JP2010120454A - 車両用走行音生成装置、車両走行音生成方法、車両用走行音生成プログラムおよび車両用走行音生成プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

車両用走行音生成装置、車両走行音生成方法、車両用走行音生成プログラムおよび車両用走行音生成プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ドライバーに確実かつ運転に支障をきたさないように消耗品の交換時期を通知することができる車両用走行音生成装置、車両走行音生成方法、車両用走行音生成プログラムおよび車両用走行音生成プログラムを格納した記録媒体を提供する。
【解決手段】車両用走行音生成装置1において、消耗量判定手段6が判定した車両における消耗品の消耗量に対応した音源選択部8aで音源データを選択して、音源選択部8aによって選択された音源データから走行状態取得手段5が取得した車両の走行状態に応じて走行音信号生成部8bが適切な音源データをさらに選択してスピーカなどに出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車内に他の車両などを模擬した走行音を出力する車両用走行音生成装置、車両走行音生成方法、車両用走行音生成プログラムおよび車両用走行音生成プログラムを格納した記録媒体に関する。
従来、車両の走行音を生成する装置としては、例えば特許文献1に記載の車載用エンジン音演出装置のように自車の走行中にF1カーなどの特定車種のエンジン音を車内に放音して特定の車両に載っているような雰囲気を味わう装置が提案されている。
一方、車両のタイヤやエンジンオイルなどの油脂類およびバッテリーなどは消耗品として、所定の期間や走行距離などに応じて交換を行う必要がある。このような消耗品は、ドライバー自身による点検および、カーディーラーやカー用品店あるいはガソリンスタンドなどの店員による点検によって交換時期を判断していた。
しかしながら、上述した人手による点検では、経験によって判断基準が異なってしまうことがあり、見過ごしや、交換の必要が無いのに交換すべきと判断されてしまうなど、ドライバーにとって不利益となることがあった。
そこで、このような消耗品の交換時期を人手によらず判定する方法として特許文献2に記載の車両消耗品の交換時期判定方法が提案されている。特許文献2に記載の車両消耗品の交換時期判定方法は、累積走行距離に基づいて消耗品の交換時期を判断している。
特開平11−296185号公報 特開2005−153682号公報
特許文献2に記載の車両消耗品の交換時期判定方法は、交換時期になって初めて表示などによって通知する方法であり、ドライバーが表示を見落としてしまうこともある。表示に代えて(あるいは加えて)警告音などで通知する方法も考えられるが、この場合、消耗品の交換まで警告音が鳴り続けると、ドライバーが耳障りに感じ運転に支障をきたす恐れがあり、かといって警告音を切れるようにすると、切った後に消耗品の交換を忘れてしまう可能性があるという問題があった。
また、特許文献1に記載の車載用エンジン音演出装置は、単にエンタテインメントに特化したものであり、車両の消耗品の交換時期などのメンテナンス情報に関しては何ら考慮されていない。
そこで、本発明は、ドライバーに確実かつ運転に支障をきたさないように消耗品の交換時期を通知することができる車両用走行音生成装置、車両走行音生成方法、車両用走行音生成プログラムおよび車両用走行音生成プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用走行音生成装置は、車両の走行状態を取得する走行状態取得手段と、予め車両の走行音に関する音源データが記憶された音源記憶手段と、前記音源記憶手段に記憶された前記音源データから前記走行状態取得手段が取得した前記車両の走行状態に応じた走行音を生成して出力する走行音生成手段と、を備えた車両用走行音生成装置において、前記車両における消耗品の消耗量を判定する消耗量判定手段を備え、前記走行音生成手段が、前記消耗量判定手段が判定した前記消耗品の消耗量に基づいて前記走行音を生成することを特徴としている。
