JP6643606B2 - 運転支援システム、投稿端末、報知端末、サーバー用プログラム、投稿用プログラム、及び報知用プログラム - Google Patents
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Description
複数の投稿端末からの投稿情報のうち、投稿対象の交通監視活動が共通する複数の投稿情報を統合することにより、交通監視活動に関する種別情報及び位置情報を含む配信情報を生成して配信するサーバー装置と、
サーバー装置から配信された配信情報を取得して報知する報知端末と、を含む運転支援情報配信システムにある。
本発明の他の態様をなす前記運転支援情報配信システムを構成するサーバー装置の機能を実現するためのサーバー用プログラムにある。
本発明の他の態様をなす前記投稿端末の機能を実現するための投稿用プログラムにある。
本発明の他の態様をなす前記報知端末の機能を実現するための報知用プログラムにある。
本発明におけるサーバー装置は、前記投稿情報の受信機能と前記配信情報の送信機能との両方の機能を備えたものであっても良いし、前記投稿情報を受信するサーバーと、前記配信情報を受信するサーバーと、が専用線、専用通信回線あるいは公衆通信回線等によって接続されたものでもあっても良い。
一方通行の道路を除き、逆向きの両方向に向かって車両が進行できる道路が一般的である。そして、道路で行われる交通監視活動の中には、例えば、道路速度取締や検問など、一方の進行方向のみを対象とするものがある。交通監視活動が対象とする進行方向を特定可能な配信情報であれば、その交通監視活動が行われている道路を運転中の運転者に対して一層有用になる。交通監視活動が対象とする進行方向に向かって走行中の運転者であるか、逆向きに走行中の運転者であるか、に応じて、その配信情報の重要度合いが全く異なってくるからである。
確度に応じた投稿情報の取扱いとしては、次のような例がある。例えば、一定の確度以上の投稿情報のみを利用して前記配信情報を生成する。例えば、一定の確度に満たない投稿情報については、同様の投稿情報が複数、投稿されたときに、1件分の投稿情報として取り扱う。例えば、半径100m以内の同一種類の投稿は1件分とする。
一般的に、不特定の者による投稿情報よりも、特定の者からの投稿情報の方が確度が高いという推定が可能である。特定の投稿者について、正しい投稿情報を投稿した回数などの実績をポイント化しておき、その特定者による投稿情報の確度を評価する際、そのポイントを利用することも良い。
前記サーバー装置は、前記投稿情報が専用機から投稿された情報であるか、汎用機から投稿されたか情報であるか、に応じて、該投稿情報の確度を評価する。
例えば、移動オービスによる速度取締が頻繁に行われる地点について、速度取締に関する投稿情報が投稿された場合であれば、その投稿情報の確度を高く評価できる。一方、移動オービスによる速度取締が一度も実施されたことのない地点について、速度取締に関する投稿情報が投稿された場合であれば、まずは、その投稿情報の確度を低く評価する一方、同様の投稿情報が重複して投稿されたときに最初の投稿情報の確度の評価を見直すことも良い。
過去の交通監視活動の実施状況に関する情報としては、例えば、過去の交通監視活動の実施履歴であっても良く、交通監視活動に関して予め記憶された既成交通情報であっても良い。特に、レーダー探知機のような車載機器が投稿情報に依らずに既に蓄積している既成交通情報を、過去の交通監視活動の実施状況に関する情報としても良い。さらに、これらの既に蓄積している既成交通情報に対して過去の投稿情報を加味した情報を、「過去の交通監視活動の実施状況に関する情報」としても良い。
配信前では、いずれの投稿者にとっても、投稿対象の交通監視活動が不意に現れ、通過するまでの短時間にその種別等を判断する必要がある。交通監視活動の地点の登録操作等が、その地点を通り過ぎた後になる傾向があり、実際に登録される地点が実際の地点よりも進行方向前方にずれてくる可能性がある。一方、配信後であれば、配信情報に係る種別の交通監視活動が行われていることが事前に判っているので、実際に行われている交通監視活動の種別が配信情報の通りであるか否かの判断の精度が高くなる傾向にある。また、配信情報に係る地点で実際に交通監視活動が行われているかどうか高い関心を持ちつつ、その地点に接近していくことになるので、登録される地点が実際の地点にぴったりになり易い。あるいは、気の早い投稿者であれば実際の地点よりも手前側にずれる可能性もある。このような事情を考慮して前記配信情報の配信後の投稿情報を取り扱えば、位置精度を含め、その配信情報の確度を向上できる。
例えば、移動オービスなどの速度取締などの交通監視活動は、継続時間が概ね判っており、24時間に渡って継続されることはない。このような知見に基づき、配信情報の配信時間を決定するのが良い。
