JP3111722U - 両面鑑賞額縁 - Google Patents

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Abstract

【課題】常時表裏2面の鑑賞品を鑑賞できるばかりでなく、表裏反転するだけで表裏2種の鑑賞品を楽しめ、雰囲気や気分の転換が可能な両面鑑賞額縁を提供すること。
【解決手段】矩形状のバックボード2 の表面には厚手鑑賞品用の凹陥状の鑑賞品掲載部3 が、また裏面には薄手鑑賞品用の平面状の鑑賞品掲載部4 が設けられ、また、バックボード2 の裏面の平面状の鑑賞品掲載部4 を覆うように矩形状の透明シート5a、5bを備えている。これらバツクボード2 と透明シート5a、5b の矩形状の周囲4 辺を、断面が凹状の、上部枠体6 、下部枠体7 、右側枠体8 及び左側枠体9 の4 つの枠体で着脱自在にそれぞれ嵌着している。これによって表裏両面に鑑賞品を装入すれば、常時表裏両面の2種の鑑賞品を楽しめるばかりでなく、また、反転するだけで表裏2 種の鑑賞品を楽しむことができ、簡単に雰囲気や気分の転換が図られる。
【選択図】図1

Description

本考案は、表裏両面に鑑賞品掲載部を設けた両面鑑賞額縁に関し、更に詳しくは、そのままの状態で表裏両面の鑑賞品を鑑賞できるばかりでなく、表裏を反転させることにより即座に表裏両面の鑑賞品を鑑賞でき雰囲気や気分転換を図れるとともに、鑑賞品掲載部に掲載される鑑賞品を簡単に入れ替えできる両面鑑賞額縁に関する。
従来、絵画・写真・色紙などの鑑賞品を飾るものとして大小種々の額縁が提供されており、そのほとんどのものは、正面表側に鑑賞品を装入する形態の額縁であって、四角形状に組み付けたフレームを形成し、該フレームの内周には透明体及び裏板を係止すると共に、フレームの裏面に回転自在に備えたいわゆるトンボと呼ばれる係止部材によって裏板が固定されている形態である。
また、ガラス等の透明版の裏側に写真の掲示用と保管用の2 層のポケットを設け、複数枚の写真の中の一枚の写真を折り畳み式写真マットに挟みこんだ上、前記掲示用ポケットに装入して掲示するようにし、他の予備の写真を保管用ポケットに保管できるようにした額縁が提案されている(例えば、特許文献1 参照) 。
更に、額縁本体にブライダル・祝い事・行事・思い出もの等の各種写真を収納可能とすると共に、収納された該写真の内容に応じて、紙材、木材、紐材、リボン、その他の造形材料によって風景、建物などの関連対象物を象ったモチーフを呈する関連装飾物を立体的に、または平面的に収容可能とした装飾物収容空間部を備えた額縁が提案されている(例えば、特許文献2 参照) 。
特開2004-313697 号公報 特開2004-313507 号公報
上記従来の特許文献1 記載の額縁においては、入れ換え用の予備の写真を額縁の保管用ポケットの中に多数保管することができるため忘失や紛失することがなく、また掲示している写真を入れ換えるときは保管用ポケットに保管しておいた写真を取り出し、その中の一枚を折り畳み式写真マットの中の写真と入れ換え可能であるという点に特徴があり、また、特許文献2 記載の額縁においては、収納した写真の内容に対応し、装飾物収容空間部に関連装飾物が平面的に、または立体的に配置されるので、相互に奥行き間のある立体的表現となり、写真のイメージアップが図られるという点に特徴がある。
しかしながら、上記従来の額縁は、表裏いずれかの一つの面しか鑑賞できないという問題がある。しかしながら、これらの鑑賞品は、長い間観ているうちに飽きてきて、雰囲気や気分転換を図るために鑑賞品の内容を入れ換えたいという気持ちになるものである。ところが、これら鑑賞品の内容を気分や好みに応じて入れ換えたいという気持ちが一面において存在する傍ら、その交換作業が面倒である、煩わしい、億劫である、という気持ちも同時に存在するため、一旦額縁に装着された写真などは、余程の事情がない限り、そのままの状態で飾られている場合が通例である。
