JP6339297B2 - ページホルダー - Google Patents

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    • B42D9/00Bookmarkers; Spot indicators; Devices for holding books open; Leaf turners

Description

本発明は、書籍の見開きページを保持することができるページホルダーに関し、特に、文庫本などの小型書籍の見開きページの保持に好適に適用できる技術に関する。
従来から、書籍の見開きページを保持するページホルダーには、種々の形状や構造のものが提案されている。例えば、机上で使うことを想定した書見台や譜面台のようなもの(例えば、特許文献1)や、携行性を重視し、片手で保持可能なもの(例えば、特許文献2)などがある。
特開平9−299155号公報 登録実用新案第3139129号公報
この点、簡単な構成にて机上で使えるとともに携行しても使え、携行する場合にはいかなる姿勢であっても実用に耐えうる、つまり立った状態や寝た状態であっても手や腕が疲れることなく長時間片手にて見開きページを保持可能なページホルダーが望まれていた。
本発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、簡単な構成にて、いかなる姿勢であっても手や腕が疲れることなく長時間片手で見開きページを保持可能なページホルダーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るページホルダーは、その一態様として、透明又は透光性を有し、一の方向に第一の長さ、及び該一の方向に直交する第二の方向に第二の長さを有する略矩形状の前面プレートと、前記前面プレートと所定の間隔を隔てて略平行に配置され、前記一の方向に前記第一の長さよりも長い第三の長さ、及び前記第二の方向に前記第二の長さを有する略矩形状の背面プレートと、前記前面プレート及び前記背面プレートのそれぞれに略直交し、前記前面プレートの前記第二の方向の一辺の少なくとも一部と前記背面プレートの前記第二の方向の一辺の少なくとも一部とを連結するように形成された底面プレートと、を備えたページホルダーであって、見開き状態の書籍の両ページに亘る一部は、前記前面プレート及び前記背面プレートの両面全体から押圧されて、前記前面プレートと前記背面プレートの間に挟持される、ことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成にて、いかなる姿勢であっても手や腕が疲れることなく長時間片手で見開きページを保持可能なページホルダーを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るページホルダーの外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係るページホルダーの本体の使用形態を説明する図である。 本発明の実施の形態に係るページホルダーの本体の書籍への着脱方法を説明する図である。 本発明の実施の形態に係るページホルダーの補助部材を本体に嵌合させる場合の方法を説明する図である。 本発明の実施の形態に係るページホルダーの補助部材に形成された上リブ及び下リブの構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るページホルダーの本体に形成されたスリットの高さと、補助部材に形成されたリブの高さの関係を示す図である。 本発明の実施の形態に係るページホルダーにおいて本体と補助部材を係合した状態における一使用例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るページホルダーにおいて本体と補助部材を係合した状態における一使用例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るページホルダーにおいて本体と補助部材を係合した状態における一使用例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るページホルダーにおいて本体と補助部材を係合した状態における一使用例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
