JP2005197967A - 乗客管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗り間違いや不正者の乗り込みを防止でき、どのような人物が乗り込んでいるかも現場でチェックできる乗客管理システムを提供する。
【解決手段】各座席の前方に液晶ディスプレイ16とクレードル17が取り付けられている。各乗客が貸与された乗車券兼用のデジタルカメラ18をクレードル17に載せると、デジタルカメラ18はパソコン25によって電源がオンにされ、乗客の撮像を開始する。各乗客の撮像画像と乗客情報が液晶ディスプレイ26にマトリックス状に一覧表示される。クレードル17にデジタルカメラ18が載せられていない座席はブラックアウトになっているから、乗務員が液晶ディスプレイ26を見るだけで、途中の休憩所などで、どの座席の客が戻っていないか、点呼をとるまでもなく、即座に分かる。乗客の顔を犯罪者の手配書と見比べ、犯罪者が乗車していないか確認することもできる。乗客情報から乗り間違いのチェックもできる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、乗務員が乗客の着座状況を確認する乗客管理システムに関するものである。
乗客管理システムとしては、無線基地局を介して乗客のユーザ携帯端末から電子切符のデータを収集するとともに、位置検出装置から座席への着席情報を収集し、それらに基づいて検札処理を行う列車内ネットワークシステムが知られている(例えば特許文献1)。また、タクシー内にデジタルカメラ付き携帯電話を設置し、これにより撮影した乗客の顔写真を公衆回線網を介して画像管理サーバに転送して保存することにより、実際に犯罪が発生した場合に、犯人のモンタージュ写真として使用できるようにした防犯システムが知られている(例えば特許文献2)。
特開2003−173458号公報 特開2002−342860号公報
上記特許文献1では、乗り間違いや不正乗車を判別することはできるが、どのような人物が乗り込んでいるかというところまでは分からないため、例えば手配中の犯罪者やテロリストと思しき不審な人物が乗っていても事前に確認することができないという欠点がある。また、上記特許文献2では、乗客の顔が記録として残るが、その場でチェックできる訳ではないので、事件を未然に防ぐことはできないという欠点がある。
本発明は、乗り間違いや不正者の乗り込みを防止できるとともに、どのような人物が乗り込んでいるかを現場でチェックできる乗客管理システムを提供することを目的とする。
本発明の乗客管理システムは、乗り物の内部に設置され、乗務員が乗客の着座状況を確認する乗客管理システムにおいて、前記乗り物の座席数と同じ数だけ設けられ、各座席に着座している乗客を一人ずつ撮像する複数個のデジタルカメラと、これらデジタルカメラの各々によって撮像された各乗客の画像を表示し、乗務員によって観察可能に設置されたモニタとからなることを特徴とする。
また、前記デジタルカメラは、前記乗り物に乗り込む際の切符と兼用して各乗客に1台ずつ貸与されるとともに、各乗客が自分の座席の前方に設置されたクレードルに載せることにより、各乗客の撮像を開始することを特徴とする。
また、前記デジタルカメラは、記憶機能を有し、貸与された乗客の少なくとも名前,ID番号,行き先を含む乗客情報を記憶し、前記クレードルに載せることにより、前記デジタルカメラから乗客情報が読み出され、前記モニタに乗客の撮像画像及び乗客情報が表示されることを特徴とする。
本発明の乗客管理システムは、各座席に着座している乗客を一人ずつ撮像するデジタルカメラを乗り物の座席数と同じ数だけ設け、各デジタルカメラによって撮像された各乗客の画像をモニタ表示し、乗務員が観察できるようにしたので、乗り間違いや不正者の乗り込みを防止できるとともに、どのような人物が乗り込んでいるかを現場でチェックできる。
また、デジタルカメラを切符と兼用して各乗客に1台ずつ貸与し、各乗客が自分の座席の前方に設置されたクレードルに載せると、各乗客の撮像を開始するので、クレードルにデジタルカメラが載っていれば、乗客の姿がモニタに表示され、またクレードルにデジタルカメラが載っていなければ、乗客の姿がモニタに表示されないから、乗客の着座状況を即座に確認できる。
