JP2023111614A - 情報処理方法、情報処理端末及び情報処理システム - Google Patents

情報処理方法、情報処理端末及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】旅客や乗務員の利便性を向上させることで、移動体利用に新たな付加価値を加えることが可能な情報処理方法を提供する。【解決手段】移動体内に設置され、且つ、前記移動体の旅客が使用する情報処理端末が、前記旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力することを含む、情報処理方法を提供する。【選択図】図11

Description

本開示は、情報処理方法、情報処理端末及び情報処理システムに関する。
ユーザ(旅客)がタクシー(移動体)を利用する場合には、ユーザが乗客を乗せていないタクシーを公道等で探すだけでなく、当該ユーザが所持するユーザ端末にインストールされた配車アプリを利用して、ユーザの現在地等の情報を送信し、タクシー会社に配車を依頼する手段がある。近年、上述のような手段が発達したことから、タクシーの利便性がより向上したといえる。
特開2014-66576号公報
しかしながら、これまで、ユーザ(旅客)や乗務員の利便性を向上する手段については、深く検討がなされてこなかった。
そこで、本開示においては、上述の状況を鑑みてなされたものであって、ユーザ(旅客)や乗務員の利便性を向上させることで、タクシー(移動体)利用に新たな付加価値を加えることが可能な情報処理方法、情報処理端末及び情報処理システムを提案する。
本開示によれば、移動体内に設置され、且つ、前記移動体の旅客が使用する情報処理端末が、前記旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力することを含む、情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、移動体の旅客が使用するために前記移動体内に設置され、前記旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力する出力部を備える、情報処理端末が提供される。
さらに、本開示によれば、情報処理装置、及び、前記情報処理装置に対して遠隔地に存在する移動体に設置された情報処理端末を含む情報処理システムであって、前記情報処理端末が、前記移動体の旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力する、情報処理システムが提供される。
本開示の第1の実施形態に係る情報処理システム10の概略的な機能構成を示したシステム図である。 本開示の第1の実施形態に係る後部座席タブレット30の設置例を示す説明図である。 本開示の第1の実施形態に係る後部座席タブレット30の表示例を示す説明図である。 本開示の第1の実施形態に係る乗務員タブレット40及びタクシーメータ50の構成例を説明する説明図である。 本開示の第1の実施形態に係るカメラ60の設置例を示す説明図である。 本開示の第1の実施形態に係るユーザ端末20の構成例を示すブロック図である。 本開示の第1の実施形態に係るクラウドサーバ80の構成例を示すブロック図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法のシーケンス図(その1)である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法のシーケンス図(その2)である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法を説明するための説明図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法における表示例を示す説明図(その1)である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法における表示例を示す説明図(その2)である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法における表示例を示す説明図(その3)である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法における表示例を示す説明図(その4)である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法における表示例を示す説明図(その5)である。 本開示の第2の実施形態に係るカメラ60の設置例を示す説明図である。 本開示の第2の実施形態に係る画像情報テーブル842の一例を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る情報処理方法のシーケンス図(その1)である。 本開示の第2の実施形態に係る情報処理方法のシーケンス図(その2)である。 本開示の第2の実施形態に係る情報処理方法における表示例を示す説明図である。 ハードウェア構成の例を示すブロック図である。
以下に、添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また、本明細書及び図面において、実質的に同一又は類似の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合がある。ただし、実質的に同一又は類似の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
なお、以下の本開示の各実施形態においては、タクシー(車両)での利用を例に説明するが、本開示の各実施形態は、船舶、航空機での利用に適用することも可能である。さらに、本開示においては、これら車両、船舶、航空機等の移動体には、自動運転車両、無人船舶等も含むものとする。また、以下の説明においては、ユーザとは、タクシーの旅客のことを意味するものとする。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1. 第1の実施形態
1.1 背景
1.2 情報処理システムの構成
1.3 ユーザ端末、後部座席タブレット及び乗務員タブレットの詳細構成
1.4 クラウドサーバの詳細構成
1.5 情報処理方法
2. 第2の実施形態
2.1 背景
2.2 情報処理システムの構成
2.3 ユーザ端末、後部座席タブレット及び乗務員タブレットの詳細構成
2.4 クラウドサーバの詳細構成
2.5 情報処理方法
3. まとめ
4. ハードウェア構成の例
5. 補足
<<1. 第1の実施形態>>
<1.1 背景>
これまで、タクシーに乗車中のユーザの利便性の向上については、深く検討がなされてこなかった。例えば、タクシーに乗車した際には、ユーザは、目的地や目的地までの道順を乗務員に伝達することとなる。しかしながら、ユーザが着席する後部座席と乗務員の着席する運転席とが離れていたり、後部座席と運転席との間に、感染防止のためにパーティションが存在したりする場合には、スムーズに伝達することが難しい。また、後部座席からは、車両前方を視認することが難しいことから、ユーザが現在位置を把握できず、道順をスムーズに伝達することができないこともある。さらに、ユーザが急な目的地変更や経由地変更を行いたい場合には、周辺の地理に詳しくないとスムーズに伝達することが難しい。また、走行中のタクシーは、交通規則等により自由に進行方向を変更することができないことから、乗務員への指示のタイミングが悪いと、ユーザの指示通りタクシーが走行することができないこともある。
さらに、今後、自動運転が実現し、乗務員のいない無人タクシーが登場するようになると、ユーザが適切に目的地や目的地変更指示を車両に搭載された装置へ入力することが重要となる。
そこで、本開示の第1の実施形態においては、ユーザは、車内に設置されたタブレット等を介して、乗務員が視認する目的地までの道順(ナビゲーション情報)や、車両前方の画像等を確認し、上記タブレット等を用いて、目的地変更や経由地の変更を行うことができる情報処理システムを提案する。本実施形態によれば、ユーザは、的確に現在位置を把握し、指示を出すことができることから、乗車中におけるユーザ及び乗務員の利便性が向上する。以下、このような本実施形態の詳細を順次説明する。
<1.2 情報処理システムの構成>
