JP2007013637A - 自動写真館 - Google Patents

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真悟 土手
Yuuka Nakahara
由華 中原
Shigeru Kano
茂 加納
Kenji Matsumoto
松本  健志
Kenichi Takazawa
健一 高沢
Manabu Omizu
学 大水
Keiko Morimoto
敬子 森本
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Abstract

【課題】 利用者の好みに合う写真を、ゆっくり楽しみながら、撮影、編集できるようにすること。
【解決手段】 利用者による操作を受け付ける機能および利用者に対し各種表示を行う機能をもつ複数のサテライトと、利用者である被写体を撮影するための複数のスタジオと、前記スタジオで撮影した被写体画像を元にした画像をプリントするプリンタシステムとを備え、入館時に利用者に対して配布され退館時に利用者から回収されるICカードに、利用者に対して前記自動写真館内の特定の前記サテライトや特定の前記スタジオの使用を許可する情報を書き込み可能として、館内のサテライトやスタジオの稼動状況(使用状況)を監視しているコンピュータシステムは、ICカードを所持する利用者がその時点における、特定のサテライトまたは特定のスタジオを使用できる適合者であるか否かを判定し、適合者である場合には、特定のサテライトまたは特定のスタジオの使用を、ICカードを所持する利用者に許可する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被写体の画像(被写体画像)を利用者である被写体が自ら撮影し、落書き画像(落書き線描画像)や各種スタンプ画像などといった編集用画像との合成画像を印刷出力して、利用者に提供する自動写真館に関するものである。
近年、ゲームセンターでは、10代の女性を中心にゲーム性を備えた写真シール印刷装置が人気を集めている。この種の写真シール印刷装置では、利用者は、カーテン等で囲われた撮影空間において、他人の目を気にすることなく自由なポーズで撮影を行い、撮影終了後は、タッチパネル付きディスプレイに撮影画像を表示し、タッチペンやスタンプ画像等を使用して撮影画像に好みの編集(レタッチ)を施した後、編集済みの画像を10〜20枚程度の小画像に縮め、1枚のシール紙上にレイアウトして印刷するというのが、一般的な利用形態である。
利用者は、出来上がったシールを自分自身のコレクションとして保存したり、切り分けて仲のよい友人同士で交換するなどして楽しむことができる。また、複数の利用者が一緒に撮影を行い、出来上がった写真シールを等分に切り分けるといった楽しみ方も、一般的である。
こういった写真シール印刷装置の主な利用者は、中学生から高校生といった年代の女性であり、スタンプ画像等も利用者層に合わせて可愛い図柄を用意することが多い。また、ゲームセンターでは、普段と異なった服装で撮影することを可能にするために、マジックテープ(登録商標)などで着脱を容易にしたコスチュームを貸し出すことも広く行われている。また、写真シール印刷装置を店舗の一角に集め、さまざまな写真シール印刷装置の中から、利用者が好みに合うものを選択できるようにすると共に、写真シール印刷装置周辺への男性客の立ち入りを制限することも、一般的に行われている。
写真シール印刷装置を店舗の一角に集めるという手法をさらに進めて、写真シール印刷装置だけの遊戯施設を作るというアイデアも知られている。
例えば、撮影設備と印刷設備を別の場所に設置し、撮影した後、別の場所で印刷することによって、撮影設備と印刷設備の選択の幅を広げると共に、利用者の撮影待ちを解消する施設が知られている(特許文献1参照)。
また、施設内を撮影エリア、編集エリア、印刷エリアの各空間に分け、編集エリアには、編集用機器を複数台設置するとともに、編集用機器は持ち運び・移動可能にする施設が知られている(特許文献2参照)。
さらに、撮影エリアと編集エリアを分けた場合に、撮影画像を他の利用者が編集することを防止するために、編集時にパスワード等で利用者を認証するという技術も知られている(特許文献3参照)。
特開2000―229181号公報 特開2003―265886号公報 特開2003―333478号公報
しかしながら、前記特許文献1、前記特許文献2および前記特許文献3に開示された従来技術にあっては、女子中学生、女子高校生といった従来の利用者層を前提にして、写真シール印刷装置を大規模に集めたに過ぎない。
写真シール印刷装置の潜在的利用者は、10代の女性に限られるものではなく、例えば、いくつになってもとにかく可愛い写真が撮りたい自分大好き系、OLになったが、まだまだ学生気分で遊びたい系、とにかくファッションと流行に命を燃やす赤文字女性誌系等、さまざまな女性層に及んでいる。ところが、現状の写真シール印刷装置は、外装、貸出衣装、合成用画像等、全てにわたって10代の女性の好みに合わせた作りになっており、その結果、写真シール印刷装置周辺には、10代の女性客が集まるため、興味があっても気恥ずかしくて利用できない、という状況になっているのである。
本発明の目的は、美とファッションを追及する女性のためのエンターテイメントフォトスタジオ(自動写真館)を提供することにある。すなわち、年代的に気恥ずかしくてゲームセンターに入れなくなった女性のための空間を提供し、プロカメラマンにスタジオで撮ってもらうような写真を、楽しく、気軽に、簡単に、安価に撮ることができるようにすることにある。言いかえれば、写真シール印刷装置のような「遊び写真」ではなく、写真館の「本物の写真」を楽しみながら得ることができるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明による自動写真館は、例えば、
利用者による操作を受け付ける機能および利用者に対し各種表示を行う機能をもつ複数のサテライトと、利用者である被写体を撮影するための複数のスタジオと、スタジオで撮影した被写体画像を元にした画像をプリントするプリンタシステムとを、備え、
入館時に利用者に対して配布され退館時に利用者から回収される情報記憶媒体(例えばICカード等)に、利用者に対して自動写真館内の特定のサテライトや特定のスタジオの使用を許可する情報を書き込み可能として、
自動写真館内のサテライトやスタジオの稼動状況(使用状況)を監視しているコンピュータシステムは、情報記憶媒体を所持する利用者がその時点における、特定のサテライトまたは特定のスタジオを使用できる適合者であるか否かを判定し、適合者である場合には、特定のサテライトまたは特定のスタジオの使用を、情報記憶媒体を所持する利用者に許可する。
本発明によれば、年代的に気恥ずかしくてゲームセンターに入れなくなった女性のための空間を提供し、プロカメラマンにスタジオで撮ってもらうような写真を、楽しく、気軽に、簡単に、安価に撮ることができるようになる。言いかえれば、写真シール印刷装置のような「遊び写真」ではなく、写真館の「本物の写真」を楽しみながら得ることが可能になる。つまり、複数のサテライトと複数のスタジオとをその内部に配備した、独立した大きな空間としてのエンターテイメントフォトスタジオ(自動写真館)を実現し、かつ、大きな空間内には、設備の整った本格的なスタジオや、ゆったりと各種操作が行えるサテライトを設けることができるので、プロカメラマンにスタジオで撮ってもらうような写真を、楽しく、気軽に、簡単に、安価に撮ることができ、しかも、利用者認証の機能や、いわば設備の利用鍵としての機能をもつ情報記憶媒体(例えばICカード等)を利用するシステムであるので、利用者に対して与える設備の利用許可の管理や、利用者による設備の利用状況の管理が、容易・確実であり、多数の利用者が入館可能な自動写真館であっても、設備の利用に関して別グループの利用者同士でトラブルが発生する虞もない。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動写真館の館内(店内)構造を示す配置図である。図1に示すように、自動写真館0101には、カウンタ0102、サテライト0106、スタジオ0107、厨房0108の各設備が配置されており、出入り口0109により出入りが可能になっている。
各設備の詳細な構造については後述するが、サテライト0106は、利用者が撮影準備や撮影した画像の編集などを行うための設備(利用者による操作を受け付ける機能や利用者に対し各種表示を行う機能をもつ設備)であり、コンピュータのディスプレイを表面に埋め込んだテーブルと、1つ以上の椅子を含んでなるものである。また、スタジオ0107は、カメラ、照明、背景等を備えた自動撮影スタジオであり、従来の写真シール印刷装置の撮影空間に比べると、はるかに大きな空間となっており、プロカメラマンが撮影を行うスタジオに匹敵するように装備をもつものとなっている。
自動写真館0101の館内には、複数の利用者が、同時に撮影や画像の編集を行うことを可能とするために、複数のスタジオ0107、および複数のサテライト0106を設置することができる。
カウンタ0102の近傍には、コンピュータシステムであるカウンタシステム0104、プリンタシステム0105が設置され、カウンタ0102の内部には、同じくコンピュータシステムであるサーバシステム0103が設置されている。同様に、サテライト0106にはサテライトシステム0110が、スタジオ0107にはスタジオシステム0111がそれぞれ設置されている。サーバシステム0103は、自動写真館内の全コンピュータシステムを統括管理する上位システムであり、各システムの稼動状況などを把握・管理する。
各システムの詳細な構造については後述するが、各システムは、PC等のコンピュータと、ICカードR/W(リーダー/ライター)、タッチパネル式モニタなどの周辺機器を接続したものであり、図2に示すように、各システムは通信回線0114によって、相互に通信可能に接続されている。従って、例えば、カウンタシステム0104のCPUがサテライトシステム0110の稼動状況(使用状況)情報を受け取って、カウンタシステム0104のタッチパネル式モニタに表示するといったことが可能である。
図3は、本実施形態に係る自動写真館における、利用者による写真館利用の流れを示すフローチャートである。
利用者は、出入り口0109を通って入館すると(S0201)、まず、対人による応接が行われるカウンタ0102で受け付けを行い(S0202)、ICカードやフリードリンク券を受け取るとともに、使用すべきサテライト0106の指定を受ける。このとき、利用者が複数人からなるグループの場合、グループに対して1枚のICカードが渡される。ICカードに記録されるデータの内容については後で詳述するが、このとき渡されるICカードには、単独の利用者または利用者のグループを識別するための固有のコードが記録されている。なお、本願でいう「利用者」とは、「単独の利用者」または「利用者のグループ」を指し、以下では、単に「利用者」という記載で代表する。