請求項6に記載の車両走行音生成方法は、車両の走行状態を取得し、予め記憶された車両の走行音に関する音源データから走行状態に基づいて走行音を生成して出力する車両走行音生成方法において、前記車両における消耗品の消耗量を判定して、その判定した前記消耗品の消耗量に基づいて前記走行音を生成することを特徴としている。
請求項7に記載の車両用走行音生成プログラムは、車両の走行状態を取得する走行状態取得手段と、予め車両の走行音に関する音源データが記憶された音源記憶手段と、前記音源記憶手段に記憶された前記音源データから前記走行状態取得手段が取得した前記車両の走行状態に応じた走行音を生成して出力する走行音生成手段と、してコンピュータを機能させる車両用走行音生成プログラムにおいて、前記車両における消耗品の消耗量を判定する消耗量判定手段として前記コンピュータを機能させるとともに、前記走行音生成手段が、前記消耗量判定手段が判定した前記消耗品の消耗量に基づいて走行音を生成することを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態にかかる車両用走行音生成装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる車両用走行音生成装置は、車両における消耗品の消耗量を判定する消耗量判定手段を備えて、走行音生成手段が、消耗量判定手段が判定した消耗品の消耗量に基づいて出力する走行音を生成するので、車両の走行状態に加えて消耗品の消耗量の状態も考慮して走行音を生成させることができ、単に好みの走行音を出力するだけでなく、その走行音の変化で消耗品の交換時期をドライバーに通知することができる。
また、音源記憶手段には、消耗量判定手段が判定する消耗品に対応した音源データが記憶されており、走行音生成手段は、消耗量判定手段が消耗したと判定した消耗品に対応した音源データを音源記憶手段から選択してもよい。このようにすることにより、予め記憶した音源データを選択するだけでタイヤやエンジンオイルやバッテリーなどの消耗品ごとに消耗した際の走行音を変化させることができ、ドライバーにどの消耗品が消耗したかを通知することができる。
また、音源記憶手段には、消耗量判定手段が判定した消耗品の消耗量に応じて複数の音源データが記憶されており、走行音生成手段は、消耗量判定手段が判定した消耗量に応じた音源データを音源記憶手段から選択してもよい。このようにすることにより、予め記憶した音源データを選択するだけで消耗量に応じた走行音に変化させることができ、ドライバーにどの程度消耗しているかを通知することができる。
また、走行音生成手段は、消耗量判定手段が消耗したと判定した消耗品に応じて音源記憶手段から読み出した音源データを加工してもよい。このようにすることにより、予め記憶した音源データを加工することでタイヤやエンジンオイルやバッテリーなどの消耗品ごとに消耗した際の走行音を変化させることができ、音源記憶手段の容量を節約しつつドライバーにどの消耗品が消耗したかを通知することができる。
また、走行音生成手段は、消耗量判定手段が判定した消耗品の消耗量に応じて音源記憶手段から読み出した音源データを加工してもよい。このようにすることにより、予め記憶した音源データを加工することで消耗量に応じた走行音に変化させることができ、音源記憶手段の容量を節約しつつドライバーにどの程度消耗しているかを通知することができる。
また、本発明の一実施形態にかかる車両走行音生成方法は、車両における消耗品の消耗量を判定して、その判定した消耗量に基づいて出力する走行音を生成するので、車両の走行状態に加えて消耗品の消耗量の状態も考慮して走行音を生成させることができ、単に好みの走行音を出力するだけでなく、その走行音の変化で消耗品の交換時期をドライバーに通知することができる。
また、本発明の一実施形態にかかる車両用走行音生成プログラムは、車両における消耗品の消耗量を判定する消耗量判定手段を備えて、走行音生成手段が、消耗量判定手段が判定した消耗品の消耗量に基づいて出力する走行音を生成するので、車両の走行状態に加えて消耗品の消耗量の状態も考慮して走行音を生成させることができ、単に好みの走行音を出力するだけでなく、その走行音の変化で消耗品の交換時期をドライバーに通知することができる。