まずは、本開示の第1の実施形態に係る情報処理システム10の構成の一例について、図1から図5を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の概略的な機能構成を示したシステム図であり、図2は、本実施形態に係る後部座席タブレット30の設置例を示す説明図である。また、図3は、本実施形態に係る後部座席タブレット30の表示例を示す説明図であり、図4は、本実施形態に係る乗務員タブレット40及びタクシーメータ50の構成例を説明する説明図である。さらに、図5は、本実施形態に係るカメラ60の設置例を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム10は、ユーザ端末(携帯端末)20と、後部座席タブレット(情報処理端末)30と、乗務員タブレット(乗務員用端末)40と、タクシーメータ50と、カメラ(撮像装置)60と、ドライブレコーダ70と、クラウドサーバ(情報処理装置)80とを含む。そして、本実施形態においては、これら装置は、互いに通信ネットワーク90を介して通信可能に接続される。詳細には、ユーザ端末20と、後部座席タブレット30と、乗務員タブレット40と、クラウドサーバ80とは、図示しない基地局等(例えば、携帯電話機の基地局、無線LAN(Local Area network)のアクセスポイント等)を介して通信ネットワーク90に接続される。なお、通信ネットワーク90で用いられる通信方式は、有線又は無線(例えば、5G、WiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等)を問わず任意の方式を適用することができるが、安定した動作を維持することができる通信方式を用いることが望ましい。以下に、本実施形態に係る情報処理システム10の含まれる各装置の概要について説明する。
(ユーザ端末20)
ユーザ端末20は、ユーザが日常的に使用する端末であって、ユーザからの入力情報を、乗務員タブレット40やクラウドサーバ80へ送信したり、乗務員タブレット40やクラウドサーバ80から通知や画像を受信したりすることができる。なお、本実施形態においては、ユーザ端末20は、クラウドサーバ80の管理者が配信するアプリ(例えば、配車アプリ)がインストールされていてもよく、もしくは、クラウドサーバ80の管理者が提供するウェブサイトを閲覧するためのブラウザーがインストールされていてもよい。例えば、ユーザ端末20は、スマートフォン、タブレット、携帯電話、ラップトップ型PC(Personal Computer)、スマートウォッチ、Head Mounted Display(HMD)等のデバイスであることができる。なお、ユーザ端末20の詳細構成については後述する。
(後部座席タブレット30)
後部座席タブレット30は、ユーザが車内で使用する端末であって、ユーザからの入力情報をクラウドサーバ80等へ送信したり、ユーザが指示を行うための情報を表示したり、クラウドサーバ80からの通知やカメラ60からの画像を表示したりすることができる。例えば、後部座席タブレット30は、図2に示すように、車両内の助手席702の裏面上部に設置されたタブレット等のデバイスであることができる。また、後部座席タブレット30は、図3に示すように、カメラ60によって撮像した車両前方の画像をリアルタイムに表示することもできる。なお、後部座席タブレット30の詳細構成については後述する。
さらに、本実施形態においては、後部座席タブレット30は、図2に示すようなタブレット型であることに限定されるものではなく、例えば、運転席700と後部座席との間に設けられた壁(パーティション)の全面や車両の内側面に設置された大型モニターであってもよい。
(乗務員タブレット40)
乗務員タブレット40は、乗務員(運転手)が使用する端末であって、乗務員からの入力情報をクラウドサーバ80等へ送信したり、クラウドサーバ80からの通知を表示したりすることができる。例えば、乗務員タブレット40は、ダッシュボードの前方等に設置されたタブレット等のデバイスであることができる。もしくは、本実施形態においては、乗務員タブレット40の代わりに、フロントガラスに投影することができる投影装置であってもよい。この場合、乗務員が使用する入力装置は、車内に設置されたマイクロフォン(以下、マイクと称す)等であってもよい。なお、乗務員タブレット40の詳細構成については後述する。また、本実施形態においては、乗務員タブレット40は、車両に搭載されたカメラ60、ドライブレコーダ70、測位センサ(図示省略)、ETC(Electronic Toll Collection)車載器(図示省略)等と協働することもできる。
(タクシーメータ50)
タクシーメータ50は、走行距離又は乗車時間に応じた運賃や料金を自動的に算出し、表示する装置である。さらに、タクシーメータ50は、乗務員タブレット40を介して、車両の状況(乗客が乗車していない状況「空車」、乗客を乗せて走行中の「実車」等)の情報を位置情報とともにクラウドサーバ80等に送信してもよい。本実施形態においては、図4に示すように、タクシーメータ50は、ユーザとの間で運賃の決済処理を行う決済端末52と接続されてもよく、さらに、上述した乗務員タブレット40と接続されてもよい。
また、上述した決済端末52は、例えば、クレジットカード決済、電子マネー決済、二次元コード決済等の決済を行うことができる。詳細には、決済端末52は、磁気式のカードの読み取りを行う磁気カードリーダ、接触型のICカードからの読み取りを行うICカードリーダ、非接触型のICカードの読み取り及び書き込みを行う非接触リーダ/ライタ、二次元コード等の読み取りが可能なカメラ、決済完了後にレシートを発行するためのサーマルプリンタ等が搭載されていてもよい。
(カメラ60)
カメラ60は、例えば、図5に示すように、車両100のフロント上部中央に設けられ、車両100の前方の画像を取得することができる。詳細には、カメラ60は、CMOS(Complementary MOS)イメージセンサ等の撮像素子(図示省略)と、撮像素子で光電変換された信号に対して撮像信号処理を施す信号処理回路(図示省略)とを含んで構成することができる。さらに、カメラ60は、撮像レンズ、絞り機構、ズームレンズ、及びフォーカスレンズ等により構成される光学系機構(図示省略)及び、上記光学系機構の動作を制御する駆動系機構(図示省略)をさらに有することができる。そして、上記撮像素子は、車両100の前方からの入射光を光学像として集光し、上記信号処理回路は、結像された光学像を画素単位で光電変換し、各画素の信号を撮像信号として読み出し、画像処理することにより、車両100の前方の画像を取得することができる。本実施形態においては、カメラ60は、夜間でも鮮明な画像を得られるように、高感度カメラであることが好ましい。
(ドライブレコーダ70)
ドライブレコーダ70は、車両100の周囲を撮影するカメラ(図示省略)と、衝撃を検知するセンサ(例えば、加速度センサ等)(図示省略)と、測位センサ(図示省略)と、記憶装置(図示省略)とを含み、車両100に大きな衝撃が加わったとき、衝撃が加わった前後十数秒間の車両100の前方画像等を記録することができる。なお、本実施形態においては、上記カメラ60は、ドライブレコーダ70用のカメラであってもよい。
(クラウドサーバ80)
クラウドサーバ80は、車両100から見て遠隔地に設置される。クラウドサーバ80は、ユーザからの依頼に基づいて、タクシーの配車を行うことができる。詳細には、クラウドサーバ80は、例えば、コンピュータ等により構成される。なお、クラウドサーバ80の詳細構成については後述する。
なお、図1においては、本実施形態に係る情報処理システム10は、1つの、ユーザ端末20、後部座席タブレット30、乗務員タブレット40、タクシーメータ50、カメラ60、及び、ドライブレコーダ70を含むものとして示されているが、本実施形態においてはこれに限定されるものではない。例えば、本実施形態に係る情報処理システム10は、複数の、ユーザ端末20、後部座席タブレット30、乗務員タブレット40、タクシーメータ50、カメラ60、及び、ドライブレコーダ70を含んでいてもよい。
<1.3 ユーザ端末、後部座席タブレット及び乗務員タブレットの詳細構成>
次に、図6を参照して、ユーザ端末20の詳細構成を説明する。図6は、本実施形態に係るユーザ端末20の構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態においては、後部座席タブレット30及び乗務員タブレット40についても、ユーザ端末20と同様の説明が可能である。
