JP2010122300A - 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像剤による装置の汚れを低減すること。
【解決手段】現像剤保持体(Ga)を支持し且つ現像剤収容室(V2)に接続された保持体収容室(V1)とを有する現像剤収容容器(V)と、現像剤収容室(V2)内に配置され、現像剤収容室(V2)内の現像剤を現像剤保持体(Ga)に向けて搬送する現像剤搬送部材(Gc)であって、回転軸(1)と、重複範囲(A)に対応する第1重複部(2b)を有する第1搬送部材(2)と、回転軸(1)に支持された重複範囲(A)外の第2搬送部材本体(2a)と第2搬送部材本体(2a)から重複範囲(A)まで延び且つ回転軸(1)に対して移動自由に構成され且つ第1重複部(2b)の回転方向上流側に隣接して配置された第2重複部(3b)とを有する第2搬送部材(3)とを有する現像剤搬送部材(Gc)とを備えたことを特徴とする現像装置(G)。
【選択図】図5

Description

本発明は、現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置では、感光体表面に形成された潜像を現像装置で現像し、現像された可視像を媒体に転写、定着することで画像形成を行っている。前記現像装置には、現像剤を攪拌しながら搬送する現像剤搬送部材等が配置されている。
前記現像剤搬送部材等を備えた現像装置に関して、以下の特許文献1,2に記載の技術が従来公知である。
特許文献1としての特許第3271848号明細書には、円筒状のトナーボックス(26)内に配置されたアジテータ(52)についての技術が記載されている。前記特許文献1では、前記アジテータ(52)は、前記トナーボックス(26)の水平長手方向に回転可能に支持された回転軸(53)と、前記回転軸(53)から半径外方向に延び、且つ、可撓性を有するフィルムによって構成された一対の第1攪拌部材(55,55)と第2攪拌部材(56)とを有する。
なお、前記特許文献1では、前記第1攪拌部材(55,55)と、前記第2攪拌部材(56)とのなす角が所定の角度(例えば、90°)となるように予め設定されている。すなわち、前記第1攪拌部材(55,55)と、前記第2攪拌部材(56)とが、回転方向に対して位相をずらして配置されている。
また、前記特許文献1では、前記トナーボックス(26)からトナー(62)を放出するトナー放出口(43)に対応する水平長手方向としての軸方向の中央部から離れる方向に進むに連れて、前記第1攪拌部材(55,55)の半径方向の長さ(R1,R2)が短くなるように予め設定されている。すなわち、軸方向中央部付近の半径外方向の長さ(R1)と、軸方向両端部の半径方向の長さ(R2)とについて、R1>R2が成立するように予め設定されている。
また、特許文献2としての特開2002−6708号公報には、画像形成装置(100)のクリーニング装置(3)およびトナーリサイクル装置(1)おいて、トナーを搬送する搬送装置を構成する搬送手段の一例としてのスクリューコンベア(7,8,30)についての技術が記載されている。前記特許文献2には、前記スクリューコンベア(7,8,30)の回転軸(62)を弾性体で構成することにより、前記回転軸(62)を弾性変形させて、前記スクリューコンベア(7,8,30)全体を変形させて、前記スクリューコンベア(7,8,30)に付着したトナーをふるい落とす技術が記載されている。
すなわち、前記特許文献2には、現像装置(2,51)の現像ロール(12,53)に隣接する攪拌スクリュー(11,52)以外の前記スクリューコンベア(7,8,30)について、前記スクリューコンベア(7,8,30)を軸方向と異なる方向に変形させて、付着したトナーの溜まり、凝集、詰まり等を防止する技術が記載されている。
特許第3271848号明細書(「0015」〜「0034」、図1〜図8) 特開2002−6708号公報(要約書、「0015」〜「0023」、図1〜図5)
本発明は、現像剤による装置の汚れを低減することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1記載の発明の現像装置は、
現像剤を収容する現像剤収容室と、表面に前記現像剤を保持して回転する現像剤保持体を支持し且つ前記現像剤収容室に接続された保持体収容室とを有する現像剤収容容器と、
前記現像剤収容室内に配置され、前記現像剤収容室内の前記現像剤を前記現像剤保持体に向けて搬送する現像剤搬送部材であって、
前記現像剤保持体に沿って延びる回転軸と、
前記回転軸の軸方向内側に予め設定された重複範囲の軸方向一端から前記回転軸の軸方向他端部まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第1搬送部材であって、前記重複範囲に対応する第1重複部を有する前記第1搬送部材と、
前記重複範囲の軸方向他端から前記回転軸の軸方向一端部まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第2搬送部材であって、前記回転軸に支持された前記重複範囲外の第2搬送部材本体と、前記第2搬送部材本体から前記重複範囲の軸方向他端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第1重複部の回転方向上流側に隣接して配置された第2重複部とを有する前記第2搬送部材と、
を有する前記現像剤搬送部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現像装置において、
前記回転軸に支持された前記重複範囲外の第1搬送部材本体と、前記第1搬送部材本体から前記重複範囲の軸方向一端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第2重複部の回転方向下流側に隣接して配置された前記第1重複部とを有する前記第1搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の現像装置において、
前記重複範囲の軸方向他端から軸方向一端に進むに連れて、回転軸上流側から回転軸下流側に離れるように斜めに配置された前記第1重複部、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置において、
前記重複範囲の軸方向一端から軸方向他端に進むに連れて、回転軸下流側から回転軸上流側に離れるように斜めに配置された前記第2重複部、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の現像装置において、
前記第2重複部の軸方向一端部が、前記重複範囲外である前記第2搬送部材本体の軸方向他端部まで延びて形成された前記第2搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項6記載の発明の現像装置は、
現像剤を収容する現像剤収容室と、表面に前記現像剤を保持して回転する現像剤保持体を支持し且つ前記現像剤収容室に接続された保持体収容室とを有する現像剤収容容器と、
前記現像剤収容室内に配置され、前記現像剤収容室内の前記現像剤を前記現像剤保持体に向けて搬送する現像剤搬送部材であって、
前記現像剤保持体に沿って延びる回転軸と、
前記回転軸の軸方向内部に予め設定された第1重複範囲の軸方向他端から前記回転軸の軸方向一端部まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第1搬送部材であって、前記第1重複範囲に対応する第1重複部を有する前記第1搬送部材と、
前記回転軸の軸方向内部且つ前記第1重複範囲の軸方向他端側に離れた位置に予め設定された第2重複範囲の軸方向一端から前記回転軸の軸方向他端部まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第2搬送部材であって、前記第2重複範囲に対応する第2重複部を有する前記第2搬送部材と、
前記第1重複範囲の軸方向一端から第2重複範囲の軸方向他端まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第3搬送部材であって、前記回転軸に支持された前記各重複範囲外の第3搬送部材本体と、前記第3搬送部材本体から前記第1重複範囲の軸方向一端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第1重複部の回転方向上流側に隣接して配置された第1被重複部と、前記第3搬送部材本体から前記第2重複範囲の軸方向他端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第2重複部の回転方向上流側に隣接して配置された第2被重複部と、を有する前記第3搬送部材と、