次に、利用者は、カウンタ0102で指定されたサテライト0106に移動し、サテライトシステム0110を使用して、スタジオの予約や撮影時の照明の設定など、撮影準備処理を行う(S0203)。利用者が撮影準備処理を行っている間に、厨房0108では、ソフトドリンク等が準備され、サテライト0106に運ばれ、フリードリンク券と引き換えに利用者に渡される。従って、利用者は、撮影準備処理を終了して、予約したスタジオ0107が使用可能になるまでの間、お茶を飲みながら雑誌を読んだり、仲間同士の会話を楽しむなどして、楽しい時間を過ごすことができる。
予約したスタジオ0107が使用可能になると、サテライトシステム0110により、その旨が利用者に通知され、利用者は、スタジオ0107に移動し、スタジオシステム0111を使用して撮影を行う(S0204)。
そして、撮影終了後、利用者は、再びサテライト0106に移動し、撮影した写真の画像編集を行い、気に入った画像ができたところで印刷指示を行う(S0205)。印刷指示した画像は、カウンタ0102のプリンタシステム0105で、印刷・出力される。
利用者は、サテライトシステム0110により、指定した画像が印刷・出力されたことを確認して、カウンタ0102に移動し、ICカードを返却し、会計を済ませ、印刷された画像(写真)を受け取る(S0206)。最後に、利用者は、出入り口0109を通って退館する(S0207)。
上述したサテライトシステム0110、スタジオシステム0111のいずれも、ICカードに記録された利用者を識別するための固有のコードを判定し、予定された利用者以外からの操作を受け付けない。従って、例えば、利用者がカウンタを通らずに(ICカードを受け取らずに)サテライトシステム0110等に移動しても、撮影準備、撮影などを行うことはできない。
また、自動写真館の従業員は、カウンタシステム0104を使用して、サテライトシステム0110、スタジオシステム0111の使用状況を受け取ることで、どの設備をどの利用者が使用しているのかをリアルタイムに把握することができる。
さらに、館内にいる利用者の数が適正範囲に収まるように、新たな利用者の受け入れを一時的に制限したり、サテライト0106やスタジオ0107の使用待ち時間を推測して、来館(来店)した利用者に予測待ち時間を教える等も可能になる。以上のようにすることで、利用者が長時間待たされて不満を持つといったことを回避することができる。
利用者がサテライト0106に滞在する時間については、特に制限を設けず、利用者が望む限り、閉館まで何時間でも滞在できるようにすることができる。時間制限を設けない場合には、利用者がサテライトシステム0110を使用して、厨房0108に追加ドリンクや食事を注文できるようにしても良い。また、館内に雑誌、書籍等を設置して、利用者に貸し出すようなサービスを行っても良い。このようにすることにより、利用者は雑誌を読んだり会話を楽しんだりしながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
さらに、撮影準備処理において複数のスタジオを同時に予約して、空いたスタジオから順次撮影を行うようにすることも可能であるし、画像印刷指示を終えた後、追加の撮影準備処理を行うことができるようにしても良い。
ただし、上記のように各設備を自由に使用できるようにする場合には、当然ながら利用者の回転は悪くなり、売上に悪影響を与えるのみならず、入館待ち時間が増加して、入館できない利用者が不満を持つことになる。逆に、回転率を上げるために、サテライト0106での滞在時間を制限するようなことを行うと、時間にせかされてゆったり楽しめないという不満が出る可能性がある。従って、追加ドリンク等の過度なサービスは避けつつ、利用者が1〜2時間程度で満足しつつ退館するように仕向けるのが賢明である。
以降は、撮影準備処理での複数スタジオ同時予約、写真印刷指示を終えた後の追加の撮影準備処理等は考慮せず、図2のフローチャートの通りに利用者の行動が制限されることを前提に、説明を行う。
なお、カウンタ0102、サテライト0106、スタジオ0107、厨房0108、出入り口0109等の配置や数は、図1に示したものに限られるものではない。立地条件や館内の面積等を考慮して、適切な広さの設備を必要な数量だけ、適切に配置すればよい。
以下、本実施形態における、カウンタ0102、サテライト0106、スタジオ0107等の各設備毎の構造、機能等について説明する。
図6は、カウンタ0102の一部を斜め上方から見た図である。また、図7、図8、図9は、それぞれ、サーバシステム0103、カウンタシステム0104、プリンタシステム0105のブロック図である。
図6に示すように、カウンタ0102のカウンタテーブル内部に、カウンタシステム0104のPC本体0800、およびプリンタシステム0105のPC本体0900が納められている。カウンタテーブルの上には、従業員が受け付けなどの処理を行うためのタッチ式モニタ0803、タッチペン0804や、画像(写真)を印刷・出力するプリンタ0910が置かれている。また、図6には示していないが、カウンタシステム0104のICカードR/W0806、プリンタシステム0105のタッチ式モニタ0903、タッチペン0904、ICカードR/W0906も、カウンタテーブルの上部に置かれている。
カウンタ0102の内側には、サーバシステム0103のPC本体0700、タッチ式モニタ0703、タッチペン0704、ICカードR/W0706が設置されている。
なお、各システムのPC本体、タッチ式モニタ等は、有線または無線方式により互いに通信可能であれば良いのであって、設置場所は上述の場所に限るものではない。写真館内部の美観等も考慮した上で、通常の店舗運営に便利な位置に設置すればよい。
図7に示すように、上位システムであるサーバシステム0103は、写真館内の全コンピュータシステムを統括制御(統括管理)するPC本体0700、タッチ式モニタ0703、タッチペン0704、ICカードR/W0706などから構成されている。
従業員は、タッチペン0704を使用して操作を行い、ICカードR/W0806で、新たに採用した従業員のオペレータカードを作成したり、タッチ式モニタ0703に各システムの稼動状況を表示したりすることができる。なお、操作方法はタッチペン0704を使用するのが簡易であるが、システム設定を変更する等のシステム操作を行うような場合には、PC本体0700にキーボード等を接続することも可能である。また、タッチペン0704を使用せずに、指でタッチすることにより操作できるようにしても良い。
PC本体0700は、内部に磁気ディスク0708を有しており、自動写真館のオペレーションに必要な情報、例えば、自動写真館の店舗番号、出来上がりイメージ写真、撮影結果画像情報、編集結果画像情報、画像編集に使用する線描パターンや太さの情報、画像合成用に予め用意した各種のスタンプ画像情報、印刷レイアウトの見本、各種の案内メッセージ(音声及び文字情報)、システム管理のための情報(スタジオ予約状況、サテライト使用状況、印刷状況、ICカードの登録状況等)などが記録される。
各情報は、通信インタフェース0707および通信回線0114を経由して、カウンタシステム0104等、他システムとの間で送受信される。
図10、図11、図12、図13、図14、図15に、サーバシステム0103のPC本体0700の磁気ディスク0708に記録されるシステム管理のための情報のうち、主なものを示す。
図10は、システム管理ファイルのデータ構造図である。サーバシステム0103、カウンタシステム0104、プリンタシステム0105、サテライトシステム0110、スタジオシステム0111の各々について、固有のシステムID(D1001)が付与され、システム管理ファイルに登録される。なお、プリンタシステム0105については、同一のプリンタシステム0105内に複数のプリンタ0910が接続されるため、そのプリンタシステム0105のIDにプリンタ0910のIDを付加して設定する。
システム管理ファイルのシステム種別(D1002)には、サーバシステム0103、カウンタシステム0104、プリンタシステム0105、サテライトシステム0110、スタジオシステム0111を区別するための種別コードが設定されている。
設置場所(D1003)には、各システムの館内での位置情報が設定されており、システムの稼動状況を館内配置図イメージで表示する際に、各システムの表示位置を決定するための情報として使用される。位置情報としては、例えば、館内の特定の地点からの相対距離と方向を設定しても良いし、館内の特定の地点からの東西方向、南北方向の相対距離を設定しても良いし、その他の方法であっても良い。
特性情報(D1004)には、サテライトシステム0110についての座席数や、スタジオシステム0111についての照明情報など、システム種別(D1002)によって異なる情報が設定されている。
システム管理ファイルは、新たな自動写真館を運営開始する前に一括してデータ内容を設定することで作成することができる。しかし、自動写真館が運営開始した後でも、サテライトシステム0110等を追加設定したり撤去するようなこともありうる。このような場合、例えば新しいサテライトシステム0110を追加する時点で、サテライトシステム0110側で、付与するシステムID、設置場所、座席数等の情報を入力し、この情報をサーバシステム0103に転送して、サーバシステム0103においてシステム管理ファイルを更新するようにするとよい。このようにすることで、自動写真館の設備の追加、変更等に容易に対応することができる。
図11は、プレイヤカード登録ファイルのデータ構造図である。図12は、オペレータカード登録ファイルのデータ構造図である。図11、図12の内容については、後でプレイヤカード、オペレータカードのデータ構造を説明するときに合わせて説明する。
図13は、サテライト使用状況ファイルのデータ構造図である。サテライト使用状況ファイルには、使用中の全てのサテライトシステム0110について、利用者についての情報等が設定される。
サテライト番号(D1301)には、サテライトシステム0110固有のシステムIDが設定される。従って、設定値は、システム管理ファイル中、システム種別(D1002)の値が「サテライトシステム」となっているものの内のいずれかのシステムID(D1001)と一致する。
プレイヤID(D1303)には、そのサテライトシステム0110を使用している利用者のIDが設定される。これは、後述するプレイヤカードのプレイヤIDと同じ値である。
使用人数(D1304)には、そのサテライトシステム0110を使用している利用者の数(単独の利用者の場合は1が、利用者がグループである場合にはそのグループの人数)が設定される。
使用開始時間(D1302)には、そのサテライトシステム0110を現在の利用者が使用開始した時刻が設定される。
