第1発明の携帯型コミュニケータは、図1に例示するように、携帯コンピュータが無線通信手段の制御指令を出力して、無線通信手段に通信回線を経由しての発信、または受信を行わせる。
しかも、携帯コンピュータは、警察用ソフト記憶手段内に記憶されているコンピュータソフトによって、公安行政、交通指導取締、警察市民サービス、防犯、犯罪取締、または司法手続などの警察処理を実行する。
第2発明の携帯型コミュニケータは、図2に例示するように、携帯コンピュータが無線通信手段の制御指令を出力して、無線通信手段に通信回線を経由しての発信、または受信を行わせる。
第6発明の携帯型コミュニケータは、図6に例示するように、呼出指令入力手段が携帯型コミュニケータの呼出指令を入力し、呼出信号出力手段がその呼出指令に基づいて、近傍に呼出信号を出力する。
次に発明の実施例を説明する。
図9、図10は、ポリスケータ1の斜視図、図11は、GPSユニット3の斜視図、図12は、プリンタユニット5の斜視図、図13は、イメージスキャナユニット7の斜視図、図14は、アイカメラユニット9の斜視図、図15は、携帯ポリスケータ11の斜視図、図16は、携帯ポリスケータシステム13の斜視図、図17は、ポリスケータ1の制御回路15のブロック図、図18は、マスタコーラ17の斜視図、図19は、マスタコーラ17のID番号17Aの説明図、図20は、マスタコーラ19の説明図、図21は、無線LANユニット21の斜視図、図22は、携帯ポリスケータシステム13の説明図、図23は、ポリスマップシステム23の斜視図、図24は、ポリスマップシステム23のコンソールテーブル25の説明図、図25はポリスマップシステム23のブロック図、図26は、ポリスマップシステム23の説明図である。
ポリスケータ1は、図9、図10に示すように、ペン入力デバイス103と、本体105と、無線電話装置107とを備えている。ペン入力デバイス103は、収容枠109に保持されており、収容枠109と本体105とは、連結部111で矢印YY方向に開閉可能に連結されている。収容枠109と、本体105との間には、図9に示す開いた状態の保持と、図10に示す閉じた状態の保持とを行なう図示しない保持機構が設けられている。
収容枠109には、マイク113と、ディスプレイ115と、オンスイッチ117と、オフスイッチ119とがペン入力デバイス103の近傍に取り付けられている。マイク113の近傍には、「マイク」レタリング113Aが施されており、オンスイッチ117の近傍には「オン」レタリング117A、オフスイッチ119の近傍には「オフ」レタリング119Aが施されている。オンスイッチ117と、オフスイッチ119とは、各々2個のスイッチパネル117AA、117BB、119AA、119BBを備えている。これ
らは、収容枠109の表面より3ミリメートル凹状態で配設されている。スイッチパネル117AAと、117BBとは、両方ともほぼ同時に操作された場合にオン信号を出力する。スイッチパネル119AAと、119BBとは、両方ともほぼ同時に操作された場合に、オフ信号を出力する。これにより、携帯時などに誤って手などが触れることによる誤操作が防止される。この結果、収容枠109の表面へのスイッチの取付が可能になる。
無線電話装置107と、本体105とは、収容箱121に収容されている。収容箱121には、図9、図10、図17に示すように、CPU123と、音声解析プロセッサ124と、ROM125と、マスタコール126と、アンテナ126Aと、RAM127と、EEPROM129と、ペン入力コントローラユニット131と、入力インタフェース133と、蓄電池135と、電源ソケット137、139と、電話コントローラ141と、音声信号発生ユニット143と、入出力コントローラ145と、イヤー通話コントローラ147と、イヤー通話器149と、スピーカ151と、スピーカオンスイッチ152と、ディスプレイコントローラ153と、入力ペン155と、入力ペン収納孔157と、ペン取り出しボタン159と、出力インタフェース161と、モニタランプ163と、モニタスピーカ165と、アッテネータ166と、電話出力コントローラ167と、電話出力コネクタ169と、データ入出力コントローラ171と、データ入出力コネクタ173と、内蔵アプリケーションコネクタ174と、カードコネクタ175、177と、カード収納部179と、電源コントローラ181と、スピーカ収納部183と、イヤー通話器収納具185と、足187と、無線電話ユニット189と、アンテナ191と、アンテナ収納部193とが備えられている。データ入出力コントローラ171には、データバッファ171Aが設けられている。
RAM127は、車両重量メモリ127Oと、車両速度メモリ127Pと、マスタコール設定メモリ127Qと、状態メモリ127Rと、設定メモリ127S、車両ナンバ入力メモリ127Tと、氏名入力メモリ127Uと、駐車指導メモリ127Vと、ライセンスNo.メモリ127Wと、違反日時メモリ128Aと、違反場所メモリ128Bと、違反処理メモリ128Cと、車両名メモリ128Dと、現在位置メモリ128Gと、追跡車両メモリ128Hと、速度違反取締メモリ128Iと、違反処理メモリ128Jと、積載重量違反取締メモリ128Kと、加害者メモリ128Lと、事故メモリ128Mと、道案内データメモリ128Nと、通報メモリ128Oと、広報メモリ128Pと、緊急呼出メモリ128Qと、ポリスマン呼出メモリ128Rとを備えている。
内蔵アプリケーションコネクタ174には、アプリケーションソフトウエアROM194が差し込まれる。アプリケーションソフトウエアROM194には、ワードプロセッサソフトと、データベースソフトと、ナビゲーションソフトとが格納されている。これらは、後述する。
カード収納部179には、アプリケーションソフトウエアカード195、197が収納される。アプリケーションソフトウエアカード195、197は、カードコネクタ175、177に接続される。電話出力コネクタ169には、電話ケーブル199が接続される。電話ケーブル199は、ファクシミリ装置201に接続される。データ入出力コネクタ173には、データ出力ケーブル203が接続される。データ出力ケーブル203は、パーソナルコンピュータ205、プリンタ207、又はGPSユニット3に接続される。
無線電話装置107は、無線電話ユニット189と、イヤー通話コントローラ147と、入出力コントローラ145と、イヤー通話器149と、スピーカ151と、マイク113と、アンテナ191とから構成されており、図示しない無線電話網との間で、発信、及び受信を行う機能を有する。電話コントローラ141は、CPU123からの指令に基づいて、入出力コントローラ145と、無線電話ユニット189とを制御する。音声信号発
生ユニット143は、CPU123からの指令に基づいて所定の音声を合成し、入出力コントローラ145を経由して無線電話ユニット189に出力する。
入力インタフェース133は、蓄電池135の電圧と消費電流と充電電流とを検出する。電源コントローラ181は、オンスイッチ117が操作された場合には、ポリスケータ1全体に電源を供給してアクティブ状態にし、オフスイッチ119が操作された場合には、ポリスケータ1の待機系に電源を供給して、待機状態にする。
ペン入力デバイス103は、液晶ディスプレイ103Aと、センサ層103Bとを備えている。液晶ディスプレイ103Aは、ペン入力コントローラユニット131と接続されており、表示面103Cに所定の画像データを表示する。センサ層103Bは、ペン入力コントローラユニット131に接続されており、液晶ディスプレイ103Aの下に配設されて、入力ペン155のペン先155Aの位置を検出する。入力ペン155は、ペン先155Aの近傍に図示しないコイルが設けられている。入力ペン155は、クリック/ドラッグ用のボタン155Bを備えている。ペン入力デバイス103と、入力ペン155とは、周知の電磁授受方式によって、ペン入力での位置を検出する。ペン入力デバイス103は、ROM125内に格納されているペン入力デバイスによって、キーボードを用いることなく文字入力の機能と、ポインティングデバイスの機能とを有する。
スピーカ151は、図9に示すように、スピーカ本体151Aと、支持部材151Bと、連結部材151Cとを備えている。スピーカ本体151Aと、支持部材151Bとは、連結部材151Cによって矢印YA、YB方向に回動可能に連結されている。スピーカ本体151Aと、支持部材151Bとは、矢印YC方向に押されることによって、スピーカ収納部183に収納される。また、スピーカ151は、スピーカオンスイッチ152に接続されており、矢印YD方向に引き出されると、「オフ」状態から「オン」状態に切り替わる。支持部材151Bは、図示しない排出機構に連結されており収納状態で、「押」レタリング部151Dを矢印YC方向に押し込むと、スピーカ本体151Aを使用位置まで飛び出させる。図示しない排出機構には、スピーカオンスイッチ152の図示しない操作リンクが取り付けられている。
イヤー通話器149は、使用しない場合には、イヤー通話器収納具185に収納されている。また、使用する場合には、引き出されて使用される。これは、使用後、指掛け孔185Bに指を掛けて、矢印185Aに従ってイヤー通話器収納具185を回動すると、収納される。
アンテナ191は、通常、アンテナ収納部193に収納されている。また、送受信状態を向上させる場合には、引き出して用いる。このため、矢印YE、YF方向の移動自由度と、矢印YH、YG方向への回動性とを備えている。
入力ペン155は、図10に示すように、使用しない場合は、入力ペン収納孔157内に格納されている。ペン取り出しボタン159は、押し込まれると、入力ペン155を飛び出させる図示しない排出機構に連結されている。
ROM125は、制御プログラムや変数テーブルを格納している。EEPROM129は、設定値や指定値などを保持する。
電源ソケット139と、データ入出力コネクタ173と、電話出力コネクタ169とは、雌コネクタユニット217とを構成する。雌コネクタユニット217は、所定の標準規格に基づいて、構成されている。
GPSユニット3は、図11に示すように、周知の構成としてのアンテナ211と、座
標演算装置213と、雄コネクタユニット215と、雌コネクタユニット217と、表示装置219と、操作装置221とを備えている。座標演算装置213は、アンテナ211を介して受信したNAVSTAR GPS(navigation satellite time and ranging positioning system)からのデータに基づいて、現在位置の位置座標NEと、高度Hとを
求め、雄コネクタユニット215と、雌コネクタユニット217とを経由して、外部の各種機器に現在位置データNEHを出力する。雄コネクタユニット215は、雌コネクタユニット217と組み合わされて用いられるものであって、電源プラグ225と、データ入出力コネクタ227と、電話出力コネクタ229とから構成されている。電源プラグ225は、電源ソケット139との間で、電源の供給、または需給を行う。データ入出力コネクタ227は、データ入出力コネクタ173との間で、データの供給、または需給を行う。電話出力コネクタ229は、電話出力コネクタ169との間で、電話データの供給、または需給を行う。
GPSユニット3は、図15に示すように、ポリスケータ1と連結され、ポリスケータ1に、現在位置データNEHを供給する。
プリンタユニット5は、図12に示すように、プリンタ本体231と、データ入出力コネクタ233とを備えている。データ入出力コネクタ233は、接続コード235によって、プリンタ本体231と接続されている。データ入出力コネクタ233は、コネクタ収納孔231Aに、挿入されて、プリンタ本体231に保持されている。接続コード235は、コード収納溝231Bに挿入されている。これらは、図16に示すように、引き出されて、使用される。プリンタ本体231は、肩紐237と、用紙排出口239と、上蓋241と、下蓋243と、ヒンジ245と、指掛かり247と、図示しない印字機構と、制御装置と、用紙送り機構とを備えている。
プリンタユニット5は、データ入出力コネクタ233がデータ入出力コネクタ173に接続されて使用される。プリンタユニット5は、ポリスケータ1からの印字信号に基づいて、印字を行う。
イメージスキャナユニット7は、図13に示すように、本体251と、ゴム蓋253とから構成されている。本体251は、スキャン面255と、データ入出力コネクタ256と、接続コード257と、蓋止め孔263と、肩掛け紐269とを備えている。データ入出力コネクタ256は、コネクタ収納孔259に挿入されている。接続コード257は、コード収納孔261に挿入されている。
ゴム蓋253は、一端がヒンジ265によって本体251に取り付けられるとともに、他端に蓋止め267を備えている。蓋止め267は、蓋止め孔263に挿入され、ゴム蓋253をスキャン面255の上面に固定する。