本考案は、上記課題に鑑み、表裏両面の鑑賞品掲載部に鑑賞品を装入でき、そのままで表裏両面の鑑賞品を鑑賞できるばかりでなく、表裏をひっくり返すだけで瞬時に鑑賞品の変更が可能で、容易に雰囲気や気分を転換できるとともに、容易に鑑賞品を入れ換え、交換することが可能な、両面鑑賞額縁を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案の第1は、バックボードの表裏両面に鑑賞品掲載部と、該鑑賞品掲載部を覆う少なくとも1 枚の透明シートとを備え、前記バツクボードと透明シートの周囲を断面が凹状の枠体で着脱自在に嵌着してなることを特徴とする両面鑑賞額縁を内容とする(請求項1)。
好ましい態様としての請求項2は、一つの鑑賞品掲載部が厚手鑑賞品用の凹陥状の鑑賞品掲載部からなり、他の鑑賞品掲載部が薄手鑑賞品用の平面状の鑑賞品掲載部からなる請求項1記載の両面鑑賞額縁である。
好ましい態様としての請求項3は、バツクボード及び透明シートが矩形状からなり、前記バックボードと透明シートの四周を断面が凹状の枠体で着脱自在に嵌着してなる請求項1又は2 記載の両面鑑賞額縁である。
好ましい態様としての請求項4 は、断面凹状の枠体が三辺の枠体を一体に形成したコの字状の枠体と、該枠体の開口辺を閉鎖する直線状の枠体とからなる請求項3 記載の両面鑑賞額縁である。
好ましい態様としての請求項5は、断面凹状の枠体の開口端同士の巾がバックボードと透明シートとの合計厚みより僅かに小さく、且つ前記開口端が外方向に曲折されている請求項1〜4 のいずれか1 項に記載の両面鑑賞額縁である。
好ましい態様としての請求項6は、凹陥状の鑑賞品掲載部内に、鑑賞品のサイズに合わせて該鑑賞品掲載部を縮小するための枠状フレームを少なくとも1 種備えた請求項1〜5 のいずれか1 項に記載の両面鑑賞額縁である。
好ましい態様としての請求項7は、透明シートを表裏両面に備えた請求項1〜6 のいずれか1 項に記載の両面鑑賞額縁である。
本考案の両面鑑賞額縁は、バックボードの表裏両面に鑑賞品を掲載できる鑑賞品掲載部を形成すると共に、該鑑賞品掲載部を覆う少なくとも1 枚の透明シートとを備え、バツクボードと透明シートの周囲を断面が凹状の枠体で着脱自在に嵌着したことにより、表裏両面に掲載されている鑑賞品はそのままの状態で、常時、表裏両面の鑑賞品を鑑賞できるばかりでなく、額縁を反転、裏返しすれば瞬時に表裏の鑑賞品を変更できるので、雰囲気や気分転換を図ることに何のためらいもなく容易に実現することが可能となる。また、本考案の両面鑑賞額縁は、勿論好みやその時の気分に合わせて絵や書などの鑑賞品を自由に、且つ容易に取り替えることが可能である。
また、一つの鑑賞品掲載部が厚手鑑賞品用の凹陥状の鑑賞品掲載部からなり、他の鑑賞品掲載部が薄手鑑賞品用の平面状の鑑賞品掲載部に形成することにより、一方には色紙、押し絵などの厚みのある鑑賞品が、また他方には写真、水彩画などの平面的な鑑賞品が一対の形態で掲載することが可能となる。
また、断面凹状の枠体が三辺の枠体を一体に形成したコの字状の枠体と、該枠体の開口辺を閉鎖する直線状の枠体とから形成することにより、鑑賞品を掲載部に装入し固定することが極めて容易になる。
また、断面凹状の枠体の開口端同士の巾がバックボードと透明シートとの合計厚みより僅かに小さく、且つ開口端が外方向に曲折された構造とすることにより、枠体をバックボード等に嵌着する際、開口端がこれらと衝突して引っかかるようなことがなく、鑑賞品を容易に掲載部に固定することができ、また、一端嵌着した後は開口端が収縮復元して透明シート、鑑賞品、バックボードをしっかりと挟着するので鑑賞品が不用意にずれたりすることが防止される。