一方、固定式の速度取締やNシステム等に関する情報については、リアルタイム性よりも100%近い確度が求められる傾向にある。そこで、固定式の速度取締やNシステム等を対象とした投稿情報については、受信に応じて配信情報を直ちに配信するよりも、システムの運営者側のスタッフが現場に赴いて目視確認した後、確認済み情報としてユーザーに提供することも良い。
前記サーバー装置は、投稿された前記取消情報の確度を評価し、その確度に応じて対応する配信情報の配信を終了するか否かを決定する。
前記取消情報の投稿を受け付ければ、対応する交通監視活動の終了後、なるべく早く配信を終了できるようになる。対象とする交通監視活動が行われていないにも関わらず、対応する配信情報が配信され続ける状況を出来るだけ短時間に抑制できる。さらに、前記取消情報は、偽の投稿情報に基づく誤った配信情報を早期に配信中止するため、あるいは偽の投稿情報の投稿者についてネガティブな評価を付与するためにも有用である。
ユーザー側では、前記配信情報の確度を判断する際、前記取消情報の投稿有無を考慮に入れて判断できるようになる。対応する交通監視活動が実施されていないことは、前記配信情報に対するユーザー側の信頼感を損なう最大の要因である。配信情報を配信する際、取消情報の投稿があった旨を併せて報知すれば、仮に対応する交通監視活動が実施されていなくても、前記配信情報に対するユーザー側の信頼感の毀損を最小限に近く抑制できる。なお、取消情報の投稿があった旨の情報としては、例えば、統合した投稿情報の中に取消情報の投稿があるか否か、その有無を示す情報であっても良い。特に、取消情報の投稿数を示す情報であると良い。例えば、統合された投稿情報の投稿数と、その投稿数のうちの取消情報の投稿数と、を配信すると良い。
例えば、対象の交通監視活動が速度取締の場合、その種別としては、ネズミ捕り、移動オービス、追尾等がある。さらに、例えば、移動オービスであれば、レーダー式、ステルス式、光電管式等の種別がある。速度取締などの交通監視活動に深い興味を有し、設備や装置等を一見しただけでその種別を認識できるユーザーであれば、詳細な情報を投稿可能である。一方、速度違反に関する交通監視活動であることを認識できる一方、速度計測に関する知識が乏しいユーザーの場合、投稿に際して詳細な情報を要求すると投稿自体が困難になり、投稿を躊躇させてしまう可能性が高い。そこで、交通監視活動に関する知識があるユーザーが詳細な投稿情報を生成できる一方、そうではないユーザについては、ただ単に速度取締という詳細度合いの投稿情報を投稿できるようにすれば、多様なユーザーによる投稿を促進できる。情報源となる投稿情報が増えれば、配信情報のリアルタイム性や確度を向上できる。
この場合には、前記投稿情報に含まれる位置情報の精度を向上できる。現在位置を取得可能な構成としては、例えば、GPSによる測位機能を備える構成や、GPS機能を備える外部端末から現在位置の情報を取得する構成等がある。
前記第1の端末は、現在位置を取得可能であると共に、前記投稿情報を記録したコード画像を表示可能な端末であり、
前記第2の端末は、前記第1の端末が表示するコード画像を撮影し、記録された投稿情報を読み取り可能な端末であることが良い。
前記第2の端末としては、カメラ機能を備えたスマートフォン(多機能携帯端末)や、カメラ機能と通信機能を備えたゲーム機などの携帯端末を利用できる。前記第1の端末側では、前記投稿情報が記録されたコード画像を表示するだけで良くなる。このような第1の端末は、3〜4インチ程度の表示画面のほか、GPS機能を備えた既存のレーダー探知機が備えるハードウェア的な構成によっても十分に実現可能である。
予め登録された特定地点を表す位置情報に対して、ユーザー側の操作により選択された交通監視活動の種別を対応付けることにより前記投稿情報を生成する。
表示された地図上であれば、特定地点を位置精度高く登録できる。このような特定地点の登録を経由して生成された投稿情報は、位置的な精度が高い確度の高い情報となる。
この場合には、交通監視活動の地点を通り過ぎるとき、すなわち現在位置がその地点のすぐ近くに位置しているときに、前記特定地点の登録操作を行えば、交通監視活動の地点を簡単かつ位置精度良く登録できる。
この場合には、運転状況に応じた適切な配信情報を報知できる。例えば、そのユーザーの現在位置から遠く離れており、これから向かうかどうかもわからない地点の交通監視活動の配信情報を報知しても、そのユーザーにとっては価値が低い情報となってしまう。一方、ユーザーの現在位置の近辺で実施されている交通監視活動に関する配信情報は、そのユーザーにとって価値が高い情報であるため、報知するのが良い。さらに、ナビゲーション機能を備え、その経路計算機能によって計算された経路上の地点の交通監視活動については、距離が遠い段階で早期に報知すると良い。
取得した配信情報の確度に応じて報知態様を変更する。
