JP5103564B1 - デスプレイパネル斜設用カバーパネル - Google Patents
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Abstract
【課題】斜めにデスプレイパネルを保持するためのカバーパネルを提供すること。
【解決手段】
カバーパネルは、情報表示手段(たとえばペーパーフオルダ、ペーパーバインダー、本、電子ディスプレイ)によって使用される。カバーパネルは、主接合部でデスプレイパネルに接続されている。カバーパネルは、副接合部で上部と下部とに分割されている。カバーパネルが開かれる時、スイングされた下部は机上に延在される。下部及び副接合部は省略されることができる。
【選択図】図1
【解決手段】
カバーパネルは、情報表示手段(たとえばペーパーフオルダ、ペーパーバインダー、本、電子ディスプレイ)によって使用される。カバーパネルは、主接合部でデスプレイパネルに接続されている。カバーパネルは、副接合部で上部と下部とに分割されている。カバーパネルが開かれる時、スイングされた下部は机上に延在される。下部及び副接合部は省略されることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、デスプレイパネルを斜めに保持するためのカバーパネルに関し、特にパネルスタンドを兼ねるカバーパネルに関する。
ペーパー、本、電子デスプレイにとって、表示面を斜めに保持することは好適である。本は、小説、絵本及び料理本を含む。一般に、ペーパースタンドやブックスタンドが、ペーパーや本を斜めに保持するために用いられる。たとえば、米国特許第4,555,128号はブックスタンドを提案している。けれども、従来のブックスタンドは、取扱い及び移動に不便であり、机の上を占有する。
本発明の目的は、デスプレイパネルを斜めに保持するためのカバーパネルを提供することである。本発明の他の目的は、カバーパネルからなる簡便なカバーパネルを提供することである。本発明のカバーパネルは、情報パネル(たとえばペーパーフオルダ、パーパーバインダー、本)により採用されることができる。さらに、電子ディスプレイをもつスマートフオン及びタブレットコンピュータは、本発明のカバーパネルを使用することができる。
主接合部によりデスプレイパネルに接続(締結)される本発明のカバーパネルは、長方形のデスプレイパネル(1)と本質的に同形に形成されてデスプレイパネルの表示面を保護し、更に、視聴のために主接合部の回りに回される。カバーパネルは上部と下部に分割され、上部及び下部は、副接合部で互いに接続(締結)される。デスプレイパネルが机上に斜めに置かれる時、下部はスイングされる。上部がデスプレイパネルと直角に延在することが好適である。
デスプレイパネルが机上に斜めに置かれる時、カバーパネルの下部は机トップに沿って延在する。したがって、デスプレイパネルを覆い、保護するカバーパネルは更に、机上に立っているデスプレイパネルを斜めに支持する。その結果、ユーザーは、デスプレイパネルの斜めの姿勢を保つために、従来のスタンドを取り扱ったり、持ち運ぶ必要がない。
好適態様によれば、カバーパネルは、カバーパネルとデスプレイパネルの間にまっすぐに延在する主接合部と平行して延在する第2の副接合部を有する。カバーパネルは、2つの副接合部によって互いに接続(締結)される4つの部分に分割される。したがって、デスプレイパネルは、2つの斜め姿勢をとることができる。
第1実施例
第1実施例が、図1-7を参照して説明される。図1は、バックカバー(デスプレイパネル)により立っているペーパーフオルダ1とフロントカバー2(カバーパネル)を示す模式斜視図である。図2は、ペーパーフオルダの開けられた形を示す立面図である。図3は、図2に示される開けられたペーパーフオルダを示す平面図である。図4は、図1に示されるところの立っているペーパーフオルダを示す平面図である。図5は、ペーパーフオルダの閉じている形を示す立面図である。図6は、図1に示されるところの立っているペーパーフオルダを示す側面図である。図7は、図1に示されるところの立っているペーパーフオルダを示す立面図である。