図14は、スタジオ予約状況ファイルのデータ構造図である。スタジオ予約状況ファイルには、予約中の全てのスタジオシステム0111について、予約中の利用者についての情報等が設定される。
スタジオ番号(D1401)には、スタジオシステム0111固有のシステムIDが設定される。従って、設定値は、システム管理ファイル中、システム種別(D1002)の値が「スタジオシステム」となっているものの内のいずれかのシステムID(D1001)と一致する。
プレイヤID(D1402)には、そのスタジオシステム0111を予約中の利用者のIDが設定される。これは、後述するプレイヤカードのプレイヤIDと同じ値である。なお、同じスタジオシステム0111を複数の利用者が同時に予約することも可能であるので、スタジオ予約状況ファイルには、スタジオ番号(D1401)が同一なデータが複数設定されていることがありうる。
サテライトID(D1403)には、そのスタジオシステム0111を予約した利用者が使用しているサテライトシステム0110のシステムID(D1001)が設定される。
予約ID(D1404)には、利用者がそのスタジオシステム0111を予約した時点で生成される識別IDが設定される。識別IDは、スタジオ番号(D1401)と予約日時とを組み合わせたコードとすることができる。予約ID(D1404)は、利用者が、どのスタジオシステム0111を予約したのか分からなくなったような場合に、照合を行うために使用する。
撮影コース(D1405)には、利用者が選択した撮影コースである撮影モードの種別(マニュアルモード、オートモードの識別)が設定される。
図15は、印刷状況ファイルのデータ構造図である。印刷状況ファイルには、印刷指示済みの全てのプリンタ0910について、印刷対象画像についての情報等が設定される。
プリンタ番号(D1501)には、プリンタ0910固有のシステムIDが設定される。従って、設定値は、システム管理ファイル中、システム種別(D1002)の値が「プリンタシステム」となっているものの内のいずれかのシステムID(D1001)と一致する。
プレイヤID(D1502)には、そのプリンタ0910に印刷指示を行った利用者のIDが設定される。これは、後述するプレイヤカードのプレイヤIDと同じ値である。なお、同じプリンタ0910に対して複数の利用者が同時に印刷指示することも可能であるので、印刷状況ファイルには、プリンタ番号(D1501)が同一なデータが複数設定されていることがありうる。
サテライトID(D1503)には、そのプリンタ0910に印刷指示を行った利用者が使用しているサテライトシステム0110のシステムID(D1001)が設定される。
印刷ID(D1504)には、印刷対象となっている画像を識別するためのIDが設定される。印刷IDは、例えば画像ファイルのファイル名であっても良いし、その他、画像ファイルを一意に識別できるコードであればどのような内容でも構わない。また、複数枚の画像をまとめて印刷する場合には、複数のIDが設定される。
印刷レイアウト番号(D1505)には、画像を印刷するレイアウト(2Lサイズ、Lサイズ等)を識別するためのコードが設定される。
印刷状況(D1506)には、画像が印刷待ち、印刷済み、引渡し済みのいずれであるかを識別するためのコードが設定される。このことからも分かるように、印刷状況ファイルのデータは印刷指示が行われた時点で生成され、印刷が完了しても、閉館時にシステムを終了するまで、削除されることはない。こうすることによって、利用者が自動写真館から出た後で、プリント画像(写真)が不足している等の問い合わせを行った場合に、印刷状況を確認できると共に、再印刷を頼まれたときにも対応することができる。
図8に示すように、カウンタシステム0104は、PC本体0800、タッチ式モニタ0803、タッチペン0804、ICカードR/W0806などから構成されている。
従業員は、タッチペン0804を使用して操作を行い、ICカードR/W0806で、来館した利用者のプレイヤカードを作成したり、タッチ式モニタ0803に各システムの利用状況を表示したりすることができる。なお、操作方法はタッチペン0804を使用するのが簡易であるが、利用者の漢字氏名を入力するなどのやや複雑な入力操作を行う場合には、PC本体0800にキーボード等を接続することも可能である。
カウンタシステム0104で入力された利用者情報等は、通信インタフェース0807および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。
図9に示すように、プリンタシステム0105は、PC本体0900、タッチ式モニタ0903、タッチペン0904、ICカードR/W0906および1台以上のプリンタ0910などから構成されている。
従業員は、タッチペン0904を使用して操作を行い、タッチ式モニタ0903に、プリンタ0910における印刷状況を表示したり、利用者の求めに応じて、印刷済み写真の再印刷を指示したりすることができる。なお、操作方法はタッチペン0904を使用するのが簡易であるが、プリンタに障害が発生したような場合に障害情報を表示するなど、やや複雑な操作が必要な場合には、PC本体0900にキーボード等を接続することも可能である。
プリンタシステム0105の処理状況等は、通信インタフェース0907および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。
図16は、サテライト0106を斜め上方から見た図である。また、図17は、サテライトシステム0110のブロック図である。
サテライト0106は、図16のテーブル1601と、図16では図示していないが1つまたは複数の椅子と、サテライトシステム0110とを含んでなる設備である。利用者は、サテライト0106において、撮影準備、撮影済み写真(画像)の編集などを行う。利用者が長時間快適に過ごすためには、椅子あるいはソファー等を設置することが望ましいが、逆に利用者が長居しないようにするためには、椅子等を設置せず、テーブル1601の高さを上げて、利用者が立ったままで操作するようにすることもできる。
テーブル1601の支柱1603の内部には、サテライトシステム0110のPC本体1700が納められている。多少見栄えが悪くても構わない場合には、支柱1603を設けず、PC本体1700を床の上に設置しても良い。ただし、このようにした場合には、設備コストは多少軽減されるが、PC本体1700が利用者の足に当たって破損するなどの不具合が発生する可能性がある。
テーブル1601の上面1602には、タッチ式モニタ1703、タッチペン1704、ICカードR/W1706が取り付けられている。PC本体1700と、タッチ式モニタ1703、タッチペン1704、ICカードR/W1706は、有線または無線により通信可能に接続されている。
図16では、タッチ式モニタ1703、タッチペン1704、ICカードR/W1706のいずれの機器も、利用者が取り外すことができないように、上面1602に固着されている。破損や盗難のリスクを小さくするためには、このようにテーブル1601に固着するほうが望ましいが、利用者が館内のどこでも操作できるようにするためには、テーブル1601から取り外し可能にすることも考えられる。ただし、その場合には、各機器が持ち去られないようにするため、また館内での位置を確認できるようにするため、各機器に無線タグ等を付けて、常時存在位置を確認できるようにする等の仕組みが必要になる。
図17に示すように、サテライトシステム0110は、PC本体1700、タッチ式モニタ1703、タッチペン1704、ICカードR/W1706などから構成されている。入力手段はタッチペン1704に限らず、キーボード等を使用することも可能である。いずれにしても、2名以上のグループで来館した利用者が同時に写真編集を楽しむことができるようにするため、タッチペン1704等の入力手段は2つ以上設けることが望ましい。
利用者は、タッチペン1704を使用して操作を行い、タッチ式モニタ1703にスタジオ0107の予約状況を表示したり、スタジオ0107の予約を行ったり、撮影した画像の編集や刷指示などの操作を行うことができる。
メモリ1702には、画像編集に使用する線描パターンや太さ、画像合成用に予め用意された各種のスタンプ画像、印刷レイアウトの見本、各種の案内メッセージ(音声及び文字情報)などが記憶されている。これらの情報は、サーバシステム0103のPC本体0700の磁気ディスク0708に記録しておき、サテライトシステム0110を起動するときや、磁気ディスク0708の記録内容を更新するときなどに、必要に応じてサテライトシステム0110に転送することができる。
磁気ディスク1708には、サテライトシステムを店舗内で一意に識別するためのサテライト番号等の情報が記録されている。こうした情報は、前述したように、サテライトシステムを初期設定したタイミング等で設定することができる。
サテライトシステム0110で入力されたスタジオ予約情報等は、通信インタフェース1707および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。
図18は、スタジオ0107を斜め上方から見た図である。スタジオ0107は、スタジオの外からの覗かれることがないように、壁によって囲まれており、スタジオの出入りは、ドア1801によって行う。ドアの近くには、撮影中ランプ2234が設置されており、撮影中はランプが点灯し、撮影が終了するとランプが消灯するようになっている。従って、利用者が予約したスタジオに入るときには、ランプが消灯していることを確認することで、他の利用者が撮影中のスタジオに間違えて入り、ばつの悪い思いをするといった事態を防止することができる。他の利用者が撮影中の場合に、ドア1801を電子錠等でロックすることも可能であり、このようにした場合には、撮影中のスタジオに他の利用者が入るという間違いを確実に防止することができる。しかしながら、防犯、防災の観点からはスタジオ内部からロックされることは好ましくないので、撮影中ランプ2234による表示程度にしておくほうが適切であると思われる。
スタジオ0107の内部には、着替場所1802とスタジオ部1803が存在し、着替場所1802は手引きカーテン1804によって、外から見えないようにすることができる。こうすることによって、撮影中に着替えしているときに、他の利用者が間違えて入った場合にも、着替え中を見られることがなくなる。
図19は、スタジオ0107を上方から見た図である。着替場所1802には、衣類やアクセサリーなどを置いた小物棚1806が設けられ、着替場所1802の一部は、撮影の小道具として使用する椅子等を置く椅子等置き場1807として使用される。また、手引きカーテン1804を挟んだ向かい側には、ソファーなどの大き目の撮影小道具を置くための、ソファー置き場1805が設けられている。
スタジオ機能の中核を担うスタジオ部1803とスタジオシステム0111について、図20、図21、図22を使用して説明する。図20はスタジオ部1803を上方から見た図、図21はスタジオ部1803を横から見た図、図22はスタジオシステム0111のブロック図である。