詳細には、図6に示すように、本実施形態に係るユーザ端末20は、制御部200と、入力部210と、出力部220と、通信部230と、記憶部240とを主に有する。以下に、ユーザ端末20の各機能部について説明する。
(制御部200)
制御部200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により実現され、後述するユーザ端末20の各機能部を制御することができる。
(入力部210)
入力部210は、ユーザ端末20へのデータ、コマンドの入力を受け付けることができる。より具体的には、当該入力部210は、タッチパネル、キーボード、ボタン、マイク等により実現される。例えば、上記タッチパネルは、後述する出力部220としてのディスプレイに重畳して設けられることができる。なお、本実施系他においては、後部座席タブレット30の場合、入力部210は、自身に搭載されたタッチパネル等だけでなく、ユーザ端末20と協働させることで、ユーザ端末20を入力部210として機能させることができる。
(出力部220)
出力部220は、例えば、ディスプレイ、スピーカ、ランプ、映像出力端子、音声出力端子等により構成され、画像、点滅、音声等により各種の情報をユーザへ出力することができる。
(通信部230)
通信部230は、外部装置(例えば、クラウドサーバ80)との間で情報(例えば、情報や画像)の送受信を行うことができる。言い換えると、通信部230は、データの送受信を行う機能を有する通信インタフェースと言える。具体的には、通信部230は、通信アンテナ、送受信回路やポート等の通信デバイスにより実現される。
(記憶部240)
記憶部240は、上述した制御部200が各種処理を実行するためのプログラム、情報等や、処理によって得た情報を格納することができる。記憶部240は、例えば、ハードディスク(Hard Disk:HD)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)等により実現される。
なお、本実施形態に係るユーザ端末20は、図6に示される構成例に限定されるものではなく、他の機能部をさらに含んでいてもよい。例えば、本実施形態においては、ユーザ端末20や乗務員タブレット40は、測位センサ(図示省略)を含んでいてもよい。当該測位センサは、位置を検出するセンサであり、具体的には、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機等であることができる。この場合、測位センサは、GNSS衛星からの信号に基づいて、現在地の緯度・経度を示すセンシングデータを生成することができる。
<1.4 クラウドサーバの詳細構成>
次に、図7を参照して、本実施形態に係るクラウドサーバ80の構成について説明する。図7は、本実施形態に係るクラウドサーバ80の構成例を示すブロック図である。詳細には、クラウドサーバ80は、図7に示すように、処理部800と、入力部810と、出力部820と、通信部830と、記憶部840とを主に有する。以下に、クラウドサーバ80の各機能部について説明する。
(処理部800)
処理部800は、クラウドサーバ80の各機能部を制御することができる。当該処理部800は、例えば、CPU、ROM、RAM等のハードウェアにより実現される。
(入力部810)
入力部810は、クラウドサーバ80へのデータ、コマンドの入力を受け付けることができる。より具体的には、当該入力部210は、タッチパネル、キーボード、ボタン、マイク等により実現される。
(出力部820)
出力部820は、例えば、ディスプレイ、スピーカ等により構成され、画像、音声等により各種の情報をクラウドサーバ80の管理者に出力することができる。
(通信部830)
通信部830は、ユーザ端末20、後部座席タブレット30及び乗務員タブレット40との間で情報(例えば、情報や画像)の送受信を行うことができる。すなわち、通信部830は、データの送受信を行う機能を有する通信インタフェースと言える。具体的には、通信部830は、通信アンテナ、送受信回路やポート等の通信デバイスにより実現される。
(記憶部840)
記憶部840は、上述した処理部800が各種処理を実行するためのプログラム、情報等や、処理によって得た情報を格納することができる。例えば、記憶部840は、タクシーのルート検索を行うための情報やプログラムが格納される。詳細には、記憶部840は、例えば、ハードディスク等の磁気記録媒体や、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ等により実現される。
なお、本実施形態に係るクラウドサーバ80は、図7に示される構成例に限定されるものではなく、例えば、他の機能部をさらに含んでいてもよい。さらに、クラウドサーバ80は、通信ネットワーク90で互いに通信可能に接続された複数の情報処理装置から構成されてもよい。
<1.5 情報処理方法>
以上、本実施形態に係る情報処理システム10及び当該情報処理システム10に含まれる各装置の詳細について説明した。次に、本実施形態に係る情報処理方法について、図8から図15を参照して説明する。図8及び図9は、本実施形態に係る情報処理方法のシーケンス図であり、図10は、本実施形態に係る情報処理方法を説明するための説明図であり、図11から図15は、本実施形態に係る情報処理方法における表示例を示す説明図である。
図8に示すように、本実施形態に係る情報処理方法には、ステップS101からステップS114までの複数のステップが含まれている。以下に、本実施形態に係る情報処理方法に含まれる各ステップの詳細を説明する。なお、図8には、本実施形態に係る情報処理の一例として、ユーザは、自身の携帯するユーザ端末20に搭載されたアプリを用いて、タクシーの配車を依頼する場合の情報処理の流れが記載されている。なお、本実施形態においては、上記アプリ利用による配車依頼に限定されるものではなく、ユーザは、路上でタクシーを見つけてもよい。
まずは、乗務員タブレット40は、常時(詳細には、所定の時間ごとに)、現在の車両100の位置情報をクラウドサーバ80へ送信する(ステップS101)。
次に、ユーザは、自身の携帯するユーザ端末20に搭載されたアプリを用いて、タクシーの配車を依頼する(手配要求)。詳細には、ユーザ端末20は、配車依頼として、ユーザの位置情報、又は、ユーザの指定する迎車地の位置情報を、クラウドサーバ80へ送信する(ステップS102)。
クラウドサーバ80は、ユーザ端末20からユーザの位置情報、又は、ユーザの指定する迎車地の位置情報を取得し、当該ユーザの識別情報として配車依頼番号を生成する。さらに、クラウドサーバ80は、ユーザ、又は、ユーザの指定する迎車地の近くに位置するタクシーを探し出し、当該タクシーを上記ユーザに配車するタクシーとして決定する(配車マッチング)(ステップS103)。
そして、クラウドサーバ80は、決定したタクシーの乗務員タブレット40に、上記ユーザの配車に関する情報(配車依頼)(ユーザの位置情報又はユーザの指定する迎車地の位置情報、及び、ユーザの配車依頼番号等)を送信する。さらに、クラウドサーバ80は、当該タクシーの乗務員が配車を許諾した場合には、タクシーの識別情報とユーザの配車依頼番号等とを紐づけ、配車に関する情報(配車情報)(タクシーの位置情報及び識別情報等)をユーザ端末20へ送信する。
ユーザ端末20は、クラウドサーバ80から、配車に関する情報(タクシーの位置情報及び識別情報等)を受信し、ユーザに向けて、情報の表示を行う(ステップS104)。
乗務員タブレット40は、クラウドサーバ80から、上記ユーザの配車に関する情報(依頼者情報)(ユーザの位置情報又はユーザの指定する迎車地の位置情報、及び、ユーザの配車依頼番号、ユーザ端末20の識別情報等)及びルート等の情報を受信し、これら情報を表示する(ステップS105)。さらに、乗務員は、乗務員タブレット40の表示された情報に従って、ユーザの所在地又は指定する迎車地まで、車両100を運転する。