第1実施例が、図1-7を参照して説明される。図1は、バックカバー(デスプレイパネル)により立っているペーパーフオルダ1とフロントカバー2(カバーパネル)を示す模式斜視図である。図2は、ペーパーフオルダの開けられた形を示す立面図である。図3は、図2に示される開けられたペーパーフオルダを示す平面図である。図4は、図1に示されるところの立っているペーパーフオルダを示す平面図である。図5は、ペーパーフオルダの閉じている形を示す立面図である。図6は、図1に示されるところの立っているペーパーフオルダを示す側面図である。図7は、図1に示されるところの立っているペーパーフオルダを示す立面図である。
バックカバー1は、ペーパー4をクランプしているクランプ(ペーパーキーパー)を備えている。堅いバックカバー1は、所定厚さの厚紙ボードまたはプラスチック板で作られている。バックカバー1の最上部位に取り付けられたクランプ3は、クランプのためのバネ部材を備えている。クランプ3は、プラスチック部材または金属部材と作られる。どんなタイプのクランプ機構も使用されることができる。ペーパー4は、クランプ3でバックカバー1の内面1Cに載せられている。堅いフロントカバー2は、所定厚さの厚紙ボードまたはプラスチックプレートで製造されている。
フロントカバー2は、台形の上部21及び直角三角形の下部22を有している。上部21及び下部22は、互いに分離されている。上部21及び下部22が同方向へ延在する時、フロントカバー2は、長方形のバックカバー1と本質的に同形となる。上部21の下端21Aは、下部22の上端22Aに隣接している。
さらに、上部21の右端21Bは、バックカバー1の左端1Bに隣接している。図1は、上部21の内面21C、下部22の内面22C及びバックカバー1の内面1Cを示す。プラスチックのカバーシート5(図1には示されない)は、バックカバー1及びフロントカバー2の内面21C、22C及び1C及び外面の両方に接着される。プラスチックのカバーシート5が、バックカバー1及びフロントカバー2の内面21C、22C及び1C及び外面の一方に接着されることも可能である。
プラスチックカバーシート5は、主接合部51と副接合部52を形成している。主接合部51は、プラスチックカバーシート5の線形部分により構成されている。真っ直ぐに延在する主接合部51は、上部21の右端21B及びバックカバー1の左端1Bに隣接している。副接合部52は、斜めに延在するプラスチックカバーシート5の線形部分により構成されている。副接合部52は、上部21の下部の端21A及び下部22の上の端22Aに隣接している。
フロントカバー2の上部21は、端21B及び1Aの回りをスイング(回動)することができる。同様に、フロントカバー2の下部22は、端21A及び22Aの回りををスイング(回動)することができる。言い換えれば、上部21は、主接合部51に沿って延在する仮想軸100のまわりをX-X方向へ回動することができる。同様に、下部22は、副接合部52に沿って延在する仮想軸200のまわりをY-Y方向へ回動することができる。結局、プラスチックカバーシート5は、端1B、21B、21A及び22Aに沿って形成される2つのヒンジを構成している。結局、バックカバー1、上部21及び下部22は、プラスチックカバーシート5に粘着して締結されている。プラスチックカバーシート5の代わりにどんなヒンジ機構でも使用されることができる。
図1の中で、バックカバー1の下端1Dは、平らな机上6の上にある。下部22の外面は、平らな机上6の上にある。フロントパネル2の上部21とバックカバー1との間の角度は、ほぼ90度である。上部21と下部22との間の角度は、ほぼ90度である。したがって、ペーパーフオルダは、平らな机上6に斜めに立っている。ペーパー4は、バックパネル1の上に斜めに延在している。2つの端1Bと21Bの間に脊部を使用するも可能である。隣接する2つの端1B、21Bの間にプラスチックカバーシート5が所定の線形ギャップをもつならば、脊部はプラスチックカバーシート5で形成されることができる。
第2実施例