配信情報の確度に応じてその報知態様を変更すれば、報知を受けたユーザー側で配信情報の確度を判断して対処できる。配信情報に対応する交通監視活動が実際には行われていなかったとき、配信情報に対するユーザー側の信頼感が大きく毀損されるおそれがある一方、確度が低い旨を併せて報知しておけば上記の信頼感の毀損を抑制できる。
真偽の定かでない配信情報の報知は受けたくないと考えるユーザーが存在する一方、真偽に関わらず全ての配信情報の報知を受けた上で自分で判断したいと考えるユーザーも存在している。上記のようにユーザー側の操作に応じて報知される配信情報を選択できるように構成すれば、様々なユーザーに対して適切に配信情報を報知できるようになる。
本発明の好適な一態様の報知端末は、前記車両情報として速度を取得可能であると共に、速度取締に関する配信情報については、取得された速度に応じて報知態様を変更する。
例えば、速度取締の交通監視活動の地点に接近したとき、車両の速度が速いときには、対応する配信情報の報知を音声出力したり、警報音を発生する等、運転者が速度を抑えるような報知を行うことが良い。一方、渋滞等していて速度が低いときに同様の報知を行うと、スピードを全く出せない運転者のイライラ感を煽ってしまうおそれがある。このような状態では、接近に応じた前記配信情報の報知を控えることが良い。
前記規制交通情報の報知は、固定式の速度取締等の交通監視活動の報知に適している。一方、前記配信情報の報知は、移動式オービスや検問やパトカーによるパトロールなど、リアルタイム性が求められる交通監視活動の報知に適している。両者を組み合わせれば、ユーザーである運転者の安全運転をきめ細かく支援できる。
交通監視活動に関する情報を報知するに当たっては、前記配信情報に基づく報知であるか、前記既成交通情報に基づく報知であるか、をユーザー側から区別可能なように報知する。
前記配信情報は、前記規制交通情報に比べてリアルタイム性において優れている一方、確度の点では劣っている。前記配信情報を報知する際、前記規制交通情報とは区別して報知すれば、配信情報の上記のような特性を考慮した有効な活用をユーザー側で判断できるようになる。
この場合には、ひとつの端末を利用して、投稿情報の投稿と、配信情報の閲覧等と、が可能になるため、ユーザーにとって便利である。
(実施例1)
本例は、投稿情報に基づく投稿ターゲット情報(配信情報)を配信する運転支援システムに関する例である。この内容について、図1〜図24を参照して説明する。
本例の運転支援システム1は、図1のごとく、投稿サーバー(サーバー装置)11、会員管理サーバー(Myユピテルサーバー)12、投稿端末及び報知端末としての機能を兼ね備える携帯端末2等によって構成されている。図1の符号101Aが本例の投稿端末としての構成を示し、符号101Bが本例の報知端末の構成を示している。なお、符号102A・Bは、実施例2で説明する投稿端末あるいは報知端末の構成を示している。なお、本例に代えて、投稿サーバー11と会員管理サーバー12とを一体化しても良く、専用線で通信可能に接続しても良い。投稿サーバー11と会員管理サーバー12とは、同じ場所に設置されていても良く、異なる場所に設置されていても良い。
会員管理サーバー12は、図1及び図2のごとく、本例の運転支援システム1側に登録された会員を管理するサーバー装置である。この会員管理サーバー12は、演算処理を実行するCPUや記憶素子であるROM、RAM等が実装された制御基板(制御部)、ハードディスクドライブ(HDD)等を備えているほか、外部インターフェースとしてLANポート等の通信ポートを備えている。会員管理サーバー12は、通信ポートを介して公衆通信回線に接続され、投稿サーバー11との情報通信が可能になっている。
投稿サーバー11は、投稿情報を統合した投稿ターゲット情報を配信するサーバー装置である。この投稿サーバー11は、演算処理を実行するCPUや記憶素子であるROM、RAM等が実装された制御基板(制御部)、ハードディスクドライブ(HDD)等を備えているほか、外部インターフェースとしてLANポート等の通信ポートを備えている。投稿サーバー11は、通信ポートを介して公衆通信回線に接続され、投稿サーバー11や携帯端末2等との情報通信が可能になっている。
GPSターゲット情報データベース111の記憶領域には、システム側の確認作業を受けた交通監視活動の情報である既成交通情報を記憶する既成GPSエリアのほか、交通監視活動毎に投稿情報を一時記憶する投稿エリア、配信する投稿ターゲット情報を記憶する配信エリア、配信が終了した過去の投稿ターゲット情報を格納する新着情報エリア等が設けられている。新着情報エリアの投稿ターゲット情報は、既成GPSエリアに新たに追加する既成交通情報の候補となる。GPSターゲット情報データベース111としては、ハードディスクなど単一の記憶手段を利用して形成しても良いが、ハードディスクやフラッシュROMなど複数の記憶手段を利用して形成しても良い。
投稿エリアの投稿情報は、携帯端末2から投稿されたままの無加工の情報である。詳しくは図17を参照して後述するが、この投稿エリアでは、交通監視活動毎の投稿情報が投稿順で一覧管理されている。
