JP2006281900A - 車載情報装置、およびアプリケーション実行方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 優先度判定部108aは、車速センサ101〜ヘッドライトセンサ107によって構成されるセンサ群からの出力に基づいて検出した車両の走行環境に基づいて、各アプリケーションの実行優先度を判定する。そして、アプリケーション実行部108bは、優先度判定部108aで判定した各アプリケーションの実行優先度に応じて、各アプリケーションを時分割で実行する。
【選択図】 図1
Description
請求項2の発明は、請求項1に記載の車載情報装置において、各アプリケーションごとに車両の走行環境に対応して設定された重み付け情報を記憶する記憶手段をさらに備え、優先度判定手段は、記憶手段に記憶された重み付け情報を参照して、各アプリケーションに対して走行環境検出手段で検出した車両の走行環境に応じた重み付けを行い、当該重み付け結果に基づいて各アプリケーションの実行優先度を判定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の車載情報装置において、各アプリケーションは、そのデータ内に重み付け情報を含むことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車載情報装置において、アプリケーション実行手段は、優先度判定手段で判定した各アプリケーションの実行優先度に応じて各アプリケーションに割り当てるCPU時間を算出し、算出したCPU時間に基づいて各アプリケーションを時分割で実行することを特徴とする。
請求項5の発明は、車両に搭載された車載情報装置において、複数のアプリケーションを時分割で実行するためのアプリケーション実行方法であって、車両の走行環境を検出し、検出した車両の走行環境に基づいて、各アプリケーションの実行優先度を判定し、判定した各アプリケーションの実行優先度に基づいた時分割により、各アプリケーションを時分割で実行することを特徴とする。
車速0は、車速センサ101によって検出される自車両の車速が0km/hである状態、すなわち自車両が停止している状態を表している。
(2)車速低速
車速低速は、車速センサ101によって検出される自車両の車速が低速な状態、例えば、車速が1〜20km/hである状態を表している。
(3)車速中速
車速中速は、車速センサ101によって検出される自車両の車速が中速な状態、例えば、車速が21〜60km/hである状態を表している。
(4)車速高速
車速高速は、車速センサ101によって検出される自車両の車速が高速な状態、例えば、車速が61km/h以上である状態を表している。
ヘッドライトONは、ヘッドライトが点灯している状態を表している。
(6)ヘッドライトOFF
ヘッドライトOFFは、ヘッドライトが消灯している状態を表している。
PBK ONは、パーキングブレーキがオンされている状態、すなわち自車両が駐車している状態を表している。
(8)PBK OFF
PBK ONは、パーキングブレーキがオフされている状態を表している。
タイヤ空気圧低は、タイヤ空気圧が自車両の標準空気圧よりも低い状態を表している。
(10)タイヤ空気圧高
タイヤ空気圧低は、タイヤ空気圧が自車両の標準空気圧よりも高い状態を表している。
温度低は、路面が凍結する可能性がある外気温、例えば外気温が0℃以下の状態を表している。
(12)温度中
温度中は、通常の温度状態、例えば外気温が1〜25℃の状態を表している。
(13)温度高
温度高は、外気温が高温の状態、例えば25℃以上の状態を表している。
ワイパーONは、ワイパースイッチがオンされ、ワイパーが作動している状態を表している。
(15)ワイパーOFF
ワイパーOFFは、ワイパースイッチがオフされ、ワイパーが停止している状態を表している。
割り当てるCPU時間の割合(%)=(重み付け合計値5b/全アプリの重み付け合計値5bの合計)×100 ・・・(1)
(1)車両の走行環境に基づいてアプリケーションの実行優先度を判定し、実行優先度に応じたCPU時間を割り当ててアプリケーションを時分割で実行するようにした。これによって、走行環境に応じて、運転者が必要とするアプリケーションが変化することを加味して、現在の走行環境に適したアプリケーションを優先的に実行することができる。
なお、上述した実施の形態の 装置は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、外部インターフェース112は、追加アプリケーションを記憶したメモリカードやCD−ROMなどの記憶媒体を挿入するためのメモリカードスロット、またはドライブである例について説明した。しかしこれに限定されず、携帯電話などを有線で接続してネットワーク経由で追加アプリケーションをダウンロードするための有線通信用インターフェースでもよく、または無線LANやインターネットなどを介して無線通信経由で追加アプリケーションをダウンロードするための無線通信用インターフェースでもよい。
図4に示す各項目とする例について説明した。しかしこれに限定されず、上述した変形例(3)のように、その他の各種センサを設けて車両の走行環境を検出するようにした場合には、検出される走行環境に応じて、重み付けデータおよび優先度管理テーブルに各種項目を追加するようにしてもよい。
101 車速センサ
102 エンジン回転数センサ
103 タイヤ空気圧センサ
104 パーキングブレーキセンサ
105 温度センサ
106 ワイパーセンサ
107 ヘッドライトセンサ
108 制御装置
108a 優先度判定部
108b アプリケーション実行部
109 メモリ
110 モニタ
111 スピーカー
112 外部インターフェース
Claims (5)
- 車両に搭載され、複数のアプリケーションを時分割で実行する車載情報装置であって、
車両の走行環境を検出する走行環境検出手段と、
前記走行環境検出手段で検出した車両の走行環境に基づいて、各アプリケーションの実行優先度を判定する優先度判定手段と、
前記優先度判定手段で判定した各アプリケーションの実行優先度に基づいた時分割により、各アプリケーションを時分割で実行するアプリケーション実行手段とを備えることを特徴とする車載情報装置。 - 請求項1に記載の車載情報装置において、
各アプリケーションごとに車両の走行環境に対応して設定された重み付け情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
前記優先度判定手段は、前記記憶手段に記憶された重み付け情報を参照して、各アプリケーションに対して前記走行環境検出手段で検出した車両の走行環境に応じた重み付けを行い、当該重み付け結果に基づいて各アプリケーションの実行優先度を判定することを特徴とする車載情報装置。 - 請求項2に記載の車載情報装置において、
各アプリケーションは、そのデータ内に前記重み付け情報を含むことを特徴とする車載情報装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車載情報装置において、
前記アプリケーション実行手段は、前記優先度判定手段で判定した各アプリケーションの実行優先度に応じて各アプリケーションに割り当てるCPU時間を算出し、算出したCPU時間に基づいて各アプリケーションを時分割で実行することを特徴とする車載情報装置。 - 車両に搭載された車載情報装置において、複数のアプリケーションを時分割で実行するためのアプリケーション実行方法であって、
車両の走行環境を検出し、
検出した車両の走行環境に基づいて、各アプリケーションの実行優先度を判定し、
判定した各アプリケーションの実行優先度に基づいた時分割により、各アプリケーションを時分割で実行することを特徴とするアプリケーション実行方法。
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