また、乗客に貸与されるデジタルカメラにその乗客の少なくとも名前,ID番号,行き先を含む乗客情報を記憶させ、デジタルカメラをクレードルに載せることにより、乗客の撮像画像及び乗客情報がモニタに表示されるので、乗客の乗り間違いを速やかに発見できる。
本発明の乗客管理システムを採用した観光バスの内部を上方から示す図1において、観光バス10の運転席11の後方には、1列あたり4脚ずつ6例、合計24個の座席12a〜12xが配列して設けられている。運転席11に近い窓際の座席12aの座席番号は「α−1A」、これに隣接する座席12bの座席番号は「α−1B」となっている。なお、「α」は、観光バス10固有のバス番号を示す。
前記座席12bと通路14を挟んで隣の座席12cの座席番号は「α−1C」、これに隣接する座席12dの座席番号は「α−1D」になっている。以下同様に、2列目の座席12a〜12dの後の座席12e〜12hの座席番号は「α−2A」〜「α−2D」、3列目の座席12i〜12lの座席番号は「α−3A」〜「α−3D」、・・・、6列目の座席12u〜12xの座席番号は「α−6A」〜「α−6D」となっている。
1列目〜5列目の座席12a〜12tの背もたれの背面には、2列目〜6列目の座席12e〜12xに座る乗客用として、例えば5インチ程度の小型の液晶ディスプレイ16とクレードル17がそれぞれ取り付けられている。このクレードル17には、各乗客に貸与された乗車券兼用のデジタルカメラ18が着脱自在に載せられる(図2参照)。
前記クレードル17は、図3に示すように、デジタルカメラ18を唯一の姿勢でのみ受入可能となるように、開口部17aの形状がデジタルカメラ18の底面形状と同じに形成されている。そして、デジタルカメラ18の下部をクレードル17の開口部17aに差し込むと、必ずデジタルカメラ18の撮影レンズ19がその前方の座席に着座する乗客に向くようになっている。
また、クレードル17の前面には、着座した乗客を検知して液晶ディスプレイ16の電源をオンにするセンサ(反射型フォトセンサ等)20と、プリントモードや画像データ交換モード等のモード選択を行う際に操作するモード選択ボタン17bと、プリントする画像データを選択する際などに操作する選択ボタン17c,決定ボタン17dとが設けられている。
また、デジタルカメラ18のグリップ部18aは、軽くタッチすることによりデジタルカメラ18の電源が入り、またしばらくの間触れていないと、電源がオフになるタッチセンサ式の電源スイッチになっている。ただし、デジタルカメラ18をクレードル17に載せている状態では、電源のオン/オフも含むデジタルカメラ18の全機能は、クレードル17を介して、後述するパソコン25によって制御される。
クレードル17及びデジタルカメラ18の各表面には、乗客が座る座席の座席番号(例えば「α−1A」)が印刷してあり、乗客はデジタルカメラ18に印刷されている番号と同じ番号の座席を捜して着席すると、その前の座席の背もたれの背面に取り付けられているクレードル17の前面には、自分が着席した座席番号と同じ番号が印刷されている。例えば、座席番号「α−1A」の座席12aの背もたれの背面には、座席12aの後に配置された座席12eの座席番号「α−2A」と同じ番号が印刷されたクレードル17が取り付けられている。
また、1列目の座席12a〜12dに座る乗客が利用する液晶ディスプレイ16とクレードル17は、運転席11の背後に設けられた仕切壁21と、これと通路14を挟んで設けられた仕切壁22とにそれぞれ取り付けられている。また、当然ながら、6列目の座席12u〜12xの背もたれの背面には、液晶ディスプレイ16とクレードル17は設けられていない。
液晶ディスプレイ16は下方のクレードル17に接続されており(図2参照)、クレードル17の各々は運転席11の側方に設けられたパーソナルコンピュータ(以下パソコンという)25に接続されている。このパソコン25には、モニタとして、例えば19インチ程度の大型の液晶ディスプレイ26が接続され、またインクジェット方式のプリンタ27が接続されている。