を有する前記現像剤搬送部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の現像装置において、
前記回転軸に弾性部材を介して支持された前記第3搬送部材本体、
を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載の現像装置において、
前記回転軸に支持された前記第1重複範囲外の第1搬送部材本体と、前記第1搬送部材本体から前記第1重複範囲の軸方向他端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第1被重複部の回転方向下流側に隣接して配置された前記第1重複部とを有する前記第1搬送部材と、
前記回転軸に支持された前記第2重複範囲外の第2搬送部材本体と、前記第2搬送部材本体から前記第2重複範囲の軸方向一端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第2被重複部の回転方向下流側に隣接して配置された前記第2重複部とを有する前記第2搬送部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の現像装置において、
前記回転軸の軸方向内部と対応する位置に、前記現像剤収容室と前記保持体収容室との間の接続部から回転方向上流側に向けて延びる凸部が形成された前記現像剤収容室、
を備えたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の現像装置において、
回転方向上流側から回転方向下流側に進むに連れて、前記凸部の高さが高くなるように形成された前記現像剤収容室、
を備えたことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載の現像装置において、
前記重複範囲と対応する位置に、前記凸部が形成された前記現像剤収容室、
を備えたことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1ないし11のいずれかに記載の現像装置において、
薄膜状の薄膜部材により構成されて、前記回転軸から半径方向外方に延びる前記各搬送部材であって、前記薄膜部材の半径方向外端部から半径方向内側にかけて延びる切れ込みが形成された前記各搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項13記載の発明の像保持体ユニットは、
表面に潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の現像装置と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項14記載の発明の画像形成装置は、
表面に潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の現像装置と、
前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写器と、
前記媒体表面の可視像を定着させる定着装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1、6、13、14に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、現像剤による装置の汚れを低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記第1重複部の回転方向の位相を、前記第1搬送部材本体より回転方向上流側に遅らせることができ、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記各搬送部材が撓んだ状態から復元する際に発生する空気の流れを分散させることができ、トナーが前記回転軸の軸方向両端部で強く噴き出されることを低減できる。
請求項3に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第1重複部の回転方向の位相を、前記第2重複部より回転方向下流側に進ませることができ、前記各重複部の弾性復元の時期を分散させることができ、前記各重複部におけるトナーの負荷を低減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第2重複部の回転方向の位相を、前記第1重複部より回転方向上流側に遅らせることができ、前記各重複部の弾性復元の時期を分散させることができ、前記各重複部におけるトナーの負荷を低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記第2重複部の回転方向の位相を、前記第2搬送部材本体より回転方向上流側に遅らせることができ、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記各搬送部材が撓んだ状態から復元する際に発生する空気の流れを分散させることができ、トナーが前記回転軸の軸方向両端部で強く噴き出されることを低減できる。また、請求項5に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記第2重複部が、前記第1重複部より回転方向上流側に位相を遅らせることができ、前記各重複部の弾性復元の時期を分散させることができ、前記各重複部におけるトナーの負荷を低減することができる。
請求項7に記載の発明によれば、前記回転軸の軸方向内側に配置された前記第3搬送部材の回転方向の位相を、前記回転軸の軸方向外側に配置された前記第1搬送部材および前記第2搬送部材より回転方向上流側に遅らせることができ、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記各搬送部材が撓んだ状態から復元する際に発生する空気の流れを分散させることができ、トナーが前記回転軸の軸方向両端部で強く噴き出されることを低減できる。
請求項8に記載の発明によれば、前記各重複部の回転方向の位相を、前記各搬送部材本体より回転方向上流側に遅らせることができ、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記各搬送部材が撓んだ状態から復元する際に発生する空気の流れを分散させることができ、トナーが前記回転軸の軸方向両端部で強く噴き出されることを低減できる。
請求項9〜11に記載の発明によれば、前記各重複部の回転方向の位相を、前記各搬送部材本体より回転方向上流側に確実に遅らせることができる。
請求項12に記載の発明によれば、前記各搬送部材の軸方向両端部と前記切れ込みとの間に挟まれた各部において、軸方向両端部の回転方向の位相を軸方向中央部より回転方向上流側に遅らせることができ、本発明の構成を有しない場合に比べて、前記各搬送部材が撓んだ状態から復元する際に発生する空気の流れを分散させることができ、トナーが前記回転軸の軸方向両端部で強く噴き出されることを低減できる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、実施例1の画像形成装置としてのプリンタUは、画像形成装置本体の一例としてのプリンタ本体U1と、プリンタ本体U1に対して着脱可能に支持された像保持体ユニットの一例としてのプロセスカートリッジU2及び定着ユニットU3とを有する。
実施例1の前記プリンタ本体U1はマイクロコンピュータにより構成された制御部の一例としてのコントロールCと、コントロールCにより作動を制御される画像情報変換部IPS、いわゆる、イメージプロセッシングシステム、潜像形成装置駆動回路の一例としてのレーザ駆動回路DL、および電源装置E等を有している。
前記電源装置Eは、後述の帯電装置CC、現像ロールGaおよび転写器の一例としての転写ロールTr等にバイアス電圧を印加する。
また、前記画像情報変換部IPSは、外部の情報処理装置の一例としてのホストコンピュータ等から入力された印字情報の一例としての印字データを潜像形成用の画像情報の一例としての画像データに変換して予め設定された所定の時期、いわゆる、タイミングでレーザ駆動回路DLに出力する。レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じてレーザ駆動信号を潜像形成装置の一例としての潜像書込装置ROSに出力する。
