可能に設けた額縁において、前記額縁フレーム1を外枠2と内枠3による二重枠状に形成するとともに、その左右側辺部33,34に貫設された支軸5を支点として、前記内枠3を所定範囲内で回動可能に形成し、またその内枠3の上辺部31に、透明板や作品の挿入口10を設けた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、絵画や写真などの芸術作品およびその複製品、賞状等(これらを、説明の便宜上作品と総称する)を収めて掲示する額縁に係るものであり、さらに詳しくは、2枚の作品を表裏両面で掲示可能に設けた額縁に関するものである。
従来、2枚の作品を表裏両面で掲示可能に設けた額縁としては、枠状の額縁の側面に開口部を設け、その開口部から裏板と2枚の透明板を挿入するようにした両面利用の額縁があった(例えば、特許文献1参照。)。また上端に吊り具を備えた主体と従体に透明画板を取り付け、その主体と従体の上部フレームをフック形に掛け止めるとともに、下部フレームに永久磁石を装着した構造の両面掲示式の吊り額縁も提案されていた(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−142938号公報(第2−3頁、図4) 特開平6−68565号公報(第2頁、図1)
上記した特許文献1の両面利用の額縁は、額縁の一方の側面が開口されていて、挿入される透明板等を、他側面と底面のL字型段差部で保持するように構成されているので、透明板等が額縁内で動き易く、また左右が不均衡なために絵画等を安定して掲示し難いという欠点があった。
また上記した特許文献2の両面掲示式の吊り額縁は、機能性を重視した形状で宣伝広告や地図などの掲示には適しているが、見た目の上品さや高級感に欠けているので、絵画や書などの芸術作品の掲示には不向きである。
さらに両特許文献の額縁は、フックや吊り具の取り付け場所が限定されているので、掲示可能な作品が横長状のものに限定されてしまい、縦長状の作品を掲示する場合(またはその逆の場合)には、対応可能な他の額縁を使用しなければならないという重大な問題点があった。
そこで本発明は、額縁フレームを二重枠状に形成することにより、作品を安定して保持することができ、また掲示する作品に対応して縦型にも横型にも使用可能であるばかりでなく、上品さや高級感も備えて成る両面掲示可能な額縁の提供を目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、枠状に形成された額縁フレームと、その額縁フレームの枠内に嵌着される2枚の透明板と、額縁フレームの上辺部と側辺部の一方または両方に取り付けられる係止部材とを備えて成るもので、前記額縁フレームを外枠と内枠による二重枠状に形成するとともに、その左右側辺部に貫設された支軸を支点として、内枠を所定範囲内で回動可能に形成し、またその内枠の上辺部に、透明板や作品の挿入口を設けた構成とするものである。
また請求項2に記載した本発明は、上記した内枠の挿入口に押止蓋を取り付けるとともに、上記した支軸を支点として、内枠を回転自在に構成するものである。
さらに請求項3に記載した本発明は、上記した挿入口を内枠の一側辺部に設けるとともに、上辺部と下辺部に支軸を貫設し、その支軸を支点として、内枠を回転自在に構成するものである。
本発明の額縁は、係止部材のみを設けた外枠と2枚の作品を保持する内枠との二重枠状に形成されていて、所望に応じて、表側の作品と裏側の作品を簡易迅速に変換することができるという効果があるばかりでなく、作品を安定した状態で掲示することができるという効果があり、さらに額縁の取り付け位置によっては、前方と後方の二方向から2種類の作品を鑑賞することができるという効果もある。また掲示する作品を入れ替える場合に、内枠を前方へ回動させるのみで簡単に出し入れすることができ、且つ掲示する作品に対応して、額縁を縦型でも横型でも使用することができるという従来技術にはない有益な長所を有している。なおまた本発明の額縁は、優美且つ豪華な外観を呈しているので、掲示する作品の価値を高めることができるという利点があるとともに、低コストでの大量生産が可能であるので、廉価な製品を市場に提供することができるという大きな利点もある。
本発明は、外枠2と内枠3を連ねて二重枠状に設けた額縁フレーム1に、2枚の作品12,12を挟着した2枚の透明板4,4を嵌着し、2種類の作品を表裏両面で掲示可能な額縁であって、前記内枠3が、前後方向または左右方向に回動または回転するように構成されたものである。
以下に、本発明における第1の実施例を図1および図2に基づいて説明するが、本発明で使用される額縁フレーム1は、木材の木目模様を生かした方形の枠状に形成されたもので、その前面および後面が開放された外枠2と内枠3を用いて、二重枠状に設けられたものである。該外枠2には、その上辺部21と右側辺部23(または左側辺部24)のいずれかを選択して係止部材7が取り付けられるのであるが、本実施例では、上辺部21の2ヶ所と右側辺部23の2ヶ所に螺子穴8を形成し、その螺子穴8と螺合可能なフックを係止部材7として使用する構造になっている。この際に、額縁を横長状に使用する場合は、フックを上辺部21の螺子穴8に取り付け、また額縁を縦長状に置き変える場合は、フックを上辺部21から取り外して右側辺部23の螺子穴8に取り付けるようにするものである。なお本発明で使用する係止部材7としては、上述のような螺子穴に螺合可能なフックに限定するものではないので、釘やピン、その他のあらゆる係止部材を使用しても差し支えない。