本発明の第1の実施例にかかる車両用走行音生成装置1を図1乃至図4を参照して説明する。車両用走行音生成装置1は、図1および図2に示すように筐体2と、表示手段3と、操作手段4と、走行状態取得手段5と、消耗量判定手段6と、音源記憶手段7と、走行音生成手段8と、を備え、車両の車室内に設置される。
筐体2は扁平な箱型に形成されている。筐体2の前面には表示手段3と、操作手段4と、が設けられている。
表示手段3は、例えば液晶ディスプレイで構成され、車両用走行音生成装置1の動作状態などを表示する。
操作手段4は、複数のボタンや摘みなどで構成され、車両用走行音生成装置1の電源のON/OFFや、各種設定などの操作を行う。
走行状態取得手段5は、車両の各種走行状態を取得して走行音生成手段に出力する。走行状態としては、アクセルの開度やエンジンの回転数および走行速度などである。これらの情報をアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル開度センサやエンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサおよび車両の走行速度を検出する走行速度センサなどから直接またはECU(Engine Control Unit)を介して取得する。
消耗量判定手段6は、タイヤ、エンジンオイル、バッテリーなどの車両における消耗品の消耗量を判定して、判定した消耗量を走行音生成手段8に出力する。消耗量の判定は、例えば走行距離や前の交換時期からの経過時間などで判定する。なお、本発明において、消耗品とは、タイヤ、エンジンオイル、バッテリーに限らず、ブレーキオイルやトランスミッションオイルなどの交換可能な油脂類や、ブレーキパッドや冷却水およびガソリンなど、車両が走行することで消耗し、交換または補充の必要が生じる部品全般を示すが、本実施例では代表して前記3点について説明する。
音源記憶手段7は、不揮発性の半導体メモリやハードディスクなどの記録媒体で構成されており、消耗品の種類ごとに消耗量に対応した走行音に関する音源データが記憶され、さらに音源データは走行状態に対応して複数の音源データに細分化されている。走行音に関する音源データの中身としては、エンジン音に限らず、ロードノイズなど車両が走行する際に発する音全般を示している。音源記憶手段7内の音源データの記憶イメージを図3を参照して説明する。
音源データは図3(a)に示すように、例えばタイヤであれば走行音A、エンジンオイルであれば走行音B、バッテリーであれば走行音C、といったように消耗品の種類に対応して音源データが対応付けられている。そして、それらの音源データは図3(b)に示すように、例えば消耗量0の場合はA0、消耗量1の場合はA1、消耗量2の場合はA2、消耗量3の場合はA3、といったように各消耗品の消耗量に対応して音源データが対応付けられている。さらに、各消耗量に対応した走行音は図3(c)に示すように、エンジン回転数とアクセル開度によって細分化された音源データ1〜25が記憶されている。なお、図3(c)はエンジン回転数とアクセル開度に加えて走行速度も考慮して細分化してもよい。
なお、消耗量判定手段6が判定した消耗量と音源記憶手段7に記憶されている各音源データ間の変化度の関係は、図4(a)に示すように、比例関係に変化させて徐々に音源データを変化させてもよいし、図4(b)に示したように消耗量が小さいうちは音源データの変化を小さくし、消耗量が多くなってきた際に音源データの変化を大きくしてもよい。図4(b)の場合は、交換の必要性が高まる時期に走行音(音源データ)を大きく変化させているので、ドライバーに交換時期をより強く印象付けることができる。
走行音生成手段8は、走行状態取得手段5と消耗量判定手段6から取得した情報に基づいて音源記憶手段7から音源データを選択し走行音信号を生成して図示しないスピーカなどの出力手段に出力する。走行音生成手段8は、音源選択部8aと、走行音信号生成部8bと、を備えている。