<ページホルダーの構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るページホルダー1の外観斜視図である。ページホルダー1は、全体として略U字状を有し、見開きの状態の書籍を保持可能な本体10と、本体10に装着可能な板状の補助部材20と、を備える構成である。ページホルダー1は、本体10だけで使用することも可能であり、また、本体10と補助部材20とが一体となった状態で使用することも可能である。本実施の形態では、ページホルダー1の本体10だけを使用する状態をページホルダー1における「通常状態」、ページホルダー1の本体10と補助部材20とが一体となった状態をページホルダー1における「結合状態」と称する。なお、以下においては、図1に定義した方向を用いて、各構成要素を説明する。
<通常状態の構成、作用>
まず、図1〜図3を用いて、ページホルダー1の通常状態の構成及び作用について説明する。
本体10は、図1に示すように、前面プレート11と、前面プレート11と対向した背面プレート12と、前面プレート11及び背面プレート12の下辺を接合させる底面プレート13と、を有し、前面プレート11及び背面プレート12の間において見開きの状態の書籍Bを保持可能とするものである。本実施の形態では、前面プレート11、背面プレート12及び底面プレート13は、合成樹脂(プラスチック)で形成されている。
前面プレート11及び背面プレート12は、それぞれ、角が丸みを帯びた方形状(以下、略矩形状という)を呈しており、所定の間隔L1をおいて略平行に配置されている。本実施の形態では、前面プレート11及び背面プレート12の左右方向の長さ(幅)は略同一としているが、書籍Bを本体1に挟みやすくするため、上下方向の長さ(高さ)は異なるようにしている。すなわち、図1に示すように、背面プレート12は、前面プレート11よりも高く形成されている。また、前面プレート11は、透明又は透光性を有するものとなっている。そのため、本体1に書籍Bを挟んだ状態において、書籍Bは前方側から視認可能である。
なお、所定の間隔L1は、見開き状態の書籍Bの厚みに基づいて設計されるものであるが、本実施の形態では、文庫本などの小型書籍を好適な対象としているため、約15mm程度としている。また、前面プレート11及び背面プレートの幅は約70mm、前面プレート11の高さは45mm、背面プレートの高さは約60mmとしているが、前面プレート11及び背面プレートの大きさ、並びに前面プレート11と背面プレートの間隔は、これに限定されるものではない。
背面プレート12には、上方中央に左右方向に延設されたスリット14が形成されている。このスリット14は、後述する補助部材20の第一のリブ22又は第二のリブ23と嵌合可能となっている。また、スリット14の左方の下辺には、第一のリブ22又は第二のリブ23の幅と略同一の長さを有する突起片15が設けられており、これにより、補助部材20は背面プレート12に密接して固く嵌合されるようになっている。なお、スリット14に関しては、結合状態において詳しく説明する。
図2は、ページホルダー1の通常状態の使用形態の一例を示す図である。見開き状態の書籍Bは、図2に示すように、前面プレート11及び背面プレート12に挟持されて固定される。すなわち、前面プレート11及び背面プレート12の両面が、見開き状態の書籍Bの一部、具体的には、ノド(左右のページを仕切る上下方向の直線部)下方近傍を挟み込むので、見開き状態の書籍Bはページが捲れることなく安定した状態となる。より詳しくは、前面プレート11及び背面プレート12は、合成樹脂(プラスチック)で形成されており若干の可撓性を有しているため、書籍Bの閉じようとする力を前面プレート11及び背面プレート12の全面で弾力性をもって受け止めて、書籍Bを押圧することにより、見開きページを保持可能とする。また、利用者は、図2に示すように、本体10の前面プレート11及び背面プレート12を手で持って書籍Bを読む場合、前面プレート11は、透明又は透光性を有しているので、前面プレート11に邪魔されることなく、見開いたページ全体を読むことができる。