配信エリアの投稿ターゲット情報は、交通監視活動が共通する複数の投稿情報が統合された配信継続中の情報である。
新着情報エリアの投稿ターゲット情報は、配信が終了した過去の投稿ターゲット情報である。この投稿ターゲット情報は、システム側の管理者による確認作業を受けて既成交通情報として新規登録される可能性がある。例えば、既成交通情報としては未登録のNシステム(自動車ナンバー読取システム)に関する投稿情報が記憶されていた場合、システム側のスタッフが現場で目視確認した後、既成交通情報に新規登録する等のシステム運用が可能である。例えば、既成交通情報としては未登録の検問に関する投稿情報や投稿ターゲット情報が頻繁に記録されている場合、システム側の管理者が、その頻度等に応じて既成交通情報としての登録を検討できる。
(1)投稿受信手段
携帯端末2等の投稿情報を公衆通信回線を介して受信する手段。
(2)投稿許可手段
受信した投稿情報の受付を許可するか否かを判定する手段。投稿許可手段は、投稿情報に含まれる会員IDを利用してユーザーステータスデータベース113(図2)を参照し、許可するか否かを判定する。投稿禁止フラグが付された会員による投稿情報については受付を拒否し、それ以外の投稿情報については受付を許可する。
(3)仕分け手段
受付した投稿情報を交通監視活動毎に仕分けしてGPSターゲット情報データベース111(図2)の投稿エリアに記憶させる手段。仕分け手段は、投稿対象の位置(交通監視活動の監視位置あるいは監視エリア)の場所的な近接性、その位置が記録された時刻に関する時間的な近接性、及び交通監視活動の種別の共通性という3つの条件に基づき、受付した投稿情報を仕分けする。
(4)投稿ターゲット情報生成手段
交通監視活動が共通すると仕分けされた複数の投稿情報を統合して投稿ターゲット情報を生成する手段。生成された投稿ターゲット情報は、GPSターゲット情報データベース111(図2)の配信エリアに格納される。
(5)配信手段
投稿ターゲット情報を配信する手段。配信手段は、運転支援システム1側に登録された会員のうち、配信を希望し、かつ、公衆通信回線に直接、又は間接的に接続可能な端末装置を有する会員に対して交通支援情報を配信する。
本例の携帯端末2は、図5及び図6のごとく、手のひらサイズの平板状のスマートフォン(多機能携帯電話)である。その正面の大部分は、液晶表示部212(図8)の表示画面にタッチセンサシート211が積層されたタッチパネル21によって占有され、タッチパネル21にホーム画面(図示略)を表示させるためのホームボタン2Hがタッチパネル21の脇に配置されているのみである。携帯端末2の背面には、撮像手段を構成するカメラ基板22(図8)に固定されたレンズ孔220が設けられている。図5及び図6では図示を省略しているが、電源ボタン200(図8)等は外周側面に配置されている。本例の運転支援システム1においては、図7のごとく、車載ホルダー19等を利用して車両のダッシュボード等に固定された状態が携帯端末2の好ましい使用形態である。
地図データ(MAPデータ)は、地図を提供するサーバーからダウンロード可能である(図1参照。)。本例では、投稿ソフトのアプリケーションサーバー15の一つが地図サーバーを兼用している。
既成交通情報は、投稿ソフトのインストールの際、GPSターゲット情報データベース111に格納される。
投稿ターゲット情報は、配信を受けたときにGPSターゲット情報に格納され、その後、所定時間が経過したときに消去される。
・地図上に投稿ピンが登録されたピン登録時刻(投稿対象の位置の登録時刻)を表す時刻情報
・交通監視活動が実施される監視位置(投稿ピンの登録位置)の位置情報(緯度経度、住所、自車両の進行方位を180度反転した取締方位)
・交通監視活動の種別、実施態様、方式等を表す活動内容情報(種別情報を含む)
投稿ソフトがインストールされた携帯端末2のホーム画面(図示略)には、図示しない投稿ソフトのアイコンが表示される。携帯端末2の制御部20は、このアイコンに対するタッチ操作を取り込んだとき、図9のごとく、起動スプラッシュ画面21Aをタッチパネル21に表示した後、ログイン画面21Bを表示する。ログイン画面21Bは、運転支援システム1側に登録された会員ID及びログインパスワードの入力を求める画面である。
ホーム画面21Cの右下にある「スパナ」マークの設定ボタン252は、図10の各種設定画面21Dを表示させるための操作ボタンである。各種設定画面21Dでは、警告表示モードや、音声出力の態様や、警報の順位の設定、地図の表示モード等の設定を変更可能である。設定ボタン252の左隣りのピン設定ボタン251は、注目地点(通常は現在位置)に投稿ピンを登録するための操作ボタンである。
ホーム画面21Cは、投稿ピン262が未登録の場合に表示される基本画面である。一方、1本以上の投稿ピンが登録されている場合には、投稿を開始するための投稿ボタン253が追加された図11の待機/投稿画面21E(図11)が基本画面となる。