図2は本発明の実施例1のプロセスカートリッジの拡大説明図である。
図1、図2において、実施例1の前記プロセスカートリッジU2は、回転駆動する像保持体PR、帯電装置CC、いわゆる、スコロトロン、現像剤回収容器の一例としてのトナー回収容器CL、いわゆる、クリーナ、現像剤収容容器の一例としての現像容器Vおよび現像剤補給容器の一例としてのトナー補給容器THを有している。前記トナー補給容器TH内には、補給用の現像剤の一例としてのトナーが収容されており、トナーは撹拌部材TH1により撹拌され、現像剤補給口の一例としてのトナー補給口TH2から現像容器Vに補給される。なお、実施例1の前記トナー補給口TH2は、後述するレーザービームLの進路を避けるために、前記トナー補給容器TH内の前後両端部に配置されている。
前記現像容器V内部には、前記像保持体PR側に配置された保持体収容室V1と、前記トナー補給容器THのトナー補給口TH2に接続されて前記トナー補給口TH2から補給されたトナーを収容する現像剤収容室V2と、前記各収容室V1,V2どうしを接続する接続部V3とを有する。前記保持体収容室V1には、表面に前記トナーを保持して回転する現像剤保持体の一例としての現像ロールGaが回転可能に支持されている。また、現像ロールGaの上方、すなわち、現像ロールGaにおける前記像保持体PRの回転方向上流側には、現像ロールGa表面の現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材SKが設けられている。
また、前記現像剤収容室V2には、前記トナー補給口TH2から補給されたトナーの流入量を規制する流入量規制部材Gbと、前記流入量規制部材Gbにより前記現像剤収容室V2内に流入したトナーを前記現像ロールGa側に向けて搬送する現像剤搬送部材Gcとが回転可能に支持されている。
回転する前記像保持体PRの表面は、帯電領域Q1において前記帯電装置CCにより帯電され、潜像書込位置Q2において前記潜像書込装置ROSから出射する潜像書込光の一例としてのレーザビームLにより潜像の一例としての静電潜像が書き込まれる。前記静電潜像は現像領域Q3において現像ロールGaにより可視像の一例としてのトナー像に現像され、像保持体PR及び転写ロールTrとの圧接領域により形成される転写領域Q4において転写ロールTrにより媒体の一例としての記録シートSに転写される。像保持体PR表面の残留現像剤の一例としての残留トナーは、転写領域Q4の下流側に設定された清掃領域の一例としてのクリーニング領域Q5において清掃部材の一例としてのクリーニングブレードCBにより除去され、すなわち、擦り取られ、前記トナー回収容器CLに回収される。なお、前記クリーニングブレードCBの対向する側には、現像剤漏出防止部材の一例としてのフィルムシールFSが設けられており、前記フィルムシールFSは、前記トナー回収容器CL内に回収されたトナーが外にこぼれ出るのを防止する。
前記プリンタ本体U1の下部の給紙容器の一例としての給紙トレイTR1から、媒体取出部材の一例としてのピックアップロールRpにより取出された記録シートSは、媒体分離部材の一例としてのリタードロールおよび媒体供給部材の一例としての給紙ロールを有する媒体捌き部材の一例としてのさばきロールRsにより1枚づつ分離されて、シート搬送路SHに沿って配置された媒体搬送部材の一例としてのシート搬送ロールRaにより搬送され、転写領域Q4のシート搬送方向の上流側に配置された媒体調整部材の一例としてのレジロールRrにより予め設定された所定の時期、いわゆる、タイミングで、前記転写領域Q4に搬送される。
前記コントロールCにより動作が制御される電源装置Eから予め設定された所定のタイミングで転写バイアスが印加される転写ロールTrは、転写領域Q4を通過する記録シートSに像保持体PR上のトナー像を転写する。
前記転写領域Q4においてトナー像が転写された記録シートSは、トナー像が未定着の状態で前記定着ユニットU3に搬送される。前記定着ユニットU3は、前記記録シートSを加熱する加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhと、前記加熱ロールFhに対向する加圧ロールFpであって、前記加熱ロールFhとの圧接によって前記記録シートSを加圧する加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとを備えた定着装置Fを有し、前記各定着部材Fh,Fpの圧接領域によって定着領域Q6が形成される。前記定着ユニットU3に搬送された記録シートSは、定着領域Q6において定着装置Fの前記各定着部材Fh,Fpによりトナー像が加熱定着される。定着トナー像が形成された記録シートSは、媒体案内部材の一例としてのシートガイドSG1,SG2によって案内、すなわち、ガイドされ、媒体排出部材の一例としての排出ロールR1からプリンタ本体U1上面の媒体排出部の一例としての排出トレイTRhに排出される。
(現像剤搬送部材Gcの説明)
図3は本発明の実施例1の現像剤搬送部材の説明図であり、図3Aは現像剤搬送部材の拡大説明図であり、図3Bは図3AのIIIB線から見た現像剤搬送部材の拡大説明図である。
図3において、実施例1の前記現像剤搬送部材Gcは、前記現像ロールGaに沿って前後方向に延びる回転軸1と、前記回転軸1に支持されて軸方向他端部の一例としての後端から前方の軸方向中央部まで延びる第1搬送部材2と、前記回転軸1に支持されて軸方向一端部の一例としての前端から後方の軸方向中央部まで延びる第2搬送部材3とを有する。
なお、実施例1の前記各搬送部材2,3は、前記回転軸1から半径方向外方に延びており、可撓性を有する薄膜状の部材、いわゆる、フィルムにより構成されている。なお、実施例1の前記各搬送部材2,3は、樹脂材料を使用可能であり、例えば、ポリエチレンテレフタレート、いわゆる、PETにより構成することが可能である。
実施例1の前記第1搬送部材2は、前記回転軸1に支持された後側の第1搬送部材本体2aと、前記第1搬送部材本体2aの前端から前方に延び且つ前記回転軸1に対して移動自由に構成された第1重複部2bとを有する。
また、実施例1の前記第2搬送部材3は、前記回転軸1に支持された前側の第2搬送部材本体3aと、前記第2搬送部材本体3aの後端から後方に延び且つ前記回転軸1に対して移動自由に構成された第2重複部3bとを有する。また、前記第2搬送部材本体3aの前部には、前記現像剤収容室V2内のトナーを検出する図示しない現像剤検出部、いわゆる、トナーセンサに応じて半径方向の長さが長く形成された検出清掃部3cが配置されている。
図3Bに示すように、実施例1の前記第2重複部3bは、前端から後端に進むに連れて回転軸下流側から回転軸上流側に離れるように斜めに配置された下流側斜行部3b1と、前記下流側斜行部3b1の後端から前方且つ回転軸下流側に折り返して延びる係合部の一例としての折返部3b2とを有する。なお、実施例1では、前記折返部3b2の前端部が回転軸上流側から前記第1重複部2bに接触している。
また、実施例1では、図3Aに示すように、前記各搬送部材2,3の自由端部が下方に配置されている場合には、前記第2重複部3bは、前記第1重複部2bの右側に隣接して配置されている。すなわち、実施例1の前記回転軸1の軸方向中央部には、前記各重複部2b,3bが隣接して重複する重複範囲Aが予め設定されている。
なお、実施例1の前記第2重複部3bの前端部は、前記重複範囲A外である前方まで延びて形成されている。
また、実施例1の前記各搬送部材2,3は、軸方向中央部から軸方向両端部に離れるに連れて、半径方向の長さが短くなるように予め設定されている。すなわち、前記第1搬送部材2前端の基端部から自由端部までの半径方向の長さをR1とし、前記第1搬送部材2後端の基端部から自由端部までの半径方向の長さをR2とし、前記第2搬送部材3後端の基端部から自由端部までの半径方向の長さをR3とし、前記第2搬送部材3前端の基端部から自由端部までの半径方向の長さをR4とし、前記検出清掃部3cの基端部から自由端部までの半径方向の長さをR5とした場合に、R1>R2,R3>R5>R4が成立するように予め設定されている。なお、実施例1の前記現像剤搬送部材Gcでは、各長さR1〜R5どうしの差を小さくして、前記現像剤搬送部材Gcが前記接触部V3を超えて前記現像ロールGaと接触しないように予め設定されている。