音源選択部8aは、消耗量判定手段6が判定した消耗品の種類と消耗量に対応した音源データを選択する。
走行音信号生成部8bは、音源選択部8bによって選択された音源データから走行状態取得手段5が取得した車両の走行状態(エンジン回転数や走行速度)に対応した音源データをさらに選択してスピーカなどに出力する。
本実施例では、消耗量判定手段6が判定した消耗品の消耗量に応じて音源選択部8aで音源データを選択して(図3の(b)まで確定)、走行音信号生成部8bが走行状態取得手段5が取得した車両の走行状態(エンジン回転数や走行速度)に対応して音源選択部8aによって選択された走行音データから適切な音源データをさらに選択して(図3の(c)から1つを選択)スピーカなどに出力する。例えばエンジンオイルの消耗量が1でエンジン回転数が最も高くアクセル開度も最も大きい場合は、走行音データB1の25番が選択される。
また、バッテリーの劣化の場合は、セルをまわしてもエンジンがかからない状態を示す音を出力するようにしてもよい。例えば図3の場合では、図3(b)で消耗量が大きいことを示す走行音データの図3(c)部分において、エンジン回転数が最も低くアクセル開度が最も小さい1番にこの音を記憶すればよい。
本実施例によれば、車両用走行音生成装置1において、消耗量判定手段6が判定した消耗品の消耗量に応じて音源選択部8aで音源データを選択して、走行音信号生成部8bが走行状態取得手段5が取得した車両の走行状態に対応して音源選択部8aによって選択された音源データから適切な音源データを選択してスピーカなどに出力しているので、車両の走行状態に加えて消耗品の消耗量の状態も考慮して走行音を生成させることができ、単に好みの走行音を出力するだけでなく、その走行音の変化で消耗品の交換時期をドライバーに通知することができる。
また、音源記憶手段7に消耗量判定手段6が判定する消耗品に対応した音源データが記憶されて、走行音生成手段8が消耗量判定手段6が消耗したと判定した消耗品に応じた走行音を音源記憶手段7から選択しているので、予め記憶した音源データを選択するだけでタイヤやエンジンオイルやバッテリーなどの消耗品ごとに消耗した際の走行音を変化させることができ、ドライバーにどの消耗品が消耗したかを通知することができる。
また、音源記憶手段7に消耗量判定手段6が判定した消耗品の消耗量に応じて複数の音源データが記憶されており、走行音生成手段8は、消耗量判定手段6が判定した消耗量に応じた音源データを音源記憶手段7から選択しているので、予め記憶した音源データを選択するだけで消耗量に応じて走行音を変化させることができ、ドライバーにどの程度消耗しているかを通知することができる。つまり、走行距離や日時の経過に従って徐々に劣化していく様を体感できるために、メンテナンスの時期および重要性をドライバーの心に届かせることができる。
次に、本発明の第2の実施例にかかる車両用走行音生成装置1を図5を参照して説明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例では、音源記憶手段7に記憶されている音源データの記憶状態と走行音生成手段8の構成が第1の実施形態と異なる。
本実施例における音源記憶手段7は、消耗品の種類ごとに消耗量に応じた音源データが記憶されているのではなく、図3(c)のようなエンジン回転数とアクセル開度によって、細分化された音源データが記憶されているのみである。
走行音生成手段8は、走行音信号生成部8bと、音源加工部8cと、を備えている。走行音信号生成部8bは、走行状態取得手段5が取得した車両の走行状態(エンジン回転数や走行速度)に応じて音源記憶手段7に記憶された音源データから適切な音源データを選択して音源加工部8cに出力する。
音源加工部8cは、走行音信号生成部8bが走行状態に応じて選択した音源データを消耗量判定手段6が判定した消耗品の種類や消耗量に応じて所定の加工を施してスピーカなどに出力する。