次に、車両100が到着すると、ユーザがタクシーに乗車することとなる。そこで、乗務員がタクシーメータ50を実車モードに切り替える。そして、ユーザが、乗務員に目的地を伝えると、乗務員は、乗務員タブレット40に目的地の情報を入力する。さらに、乗務員タブレット40は、入力された目的地情報をクラウドサーバ80へ送信し、目的地までのルート検索を要求する(ステップS106)。なお、ユーザが配車アプリで配車を依頼した場合であって、依頼時に目的地の情報が入力された場合には、配車依頼の時点で、クラウドサーバ80は目的地情報を取得することができる。
さらに、本実施形態においては、ユーザが乗車した際には、後部座席タブレット30は、図10に示すような、一次元コード(例えばバーコード)又は二次元コード(例えばQRコード(登録商標)等)350を表示してもよい。この場合、ユーザが、ユーザ端末20に一次元コード又は二次元コード350を読み取らせる。そして、ユーザ端末20が、これらコードに含まれる情報に従って、タクシー会社の管理するウェブサイト等へアクセスすることとなる。このようにすることで、クラウドサーバ80を介して、ユーザ端末20を識別するための識別情報を取得することが可能となることから、ユーザ端末20と後部座席タブレット30とを紐づける(連携させる)ことができ、ユーザ端末20を後部座席タブレット30の入力部210として機能させることができる。なお、本実施形態においては、ユーザが、ユーザ端末20にインストールした配車アプリでタクシー配車を依頼した場合には、クラウドサーバ80において、すでに、当該ユーザ端末20と後部座席タブレット30とが紐づけられるため、上述の手順を行わなくてもよい。
クラウドサーバ80は、取得した目的地情報に基づき、目的地までの最適なルートを決定し、決定したルートの情報(ルート情報)を、後部座席タブレット30及び乗務員タブレット40に送信する(ステップS107)。
乗務員タブレット40は、目的地までのルートを乗務員へ表示したり、走行する方向(右折等)等の指示を、音声で乗務員へ出力したりする(ステップS108)。
後部座席タブレット30は、目的地までのルートをユーザへ表示する(ステップS109)。
さらに、後部座席タブレット30は、カメラ60で撮像した車両100の前方の画像をユーザへ、リアルタイムで表示する(ステップS110)。
これまで、目的地までのルートは、乗務員タブレット40等でのみ表示され、乗務員にしか見ることができなかったが、本実施形態においては、後部座席タブレット30で目的地までのルート表示することにより、ユーザも確認することができる。より具体的には、本実施形態においては、図11に示すように、後部座席タブレット30は、例えばディスプレイの右側に、乗務員が見ている表示と同じルートを表示する。さらに、本実施形態においては、図11に示すように、後部座席タブレット30は、例えば、ディスプレイ中央に表示されたカメラ60による画像の上に、車両100がこれから進む方向(右左折、直進など)を示す矢印を重畳表示する。このようにすることで、本実施形態においては、ユーザは、車両100の現在位置を把握しつつ、車両100の進もうとする方向を、即座に、且つ、容易に、把握することが可能となる。
なお、後部座席タブレット30における表示に関する情報処理方法の詳細については、後述する。
ここで、ユーザがすでに決定したルートとは違うルートを行きたいと考え、後部座席タブレット30にルート変更に関する情報を入力する。さらに、後部座席タブレット30は、入力された内容(例えば、変更された目的地の情報等)をクラウドサーバ80へ送信し、再度、ルート検索を要求する(ステップS111)。
クラウドサーバ80は、取得した内容に基づき、目的地までのルートを再決定し、再決定したルートの情報(ルート情報)を、後部座席タブレット30及び乗務員タブレット40に送信する(ステップS112)。
乗務員タブレット40は、新たなルートを乗務員へ表示したり、走行する方向(右折等)等の指示を、音声で乗務員へ出力したりする(ステップS113)。
後部座席タブレット30は、新たなルートをユーザへ表示する(ステップS114)。
次に、図9を参照して、本実施形態における、後部座席タブレット30における表示に関する情報処理方法について説明する。図9に示すように、本情報処理方法には、ステップS201からステップS204までの複数のステップが含まれている。以下に、本実施形態に係る情報処理方法に含まれる各ステップの詳細を説明する。
乗務員タブレット40は、クラウドサーバ80から取得したルートと、車両100の走行速度とに基づいて、次に車両100が到達する交差点の到着時刻を算出する。さらに、乗務員タブレット40は、算出した到着時刻に基づいて、次の交差点を曲がるといった旨の指示を受け付けることが可能な時刻(受付可能時刻)(ルート変更までの許容時間)を算出する(ステップS201)。例えば、乗務員タブレット40は、到着時刻から、車両100の走行速度(移動速度)に応じて決定される所定の時間を差し引くことにより、受付可能時刻を算出することができる。さらに、乗務員タブレット40は、次の交差点での進むことが可能な方向の情報とともに、受付可能時刻の情報(出力情報)を後部座席タブレット30へ送信する。なお、ここでは、乗務員タブレット40で算出するものとして説明しているが、本実施形態においては、これに限定されるものではなく、クラウドサーバ80で算出してもよい。
後部座席タブレット30は、乗務員タブレット40から受信した情報(移動ルート)に基づき、次の交差点での進むことが可能な方向(許容されるルート変更内容)とともに、受付可能時刻の情報を表示する(ステップS202)。
具体的には、後部座席タブレット30は、図11に示すように、例えば、カメラ60による画像の下方に、次の交差点での進むことが可能な方向を示すボタン330を表示する。詳細には、図11に示す例では、左折及び直進が可能な場合を想定した表示であり、左折及び直進のボタン330が操作可能な状態であり、右折のボタン330が、操作ができない状態となっている。本実施形態においては、例えば、ユーザが直進ボタン330を押すと、乗務員タブレット40から「次交差点、直進でお願いします」との音声が出力される。このように、本実施形態においては、交通規制を考慮して選択可能な指示のみが操作可能になることから、ユーザは交通規則に従った指示を行うことができる。
さらに、後部座席タブレット30は、図11に示すように、ボタン330の下方には、受付可能時刻から現時点の時刻を差し引いた時間、すなわち、指示までの猶予時間を表示する。また、本実施形態においては、猶予時間を過ぎると、全てのボタン330が操作できなくなり、次いで、次の交差点における指示のためのボタン330が表示されることとなる。このように、本実施形態においては、交通規制を考慮して選択可能な指示に対応する操作ボタン330が、指示を受け付けることが可能な猶予時間内においてのみ、操作可能になる。従って、本実施形態においては、ユーザは、交通規則に従って、好適なタイミングで指示を行うことができる。
このように、本実施形態においては、ユーザが、既に決定したルートによる方向を異なる方向を進みたい場合には、後部座席タブレット30に表示されたボタン330を操作することにより、リアルタイムで乗務員に指示を伝達することができる(ステップS203)。さらに、後部座席タブレット30は、ユーザからの指示(変更内容)をクラウドサーバ80へ送信し、再度、ルート検索を要求する。
さらに、クラウドサーバ80は、取得したユーザの変更内容に基づき、目的地までのルートを再決定し、再決定したルートの情報を、後部座席タブレット30及び乗務員タブレット40に送信する(ステップS204)。
なお、本実施形態においては、図11に示すように、後部座席タブレット30は、乗務員への様々な指示を行うための各種ボタンを表示することができる。例えば、後部座席タブレット30は、図11に示すように、ユーザが法定速度で走って欲しいときに押すボタン340を表示することができる。例えば、ユーザが、当該ボタン340を操作した場合には、乗務員タブレット40から「法定速度でお願いします」との音声が出力されることとなる。
また、後部座席タブレット30は、図11に示すように、ユーザがゆっくり走って欲しい時に押すボタン360を表示することができる。例えば、ユーザが、当該ボタン360を操作した場合には、乗務員タブレット40から「ゆっくり走行してください」との音声が出力されることとなる。
また、後部座席タブレット30は、図11に示すように、ユーザが直ちに停車して欲しいときに押すボタン370を表示することができる。例えば、ユーザが、当該ボタン370を操作した場合には、乗務員タブレット40から「このあたりで停車をお願いします」との音声が出力されることとなる。