前記パソコン25には、デジタルカメラ18の各々が撮像する乗客の画像をマトリックス状に一覧表示したり、乗客が撮影した画像データを互いに交換し合う等の乗客確認に係る専用のソフトウエアが予めインストールされている。
前記液晶ディスプレイ26は、運転手及びガイドの両者が見やすいフロントガラスの上方部に縦位置で取り付けられている。また、前記パソコン25の上部には、キーボード28が一体的に取り付けられ、これを運転手が操作しやすいように、パソコン25と運転席11との位置関係やパソコン25の高さが決められている。
乗客がデジタルカメラ18を自分の座席の前方にあるクレードル17に載せると、パソコン25は、デジタルカメラ18の電源を自動的にオンにし、デジタルカメラ18をPCカメラとして認識し、図4に示すように、座席12a〜12xに着座した乗客30a〜30xのスルー画像を液晶ディスプレイ26の座席番号毎のマトリックス状に配置された表示エリア31a〜31xに、画面のスクロールなしで見られるように、一覧表示する。
クレードル17にデジタルカメラ18が載せられていない座席は、座席番号「3−C」や座席番号「5−A」のように、ブラックアウトになっている。したがって、運転手やガイドが液晶ディスプレイ26を見るだけで、途中の休憩所などで、どの座席の客が戻っていないか、点呼をとるまでもなく、即座に分かる。また、運転者やガイドは、出発前に、液晶ディスプレイ26に表示された乗客30a〜30xの顔を犯罪者の手配書と見比べ、犯罪者が乗車していないか確認することもできる。
また、表示エリア31a〜31xの右上隅には、図5に示すように、乗客情報表示エリア32a〜32xが設けられており、ここには乗客情報である乗客の名前34,ID番号35,行き先36が表示される。これにより、乗り間違いの客がいないか出発前にチェックすることができる。
前記乗客情報は、受付でデジタルカメラ18を乗客に貸与する際に、デジタルカメラ18の内蔵メモリに記憶される。なお、乗客情報は、内蔵メモリでなく、周知のメモリカードに記憶させてもよいが、メモリカードを乗客同士で交換したり、持参した同種のメモリカードと交換するなどの不正行為を防止するため、デジタルカメラ18とメモリカードとを一対一に対応づける暗号等を乗客情報と一緒に記憶させるか、メモリカードを容易に抜き取れないようにメモリスロットに加工を施すなどの工夫が必要がある。
次に、上記実施形態の作用について説明する。観光バスツアーに参加を申し込むには、旅行代理店の受付に直接申し込む他、電話やインターネットを介して申し込むことができる。いずれの参加申込み方法でも、申込み時に、客は自分の氏名,行き先を業者に伝える。これらの乗客情報は、ツアー会社のコンピュータに保存された後、乗客の一人ひとりに貸与するデジタルカメラ18の内蔵メモリに転送される。このデジタルカメラ18の表面には、座席番号と同じ番号、例えば「α−1A」が印刷してある。
旅行当日に客が観光バス10の停留所に行き係員に自分の名前を告げると、係員が乗客名簿を参照しながら客を確認して、一人ひとりの客に座席番号と同じ番号が付いたデジタルカメラ18を渡す。客は、このデジタルカメラ18を持って観光バス10に乗り込み、デジタルカメラ18に付いている番号と同じ座席番号を捜して、その座席に座る。
乗客は自分の座席に座ると、センサ20が乗客を検知して液晶ディスプレイ16の電源をオンにする。パソコン25からの表示データがクレードル17を介して液晶ディスプレイ16に送られ、例えば「カメラを座席の前にございますクレードルに載せて下さい。自動的にカメラの電源がオンになります。」のメッセージが液晶ディスプレイ16の画面に表示される。
液晶ディスプレイ16の画面に表示されたメッセージに従って、乗客は、デジタルカメラ18を前の座席の背もたれ又は仕切壁21,22に取り付けられたクレードル17に載せる。この際に、撮影レンズ19を前の座席側に向けてデジタルカメラ18をクレードル17に載せようとしても載せることができないから、必然的に撮影レンズ19が自分の方に向くように、デジタルカメラ18をクレードル17に載せることになる。