イメージスキャナユニット7は、データ入出力コネクタ256がデータ入出力コネクタ173に接続されて使用される。イメージスキャナユニット7は、図示しない画像検出機構と、制御装置とを備え、スキャン面255上に載せられた指、ライセンスペーパやその他の品物の画像を検出して、ポリスケータ1にデータを出力する。
アイカメラユニット9は、図14に示すように、データ入出力コネクタ271と、基台273と、ロッド275と、人工網膜ユニット277と、レンズ279と、上部雲台281と、下部雲台283とを備えている。基台273は、図示しない制御装置を備え、人工網膜ユニット277が検出した画像を、そのまま量子化して、あるいは輪郭を抽出したり、特徴を抽出したり、パターンマッチングで文字データを抽出したりして、ポリスケータ1に出力する。アイカメラユニット9は、図16に示すように、雌コネクタユニット217に接続されて、使用される。
携帯ポリスケータ11は、図15に示すように、ポリスケータ1と、GPSユニット3と、携帯ケース291とを備えている。ポリスケータ1と、GPSユニット3とは、雄コネクタユニット215と、雌コネクタユニット217とが連結状態である。
携帯ケース291は、ポリスケータ1の操作用開口293と、GPSユニット3の操作用開口295と、雄コネクタユニット215の結合用開口297と、入力ペン155のホルダ299と、吊りベルト301とを備えている。
携帯ポリスケータ11は、ポリスケータ1と、GPSユニット3とを一体で携帯する場合に用いられる。
携帯ポリスケータシステム13は、図16に示すように、携帯ポリスケータ11と、アイカメラユニット9と、プリンタユニット5と、イメージスキャナユニット7とから構成されている。携帯ポリスケータシステム13は、警察官が職務遂行上必要とされる装置ユニットを一式化したものである。
マスタコーラ17は、図18に示すように、衿章本体311と、ビス313と、階級マーク315、317とを備えている。階級マーク315には、スピーカ321が取り付けられており、階級マーク317には、表示LED319が取り付けられている。衿章本体311の内部には、マスタコーラ制御装置323が内蔵されている。スピーカ321の振動板は、衿章本体311の外面311Bに面して設けられている。
マスタコーラ制御装置323は、図示しない無線受信装置を内蔵し、受信信号を解読して、その結果を表示LED319によって発光表示するとともに、スピーカ321によって音響表示する。
マスタコーラ17は、衿章本体311の裏面311Aに、図19に示すような、識別ナンバー表示327が刻印されている。識別ナンバー表示327は、IDナンバーの数値がそのまま表示されている。この値は、マスタコーラ17を特定して呼び出す場合に、用いられる。
マスタコーラ19は、図20に示すように、私服バッチ形に形成されているものであって、図示しないマスタコーラ制御装置と、表示LED331と、スピーカ333とを備え、マスタコーラ17とほぼ同様の機能を有する。
無線LANユニット21は、図21に示すように、LAN本体341と、雄コネクタユニット215と、雌コネクタユニット217と、アンテナ343とを備えている。無線LANユニット21は、図22に示す無線LANユニット351と組み合わされて用いられるものである。無線LANユニット351については、後述する。LAN本体341には、トランシーバユニット345と、LANネットワーク制御ユニット347と、ネットワークデータインタフェース349とを備えている。トランシーバユニット345は、無線LANユニット351との間で無線通信を行う。LANネットワーク制御ユニット347は、無線LANユニット351との間で、LANネットワークを構成する。ネットワークデータインタフェース349は、ポリスケータ1との間で、データ送受を行う。無線LANユニット21は、図22に示すように、ポリスケータ1に接続される。
無線LANユニット351は、図22に示すように、接続コード353と、トランシーバユニット355と、LANネットワーク制御ユニット357と、データインタフェース359とを備えている。無線LANユニット351は、車両速度計測装置361や車両重量計測装置363に取り付けられる。無線LANユニット351は、車両速度計測装置3
61から出力された車両速度データSSDや、車両重量計測装置363から出力された車両重量データSJDをデータインタフェース359が接続コード353を介して入力し、このデータを無線LANユニット21を経由して、ポリスケータ1に出力する。ポリスケータ1は、車両速度データSSDと、車両重量データSJDを、違反処理メモリ128Jに格納する。
車両速度計測装置361は、図22に示すように、ビデオ記録装置365と、速度計測レーダ367とを備えている。車両速度計測装置361は、計測制御装置369を備えており、速度計測レーダ367の出力信号から車両速度を検出して、無線LANユニット351に後述する車両速度データSSDを出力する。計測制御装置369は、図示しないマイクロコンピュータや集積回路などで構成されている。また、車両速度計測装置361は、ビデオ記録装置365に速度データを送信するとともに、画像を記録させる。
ビデオ記録装置365は、車両の画像と、その車両の速度を記録する。
図27は、車両速度計測装置データ出力処理ルーチンのフローチャートである。この処理は、計測制御装置369によって、所定時間毎に実行される。
起動されると、まず超過速度入力が行われる(S1000)。超過速度は、速度計測レーダ367の計測値に基づいて算出される。例えば、速度計測レーダ367から50Km以上の値が出力された場合に、超過速度として入力する。
次いで、車両速度データSSDを生成する(S1010)。車両速度データSSDとしては、計測時間、指定速度、超過速度、車両速度、計測装置識別番号が生成される。
次に、無線LANに車両速度データSSD出力を行う(S1020)。以後、ポリスケータ1に伝送される。
図28は、車両重量計測装置データ出力処理ルーチンのフローチャートである。この処理は、車両重量計測装置363によって、所定時間毎に起動される。
まず、実計測重量入力が行われる(S1100)。実計測重量は、車両重量計371の計測値に基づいて算出される。
次いで、車両重量データSJD生成を行う(S1110)。車両重量データSJDとしては、計測時間、車両重量、車両重量計測装置識別番号が生成される。 次に、無線LANに車両重量データSJD出力を行う(S1120)。以後、ポリスケータ1に伝送される。
図29は、無線LANデータ入力処理ルーチンのフローチャートである。
この処理は、ポリスケータ1のCPU123によって、所定時間毎に起動される。まず、無線LANデータ入力が行われる(S1200)。無線LANデータ入力では、図27の車両速度計測装置データ出力と、図28の車両重量計測装置データ出力とからのデータを入力する。入力したデータは、データバッファ171A内に一時的に格納される。
次いで、車両重量データSJD抽出を行う(S1210)。車両重量データSJDは、データバッファ171Aから入力する。抽出した車両重量データSJDは、車両重量メモリ127Oに格納する(S1220)。
次に、車両速度データSSD抽出を行い(S1230)、車両速度メモリ127Pに格納する(S1240)。
車両重量メモリ127Oに格納された車両重量データSJDと、車両速度メモリ127Pに格納された車両速度データSSDとは、後述する処理にて参照される。
車両重量計測装置363は、車両重量計371に接続されている。車両重量計測装置363は、無線LANユニット351を経由して、車両重量データをポリスケータ1に送信する。
ポリスマップシステム23は、図23に示すように、ポリスマップディスプレイ401と、ビデオカメラ403と、マイク404と、コンソールテーブル25と、ポリス表示405とを備えている。
ポリス表示405は、ポリスマップシステム23が管理する警察官を表示するものであって、警察官名称表示407と、識別番号表示409と、肖像表示411とを備えている。
ポリスマップディスプレイ401は、装置枠413と、表示面415と、表示制御装置417とを備えている。表示面415は、画像を平面表示する。表示制御装置417は、画像信号を入力して、表示面415に画像を表示させる。
ビデオカメラ403は、装置枠413の上面板403A上に載置されている。ビデオカメラ403は、コンソールテーブル25近傍の画像を撮像して、画像信号を出力する。マイク404は、ビデオカメラ403の近傍に配設されている。
コンソールテーブル25は、本体421と、足423とを備えている。本体421の上面421Aには、図24に示すような選択ボタン431と、説明表示433とが設けられている。
選択ボタン431としては、本署呼出ボタン431A、緊急呼出ボタン431B、管轄区域全体表示ボタン431C、ポリスマン近傍図表示ボタン431D、ポリスマン通話ボタン431E、ポリスマップ印刷ボタン431F、数字ボタン431G、実行ボタン431H、訂正ボタン431Iが配設されている。
説明表示433には、選択ボタン431を操作することによって、実行される内容が表示されている。
コンソールテーブル25には、図25に示す鳥観図表示装置435と、派出所制御装置437と、マンインタフェース439と、ポリスマッププリンタ441と、本署制御装置443とが備えられている。
マンインタフェース439には、選択ボタン431と、無線送信装置451と、ポリスマッププリンタ441と、本署制御装置443と、鳥観図表示装置435と、派出所制御装置437とが接続されている。無線送信装置451は、アンテナ453を備えており、マンインタフェース439から送出されてきたマスタコーラ呼出信号を送信する。ポリスマッププリンタ441は、鳥観図表示装置435から送られてきた鳥観図を印刷する。ビデオカメラ403は、リモコン装置442を備えている。リモコン装置442は、本署制御装置443に接続されている。
本署制御装置443には、公衆デジタル通信回線455が接続されている。本署制御装置443は、マンインタフェース439からの指令に基づいて、公衆デジタル通信回線455に本署457の本署指令装置459への発信信号を出力する。本署制御装置443は、ビデオカメラ403の画像信号と音声信号とを本署指令装置459に送信するとともに、本署指令装置459からの音声信号と、画像信号と、リモコン信号とを受信して、ビデオカメラ403と、リモコン装置442とに出力する。
鳥観図表示装置435は、鳥観図データベースを備えており、ポリスマップディスプレイ401に鳥観図データを出力する。派出所制御装置437は、公衆通信回線461と、鳥観図表示装置435と、マンインタフェース439とに接続されている。派出所制御装置437は、マンインタフェース439からの信号に基づいて、鳥観図表示装置435に制御信号を出力するとともに、公衆通信回線461への発信を行う。派出所制御装置437は、入力メモリ437Aと、ポリスマン位置メモリ437Bと、帰所時間テーブル437TAと、鳥観図テーブル437TAとを備えている。
ポリスマップシステム23は、図26に示すように、派出所469に配設されており、電話交換局471を経由して、本署457に有線で接続されるとともに、無線電話局473を介して携帯ポリスケータ11に無線で接続される。本署457は、通信幹線475を経由して、ホストシステム458に接続されている。ホストシステム458は、所定地域範囲のデータを統合管理する。電話交換局471相互は、通信幹線475で接続されている。無線電話局473は、電話交換局471に併設されており、無線電話網476を構成している。
また、携帯ポリスケータ11は、地球の衛星軌道上のGPS衛星477からの電波を受信して、現在位置の座標NEと高度Hとを算出している。算出されたデータは、現在位置メモリ128Gに格納される。