スタジオ部1803の入り口の反対側の壁には、インターホン1808、ICカードR/W2206が設置されている。利用者は、プレイヤカードであるICカードをICカードR/W2206に差し込むことにより、スタジオシステム0111を使用できるようになる。また、スタジオ0107内でトラブル等が発生した場合には、スタジオシステム0111とは独立して動作するインターホン1808を使用して、従業員を呼び出すことができる。
スタジオ部1803には、カメラ駆動装置2221が備えられている。カメラ駆動装置2221には、スタジオ内の被写体(利用者)を撮影する(プレビュー用の被写体の動画像、または、画像編集対象候補となる静止画像を撮る)カメラ2220と、カメラ2220が撮影している被写体の動画像を表示する撮影用モニタ2203とが、一体的に上下移動可能なように取り付けられている。
カメラ2220はスタジオ壁面のほぼ中央位置に取り付けられている。撮影用モニタ2203は、カメラ2220に隣接して設置され、カメラ2220に向かって任意の撮影ポーズをとった場合の被写体の動画像を、被写体となっている利用者の位置から確認可能なようになっている。
カメラ駆動装置2221の駆動機構については特に説明しないが、利用者がリモコンスイッチ2245を使用して、上方向または下方向に移動するように指示すると、この指示がリモコン受け2244を経由してCPU2201に伝えられ、CPU2201はカメラ制御部2246を介してカメラ駆動装置2221に、カメラ2220と撮影用モニタ2203を上方向または下方向へ移動させるように指示する。同様にして、カメラ2220の撮影方向を左右に変更することも可能である。なお、以上のカメラ移動機構はスタジオシステム0111とは独立に動作するように構成することも可能である。
カメラ2220と反対側には、被写体に対して所望の背景画像を与える背景機構2230が設置され、図21に示すように、背景機構2230の裏側は、固定されたホリゾントカーテン1809になっている。このホリゾントカーテンは、白、ピンク、水色等、スタジオによって異なる一色に塗られ、コーナー部で円弧状に湾曲し、撮影時に被写体である利用者が立っている場所まで伸びている。ホリゾントカーテン1809を使用することにより、床面と壁面の境目があいまいになり、大空を背景に撮影しているような効果を与えることができる。
背景機構2230は、被写体の背景となる画像を与えるものであり、利用者が、撮影用モニタ2203に表示される案内メッセージに従って、予め用意された複数の背景画像のうち任意の背景画像を選択可能なように構成されている。背景機構2230は、複数枚のカーテンに各種の背景画像を印刷した電動式カーテンで構成され、例えば「夕焼け」の背景画像を利用者が選択した場合には、「夕焼け」の風景を印刷したカーテンが被写体の背景になるように、電動制御によって自動的にカーテンが切り替え駆動されるようになっている。
このとき、利用者は前述したリモコンスイッチ2245を使用してカーテンを切り換えることができる。また、利用者はカーテン操作スイッチ2242を使用することで、スタジオシステム0111と独立にカーテンを切り換えることもできる。
スタジオ部1803には、この他に、被写体に対して撮影方向から所定の明るさの照明を与える照明装置2226、被写体を上方向から照射する被写体用天井ストロボ2228a、背景機構を上方向から照射するクロマキー用天井ストロボ2228b、被写体である利用者に各種の案内メッセージを音声で通知するスピーカ2223と、被写体である利用者に撮影時の立ち位置を指示する立ち位置指示ランプ2237、被写体である利用者に撮影時の視線の向きを指示する視線指示ランプ2239等が含まれている。
照明装置2226は、それぞれ、面光源2227とストロボ2228を内蔵し、撮影ポーズを確認する場合には、面光源2227によって所定の明るさの照明光を被写体の方向に照射している。そして、撮影ポーズの確認が終わり、被写体の静止画を撮影するタイミングになったならば、ストロボ2228が発光し、被写体に対して、面光源2227からの照明光に加えストロボ光を被写体に照射するようになっている。
立ち位置指示ランプ2237、視線指示ランプ2239は、後述する「オートモード」での撮影時に使用する。すなわち、利用者が照明強度等の撮影条件を指定せず、見本写真と同じように撮影することを望んだ場合、CPU2201は、見本写真と同様の条件で撮影を行うことができるように、撮影時に照明装置2226等の照明強度等を適切な値に変更するとともに、適切な位置の立ち位置指示ランプ2237を点灯して、利用者が立つべき床の位置をスポットライトで照らす。同時に、適切な位置の視線指示ランプ2239を点灯することで、利用者が向けるべき視線の位置を示す。立ち位置指示ランプ2237、視線指示ランプ2239の個数、配置場所は、スタジオの広さ等に応じて適切に定めれば良い。
スタジオシステム0111には、この他に、メモリ2202に格納されたプログラムによってスタジオシステム0111全体を制御するCPU2201と、カメラ2220で撮影された画像(動画像、静止画像)を入力する画像入力部2222と、撮影用モニタ2203に被写体の動画像等を表示させるための画像出力部2205と、スピーカ2223に各種の案内メッセージの音声信号を出力する音声出力部2224と、各種の案内メッセージ(音声及び文字情報)などが記憶されているパターンメモリ2225と、被写体の静止画像を撮影する時のシャッタタイミングを与えるタイマ2232と、被写体がスタジオ部1803内に入室したかどうかを赤外線等で検知するセンサ2233とを含んでいる。
磁気ディスク2208には、スタジオシステム0111を館内で一意に識別するためのスタジオ番号等の情報や、スタジオの広さ、土足を許すかどうか、ホリゾントカーテンの色彩などのスタジオ属性情報が記録されている。こうした情報は、スタジオシステムを初期設定したタイミング等で設定することができる。
スタジオシステム0111で撮影された画像情報等は、通信インタフェース2207および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。
以上で、各システム構成要素についての説明を終わり、以降は、実際の操作の流れに沿って、各システムの動作を説明する。
本実施形態においては、各システムにおいて操作者を認識するためにICカードを使用する。ICカードは、大きくは、店舗(自動写真館)の従業員が使用するオペレータカードと、自動写真館の客(利用者)が使用するプレイヤカードの2種類に分かれている。各システムを操作する際には、オペレータカードまたはプレイヤカードをICカードR/Wに挿入し、各システムがカードの種類を判定し、カードの種類に適合した処理を行うようになっている。
以降の説明では、まず、オペレータカードを作成する処理について説明し、続いて、入館してから退館するまでの利用者の動作に沿って、各システムの動作を説明する。
図24は、オペレータカード作成の流れを示すフローチャートである。オペレータがサーバシステム0103を初めて起動したときに、サーバシステム0103は、サーバ用モニタ0703に店舗番号(自動写真館の番号)の入力を促す画面を表示する(S2401)。このときの画面の表示例を図26に示す。図26に示すように、画面上に入力する数字(0〜9)等を表示し、これをタッチペンで選択して数字を入力するようにすれば、キーボードを使用せずに店舗番号を入力することができる。
オペレータが適切な店舗番号を入力し(S2402)、ICカードの挿入要求画面の表示(S2403)に従いICカードR/W0706にICカードを挿入し(S2404)、次に、オペレータ姓名の入力要求画面の表示(S2405)に従い姓および名を入力すると(S2406)、CPU0701は、挿入したICカードに、図25に示す情報を記録する(S2407)ことで、オペレータカードを作成する。また、サーバシステム0700の磁気ディスク0708には、図12に示す情報が記録される。また、店舗番号は、磁気ディスク0708に記録される。
オペレータカードの作成が終了すると、オペレータは画面の指示(S2408)に従って、ICカードを抜き取り(S2409)、次に画面の指示(S2410)に従って、別のICカードを挿入する(S2411)。そうすると、この2枚目のICカードにも1枚目のICカードに記録したものと同じ情報が記録される(S2412)。2枚目のICカードの記録が終了すると、オペレータは作成完了画面の表示(S2413)を見て、2枚目のICカードを抜き取る。2枚目のICカードは、1枚目のICカードが破損した場合の予備カードとして使用することができる。
なお、2枚目のICカードの記録が終了してから一定時間が経つと、オペレータカード作成処理は自動的に終了する(S2414)。
図25は、オペレータカードのデータ構造を示しており、オペレータカードの店舗ID(D1502)には、オペレータが入力した店舗番号(自動写真館の番号)、店員姓(D1504)には、オペレータが入力した姓、店員名(D1505)には、オペレータが入力した名、がそれぞれ記録され、カード種別(D1501)には、このICカードがオペレータカードであることを示すコード(本実施例では“1”)が記録され、店員ID(D1503)には、店舗内(自動写真館内)で一意となる識別コードが記録される。
このような識別コードは、例えば、磁気ディスク0708に発行済みオペレータカードの枚数を記録するファイルを設け、サーバシステム0103を初めて起動したときに、枚数として0を設定しておき、オペレータカードを作成する毎に枚数を1ずつ増加させ、増加後の枚数の値を識別コードとして使用することで得ることができる。
なお、本実施形態において各システムを操作するためには、まず、ICカードR/WからICカードに記録された情報を読込むステップが必須になっている。そして、ICカードに記録された情報を読み込んだ後、カード種別を判定することにより、可能な操作を振り分けるようになっている。
また、ICカードがオペレータカードであることを示すコードとして複数のコード(例えば、“0”と“1”)を使用し、システム管理等の高度な操作を実行できるオペレータカードと、通常のオペレーションのみを実行できるオペレータカードとに分けることもできる。
図12のオペレータカード登録ファイルの店員ID(D1201)には、オペレータカードの店員ID(D1503)に設定したものと同じ値、店員氏名(D1202)には、オペレータが入力した姓と名を結合したデータ、登録年月日(D1203)と最終アクセス年月日(D1204)には、オペレータカードが作成された年月日、がそれぞれ記録される。最終アクセス年月日(D1204)には、以降、対応するオペレータカードが使用される毎に、使用した年月日が設定される。