さらにまた、凹陥状の鑑賞品掲載部内に、鑑賞品のサイズに合わせて該鑑賞品掲載部を縮小するための枠状フレームを備えることにより、通常サイズの色紙から、短冊や小サイズの色紙まで、大小種々の鑑賞品を装入掲載することが可能となる。
本考案の両面鑑賞額縁は、その核となるバックボードの表裏両面に鑑賞品掲載部がそれぞれ設けられ、好ましくは、その一方は厚手鑑賞品用として凹陥状の鑑賞品掲載部からなり、他方は薄手鑑賞品用として平面状の鑑賞品掲載部からなり、更に、これら鑑賞品掲載部に収納される鑑賞品を覆う透明シートとを備えた上、バツクボードと透明シートの周囲を断面凹状の枠体で着脱自在に嵌着して形成される。
また、断面凹状の枠体は、開口端同士の巾はバックボードと透明シートとの合計厚みより僅かに小さく、且つ前記開口端が外方向に曲折されていることにより組み付けし易くすると共に、組み付けた後は、開口端が収縮復元することにより両者を挟着し、その間に挿入した鑑賞品を挟着するので鑑賞品がずれたりするトラブルが防止される。
本考案の両面鑑賞額縁に用いられるバックボードは、観賞品を裏面から支持するもので、素材としては、例えば、木、紙、プラスチック、発泡プラスチック等が挙げられる。バックボードに装着する観賞品が、例えば、画用紙、半紙、布のような平面状で自己支持性が十分でなく、緩んだり、皺が入りやすい場合には、適度な力で押圧支持するものが好ましい。このようなバックボードとしては、具体的には、発泡ポリウレタンや、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等の発泡ポリオレフィン、発泡ポリスチレン等の発泡プラスチック、段ボール紙、ハニカムボード紙等の紙が挙げられ、これらは、必要に応じて着色したり、装飾用の和紙や布を貼着することが可能である。
また、本考案に用いられる枠体の素材としては、例えば、木、金属、プラスチック、発泡プラスチック等が挙げられるが成形加工の容易性、コスト等の点でプラスチックが好ましい。プラスチックとしては、特に制限されず、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ABS樹脂等が挙げられる。成形方法としては、射出成形、押出成形等が用いられるが、押出成形が長尺の枠体を容易に得られる点で好ましい。この際、所望の着色料を用いて枠体を着色してもよく、また2層押出成形により、表面を例えば木目調とすることも可能である。また、枠体の表面には、金箔や装飾を施したり、装飾用の凹凸や彫刻模様等を施すこともでき、さらに前方から観たときの装飾性を一層効果あるものとするように、階段状の形状にすることも可能である。
表裏両面の鑑賞品掲載部は、両面とも薄手鑑賞品用の平面状の鑑賞品掲載部としてもよいし、また両面とも厚手鑑賞品用掲載部としてもよいが、一方を薄手鑑賞品用の平面状掲載部とし、他方を厚手鑑賞品掲載部とすると、興趣や雰囲気、気分を大きく変えることができるので好ましい。
また、本考案に用いられる観賞品としては、例えば、色紙、押し絵、切り絵、張り絵、編織物、刺繍等の厚みのある鑑賞品は厚手鑑賞品用として凹陥状の鑑賞品掲載部に装入され、写真、水彩画、絵手紙、水墨画などの平面的な鑑賞品は薄手鑑賞品用として平面状の鑑賞品掲載部に装入される。
透明シートはいずれか1方の面に設けて、例えば、凹陥状の鑑賞品掲載部は透明シートを使用せず厚手鑑賞品をその裏面に貼着、引き剥し可能に部分的に貼着したり、又は、逆に平面状の鑑賞品掲載部は透明シートを使用せず薄手鑑賞品を枠体で挟みつけ、作品を透明シートを介することなく生の作品を鑑賞できるようにしてもよい。また必要に応じ他方の面に転用してもよいが、この場合は透明シートを移し替えるという手間が掛かるので、両面にそれぞれ設けるのが望ましい。