第2実施例が、図8を参照して説明される。図8は、バックカバー1及びフロントカバー2を含むハードカバーを有する開かれた本を示す略正面図である。本は、多くの紙片7をもつ。堅いバックカバー1と堅いフロントカバー2の構造は、図1-7に示されるペーパーフオルダのバックカバー1及びフロントカバー2と本質的に同形である。
第2実施例が、図8を参照して説明される。図8は、バックカバー1及びフロントカバー2を含むハードカバーを有する開かれた本を示す略正面図である。本は、多くの紙片7をもつ。堅いバックカバー1と堅いフロントカバー2の構造は、図1-7に示されるペーパーフオルダのバックカバー1及びフロントカバー2と本質的に同形である。
第3実施例
第3実施例が、図9を参照して説明される。図9は、堅いバックカバー1と堅いフロントカバー2をもつ開かれたペーパーフオルダの他を示す略正面図である。図9に示されるペーパーフオルダは、図1-7に示されるペーパーフオルダと、基本的に同じである。しかし、図9に示されるペーパーフオルダは、下部22及び副接合部52を有していない。
第3実施例が、図9を参照して説明される。図9は、堅いバックカバー1と堅いフロントカバー2をもつ開かれたペーパーフオルダの他を示す略正面図である。図9に示されるペーパーフオルダは、図1-7に示されるペーパーフオルダと、基本的に同じである。しかし、図9に示されるペーパーフオルダは、下部22及び副接合部52を有していない。
下部22の代わりに、図9に示されるペーパーフオルダは、厚紙板でできているベルト形の紙保持部(ペーパーキーパー)を有している。紙保持部8は、バックカバー1の内面1Cの下部に取り付けられる。紙保持部8の下端8Cは、バックカバー1の下端1Dに固着されている。さらに、紙保持部8の側端8A、8Bの一方又は両方は、バックカバー1の側端の一方または両方に固着されている。
紙保持部8の上端8dは、バックカバー1の内面1Cに固着されていない。ペーパー4は、紙保持部8とバックカバー1との間に形成されたポケットに挿入されている。フロントカバー2の上部21は、紙保持部8の上に横たわっている。したがって、ペーパーフオルダは、下部22を省略することにより本質的に一定の厚さをもつ。フロントカバー2は、斜めに延在する下端21Aを有している。フロントカバー2の内側端21Xは、フロントカバー2の外端21Yよりも長い。
第4実施例
第4実施例が、図10、11を参照して説明される。図10、11は、開かれたペーパーフオルダの他例を示す略正面図である。図10に示されるペーパーフオルダは、ペーパー4を保持している。しかし、図11に示されるペーパーフオルダはペーパー4を保持していない。図10、11に示されるペーパーフオルダは、バックカバー1で形成された紙保持部(紙キーパー)1eを有している。紙保持部1eは、U字形溝1fをバックカバー1の下部に形成することにより作られる。図10に示されるように、ペーパー4の下部は、U字形溝1fに挿入されている。したがって、ペーパー4はバックカバー1に載置されている。
第4実施例が、図10、11を参照して説明される。図10、11は、開かれたペーパーフオルダの他例を示す略正面図である。図10に示されるペーパーフオルダは、ペーパー4を保持している。しかし、図11に示されるペーパーフオルダはペーパー4を保持していない。図10、11に示されるペーパーフオルダは、バックカバー1で形成された紙保持部(紙キーパー)1eを有している。紙保持部1eは、U字形溝1fをバックカバー1の下部に形成することにより作られる。図10に示されるように、ペーパー4の下部は、U字形溝1fに挿入されている。したがって、ペーパー4はバックカバー1に載置されている。
第5実施例
第5実施例が、図12、13を参照して説明される。図12は、タブレット形式の開けられたハンディ・コンピュータ10を示す略正面図である。図13は、斜めに立っているタブレットコンピュータ10を示す。タブレットコンピュータ10は、フラットな電子ディスプレー11を有フロントカバー(カバーパネル)2は、主接合部51と平行に延在する第2の副接合部53を有している。
