JP2013063718A - 車両用警告装置 - Google Patents

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Tomoya Kuraishi
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Abstract

【課題】警告音による報知内容の認識性を向上させることが可能な車両用警告装置を提供する。
【解決手段】車両情報を入力し、前記車両情報に基づいて警告状態の発生を判定する制御手段110と、前記警告状態の発生を報知する警告音を出力する発音手段130と、を備えてなる車両用警告装置100であって、制御手段110は、前記警告状態の発生があると判定される場合に、発音手段130に前記警告音として発生があると判定された前記警告状態の種別を想起しうる擬音語で表現される音を出力させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、警告音によって車両に関する警告状態の発生を報知する車両用警告装置に関するものである。
従来この種の車両用警告装置にあっては、警告状態の種別を示すインジケータの表示とともに警告音を発して運転者に警告状態の発生を報知するものであり、警告音自体は、「ピー」や「ピピピ」といった単調な音を発するものが多く、警告状態の種別によって異ならせるとしても似た音程(周波数)である。また、特に車両の運転に慣れていない初心者などはインジケータの表示に目を向ける余裕がなく、警告音が何を示すものなのかわかりにくく不安を与えるという問題があった。
これに対し、例えば下記特許文献1及び特許文献2に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の車両用警告装置は、エンジンの異常を報知するために、エンジン音もしくは疑似エンジン音をスピーカから出力することで運転者に対して説得力のある音を出力するものである。また、特許文献2に記載の車両用警告装置は、他者の接近を報知するために、接近する他者の存在を種類毎に異なる走行音や異なる楽器音を出力することで他者の接近度合いと種類とを速やかに運転者に認知させるものである。
特開2007−8297号公報 特開2010−198100号公報
しかしながら、特許文献1に開示される車両用警告装置では、エンジンの異常などの実際に作動音が生じる警告状態にのみ適用可能であり、例えばサイドブレーキの未解除、ヘッドライトの消し忘れ、キーの抜き忘れなどには適用することができないという問題点があった。特許文献2に記載の車両用警告装置における走行音も同様であり、また、楽器音については楽器音と車両の種類との対応関係を運転者が学習する必要があるものの楽器音自体は車両の種類との関連性がなく覚えにくいという問題がある。
そこで本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたもので、警告音による報知内容の認識性を向上させることが可能な車両用警告装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、車両情報を入力し、前記車両情報に基づいて警告状態の発生を判定する制御手段と、前記警告状態の発生を報知する警告音を出力する発音手段と、を備えてなる車両用警告装置であって、
前記制御手段は、前記警告状態の発生があると判定される場合に、前記発音手段に前記警告音として発生があると判定された前記警告状態の種別を想起しうる擬音語で表現される音を出力させることを特徴とする。
前記発音手段は、複数の前記警告状態の種別に応じてそれぞれ異なる擬音語で表現される音を前記警告音として出力することを特徴とする。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、警告音による報知内容の認識性を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態である車両用警告装置の電気的構成を示すブロック図。 同実施形態における警告音を示す図。 同実施形態における警告音の波形を示す図。 同実施形態における警告音の周波数特性を示す図。 同実施形態における警告音と警告状態の種別のイメージとの適合に関するヒアリング試験の結果を示す図。
以下、図1〜図3に基づいて本発明の実施形態を車両用警告表示装置に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1において、本実施形態による車両用装置100は、制御手段110と、記憶部120と、発音手段130と、から主に構成されている。
制御手段110は、ROM、CPU、RAM及び入出力インターフェイス等を有するマイクロコンピュータからなり、本実施形態の場合、詳細図示は省略するが、車両用警告装置100に備えられる回路基板に実装され、車両に搭載される各種センサやECU等から例えば車速、エンジン回転数、ギア、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)の使用状態、ヘッドライトの使用状態、キーの挿入有無、ドアの開閉、シートベルトの着脱状態などの車両情報を入力可能に設けられ、前記車両情報に基づいて複数種類の警告状態の発生の有無を判定し、その判定結果に基づいて記憶部120から発生した警告状態の種別に応じた所定の音データを読み出し、これをアナログ信号である音信号に変換して発音手段130に出力する。
記憶部120は、EPROMなどの不揮発性メモリからなり、発音手段130にて出力する各種警告音を示す音データを記憶する。
発音手段130は、例えばスピーカ等の発音体からなり、アナログ信号として出力され増幅部(図示しない)で増幅された音信号を入力して所定の警告音を出力する。ここで、警告音としては、後で詳述するように発生を報知する警告状態の種別を想起しうる擬音語で表現される音を出力する。すなわち、制御手段120は、警告状態の発生があると判定される場合に、発音手段130に警告音として発生があると判定された警告状態の種別を想起しうる擬音語で表現される音を出力させる制御を行う。
次に、本実施形態における警告音について、警告状態の種別としてサイドブレーキ未解除、シートベルト未着用、ヘッドライト消し忘れ、キー抜き忘れを報知する各警告音を例に上げて説明する。