本考案の両面鑑賞額縁は、机、飾り棚、床の間等にスタンドを介して置かれ、常時、表裏両面の鑑賞品を鑑賞できるようにしてもよいし、また、皿額用スタンドと同様のスタンドを用いたり、壁等に掛けて表裏を反転することにより表裏両面の鑑賞品を鑑賞できるようにしてもよい。
以下、本考案の両面鑑賞額縁を図面に基づいて説明するが、本考案はこれらにより何等限定されるものではない。
実施例1
本考案の実施例1 における両面鑑賞額縁1 を図1 〜図4 に基づいて説明する。図1 は両面鑑賞額縁1 を構成する各要素体の分解斜視図、図2 はバックボードの裏面を示す斜視図である。
図1 、2 に示すように、矩形状のバックボード2 の表面には厚手鑑賞品用の凹陥状の鑑賞品掲載部3 が、また裏面には薄手鑑賞品用の平面状の鑑賞品掲載部4 が設けられ、また、バックボード2 の表面の凹陥状の鑑賞品掲載部3 及び裏面の平面状の鑑賞品掲載部4 を覆うように矩形状の透明シート5a、5b(5a は図画が煩雑となるので図示せず)を備え、そしてこれらバツクボード2 と透明シート5a、5bの矩形状の周囲4 辺を、断面が凹状の、上部枠体6 、下部枠体7 、右側枠体8 及び左側枠体9 の4 つの枠体で着脱自在にそれぞれ嵌着している。
図3 、4 は、このように構成された両面鑑賞額縁1 の表と裏に、それぞれの鑑賞品を装着した状態を示す図である。図3 に示すように、矩形状のバックボード2 の表面に設けられた厚手鑑賞品用の凹陥状の鑑賞品掲載部3 には、鑑賞品10a としての富士山の描かれた色紙が透明シート5aとバックボード2 との間に収められている。また図4 に示すように、バックボード2 の裏面に設けられた薄手鑑賞品用の平面状の鑑賞品掲載部4 には、透明シート5bとバックボード2 との間に鑑賞品10b としての書“忍耐”が収められている。
実施例2
前述の実施例1 ではバックボードと透明シートとが矩形状の両面鑑賞額縁について説明したが、本実施例2 ではこれらバックボードと透明シートとが円形状の形態のものについて説明する。
図5 、6 に示すように、円形状のバックボード11の表面には前述の実施例1 と同様に厚手鑑賞品用の凹陥状の鑑賞品掲載部3 が、また裏面には薄手鑑賞品用の平面状の鑑賞品掲載部4 が設けられ、また、円形状のバックボード11の表面の凹陥状の鑑賞品掲載部3 を覆うように円形状の透明シート5aとを備え、そしてこれらバツクボード11と透明シート5aの円形状の周囲を、断面が凹状の2 つの半円形枠体12によって、上下方向から着脱自在に嵌着している。
本実施例においては、図7 、8 に示すように裏面の平面状の鑑賞品掲載部4 には透明シートは設けられていないため、鑑賞品10b として書“忍”を枠体12により挟みつけることにより収められ、表面の凹陥状の鑑賞品掲載部3 には鑑賞品10a として富士山の挿絵を透明シート5aとバックボード11との間に収められている。
実施例3
前述の実施例1 では矩形状のバックボード2 を用いた両面鑑賞額縁について説明した。そしてこの形態では、図1 に示したように、バツクボード2 と透明シート5a、5bの矩形状の周囲4 辺を、断面が凹状の、上部枠体6 、下部枠体7 、右側枠体8 及び左側枠体9 の4 つの枠体で着脱自在にそれぞれ嵌着するものであった。
本実施例3 では、図9 に示すように、断面凹状の枠体が、三辺の枠体を一体に形成したコの字状の枠体13と、該枠体13の開口辺を閉鎖する直線状の枠体14とから形成されている。かくして、左側からコの字状の枠体13を嵌着し、右側から直線状の枠体14を嵌着することにより枠体の組みつけができ、実施例1の4工程に対して2工程に簡略化される。