また、本実施形態においては、ユーザは、車両100の進む方向を変更するだけでなく、目的地や中継地等を変更することができる。
例えば、ユーザは、図11に示すように、後部座席タブレット30に表示された目的地変更ボタン310を操作することにより、目的地を変更することができる。具体的には、ユーザは、当該ボタン310を操作することにより、既に後部座席タブレット30と紐づけられたユーザ端末20に、図12に示すようなルートが表示されることとなる。
次に、図13に示すように、ユーザが、ユーザ端末20に表示されたルート表示上で新たな目的地に対応する箇所をタッチすると、ユーザ端末20にウィンドウ260が表示される。さらに、ユーザは、ウィンドウ260内のボタンを操作することにより、目的地や経由地を再設定することができる。
また、本実施形態においては、図14に示すように、目的地が設定された後に、後部座席タブレット30によって、目的地周辺の詳細な地図が表示されてもよい。さらに、目的地周辺の詳細な地図上で、マーク380をずらすことで、ユーザは、降車するポイントをより細かく指定してもよい。また、目的地周辺の詳細な地図上では、予め降車することができるスペースがある地点や、車いす等であっても降車することが可能なスペースがある地点をマーク390、390aによって表示してもよい。このような場合、ユーザは、複数のマーク390から1つのマーク309を選択することにより、降車するポイントを設定することができる。
また、本実施形態においては、図15に示すように、ユーザの指示により、又は、車両100が所定の時間以上直進する場合には、後部座席タブレット30は、カメラ60で撮像した車両100の前方の画像の代わりに、広告で表示してもよい。この際、例えば、目的地に近い施設等の広告を表示してもよい。さらに、道路が混雑している場合には、後部座席タブレット30は、走行方向の変更指示、目的地及び経由地の変更指示、経由地の追加指示等を、ユーザに推奨する表示等を行ってもよい。
以上のように、本実施形態においては、ユーザに向けて、車両100の前方の画像他、ルートを表示することにより、ユーザは、的確に現在位置を把握し、指示を出すことができる。従って、本実施形態によれば、乗車中におけるユーザ及び乗務員の利便性が向上する。さらに、本実施形態においては、交通規制を考慮して選択可能な指示に対応する操作ボタン330が、指示を受け付けることが可能な時間内において、操作可能になることから、ユーザは、交通規則に従って、好適なタイミングで指示を行うことができる。
<<2. 第2の実施形態>>
<2.1 背景>
タクシーでは、ユーザがあらかじめアプリに登録したクレジットカードが利用できない等の理由で、料金決済ができない場合がある。このとき、乗務員は、電子マネー決済、二次元コード決済、現金等の他の決済手段にてユーザに支払いを依頼することとなるが、手持ちの現金がない等で応じてもらえない場合がある。そして、ユーザが現金の持ち合わせがない等の場合には、ユーザの連絡先を聞き、後日、タクシー会社が銀行振り込み等の手段を連絡し、料金を収受することとなる。しかしながら、後日の料金の徴収は、タクシー会社にとっては大変な業務負担である。さらに、このように連絡と取っても、踏み倒されてしまうケースもある。
さらに、警察に訴えようにも、ユーザの身元が分からないことから、警察に訴えることも難しい。また、身元を調査等した場合には、料金以上のコストがかかってしまう。
そこで、車内を撮影し、記録するためのドライブレコーダを設置し、常時撮影することで、不正の抑止を行うことが考えられる。しかしながら、車内画像データの保存期間は、2、3日と短いことから、防止にはなるものの、現時点では、ユーザの摘発するためには十分に利用することが難しい。詳細には、降車時には、クレジットカードの決済が成功した場合であっても、当該クレジットカードが盗まれたクレジットカードであった場合には、料金を徴収することができないことがある。そして、当該クレジットカードが盗まれたクレジットカードであることは、降車後、しばらく経過してからでないと分からない。そして、盗難クレジットカードであることが明らかになった時点では、車内画像データが失われており、重要な証拠がないこととなる。
そこで、本開示の第2の実施形態においては、上述の状況を鑑みて、ユーザの画像を用いることで、ユーザの情報を確実に取得し、料金を回収することができ、且つ、不正の防止となるような情報処理システムを提案する。本実施形態によれば、乗務員やタクシー会社の利便性が向上する。以下、このような本実施形態の詳細を順次説明する。
<2.2 情報処理システムの構成>
まずは、本開示の第2の実施形態に係る情報処理システム10の構成の一例について説明するが、本実施形態に係る情報処理システム10は、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末20と、後部座席タブレット(旅客用表示端末)30と、乗務員タブレット(乗務員用表示端末)40と、タクシーメータ50と、カメラ60と、ドライブレコーダ70と、クラウドサーバ(情報処理装置)80とを含む。
本実施形態においては、カメラ60は、車内を撮像するカメラであり、例えば、本実施形態に係るカメラ60の設置例を示す説明図である図16に示すように、後部座席タブレット30に内蔵されて、後部座席704を撮像するカメラであってもよい。なお、本実施形態に係る情報処理システム10に含まれる各装置は、第1の実施形態と共通することから、ここでは、各装置の説明については省略する。
<2.3 ユーザ端末、後部座席タブレット及び乗務員タブレットの詳細構成>
次に、本実施形態に係るユーザ端末20、後部座席タブレット30及び乗務員タブレット40の詳細構成を説明するが、これら装置は、第1の実施形態と共通することから、ここでは、各装置の詳細構成の説明については省略する。
<2.4 クラウドサーバの詳細構成>
次に、本実施形態に係るクラウドサーバ80の構成について説明するが、クラウドサーバ80は、第1の実施形態と共通することから、ここでは、クラウドサーバ80の詳細構成の説明については省略する。
なお、本実施形態においては、クラウドサーバ80の記憶部840は、本実施形態に係る画像情報テーブル842の一例を示す図である図17に示すようなテーブルを格納することができる。
詳細には、画像情報テーブル842は、図17に示すように、ユーザの利用したタクシーの車両番号(無線番号)、タクシーに搭載された後部座席タブレット30及び乗務員タブレット40の識別情報、乗車日時、乗車場所、降車日時、降車場所、料金、決済状態(決済方法)、撮影データの識別番号、ユーザの連絡先等の情報が格納される。さらに、記憶部840は、上述の撮影データの識別番号に紐づけられた、ユーザの画像が格納されることとなる。
<2.5 情報処理方法>
次に、本実施形態に係る情報処理方法について、図18から図20を参照して説明する。図18及び図19は、本実施形態に係る情報処理方法のシーケンス図であり、図20は、本実施形態に係る情報処理方法における表示例を示す説明図である。
(決済成功の場合)
まずは、車内決済が成功した場合の情報処理方法を説明する。当該情報処理方法には、図18に示すように、ステップS301からステップS308までの複数のステップが含まれている。以下に、本実施形態に係る情報処理方法に含まれる各ステップの詳細を説明する。
タクシーが目的地に到着し、ユーザがあらかじめ配車アプリに登録したクレジットカードでの支払い(ネット決済)を希望した場合には、乗務員はタクシーメータ50を操作して、支払いモードに変更する(ステップS301)。タクシーメータ50は、後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60に対して、撮影の指示を送信する。
後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60は、後部座席704のユーザの撮影を開始する(ステップS302)。なお、本実施形態においては、乗務員は、ユーザの同意を確認してから、後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60へ撮影の指示を送信する操作を行うようにしてもよい。なお、本実施形態においては、後部座席タブレット30において、カメラ60で撮像された画像に対してリアルタイムで解析を行い、決済を行うユーザの顔以外の画像、例えば、同乗者の顔の画像にマスクするといった処理を行ってもよい。このようにすることで、必要な画像だけを取得することとなることから、ユーザや同乗者のプライバシーを保護することができる。