図30は、ポリスケータメニュー画面の説明図、図31は、ポリスケータメニュー画面の説明図、図32は、ポリスケータ制御処理ルーチンのフローチャート、図33は、交通機動隊処理ルーチンのフローチャート、図34は、交通機動隊メニューの説明図、図35は、交機通常処理ルーチンのフローチャート、図36は、交機通常メニューの説明図、図37は、指導処理ルーチンのフローチャート、図38は、指導処理メニューの説明図、図39は、車両ナンバ入力処理ルーチンのフローチャート、図40は、車両ナンバ入力画面の説明図、図41は、氏名入力処理ルーチンのフローチャート、図42は、氏名入力画面の説明図、図43は、指導内容選択処理ルーチンのフローチャート、図44は、指導内容選択画面の説明図、図45は駐車指導処理ルーチンのフローチャート、図46は、駐車指導画面の説明図、図47は、取締処理ルーチンのフローチャート、図48は、取締メニューの説明図、図49は、氏名入力(ライセンス入力)処理ルーチンのフローチャート、図50は、氏名入力(ライセンス入力)メニューの説明図、図51は、取締内容選択処理ルーチンのフローチャート、図52は、取締内容選択画面の説明図、図53は、駐車停車方法違反処理ルーチンのフローチャート、図54は、駐車、停車違反処理画面の説明図、図55は、追跡車両データ入力処理ルーチンのフローチャート、図56は、追跡車両データ入力画面の説明図、図57は、広域手配処理ルーチンのフローチャート、図58は、広域手配画面の説明図、図59は、データ収集処理ルーチンのフローチャート、図60は、追跡車両データ入力画面の説明図、図61は、指導取締処理ルーチンのフローチャート、図62は、指導取締メニューの説明図、図63は、速度違反取締処理ルーチンのフローチャート、図64は、速度違反取締画面の説明図、図65は、速度違反処理中画面の説明図、図66は、積載重量違反取締処理ルーチンのフローチャート、図67は、積載重量違反処理中画面の説明図、図68は、積載重量違反処理中画面の説明図、図69は、事故処理処理ルーチンのフローチャート、図70は、事故処理メニューの説明図、図71は、加害者逃走処理ルーチンのフローチャート、図72は、加害者逃走画面の説明図、図73は、事故処理ルーチンのフローチャート、図74は、事故処理メニューの説明図である。
図30〜図74におけるフローチャートは、制御回路15によって処理されるものであり、メニューと画面の説明図は、ペン入力デバイス103によって処理される内容である。
図30または図31に示すポリスケータメニュー画面501は、ポリスケータ1のオンスイッチ117を操作した場合に表示面103Cに始めに表示されるものである。これは、図32のポリスケータ制御処理によって、表示される。
ポリスケータメニュー画面501は、ポリスケータアクティブ表示503と、登録ID表示505と、IDナンバー表示507と、モード表示509と、外部装置表示511と、登録アプリケーションソフト表示513とを備えている。
ポリスケータアクティブ表示503は、ポリスケータ1が作動していることを表示する。IDナンバー表示507は、マスタコーラ17の識別ナンバー表示327の値を表示するものである。モード表示509は、ポリスケータ1の作動モード状態を表示する。モード表示509には、ここでは図30に示す「交番、派出所モード」表示509Aと、図31に示す「交通機動隊モード」表示509Bとがある。
外部装置表示511は、装置名称表示511Aと、状態表示511Bとからなっており、装置名称表示511Aには、ここでは「GPS、アイカメラ、プリンタ、スキャナ、無線LANユニット」がある。状態表示511Bは、ポリスケータ1の状態に応じて、「作動」、「ー」、「停止」等が表示される。
登録アプリケーションソフト表示513は、モード表示509に表示されるアプリケーションソフトを選択するためのものである。ここでは、交通機動隊メニュー表示513Aと、交番、派出所メニュー表示513Bとが表示されている。 図32に示すポリスケータ制御は、オンスイッチ117が操作された場合に起動される。まず、現況調査が行われる(S1300)。現況調査としては、登録IDナンバーの値と、現在モードと、外部装置の設定と稼働状態と、登録アプリケーションとが行われる。登録IDナンバーの値は、マスタコール設定メモリ127Qから読み込む。現在モードは、状態メモリ127Rから入力する。外部装置の設定は、設定メモリ127Sから入力する。外部装置の稼働状態は、状態メモリ127Rから入力する。登録アプリケーションは、設定メモリ127Sから入力する。
現況調査の後、例えば、図30や図31に示すような現況表示(ポリスケータメニュー)を行う(S1310)。
次いで、判断を行う(S1320)。判断では、交通機動隊メニューが選択されたか、あるいは交番、派出所メニューが選択されたかを選択する。交通機動隊メニューが選択されたとの判断は、入力ペン155によって、交通機動隊メニュー表示513Aが選択された場合に行われる。交番、派出所メニューが選択されたとの判断は、交番、派出所メニュー表示513Bが選択された場合に行われる。
判断で、交番、派出所メニューが選択されたとされた場合には、次に後述する交番、派出所処理が行われる(S1330)。一方、交通機動隊メニューが選択されたと判断された場合には、次に後述する交通機動隊処理が行われる(S1340)。
交通機動隊処理は、図33に示すように、まず交通機動隊メニューを表示する。交通機動隊メニュー520は、図34に示すように、交通機動隊メニュー表示523と、通常表示525と、指導取締表示527と、事故処理表示529とを備えている。
交通機動隊メニューの表示後、次に判断を行う(S1410)。判断では、通常が選択されたか、指導取締が選択されたか、あるいは事故処理が選択されたかを判断する。ここで、通常が選択された場合には、次に後述する交通通常処理を実行して(S1420)、本ルーチンを一旦終了する。指導取締が選択された場合には、次に交機指導取締処理を実
行し(S1430)、事故処理が選択された場合には、次に交機事故処理を実行して(S1440)、本ルーチンを一旦終了する。
S1420の交機通常処理が起動されると、図35に示すように、まず交機通常メニュー表示が行われる(S1500)。この交機通常メニュー531は、図36に示すように、指導表示533と、取締表示535と、追跡表示537と、ブロック手配表示539と、広域手配表示541と、データ収集表示543とを備えている。
交機通常メニュー表示の後、次に判断が行われ(S1510)、交機通常メニュー531の選択内容を判断する。ここで、指導表示533が選択された場合には、次に指導処理が実行されて(S1520)、本ルーチンを一旦終了する。また、取締表示535が選択された場合には、取締処理が実行され(S1530)、追跡表示537が選択された場合には、追跡処理が実行され(S1540)、ブロック手配表示539選択された場合には、ブロック手配処理が実行され(S1550)、広域手配表示541が選択された場合には、広域手配処理が実行され(S1560)、データ収集表示543が選択された場合には、データ収集処理が実行される(S1570)。
S1520の指導処理が起動されると、図37に示すように、まず指導処理メニューが表示される(S1600)。指導処理メニュー551は、図38に示すように、車両ナンバ入力表示553と、氏名入力表示555と、指導内容選択表示557と、中止表示559とを備えている。
指導処理メニューの表示の後、次に判断が行われる(S1610)。判断では、中止表示559が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、車両ナンバ入力表示553が選択された場合には、車両ナンバ入力処理を行って(S1620)、判断に戻る(S1610)。氏名入力表示555が選択された場合には、氏名入力処理を行い(S1630)、指導内容選択表示557が選択された場合には、指導内容選択処理を行って(S1640)、判断に戻る(S1610)。
S1620の車両ナンバ入力が起動されると、図39に示すように、まず車両ナンバ入力画面が表示される(S1700)。車両ナンバ入力画面561は、図40に示すように、車両ナンバ入力表示563と、車両ナンバ表示欄565と、車両ナンバ入力枠567と、中止表示569とを備えている。車両ナンバ入力枠567は、車両ナンバ入力領域571と、変換表示573と、削除表示575と、終了表示577とを備えている。
車両ナンバ入力枠567は、図示しないペン入力デバイスによって表示されるものであって、入力ペン155によるペン入力を行う領域である。ここでは、まず入力ペン155のペン先155Aの軌跡を記録し、次いで、この軌跡に基づいて、対応する文字データをパターン認識によって求めるペン入力処理が行われる。
また、変換表示573は、車両ナンバ入力枠567内に入力された単語を辞書変換する場合に用いるものであり、削除表示575は、データを削除するために用いるものであり、終了表示577は、ペン入力処理を終了させるために用いるものである。
車両ナンバ入力枠567内に入力されたナンバーデータは、車両ナンバ表示欄565に表示される。
車両ナンバ入力画面の表示後、判断が行われる(S1710)。ここで、中止表示569が選択されたと判断した場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、車両ナンバ入力枠567内へのウインドウ入力が行われた場合には、処理を継続し(S1720)、終了表示577が選択された場合には、次に車両ナンバ入力メモリ127Tに格納を
行って(S1730)、本ルーチンを一旦終了する。車両ナンバ入力メモリ127Tの格納では、車両ナンバ表示欄565に表示されているデータが車両ナンバ入力メモリ127Tに格納される。
S1630の氏名入力処理が起動されると、図41に示すように、まず氏名入力画面が表示される(S1800)。氏名入力画面581は、図42に示すように、氏名入力表示583と、氏名表示欄585と、氏名入力枠587と、中止表示589とを備えている。氏名入力枠587は、氏名入力領域591と、変換表示593と、削除表示595と、終了表示597とを備えている。
氏名入力枠587は、入力ペン155によるペン入力を行う領域である。
氏名入力枠587内に入力された氏名データは、氏名表示欄585に表示される。
氏名入力画面の表示後、判断が行われる(S1810)。ここで、中止表示589が選択されたと判断した場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、氏名入力枠587内へのウインドウ入力が行われた場合には、処理を継続し(S1820)、終了表示597が選択された場合には、次に氏名入力メモリ127Uに格納を行って(S1830)、本ルーチンを一旦終了する。氏名入力メモリ127Uの格納では、氏名表示欄585に表示されているデータが氏名入力メモリ127Uに格納される。
S1640の指導内容選択処理が起動されると、図43に示すように、まず指導内容選択メニュー画面の表示を行う(S1900)。指導内容選択メニュー画面601は、図44に示すように、車両ナンバ表示603と、所有者表示605と、使用者表示607と、車名表示609と、車両ナンバ表示欄611と、所有者名表示欄613と、使用者名表示欄615と、車名表示欄617と、駐車指導表示621と、歩行者保護指導表示623と、一時停止違反指導表示625とを備えている。車両ナンバ表示欄611には、車両ナンバ入力メモリ127Tの内容が表示される。所有者名表示欄613と、使用者名表示欄615と、車名表示欄617とには、車両ナンバ表示欄611に表示された車両ナンバに対応する所有車名と、使用者名と、車名とが表示される。これらのデータは、ホストシステム458から供給される。
指導内容選択メニュー画面の表示後、判断が行われる(S1910)。ここで、中止表示619が選択されたと判断した場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、駐車指導表示621が選択された場合には、詳細を後述する駐車指導処理を実行して(S1920)、本ルーチンを一旦終了する。歩行者保護指導表示623が選択された場合には、詳細な説明を省略する歩行者保護指導処理を実行し(S1930)、一時停止違反指導表示625が選択された場合には、詳細な説明を省略する一時停止違反指導処理を実行する(S1940)。
S1920の駐車指導処理が起動されると、図45に示すように、まず駐車指導画面表示が行われる(S2000)。駐車指導画面631は、図46に示すように、駐車指導表示633と、運転者の氏名表示635と、警告書面の印刷表示641と、警告内容の記憶表示643と、警告内容の送信表示645と、運転者の氏名表示欄637と、不明表示639と、中止表示647とを備えている。
運転者の氏名表示欄637には、氏名入力メモリ127Uの内容が表示される。また、氏名入力メモリ127Uの内容がない場合には、不明表示639がハイライト表示される。
駐車指導画面631の表示後、次に判断を行って(S2010)、中止表示647が選択されていれば、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、警告書面の印刷表示641