図2は、本実施形態における各警告音を示す図である。各警告音の作成に際しては、まず警告状態の種別を想起しうる擬音語を作成するべく各警告状態の種別のイメージを擬音語化し、作成された擬音語で表現される音をスタインバーグ・メディア・テクノロジーズ社製の音楽作成ソフト「Cubase5」を用いて作成した。ここで警告状態の種別のイメージを擬音語化するにあたっては、主にその警告状態から生じる状況のイメージや警告状態に関連性の高い物品(機器や部品)のイメージを示す擬音語を作成した。具体的には、警告状態の種別「サイドブレーキ未解除」については、その状況としてサイドブレーキを引きずって走行するイメージを示す擬音語「ガガガ」を、警告状態の種別「シートベルト未着用」については、これに関連性の高い物品であるシートベルト(を着用する際の状況)のイメージを示す擬音語「ギュ」を、警告状態の種別「ヘッドライト消し忘れ」については、これに関連の高い物品であるヘッドライト(が光る状況)のイメージを示す擬音語「キラキラ」を、警告状態の種別「キー抜き忘れ」については、これに関連性の高い物品であるキー(の材質である金属)のイメージを示す擬音語「カンカン」を、それぞれ作成した。次に、各擬音語で表現される音を作成した。なお、音の作成に際しては、実際に音を聴取して所望の擬音語に変換できると判断されたものを「擬音語で表現される音」とした。
警告状態の種別として「サイドブレーキ未解除」を想起しうる擬音語「ガガガ」で表現される警告音は、4分の4拍子の1小節とすればハ長調で表すと、ラの音の8分音符の後に2回連続するラの音の8分音符が3回繰り返されラの16分音符が続く組み合わせであり、出力時間は0.5秒である。その波形としては、図3(a)に示すように、徐々に音圧が小さくなる3つの波形の組み合わせが8回繰り返される。また、その周波数特性としては、図4(a)に示すように、2kHz付近が中心周波数となる。
警告状態の種別として「シートベルト未着用」を想起しうる擬音語「ギュ」で表現される警告音は、4分の4拍子の1小節とすればハ長調で表すと、ラの音の付点8分音符のみであり、出力時間は0.5秒である。その波形としては、図3(b)に示すように、不規則に出力される短い波形を多く含む。また、その周波数特性としては、図4(b)に示すように、20Hz程度を中心周波数とするが、10kHz以上までの周波数成分をほぼ同等程度に含む。
警告状態の種別として「ヘッドライト消し忘れ」を想起しうる擬音語「キラキラ」で表現される警告音は、4分の4拍子の1小節とすればハ長調で表すと、高いラ、高いシ、高いソのシャープと高いラの連続の8分音符の組み合わせであり、出力時間は0.8秒である。その波形としては、図3(c)に示すように、音圧が小さく間隔の短い波形の繰り返しである。また、その周波数特性としては、図4(c)に示すように、800〜900Hz付近を中心周波数とし、1kHz付近及び3〜4kHz付近の周波数成分も多く含む。
警告状態の種別として「キー抜き忘れ」を想起しうる擬音語「カンカン」で表現される警告音は、4分の4拍子の1小節とすればハ長調で表すと、ラの音の8分音符の4回繰り返しであり、出力時間は0.6秒である。その波形としては、図3(d)に示すように、余韻を含む波形が4回繰り返される。また、その周波数特性としては、図4(d)に示すように、800〜900Hz付近を中心周波数とし、1kHz付近及び3〜4kHz付近の周波数成分も多く含む。
図5は、警告音と警告状態の種別のイメージとの適合に関するヒアリング調査の結果を示すものである。8人の被験者に対し、各警告音を聴取して対応する各警告状態の種別のイメージと一致するかをヒアリングした結果、全ての警告音について60%以上の高い割合で警告状態の種別のイメージと一致し、報知される内容について高い認識性を示した。
以上のように、車両に関する警告状態の発生を報知する警告音を出力する車両用警告装置において、警告音として発生した警告状態の種別を想起しうる擬音語で表現される音を出力することで、警告音による報知内容の認識性を向上させることができる。また、複数の警告状態の種別とこれに対応する警告音との対応関係の学習についても、それぞれ異なる擬音語で表現される警告音を出力することで、警告音自体が警告状態の種別のイメージを持つため、従来のように単に警告状態の種別毎に警告音が異なる場合と比較して対応関係をより早期に学習することができ、また忘れにくいため、警告音による報知内容の認識性を向上することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。報知の対象となる警告状態の種別は本実施形態において挙げたものに限られず、他にスピード超過や水温上昇、エアバックの故障、燃料の不足などであってもよい。また、警告状態の種別を想起しうる擬音語は本実施形態で作成したものには限定されず、警告状態の種別がイメージされるものであれば他の擬音語であってよく、その擬音語で表現される警告音も本実施形態のものには限定されず種々の変更が可能である。
また、本発明の車両用警告装置は、本実施形態のように警告音のみで警告状態の発生を報知するものであっても良いし、別途表示手段を備え、警告音に合わせて発生した警告状態の種別を示すインジケータを表示するものであってもよい。
本発明は、警告音によって車両に関する警告状態の発生を報知する車両用警告装置に好適である。
100 車両用警告装置
110 制御手段
120 記憶部
130 発音手段

Claims (2)

  1. 車両情報を入力し、前記車両情報に基づいて警告状態の発生を判定する制御手段と、前記警告状態の発生を報知する警告音を出力する発音手段と、を備えてなる車両用警告装置であって、
    前記制御手段は、前記警告状態の発生があると判定される場合に、前記発音手段に前記警告音として発生があると判定された前記警告状態の種別を想起しうる擬音語で表現される音を出力させることを特徴とする車両用警告装置。
  2. 前記発音手段は、複数の前記警告状態の種別に応じてそれぞれ異なる擬音語で表現される音を前記警告音として出力することを特徴とする請求項1に記載の車両用警告装置。
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