音源加工部8cにおける音源データの加工方法としては、所定の周波数帯域に対し、音圧と周波数方向を揺らがせる(変調)、所定の周波数帯域の音圧を大きくする(ノイズの付加)、徐々にあるいは所定期間ごとにミュートをかける、レスポンスを遅くする(通常、走行状態に同期して音源データから走行状態に対応する音源を読み出して出力するが、その出力を消耗量などに応じて遅延させる)、といった方法が挙げられる。
具体的には、例えば、タイヤであればロードノイズを付加する(ノイズの付加)、エンジンオイルであればアイドリング中やエンジンをふかしたときの音色を変えたり、レスポンスを遅くする(変調やレスポンスを遅くする)、バッテリーであれば走行中にエンジン音にミュートをかける、などといった加工を施す。
また、音源加工部8cは、上述した消耗品の消耗量に加えて、走行状態取得手段5が取得した走行状態も考慮して加工してもよい。例えば、走行中とアイドリング時などの走行状態の違いによって、加工の仕方を変化させてもよい。
本実施例によれば、走行音信号生成部8bが音源記憶手段7から選択した音源データを音源加工部8cで加工を施して出力しているので、音源記憶手段7に記憶する音源データが消耗品ごとなどに記憶する必要が無く、音源記憶手段7の容量を節約することができる。
なお、上述した音源記憶手段7は、外部から書き込み可能あるいは交換可能な記憶手段としてもよい。このようにすることにより、音源データの追加やアップデートなどを容易に行うことができる。
また、上述した実施例では車両用走行音生成装置1を図1に示したように独立した装置として説明したが、例えばカーオーディオやカーナビゲーションシステムあるいは車両に内蔵する構成としてもよい。
また、上述した実施例では、車両用走行音生成装置1として構成したが、CPUとメモリを備えたコンピュータで実行するプログラムに各手段の機能を実装することで車両用走行音生成プログラムとして構成することもできる。
また、車両も内燃機関により動作するものに限らず電気自動車でもよく、電気自動車の蓄電量やバッテリーの寿命などを本発明により生成した模擬走行音によって通知してもよい。
前述した実施例によれば、以下の車両用走行音生成装置1および車両用走行音生成方法および車両用走行音生成プログラムが得られる。
(付記1)車両の走行状態を取得する走行状態取得手段5と、予め車両の走行音に関する音源データが記憶された音源記憶手段7と、音源記憶手段7に記憶された音源データから走行状態取得手段5が取得した車両の走行状態に応じた走行音を生成して出力する走行音生成手段8と、を備えた車両用走行音生成装置1において、
車両における消耗品の消耗量を判定する消耗量判定手段6を備え、
走行音生成手段8が、消耗量判定手段6が判定した消耗品の消耗量に基づいて走行音を生成する
ことを特徴とする車両用走行音生成装置1。
この車両用走行音生成装置1によれば、車両の走行状態に加えて消耗品の消耗量の状態も考慮して走行音を生成させることができ、単に好みの走行音を出力するだけでなく、その走行音の変化で消耗品の交換時期をドライバーに通知することができる。
(付記2)車両の走行状態を取得し、予め記憶された車両の走行音に関する音源データから走行状態に基づいて走行音を生成して出力する車両走行音生成方法において、
車両における消耗品の消耗量を判定して、その判定した消耗品の消耗量に基づいて走行音を生成することを特徴とする車両走行音生成方法。
この車両用走行音生成方法によれば、車両の走行状態に加えて消耗品の消耗量の状態も考慮して走行音を生成させることができ、単に好みの走行音を出力するだけでなく、その走行音の変化で消耗品の交換時期をドライバーに通知することができる。
(付記3)車両の走行状態を取得する走行状態取得手段5と、予め車両の音源データが記憶された音源記憶手段7と、音源記憶手段7に記憶された音源データから走行状態取得手段5が取得した車両の走行状態に応じた走行音を生成して出力する走行音生成手段8と、してコンピュータを機能させる車両用走行音生成プログラムにおいて、
車両における消耗品の消耗量を判定する消耗量判定手段6としてコンピュータを機能させるとともに、
走行音生成手段8が、消耗量判定手段6が判定した消耗品の消耗量に基づいて走行音を生成する
ことを特徴とする車両用走行音生成プログラム。