が選択されていれば、次に警告書面の印刷を実行する(S2020)。警告内容の記憶表示643が選択された場合には、次に警告内容の記憶処理を行い(S2030)、警告内容の送信表示645が選択された場合には、警告内容の送信処理を行う(S2040)。S2020の警告書面の印刷処理では、車両ナンバ入力メモリ127Tの内容と、氏名入力メモリ127Uの内容とに基づいて、図示は省略するが車両名、車両ナンバ、所有者名、駐車違反の時と所のデータ内容と、駐車違反の警告記事とを印刷する。印刷は、プリンタユニット5によって実行する。車両名、所有者名は、車両ナンバに基づいて、ホストシステム458から入力する。駐車違反の位置は、GPSユニット3からの位置座標データNEに基づいて、ナビゲーションソフトが算出した地図データを印刷する。警告内容の記憶処理では、警告書面の印刷データを駐車指導メモリ127Vに格納する。警告内容の送信処理では、駐車指導メモリ127Vの記憶内容を、ホストシステム458に送信する。これにより、ホストシステム458は、駐車違反の警告内容を記録し、後日駐車違反の摘発データに活用する。例えば、駐車違反を繰り返す車両のデータを各携帯ポリスケータシステム13に送信して、重点取締を行わせる。
S1930の歩行者保護指導処理が起動された場合には、横断歩道上での歩行者保護を怠った運転者への警告状の印刷、記憶、送信や、歩道上の駐車自転車や自動販売機、置き看板などへの警告上の印刷、記憶、送信を実行する。
S1940の一時停止違反指導が起動された場合には、乗降中の路面電車、横断歩道、踏切、や一時停止が指定されている場所での違反者への警告上の印刷、記憶、送信が行われる。
図35の交機通常処理に置いて、S1530の取締処理が起動された場合には、図47に示すように、まず取締処理メニュー画面が表示される(S2100)。取締処理メニュー画面651は、図48に示すように車両ナンバ入力表示653と、氏名入力表示(ライセンス入力)655と、取締内容選択表示657と、中止表示659とを備えている。
取締処理メニュー画面651の表示後、次に判断を行う(S2110)。判断で、中止表示659が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、車両ナンバ入力表示653が選択された場合には、次に後述する車両ナンバ入力処理を実行し(S2120)、氏名入力表示(ライセンス入力)655が選択された場合には、次に氏名入力(ライセンス入力)処理を実行し(S2130)、取締内容選択表示657が選択された場合には、次に取り締まり内容JP27選択処理を実行して(S2140)、S2110の判断に戻る。
S2120の車両ナンバ入力処理が起動された場合には、既述した図39の車両ナンバ入力処理とほぼ同様の処理が実行される。
S2130の氏名入力(ライセンス入力)処理が起動された場合には、図49に示すように、まず氏名入力(ライセンス入力)画面を表示する(S2200)。
氏名入力(ライセンス入力)画面661は、図50に示すように、氏名ペン入力表示663と、ライセンスNo.ペン入力表示665と、ライセンスアイカメラ入力表示667と、ライセンススキャナ入力表示669と、中止表示671とを備えている。
氏名入力(ライセンス入力)画面661の表示後、判断を行って(S2210)、中止表示671が選択されたら、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、氏名ペン入力表示663が選択されたら、後述する氏名ペン入力処理を実行する(S2220)。ライセンスNo.ペン入力表示665が選択されたら、ライセンスNo.ペン入力処理を実行し(S2230)、ライセンスアイカメラ入力表示667が選択されたら、ライセンスアイ
カメラ入力処理を実行し(S2240)、ライセンススキャナ入力表示669が選択されたら、ライセンススキャナ入力処理が実行される(S2250)。
S2220の氏名ペン入力処理では、図示しないペン入力画面が表示され、入力ペン155による氏名の入力を行う。入力された氏名は、氏名入力メモリ127Uに格納する。S2230のライセンスNo.ペン入力処理では、図示しないペン入力画面と、ライセンスNo.のペン入力を求める表示とを行い、入力されたライセンスNo.を入力する。入力されたライセンスNo.は、ライセンスNo.メモリ127Wに格納する。S2240のライセンスアイカメラ入力では、アイカメラユニット9からライセンスの画像を入力して、ライセンスNo.や氏名を検出して、記憶する。S2250のライセンススキャナ入力では、イメージスキャナユニット7が入力した画像からライセンスNo.や氏名を入力して、記憶する。
S2140の取締内容選択が起動されると、図51に示すように、まず取締内容選択画面表示が行われる(S2300)。取締内容選択画面681は、図52に示すように、車両ナンバ表示683と、車両ナンバ表示欄684と、所有者表示685と、所有者表示欄686と、ライセンス表示687と、ライセンス表示欄688と、車名表示689と、車名表示欄690と、選択一覧691と、中止表示703とを備えている。選択一覧691には、ここでは駐車停車方法違反表示693と、信号、一時停止、歩行者保護違反表示695と、はみ出し禁止、追い越し禁止違反表示697と、指示速度、法定速度違反表示699と、積載重量違反表示701とが設けられている。
取締内容選択画面681の表示後、次に判断を行って(S2310)、中止表示703が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、駐停車方法違反表示693が選択された場合には、次に後述する駐停車方法違反処理を行い(S2320)、信号、一時停止、歩行者保護違反表示695が選択された場合には、信号、一時停止、歩行者保護違反処理を行い(S2330)、はみ出し禁止、追い越し禁止違反表示697が選択された場合には、はみ出し禁止、追い越し禁止違反処理を行い(S2340)、指示速度、法定速度違反表示699が選択された場合には、指示速度、法定速度違反処理を行い(S2350)、積載重量違反表示701が選択された場合には、積載重量違反処理を行う(S2360)。
S2320の駐停車方法違反処理が起動された場合には、図53に示すように、まず駐車違反、停車違反処理画面を表示する(S2400)。駐車違反、停車違反処理画面711は、図54に示すように、駐車違反、停車違反処理表示713と、違反者氏名表示715と、違反者日時表示7171と、違反場所表示719と、ライセンスナンバ表示721と、違反者氏名表示欄723と、違反日時表示欄725と、違反場所表示欄727と、ライセンスナンバ表示欄729と、違反処理書面の印刷表示731と、違反処理内容の記憶表示733と、違反処理内容の送信表示735と、中止表示737とを備えている。
違反者氏名表示欄723には、氏名入力メモリ127Uの内容が表示される。ライセンスナンバ表示欄729には、ライセンスナンバメモリ127Wの内容が表示される。
駐車違反、停車違反処理画面711の表示後、次に判断を行って(S2410)、中止表示737が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、駐車違反、停車違反処理画面711の違反日時表示欄725、または違反場所表示欄727の何れかが選択された場合には、次に画面入力処理を行う(S2415)。画面入力処理では、図示しないペン入力枠を表示して、違反の日時、または違反の場所の入力を求め、入力されたデータを違反日時表示欄725、または違反場所表示欄727に表示する。また、違反の日時は、違反日時メモリ128Aに格納し、違反場所は、違反場所メモリ128Bに格納する。
違反処理書面の印刷表示731が選択された場合には、次に後述する違反処理書面の印刷処理を行い(S2420)、違反処理内容の記憶表示733が選択された場合には、違反処理内容の記憶処理を行い(S2430)、違反処理内容の送信表示735が選択された場合には、違反処理内容の送信処理を実行する(S2440)。
S2420の違反処理書面の印刷処理では、まず氏名入力メモリ127Uの内容と、ライセンスナンバメモリ127Wの内容とをホストシステム458に送信して、住所データ、車両データ、所有者データ、使用者データ、前歴データ、警告データなどを受信する。次いで、違反日時メモリ128Aの内容と、違反場所メモリ128Bの内容とを読み込む。全てのデータを揃えた段階で、所定の規格に則って、道路交通法の違反処理書面を、プリンタユニット5で印刷する。
S2430の違反処理内容の記憶処理では、道路交通法の違反処理書面に印刷したデータを違反処理メモリ128Cに格納する。
S2440の違反処理内容の送信処理で、違反処理メモリ128Cの内容をホストシステム458に送信する。
信号、一時停止、歩行者保護違反処理(S2330)と、はみ出し禁止、追い越し禁止違反処理(S2340)と、指示速度、法定速度違反処理(S2350)と、積載重量違反処理(S2360)とでは、詳細な説明は省略するが、S2320の駐停車方法違反処理とほぼ同様な印刷、記憶、送信処理が実行される。
図35の交機通常処理において、S1540の追跡処理が起動された場合には、まず図55に示す追跡車両データ入力処理が起動される。この処理では、まず追跡車両データ入力画面が表示される(S2500)。
追跡車両データ入力画面741は、図56に示すように、追跡車両データ入力表示743と、車両ナンバ表示745と、車両名表示747と、車両色表示749と、乗車人数表示751と、車両ナンバ表示欄753と、車両名表示欄755と、車両色表示欄757と、乗車人数表示欄759と、ペン入力枠761と、ブロック手配表示763と、広域手配表示765と、データ収集表示767と、中止表示769とを備えている。ペン入力枠761は、変換表示771と、削除表示773と、終了表示775と、ペン入力領域777とを備えている。
追跡車両データ入力画面の表示後、次に判断を行う(S2510)。判断では、中止表示769が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、車両ナンバ表示欄753が選択されたと判断した場合には、次に後述する車両ナンバ入力処理(S2520)を行って、再び判断処理(S2510)に戻る。車両名表示欄755が選択された場合には、車両名入力処理を行い(S2530)、車両色表示欄757が選択されたと判断した場合には、車両色入力処理を行い(S2540)、乗車人数表示欄759が選択されたと判断した場合には、乗車人数入力処理を行う(S2550)。S2520の車両ナンバ入力処理では、ペン入力枠761内に入力された車両ナンバを入力して、車両ナンバ入力メモリ127Tに格納する。S2530の車両名入力処理では、ペン入力枠761内に入力された車両名を車両名メモリ128Dに格納する。車両色入力処理では(S2540)、ペン入力枠761内に入力された車両色を車両色メモリ128Eに格納する。乗車人数入力処理では(S2550)、ペン入力枠761内に入力された乗車人数を、乗車人数メモリ128Fに格納する。
S2510の選択で、ブロック手配表示763が選択されたと判断した場合には、次に
後述するブロック手配処理(S2560)を行って、本ルーチンを一旦終了する。広域手配表示765が選択された場合には、広域手配処理を行い(S2570)、データ収集表示767が選択された場合には、データ収集処理を行う(S2580)。
S2560のブロック手配処理では、ブロック手配信号をホストシステム458に送信する。ブロック手配信号は、ブロック手配を行う識別コードと、車両ナンバ入力メモリ127Tのデータと、現在位置メモリ128Gのデータと、車両名メモリ128Dのデータと、車両色メモリ128Eのデータと、乗車人数メモリ128Fのデータと、ポリスケータ1の識別コードとを備えている。これにより、ホストシステム458では、図示しないブロック手配処理が実行され、ブロック手配信号を発したポリスケータ1の現在位置の周辺の他のポリスケータ1に、車両の緊急手配を実行する。
S2570の広域手配処理が起動されると図57に示すように、まず追跡車両データ入力処理が行われる(S2600)。追跡車両データ入力では、車両ナンバ入力メモリ127Tのデータと、車両名メモリ128Dのデータと、車両色メモリ128Eのデータと、乗車人数メモリ128Fのデータとを、ホストシステム458に送信して、送信データに関する追跡車両データを受信して、追跡車両メモリ128Hに格納する。追跡車両データとしては、車両名、車両色、車両ナンバ、車体登録ナンバ、所有者住所氏名、使用者住所氏名、車両特徴、前歴が含まれている。
追跡車両データ入力後、次に広域手配画面を表示する(S2610)。広域手配画面781は、図58に示すように広域手配表示表示783と、広域手配表示欄785と、中止表示787と、終了表示789と、車両名表示791と、車両名表示欄793と、車両色表示795と、車両色表示欄797と、車両ナンバ表示799と、車両ナンバ表示欄801と、乗車人数表示803と、乗車人数表示欄805と、使用者住所表示807と、使用者住所表示欄809と、使用者名表示811と、使用者名表示欄813と、車両特徴表示815と、車両特徴表示欄817と、関連データ表示819と、関連データ表示欄821と、最新確認位置表示823と、最新確認位置表示欄825と、現在位置から表示827と、現在位置表示欄829と、手配車確認表示831と、手配車確認表示欄833と、データ送信表示85とを備えている。手配車確認表示欄833には、「確認」表示833Aと、「未」表示833Bとが表示されている。