また、図1、図2に示すように、実施例1の前記現像剤収容室V2の壁面の一例としての底面4は、前記回転軸1の下方が前後方向に延びる半円筒状に形成されており、前記回転軸1から前記底面4までの距離をR0とした場合に、R1>R2>R0,R3>R5>R4>R0が成立するように予め設定されている。
このため、前記回転軸1が回転して前記底面4と接触する際に、軸方向両端部に比べ、軸方向中央部が大きく撓んだ状態になる。よって、前記各搬送部材2,3は、軸方向中央部から軸方向両端に進むに連れて、左方、すなわち、回転方向下流側に進んだ状態で回転移動する。この結果、前記現像剤収容室V2の軸方向両端部に偏って流入した前記トナーが、軸方向中央部側に寄せられて、軸方向全域に渡って均一に分布した状態で前記現像ロールGaに搬送され易くなっている。
また、前記底面4と接触して撓んだ前記各搬送部材2,3は、前記底面4の回転方向下流端であって、前記現像剤収容室V2と前記接続部V3との間の境界4aに到達すると、撓みが解放されて弾性復元する。
また、図3において、前記回転軸1の後端には、歯車の一例としての駆動ギア6が支持されている。実施例1の前記駆動ギア6は、駆動部材の一例としての駆動モータMOの回転駆動により、前記回転軸1を回転させる。
前記現像容器V、前記現像ロールGa、前記流入量規制部材Gb、前記現像剤搬送部材Gc、前記駆動ギア6、前記駆動モータMO等により、実施例1の現像装置Gが構成されている。
(実施例1の作用)
図4は実施例1の作用説明図であり、図4Aは各搬送部材が撓んだ状態でトナーを搬送して接続部に放出する直前の現像容器内を上方から見たときの説明図であり、図4Bは図4AのIVB線から見た図3Bに対応する各搬送部材の説明図である。
図5は実施例1の作用説明図であり、図5Aは図4AのVA線から見た現像容器V内の拡大説明図であり、図5Bは図5Aの状態から回転軸が回転して各搬送部材の軸方向両端部が底面の左端を超えて接続部で開放された状態の説明図であり、図5Cは図5Bの状態から回転軸が回転して第1搬送部材が底面の左端を超えて接続部で開放された状態の説明図であり、図5Dは図5Cの状態から回転軸が回転して第2搬送部材が底面の左端を超えて接続部で開放された状態の説明図である。
前記構成を備えた実施例1の前記画像形成装置Uでは、画像形成動作、いわゆる、ジョブが実行される場合には、前記トナー補給容器TH内に収容されたトナーが、前記撹拌部材TH1および前記トナー補給口TH2を介して、前記現像容器V内に補給される。
前記現像容器V内に補給された前記トナーは、前記流入量規制部材Gbにより、前記現像剤収容室V2に流入して収容される。前記現像剤収容室V2内に収容された前記トナーは、前記現像剤搬送部材Gcにより、前記接続部V3を介して、前記保持体収容室V1内の前記現像ロールGaに搬送される。実施例1の前記現像剤収容室V2では、図4A、図5に示すように、前記現像剤搬送部材Gcの回転軸1が回転した場合には、各搬送部材2,3が前記底面4と接触して軸方向全域が撓んだ状態で前記トナーが搬送される。
ここで、1枚のフィルムが軸方向全域に渡って回転軸に固定支持された従来公知の現像剤搬送部材では、回転軸の軸方向内側については、軸方向両側にフィルムが連続しており、撓む際に前記軸方向両側で拘束されて撓みが小さくなり易い。これに対し、回転軸の軸方向両端部については、軸方向片側にのみ連続するフィルムがあるため、前記軸方向内側に比べ、撓み易くなっている。なお、実施例1の前記画像形成装置Uでは、前記流入量規制部材Gbによって流入したトナーは、軸方向両端部に偏った状態であるため、前記トナーの負荷についても、フィルムの軸方向両端部の撓みが大きくなり易い。
このため、回転軸の軸方向内側から軸方向外側に進むに連れて、フィルムが大きく撓み易くなっている。よって、この場合、回転軸の回転に伴って、フィルムが図2、図4A、図5に示す前記境界4aを越えて弾性復元する際に、回転軸の軸方向中央部から軸方向外端部に進むに連れて撓んだ状態になり易い。このとき、前記フィルムの弾性復元により発生する空気の流れ、いわゆる、エアフローが、回転軸の軸方向中央部から軸方向両端部に流れ易くなる。この結果、前記エアフローが前記回転軸を軸方向両端で支持する前記現像容器Vの外壁により、軸方向外端側への流れが遮られ、回転軸の軸方向両端部の隙間にエアフローが集中し易くなっていた。
したがって、従来公知の現像剤搬送部材では、回転軸の軸方向両端部に集中したエアでトナーが勢い良く噴き出され、前記現像ロールGa回転軸の軸方向両端部から前記現像容器V外に漏れ出したり、前記外壁の前記現像ロールGaの回転軸を支持する位置に配置された漏出防止部材、いわゆる、シール部材から前記外壁の軸方向外方に漏れ出したりし易くなっていた。この結果、漏れ出したトナーにより、前記現像装置G、前記プロセスカートリッジU2、前記画像形成装置U内や、前記シートS等が汚れ易くなっていた。
しかしながら、実施例1の前記現像剤搬送部材Gcは、前記回転軸1に支持された2枚のフィルム、すなわち、図3〜図5に示す前記各搬送部材2,3を有する。このため、図4Aに示すように、回転軸1の回転に伴って、フィルムが弾性復元する際に、2枚の前記各搬送部材2,3が、それぞれの軸方向中央部2a1,3a1から軸方向外端部2a2+2b,3a2+3bに進むに連れて撓んだ状態になり易くなっている。すなわち、実施例1では、撓み易いフィルムの軸方向両端部2a2+2b,3a2+3bが、前記各搬送部材2,3の軸方向両端部2a2+2b,3a2+3bにそれぞれ配置され、前記回転軸1の軸方向両端部(2a2,3a2)のみでなく、軸方向中央部(2b,3b)の前記重複領域Aもフィルムが撓み易くなっている。よって、回転軸1の軸方向両端部(2a2,3a2)と同様に、軸方向中央部(2b,3b)も撓み易く、弾性復元が遅れ易くなっており、弾性復元によって発生するエアフローが、前記回転軸1の軸方向両端部(2a2,3a2)と前記重複範囲Aが配置された軸方向中央部(2b,3b)とに向かい易く、分散され易くなっている。
また、2枚の前記各搬送部材2,3は、従来公知の1枚のフィルムの場合に比べ、軸方向中央部2a1,3a1から軸方向外端部2a2+2b,3a2+3bまでの長さが短くなる。このため、前記各搬送部材2,3それぞれの軸方向中央部2a1,3a1から軸方向外端部2a2+2b,3a2+3bに進むに連れて弾性復元して発生するエアフローの強さについても相対的に弱くなっている。
さらに、実施例1では、前記重複範囲Aに配置された各重複部2b,3bが、前記回転軸1に支持されておらず、前記回転軸1に対して移動自由に構成されている。よって、各重複部2b,3bは、前記各搬送部材本体2a,3aから離れる方向である軸方向中央部に進むに連れて、回転方向上流側に遅れ易くなっており、前記重複範囲Aのフィルムが軸方向両側のフィルムに対して回転方向上流側に遅れ易くなっている。
このため、実施例1の前記現像剤搬送部材Gcは、従来公知の現像剤搬送部材に比べ、エアフローが分散され且つ弱められ、トナーが回転軸1の軸方向両端部で強く噴き出されることが低減されている。
したがって、実施例1の前記画像形成装置Uでは、噴き出されたトナーにより、前記各装置G,U2,U内や、前記シートS等が汚れることが低減されている。
また、実施例1の前記第2重複部3bは、図3Bに示すように、前記下流側斜行部3b1および前記折返部3b2により、前記第1重複部2bに対して回転軸上流側に離れるように予め配置されている。また、前記第2重複部3bは、図3、図4Aに示すように、前記重複範囲Aを超えて前側、すなわち、前記第2搬送部材本体3a側に長く形成されており、前記第1重複部2bに比べ、軸方向の長さが長くなるように予め設定されている。したがって、前記第2重複部3bは、前記第1重複部2bに比べ、弾性復元する時期が遅れるように予め設定されている。
ここで、図4A、図5Aに示す状態から、前記回転軸1が回転すると、前記各搬送部材2,3の軸方向中央部2a1,3a1が、前記境界4aを越えて、前記軸方向中央部2a1,3a1が弾性復元して、撓みが解放される。また、前記回転軸1が回転に伴って、軸方向中央部2a1,3a1から軸方向両端部2a2,3a2まで、順次、前記境界4aを越えて弾性復元し、図5Bに示すように、前記各搬送部材本体2a,3a全体の撓みが解放された状態になる。
また、図5Bに示す状態から、前記回転軸1が回転すると、前記各搬送部材2,3の各重複部2b,3bが、前記各搬送部材本体2a,3a側から、順次、前記境界4aを越えて弾性復元し、図5Cに示すように、前記第1重複部2bの撓みが解放された状態になる。