前述したように、ICカードがオペレータカードであることを示すコードとして複数のコード(例えば“0”と“1”)を使用し、システム管理等の高度な操作を実行できるオペレータカードと、通常のオペレーションのみを実行できるオペレータカードとに分ける場合には、アクセス権限(D1205)に、カード種別(D1501)に設定したものと同じ値を設定する。
なお、以上の説明では、サーバシステム0103を初めて起動したときにオペレータカードの作成を行うと説明したが、オペレータカードの作成タイミングは、特に制限を設ける必要はなく、いつでも作成できるようにすることも可能である。この場合には、サーバシステム0103を初めて起動したときには、システム管理等の高度な操作を実行できるオペレータカードを作成し、その後は、通常のオペレーションのみを実行できるオペレータカードを作成するようにすることもできる。
次に、カウンタ0102に新たな利用者が入館(来店)した場合の処理、すなわちプレイヤカードの作成に係る処理を中心に、カウンタシステム0104の動作を説明する。
図27は、カウンタシステム0104において、従業員によって行われる処理の概要を示すフローチャートである。
カウンタシステム0104のCPU0801は、起動されると、モニタ0803にオペレータカードの挿入を促す画面を表示し(S2701)、ICカードR/W0806にICカードが挿入されるまで待つ(S2702)。ICカードR/W0806にICカードが挿入されると、ICカードに記録されたカード種別を参照し(S2703)、オペレータカード以外のICカードが挿入されている場合は、モニタ0803に挿入されたカードが間違っていることを示すメッセージを表示する(S2704)。このときの画面の表示例を図28に示す。従業員がタッチペン0804等の入力デバイスを使用して画面の「OK」と表示された部分をタッチすると(S2705)、再び、オペレータカードの挿入を促す画面が表示される(S2701)。
オペレータカードが挿入されている場合には、モニタ0803に、図29に示すような写真館画面(店舗画面)が表示される(S2706)。写真館画面には、自動写真館(店舗)の状況を模式的に示す、館内状況情報2901と、「来客」、「写真引渡」といった表示が付けられた、1つ又は複数の処理ボタン2904が表示される。館内状況情報2901には、館内のスタジオを表す図形2902やサテライトを表す図形2903が、館内の実際の配置に、ほぼ一致する位置関係で表示される。スタジオを表す図形2902は、スタジオ番号などのスタジオの属性を表す情報や、そのスタジオを予約中の利用者の組数などスタジオの使用・予約状況を示す情報と共に表示される。また、サテライトを表す図形2903は、サテライト番号などのサテライトの属性を表す情報や、そのサテライトの使用状況と共に表示される。このとき、サテライトおよびスタジオの使用(稼動)状況に加えて、エラー発生状況等を色分けして表示することで、色分けにより「稼動中」、「エラー発生中」、「空き」等の状況を、従業員が直感的に判別可能となる。
スタジオやサテライトの情報を一覧表に表示するだけでも、店舗内の状況把握は可能であるが、以上のように、店舗内の実際の配置とほぼ一致する位置関係で表示することにより、どのスタジオやサテライトの情報であるかを、従業員が直感的に把握することができる。スタジオを表す図形2902やサテライトを表す図形2903の表示位置や大きさは、実際の位置関係や大きさを厳密に再現する必要はない。
従業員は、来客等の処理が必要になるまで、モニタ0803に表示された写真館画面を見ることにより、館内の状況をリアルタイムに把握することができる。
来客等の対応処理を行う場合には、図29に示す写真館画面の処理ボタン(2904)のいずれかを、タッチペン0804でタッチすることにより、対応する処理が行われる。具体的には、新たな利用者が入館した場合には「来客」ボタン、利用者が撮影や写真の編集を終了し、印刷した写真を引き取りに来た場合には「写真引渡」ボタン、利用者が写真の追加印刷を希望する場合には「追加印刷」ボタン、利用者が帰る前には「会計」ボタン、をそれぞれタッチする。また、以上の他に「その他」ボタンを表示し、タッチされた場合に、特に説明しないがシステム操作処理を行うようにしても良い。
処理ボタンが押下(タッチ)されると(S2707)、モニタ0803に、プレイヤカードの挿入を促す画面を表示し(S2708)、ICカードR/W0806にICカードが挿入されるまで待つ(S2709)。ICカードR/W0806にICカードが挿入されると、ICカードに記録されたカード種別を参照し(S2710)、プレイヤカード以外のICカードが挿入されている場合は、来客等の処理を中止したものと判断して、オペレータカードの挿入確認処理に戻る(S2703)。これは、ICカードとしてプレイヤカードとオペレータカードの2種類しか存在しないことを前提にした処理であるが、もし、その他の種類のカードが存在する場合には、プレイヤカードでもオペレータカードでもないICカードが挿入された場合には、ICカードを差し替えるように促すメッセージを表示するべきである。
なお、「来客」ボタンがタッチされた場合には、以降で説明する来客処理(入館処理)によって、プレイヤカードが作成される。従って、「来客」ボタンがタッチされた場合には、既に利用を終わって返却されたプレイヤカードか、何らかのプログラムを使用してカード種別に「プレーヤーを示す値」を設定して作成したプレイヤカードを挿入することになる。
プレイヤカードが挿入されている場合は、押下(タッチ)された処理ボタンの種別を判定し(S2711)、来客処理(S2712)、写真引渡処理(S2713)、追加印刷処理(S2714)、会計処理(S2715)のいずれかの処理を行う。各処理が終了すると、モニタ0803に、プレイヤカードの抜き取りを促す画面を表示し(S2716)、ICカードR/W0806からICカードが抜き取られるまで待つ(S2717)。プレイヤカードが抜き取られると、再びモニタ0803にオペレータカードの挿入を促す画面を表示する(S2701)。
以下、図27のS2712における来客処理(入館処理)の概要を、図30を使用して説明する。「来客」ボタンがタッチされた場合、モニタ0803には、サテライト選択画面が表示される(S3001)。図31にサテライト選択画面の表示例を示す。
サテライト選択画面には、自動写真館(店舗)の状況を模式的に示す、館内状況情報3101と、「決定」、「キャンセル」といった表示が付けられた、1つ又は複数の処理ボタン3104が表示される。館内状況情報3101には、館内のスタジオを表す図形3102やサテライトを表す図形3103が、館内の実際の配置に、ほぼ一致する位置関係で表示される。スタジオを表す図形3102は、スタジオ番号などのスタジオの属性を表す情報や、そのスタジオを予約中の利用者の組数などスタジオの使用・予約状況を示す情報と共に表示される。また、サテライトを表す図形3103は、サテライト番号などのサテライトの属性を表す情報や、そのサテライトの使用状況と共に表示される。このとき、サテライトおよびスタジオの使用(稼動)状況に加えて、エラー発生状況等を色分けして表示することで、色分けにより「稼動中」、「エラー発生中」、「空き」等の状況を、従業員が直感的に判別可能となる。また、色分けせずに、スタジオやサテライトの使用状況を文字情報で表示しても良い。
スタジオやサテライトの情報を一覧表に表示するだけでも、店舗内の状況把握は可能であるが、店舗内の実際の配置とほぼ一致する位置関係で表示することにより、どのスタジオやサテライトの情報であるかを、従業員が直感的に把握することができる。従って、スタジオを表す図形3102やサテライトを表す図形3103の表示位置や大きさは、実際の位置関係や大きさを厳密に再現する必要はない。
従業員は、サテライトの使用状況を確認し、満席の場合は、利用者を待たせるか、または帰ってもらうこともできる。このとき、サテライト選択画面上に各サテライトの利用経過時間を表示するようにすれば、あとどの程度の時間でサテライトが空くかどうか推測できるので便利である。また、サテライト選択画面からサテライト予約ができるようにして、一旦、利用者に近辺で待機してもらい、空いた時点で携帯電話等に連絡するようにすることもできる。
サテライトに空きがある場合には、必要に応じて利用者のグループの人数や、サテライトの好みの場所などを聞き、該当するサテライトをタッチペン0804でタッチする。空いているサテライトがタッチされると、そのサテライトを表す図形3103の色が、「空き」を表す色から、「選択中」を表す色に変わる。この状態で、別のサテライトに変更したくなった場合は、別のサテライトをタッチすると、そのサテライトを表す図形3103の色が、「空き」を表す色から、「選択中」を表す色に変わり、それまで「選択中」の色が表示されていたサテライトは、「空き」を表す色に変わる。
このようにしてサテライトを選択した(S3002)後、または、サテライトを選択することなく、処理ボタン3104が押下(タッチ)されると(S3003)、押下した処理ボタンの種別を判定し(S3004)、キャンセルボタンがタッチされた場合には、来客処理を終了する。このようにすることで、来館した利用者の気が変わり帰った場合にも対応することができる。
決定ボタンがタッチされた場合には、図30には書かれていないが、サテライトが選択されているかどうかをチェックし、選択されていない場合には、モニタ0803にサテライトの選択を促すメッセージを表示する。
サテライトが選択されている場合には、モニタ0803に、利用者の人数を入力するように促す画面を表示し、タッチペン0804等を使用して人数の入力を行わせる(S3005)。このとき、入力された利用者人数と選択したサテライトが適合しない場合(例えば、利用者が4人で、サテライトは2人がけの場合)には、図30には書かれていないが、サテライト選択処理(S3002)からやり直すことになる。
人数が入力されると、選択されたサテライト番号、利用人数、サーバシステム0103に送信要求を行って受け取った情報などを、ICカードR/W0806に挿入されているプレイヤカードに書き込み(S3006)、来客処理を終了する。
従業員は、出来上がったプレイヤカードを利用者に渡し、利用するサテライトの場所を指示する。このとき、サテライト毎にサテライト番号が札などで表示されていると便利である。また、館内の床に、案内灯を埋め込み、従業員がサテライト番号を指定すると、指定されたサテライトまでの道筋が案内灯によって指示されるようにすることも可能である。
図32にプレイヤカードのデータ構造を示す。プレイヤカードの店舗ID(D3202)には、サーバシステム0103から受け取った店舗番号、プレイヤID(D3203)には、店舗で一意となる識別コードが記録される。このような識別コードは、例えば、プレイヤカード作成時の年月日時分秒を組み合わせることによって生成することができる。
追番(D3204)は、プレイヤカードを最初に作成したときに0を設定し、来客処理でプレイヤカードの内容を書き換えるごとに1ずつカウントアップする。こうすることにより、カードが何回使用されたかを管理することができ、例えば、ICカードを交換する場合の目安として使用することができる。