この車両用走行音生成プログラムによれば、車両の走行状態に加えて消耗品の消耗量の状態も考慮して走行音を生成させることができ、単に好みの走行音を出力するだけでなく、その走行音の変化で消耗品の交換時期をドライバーに通知することができる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施例にかかる車両用走行音生成装置の外観斜視図である。 図1に示された車両用走行音生成装置のブロック構成を示したブロック図である。 図1示された車両用走行音生成装置の音源記憶手段における音源データの記憶状態を示した説明図である。 消耗量判定手段が判定した消耗量と音源記憶手段に記憶されている各音源データ間の変化度の関係を示すグラフである。 本発明の第2の実施例にかかる車両用走行音生成装置のブロック構成を示したブロック図である。
符号の説明
1 車両用走行音生成装置
5 走行状態取得手段
6 消耗量判定手段
7 音源記憶手段
8 走行音生成手段

Claims (8)

  1. 車両の走行状態を取得する走行状態取得手段と、予め車両の走行音に関する音源データが記憶された音源記憶手段と、前記音源記憶手段に記憶された前記音源データから前記走行状態取得手段が取得した前記車両の走行状態に応じた走行音を生成して出力する走行音生成手段と、を備えた車両用走行音生成装置において、
    前記車両における消耗品の消耗量を判定する消耗量判定手段を備え、
    前記走行音生成手段が、前記消耗量判定手段が判定した前記消耗品の消耗量に基づいて前記走行音を生成する
    ことを特徴とする車両用走行音生成装置。
  2. 前記音源記憶手段には、前記消耗量判定手段が判定する前記消耗品に対応した前記音源データが記憶されており、前記走行音生成手段は、前記消耗量判定手段が消耗したと判定した前記消耗品に対応した前記音源データを前記音源記憶手段から選択することを特徴とする請求項1に記載の車両用走行音生成装置。
  3. 前記音源記憶手段には、前記消耗量判定手段が判定した前記消耗品の消耗量に応じて複数の前記音源データが記憶されており、前記走行音生成手段は、前記消耗量判定手段が判定した前記消耗量に対応した前記音源データを前記音源記憶手段から選択することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用走行音生成装置。
  4. 前記走行音生成手段は、前記音源記憶手段から読み出した前記音源データを前記消耗量判定手段が消耗したと判定した前記消耗品に応じて所定の加工を施すことを特徴とする請求項1に記載の車両用走行音生成装置。
  5. 前記走行音生成手段は、前記音源記憶手段から読み出した前記音源データを前記消耗量判定手段が判定した前記消耗品の消耗量に応じて所定の加工を施すことを特徴とする請求項1または4に記載の車両用走行音生成装置。
  6. 車両の走行状態を取得し、予め記憶された車両の走行音に関する音源データから走行状態に基づいて走行音を生成して出力する車両走行音生成方法において、
    前記車両における消耗品の消耗量を判定して、その判定した前記消耗品の消耗量に基づいて前記走行音を生成することを特徴とする車両走行音生成方法。
  7. 車両の走行状態を取得する走行状態取得手段と、予め車両の走行音に関する音源データが記憶された音源記憶手段と、前記音源記憶手段に記憶された前記音源データから前記走行状態取得手段が取得した前記車両の走行状態に応じた走行音を生成して出力する走行音生成手段と、してコンピュータを機能させる車両用走行音生成プログラムにおいて、
    前記車両における消耗品の消耗量を判定する消耗量判定手段として前記コンピュータを機能させるとともに、
    前記走行音生成手段が、前記消耗量判定手段が判定した前記消耗品の消耗量に基づいて走行音を生成する
    ことを特徴とする車両用走行音生成プログラム。
  8. 請求項7に記載の車両用走行音生成プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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