車両の走行中であって、ホーム画面21Cあるいは待機/投稿画面21Eに現在位置の周辺の地図が表示されている状況での投稿動作について説明する。
投稿ソフトのユーザーは、移動式オービス等の交通監視活動を目撃したとき、ホーム画面21Cあるいは待機/投稿画面21Eのピン設定ボタン251(図11)をタッチ操作することで、現在位置を登録可能である。ピン設定ボタン251のタッチ操作を検出した制御部20は、まず、そのときの時刻、現在位置の緯度経度、及び進行方位をGPS受信器242から取得して一時記憶する。
投稿画面21Gは、交通監視活動の種別(カテゴリー)を選択する画面である。投稿画面21H、Iは、交通監視活動の実施態様や方式等を選択する画面である。投稿画面21Jは、生成された投稿情報の確認画面である。投稿画面21Kは、投稿が完了した旨の表示画面である。
ここで、交通監視活動の種別は、オービス、Nシステム、検問、及び取締の交通監視活動の種類である。交通監視活動の実施態様や方式のバリエーションは、交通監視活動の種別によって相違している。例えば、Nシステムであれば、実施態様や方式のバリエーションがない。一方、取締については、ねずみ捕りや移動オービスのバリエーションがあり、さらに移動オービスについてはレーダー式、ステルス式等のバリエーションがある。投稿操作の中で、投稿画面21H、Iが表示されるか否かは、交通取締活動の種別等によって相違してくる。
・ピン登録時刻を表す時刻情報
・交通監視活動が実施される監視位置の位置情報(緯度経度、住所、方位)
・交通監視活動の種別、実施態様、方式等を表す活動内容情報
・会員IDや登録者ID等の投稿者の会員情報
投稿サーバー11は、携帯端末2から投稿情報を受信したとき、まず、会員管理サーバー12の認証を求める。認証を求められた会員管理サーバー12は、投稿サーバー11から受信した会員情報を利用してユーザー管理データベース121(図2)を参照し、該当する会員の存否を判断する。該当する会員が有効に存在しているとき、その会員の投稿者IDが会員管理サーバー12から返信される。
時間的な近接性の条件は、新たな投稿情報のピン登録時刻が、先行する投稿情報のピン登録時刻を基準とした所定の時間内に含まれているという条件である。この所定の時間は、先行する投稿情報の投稿者の総合評価(図3)、及び監視位置の通行量に応じて、図18のごとく、各投稿情報について異なる時間が設定される。投稿評価のうち総合評価のポイントが高い投稿情報ほど、所定の時間として長い時間が設定される。また、監視位置が都市部か郡部か、幹線道路か否か、監視位置が属する所轄の警察署管内の車両保有台数等に応じて予め想定された通行量が多いほど所定の時間として短い時間が設定され、通行量が少ないほど長い時間が設定される。
・投稿情報のうち最先のピン登録時刻を表す時刻情報
・交通監視活動が実施される監視位置の位置情報(緯度経度、住所、方位)
・交通監視活動の種別、実施態様、方式を表す活動内容情報 ・投稿ターゲット情報の確からしさの度合いを表す確度情報
投稿ターゲット情報のうちの活動内容情報を生成するに当たって、投稿サーバー11は、投稿者毎の投稿評価(図3)を参照し、総合評価点が7点以上であって、かつ、正投稿率が70%以上の投稿者による投稿情報を選択する。選択された投稿情報の活動内容情報の相違が詳細レベルの相違のみであって、実施態様や方式等については相違がない場合には、詳細レベルが最も高い投稿情報の活動内容情報がそのまま、投稿ターゲット情報に含める活動内容情報に設定される。一方、実施態様や方式等について相違があった場合、多数決によって決定された活動内容情報が投稿ターゲット情報に含められる。多数決によって決まらない場合には、選択された投稿情報のうち詳細かつ正投稿率が高い投稿者による活動内容情報が優先される。
投稿ターゲット情報のうちの確度情報には、最新の累積ポイントがそのまま設定される。
次に、携帯端末2による警報について説明する。本例の携帯端末2は、投稿ソフトのインストール時にGPSターゲット情報データベース111に組み込まれた既成交通情報、及び配信を受けてGPSターゲット情報データベース111に格納された投稿ターゲット情報を利用した警報を実行可能である。このような警報は、ホーム画面21C(図9)あるいは待機/投稿画面21E(図11)の表示中に実行される。投稿ターゲット情報の受信後のホーム画面21Cあるいは待機/投稿画面21Eでは、図20のごとく、既成交通情報のターゲットアイコン261Cが円形マークで表示され、投稿ターゲット情報(配信情報)のターゲットアイコン261Rが四角形マークで表示される。
待機/投稿画面21Eの表示中にNシステムの設置位置まで340m手間の地点に到達したとき、制御部20は、「Nシステム 340m」等のテキスト表示を情報表示欄254に表示すると共に、Nシステムを表すイラスト265を画面内にポップアップ表示する。