さらに、図5Cに示す状態から、前記回転軸1が回転すると、図5Dに示すように、前記第2搬送部材3の第2重複部3bが前記境界4aを越えて弾性復元して撓みが解放される。
したがって、実施例1の前記画像形成装置Uでは、前記現像剤搬送部材Gcが、各搬送部材本体2a,3aの軸方向中央部2a1,3a1、軸方向両端部2a2,3a2、第1重複部2b、第2重複部3bの順に経時的に弾性復元して撓みが解放される。このため、回転軸に軸方向全域が支持されてほぼ同時期に弾性復元する従来公知の現像剤搬送部材に比べ、前記各搬送部材2,3におけるトナーの負荷が分散され、前記各搬送部材2,3の弾性復元による前記トナーの噴き出しがさらに低減される。
なお、前記駆動モータMOにより、前記回転軸1の後端に配置された前記駆動ギア6を介して、前記回転軸1が回転すると、搬送されるトナーからの反作用の力、すなわち、回転抵抗を受け、前記回転軸1の駆動側である後側が、前記回転軸1の従動側である前側に対して、回転方向下流側にネジレる。ここで、2枚の前記各搬送部材2,3は、従来公知の1枚のフィルムの場合に比べ、前記回転軸1に支持された軸方向の長さ、すなわち、軸方向一端(2a2,3a2)から軸方向他端(2b,3b)までの長さがそれぞれ短く形成されている。このため、図4Bの実線で示す前記各搬送部材2,3のネジレは、図4Bの破線で示す従来公知の1枚のフィルムのネジレに比べ、それぞれ相対的に小さくなっている。この結果、前記ネジレにより、前記第2搬送部材3が、前記第1搬送部材2より回転方向上流側に遅れることが低減されている。
次に、本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図6は本発明の実施例2の底面の凸部の説明図であり、図6Aは実施例1の図2に対応する本発明の実施例2のプロセスカートリッジの拡大説明図であり、図6Bは図6AのVIB線から見た凸部の要部拡大説明図である。
図6において、実施例2の前記底面4には、前記回転軸1の軸方向中央部と対応する位置に、前記境界4aから回転方向上流側に向けて延びる凸部4bが形成されている。なお、実施例2の前記凸部4bの高さは、回転方向上流側から前記境界4aに進むに連れて、高くなるように予め設定されている。すなわち、実施例2では、図6Aに示すように、前記回転軸1と前記凸部4bの上端との間の半径方向の距離が、前記境界4aで最短となるように予め設定されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の前記画像形成装置Uでは、ジョブが実行され、前記回転軸1が回転すると、前記各搬送部材2,3が前記底面4上を撓んだ状態で回転方向上流側から前記境界4aまで移動する。このとき、図6に示す前記凸部4b上を、図3、図4に示す前記重複領域Aが通過する際に、前記重複領域Aの各重複部2b,3bがさらに撓む。よって、各重複部2b,3bが、各搬送部材本体2a,3aに比べ、回転方向上流側に遅れた状態となり、弾性復元する時期が遅くなる。この結果、実施例2の前記画像形成装置Uでは、前記各搬送部材2,3の弾性復元による前記トナーの噴き出しの時期が軸方向で分散され易くなっている。
なお、実施例2の前記凸部4bは、回転方向上流側から前記境界4aに進むに連れて、高くなり、前記回転軸1との半径方向の距離が前記境界4aで最短となるように形成されているため、弾性復元する直前に、回転方向上流側に遅れるようになっている。すなわち、実施例2の前記各重複部2b,3bは、各搬送部材本体2a,3aに比べ、弾性復元する時期が確実に遅れるようになっている。
その他、実施例2の前記画像形成装置Uは、実施例1の前記画像形成装置Uと同様の作用効果を奏する。
次に、本発明の実施例3の説明をするが、この実施例3の説明において、前記実施例1,2の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例3は、下記の点で前記実施例1,2と相違しているが、他の点では前記実施例1,2と同様に構成されている。
図7は本発明の実施例3の底面の凸部の説明図であり、図7Aは実施例1の図2に対応する本発明の実施例3のプロセスカートリッジの拡大説明図であり、図7Bは図7AのVIIB線から見た凸部の要部拡大説明図である。
図7において、実施例3の前記底面4は、実施例2の前記凸部4bに比べ、前記境界4aから回転方向上流側に長く延びて形成された凸部4b′を有する。実施例3の前記凸部4b′の上端には、前記境界4aから回転方向上流側にかけて傾斜する傾斜面4cが形成されている。すなわち、実施例3の前記凸部4bの高さは、図7Aに示すように、回転方向中央部が最大となり、回転方向中央部から回転方向両端部に進むに連れて、低くなるように予め設定されている。このため、実施例3では、前記回転軸1と前記凸部4b′の上端との間の半径方向の距離が、前記境界4aの回転方向上流側で最短となるように予め設定されている。
(実施例3の作用)
前記構成を備えた実施例3の前記画像形成装置Uでは、ジョブが実行され、回転軸1が回転すると、図7に示す凸部4b′上を、図3、図4に示す重複領域Aが通過する。このため、前記重複領域Aの各重複部2b,3bが、各搬送部材本体2a,3aに比べ、回転方向上流側に遅れて弾性復元する時期が遅くなり、各搬送部材2,3の弾性復元によるトナーの噴き出しの時期が軸方向で分散され易くなっている。
なお、実施例3の前記凸部4b′は、図7Aに示すように、回転方向中央部から回転方向両端部に進むに連れて低くなり、前記回転軸1との半径方向の距離が前記境界4aの回転方向上流側で最短となるように形成されている。このため、実施例3の前記各重複部2b,3bは、前記凸部4b′の回転方向上流側から回転方向中央部に進むに連れて、撓みが大きくなり、弾性復元する時期が確実に遅れるようになっている。また、前記各重複部2b,3bは、前記凸部4b′の回転方向中央部から前記境界4aに進むに連れて、撓みが小さくなり、弾性復元した際の弾性反発力が低減される。この結果、実施例3の前記現像剤搬送部材Gcは、実施例2の前記現像剤搬送部材Gcに比べ、弾性復元により発生する前記エアフローの強さが弱められている。
その他、実施例3の前記画像形成装置Uは、実施例1の前記画像形成装置Uと同様の作用効果を奏する。
次に、本発明の実施例4の説明をするが、この実施例4の説明において、前記実施例2の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例4は、下記の点で前記実施例2と相違しているが、他の点では前記実施例2と同様に構成されている。
図8は本発明の実施例4の現像剤搬送部材の説明図であり、図8Aは実施例1の図3Aに対応する現像剤搬送部材の拡大説明図であり、図8Bは図8AのVIIIB線から見た現像剤搬送部材の拡大説明図であり、実施例1の図3Bに対応する説明図である。
図8において、実施例4の現像剤搬送部材Gcは、実施例2の前記各搬送部材2,3に替えて、回転軸1に支持されて後端から軸方向中央部まで延びる第1搬送部材2′と、前記回転軸1に支持されて軸方向中央部前端から前端まで延びる第2搬送部材3′とを有する。なお、実施例4の前記各搬送部材2′,3′は、実施例2の前記各搬送部材2,3と同様に、可撓性を有するフィルムにより構成されているが、図8Bに示すように、前記第1搬送部材2′は、前記第2搬送部材3′に比べ、フィルムの厚さが厚く形成されている。
また、実施例4の前記各搬送部材2′,3′は、実施例2の前記各搬送部材2,3の各重複部2b,3bが省略されている。すなわち、実施例4の現像剤搬送部材Gcは、実施例2の前記重複範囲Aに替えて、前記各搬送部材2′,3′どうしの間隔による切込部、いわゆる、スリットBが形成されている。
また、実施例4の前記第2搬送部材3′は、実施例2の前記第2搬送部材3の検出清掃部3cと同様の検出清掃部3c′を有する。
なお、実施例4の前記各搬送部材2′,3′は、実施例2の前記各搬送部材2,3と同様に、軸方向中央部から軸方向両端部に離れるに連れて、半径方向の長さが短くなるように予め設定されている。すなわち、前記第1搬送部材2′前端の半径方向の長さをR1′とし、前記第1搬送部材2′後端の半径方向の長さをR2′とし、前記第2搬送部材3′後端の半径方向の長さをR3′とし、前記第2搬送部材3′前端の半径方向の長さをR4′とし、前記検出清掃部3c′の半径方向の長さをR5′とした場合に、R1′>R2′>R0,R3′>R5′>R4′>R0が成立するように予め設定されている。