各表示欄793、797、801、805、809、813、817、821825は、追跡車両メモリ128Hのデータに基づいて表示される。現在位置表示欄829には、最新確認位置表示欄825の表示内容と、現在位置メモリ128Gの内容との相対位置関係が表示される。手配車確認表示欄833の「確認」表示833Aを入力ペン155で選択すると、この表示833Aがハイライトにされる。以上の広域手配画面781のデータは、追跡車両メモリ128Hに格納される。
広域手配画面781の表示後、判断が行われる(S2620)。判断で、終了表示789、または中止表示787が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、判断処理の状態が所定時間経過する毎に、現在位置入力処理が行われれる(S2630)。現在位置入力処理では、現在位置メモリ128Gの内容が入力され、現在位置表示欄829の内容が更新される。
判断で、「確認」表示833Aが選択されたと判断した場合には、次に手配車確認処理を実行する(S2640)。手配車確認処理では、現在位置メモリ128Gの内容を最新確認位置表示欄825に書き込むとともに、現在位置表示欄829の内容を変更する。
判断に置いて、広域手配表示欄785が入力ペン155で選択されたと判断されると、
図示しないペン入力枠が表示面103C中に表示される。このペン入力枠内に手配の内容を入力すると、その内容が広域手配表示欄785に表示される。これは、データ入力処理が実行する(S2650)。例えば、「ひき逃げ」と入力すると、その通り表示される。
判断に置いて、各表示欄793、797、801、805、809、813、817、821、825が選択されたと判断された場合には、図示しないペン入力枠が表示され、これらの内容が変更可能になる。これらのデータは、追跡車両メモリ128Hに格納される(S2650)。
データ入力処理が完了すると、次にデータ送信処理が行われる(S2660)。データ送信処理では、広域手配信号をホストシステム458に送信する。広域手配信号は、広域手配を行う識別コードと、追跡車両メモリ128Hの内容とから構成されている。ホストシステム458では、広域手配信号に基づいて、広域手配を行う。広域手配は、広域手配の内容の重大さに基づいて、手配範囲や優先度を決定して、その手配範囲のポリスケータ1に広域手配信号を送信する。
S2620の判断で、データ送信表示835が選択されたと判断した場合には、既述したデータ送信処理を実行する(S2660)。
図55の追跡車両データ入力処理において、S2580のデータ収集処理が起動されると、図59に示すように、まず追跡車両データ入力処理が実行される(S2700)。追跡車両データ入力処理は、既述したS2600とほぼ同様の処理が行われるものであって、ホストシステム458から追跡車両に関する最新データが入力される。
次いで、データ収集画面の表示が行われる(S2710)。データ収集画面841は、図60に示すように、データ収集表示843と、終了表示845と、更新表示847と、車両ナンバ表示849と、氏名表示851と、データ表示853と、データ内容一覧855とを備えている。データ内容一覧855は、複数のデータ857、859を備えている。データ内容一覧855には、追跡車両に関するデータが表示されるものであって、ここではデータ857のように、住所が表示されたり、データ859のように勤務先のデータが表示されたりする。
データ収集画面の表示後、次に判断を行って(S2720)、終了表示845が選択されれば、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、入力の待機状態で有れば、データ収集画面の表示を行い、更新表示847が選択されれば、追跡車両データ入力処理(S2700)を再度行なう。これにより、適宜、追跡車両の最新データを、ホストシステム458から入力することができる。
従って、犯罪を起こして、逃走している犯罪者の立ち回り先を、速やかに捜索することができる。
以上の図60までが白バイやパトカーが通常巡回中に遭遇する場合に活用される図33の交機通常処理(S1420)の説明である。
次に、検問所などで、指導取締を行う場合に活用される交機指導取締処理を説明する。
図33のS1430の交機指導取締所が起動されると、図61に示すように、まず指導取締メニューが表示される(S3000)。指導取締メニュー1001は、図62に示すように、指導取締対象選択表示1003と、中止表示1005と、指導取締一覧1007とを備えている。指導取締一覧1007には、ここでは速度違反取締表示1009と、積載重量違反取締表示1011と、追い越し方法違反取締表示1013と、指定方向外進入違反取締表示1015とが設けられている。
指導取締メニューの表示後、次に判断を行って(S3010)、中止表示1005が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、速度違反取締表示1009が選択された場合には、次に後述する速度違反取締処理を実行する(S3020)。積載重量違反取締表示1011が選択された場合には、積載重量違反取締処理を実行し(S3030)、追い越し方法違反取締表示1013が選択された場合には、追い越し方法違反取締処理を実行し(S3040)、指定方向外進入違反取締表示1015が選択された場合には、指定方向外進入違反取締処理を実行する(S3050)。
S3020の速度違反取締処理が起動された場合には、図63に示すように、まず速度違反取締画面が表示される(S3100)。速度違反取締画面1021は、図64に示すように、速度違反取締設定表示1023と、中止表示1025と、処理表示1027と、設定一覧1028とを備えている。設定一覧1028には、ここでは速度計測位置表示1029と、速度計測位置表示欄1031と、速度計測装置表示1033と、速度計測装置表示欄1035と、速度計測方法表示1037と、速度計測方法表示欄1039と、速度計測者氏名表示1041と、速度計測者氏名表示欄1043とを備えている。
速度違反取締画面の表示後、次に判断を行って(S3110)、中止表示1025が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。速度計測位置表示欄1031が選択された場合には、次に後述する速度計測位置入力処理を実行して(S3120)、判断処理(S3110)に戻る。速度計測装置表示欄1035が選択された場合には、速度計測装置入力処理を実行し(S3130)、速度計測方法表示欄1039が選択された場合には、速度計測方法入力処理を実行し(S3140)、速度計測者氏名表示欄1043が選択された場合には、速度計測者氏名入力処理が実行される(S3150)。S3120の速度計測位置入力処理では、まず図示しないペン入力枠を表示して、入力された速度計測位置を速度違反取締メモリ128Iに格納する。速度計測位置は、入力ペン155によって、直接住所データを入力するものと、現在位置メモリ128Gのデータに基づく住所データを入力すものとがある。速度計測装置入力処理(S3130)と、速度計測方法入力処理(S3140)と、速度計測者氏名入力処理(S3150)とは、何れも図示しないペン入力枠によって、データを入力して、速度違反取締メモリ128Iに格納する。
S3110の判断で、処理表示1027が選択された場合には、次に速度違反処理中画面を表示する(S3200)。速度違反処理中画面1051は、図65に示すように、速度違反処理中表示1053と、中止表示1055と、終了表示1057と、超過速度表示1059と、超過速度表示欄1061と、違反時刻表示1063と、違反時刻表示欄1065と、違反車両データ表示1067と、違反車両データ表示欄1069と、ライセンスデータ入力表示1071と、ライセンスデータ入力表示欄1073と、違反切符印刷表示1075と、印刷実行表示1077と、違反処理データ送信表示1079と、送信実行表示1081とを備えている。
速度違反処理中画面の表示後、次に判断を行って(S3210)、中止表示1055、または終了表示1057が選択されれば、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、中止表示1055、または終了表示1057以外のアクセスが有れば、次の処理が繰り返し行われる。
まず、違反処理メモリ128Jに新たな車両速度データSSDが入力されたら、車両速度計測装置データ入力処理が実行される(S3220)。車両速度計測装置データ入力処理では、違反処理メモリ128Jから車両速度データSSDに基づく、超過速度と、違反時刻とを読み出して、超過速度表示欄1061と、違反時刻表示欄1065とに表示する。
また、違反車両データ表示欄1069が選択された場合には、次に違反車両データ入力処理が実行され(S3230)、ライセンスデータ入力表示欄1073が選択された場合には、ライセンスデータ入力処理が実行され(S3240)、違反切符印刷表示1075が選択されれば、違反切符印刷処理が実行され(S3250)、違反処理データ送信表示1079が選択されれば、違反処理データ送信処理が実行される(S3260)。
S3230の違反車両データ入力処理では、図示しないペン入力枠が表示され、違反者の氏名や住所などのデータ入力が行われる。入力された違反車両データは、ホストシステム458に送信され、詳細な車両データとなって返送されてくる。車両データは、違反車両データ表示欄1069に表示される。
S3240のライセンスデータ入力処理では、図示しないペン入力枠が表示され、違反者のライセンスナンバの入力が行われる。入力されたライセンスナンバは、ホストシステム458に送信され、詳細なライセンスデータとなって返ってくる。ライセンスデータは、ライセンスデータ入力表示欄1073に表示される。
S3250の違反切符印刷処理では、違反処理切符をプリンタユニット5で印刷するとともに、印刷実行表示1077をハイライト表示する。
S3260の違反処理データ送信処理では、速度違反処理中画面1051内に入力されたデータを、ホストシステム458に送信する。ホストシステム458では、送信されてきたデータを記録するとともに、行政処分や刑事罰などの手続を進行させる。
図61の指導取締処理において、積載重量違反取締処理が起動されると、図66に示すように、まず積載重量違反取締画面が表示される(S3300)。積載重量違反取締画面1091は、図67に示すように、積載重量違反取締設定表示1093と、中止表示1095と、処理表示1097と、設定一覧1098とを備えている。設定一覧1098には、ここでは重量計測位置表示1099と、重量計測位置表示欄1101と、重量計測装置表示1103と、重量計測装置表示欄1105と、重量計測方法表示1107と、重量計測方法表示欄1109と、重量計測者氏名表示1111と、重量計測者氏名表示欄1113とを備えている。
積載重量違反取締画面の表示後、次に判断を行って(S3310)、中止表示1095が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。重量計測位置表示欄1101が選択された場合には、次に後述する積載重量計測位置入力処理を実行して(S3320)、判断処理(S3310)に戻る。重量計測装置表示欄1105が選択された場合には、積載重量計測装置入力処理を実行し(S3330)、重量計測方法表示欄1109が選択された場合には、積載重量計測方法入力処理を実行し(S3340)、重量計測者氏名表示欄1113が選択された場合には、積載重量計測者氏名入力処理が実行される(S3350)。S3320の積載重量計測位置入力処理では、まず図示しないペン入力枠を表示して、入力された積載重量計測位置を積載重量違反取締メモリ128Kに格納する。積載重量計測位置は、入力ペン155によって、直接住所データを入力するものと、現在位置メモリ128Gのデータに基づく住所データを入力すものとがある。積載重量計測装置入力処理(S3330)と、積載重量計測方法入力処理(S3340)と、積載重量計測者氏名入力処理(S3350)とは、何れも図示しないペン入力枠によって、データを入力して、積載重量違反取締メモリ128Kに格納する。