タクシーメータ50は、決定した料金をユーザに表示し、ユーザは、ユーザ端末20にインストールされた配車アプリを使用して決済を行う(ステップS303)。ここで、決済が失敗した場合には、乗務員はユーザに、クレジットカード決済、電子マネー決済、二次元コード決済、現金決済等の対面決済への切り替えを依頼する。さらに、上述した対面決済が失敗した場合には、後述する情報処理方法へ移行することとなる。
決済が成功した場合には、乗務員は、タクシーメータ50を空車モードに変更する(ステップS304)。タクシーメータ50は、後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60に対して、撮影終了の指示を送信する。
後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60は、後部座席704のユーザの撮影を終了する(ステップS305)。
後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60は、撮影した画像をクラウドサーバ80へ送信する(ステップS306)。その際、後部座席タブレット30は、ユーザの利用したタクシーの車両番号(無線番号)、タクシーに搭載された後部座席タブレット30及び乗務員タブレット40の識別情報、乗車日時、乗車場所、降車日時、降車場所、料金、決済状態(決済方法)等の情報も、クラウドサーバ80へ送信する。
クラウドサーバ80は、受信した画像を格納する(ステップS307)。クラウドサーバ80は、撮影データの識別番号を生成し、ユーザの画像や、同時に取得した各種の情報を撮影データの識別番号に紐づけて格納する。
そして、例えば、2か月ほど経過して、ユーザがあらかじめ登録したクレジットカードに関する不正利用の報告がなければ、ステップS307で格納した情報や画像データを消去する(ステップS308)。なお、本実施形態においては、消去のタイミングは、適宜調整することができる。
このように、本実施形態においては、クレジットカードに不正利用がない場合にのみ、ユーザの画像が消去され、一方、不正利用があった場合には、画像が証拠として残ることから、不正行為を防止することができる。
(決済失敗の場合)
次に、上述した対面決済が失敗した場合の情報処理方法を説明する。当該情報処理方法には、図19に示すように、ステップS401からステップS411までの複数のステップが含まれている。以下に、本実施形態に係る情報処理方法に含まれる各ステップの詳細を説明する。
まずは、ネット決済でのエラー(失敗)が発生し、ユーザが、別の決済手段に応じない、対面決済でもエラーが発生する等、料金が収受できない状況となる(ステップS401)。そこで、乗務員はタクシーメータ50に表示された「決済緊急対応」ボタン(図示省略)を操作して、緊急対応モードへ変更する(ステップS402)。タクシーメータ50は、後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60に対して、撮影の指示を送信する。
後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60は、後部座席704のユーザの撮影を開始する(ステップS403)。なお、本実施形態においては、先に説明したネット決済時に、ユーザの同意が得られていないことからユーザの撮影ができなかった場合には、当該タイミングで、カメラ60は、撮影を開始する。
後部座席タブレット30は、図20に示すような電話番号入力画面を表示する(ステップS404)。
ユーザが、後部座席タブレット30に自身の電話番号(識別情報)を入力すると、後部座席タブレット30は、ユーザ端末20に、認証用URL(Uniform Resource Locator)が記載されたショートメッセージ(通知)を送信する(ステップS405)。
ユーザ端末20は、ショートメッセージを受信し、ユーザは、ショートメッセージに記載されたURLをクリックすることにより、ユーザの所有する端末であることを認証する(所定の処理)(ステップS406)。ユーザ端末20は、乗務員タブレット40及びタクシーメータ50に、認証が完了した旨の情報を送信する。
次に、乗務員は、乗務員タブレット40に「個人情報取得完了」と表示されることを確認することで、後部座席704側のドアを開け、ユーザは降車することができる。本実施形態においては、ユーザの連絡先(個人情報)を取得した場合にのみ、ユーザは降車することができることから、乗務員及びタクシー会社は、より確実に、ユーザの情報を取得することができる。
さらに、ユーザが下車したことを確認した場合、乗務員は、タクシーメータ50を空車モードへ変更する(ステップS407)。タクシーメータ50は、後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60に対して、撮影終了の指示を送信する。
後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60は、後部座席704のユーザの撮影を終了する(ステップS408)。
後部座席タブレット30の内蔵するカメラ60は、撮影した画像をクラウドサーバ80へ送信する(ステップS409)。その際、後部座席タブレット30は、ユーザの利用したタクシーの車両番号(無線番号)、タクシーに搭載された後部座席タブレット30及び乗務員タブレット40の識別情報、乗車日時、乗車場所、降車日時、降車場所、料金、決済状態(決済方法)等の情報も、クラウドサーバ80へ送信する。
クラウドサーバ80は、受信した画像を格納する。クラウドサーバ80は、撮影データの識別番号を生成し、ユーザの画像や、同時に取得した各種の情報を撮影データの識別番号に紐づけて格納する。そして、クラウドサーバ80は、振込先銀行口座番号と振り込み金額が記載されたショートメッセージをユーザ端末20へ送信する(ステップS410)。
ユーザ端末20は、振込先銀行口座番号と振り込み金額が記載されたショートメッセージを受信する(ステップS411)。
さらに、図19には示されていないが、後日、ユーザがショートメッセージの記載に従って振込(所定の処理)を完了した場合には、クラウドサーバ80は、電子領収書の取得先URLが記載されたショートメッセージをユーザ端末20へ送信し、画像データ等を削除する。
以上のように、本実施形態においては、ユーザが決済に応じない場合には、証拠として、ユーザの画像や連絡先を取得していることから、警察に、簡単に届けることができる。従って、本実施形態によれば、ユーザが料金を踏み倒すことを防止することができる。その結果、本実施形態によれば、乗務員やタクシー会社の利便性が向上する。
<<3. まとめ>>
以上のように、本開示の実施形態によれば、ユーザや乗務員の利便性を向上させることで、タクシー利用に新たな付加価値を加えることができる。
<<4. ハードウェア構成の例>>
図21は、ハードウェア構成の例を示すブロック図である。以下では、クラウドサーバ80を例に挙げて説明する。ユーザ端末20、後部座席タブレット30、乗務員タブレット40についても同様の説明が可能である。クラウドサーバ80による各種処理は、ソフトウェアと、以下に説明するハードウェアとの協働により実現される。
図21に示されるように、クラウドサーバ80は、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM(Random Access Memory)903及びホストバス904aを有する。また、クラウドサーバ80は、ブリッジ904、外部バス904b、インタフェース905、入力装置906、出力装置907、ストレージ装置908、ドライブ909、接続ポート911、及び通信装置913を有する。クラウドサーバ80は、CPU901に代えて、又は、これとともに、DSP(Digital Signal Processor)もしくは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従ってクラウドサーバ80内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。CPU901は、例えば、クラウドサーバ80の処理部800等を具現し得る。