このように通常状態においては、利用者は、見開いたページを本体10に邪魔されることなく読むことができる。また、本体10を手で把持することにより本を固定できるので、いかなる姿勢(例えば、立位、座位、仰臥位、側臥位など)であっても、手や腕が疲れることがなく長時間読書を楽しむことができる。また、本体10の大きさも書籍Bの大きさに比べて小さくてよいため、携行性に優れている。
図3は、本体10の書籍Bへの着脱方法を示す図である。ページホルダー1の本体10に書籍Bを装着する場合には、図3(a)に示すように、まず、略矩形状の本体10の一角10Sを書籍Bに挿入し、その後、図3(b)に示すように、一角10Sを中心に本体10を回動させて、本体10全体を書籍Bに挿入する(図2参照)。逆に、ページホルダー1の本体10から書籍Bを外す場合には、上記順序と逆の工程を辿ればよく、図2、図3(b)、図3(a)という順序で、一角10Sを中心に本体10を逆方向に回動すればよい。
図3(a)に示すように、縦書きの文字の場合には、通常、右から左に文字が流れていくので、本体10の右上の角部10Sを書籍Bの右ページに差し込み、当該角部10Sを中心に本体10を右回りに回動させていって本体10を書籍Bに装着するのが好適である。ページ捲りを考慮した場合、上記と逆の操作を行うことにより、見開き状態の左ページを本体10に保持されない自由な状態とすることができるからである。一方、図示しないが、横書きの文字の場合には、通常、左から右に文字が流れていくので、ページ捲りを考慮すると、本体10の左上の角部10Sを書籍Bの左ページに差し込み、当該角部10Sを中心に本体10を左回りに回動させていって本体10を書籍Bに装着するのが好適である。
このように本実施の形態のページホルダー1の本体10は、簡単かつ小さな構成にて見開き状態の書籍Bを保持可能であるとともに、容易に書籍Bに着脱可能であり、また、ページ捲りも容易となっている。
<結合状態の構成、作用>
次に、図1及び図4〜図6を用いて、ページホルダー1の結合状態の構成及び作用について説明する。
補助部材20は、図1に示すように、前面プレート11及び背面プレート12と同様に略矩形状を有しており、前面プレート11と略同一の大きさを有している。本実施の形態では、補助部材20は、合成樹脂(プラスチック)で形成されている。
補助部材20は、板状のプレートである補助プレート21と、補助プレート21の正面の上方中央に左右方向に延設された第一のリブ22と、補助プレート21の下側面の中央に左右方向に延設された第二のリブ23と、を有している。
第一のリブ22及び第二のリブ23(同一の構成をしているので、第一のリブ22及び第二のリブ23を総称して単にリブ24という場合がある)の長手方向(左右方向)の長さは、スリット14に設けられた突起片15の左右方向の長さと略同一である。以下、リブ24の短手方向(上下方向又は前後方向)の長さを「嵌合幅」といい、d1で表記する。また、スリット14の上下方向の長さ(高さ)を「空隙幅」といい、g1又はg2で表記する。
ここで、補助部材20の本体10への嵌合方法について説明する。
図4は、補助部材20の第二のリブ23を本体10のスリット14に嵌合させる場合の着脱方法を示す外観斜視図であり、図5は、補助部材20の第一のリブ22及び第二のリブ23の構成を示す右方向から見た側面図である。また、図6は、本体10に形成されたスリット14の間隙幅と、補助部材20に形成された第一のリブ22及び第二のリブ23の嵌合幅の関係を示す図であり、図6(a)は、図1のA−A線による断面図、図6(b)は、図1のB−B線による断面図である。ここで、図1のA−A線は、突起片15のない位置(以下、第一の位置という)、図1のB−B線は、突起片15のある位置(以下、第二の位置という)である。
リブ24は、図5に示すように、凹みが形成されるようなR状に曲折して突出しており、その先端は嵌合幅d1となっている。一方、本体10の背面プレート12のスリット14は、図6(a)に示すように、突起片15のない第一の位置においては、間隙幅g1を有しており、突起片15のある第二の位置においては、間隙幅g2(<g1)を有している。本実施形態では、スリット14の間隙幅とリブ24の嵌合幅の間には、g1>d1かつg2<d1の関係があり、また、第二の位置の突起片15は、リブ24の凹みと嵌合するようにR状に突出しているので(図6(b)参照)、図4に示すように、補助部材20を本体10に嵌合する場合には、図4(a)に示すように、補助部材20のリブ24を背面プレート12に対して第二の位置から挿入し(図6(a)参照)、その後、図4(b)に示すように、補助部材20を背面プレート12の第一の位置にスライドさせていくことにより、挿入が容易となり、かつ本体10と補助部材20をしっかりと密着させて固定することが可能となっている。