シートベルト取締のエリアの340m手前の地点に到達すると、制御部20は、「シートベルト取締 340m」等のテキスト表示を情報表示欄254に表示すると共に、対応するイラスト265を画面内にポップアップ表示する。さらに、シートベルト取締のエリア内を走行中、すなわち現在位置がそのエリア内に属しているとき、制御部20は、「シートベルト取締」等のテキスト表示を情報表示欄254に表示する。そのエリアを通過したとき、すなわち現在位置がそのエリアから出たときには、情報表示欄254の文字表示を消去し、元の待機/投稿画面21E等が表示される状態に復帰させる。
さらに、直前300mの地点に到達したときには、その旨をテキスト表示する情報表示欄254を表示すると共に、「300m先、○○道 レーダー式オービスです。走行速度は120キロです。」といった音声警報を実行する。
一方、本例の投稿サーバー11によれば、複数の投稿情報を統合することで確度が高められた投稿ターゲット情報を配信可能である。この投稿ターゲット情報は、投稿情報に基づくリアルタイム性と、情報統合によって向上された確度と、が両立された利用し易く有用な情報となっている。
投稿ターゲット情報の配信を終了した後、図17の投稿情報一覧の各投稿情報について、投稿者の評価を実行し、その評価結果を評価項目の内容に反映させると良い。正しい投稿を行う投稿者であれば、投稿評価がどんどん高くなる一方、間違い投稿を行う投稿者であれば、投稿評価がどんどん落ちていき、投稿評価に差がついてくる。投稿評価の差が顕著になれば、投稿サーバー11が投稿情報を受け付けた際、その取り扱いを容易に決定できるようになり、統合情報の統合が容易となって、投稿ターゲット情報の確度を向上できる。
本例に代えて、システム側では特定できない投稿者からの投稿を受け付ける一方、不特定の特定者の投稿情報については、確度が低い投稿情報として取り扱うことも良い。この場合には、投稿数を増やすことができる。
投稿サーバー11に地図データベースを具備させることも良い。投稿情報に係る監視位置が特定地点に位置するよう、地図データを利用して周知のマップマッチングを実行すれば、監視位置の位置精度を確保でき、投稿ターゲット情報の位置精度を向上できる。マップマッチングにおける特定地点としては、例えば、道路上の地点や、過去に取締等が実施された地点であることも良い。
本例の運転支援システム1は、実施例1の運転支援システムを基にして、投稿端末の構成を変更した例である。この内容について、図1、図2及び図25〜図44を用いて説明する。
本例の投稿端末102Aは、図1及び図2のごとく、カメラ機能付きの携帯端末2とレーダー探知機4との組み合わせにより構成されている。本例の運転支援システム1では、レーダー探知機4が表示するコード画像670(図42)を携帯端末2で撮影することで、そのコード画像670に記録された投稿情報を投稿できる。この投稿では、運転支援システム1側への会員登録が不要となっている。本例の運転支援システム1では、会員ID等に代えて、レーダー探知機4の製品情報(シリアル番号など)を利用して投稿元の照会が行われる。
本例の投稿サーバー11のユーザーステータスデータベース113では、会員毎の投稿評価(図3参照。)のほか、購入者毎の図3と同種の投稿評価が記憶され管理されている。購入者毎の投稿評価には、レーダー探知機4のシリアル番号が対応付けされている。
無線受信器423は、所定周波数の無線を受信する受信器である。本例の無線受信器423は、各種の無線電波に対応できるよう、複数の周波数のうちの何れかを選択的に設定可能である。
マイクロ波受信器422及び無線受信器423は、レーダー探知機4の背面側に位置するようにケース本体5内に組み込まれている。このような組み込み位置は、車両前方から飛来する電波等の受信に適している。なお、マイクロ波受信器422では、マイクロ波の電界強度として、強度が低いほうからLv1〜Lv5の5段階が設定されている
スピーカ46は、ケース本体5の底面に開口するスピーカ孔(図示略)を介して音声などを出力できるようにケース本体5内に組み付けられている。
メモリカードリーダ47は、メモリカード471に記録されたデータを読み込み制御部40に転送する。このメモリカードリーダ47には、カード挿入口57に挿入されたメモリカード471が装着される。
ROMには、CPUに実行させるソフトウェアプログラム等が格納されている。
EEPROM等の不揮発性メモリの記憶エリアには、警報設定などの設定情報を格納する設定情報記憶エリアが設けられている。
コード表示機能は、生成された投稿情報を2次元のコード画像に変換し、タッチパネル45に表示する機能である。本例では、2次元のコード画像として、QRコード(登録商標)を採用している。コード画像としては、1次元のバーコード等、各種のコード画像を採用できる。コード画像は2次元コードとしたが、1次元のバーコード等、各種のコード画像を採用しても良い。
コード画像に代えて、文字を表示し、その文字を文字認識させるようにしても良い。あるいは、IRDA、IRDX、NFC、Bluetooth(登録商標)などの無線通信等を用いても良い。