S3310の判断で、処理表示1097が選択された場合には、次に積載重量違反処理中画面を表示する(S3400)。積載重量違反処理中画面1121は、図68に示すように、積載重量違反処理中表示1123と、中止表示1125と、終了表示1127と、最大積載重量表示1128と、最大積載重量表示欄1129と、実計測重量表示1130
と、実計測重量表示欄1131と、違反確認時刻表示1133と、違反確認時刻表示欄1135と、違反車両データ表示1137と、違反車両データ表示欄1139と、ライセンスデータ入力表示1141と、ライセンスデータ入力表示欄1143と、違反切符印刷表示1145と、印刷実行表示1147と、違反処理データ送信表示1149と、送信実行表示1151とを備えている。
積載重量違反処理中画面の表示後、次に判断を行って(S3410)、中止表示1125、または終了表示1127が選択されれば、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、中止表示1125、または終了表示1127以外のアクセスが有れば、次の処理が繰り返し行われる。
まず、違反処理メモリ128Jに新たな車両重量データSJDが入力されたら、車両重量計測装置データ入力処理が実行される(S3420)。車両重量計測装置データ入力処理では、違反処理メモリ128Jから車両重量データSJDに基づく、実計測重量と、違反確認時刻とを読み出して、実計測重量表示欄1131と、違反確認時刻表示欄1135とに表示する。
また、違反車両データ表示欄1139が選択された場合には、次に違反車両データ入力処理が実行され(S3430)、ライセンスデータ入力表示欄1143が選択された場合には、ライセンスデータ入力処理が実行され(S3440)、違反切符印刷表示1145が選択されれば、違反切符印刷処理が実行され(S3450)、違反処理データ送信表示1149が選択されれば、違反処理データ送信処理が実行される(S3460)。
S3430の違反車両データ入力処理では、図示しないペン入力枠が表示され、違反者の氏名や住所などのデータ入力が行われる。入力された違反車両データは、ホストシステム458に送信され、詳細な車両データとなって返送されてくる。車両データは、最大積載重量表示欄1129と、違反車両データ表示欄1139とに表示される。
S3440のライセンスデータ入力処理では、図示しないペン入力枠が表示され、違反者のライセンスナンバの入力が行われる。入力されたライセンスナンバは、ホストシステム458に送信され、詳細なライセンスデータとなって返ってくる。ライセンスデータは、ライセンスデータ入力表示欄1143に表示される。
S3450の違反切符印刷処理では、違反処理切符をプリンタユニット5で印刷するとともに、印刷実行表示1147をハイライト表示する。
S3460の違反処理データ送信処理では、積載重量違反処理中画面1121内に入力されたデータを、ホストシステム458に送信する。ホストシステム458では、送信されてきたデータを記録するとともに、行政処分や刑事罰などの手続を進行させる。
図33の交通機動隊処理において、S1440の交機事故処理が起動されると、図69に示すように、まず事故処理メニューが表示される(S4000)。事故処理メニュー1501は、図70に示すように、中止表示1503と、加害者逃走処理表示1505と、加害者不明処理表示1507と、当事者不明処理表示1509と、当事者データ入力処理表示1511とを備えている。
事故処理メニューの表示後、次に判断が行われ(S4010)、中止表示1503が選択されれば、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、加害者逃走処理表示1505が選択されれば、後述する加害者逃走処理が実行され(S4020)、加害者不明処理表示1507が選択されれば、加害者不明処理が実行され(S4030)、当事者不明処理表示1509が選択されれば、当事者不明処理が実行され(S4040)、当事者データ入
力処理表示1511が選択されれば、当事者データ入力処理が実行される(S4050)。
S4020の加害者逃走処理が起動された場合には、図71に示すように、まず加害者逃走画面が表示される(S4100)。加害者逃走画面1521は、図72に示すように、中止表示1523と、処理形態選択表示1525と、ひき逃げ表示1527と、ひき逃げ表示欄1529と、あて逃げ表示1531と、あて逃げ表示欄1533と、加害者探索表示1535と、加害者探索表示欄1537と、加害者に関するデータ入力表示1539と、事故に関するデータ入力表示1541と、加害者探索依頼表示1543と、事故処理メニュー表示1545とを備えている。
加害者逃走画面の表示後、次に判断を行って(S4110)、中止表示1523が選択されれば、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、ひき逃げ表示欄1529が選択された場合には、後述するひき逃げ処理を実行し(S4120)、あて逃げ表示欄1533が選択された場合には、あて逃げ処理を実行し(S4130)、加害者探索表示欄1537が選択された場合には、加害者探索処理を実行し(S4140)、加害者に関するデータ入力表示1539が選択された場合には、加害者に関するデータ入力処理を実行し(S4150)、事故に関するデータ入力表示1541が選択された場合には、事故に関するデータ入力処理が実行され(S4160)、加害者探索依頼表示1543が選択された場合には、加害者探索依頼処理が実行され(S4170)、次いでデータ送信処理が実行される(S4180)。
S4120のひき逃げ処理では、まず図示しないひき逃げ処理画面を表示する。ひき逃げ処理画面には、ひき逃げ事件が発生した場合の初期手続の教示事項が表示されている。例えば、緊急配備、現場保全、被害者救護処理、上部機関への報告等の教示内容が記載されている。S4130のあて逃げ処理もほぼ同様の内容が記載されている。
S4140の加害者探索処理が起動されると、図示しない加害者探索処理画面が表示される。加害者探索処理画面には、加害者に関する手がかりの入手方法の教示、及び入力画面が表示されている。S4150の加害者に関するデータ入力処理が起動されると、加害者に関するデータの入力画面が表示され、入力されたデータを加害者メモリ128Lに格納する。
S4160の事故に関するデータ入力処理が起動されると、図示しない事故に関するデータの入力画面が表示される。ここで事故に関するデータの入力が行われると、そのデータは事故メモリ128Mに格納される。
S4170の加害者探索依頼処理が起動されると、S4140の加害者探索処理で入力したデータに基づいて、加害者の探索処理データの編集画面が表示される。また、ここで探索範囲を選択する項目が表示される。
S4170の処理が完了するとそのデータは、S4180のデータ送信処理によって、ホストシステム458に送信される。ホストシステム458では、指定された範囲内のポリスケータ1に加害者の探索依頼を送信する。
S4110によって、事故処理(S4190)が選択された場合には、図73に示すように、まず事故処理メニューが表示される(S4200)。事故処理メニュー1551は、図74に示すように、調書作成表示1553と、中止表示1555と、終了表示1557と、事故処理メニュー表示1559と、事故の発生位置表示1561と、事故の発生位置の表示欄1563と、事故の発生時刻表示1565と、事故の発生時刻の表示欄156
7と、当事者の氏名表示1569と、当事者の氏名の表示欄1571と、現場調書リスト表示1573と、現場調書リスト表示欄1575とを備えている。
事故処理メニューの表示後、次に判断を行って(S4210)、中止表示1555、または終了表示1557が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、事故の発生位置の表示欄1563が選択された場合には、後述する事故の発生位置処理を実行し(S4220)、事故の発生時刻の表示欄1567が選択された場合には、事故の発生時刻処理を行い(S4230)、当事者の氏名の表示欄1571が選択された場合には、当事者の氏名処理を実行し(S4240)、現場調書リスト表示欄1575が選択された場合には、現場調書リスト処理を実行する(S4250)。現場調書リスト処理は、終了と判断されるまで(S4260)、継続される。
S4220の事故発生位置処理では、図示しない発生位置入力画面が表示される。発生位置入力画面には、現在位置メモリ128Gの内容に基づく、住所が表示されている。また、住所表示をペン入力によって、訂正、追加するためのペン入力枠が表示されている。入力された住所データは、事故メモリ128Mに格納される。
S4230の事故発生時刻処理が起動されると、図示しない事故発生時刻入力画面が表示される。入力された時刻データは、事故メモリ128Mに格納される。
S4240の当事者の氏名処理が起動されると、図示しない当事者の氏名入力画面が表示される。入力された氏名データは、事故メモリ128Mに格納される。
S4250の現場調書リスト処理が起動されると、現場調書入力画面が表示される。この入力画面によって、入力すると、記入内容に漏れが含まれていない現場調書が作成される。入力したデータは、事故メモリ128Mに格納される。
S4210の判断で、調書作成が選択されると、次に調書作成処理が実行される(S4270)。調書作成処理では、事故メモリ128Mの内容に基づいて、現場調書を作成し、プリンタユニット5によって、印刷する。
以上の事故処理により、事故の調書作成が、漏れなく、かつ簡単に行われる。 図75は、交番派出所処理ルーチンのフローチャート、図76は、交番、派出所メニューの説明図、図77は、市民サービス処理ルーチンのフローチャート、図78は、市民サービス画面の説明図、図79は、許認可処理ルーチンのフローチャート、図80は、許認可画面の説明図、図81は、指導取締処理ルーチンのフローチャート、図82は、指導取締画面の説明図、図83は、犯罪処理ルーチンのフローチャート、図84は、犯罪処理画面の説明図、図85は、事故処理ルーチンのフローチャート、図86は、事故処理画面の説明図、図87は、防犯処理フローチャート、図88は、防犯処理画面の説明図である。これらは、ポリスケータ1によって実行される。
図30のポリスケータ入力画面で、交番、派出所メニュー表示513Bが選択された場合には、図32のS1330の交番、派出所処理が実行される。
交番、派出所処理では、図75に示すように、まず交番派出所メニューが表示される(S5000)。
交番派出所メニュー2001は、図76に示すように、中止表示2003と、交番、派出所メニュー表示2005と、市民サービス表示2007と、許認可表示2009と、指導取締表示2011と、犯罪処理表示2013と、事故処理表示2015と、防犯処理表示2017とを備えている。
交番、派出所メニューの表示後、次に判断を行って(S5010)、中止表示2003が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、市民サービス表示2007が選択された場合には、次に後述する市民サービス処理を実行し(S5020)、許認可表示2009が選択された場合には、許認可処理を実行し(S5030)、指導取締表示2011が選択された場合には、指導取締処理を実行し(S5040)、犯罪処理表示2013が選択された場合には、犯罪処理を実行し(S5050)、事故処理表示2015が選択された場合には、事故処理を実行し(S5060)、防犯処理表示2017が選択された場合には、防犯処理を実行する(S5070)。
S5020の市民サービス処理が起動された場合には、図77に示すように、まず市民サービス画面が表示される(S5100)。市民サービス画面2021は、図78に示すように、中止表示2023と、道案内表示2025と、取得物処理表示2027と、苦情処理表示2029と、道案内データ収集表示2031とを備えている。
市民サービス画面の表示後、次に判断が行われ(S5110)、中止表示2023が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、道案内表示2025が選択された場合には、後述する道案内処理を実行し(S5120)、取得物処理表示2027が選択された場合には、取得物処理を実行し(S5130)、苦情処理表示2029が選択された場合には、苦情処理を実行し(S5140)、道案内データ収集表示2031が選択された場合には、道案内データ収集処理を実行する(S5150)。
S5120の道案内処理では、図示しない道案内処理画面が表示される。道案内処理画面には、道案内先住所や、道案内先名称の入力欄が設けてある。この道案内処理では、道案内先などの名称を入力すると、これに関連するデータや地図が表示面103Cに表示される。また、選択によりプリンタユニット5に表示内容を印刷する。道案内を行うためのデータは、道案内データメモリ128Nに予め格納されている。また、道案内データメモリ128Nに案内先に関するデータが格納されていない場合には、ホストシステム458から受信する。