この場合は、図10に示すように、鑑賞品を装入して楽しむ際、コの字状の枠体13と、該枠体13の開口辺を閉鎖する直線状の枠体14との接続部分s1、s2が右側だけに発生するが、これに違和感を感じる場合には、コの字状の枠体13の2 つのコーナーにも、接続部分s1、s2と同様の模様を成形時に刻設しておくことにより、このような違和感を解消することができる。
実施例4
前述したように、断面が凹状の枠体は、バツクボードと鑑賞品と透明シートの周囲を着脱自在に嵌着しているものであるが、鑑賞品を入れ換えたりしているうちに嵌着強度が次第に低下してくる場合がある。これを避けんとして、予めバックボードと透明シートの厚みよりも小さ目に設計しておくと、枠体の開口端がバックボード、鑑賞品、透明シートと衝突して嵌着し難くなる。本実施例はこのような問題を解消するものである。
即ち、図11(a) 、(b) はバックボード2 の表裏両面に透明シート5a、5bを備えた形態で、図11(a) は枠体が嵌着される前、図11(b) は嵌着後の断面図である。図示するように、断面凹状の枠体6(7 、8 、9)の開口端15同士の巾Aを、バックボード2 と透明シート5a、5bとの合計厚みBより僅かに小さくし、更に、組み付けを容易にするため、あるいは嵌着性を向上するために開口端15を外方向に曲折しているので、枠体6(7 、8 、9)は、外方向に曲折した開口端15を押し拡げながらバックボード2 、透明シート5a、5b、及び鑑賞品を装入している場合は鑑賞品を含めてこれらに嵌着し、嵌着した後は押し拡げた開口端15が収縮復元しようとするので強固に挟みつけ、鑑賞品が不用意にずれることが防止される。
実施例5
次に、凹陥状の鑑賞品掲載部内に、あらかじめ定められた鑑賞品のサイズよりも小さい鑑賞品を装着する形態について説明する。
図12に示すように、この場合には鑑賞品10のサイズに合わせて鑑賞品掲載部3 を縮小するため、あらかじめ準備しておいた枠状フレーム16をまず該鑑賞品掲載部3 の凹陥状の部分に装着し、続いて鑑賞品10を枠状フレーム16の枠内に装入すればよい。このような枠状フレームを準備しておくことにより、大小種々の鑑賞品を楽しむことができる。
実施例6
次に、本考案の両面鑑賞額縁1 の使用方法(飾り方)について説明する。
本考案は断面が凹状の枠体によってバツクボードと透明シートの周囲を着脱自在に嵌着して鑑賞品を容易に入れ換えできると共に、表裏両面に装着された2 枚の鑑賞品をそのままで、又は何の面倒も伴うことなく、単に反転するだけで利用できるところに特徴があるが、それを実現するためには、図13(a) 、(b) に示すような両面鑑賞額縁1 を支持する専用スタンド17を使用することができる。
この専用スタンド17は、台座18の両端に両面鑑賞額縁1 の両側下端部を支える支柱19が、支軸20を介して結合され、該支軸20の箇所にはある程度の回転抵抗があって両面鑑賞額縁1 の前後方向の傾斜が図13(b) の矢印k1、k2で示すようにある程度調整できるように構成されている。この場合は、例えば机の中央に置けば、額縁を反転することなく両面の鑑賞品を常時楽しむことができる。
なお、この専用スタンド17の代わりに、美術品として額皿などを立てかけておくのに使われている市販のスタンドを利用しても良い。
また、図14に示すように、両面鑑賞額縁1 の上部の2 箇所にフック21を枠体を介してバックボードに固定し、これに結んだ紐状体22を介して壁掛けの形態にして鑑賞することも勿論可能である。額皿や壁掛けの場合は、いずれの場合でも裏返すだけで両面の鑑賞品を簡単に鑑賞可能であり、雰囲気や気分を容易に変えることが可能である。
叙上のとおり、本考案の両面鑑賞額縁は、その表裏両面に2 種の鑑賞品が常時スタンバイされているので、そのままで表裏両面の鑑賞品を鑑賞できるばかりでなく、単に裏返すだけで瞬時にして鑑賞品を変更でき、極めて容易に雰囲気や気分を転換することができ、従来の額縁の概念を打破するもので、その有用性は頗る大である。