内枠3は、図2に示すように、外枠2の内側にすっぽりと納まり、且つ外枠2に回動可能に取り付けられるものである。該内枠3の上辺部31には、後述する透明板4,4および作品12,12の挿脱を行うための挿入口10が形成されており、また該内枠3の下辺部32と左右の側辺部33,34の内側には、透明板4,4および作品12,12を保持するための保持溝9が形成されている。したがって枠内に収容された透明板等は、このコ字状の保持溝9によって安定した状態で保持されるようになっている。
また上記した外枠2の左右の側辺部23,24の中央には、それぞれ軸孔6A,6Aが穿設されており、また内枠3の左右の側辺部33,34の中央にも、それぞれ軸孔6B,6Bが穿設されていて、その各軸孔を貫通して支軸5,5が取り付けられている。この支軸5,5は、内枠3と外枠2を連結するとともに、内枠3を前後方向に回動(実施例2では回転)させる支点の役目を担うものである。
上述したように、支軸5,5を介して外枠2に連結された内枠3は、図2の仮想線で示すように、その支軸5を支点として前後方向に回動可能に構成されている。この場合に、内枠3に収容された透明板等が飛び出すことを防止すべく、内枠3が所定範囲内(例えば30°〜90°程度)を前後方向へ回動するように、あらかじめ製造段階から設計されているが、内枠3を自由にしておいて、外枠2の適宜な位置に、図示しないストッパーを設けるようにしてもよい。
なお2枚の透明板4,4としては、透明なガラス板または透明な合成樹脂板等が用いられるもので、その2枚の透明板の間に作品12,12を背中合わせに挟着し、その透明板を前記内枠3の挿入口10から挿入すれば、両面掲示可能な額縁が完成する。また額縁内に収容した作品と別の作品を入れ替える場合は、内枠3を回動させて外枠2から離し、作品を入れ替えて元位置に復帰させるものとし、さらに表側の作品と裏側の作品を変更して掲示する場合は、額縁をいったん取り外して裏返すようにする。
図3に示す本発明の第2の実施例は、支軸5を支点として、内枠3のみを垂直方向へ半回転させることにより、裏側の作品を表側へ(表側の作品を裏側へ)移動させるようにするものである。この場合に、上辺部31に設けた挿入口10に押止蓋11を冠着させて、内枠の回転時における透明板等の飛び出しを防止するものとする。なお内枠3の回転は、回転方向が常に一定な一方向回転としてもよいが、回転方向を自由に変更できる両方向回転としてもよい。
図4に示す第3の実施例は、外枠2と内枠3の支軸5を、それぞれの上辺部21,31と下辺部22,32の中央に貫設して、内枠3を水平方向に半回転させることによって、作品を表側または裏側へ移動させるものである。この場合は、挿入口10を右側辺部33または左側辺部34に形成し、透明板等の挿脱を側面から行うものとする。なお内枠3の回転方向については、前実施例の場合と同様に、回転方向が常に一定な一方向回転としてもよいが、回転方向を自由に変更できる両方向回転としてもよい。
本発明の額縁は、以上に説明したように、額縁フレーム1を外枠2と内枠3によって二重枠状に形成し、その内枠内に収容した作品12,12を表裏両面掲示するように構成したものである。そこで、表側の作品と裏側の作品を変換するに際して、第1実施例の場合は額縁の全体を裏返すようになっており、また第2実施例および第3実施例は、内枠3のみを回転させて変換するようになっている。なお額縁を壁際などに設置した場合は、一方側の作品のみを鑑賞することになるが、額縁を廊下の中央などに吊り下げれば、前方および後方の二方向から異なった作品を鑑賞することができる。
実施例1の額縁を示す分解斜視図である。 図1の額縁を組み立てた状態の正面図である。 実施例2の額縁の作動状態を示す正面図である。 実施例3の額縁の作動状態を示す正面図である。
符号の説明
1 額縁フレーム
2 外枠
3 内枠
4 透明板
5 支軸
7 係止部材
10 挿入口
11 押止蓋
12 作品
21,31 上辺部
22,32 下辺部
23,33 右側辺部
24,34 左側辺部

Claims (3)

  1. 枠状に形成された額縁フレームと、その額縁フレームの枠内に嵌着される2枚の透明板と、額縁フレームの所定位置に取り付けられる係止部材とを備え、2枚の作品を表裏両面で掲示可能に設けた額縁において、前記額縁フレームを外枠と内枠による二重枠状に形成するとともに、その左右側辺部に貫設された支軸を支点として、前記内枠を所定範囲内で回動可能に形成し、またその内枠の上辺部に、透明板や作品の挿入口を設けて構成したことを特徴とする額縁。
  2. 上記した内枠の挿入口に押止蓋を取り付けるとともに、上記した支軸を支点として、内枠を回転自在に構成したことを特徴とする請求項1に記載の額縁。
  3. 上記した挿入口を内枠の一側辺部に設けるとともに、上辺部と下辺部に支軸を貫設し、その支軸を支点として、内枠を回転自在に構成したことを特徴とする請求項1に記載の額縁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767735B1 (ko) 2007-07-23 2007-10-17 주식회사 금성인테리어 탈부착이 용이한 아트월
JP2010022567A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Nanami:Kk 反転式表示具

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