第5実施例が、図12、13を参照して説明される。図12は、タブレット形式の開けられたハンディ・コンピュータ10を示す略正面図である。図13は、斜めに立っているタブレットコンピュータ10を示す。タブレットコンピュータ10は、フラットな電子ディスプレー11を有フロントカバー(カバーパネル)2は、主接合部51と平行に延在する第2の副接合部53を有している。
したがって、第2の副接合部53は、上部21を内側部分21Aと外側部分21Bとに分割している。さらに、第2の副接合部53は、下部22を内側部分22Aと外側部分22Bとに分割している。外側部分21B、22Bは、第2の副接合部53に沿って延在する仮想軸300のまわりをZ-Z方向へ一緒に回動することができる。下部22A、22Bがスイングされる時、タブレットコンピュータ10は縦の姿勢を取る。。
第6実施例
第6実施例が、図14、15を参照して説明される。図14は、他のペーパーフオルダを示す斜視図である。図15は、このペーパーフオルダの立っている姿勢を示す立面図である。図14において、ペーパーフオルダは、部分的に開かれている。図15において、ペーパーフオルダは、完全に開かれている。
第6実施例が、図14、15を参照して説明される。図14は、他のペーパーフオルダを示す斜視図である。図15は、このペーパーフオルダの立っている姿勢を示す立面図である。図14において、ペーパーフオルダは、部分的に開かれている。図15において、ペーパーフオルダは、完全に開かれている。
堅いペーパーフオルダは、バックカバー1とフロントカバー2とセンターカバー9とを有している。それらは、各々、本質的に同じサイズを有している。図14、15に示されるペーパーフオルダは、センターカバー9以外は、図1-7に示されるペーパーフオルダと同じである。センターカバー9は、フロントカバー(カバーパネル)とバックカバー1との間に追加されている。センターカバー9は、第2の表示面を有している。したがって、ペーパーフオルダは、広い表示面をもつことができる。
Claims (7)
- カバーパネル(2)をスイング可能な主接合部(51)を通じてデスプレイパネル(1)に接続されるデスプレイパネル斜設用カバーパネルにおいて、
カバーパネル(2)は、上部(21)、下部(22)及び副接合部(52)を有し、
上部(21)を下部(22)に接続する副接合部(52)は、下部(22)をスイング可能であり、
カバーパネル(2)は、上部(21)及び下部(22)が同方向へ延在する時に長方形のデスプレイパネル(1)と本質的に同形に形成されてデスプレイパネル(1)の表示面としての内面(1C)を被覆保護し、かつ、カバーパネル(2)を開いて机上に載置することでデスプレイパネル(1)を机上(6)に斜設できるように構成されていることを特徴とするデスプレイパネル斜設用カバーパネル。 - 上部(21)の形は、本質的に台形であり、
下部(22)の形は、本質的に直角三角形であり、
副接合部(52)は、下部(22)の上端(22A)を上部(21)の下端(21A)に接続する請求項1記載のカバーパネル。 - カバーパネル(2)は、デスプレイパネル(1)としてのバックカバーを有するペーパーフオルダのフロントカバーにより構成されている請求項1記載のカバーパネル。
- バックカバーは、ペーパー(4)を保持するためのペーパーキーパー(3、8、1e)を有する請求項3記載のカバーパネル。
- カバーパネル(2)は、ハードカバー形式の本のフロントカバーにより構成されている請求項1記載のカバーパネル。
- カバーパネル(2)は、電子デスプレイ(11)をもつ電子装置(10)に取り付けられている請求項1記載のカバーパネル。
- カバーパネル(2)は、電子装置(10)とカバーパネル(2)との間にまっすぐに延在する主接合部(51)と平行に延在する第2の副接合部(53)を有し、
第2の副接合部(53)は、上部(21)を内側部分(21A)と外側部分(22B)とに分割し、
第2の副接合部(53)は、さらに下部(22)を内側部分(22A)と外側部分(22B)とに分割する請求項6記載のカバーパネル。
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