<結合状態のバリエーション>
次に、図7〜図10を用いて、結合状態のバリエーションについて説明する。
図7は、補助部材20の第一のリブ22を背面プレート12の内側(前面プレート11と対向する面の方向)からスリット14に挿入した場合の結合状態(以下、第1の結合状態という)である。この第1の結合状態では、前面プレート11と背面プレート12の離間距離がL1より短くなるので、第1の結合状態は、例えば、厚さが薄い書籍Bを保持する場合に好適である。このように、本実施形態の結合状態では、補助部材20を書籍Bの厚さの調節に使うことができる。図9(a)は、第1の結合状態を右方向から見た側面図である。
なお、補助部材20の第一のリブ22を背面プレート12の外側(前面プレート11と対向する面と反対側の面の方向)からスリット14に挿入することも、勿論可能であり、この結合状態を第2の結合状態という。図9(a)は、第2の結合状態を右方向から見た側面図である。この第1の結合状態及び第2の結合状態は、コンパクトに一体化された結合状態となっているので、例えば、ページホルダー1を携行する場合に好適な使用形態である。
図8は、補助部材20の第二のリブ23を背面プレート12の外側からスリット14に挿入した場合の結合状態(以下、第3の結合状態という)である。第3の結合状態では、補助部材20が本体10を斜めに立設させる支持部材となるので、第3の結合状態は、例えば、机上において書見台として用いる場合に好適である。図10(a)は、第3の結合状態を右方向から見た側面図である。
なお、第3の結合状態では、底面プレート13側を地面に接触させて本体10を支持しているが、本体10の天地方向を逆転させて本体10を支持するようにしてもよい。この本体10の天地方向を逆転させて本体10を支持する状態を第4の結合状態という。図10(b)は、第4の結合状態を右方向から見た側面図である。第4の結合状態は、書籍B自体が地面に接触して本体10を支持するので、例えば、ハードカバーなど紙質が硬い大型の本(具体的には、料理本や写真集などの写真や図版を中心にした本)を机上において閲覧する場合に好適である。
このように本実施の形態のページホルダー1は、第3の結合状態及び第4の結合状態において、ブックスタンドにもなる。
なお、図9及び図10では、補助部材20の嵌合方法の相違を明確にするために、補助部材20に色を付している。
以上、本実施の形態のページホルダー1によれば、簡単な構成にて机上で使えるとともに携行しても使え、携行する場合にはいかなる姿勢であっても実用に耐えうる、つまり立った状態や寝た状態であっても手や腕が疲れることなく長時間片手にて見開きページを保持することができる。また、本実施の形態のページホルダー1によれば、補助部材20を用いることにより、簡易なブックスタンドとして利用することもできる。
<その他の変形例>
なお、上記実施の形態においては、前面プレート11を透明又は透光性を有する合成樹脂としたが、これに加えて、背面プレート12及び底面プレート13を透明又は透光性を有する合成樹脂としてもよい。つまり、本体10全体を透明又は透光性を有する合成樹脂としてもよい。また、本体10全体だけでなく、補助部材20を透明又は透光性を有する合成樹脂としてもよい。
また、上記実施の形態では、ページホルダー1の大きさを文庫本などの小型書籍を好適な大きさとして説明したが、大型の本を対象とする場合には、適宜ページホルダー1の大きさを変更すればよい。
また、上記実施の形態では、前面プレート11の左右方向の長さ(横幅)と背面プレート12の左右方向の長さ(横幅)を同一としたが、これに限定されるものではない。前面プレート11の横幅と背面プレート12の横幅を異なるようにしてもよい。また、補助部材20の補助プレート21の大きさを略同一の大きさとしたが、これに限定されるものではない。使用目的に応じてその寸法は適宜変更が可能である。
<実施の形態のまとめ>