S5130の取得物処理では、図示しない取得物処理画面を表示し、取得物の届出を処理する。届出のデータは、ホストシステム458に送信する。
S5140の苦情処理では、騒音、迷惑行為などの届出を処理する。この苦情処理では、処理内容に応じて、対応官庁の住所や連絡方法が登録されている。また、対応官庁を選択することにより、電話を接続する処理を行う。
S5150の道案内データ収集処理では、住民の家族構成、職業、住所などを入力して、道案内データメモリ128Nに格納する処理を行う。また、重要事項などは、ホストシステム458に送信する処理を行う。
図75の交番派出所処理において、S5030の許認可処理が起動されると、図79に示すように、まず許認可画面表示が行われる(S5200)。許認可画面2041は、図80に示すように、中止表示2043と、許認可項目一覧2045とを備えている。許認可項目一覧2045には、ここでは道路使用許可表示2047と、車両使用許可表示2049とが表示されている。
許認可画面表示の後、次に判断を行って(S5210)、中止表示2043が選択されれば、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、道路使用許可表示2047が選択されれば、次に後述する道路使用許可処理を実行し(S5220)、車両使用許可表示2049が選択されれば、車両使用許可処理を実行する(S5230)。S5220の道路使用許可処理では、工事や催し物などで、道路を専有して使用することの許可を求める届出を
受理するための処理が行われる。この処理では、届出の受理作業及び、上部への連絡などの関連作業が実行される。
S5230の車両使用許可処理では、車幅が特に広い車両や、車両を用途以外の使用目的で使用する許可を求めるための処理が行われる。この処理では、受理、及び上部への連絡などの処理が行われる。
S5040の指導取締処理が起動された場合には、図81に示すように、まず指導取締画面が表示される(S5300)。指導取締画面2051は、図82に示すように、中止表示2053と、指導取締内容一覧2055と、駐車違反表示2057と、選挙違反表示2059と、車庫違反表示2061と、道路交通法違反表示2063とを備えている。
指導取締画面の表示後、次に判断が行われ(S5310)、中止表示2053が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、駐車違反表示2057が選択された場合には、後述する駐車違反処理を実行し(S5320)、選挙違反表示2059が選択された場合には、選挙違反処理を実行し(S5330)、車庫違反表示2061が選択された場合には、車庫違反処理を実行し(S5340)、道路交通法違反表示2063が選択された場合には、道路交通法違反処理を実行する(S5350)。
S5320の駐車違反処理では、図示しない駐車違反処理画面が表示される。駐車違反処理画面には、違反車両のナンバの入力と、違反の場所を入力する項目とがある。違反車両のナンバを入力すると、このナンバから分かる範囲の全データがホストシステム458から入力される。違反の場所は、現在位置メモリ128Gの内容に基づく内容が表示される。また、違反処理切符の発行機能と、違反処理切符の発行データをホストシステム458に送信する機能を備えている。
S5330の選挙違反処理では、図示しない選挙違反処理画面を表示し、選挙の適正運用を補佐する。選挙違反処理では、選挙時の注意事項と、選挙違反の事例を表示する機能、及び違反事項の入力機能と、上部への報告送信機能とを備えている。
S5340の車庫違反処理では、車庫法違反を犯している車両の発見と、違反処理切符の発行処理を行う。車庫法違反を犯している車両の発見では、車庫の登録証のデータを入力して、関連するデータを表示する機能と、現在の駐車位置が客観的に適正な位置であるか否かを判断し、警告する機能とを備えている。
S5350の道路交通法違反処理では、違反内容を入力して、反則切符を印刷するとともに、反則切符の内容をホストシステム458に送信する機能を有する。
例えば、歩行者保護違反、一方通行違反の摘発や放置自転車の警告書の発行等を行う。
S5050の犯罪処理が起動された場合には、図83に示すように、まず犯罪処理画面が表示される(S5400)。犯罪処理画面2071は、図84に示すように、中止表示2073と、処理内容一覧2075とを備えている。処理内容一覧2075には、通報受理手続表示2077と、調書作成表示2079と、現場処理表示2081と、上部通報表示2083とを備えている。
犯罪処理画面の表示後、次に判断が行われ(S5410)、中止表示2073が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、通報受理手続表示2077が選択された場合には、後述する通報受理手続処理を実行し(S5420)、調書作成表示2079が選択された場合には、調書作成処理を実行し(S5430)、現場処理表示2081が選択された場合には、現場処理を実行し(S5440)、上部通報表示2083
が選択された場合には、上部通報処理を実行する(S5450)。
S5420の通報受理手続処理では、図示しない通報受理画面が表示される。通報受理理画面には、通報入力欄が設けれており、通報があった内容を通報メモリ128Oに格納する。通報入力欄は、犯罪一覧表と、関連事項一覧表との中からの選択入力方式を備えている。犯罪一覧表の中には、空き巣、万引き、置き引きなどの窃盗犯や、強盗、傷害、殺人などが表示される。関連事項一覧表には、地名、日時などの一覧が表示される。通報受理手続では、犯罪の内容、当事者、場所、時間などのデータを入力する。
S5430の調書作成処理では、まず通報受理メモリ138Oの内容を読み込んで、通報事項を表示する。次いで、通報事項の編集後、犯罪調書を作成する。犯罪調書は、プリンタユニット5で印刷するとともに、ホストシステム458に送信する。
S5440の現場処理では、犯罪現場で行わなければならないことの教示画面と、データの入力画面とが表示される。例えば、現場の保全方法、聞き込み内容などが表示される。入力されたデータは、通報メモリ128Oに格納される。
S5450の上部通報処理では、上部の通報一覧表が表示され、接続実行を行うと、選択された通報先に、データが送信される。あるいは、電話が接続される。例えば、けが人を救護するための消防署への連絡、火災を消化するための消防署への連絡、重大犯罪者を手配するための警察上部への連絡などが行われる。
S5060の事故処理が起動された場合には、図85に示すように、まず事故処理画面が表示される(S5500)。事故処理画面2091は、図86に示すように、中止表示2093と、処理内容一覧2095とを備えている。処理内容一覧2095には、通報受理手続表示2097と、現場処理表示2099と、調書作成表示2101と、上部通報表示2103、消防署通報表示2105と、その他通報表示2107とを備えている。
事故処理画面の表示後、次に判断が行われ(S5510)、中止表示2093が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、通報受理手続表示2097が選択された場合には、後述する通報受理手続処理を実行し(S5520)、現場処理表示2099が選択された場合には、現場処理を実行し(S5530)、調書作成表示2101が選択された場合には、調書作成処理を実行し(S5540)、上部通報表示2103が選択された場合には、上部通報処理を実行し(S5550)、消防署通報表示2105が選択された場合には、消防署通報処理を実行し(S5560)、その他通報表示2107が選択された場合には、その他通報処理を実行する(S5570)。
S5520の通報受理手続処理では、図示しない通報受理画面が表示される。通報受理理画面には、通報入力欄が設けれており、通報があった内容を通報メモリ128Oに格納する。通報入力欄は、事故一覧表と、関連事項一覧表との中からの選択入力方式を備えている。事故一覧表の中には、交通事故、火災事故、傷害事故、器物破損事故、動物関連事故などが表示される。関連事項一覧表には、地名、日時などの一覧が表示される。通報受理手続では、事故の内容、当事者、場所、時間などのデータを入力する。
S5540の調書作成処理では、まず通報受理メモリ138Oの内容を読み込んで、通報事項を表示する。次いで、通報事項の編集後、事故調書を作成する。事故調書は、プリンタユニット5で印刷するとともに、ホストシステム458に送信する。
S5530の現場処理では、事故現場で行わなければならないことの教示画面と、データの入力画面とが表示される。例えば、現場の保全方法、聞き込み内容などが表示される
。入力されたデータは、通報メモリ128Oに格納される。
S5550の上部通報処理では、上部の通報一覧表が表示され、接続実行を行うと、選択された通報先に、データが送信される。あるいは、電話が接続される。ここでは、事故内容を報告するために、選択された警察の上部に接続される。
S5560の消防署通報処理では、けが人、火災、災害救助などを緊急的に実行するために、消防署へ速やかに連絡するための処理が行われる。
S5570のその他通報処理では、通報一覧表が表示され、接続実行を行うと、選択された通報先に、データが送信される。あるいは、電話が接続される。例えば、火災、防災、けが関係を通報するための消防署への連絡、動物を保護するための保健所や動物愛護センタ、または動物園、市役所の市民サービス課等に接続される。
S5070の防犯処理が起動された場合には、図87に示すように、まず防犯処理画面が表示される(S5600)。防犯処理画面2111は、図88に示すように、中止表示2113と、処理内容一覧2115とを備えている。処理内容一覧2115には、地域データ収集表示2117と、公報活動表示2119とを備えている。
防犯処理画面の表示後、次に判断が行われ(S5610)、中止表示2113が選択された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、地域データ収集表示2117が選択された場合には、後述する地域データ収集処理を実行し(S5620)、公報活動表示2119が選択された場合には、公報活動処理を実行する(S5630)。
S5620の地域データ収集処理では、図示しない地域データ収集画面が表示される。地域データ収集画面には、地域データ入力欄が設けれており、収集した内容を道案内データメモリ128Nに格納する。
S5630の公報活動処理では、広報メモリ128Pの内容が表示される。
広報メモリ128Pのデータは、ホストシステム458によって、適宜更新される。例えば、交通安全期間に広報する内容等が入力される。
図89は、ポリスマップ制御処理ルーチンのフローチャート、図90は、緊急呼出処理ルーチンのフローチャート、図91は、本署呼出処理ルーチンのフローチャート、図92は、ポリスマン通話処理ルーチンのフローチャート、図93は、管轄区域全体表示処理ルーチンのフローチャート、図94は、ポリスマン近傍図表示処理ルーチンのフローチャート、図95は、ポリスマップ印刷処理ルーチンのフローチャート、図96は、マスタコール処理ルーチンのフローチャート、図97は、マスタコーラ制御処理ルーチンのフローチャート、図98は、呼出受信制御処理ルーチンのフローチャート、図99は、ポリスケータ位置通報処理ルーチンのフローチャート、図100は、ポリスマン位置把握処理ルーチンのフローチャートである。
図89に示すポリスマップ制御処理が、派出所制御装置437で起動されると、まず判断が行われる(S6000)。判断では、コンソールテーブル25からの入力をモニタする。
ここで、数字ボタン431G、または訂正ボタン431Iが押された場合には、数字入力処理を行う(S6010)。入力された数字は、入力メモリ437Aに格納される。
S6000の判断で、実行ボタン431Hが押されたと判断した場合には、次に実行処理を行う(S6020)。実行処理では、後述する各種処理で、実行待ちになっている状態を進行させる。
S6000の判断で、本署呼出ボタン431Aが押されたと判断した場合には、次に後述する本署呼出処理を実行し(S6040)、緊急呼出ボタン431Bが押されたと判断した場合には、緊急呼出処理を実行し(S6030)、管轄区域全体表示ボタン431Cが押されたと判断した場合には、管轄区域全体表示処理を実行し(S6060)、ポリスマン近傍図表示ボタン431Dが押されたと判断した場合には、ポリスマン近傍図表示処理を実行し(S6070)、ポリスマン通話ボタン431Eが押された場合には、ポリスマン通話処理を実行し(S6050)、ポリスマップ印刷ボタン431Fが押された場合には、ポリスマップ印刷処理を実行する(S6080)。