サテライト番号(D3205)には、利用者が使用するサテライトのIDを、客人数(D3206)には、利用者の人数を設定する。
予約ID(D3207)、プレイヤ名1(D3208)、プレイヤ名2(D3209)、プレイヤ名3(D3210)、プレイヤ名4(D3211)には、初期値を設定する。なお、この例ではプレイヤ名が4つしか準備されていないが、自動写真館の構造や、利用者の状況に応じて、適時増加することは可能である。
プレイヤカードを作成すると同時に、プレイヤカード登録ファイル(図11)に、そのプレイヤの情報が記録される。具体的には、プレイヤID(D1101)には、プレイヤカードのプレイヤID(D3203)に設定したものと同じ値が、追番(D1102)には、プレイヤカードの追番(D3204)に設定したものと同じ値が、登録年月日(D1103)と最終アクセス年月日(D1104)には、プレイヤカードが作成された年月日がそれぞれ記録される。最終アクセス年月日(D1104)には、以降、対応するプレイヤカードが使用される毎に、使用した年月日が設定される。
次に、来客処理が終了した利用者がサテライトで行う、スタジオ予約処理を中心に、サテライトシステム0110の動作を説明する。
図33は、サテライトシステム0110において利用者によって行われる処理の概要を示すフローチャートである。
サテライトシステム0110のCPU1701は、起動されると、モニタ1703にICカードの挿入を促す画面を表示し(S3301)、ICカードR/W1706にICカードが挿入されるまで待つ(S3302)。ICカードR/W1706にICカードが挿入されると、ICカードに記録されたカード種別を参照し(S3303、S3304)、プレイヤカード、オペレータカードのいずれとも異なるICカードが挿入されている場合は、モニタ1703に挿入されたカードが間違っていることを示すメッセージを表示する(S3305)。このときの画面の表示例を図28に示す。利用者または従業員がタッチペン1704等の入力デバイスを使用して画面の「OK」と表示された部分をタッチすると(S3306)、再び、ICカードの挿入を促す画面が表示される(S3301)。
もし、オペレータカードが挿入されていた場合には、メンテナンス処理が可能になる(S3307)。メンテナンス処理では、レタッチ用(画像編集用)プログラムのバージョンアップ、タッチペン等の機器の動作テスト、サテライトの属性(対面2人掛け、横並び2人掛け、4人掛け等)の設定、変更などを行うことができる。メンテナンス処理が終了し、オペレータカードが引き抜かれると(S3308)、再び、ICカードの挿入を促す画面が表示される(S3301)。
利用者が、プレイヤカードを挿入すると、プレイヤカードに記録されたサテライト番号(D3205)と、サテライトシステムの磁気ディスク1708に記録されているサテライト番号を比較する(S3309)。一致していない場合は、そのサテライトを予約した利用者ではないので、モニタ1703に、ICカードが誤っているかまたは予約した利用者ではない旨のメッセージを表示する(S3310)。このときの画面の表示例を図28に示す。利用者がタッチペン1704等の入力デバイスを使用して画面の「OK」と表示された部分をタッチすると(S3311)、再び、ICカードの挿入を促す画面が表示される(S3301)。
予約済み利用者だった場合、プレイヤカードに記録されたプレイヤ名1(D3208)が初期値かどうか判定する。すなわち、初期値だった場合には、カウンタ0102で来客処理を終了したばかりの利用者なので、プレイヤ名入力を行い(S3313)、既に設定されている場合は、スタジオでの撮影から戻ってきた利用者なので、プレイヤ名入力を行わない。
プレイヤ名入力画面の例を図34に示す。ここでは、利用者グループの人数が2名である場合の表示例を示しており、2名の利用者に対し個別に入力操作画面がそれぞれ割り当てられている。利用者が1名の場合は、図34に示す画像の左半分のみが表示される。利用者が3名以上の場合は、図示していないが、「次の利用者」等の表示文字を伴ったボタンが表示され、これをタッチすることにより、3人目、4人目のプレイヤ名を入力することができる。
また、反転ボタン(3401a、3401b)をタッチすることにより、画像を反対向きに表示することができる。図35は、図34で図示右側の反転ボタン3401bをタッチした場合の表示例を示している。当然ながら、同じ反転ボタンを2回タッチすると、画像の向きは元に戻る。
画面には、入力されたプレイヤ名を表示するフィールド3402と、プレイヤ名を入力するために使用する数字や英字が表示される擬似キーボード部3403が表示される。利用者は擬似キーボード部3403に表示された数字等をタッチすることにより、プレイヤ名を1文字ずつ入力することができる。擬似キーボード部3403には、数字に変えて英字やかなを表示させるためのボタンを備えることができる。また、より本格的な例えばJIS配列のキーボードを模した画像を表示し、仮名漢字変換機能等も使用してプレイヤ名を入力させることもできる。
入力されたプレイヤ名は、プレイヤカードのプレイヤ名1(D3208)、プレイヤ名2(D3209)、プレイヤ名3(D3210)、プレイヤ名4(D3211)に記録される。
プレイヤ名の入力が不要だった場合、またはプレイヤ名の入力が終わると、サテライトメニュー画面が表示される(S3314)。サテライトメニュー画面の表示例を、図36に示す。
サテライトメニュー画面に表示された「スタジオ予約」、「写真を見る/レタッチ」、「プリント」、「会計」の各ボタンのいずれかがタッチされると、妥当なボタンが選択されたかどうかのチェックを行う。
例えば、まだ撮影していないのに、「写真を見る/レタッチ」、「プリント」、「会計」ボタンがタッチされたり、スタジオを予約した後でスタジオで撮影せずに再度「スタジオ予約」ボタンをタッチしたような場合には、サテライトメニュー画面のいずれかに、操作が誤っている旨のメッセージを表示し、適切なボタンをタッチするように促す(S3315)。
上記のような判定は、例えばサテライトシステムの磁気ディスク1708に利用者の操作履歴情報を、例えばプレイヤIDをキーとして、各プレイヤID毎に、スタジオ予約、撮影、レタッチ、会計等の各処理が終了しているかどうかの識別情報を記録することによって実現することができる。なお、このような識別情報を記録する場合には、来客処理時に識別情報を「未終了」状態にし、スタジオ予約等の各処理が終了するごとに、対応する識別情報に「終了」を意味するデータを設定すればよい。
次に、タッチされたボタンの種別によって、それぞれ対応する処理を行う(S3316)。「スタジオ予約」ボタンが押された(タッチされた)場合には、スタジオ予約処理(S3317)、「写真を見る/レタッチ」ボタンが押された(タッチされた)場合には、レタッチ処理(S3318)、「プリント」ボタンが押された(タッチされた)場合には、プリント指示処理(S3319)、「会計」ボタンが押された(タッチされた)場合には、会計処理(S3322、S3323)を行う。
各処理が正常に終了すると、モニタ1703には、図37に例示するような終了メッセージが表示され、利用者にプレイヤカードを引き抜くように指示すると共に、次にとるべき行動を指示する(S3321)。なお、図37には会計処理が終了した場合に表示するメッセージを示しているが、例えばスタジオ予約処理が終了した場合には、スタジオが空いたら移動するように指示するメッセージを表示する等、終了した処理によってメッセージの内容を変更すべきである。
プレイヤカードが引き抜かれると(S3321)、再び、ICカードの挿入を促す画面が表示される(S3301)。
レタッチ処理、プリント指示処理、会計処理については、撮影が終了した後の処理になるので後述することにし、ここでは、スタジオ予約処理について説明する。
図38は、サテライトシステム0110において利用者によって行われるスタジオ予約処理の概要を示すフローチャートである。
まず、モニタ1703に、撮影モードの選択を促す画面が表示される(S3801)。特に図示していないが、画面には撮影モードとして「マニュアルモード」と「オートモード」を選択するボタンが表示される。
利用者が、「マニュアルモード」ボタンをタッチした場合(利用者が撮影モードとして「マニュアルモード」を選択した場合)には、スタジオ予約画面が表示される(S3803)。
スタジオ予約画面の表示例を図40に示す。スタジオ予約画面には、スタジオ毎に、スタジオ番号、土足の可否、ホリゾントカーテンの色、待ちグループ数が表示されると共に、「予約する」のボタンが表示される。スタジオの情報としては、以上の他にも、広さや使用頻度(人気度)など、利用者にとって有益な情報を適宜表示すればよい。また、待ちグループ数を表示するだけでなく、各スタジオについて1利用者(1グループ)あたりの平均使用時間を算出し、これと待ちグループ数を掛けて、予想待ち時間として表示しても良い。
ボタンとしては、「予約する」のみで、処理をキャンセルするボタンを表示していないが、これは、いずれにしても予約を行わなければ処理が進まないため、仮にキャンセルを可能にしても、利用者としては再度スタジオ予約画面を表示する以外にはないためである。もし、2つ以上のスタジオを同時に予約するようなことを可能にするのであれば、この画面にキャンセルボタンを追加する必要がある。
利用者が任意のスタジオ番号をタッチペン1704でタッチすると、タッチされたスタジオ番号のフィールドを黄色等にして強調表示する。これは、利用者がどのスタジオを選択したのかを確認しやすくするためである。利用者がさらに別のスタジオ番号をタッチすると、先に黄色等で強調表示されたスタジオ番号のフィールドが通常の色に変わり、新たに選択したスタジオ番号のフィールドが黄色等で強調表示される。1つのスタジオしか予約できないという前提では、選択を解除する方法は特に設ける必要はないが、もし、2つ以上のスタジオを同時に予約するようなことを可能にするのであれば、利用者が任煮のスタジオ番号をタッチペン1704でタッチするたびに、タッチされたスタジオ番号のフィールドを黄色等にして強調表示し、強調表示されたスタジオ番号をタッチすると強調表示を解除するというような方式にする必要がある。
いずれかのスタジオが選択された(強調表示された)状態で「予約する」ボタンがタッチされると(S3804)、スタジオ予約結果画面が表示される(S3805)。
スタジオ予約結果画面の表示例を図41に示す。表示内容は基本的にはスタジオ予約画面と同じであるが、画面上部のメッセージが異なるほか、待ちグループ数が更新され、利用者が選択したスタジオの情報は黄色を背景に表示するなどの方法で強調表示される。また、「OK」、「キャンセル」の2つのボタンが表示される。利用者が、いずれかのボタンをタッチすると(S3806)、タッチされたボタンを判定し、「キャンセル」ボタンの場合には、再び撮影モード選択画面を表示し(S3801)、「OK」ボタンの場合には、スタジオ予約処理を終了する。