デジタルカメラ18をクレードル17に載せると、このデジタルカメラ18をパソコン25が認識し、デジタルカメラ18の全機能はパソコン25によって制御されるようになる。デジタルカメラ18の電源がオンにされ、デジタルカメラ18は着座している乗客の容姿を撮像するとともに、パソコン25はデジタルカメラ18をPCカメラとして認識し、デジタルカメラ18から送られてくるスルー画像を液晶ディスプレイ26に表示する。デジタルカメラ18の各々から送られてくるスルー画像は、図4に示すように、各座席毎に決められた表示エリア31a〜31xに表示される。
乗客がまだ着座していないか、又は空席である場合には、座席番号「α−3C」,「α−5A」のように、表示エリアがブラックアウトになっているから、運転手やガイドが液晶ディスプレイ26を一目見れば、乗客の数を数えたり、点呼をとったりするまでもなく、乗客の着座状況が分かる。また、表示エリア31a〜31xの右上にある乗客情報表示エリア32a〜32xを見て、例えば表示された行き先が観光バス10の行き先と同じであるか否かなどのチェックを行う。
また、運転手やガイドは、乗客の顔と手配中の犯罪者リストに乗っている手配写真とを照らし合わせて犯罪者が乗っていないか、チェックする。また、表示された乗客の容姿や態度(様子)から不審な人物と思われる者が乗っている場合には、観光会社の本部やセキュリティ契約会社等に通報して詳しい身元確認を行ってもらい、場合によっては警察に通報するなどの処置を行う。この乗客のチェックは、乗客が乗り降りする毎に行う。
予定した乗客全員が着座し、かつ不審者が見当たらない場合には、ガイドが乗客に挨拶した後、観光バス10は出発する。各デジタルカメラ18には、音声入力機能が装備されており、一定時間音声入力または乗客の動きが無かったら、パソコン25によって自動的に各液晶ディスプレイ16及び各デジタルカメラ18の電源がオフにされる。
目的の観光地等では、各乗客は貸与されたデジタルカメラ18を用いて自由に撮影を楽しむことができる。そして、各乗客は観光バス10に戻って、デジタルカメラ18をクレードル17の載せた後、撮影した写真のプリントを希望する場合には、クレードル17のモード選択ボタン17bを押して、液晶ディスプレイ16に表示された複数のモードからプリントモードを選択してから、決定ボタン17dを押す。
これにより、デジタルカメラ18のメモリカードから画像データがクレードル17及びケーブル(図示せず)を介してパソコン25のハードディスクに転送される。メモリカードに記憶されている全ての画像データをプリントするのではなく、乗客が選んでプリントしたい場合には、選択ボタン17c,決定ボタン17dを用いてプリントを希望する画像を指定してからモード選択ボタン17bを押す。
パソコン25は、クレードル17からプリントコマンドと画像データとを受け取ると、自動的にプリンタ27にプリントデータを送ってプリントを開始する。なお、プリント写真の隅には、座席番号が小さくプリントされるから、他の乗客のプリント写真と間違えることはない。プリント写真が出来上がると、ガイドはプリント写真の隅に印刷されている座席番号に従って、プリント写真を乗客の座席に届ける。
また、デジタルカメラ18はグルーピング機能を有しており、予め家族や友人同士で同じグループであることを登録しておくと、そのグループ内で画像データを互いに交換し合うことができる。この画像データの交換に際しては、モード選択ボタン17bで画像データ交換モードを選択すると、液晶ディスプレイ16にグループ内の全員の名前が表示されるから、その全てを選択して決定ボタン17dを押すと、グループ内全員の撮影した画像データが自分のデジタルカメラ18のメモリカードに転送される。また、特定の人だけを選択してから、決定ボタン17dを押すと、その特定の人の撮影した画像データが自分のデジタルカメラ18のメモリカードに転送される。このメモリカードは、代金を支払うことにより、持ち帰ることができる。
以上説明した実施形態は、バスであったが、本発明はこれに限定されることなく、例えば飛行機でもよい。この場合には、乗客確認用の液晶ディスプレイは、パイロットが確認できる操縦室とパーサーやスチュワーデスが確認できる場所の両方に設置することが望ましい。乗客の確認は、乗客の乗り降り時点で確認することができ、乗り忘れ防止や不審人物、例えばテロリストの早期発見に役立つ。