本考案の実施例1における両面鑑賞額縁の分解斜視図である。 同両面鑑賞額縁の矩形状バックボードの背面を示す斜視図である。 同両面鑑賞額縁の表側に鑑賞品が装着された状態を示す正面図である。 同両面鑑賞額縁の裏側に鑑賞品が装着された状態を示す背面図である。 本考案の実施例2における両面鑑賞額縁の分解斜視図である。 同両面鑑賞額縁の円形状バックボードの背面を示す斜視図である。 同両面鑑賞額縁の表側に鑑賞品が装着された状態を示す正面図である。 同両面鑑賞額縁の裏側に鑑賞品が装着された状態を示す背面図である。 本考案の実施例3における両面鑑賞額縁の枠体を示す分解斜視図である。 同両面鑑賞額縁の表側に鑑賞品が装着された状態を示す正面図である。 (a) 本考案の実施例4における両面鑑賞額縁の枠体と、バックボード及び透明シートとの関係を示す側断面図である。 (b) 同両面鑑賞額縁の枠体と、バックボード及び透明シートとが嵌着した状態を示す側断面図である。 本考案の実施例5における両面鑑賞額縁の表側に枠状フレームを介して小鑑賞品が装着された状態を示す正面図である。 (a) 本考案の実施例6における両面鑑賞額縁とその専用スタンドの関係を示す正面図である。 (b) 同両面鑑賞額縁の専用スタンドの関係を示す側面図である。 同両面鑑賞額縁を壁掛け式にして鑑賞する形態を示す正面図である。
符号の説明
1 両面鑑賞額縁
2 バックボード
3 凹陥状鑑賞品掲載部
4 平面状鑑賞品掲載部
5a、5b 透明シート
6 上部枠体
7 下部枠体
8 右側枠体
9 左側枠体
10a 、10b 鑑賞品
11 円形状のバックボード
12 凹状の半円形枠体
13 コの字状の枠体
14 直線状の枠体
15 開口端
16 枠状フレーム
17 専用スタンド
18 台座
19 支柱
20 支軸
21 フック
22 紐状体

Claims (7)

  1. バックボードの表裏両面に鑑賞品掲載部と、該鑑賞品掲載部を覆う少なくとも1 枚の透明シートとを備え、前記バツクボードと透明シートの周囲を断面が凹状の枠体で着脱自在に嵌着してなることを特徴とする両面鑑賞額縁。
  2. 一つの鑑賞品掲載部が厚手鑑賞品用の凹陥状の鑑賞品掲載部からなり、他の鑑賞品掲載部が薄手鑑賞品用の平面状の鑑賞品掲載部からなる請求項1記載の両面鑑賞額縁。
  3. バツクボード及び透明シートが矩形状からなり、前記バックボードと透明シートの四周を断面が凹状の枠体で着脱自在に嵌着してなる請求項1又は2 記載の両面鑑賞額縁。
  4. 断面凹状の枠体が三辺の枠体を一体に形成したコの字状の枠体と、該枠体の開口辺を閉鎖する直線状の枠体とからなる請求項3 記載の両面鑑賞額縁。
  5. 断面凹状の枠体の開口端同士の巾がバックボードと透明シートとの合計厚みより僅かに小さく、且つ前記開口端が外方向に曲折されている請求項1〜4 のいずれか1 項に記載の両面鑑賞額縁。
  6. 凹陥状の鑑賞品掲載部内に、鑑賞品のサイズに合わせて該鑑賞品掲載部を縮小するための枠状フレームを少なくとも1 種備えた請求項1〜5 のいずれか1 項に記載の両面鑑賞額縁。
  7. 透明シートを表裏両面に備えた請求項1〜6 のいずれか1 項に記載の両面鑑賞額縁。
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WO2014077501A1 (ko) * 2012-11-16 2014-05-22 Yeom Sang-Ik 장식구 구조체
JP2016166947A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 有限会社是川建設 慶弔用花表示装置

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