利用者により、撮影モードとして「オートモード」が選択された場合には、出来上がりイメージ選択画面を表示する。出来上がりイメージ選択画面の表示例を、図42に示す。出来上がりイメージ選択画面には、さまざまな照明状態やポーズでの出来上がりイメージ写真の見本画像が表示される。図42では8枚しか表示されていないが、「次へ」ボタンなどを表示し、このボタンをタッチすることにより、ファッション雑誌のページをめくるように、次々と出来上がりイメージを表示することも可能である。
利用者は表示された出来上がりイメージの中から気に入った写真をタッチすることで出来上がりイメージを選択する(S3808)。
この出来上がりイメージ写真の見本画像は、サーバシステム0103の磁気ディスク0708に記録されており、また、それぞれの出来上がりイメージ毎に、ストロボ光量(各灯毎に記憶)、カメラ位置/角度/デジタルズーム倍率、被写体の立ち位置、被写体の視線位置、背景カーテンまたはクロマキー柄、使用した小物、使用したインテリア等々の、同じイメージの写真を撮影するために必要な情報が記録されている。サテライトシステム0110のCPU1701は、ネットワーク0114を経由して、サーバシステム0103から上記の情報を取得し、選択された出来上がりイメージ写真を撮影するのに最も適したスタジオを選択する(S3809)。例えば、見本画像毎に、予め、各撮影スタジオの適合度を、0点から100点までの評価点で記録しておき、空きスタジオの中から、最も評価点の高いものを選択する、あるいは、空き、予約待ちに関係なく、最も評価点の高いものを選択すればよい。また、評価点を予め設定するのではなく、例えばストロボ光量の適合度等、スタジオの個々の要素毎に、評価点を計算し、これを合算するという方法も可能である。
なお、利用者ごとの撮影枚数が例えば6枚である場合、各撮影ごとに出来上がりイメージ写真を選択することもできる。この場合には、撮影スタジオの選択には、例えば、最大枚数の写真が最適条件で撮影できるようにする等の基準で行う必要がある。また、出来上がりイメージ写真の選択は、各利用者ごとにそれぞれ行うようにすることもできる。この場合、例えば、利用者ごとの撮影枚数が6枚で、利用者が3人であれば、合計18枚の出来上がりイメージ写真が選択されることになる。
ここで、前述の例では、スタジオ予約状況を考慮に入れず、選択された出来上がりイメージ写真を撮影するのに最適なスタジオを決定するようにしている。これは、利用者が所望する出来上がりイメージ写真の撮影を行うためには、最適なスタジオでの撮影が望まれるからであり、利用者に多少の待ち時間を与えても、利用者はこれを許容するであろうと考えられるからである。しかし、自動写真館の運営側の顧客回転率の向上や、利用者に待ちの退屈感を与えないという観点からは、選択された最適なスタジオにおける予約状況を考慮して、待ちグループ数が多い場合には、出来上がりイメージ写真の変更を、利用者に促すようにしてもよい。あるいは、待ちグループ数が少ない、あるいは予約されていないスタジオの中から、利用者が指定した出来上がりイメージ写真の撮影を行うのに適した、次位のスタジオを選択するようになすことも可能である。
また、前述の例では、出来上がりイメージ写真が指定された場合のスタジオの選択は、サテライトシステム0110側で行っているが、サーバシステム0103側で行うようにしても差し支えない。
「マニュアルモード」、「オートモード」いずれの場合についても、スタジオ予約処理終了の前に、プレイヤカードの予約ID(D3207)に、予約したスタジオのスタジオ番号と予約が行われた年月日時分秒が記録される。
また、利用者が「マニュアルモード」、「オートモード」のどちらを選択したか、および、「オートモード」の場合に選択した出来上がりイメージの情報は、磁気ディスク1708に記録され、撮影時にスタジオシステム0111からの送信要求に応じて、スタジオシステム0111に送られる。
なお、図33のサテライトにおける処理において、スタジオ予約を行い、終了画面が表示された(S3320)状態で、予約したスタジオが利用中だった場合、利用者はプレイヤカードを抜き取らずにサテライトで待つ、あるいは、一旦プレイヤカードを引き抜き、再度、プレイヤカードを挿入して、サテライトメニュー画面が表示された状態(S3314)で待つということが考えられる。
いずれの場合であっても、予約したスタジオが、当該サテライトの利用者に対して使用可能な状態になると(使用中や先約の利用者がある場合には、これらの全ての利用者による当該スタジオの使用が終了すると)、当該スタジオのスタジオシステム0111からの通知を受けた(あるいは、サーバシステム0103からの通知を受けた)サテライトシステム0110において、画面表示処理に割り込みが発生し、スタジオ案内画面表示処理が実行される。
図39にスタジオ案内画面表示処理の概要を示す。スタジオ案内画面表示処理では、まずスタジオ案内画面が表示される(S3901)。図43にスタジオ案内画面の表示例を示す。
スタジオ案内画面には、自動写真館(店舗)の状況を模式的に示す、館内状況情報4301が表示される。館内状況情報4301には、館内のスタジオを表す図形4302やサテライトを表す図形4303が、館内の実際の配置に、ほぼ一致する位置関係で表示される。スタジオを表す図形4302は、スタジオ番号などのスタジオの属性を表す情報や、そのスタジオを予約中の利用者の組数などスタジオの使用・予約状況を示す情報と共に表示される。また、サテライトを表す図形4303は、サテライト番号などのサテライトの属性を表す情報と共に表示される。
このとき、利用者が使用しているサテライト、および、予約済みの、すなわちこれから移動する先のスタジオを色分けして表示するとよい。色分けにより、利用者がどこからどこに移動すればよいかを直感的に判別可能となる。
次に、利用者が実際に撮影を行う、スタジオシステム0111の動作を説明する。図44は、スタジオシステム0111において利用者によって行われる処理の概要を示すフローチャートである。
スタジオシステム0111のCPU2201は、起動されると、モニタ2203にICカードの挿入を促す画面を表示し(S4401)、ICカードR/W2206にICカードが挿入されるまで待つ(S4402)。ICカードR/W2206にICカードが挿入されると、ICカードに記録されたカード種別を参照し(S4403、S4404)、プレイヤカード、オペレータカードのいずれとも異なるICカードが挿入されている場合は、モニタ2203に挿入されたカードが間違っていることを示すメッセージを表示する(S4405)。このときの画面の表示例を図28に示す。利用者または従業員がタッチペン2204等の入力デバイスを使用して画面の「OK」と表示された部分をタッチすると(S4406)、再び、ICカードの挿入を促す画面が表示される(S4401)。また、単にICカードを引き抜くことによっても、再び、ICカードの挿入を促す画面が表示される(S4401)。
もし、オペレータカードが挿入されていた場合には、メンテナンス処理が可能になる(S4407)。メンテナンス処理では、撮影用プログラムのバージョンアップ、ストロボ等の機器の動作テスト、スタジオの属性(ホリゾンタルカーテンの有無等)の設定、変更などを行うことができる。メンテナンス処理が終了し、オペレータカードが引き抜かれると(S4408)、再び、ICカードの挿入を促す画面が表示される(S4401)。
利用者が、プレイヤカードを挿入すると、プレイヤカードの予約ID(D3207)に設定されたスタジオ番号と、スタジオシステムの磁気ディスク2208に記録されているスタジオ番号を比較する(S4409)。一致していない場合は、そのスタジオを予約した利用者ではないので、モニタ2203に、ICカードが誤っているかまたは予約した利用者ではない旨のメッセージを表示する(S4410)。このときの画面の表示例を図28に示す。利用者がタッチペン2204等の入力デバイスを使用して画面の「OK」と表示された部分をタッチする、あるいは、単にプレイヤカードを引き抜くと(S4411)、再び、ICカードの挿入を促す画面が表示される(S4401)。一致していた場合には、撮影中ランプ2234を点灯する。
スタジオシステム0111のCPU2001は、プレイヤカードのサテライト番号(D3205)を参照し、サテライトシステム0110から、利用者が選択した撮影モードや、オートモードが指定されていた場合の、利用者が選択した出来上がりイメージ写真、それぞれの出来上がりイメージ毎の、ストロボ光量(各灯毎に記憶)、カメラ位置/角度/デジタルズーム倍率、被写体の立ち位置、被写体の視線位置、背景カーテンまたはクロマキー柄、使用した小物、使用したインテリア等、同じイメージの写真を撮影するために必要な情報を、取得する(あるいは場合によっては、これらの情報はサーバシステム0103から取得するようにしてもよい)。
利用者がオートモードを選択していた場合には、照明、背景、カメラ位置を利用者が選択した見本と同じ効果を得ることができるように設定する。また、立ち位置指示ランプ2237の1つで床面にスポットライトを照射し、音声でのナレーションにより、指定した位置に立つように指示する。さらに、視線指示ランプ2239の1つを点灯し、音声でのナレーションにより、指定した方向を見るように指示する。体の向き、ポーズなどについても、音声でのナレーションにより指示を行う(S4417)。
所定時間が経過すると、撮影のカウントダウンを音声でのナレーションにより通知すると共に、モニタ2203にも表示し、所定時刻が経過した時点で撮影を行う(S4418)。
撮影が終了すると、所定枚数分の撮影が終了したかどうか判定し(S4419)、まだ終了していない場合は、再び撮影条件の設定処理を行う(S4413またはS4417)。
なお、利用者が撮影する写真ごとに出来上がり見本を選択していた場合には、各撮影ごとに、出来上がり見本に合わせた撮影条件設定を行う必要がある。そうすると、利用者が選択した写真順に撮影を行うと、カーテンを替えたり、スタジオインテリアを変えたりするときに多大な準備時間がかかる可能性がある。そこで、準備時間を短縮するためには、利用者が選択した出来上がり見本の撮影条件を、例えば、使用するカーテン等、準備時間が長いものによってグループ化し、できるだけ同じ条件の撮影が連続して実行されるようにすることが好ましい。
利用者がマニュアルモードを選択していた場合には、照明、背景、カメラ位置を利用者自身が設定するように指示する。まず、ナレーション等により、利用者に適切な照明を設定するように指示する。照明の設定は、図示しないがモニタ2203に、例えば「秋の夕暮れ」、「夏の海辺」等の状況表示を行い、利用者がリモコンスイッチ2245のボタンを使用していずれかを選択すると、CPU2201が、選択された状況に適合するような照明を設定することによって実現される(S4413)。あるいは、全ての照明の概略位置をモニタ2203に表示し、そのうちのどれを使用するかを利用者に選択させることもできる。こうすることによって、より細やかな選択が可能になる。ただし、写真の照明効果についてよく知らない利用者には、個々の照明を指定して選択するのは困難である。この場合、いくつかの照明使用パターンを予め準備し、それぞれの照明効果についての説明を表示して、選択させることもできる。また、以上の照明選択方法を組み合わせて使用することもできる。