CPU901、ROM902及びRAM903は、CPUバス等を含むホストバス904aにより相互に接続されている。ホストバス904aは、ブリッジ904を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス904bに接続されている。なお、ホストバス904a、ブリッジ904及び外部バス904bは、お互いから分離した構成を必ずしも有する必要はなく、単一の構成(例えば1つのバス)において実装されてもよい。
入力装置906は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチ及びレバー等、実施者によって情報が入力される装置によって実現される。また、入力装置906は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、クラウドサーバ80の操作に対応した携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の外部接続機器であってもよい。さらに、入力装置906は、例えば、上記の入力手段を用いて実施者により入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路等を含んでいてもよい。実施者は、この入力装置906を操作することにより、クラウドサーバ80に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置907は、取得した情報を実施者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置で形成される。このような装置として、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、EL(Electro Luminescent)ディスプレイ装置及びランプ等の表示装置や、スピーカ及びヘッドホン等の音響出力装置や、プリンタ装置等がある。
ストレージ装置908は、データ格納用の装置である。ストレージ装置908は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス又は光磁気記憶デバイス等により実現される。ストレージ装置908は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置及び記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。このストレージ装置908は、CPU901が実行するプログラムや各種データ及び外部から取得した各種のデータ等を格納する。ストレージ装置908は、例えば、クラウドサーバ80の記憶部840等を具現し得る。
ドライブ909は、記憶媒体用リーダライタであり、クラウドサーバ80に内蔵、あるいは、外付けされる。ドライブ909は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は、半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。また、ドライブ909は、リムーバブル記憶媒体に情報を書き込むこともできる。
接続ポート911は、外部機器と接続されるインタフェースであって、例えばUSB(Universal Serial Bus)等によりデータ伝送可能な外部機器との接続口である。
通信装置913は、例えば、ネットワーク920に接続するための通信デバイス等で形成された通信インタフェースである。通信装置913は、例えば、有線若しくは無線LAN(Local Area Network)、LTE(Long Term Evolution)、Bluetooth(登録商標)又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード等である。また、通信装置913は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ又は各種通信用のモデム等であってもよい。この通信装置913は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の所定のプロトコルに則して信号等を送受信することができる。通信装置913は、例えば、クラウドサーバ80の通信部830等を具現し得る。
なお、ネットワーク920は、ネットワーク920に接続されている装置から送信される情報の有線又は無線の伝送路である。例えば、ネットワーク920は、インターネット、電話回線網、衛星通信網等の公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を含んでもよい。また、ネットワーク920は、IP-VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)等の専用回線網を含んでもよい。
以上、クラウドサーバ80の機能を実現可能なハードウェア構成例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて実現されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより実現されていてもよい。従って、本開示を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
<<5. 補足>>
なお、先に説明した本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報処理装置又は情報処理システムで実行される情報処理方法、情報処理装置を機能させるためのプログラム、及びプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含みうる。また、当該プログラムをインターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。
また、上述した本開示の実施形態の情報処理方法における各ステップは、必ずしも記載された順序に沿って処理されなくてもよい。例えば、各ステップは、適宜順序が変更されて処理されてもよい。また、各ステップは、時系列的に処理される代わりに、一部並列的に又は個別的に処理されてもよい。さらに、各ステップの処理についても、必ずしも記載された方法に沿って処理されなくてもよく、例えば、他の機能部によって他の方法により処理されていてもよい。
上記各実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
移動体内に設置され、且つ、前記移動体の旅客が使用する情報処理端末が、前記旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力することを含む、情報処理方法。
(2)
前記情報処理端末が、
前記移動体に許容されるルート変更内容と、ルート変更までの許容時間とを決定し、
決定した前記ルート変更内容及び前記許容時間を前記旅客に向けて出力する、
ことを含む、上記(1)に記載の情報処理方法。
(3)
前記情報処理端末が、前記移動体の移動速度、及び、事前に決定された前記移動体の移動ルートに基づき、前記許容されるルート変更内容及び前記許容時間を決定する、
ことを含む、上記(2)に記載の情報処理方法。
(4)
前記情報処理端末が、許容されるルート変更内容に対応するボタンを、前記許容時間において操作可能にすることにより、決定した前記ルート変更内容及び前記許容時間を前記旅客に向けて出力する、
ことを含む、上記(2)又は(3)に記載の情報処理方法。
(5)
前記情報処理端末が、
前記許容時間内において、前記旅客によって前記許容されたルート変更内容から選択されたルート変更内容を取得し、
取得したルート変更内容を前記移動体の乗務員用端末へ出力する、
ことを含む、上記(2)~(4)のいずれか1つに記載の情報処理方法。
(6)
前記情報処理端末が、
旅客に向けて、移動体の前方の画像を表示し、
前記移動体が進む方向を前記画像に重畳して表示する、
ことを含む、上記(1)~(5)のいずれか1つに記載の情報処理方法。
(7)
前記情報処理端末が、前記旅客の携帯する携帯端末と連携して、前記携帯端末からの入力を受け付けることを含む、上記(1)~(6)のいずれか1つに記載の情報処理方法。