前記現像容器V、前記現像ロールGa、前記流入量規制部材Gb、前記現像剤搬送部材Gc等により、実施例4の現像装置G′が構成されている。
(実施例4の作用)
前記構成を備えた実施例4の前記画像形成装置Uでは、ジョブが実行され、前記回転軸1が回転すると、前記各搬送部材2′,3′が前記底面4上を撓んだ状態で回転方向上流側から前記境界4aまで移動し、図6に示す前記凸部4b上を図8に示す前記スリットBが通過する。したがって、前記各搬送部材2′,3′の軸方向内側が、軸方向外側に比べ、大きく撓んだ状態となり、軸方向外側から軸方向内側に進むに連れて、弾性復元する時期が遅くなる。よって、実施例1〜3と同様に、回転軸1の軸方向両端部(2a2′,3a2′)と同様に、軸方向中央部(2a3′,3a3′)も撓み易く、弾性復元が遅れ易くなっており、弾性復元によって発生するエアフローが、前記回転軸1の軸方向両端部(2a2′,3a2′)と軸方向中央部(2a3′,3a3′)とに向かい易く、分散され易くなっている。
また、2枚の前記各搬送部材2′,3′は、実施例1〜3の前記各搬送部材2,3と同様に、従来公知の1枚のフィルムの場合に比べ、軸方向中央部2a1′,3a1′から軸方向外端部2a2′+2a3′,3a2′+3a3′までの長さが短くなる。このため、前記各搬送部材2,3それぞれの軸方向中央部2a1′,3a1′から軸方向外端部2a2′+2a3′,3a2′+3a3′に進むに連れて弾性復元して発生するエアフローの強さについても相対的に弱くなっている。
このため、実施例4の前記現像剤搬送部材Gcは、実施例1〜3の前記現像剤搬送部材Gcと同様に、従来公知の現像剤搬送部材に比べ、エアフローが分散され且つ弱められ、トナーが回転軸1の軸方向両端部で強く噴き出されることが低減されている。
したがって、実施例4の前記画像形成装置Uでは、噴き出されたトナーにより、前記各装置G′,U2,U内や、前記シートS等が汚れることが低減されている。
また、前記第1搬送部材2′は、前記第2搬送部材3′に比べ、フィルムの厚さが厚く、剛性が高まっており、前記第1搬送部材2′の軸方向内側2a3′は、前記第2搬送部材3′の軸方向内側3a3′に比べ、トナーから力を受けた場合の弾性変形が小さく、撓みが小さくなるため、弾性復元する時期が早くなる。
したがって、実施例4の前記現像剤搬送部材Gcでは、前記回転軸1が回転すると、前記各搬送部材2′,3′の軸方向中央部2a1′,3a1′、軸方向両端部2a2′,3a2′、前記第1搬送部材2′の軸方向内側2a3′、前記第2搬送部材3′の軸方向内側3a3′の順に弾性復元する。この結果、実施例4の前記画像形成装置Uでは、前記各重複部の弾性復元の時期が分散され、前記各重複部におけるトナーの負荷が低減され、前記各搬送部材2,3の弾性復元による前記トナーの噴き出しがさらに低減される。
次に、本発明の実施例5の説明をするが、この実施例5の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例5は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図9は本発明の実施例5の現像剤搬送部材の説明図であり、実施例1の図3Aに対応する説明図である。
図9において、実施例5の現像剤搬送部材Gcは、実施例2の前記各搬送部材2,3に替えて、回転軸1に支持されて後端から軸方向中央部まで延びる第1搬送部材2″と、前記回転軸1に支持されて前端から軸方向中央部まで延びる第2搬送部材3″と、回転軸1の軸方向中央部に支持されて前記各搬送部材2″,3″どうしの間に配置された第3搬送部材7とを有する。なお、実施例5の前記各搬送部材2″,3″,7は、実施例1の前記各搬送部材2,3と同様に、可撓性を有するフィルムにより構成されている。
実施例5の前記第1搬送部材2″は、実施例1の前記第1搬送部材2と同様に、前記回転軸1に固定支持された後側の第1搬送部材本体2a″と、前記第1搬送部材本体2a″の前端から前方に延び且つ前記回転軸1に対して移動自由に構成された第1重複部2b″とを有する。また、実施例5の前記第2搬送部材3″は、実施例1の前記第2搬送部材3と同様に、前記回転軸1に固定支持された前側の第2搬送部材本体3a″と、前記第2搬送部材本体3a″の後端から後方に延び且つ前記回転軸1に対して移動自由に構成された第2重複部3b″とを有する。また、実施例5の前記第2搬送部材3″は、実施例1の前記第2搬送部材3の検出清掃部3cと同様の検出清掃部3c″を有する。
また、実施例5の前記第3搬送部材7は、軸方向中央部に配置された弾性部材8を介して前記回転軸1に支持された第3搬送部材本体7aを有する。また、前記第3搬送部材7は、前記第3搬送部材本体7aの後端から後方に延び且つ前記回転軸1に対して移動自由に構成された第1被重複部7bと、前記第3搬送部材本体7aの前端から前方に延び且つ前記回転軸1に対して移動自由に構成された第2被重複部7cとを有する。
なお、実施例5では、図9に示すように、前記各搬送部材2″,3″,7の自由端部が下方に配置されている場合には、前記各重複部2b″,3b″は、前記各被重複部7b,7cの右側に隣接して配置されている。すなわち、実施例5の前記回転軸1の軸方向中央部には、前記第1重複部2b″と前記第1被重複部7bとが隣接して重複する第1重複範囲A1と、前記第2重複部3b″と前記第2被重複部7cとが隣接して重複する第2重複範囲A2とが予め設定されている。
また、実施例5の前記各搬送部材2″,3″は、実施例1の前記各搬送部材2,3と同様に、軸方向中央部から軸方向両端部に離れるに連れて、半径方向の長さが短くなるように予め設定されている。すなわち、前記第1搬送部材2″前端の半径方向の長さをR1″とし、前記第1搬送部材2″後端の半径方向の長さをR2″とし、前記第2搬送部材3″後端の半径方向の長さをR3″とし、前記第2搬送部材3″前端の半径方向の長さをR4″とし、前記検出清掃部3c″の半径方向の長さをR5″とした場合に、R1″>R2″>R0,R3″>R5″>R4″>R0が成立するように予め設定されている。なお、実施例5の前記現像剤搬送部材Gcでは、前記第3搬送部材7の半径方向の長さは、軸方向全域に渡って、前記各搬送部材2″,3″の半径方向の長さR1″,R3″(R1″=R3″)となるように予め設定されている。
前記現像容器V、前記現像ロールGa、前記流入量規制部材Gb、前記現像剤搬送部材Gc等により、実施例5の現像装置G″が構成されている。
(実施例5の作用)
前記構成を備えた実施例5の前記画像形成装置Uでは、ジョブが実行され、前記現像剤搬送部材Gcの回転軸1が回転した場合には、各搬送部材2″,3″,7が前記底面4と接触して軸方向全域が撓んだ状態で前記トナーが搬送される。ここで、実施例5の前記現像剤搬送部材Gcは、前記回転軸1に支持された3枚のフィルム、すなわち、図9に示す前記各搬送部材2″,3″,7を有し、前記第3搬送部材7は、図9に示す前記弾性部材8を介して、前記回転軸1に支持されて軸方向中央部に配置されている。このため、前記第3搬送部材7がトナーから力を受けた場合に、基端側の前記弾性部材8も弾性変形し、前記第3搬送部材7を回転方向上流側に傾斜させて遅らせるように予め設定されている。
この結果、前記弾性部材8を介して前記回転軸1に支持された前記第3搬送部材7と、前記回転軸1に直接支持された前記各搬送部材2″,3″との間に、回転方向の位相遅れが発生し、回転方向上流側に遅れた前記第3搬送部材7が、前記各搬送部材2″,3″により弾性復元の時期が遅くなる。
すなわち、弾性復元時に回転軸1の軸方向内側の前記第3搬送部材7が、前記回転軸1の軸方向両側の前記各搬送部材2″,3″に比べ、弾性復元の時期が遅くなる。したがって、弾性復元時にフィルムの回転方向の位相遅れによって発生するエアフローが、従来公知の前記現像剤搬送部材に比べ、前記回転軸1の軸方向内側にも分散され、軸方向両端部に集中することが低減されている。
この結果、実施例5の前記画像形成装置Uでは、弾性復元による前記トナーの噴き出しが低減され、前記各装置G″,U2,U内や、前記シートS等が汚れることが低減されている。