また、上記実施形態では、デジタルカメラを着脱自在としたが、本発明はこれに限定されることなく、固定式としてもよい。この場合には、切符にバーコードで搭乗識別コードを印刷しておき、乗客がこの切符を座席の前に設置されているデジタルカメラに近づけると、乗客と一緒に搭乗識別コードが撮影される。これにより、搭乗識別コードから乗客の氏名等の乗客情報が読み取られ、在席確認と切符(乗車券や搭乗券)の確認とを同時に行うことができる。
また、上記実施形態では、乗客情報として、氏名,ID番号,行き先を挙げたが、本発明はこれに限定されることなく、この他に、例えば年齢,性別,住所,電話番号,緊急時の連絡先等を含めることができる。また、プリンタとしてインクジェット方式のものを用いたが、例えば昇華型熱転写プリンタや「ピクトログラフィー」(商品名)などでもよい。
また、上記実施形態では、デジタルカメラの下部をクレードルの開口部に差し込むと、必ずデジタルカメラの撮影レンズがその前方の座席に着座する乗客に向くようにするために、クレードルの開口部の形状をデジタルカメラの底面形状と同じ形状に形成したが、デジタルカメラの向きを規定できるならば、本発明はこれに限定されることなく、例えばデジタルカメラの下方部に突起を形成し、これに対応した凹みをクレードルの開口部に形成してもよい。
また、上記実施形態では、デジタルカメラはパソコンによって電源がオンにされるようにしたが、各乗客が操作してデジタルカメラの電源をオンにしてもよい。また、上記実施形態では、乗客情報を乗客の撮像画像と同じ表示エリアに一緒に表示させたが、乗客の撮像画像と関連付けた別ウインドウに表示させてもよく、また、乗客から見られないように、別の液晶ディスプレイに表示させてもよい。
また、パソコンのモニタとしての液晶ディスプレイを縦位置に設置し、各乗客の撮像画像の一覧表示をスクロールなしで見られるように表示したが、例えば液晶ディスプレイを通常の横位置に設置して、スクロールしながら見るようにしてもよい。なお、モニタとして液晶ディスプレイを用いたが、本発明はこれに限定されることなく、プラズマディスプレイやELディスプレイ等でもよい。
バスの内部を上方から示す説明図である。 座席の背もたれに設置されたクレードルと液晶ディスプレイ等を示す説明図である。 デジタルカメラとクレードルを示す斜視図である。 乗客の撮像画像を表示する液晶ディスプレイの画面を示す説明図である。 乗客情報表示エリアに表示される乗客情報の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 観光バス
12a〜12x 座席
16,26 液晶ディスプレイ
17 クレードル
18 デジタルカメラ
25 パソコン
27 プリンタ
32a〜32x 乗客情報表示エリア

Claims (3)

  1. 乗り物の内部に設置され、乗務員が乗客の着座状況を確認する乗客管理システムにおいて、
    前記乗り物の座席数と同じ数だけ設けられ、各座席に着座している乗客を一人ずつ撮像する複数個のデジタルカメラと、これらデジタルカメラの各々によって撮像された各乗客の画像を表示し、乗務員によって観察可能に設置されたモニタとからなることを特徴とする乗客管理システム。
  2. 前記デジタルカメラは、前記乗り物に乗り込む際の切符と兼用して各乗客に1台ずつ貸与されるとともに、各乗客が自分の座席の前方に設置されたクレードルに載せることにより、各乗客の撮像を開始することを特徴とする請求項1記載の乗客管理システム。
  3. 前記デジタルカメラは、記憶機能を有し、貸与された乗客の少なくとも名前,ID番号,行き先を含む乗客情報を記憶し、前記クレードルに載せることにより、前記デジタルカメラから乗客情報が読み出され、前記モニタに乗客の撮像画像及び乗客情報が表示されることを特徴とする請求項2記載の乗客管理システム。
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