(8)
前記情報処理端末が、
1次元コード又は2次元コードを表示し、
前記1次元コード又は前記2次元コードを読み取った前記携帯端末からの情報を取得することにより、前記携帯端末と連携する、
ことを含む、上記(7)に記載の情報処理方法。
(9)
前記情報処理端末が、
自身が内蔵する撮像装置によって、前記旅客の画像を取得し、
情報処理装置に、取得した前記旅客の画像を送信する、
ことを含み、
前記情報処理装置は、前記旅客の決済が確認された場合には、前記旅客の画像を消去する、
上記(1)に記載の情報処理方法。
(10)
前記情報処理端末が、
前記旅客の携帯する携帯端末の識別情報を取得し、
取得した前記識別情報に基づき、前記携帯端末へ通知を送信し、
前記携帯端末において、前記通知に基づいて、所定の処理がされた旨の情報を取得する、
ことを含む、上記(9)に記載の情報処理方法。
(11)
前記移動体は、車両、船舶、航空機のうちの1つである、上記(1)~(10)のいずれか1つに記載の情報処理方法。
(12)
移動体の旅客が使用するために前記移動体内に設置され、
前記旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力する出力部を備える、
情報処理端末。
(13)
情報処理装置、及び、前記情報処理装置に対して遠隔地に存在する移動体に設置された情報処理端末を含む情報処理システムであって、
前記情報処理端末が、前記移動体の旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力する、
情報処理システム。
(14)
前記旅客の画像を取得する撮像装置をさらに含み、
前記情報処理装置は、
前記撮像装置から前記旅客の画像を取得し、
前記旅客の決済が確認された場合には、前記旅客の画像を消去する、
上記(13)に記載の情報処理システム。
(15)
前記撮像装置は、前記情報処理端末に内蔵される、上記(14)に記載の情報処理システム。
(16)
前記情報処理端末が、
前記旅客の携帯する携帯端末の識別情報を取得し、
取得した前記識別情報に基づき、前記携帯端末へ通知を送信し、
前記携帯端末において、前記通知に基づいて、所定の処理がされた旨の情報を取得する、
上記(14)又は(15)に記載の情報処理システム。
(17)
前記情報処理装置は、
前記携帯端末から、前記移動体の手配要求と前記旅客の位置情報とを取得し、
前記旅客の位置情報に基づいて、前記旅客に向けて手配する前記移動体を選択し、
選択した前記移動体の識別情報と前記旅客の識別情報とを紐づける、
上記(16)に記載の情報処理システム。
10 情報処理システム
20 ユーザ端末
30 後部座席タブレット
40 乗務員タブレット
50 タクシーメータ
52 決済端末
60 カメラ
70 ドライブレコーダ
80 クラウドサーバ
90 通信ネットワーク
100 車両
200 制御部
210、810 入力部
220 出力部
230、830 通信部
240、840 記憶部
260 ウィンドウ
310、330、340、360、370 ボタン
350 二次元コード
380、390、390a マーク
700 運転席
702 助手席
704 後部座席
842 画像情報テーブル

Claims (17)

  1. 移動体内に設置され、且つ、前記移動体の旅客が使用する情報処理端末が、前記旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力することを含む、情報処理方法。
  2. 前記情報処理端末が、
    前記移動体に許容されるルート変更内容と、ルート変更までの許容時間とを決定し、
    決定した前記ルート変更内容及び前記許容時間を前記旅客に向けて出力する、
    ことを含む、請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記情報処理端末が、前記移動体の移動速度、及び、事前に決定された前記移動体の移動ルートに基づき、前記許容されるルート変更内容及び前記許容時間を決定する、
    ことを含む、請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 前記情報処理端末が、許容されるルート変更内容に対応するボタンを、前記許容時間において操作可能にすることにより、決定した前記ルート変更内容及び前記許容時間を前記旅客に向けて出力する、
    ことを含む、請求項2に記載の情報処理方法。
  5. 前記情報処理端末が、
    前記許容時間内において、前記旅客によって前記許容されたルート変更内容から選択されたルート変更内容を取得し、
    取得したルート変更内容を前記移動体の乗務員用端末へ出力する、
    ことを含む、請求項2に記載の情報処理方法。
  6. 前記情報処理端末が、
    旅客に向けて、移動体の前方の画像を表示し、
    前記移動体が進む方向を前記画像に重畳して表示する、
    ことを含む、請求項1に記載の情報処理方法。
  7. 前記情報処理端末が、前記旅客の携帯する携帯端末と連携して、前記携帯端末からの入力を受け付けることを含む、請求項1に記載の情報処理方法。
  8. 前記情報処理端末が、
    1次元コード又は2次元コードを表示し、
    前記1次元コード又は前記2次元コードを読み取った前記携帯端末からの情報を取得することにより、前記携帯端末と連携する、
    ことを含む、請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記情報処理端末が、
    自身が内蔵する撮像装置によって、前記旅客の画像を取得し、
    情報処理装置に、取得した前記旅客の画像を送信する、
    ことを含み、
    前記情報処理装置は、前記旅客の決済が確認された場合には、前記旅客の画像を消去する、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  10. 前記情報処理端末が、
    前記旅客の携帯する携帯端末の識別情報を取得し、
    取得した前記識別情報に基づき、前記携帯端末へ通知を送信し、
    前記携帯端末において、前記通知に基づいて、所定の処理がされた旨の情報を取得する、
    ことを含む、請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 前記移動体は、車両、船舶、航空機のうちの1つである、請求項1に記載の情報処理方法。
  12. 移動体の旅客が使用するために前記移動体内に設置され、
    前記旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力する出力部を備える、
    情報処理端末。
  13. 情報処理装置、及び、前記情報処理装置に対して遠隔地に存在する移動体に設置された情報処理端末を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理端末が、前記移動体の旅客が前記移動体のルート変更を行うための情報を出力する、
    情報処理システム。
  14. 前記旅客の画像を取得する撮像装置をさらに含み、
    前記情報処理装置は、
    前記撮像装置から前記旅客の画像を取得し、
    前記旅客の決済が確認された場合には、前記旅客の画像を消去する、
    請求項13に記載の情報処理システム。
  15. 前記撮像装置は、前記情報処理端末に内蔵される、請求項14に記載の情報処理システム。
  16. 前記情報処理端末が、
    前記旅客の携帯する携帯端末の識別情報を取得し、
    取得した前記識別情報に基づき、前記携帯端末へ通知を送信し、
    前記携帯端末において、前記通知に基づいて、所定の処理がされた旨の情報を取得する、
    請求項14に記載の情報処理システム。
  17. 前記情報処理装置は、
    前記携帯端末から、前記移動体の手配要求と前記旅客の位置情報とを取得し、
    前記旅客の位置情報に基づいて、前記旅客に向けて手配する前記移動体を選択し、
    選択した前記移動体の識別情報と前記旅客の識別情報とを紐づける、
    請求項16に記載の情報処理システム。
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