S6030の緊急呼出処理が起動された場合には、図90に示すように、まずポリスコール緊急呼出信号出力を実行する(S6100)。ポリスコール緊急呼出信号出力では、ポリスコール緊急呼出信号PKYを、マンインタフェース439を経由して、無線送信装置451に出力する事によって、アンテナ453から出力させる。これにより、派出所469の周囲にポリスコール緊急呼出信号PKYが出力される。ポリスコール緊急呼出信号PKYは、後述するように、マスタコーラ17、19によって受信される。
次に、本署を緊急呼出する(S6110)。本署の緊急呼出は、まず本署緊急呼出信号HKYを、マンインタフェース439を経由して、本署制御装置443に出力する。次いで、本署制御装置443は、公衆デジタル通信回線455を経由して、本署457の本署指令装置459に緊急呼出を実行する。これらにより、本署制御装置443と、本署指令装置459とは、公衆デジタル通信回線455を経由して、回線オン状態になる。従って、派出所469にいる人と、本署457にいる人とが、画像と、音声とによって、相互通話を行う状態になる。
次いで、ポリスマンの位置を入力する(S6120)。ポリスマンの位置は、ポリスマン位置メモリ437Bから入力する。ポリスマン位置メモリ437Bのポリスマン位置データは、図99に後述するポリスケータ位置通報処理によって更新される。
ポリスマンの位置を入力後、次に戻り着く時間順にソートを行う(S6130)。このソートは、ポリスマンの位置のデータを、帰所時間テーブル437TAによって、帰所するまでの時間に変換後、実行する。これにより、帰り着く時間が短い順に、ポリスマンが並べられる。
次に、ポリスマンの緊急呼出発信を行う(S6140)。ポリスマンの緊急呼出発信では、帰所する時間が短い順に、ポリスマンの緊急呼出信号を出力する。まず、最初のポリスケータ1を公衆通信回線461を経由して呼び出し、ポリスマンの緊急呼出信号を出力する。
次いで、全員発信完了かを判断し(S6150)、全員の発信が完了していなければ、次のポリスマンに緊急呼出信号を出力する。ポリスマンの緊急呼出信号を受信したポリスケータ1では、緊急呼出メモリ128Qにポリスマンの緊急呼出があったことを書き込む。緊急呼出メモリ128Qの内容は、後述する図96のマスタコール処理ルーチン、及び他のルーチンによって、モニタされる。
S6040の本署呼出処理が起動されると、図91に示すように、まず本署に呼出信号を送信する(S6200)。これは、まず本署呼出信号MKYを、マンインタフェース439を経由して、本署制御装置443に出力する。次いで、本署制御装置443は、公衆デジタル通信回線455を経由して、本署457の本署指令装置459に本署呼出を実行する。これらにより、本署制御装置443と、本署指令装置459とは、公衆デジタル通
信回線455を経由して、回線オン状態になる。
次いで、応答有りかを判断し(S6210)、応答があったら、画像通信を開始する(S6220)。これにより、派出所469にいる人と、本署457にいる人とが、画像と、音声とによって、相互通話を行う状態になる。
画像通信は、終了と判断されるまで継続する(S6230)。終了の判断は、本署指令装置459からの終了信号による。
S6050のポリスマン通話処理が起動されると、図92に示すように、まず判断が行われ(S6300)、判断では、コンソールテーブル25からの入力をモニタする。
ここで、数字ボタン431G、または訂正ボタン431Iが押された場合には、数字入力処理を行う(S6010)。入力された数字は、入力メモリ437Aに格納される。
S6000の判断で、実行ボタン431Hが押されたと判断した場合には、次に選択数字のポリスマン呼出処理を行う(S6320)。ポリスマン呼出処理では、まず、入力メモリ437Aに格納されている数字に対応するポリスケータ1を求める。次いで、対応するポリスケータ1を呼び出す。ポリスケータ1の呼出は、公衆通信回線461を経由して行う。呼出を受けたポリスケータ1は、図98に後述する呼出受信制御によって、その内容をポリスマン呼出メモリ128Rに格納するとともに、呼出に応答する。
呼出の結果、応答があるか否かを判断し(S6330)、なければ、次に連絡がとれずか否かを判断する(S6340)。連絡が取れずかの判断の結果、連絡が取れずと判断するに至らない場合は、再度応答有りかを判断する(S6330)。また、連絡が取れずの状態が所定時間、例えば20秒継続した場合には、連絡が取れずの状態であると判断して、次に連絡取れずのアナウンスを行う(S6350)。
また、応答があった場合には、音声通信開始を行う(S6360)。これにより、公衆通信回線461と、無線電話網476とを介して、マイク404と、ポリスケータ1との間で、音声通信による通話が可能になる。
音声通信は、終了と判断されるまで行われる(S6370)。終了の判断は、ポリスケータ1からの終了信号に基づいて行われる。
S6060の管轄区域全体表示処理が起動されると、図93に示すように、まず管轄区域全体図を表示する(S6400)。管轄区域全体図は、管轄区域全体図データを鳥観図テーブル437TBから読み出して、ポリスマップディスプレイ401に表示する。鳥観図テーブル437TBは、管轄区域全体の鳥観図データを、予め記憶するものであって、図示しない鳥観図訂正処理によって、更新される。
次いで、ポリスマンの位置を入力する(S6410)。ポリスマンの位置は、ポリスマン位置メモリ437Bから入力する。
次に、ポリスマンを管轄区域全体図中に表示する(S6420)。この処理では、図23に示すように、識別番号表示409の数字を、表示409Aのように、表示面415中に表示する。
ポリスマンの表示は、ブレークが行われるまで、継続される(S6430)。ブレークが行われたとの判断は、ポリスマップディスプレイ401に、管轄区域全体図以外の図面を表示する処理が行われた場合に行われる。
以上の管轄区域全体図表示により、管轄区域の全体の鳥観図が表示されるとともに、ポリスマンが何処にいるかが一目表示される。
S6070のポリスマン近傍図表示処理が起動されると、図94に示すように、まず判断が行われる(S6500)。ここで、数字ボタン431G、または訂正ボタン431Iが押された場合には、数字入力処理を行う(S6510)。入力された数字は、入力メモリ437Aに格納される。
S6500の判断で、実行ボタン431Hが押されたと判断した場合には、次に選択数字のポリスマンの位置を検出する(S6520)。ポリスマンの位置は、ポリスマン位置メモリ437Bから読み込む。
次いで、検出位置の近傍の地域図を表示する(S6530)。地域図のデータは、鳥観図テーブル437TBから入力する。表示は、ポリスマップディスプレイ401に行う。例えば、図23に示すように、地域図2201を表示する。
次に、ポリスマンを地域図2201中に表示する(S6540)。これは、識別番号表示409の数字を、表示409Aのように、表示面415中に表示する。
表示後、ブレーク有りかを判断し(S6550)、ブレークが有るまで、地域図2201を表示するとともに、ポリスマンを表示する。
以上のポリスマン近傍図表示により、所定のポリスマンの現在位置を、詳細な鳥観図とともに表示することができる。
S6080のポリスマップ印刷処理が起動されると、図95に示すように、まず表示画面のデータを入力する(S6600)。次いで、印刷実行を行う(S6610)。これにより、表示面415の画像が、ポストマッププリンタ441から印刷されて出てくる。
図96のマスタコール処理ルーチンは、ポリスケータ1によって、所定時間毎に起動される。まず、マスタコール「オン」かを判断する(S7000)。この判断は、マスタコール設定メモリ127Qの設定内容に基づいて行う。マスタコール設定メモリ127Qの内容は、図示しない設定処理によって、予め設定される。マスタコールをしようする場合は、マスタコール「オン」を設定し、使用しない場合には、「オフ」を設定する。
マスタコールが「オン」でない場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、「オン」の場合には、次にポリスマンの緊急呼出入力を行う(S7010)。緊急呼出入力のデータは、緊急呼出メモリ128Qから入力する。
緊急呼出の入力の後、これがあるか否かを判断し(S7020)、緊急呼出が有れば、次にマスタ緊急呼出送信を行う(S7030)。マスタ緊急呼出送信では、ポリスコール緊急呼出信号PKYを、マスタコール126に出力する。マスタコール126は、アンテナ126Aを介して、周囲にポリスコール緊急呼出信号PKYを無線送信する。これにより、ポリスコール1の周囲にポリスコール緊急呼出信号PKYが出力される。ポリスコール緊急呼出信号PKYは、後述するように、マスタコーラ17、19によって受信される。
S7020で、ポリスマンの緊急呼出がないとされた場合には、次にポリスマン呼出の入力を行う(S7040)。この入力は、ポリスマン呼出メモリ128Rから行う。
次に、入力した呼出が登録されたポリスマン呼出か否かを判断し(S7050)、登録されたもので有れば、マスタ呼出送信を行う(S7060)。登録されたものであるかの判断は、マスタコール設定メモリ127Qの内容に基づいて行う。マスタ呼出では、マスタコーラ17、19のIDナンバーを含むマスタ呼出信号MYをマスタコール126に出力する。マスタコール126は、それをアンテナ126Aから送信する。このマスタ呼出信号MYが出力されると、後述するように、それをマスタコーラ17、19が受信して、
自己のIDナンバと一致していれば、呼出信号を音響と、光で出力する。
図97のマスタコーラ制御処理ルーチンは、マスタコーラ17、19によって所定時間毎に実行される。
まず、ポリスコール緊急呼出信号有りかを判断する(S7100)。ポリスコール緊急呼出信号PKYが有れば、次に緊急呼出音出力を行う(S7110)。緊急呼出音出力では、スピーカ321と、表示LED319とに緊急呼出信号出力を加える。これにより、マスタコーラ17、19の周囲に緊急呼出音と、光とが出力される。
また、ポリスコール緊急呼出信号がない場合には、次にマスタ呼出がありか否かを判断する(S7120)。マスタ呼出がない場合には、本ルーチンを一旦終了し、マスタ呼出が有れば、次にマスタ呼出音を出力する(S7130)。マスタ呼出の判断では、マスタ呼出信号に含まれているIDナンバが、所定のものである場合に、マスタ呼出有りとの判断をおこなう。マスタ呼出音出力では、スピーカ321と、表示LED319とに呼出音を出力する。
図98の呼出受信制御処理ルーチンは、ポリスケータ1によって所定時間毎に実行される。まず呼出有りかを判断する(S7200)。呼出有りと判断される場合は、無線電話網476から呼出信号が入力された場合である。ここで、呼出なしであると判断された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。また、呼出有りと判断された場合には、次に呼出内容の入力を行う(S7210)。次いで、呼出内容の判断を行う(S7200)。呼出内容が、緊急呼出で有れば、緊急呼出メモリ128Qに設定を行い(S7230)、ポリスマン呼出で有れば、ポリスマン呼出メモリ128RにポリスマンIDを設定する(S7240)。何れでもなければ、そのまま一旦終了する。
図99のポリスケータ位置通報処理ルーチンは、ポリスケータ1によって所定時間毎に実行される。まず、位置座標と高度とを入力する(S7300)。これは、現在位置メモリ128Gから入力する。次いで、前回の位置から移動したかを判断し(S7310)、移動していなければ、本ルーチンをそのまま一旦終了する。移動していれば、現在位置NE、高度HをポリスマンIDとともに、ポリスマップシステム23に送信する(S7320)。本ルーチンにより、ポリスマップシステム23は、ポリスマンの位置を常時把握することが出きる。
図100のポリスマン位置把握処理ルーチンは、ポリスマップシステム23によって、所定時間毎に起動される。まず、ポリスケータからの現在位置を受信したかを判断する(S7400)。受信していなければ、本ルーチンをそのまま一旦終了する。受信していれば、次にポリスマンIDと現在位置NE、高度Hとを抽出する(S7410)。次いで、抽出データをポリスマン位置メモリ737Bに格納する(S7420)。これにより、ポリスマップシステム23では、ポリスマンの現在位置を、リアルタイム表示することができる。
以上に説明した携帯ポリスケータシステム13、及びポリスマップシステム23は、警察官の職務を遂行する上で有用なシステムを提供する。また、派出所のサービス性を向上させる。