また、実施例5では、図9に示すように、撓み易いフィルムの軸方向両端部2a2″+2b″,3a2″+3b″,7b+7cが、前記各搬送部材2″,3″,7の軸方向両端部2a2″+2b″,3a2″+3b″,7b+7cにそれぞれ配置され、前記回転軸1の軸方向両端部(2a2″,3a2″)のみでなく、軸方向内側(2b″+7b,3b″+7c)の前記各重複領域A1,A2もフィルムが撓み易くなっている。よって、回転軸1の軸方向両端部(2a2″,3a2″)と同様に、軸方向内側(2b″+7b,3b″+7c)も撓み易く、回転方向上流側に遅れ易くなっている。このため、弾性復元時にフィルムの軸方向中央部と軸方向両端部との間の回転方向の位相遅れによって発生するエアフローが、前記各搬送部材2″,3″,7の軸方向中央部2a1″,3a1″,7aから、軸方向両端部(2a2″,3a2″)と前記各重複領域A1,A2が配置された軸方向内側(2b″+7b,3b″+7c)とに向かい易く、分散され易くなっている。
また、3枚の前記各搬送部材2″,3″,7は、従来公知の1枚のフィルムの場合に比べ、軸方向中央部2a1″,3a1″,7aから軸方向外端部2a2″+2b″,3a2″+3b″,7b+7cまでの長さが短くなる。このため、実施例1〜4と同様に、前記エアフローの強さについても相対的に弱くなっている。
さらに、実施例5では、前記各重複領域A1,A2に配置された各重複部2b″,3b″,7b,7cが、前記回転軸1に対して移動自由に構成され、前記各搬送部材本体2a″,3a″,7aから離れる方向に進むに連れて回転方向上流側に遅れ易くなっている。
このため、実施例5の前記現像剤搬送部材Gcは、実施例1〜4と同様に、従来公知の現像剤搬送部材に比べ、エアフローが分散され且つ弱められ、トナーが回転軸1の軸方向両端部で強く噴き出されることが低減されている。
したがって、実施例5の前記画像形成装置Uでは、実施例1〜4と同様に、噴き出されたトナーにより、前記各装置G″,U2,U内や、前記シートS等が汚れることが低減されている。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H010)を下記に例示する。
(H01)本発明は、プリンタに限定されず、複写機、FAX、複合機等の画像形成装置に適用可能である。
(H02)前記実施例の現像剤搬送部材Gcは、各搬送部材2,3,2′,3′,2″,3″,7の半径方向の長さR1〜R5,R1′〜R5′,R1″〜R5″について、R1>R2>R0,R3>R5>R4>R0,R1′>R2′>R0,R3′>R5′>R4′>R0,R1″>R2″>R0,R3″>R5″>R4″>R0が成立する台形状に形成し、軸方向両端部に偏って搬送されたトナーを軸方向内側に寄せて、前記トナーを軸方向全域に渡って均一に搬送しているが、これに限定されず、例えば、各搬送部材2,3,2′,3′,2″,3″,7を長方形状に形成し且つ自由端部から基端部にかけて斜めにスリットを形成することにより、同様の作用効果を奏することも可能である。
(H03)前記実施例1〜3において、前記現像剤搬送部材Gcの第1搬送部材2の第1重複部2bは、軸方向に沿って延びた状態で形成されているが、これに限定されず、例えば、後端から前端に進むに連れて回転軸上流側から回転軸下流側に離れるように斜めに形成することも可能である。この場合、前記第1重複部2bが前記境界4aに到達してから前記第2重複部3bが前記境界4aに到達するまでの時間を長くすることができる。
(H04)前記実施例4において、前記各搬送部材2′,3′は、フィルムの厚さを厚くすることにより、フィルムの撓みの大きさを調節したが、これに限定されず、例えば、フィルムの素材を変更することにより、フィルムの撓みの大きさを調節することも可能である。また、前記実施例1〜3,5において、前記現像剤搬送部材Gcの各搬送部材2,3,2″,3″,7は、前記実施例4と同様に、一方のフィルムの厚さを変更したり、一方のフィルムの素材を変更したりして、フィルムの撓みの大きさを調節することも可能である。
(H05)前記実施例2〜4では、前記凸部4b,4b′を軸方向中央部に形成したが、これに限定されず、軸方向の任意の位置に形成することが可能である。また、前記凸部4b,4b′を1つのみ形成することに限定されず、複数の凸部を形成することも可能である。
(H06)前記実施例5において、前記底面4に前記実施例2〜4の凸部4b,4b′を形成しても、本発明の作用効果を奏することが可能である。
(H07)前記実施例1〜4では、前記現像剤搬送部材Gcの各搬送部材2,3,2′,3′を2枚のフィルムで構成し、前記実施例5では、前記現像剤搬送部材Gcの各搬送部材2″,3″,7を3枚のフィルムで構成したが、これに限定されず、例えば、4枚以上のフィルムで構成しても、本発明の作用効果を奏することが可能である。
(H08)前記実施例において、前記駆動ギア6は、弾性復元が先に行われる前記第1搬送部材2,2′,2″側としての後側に配置されることが好ましいが、弾性復元が後に行われる前記第2搬送部材3,3′,3″側としての前側に配置することも可能である。
(H09)前記実施例の各搬送部材2,3,2′,3′,2″,3″,7について、半径方向外端部から半径方向内側にかけて延びる切れ込み、いわゆる、スリットを形成することも可能である。この場合、前記各搬送部材の軸方向両端部と前記スリットとの間に挟まれた各部において、軸方向両端部の回転方向の位相を軸方向中央部より回転方向上流側に遅らせることができ、前記スリットを有しない場合に比べて、前記各搬送部材が撓んだ状態から復元する際に発生する空気の流れを分散させることができ、トナーが前記回転軸1の軸方向両端部で強く噴き出されることを低減できる。
(H010)前記実施例において、弾性復元が先に行われる前記各重複部2b,2b″,3b″は、弾性復元が後に行われる前記各重複部3b,7b,7cと同様に、前記回転軸1に支持されずに、前記回転軸1に対して移動自由に構成されることが好ましいが、前記回転軸1に支持されていても本発明の作用効果を奏することが可能である。逆に、弾性復元が後に行われる各重複部3b,7b,7cが前記回転軸1に支持されて、弾性復元が先に行われる各重複部2b,2b″,3b″のみが前記回転軸1に支持されずに前記回転軸1に対して移動自由に構成されていても本発明の作用効果を奏することが可能である。この場合、前記各重複部(2b,3b),(2b″,7b),(3b″,7c)の各重複範囲A,A1,A2がトナーから大きな負荷を受けた際に、各重複部2b,2b″,3b″によって弾性復元に伴う前記トナーの噴き出しを低減できると共に、各重複部3b,7b,7cによってフィルムが撓み過ぎて各重複範囲A,A1,A2におけるトナーの搬送能力が低下し過ぎることを防止できる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は本発明の実施例1のプロセスカートリッジの拡大説明図である。 図3は本発明の実施例1の現像剤搬送部材の説明図であり、図3Aは現像剤搬送部材の拡大説明図であり、図3Bは図3AのIIIB線から見た現像剤搬送部材の拡大説明図である。 図4は実施例1の作用説明図であり、図4Aは各搬送部材が撓んだ状態でトナーを搬送して接続部に放出する直前の現像容器内を上方から見たときの説明図であり、図4Bは図4AのIVB線から見た図3Bに対応する各搬送部材の説明図である。 図5は実施例1の作用説明図であり、図5Aは図4AのVA線から見た現像容器V内の拡大説明図であり、図5Bは図5Aの状態から回転軸が回転して各搬送部材の軸方向両端部が底面の左端を超えて接続部で開放された状態の説明図であり、図5Cは図5Bの状態から回転軸が回転して第1搬送部材が底面の左端を超えて接続部で開放された状態の説明図であり、図5Dは図5Cの状態から回転軸が回転して第2搬送部材が底面の左端を超えて接続部で開放された状態の説明図である。 図6は本発明の実施例2の底面の凸部の説明図であり、図6Aは実施例1の図2に対応する本発明の実施例2のプロセスカートリッジの拡大説明図であり、図6Bは図6AのVIB線から見た凸部の要部拡大説明図である。 図7は本発明の実施例3の底面の凸部の説明図であり、図7Aは実施例1の図2に対応する本発明の実施例3のプロセスカートリッジの拡大説明図であり、図7Bは図7AのVIIB線から見た凸部の要部拡大説明図である。 図8は本発明の実施例4の現像剤搬送部材の説明図であり、図8Aは実施例1の図3Aに対応する現像剤搬送部材の拡大説明図であり、図8Bは図8AのVIIIB線から見た現像剤搬送部材の拡大説明図であり、実施例1の図3Bに対応する説明図である。 図9は本発明の実施例5の現像剤搬送部材の説明図であり、実施例1の図3Aに対応する説明図である。
符号の説明