これらを組み合わせても良い。携帯端末に実装されている表示機能や通信機能に対応する機能を用いた方式で投稿情報をやりとりする構成とすると良い。
GPS警報では、図30のごとく、警報内容のシンボル表示629を含む取締地点の写真表示628、及び残り距離や方角を示すレーダー表示アイコン(ミニレーダー)627が、マップ画面62にポップアップ表示される。
RD警報では、図31のごとく、警報内容のシンボル表示629を含む取締地点の写真表示628、及び残り距離や方角を示すレーダー表示アイコン627が、マップ画面62にポップアップ表示される。なお、レーダー表示アイコン627の残り距離としては、受信したレーダー波の電界強度(Lv1〜Lv5)から推定される距離が表示される。
無線警報では、RD警報とほぼ同様のため図示を省略する無線警報画面が表示される。
本例の運転支援システムが取り扱う投稿情報のデータ仕様は、図32の通りである。なお、同図では、通信に必要となるヘッダー情報等の図示を省略してある。本例の投稿情報では、実施例1の会員情報がレーダー探知機4の製品情報(シリアル番号等)に置き換えられている。また、本例の投稿ピン情報には、実施例1の投稿ピン情報に対して、投稿対象の交通監視活動の実施時期を表す鮮度情報、取締方位の種別を表す方位種別情報(図32〜図34)が追加されている。なお、図32の投稿ピン情報を構成するX、Y、A・・・等の各データの内訳は、図33(a)の通りである。同図(a)の各データのうち、T、R、Mの各データの内容は、同図(b)、(c)、(d)の通りである。
方位種別情報は、位置情報に含まれる取締方位を補足する情報である。方位種別情報を利用すれば、反対車線の監視活動の取締方位を指定できるほか、交通監視活動が走行車線の右側か左側かの指定等も可能になる。例えば、走行車線を対象とした交通監視活動であれば、図34における0x02の進行方位(車両の進行方向)を180度反転した0x01が取締方位の種別となる。例えば、中央分離帯に設置されたオービスの手前で投稿ピンが登録されたとき、走行車線の右斜め方向にオービスが設定されていることになる。この場合の取締方位の種別は、同図における0x10の方位となる。
レーダー探知機4の制御部40は、図29のマップ画面62の表示中にメモリーボタン522の操作を検出したとき、図35のごとく、ピン設定ボタン634を含む4個の登録メニューボタン63を画面上にポップアップ表示する。登録メニューボタン63としては、投稿ピン64(図36)を登録するピン設定ボタン634のほかに、ボタンを押した時の自車測位位置の緯度経度を2次元バーコード表示させるITYマップボタン631、マイエリアを登録するマイエリアボタン632、登録エリアをキャンセルするキャンセルボタン633がある。
なお、本例では、取締方位が投稿情報に必須の情報となっているので、実施例1と同様、GPS機能による進行方位が未確定の状態では、投稿ピン64の登録ができないようになっている。制御部40は、進行方位が未確定の状態でメモリーボタン522が操作されたとき、方位未確定を表す登録メニューボタン634Bを含む登録メニューボタン63をポップアップ表示する(図38)。また、GPS機能による測位が行われていない非測位の状態でメモリーボタン522が操作されたときには、制御部40は、マップ画面62の上部に、GPSサーチ中である旨をテロップ表示する(図39)。
投稿画面67Hは、取締方位の種別を選択するための投稿画面である。この投稿画面67Hには、「走行車線」、「反対車線」、「右方向」、「左方向」、「走行車線右側方」、「走行車線左側方」、「反対車線左側方」、「反対車線右側方」の操作ボタンが配置されている。制御部40は、投稿画面67H上で選択された操作ボタンに応じた方位種別情報(図32〜図34)を、投稿ピン記憶エリアに記憶された投稿ピン情報に追加する。
投稿ユーザーは、コード画像対応の投稿ソフトを起動した携帯端末2でコード画像670を撮影すれば良い。コード画像670を撮影した携帯端末2では、画像処理が実行され、撮影画像中のコード画像670の切り出し、及びコード画像670に記録された投稿情報の読取りが実行される。携帯端末2の制御部は、このように読み取った投稿情報を直ちに投稿サーバー11に向けて送信する。
一方、それ以外の投稿情報、すなわちNシステムなど常設の交通監視活動に関する投稿情報(鮮度情報のデータ値が255)、及び過去の交通監視活動に関する投稿情報については、投稿サーバー11の実施例1と同様の新着情報エリアに格納され、新規登録される既成交通情報の元情報となる。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