以上に述べた実施の形態に係るページホルダー1によれば、透明又は透光性を有し、一の方向(例えば、図1に示す上下方向)に第一の長さ、及び該一の方向に直交する第二の方向(例えば、図1に示す左右方向)に第二の長さを有する略矩形状の前面プレート11と、前記前面プレート11と所定の間隔L1を隔てて略平行に配置され、前記一の方向に前記第一の長さよりも長い第三の長さ、及び前記第二の方向に前記第二の長さを有する略矩形状の背面プレート12と、前記前面プレート11及び前記背面プレート12のそれぞれに略直交し、前記前面プレート11の前記第二の方向の一辺の少なくとも一部(例えば、図1の下辺の一部)と前記背面プレート12の前記第二の方向の一辺の少なくとも一部(例えば、図1の下辺の一部)とを連結するように形成された底面プレート13と、を備えたページホルダー1であって、見開き状態の書籍Bの両ページに亘る一部(図2に示す書籍Bの下方中央におけるノド近傍)は、前記前面プレート11及び前記背面プレート12の両面全体から押圧されて、前記前面プレートと前記背面プレートの間に挟持される、ことを基本的構成とする。
この基本的構成によれば、前面プレート11と背面プレート12の間に見開き状態の書籍Bの一部が挟持されて固定されるので、ページホルダー1の前面プレート11と背面プレート12を把持すれば、簡単な構成にて、いかなる姿勢であっても手や腕が疲れることなく長時間片手で見開きページを保持することができる。また、前面プレート11は透明又は透光性を有しているので、前面プレート11側から書籍Bの見開き両ページ全体を視認でき、読書に支障をもたらすことはない。
また、上記基本的構成において、前記見開き状態の書籍Bは、前記前面プレート11のほぼ全面及び前記背面プレート12のほぼ全面と接した状態であり、前記書籍Bの両側のページが挟持されている第一の状態(例えば、図3(a)の状態)と、前記前面プレートの一部及び前記背面プレートの一部と接した状態であり、前記書籍のいずれかの一方の片側のページが挟持されている第二の状態(例えば、図2の状態)と、を有し、前記前面プレート及び前記背面プレートの一端を中心に、前記第一の状態と前記第二の状態の間を回動自在に構成されている、ことを第一の好適な構成とする。
この第一の好適な構成によれば、書籍Bにページホルダー1を簡単に着脱することができるので、ページ捲りも容易である。
また、上記基本的構成又は第一の好適な構成において、前記前面プレート11と略同一の大きさ及び形状を有する補助部材20をさらに有し、前記補助部材20は、プレート面上に、前記プレート面と垂直な方向に突出して前記第二の方向に延設された第一のリブ22を備え、プレート側面上に、前記プレート面と平行な方向に突出して前記第二の方向に延設された第二のリブ23を備え、前記背面プレート12は、前記第二の方向に延設されたスリット14を有し、前記第一のリブ22及び前記第二のリブ23は、ともに前記スリット14に嵌合可能に構成されている、ことを第二の好適な構成とする。
この第二の好適な構成によれば、補助部材2をページホルダー1に装着することが可能なので、種々のオプション的な機能を持つことができる。
また、第二の好適な構成において、前記第一のリブ22は、前記背面プレート12の前記前面プレート11と対向する面の方向(以下、A方向)、及び前記背面プレート12の前記前面プレート11とが対向する面とは反対側の面の方向(以下、B方向)のいずれの方向からでも前記スリット14に嵌合可能に構成され、前記第一のリブ22が、前記A方向又は前記B方向から前記スリット14に嵌合された場合には、前記補助部材20は、前記背面プレート14に平行に重ねられた状態である、ことを第三の好適な構成とする。
この第三の好適な構成によれば、補助部材20を第一のリブ22を用いてページホルダー1に一体化させる場合には、補助部材20を厚さの調整に用いることができる。すなわち、厚さの薄い書籍Bに好適である。また、補助部材20を装着しても邪魔にならないので、ページホルダー1を容易に携行することができる。
また、第二の好適な構成又は第三の好適な構成において、前記第二のリブ23は、前記背面プレート12の前記前面プレート11と対向する面とは反対側の面の方向(以下、B方向)から前記スリット14に嵌合可能に構成され、前記第二のリブ23が、前記B方向から前記スリット14に嵌合された場合には、前記補助部材20は、前記背面プレート12を支持する支持部材として機能する、ことを第四の好適な構成とする。