1…回転軸、2…第1搬送部材、2a,2a″…第1搬送部材本体、2b,2b″…第1重複部、3…第2搬送部材、3a,3a″…第2搬送部材本体、3b,3b″…第2重複部、4…壁面、4b,4b′…凸部、6…歯車、7…第3搬送部材、7a…第3搬送部材本体、7b…第1被重複部、7c…第2被重複部、8…弾性部材、A…重複範囲、A1…第1重複範囲、A2…第2重複範囲、F…定着装置、G,G′,G″…現像装置、Ga…現像剤保持体、Gc…現像剤搬送部材、MO…駆動部材、PR…像保持体、S…媒体、Tr…転写器、U…画像形成装置、U2…像保持体ユニット、V…現像剤収容容器、V1…保持体収容室、V2…現像剤収容室。

Claims (14)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容室と、表面に前記現像剤を保持して回転する現像剤保持体を支持し且つ前記現像剤収容室に接続された保持体収容室とを有する現像剤収容容器と、
    前記現像剤収容室内に配置され、前記現像剤収容室内の前記現像剤を前記現像剤保持体に向けて搬送する現像剤搬送部材であって、
    前記現像剤保持体に沿って延びる回転軸と、
    前記回転軸の軸方向内側に予め設定された重複範囲の軸方向一端から前記回転軸の軸方向他端部まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第1搬送部材であって、前記重複範囲に対応する第1重複部を有する前記第1搬送部材と、
    前記重複範囲の軸方向他端から前記回転軸の軸方向一端部まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第2搬送部材であって、前記回転軸に支持された前記重複範囲外の第2搬送部材本体と、前記第2搬送部材本体から前記重複範囲の軸方向他端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第1重複部の回転方向上流側に隣接して配置された第2重複部とを有する前記第2搬送部材と、
    を有する前記現像剤搬送部材と、
    を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記回転軸に支持された前記重複範囲外の第1搬送部材本体と、前記第1搬送部材本体から前記重複範囲の軸方向一端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第2重複部の回転方向下流側に隣接して配置された前記第1重複部とを有する前記第1搬送部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記重複範囲の軸方向他端から軸方向一端に進むに連れて、回転軸上流側から回転軸下流側に離れるように斜めに配置された前記第1重複部、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記重複範囲の軸方向一端から軸方向他端に進むに連れて、回転軸下流側から回転軸上流側に離れるように斜めに配置された前記第2重複部、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記第2重複部の軸方向一端部が、前記重複範囲外である前記第2搬送部材本体の軸方向他端部まで延びて形成された前記第2搬送部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 現像剤を収容する現像剤収容室と、表面に前記現像剤を保持して回転する現像剤保持体を支持し且つ前記現像剤収容室に接続された保持体収容室とを有する現像剤収容容器と、
    前記現像剤収容室内に配置され、前記現像剤収容室内の前記現像剤を前記現像剤保持体に向けて搬送する現像剤搬送部材であって、
    前記現像剤保持体に沿って延びる回転軸と、
    前記回転軸の軸方向内部に予め設定された第1重複範囲の軸方向他端から前記回転軸の軸方向一端部まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第1搬送部材であって、前記第1重複範囲に対応する第1重複部を有する前記第1搬送部材と、
    前記回転軸の軸方向内部且つ前記第1重複範囲の軸方向他端側に離れた位置に予め設定された第2重複範囲の軸方向一端から前記回転軸の軸方向他端部まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第2搬送部材であって、前記第2重複範囲に対応する第2重複部を有する前記第2搬送部材と、
    前記第1重複範囲の軸方向一端から第2重複範囲の軸方向他端まで延び且つ可撓性を有し、前記回転軸に支持されて、前記回転軸の回転に伴って前記現像剤収容室の壁面に接触して撓んだ状態で前記現像剤保持体に向けて前記現像剤を搬送する第3搬送部材であって、前記回転軸に支持された前記各重複範囲外の第3搬送部材本体と、前記第3搬送部材本体から前記第1重複範囲の軸方向一端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第1重複部の回転方向上流側に隣接して配置された第1被重複部と、前記第3搬送部材本体から前記第2重複範囲の軸方向他端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第2重複部の回転方向上流側に隣接して配置された第2被重複部と、を有する前記第3搬送部材と、
    を有する前記現像剤搬送部材と、
    を備えたことを特徴とする現像装置。
  7. 前記回転軸に弾性部材を介して支持された前記第3搬送部材本体、
    を備えたことを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記回転軸に支持された前記第1重複範囲外の第1搬送部材本体と、前記第1搬送部材本体から前記第1重複範囲の軸方向他端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第1被重複部の回転方向下流側に隣接して配置された前記第1重複部とを有する前記第1搬送部材と、
    前記回転軸に支持された前記第2重複範囲外の第2搬送部材本体と、前記第2搬送部材本体から前記第2重複範囲の軸方向一端まで延び且つ前記回転軸に対して移動自由に構成され且つ前記第2被重複部の回転方向下流側に隣接して配置された前記第2重複部とを有する前記第2搬送部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項6または7に記載の現像装置。
  9. 前記回転軸の軸方向内部と対応する位置に、前記現像剤収容室と前記保持体収容室との間の接続部から回転方向上流側に向けて延びる凸部が形成された前記現像剤収容室、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の現像装置。
  10. 回転方向上流側から回転方向下流側に進むに連れて、前記凸部の高さが高くなるように形成された前記現像剤収容室、
    を備えたことを特徴とする請求項9に記載の現像装置。
  11. 前記重複範囲と対応する位置に、前記凸部が形成された前記現像剤収容室、
    を備えたことを特徴とする請求項9または10に記載の現像装置。
  12. 薄膜状の薄膜部材により構成されて、前記回転軸から半径方向外方に延びる前記各搬送部材であって、前記薄膜部材の半径方向外端部から半径方向内側にかけて延びる切れ込みが形成された前記各搬送部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の現像装置。
  13. 表面に潜像が形成される像保持体と、
    前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の現像装置と、
    を備えたことを特徴とする像保持体ユニット。
  14. 表面に潜像が形成される像保持体と、
    前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の現像装置と、
    前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写器と、
    前記媒体表面の可視像を定着させる定着装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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