なお、ここで、2ヶ月前の共通の交通監視活動に対する投稿情報として、上記の1件又は複数の投稿情報が仕分けされるためには、実施時期に関する時間的な近接性、場所的な近接性及び種別の共通性の3条件が満たされる必要がある。また、2ヶ月前の特定の交通監視活動に対する投稿情報に対して、1ヶ月前、同様に実施された交通監視活動に対する投稿情報が共通の交通監視活動に対するものとして仕分けされるためには、場所的な近接性及び種別の共通性の2条件が満たされる必要がある。
本例は、実施例1の運転支援システムを基にして、投稿情報がそのまま配信される場合を設けた例である。この内容について、図17及び図45〜図47を参照して説明する。
図45は、警ら中の白バイに関する投稿情報の表示例である。同図は、携帯端末2のタッチパネル21に表示された地図上で、警ら中の白バイの投稿情報に対応する監視位置に情報ピン271が表示されている。同図では、情報ピン271をタップ(タッチ操作)したときに表示されるバルーン表示275も図示している。バルーン表示275には、投稿日時、投稿情報に係る交通監視活動の活動内容等が表示される。なお、リアルタイム性が重要な投稿情報については、表示される時間に6時間等の制限を設定し、携帯端末2側でこの制限時間を管理し、制限時間の経過に応じて情報ピン271を消去することも良い。なお、対象の交通監視活動の種別によって、情報ピン271のイラストを変更しても良く、リスクの度合いによって情報ピン271の表示色や大きさを変更することも良い。
・緯度経度 例、34.794025度、137.117188度
・表示期間 例、2012年6月6日10時25分〜2012年6月6日16時25分
・取締内容 例、スピード取締(白バイ)
・住所情報
都道府県 例、愛知県
市区町村名 例、西尾市
町名番地 例、○○町2番地
・詳細場所や付近の目印となるもの(データ無しの場合もあり)
例、西幡豆のJAとスギ薬局の間の交差点から幸田方面に向かう道
・コメント(データ無しの場合もあり)
例、よくやってる場所です。制限速度40km気をつけて。
・ユーザー情報
ユーザー名 例、ユッピぃ
投稿経験値 例、121
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
101A、102A 投稿端末
101B、102B 報知端末
11 投稿サーバー(サーバー装置)
111 GPSターゲット情報データベース
113 ユーザーステータスデータベース
12 会員管理サーバー
121 ユーザー管理データベース
2 携帯端末
21C ホーム画面
21E 待機/投稿画面
21G〜K 投稿画面
262 投稿ピン
4 レーダー探知機
45 タッチパネル
62 マップ画面
64 投稿ピン
67D〜I 投稿画面
Claims (5)
- 交通安全を促進するために実施される交通監視活動の種別を表す種別情報、及び交通監視活動が行われている監視位置を表す位置情報を含む投稿情報を投稿可能な投稿端末と、
複数の投稿端末からの投稿情報のうち、投稿対象の交通監視活動が共通する複数の投稿情報を統合することにより、交通監視活動に関する種別情報及び位置情報を含む配信情報を生成して配信するサーバー装置と、
サーバー装置から配信された配信情報を取得して報知する報知端末と、を備える運転支援システムであって、
前記投稿端末は、前記投稿情報が現在実施中か過去に実施されたものかを区別して投稿する機能を備え、
前記サーバー装置は、前記投稿端末から投稿された投稿情報が、前記交通監視活動が現在実施中か過去に実施されたものかに応じて異なる処理を実行すること
を特徴とする運転支援システム。 - 前記異なる処理は、前記交通監視活動が現在実施中の投稿情報については前記報知端末への配信情報の生成対象として用いるのに対し、前記交通監視活動が過去に実施されたものである投稿情報については前記報知端末への配信情報の生成対象として用いないこと
を特徴とする請求項1に記載の運転支援システム。 - 前記投稿端末は、前記過去に実施されたものである投稿情報について、過去の異なる時期を提示してその中から選択させる機能を備えること
を特徴とする請求項1または2に記載の運転支援システム。 - 交通安全を促進するために実施される交通監視活動の種別を表す種別情報、及び交通監視活動が行われている監視位置を表す位置情報を含む投稿情報を投稿可能な投稿端末であって前記投稿情報が現在実施中か過去に実施されたものかを区別して投稿する機能を備える複数の投稿端末からの投稿情報のうち、投稿対象の交通監視活動が共通する複数の投稿情報を統合することにより、交通監視活動に関する種別情報及び位置情報を含む配信情報を、配信された配信情報を取得して報知する報知端末へ配信する機能を備え、前記投稿端末から投稿された投稿情報が、前記交通監視活動が現在実施中か過去に実施されたものかに応じて異なる処理を実行することを特徴とするサーバー装置。
- 請求項4に記載のサーバー装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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