この第四の好適な構成によれば、補助部材20を第二のリブ23を用いてページホルダー1に一体化させる場合には、ページホルダー1は補助部材20に支持されるので、机上において書見台として用いることができる。すなわち、簡易なブックスタンドとして利用することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は、上述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができ、そのような変形や変更を伴うものもまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 ページホルダー
10 本体
11 前面プレート
12 背面プレート
13 底面プレート
14 スリット
15 嵌合突起
20 補助部材
21 嵌込プレート
22 第一のリブ
23 第二のリブ

Claims (4)

  1. 透明又は透光性を有し、一の方向に第一の長さ、及び該一の方向に直交する第二の方向に第二の長さを有する略矩形状の前面プレートと、
    前記前面プレートと所定の間隔を隔てて略平行に配置され、前記一の方向に前記第一の長さよりも長い第三の長さ、及び前記第二の方向に前記第二の長さを有する略矩形状の背面プレートと、
    前記前面プレート及び前記背面プレートのそれぞれに略直交し、前記前面プレートの前記第二の方向の一辺の少なくとも一部と前記背面プレートの前記第二の方向の一辺の少なくとも一部とを連結するように形成された底面プレートと、
    を備えたページホルダーであって、
    見開き状態の書籍の両ページに亘る一部は、前記前面プレート及び前記背面プレートの両面全体から押圧されて、前記前面プレートと前記背面プレートの間に挟持され
    前記前面プレートと略同一の大きさ及び形状を有する補助プレートをさらに有し、
    前記補助プレートは、
    プレート面上に、前記プレート面と垂直な方向に突出して前記第二の方向に延設された第一のリブを備え、
    プレート側面上に、前記プレート面と平行な方向に突出して前記第二の方向に延設された第二のリブを備え、
    前記背面プレートは、
    前記第二の方向に延設されたスリットを有し、
    前記第一のリブ及び前記第二のリブは、ともに前記スリットに嵌合可能に構成されている、
    ことを特徴とするページホルダー。
  2. 請求項1記載のページホルダーであって、
    前記見開き状態の書籍は、
    前記前面プレートのほぼ全面及び前記背面プレートのほぼ全面と接した状態であり、前記書籍の両側のページが挟持されている第一の状態と、
    前記前面プレートの一部及び前記背面プレートの一部と接した状態であり、前記書籍のいずれかの一方の片側のページが挟持されている第二の状態と、
    を有し、
    前記前面プレート及び前記背面プレートの一端を中心に、前記第一の状態と前記第二の状態の間を回動自在に構成されている、
    ことを特徴とするページホルダー。
  3. 請求項1又は2記載のページホルダーであって、
    前記第一のリブは、前記背面プレートの前記前面プレートと対向する面の方向(以下、A方向)、及び前記背面プレートの前記前面プレートとが対向する面とは反対側の面の方向(以下、B方向)のいずれの方向からでも前記スリットに嵌合可能に構成され、
    前記第一のリブが、前記A方向又は前記B方向から前記スリットに嵌合された場合には、前記補助プレートは、前記背面プレートに平行に重ねられた状態である、
    ことを特徴とするページホルダー。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のページホルダーであって、
    前記第二のリブは、前記背面プレートの前記前面プレートと対向する面とは反対側の面の方向(以下、B方向)から前記スリットに嵌合可能に構成され、
    前記第二のリブが、前記B方向から前記スリットに嵌合された場合には、前記補助プレートは、前記背面プレートを支持する支持部材として機能する、
    ことを特徴とするページホルダー。
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