次に、ナレーション等により、利用者に適切な背景を設定するように指示する。背景の設定は、図示しないがモニタ2203に、例えば、文字や画像などで「秋の夕暮れ」、「夏の海辺」等の状況表示を行い、利用者がリモコンスイッチ2245のボタンを使用していずれかを選択すると、CPU2201が、選択された状況に適合するような背景を設定することによって実現される(S4414)。また、利用者は、リモコンスイッチ2245で操作せずに、あるいはリモコンスイッチ2245による背景設定に加えて、カーテン操作スイッチ2242を操作することにより、直接背景機構2230を動作させて背景を設定することもできる。こうすることにより、より細かな背景設定が可能になる。
次に、ナレーション等により、利用者にカメラの高さと向きを設定するように指示する。カメラの高さと向きの設定は、図示しないがモニタ2203に、被写体を撮影した映像を表示し、利用者が、立ち位置を変えてみたり、リモコンスイッチ2245のボタンを使用して、気に入った高さと向きを選択することにより実現される(S4415)。
以上の設定が行われると、撮影のカウントダウンを音声でのナレーションにより通知すると共に、モニタ2203にも表示し、所定時刻が経過した時点で撮影を行う(S4416)。
オートモードあるいはマニュアルモードの撮影が終了すると、所定枚数分の撮影が終了したかどうかを判定するが、所定枚数を何枚とするかは、自動写真館の料金体系と合わせて決めるべきである。つまり、1グループあたりで所定の料金とする場合は、グループの利用者全体に対して所定枚数を決めればよいが、利用者1人ずつから所定料金を受け取る場合には、利用者1人について所定枚数を決め、グループ全体での所定枚数は、1人分の枚数×利用者人数とすべきである。
なお、オートモードでの撮影時には、例えば、スタジオシステム0111のCPU2201が、プレイヤカードの挿入を検知して、利用者がスタジオを予約した適合者であると認証した後、利用者の着替え時間あるいは小物等の装着時間、各静止画の撮影毎の条件設定に要する時間などを加味して、利用者に対して、各静止画の1ショット毎に与える待ち時間を適正に制限して(1ショット毎に常に適正な待ち時間を与えるようにして)、この許容された時間内に、利用者に、立ち位置、ポーズ、目線を決めるようにしてもらうようにする。このようにすることで、利用者にある程度余裕をもった撮影準備時間を与えることができると同時に、利用者によるスタジオの冗長な使用を制限することが可能となる。同様に、マニュアルモードの撮影時にも、例えば、スタジオシステム0111のCPU2201が、プレイヤカードの挿入を検知して、利用者がスタジオを予約した適合者であると認証した後、利用者の着替え時間あるいは小物等の装着時間、各静止画の撮影毎の利用者自身の条件選択に要する時間と、これに応じたシステム側の準備動作時間などを加味して、利用者に対して、各静止画の1ショット毎の与える待ち時間を適正に制限して(1ショット毎に常に適正な待ち時間を与えるようにして)、この許容された時間内に、利用者に、立ち位置やポーズなどを決めるようにしてもらうようにする。このようにすることで、利用者にある程度余裕をもった撮影準備時間を与えることができると同時に、利用者によるスタジオの冗長な使用を制限することが可能となる。
なおまた、マニュアルモードでの、照明や背景等の設定処理を、オートモードにおいても実施できるようにしても良い。オートモードで自動的に照明、背景等を設定した後、さらに利用者が照明や背景等を変更できるようにすることで、大雑把な設定は自動的に行い、細かな調節は利用者が好みにあわせて行うということが可能になる。ただし、クロマキー撮影を行う必要がある場合にクロマキーカーテンが下ろされていないなどの状況が発生することを防止するため、利用者が間違った操作を行おうとした場合には、モニタ2203に警告メッセージを表示するなどの対策が必要である。
所定枚数の撮影が終了すると、モニタ2203に撮影が終了したことを表示し、プレイヤカードを引き抜くように指示するメッセージを表示する(S4420)。プレイヤカードが引き抜かれると、撮影中ランプ2234を消灯し、モニタ2203には、ICカードの挿入を促す画面を表示する(S4401)。
なお、CPU2201は、被写体の静止画が撮影される毎に、その静止画のデータをメモリ2202に記憶させ、所定枚数の撮影が終了した時点で、あるいは、1枚の撮影が終了する毎に、サーバシステム0103および撮影を行った利用者に割り当てられたサテライトシステム0110へ、撮影済みの静止画を転送する。ここで、静止画のデータは、プレビュー用の動画像に比べるとはるかに高精細の画像データであり、サーバシステム0103に対しては、この高精細の画像データをそのまま送信し、サテライトシステム0110に対しては、当該サテライトシステム0110における画像処理の負担を軽減して画像処理時間を短くするために、解像度を落とした画像データを送信する。このようにすることで、スタジオシステム0111からサテライトシステム0110への画像転送時間も短縮することができて、利用者がサテライト0106に戻ると、直ちに画像編集の操作(レタッチ)を行うことが可能となっている。
利用者は撮影が終了するとプレイヤカードを引き抜き、サテライト0106に引き返して、レタッチ処理を行う。以下、レタッチ処理について、図33を使用して説明する。なお、以下の説明では、利用者はスタジオ予約したサテライトに引き返すようにしているが、そうではなく、利用者がスタジオシステム0111を使用開始した時点で、元のサテライトは使用解除し、例えば、スタジオシステム0111において、レタッチを行うサテライトを再選択できるようにしても良い。このようにすることで、サテライトを比較的短時間で開放することが可能になる。ただし、このようにする場合には、利用者の荷物や飲食物を一時的に保管する等の仕組みが必要になる。
利用者がサテライト0106に戻って、プレイヤカードをICカードR/W1706に挿入すると、CPU1701はプレイヤカードの判定等を行った後、サテライトメニュー画面を表示する(S3314)。利用者がメニューの中から「写真を見る/レタッチ」を選択すると、レタッチ処理(S3318)が行われる。
図45は、レタッチ処理における、レタッチ対象画像選択画面の表示例である。図46はレタッチ処理におけるレタッチ画面の表示例である。以下、レタッチ処理の概要を、図45、図46を使用して説明する。
CPU1701はモニタ1703に、レタッチ対象画像選択画面を表示する。具体的には、スタジオにおいて撮影した写真のサムネイル4502、サムネイル4502をスクロール表示するためのスクロールボタン4501、選択処理が終了したときに利用者がタッチするボタン4504が表示される。
図45においてはサムネイル4502が4枚表示されているが、表示枚数は4枚に限るものではなく、モニタ1703のサイズ等を考慮して決めればよい。例えば、撮影枚数が6枚であり、サムネイル4502の表示枚数が4枚である場合には、全ての撮影済み写真をサムネイルとして同時に表示することができない。このため、スクロールボタン4501を表示させ、利用者がスクロールボタン4501をタッチする毎に、サムネイル4502を左右にスクロールして表示させる。
利用者がサムネイル4502の中から気に入ったものをタッチすると、タッチしたサムネイル4502を拡大した画像が、選択画像4503に表示される。順に複数のサムネイル4502をタッチすると、タッチした画像は全て選択画像4503に表示される。以下の例では、選択可能な枚数を4枚とし、4枚選択済みの状態で、5枚目のサムネイル4502がタッチされた場合には、エラーメッセージが表示される、あるいは、選択画像4503の中から入れ替える画像をタッチするように促すメッセージが表示される。
利用者が1枚以上のサムネイル4502を選択し、ボタン4504にタッチすると、レタッチ対象画像選択処理は終了し、モニタ1703にはレタッチ画面が表示される。
図46は、モニタ1703でレタッチ(画像編集)する様子をサテライト上方から見た説明図である。モニタ1703には、レタッチ対象画像選択処理で選択された1枚以上の選択画像4602、レタッチに使用する各種ツール4603、画像反転ボタン4604が表示される。利用者が、タッチペン1704を使用して選択画像4602をタッチすると、選択した画像がレタッチ対象画像4601として表示される。
各種ツール4603には、詳しく図示していないが、画像合成用のスタンプ画像、メッセージなどを画像に書き加えるためのペンツール、画像の色相、明度、彩度、コントラストなどを変更するための調整ボタン、トリミングボタンなどが表示される。利用者は、これらのツールのうちの必要なものをタッチすることによりツールを使用して、画像をレタッチすることができる。
図46では、2人の利用者が左右に並んで座ることを前提に、選択画像4602を挟んで左右に、各種ツール4603、レタッチ対象画像4601等が表示されるようになっている。図に向かって左側のレタッチ対象画像4601等は、左側のタッチペン1704を使用してレタッチし、図に向かって右側のレタッチ対象画像4601等は右側のタッチペン1704を使用してレタッチできる。
ここで、レタッチ画面の表示方法は、図46の例に限られるものではなく、サテライトの属性(対面2人掛け、横並び2人掛け、4人掛け)や、利用者の人数を判定して、レタッチ画面の表示形態を、サテライトシステム0110側で自動的に変更することが望ましい。例えば、対面2人掛けのサテライトにおいては、図47のように利用者が向かい合ってレタッチできるように表示すればよい。また、サテライトの属性にかかわらず、利用者が1名の場合には、選択画像4602の左右のどちらか一方だけ表示しても良い。さらに、CPU1701がサテライトの属性や利用者の人数を判定して、どのように表示しようとも、利用者は画像反転ボタン4604をタッチすることで、画像の向きを自由に変更することが可能である。
また、図示していないが、モニタ1703上には終了ボタンも表示されており、利用者が終了ボタンをタッチすると、編集操作が終了したものとして、レタッチ対象画像の識別符号と対応付けて、レタッチ対象画像に対して貼り付けられたスタンプ画像と座標データ、ペン書きされた線描画像と座標データ、あるいは、レタッチ対象画像に施された画像の色相/明度/彩度/コントラストなどの変更データ等々の、レタッチ結果データ(編集合成用データ)を、メモリ1702に一旦記憶させて、レタッチ処理を終了し、モニタ1703には処理終了画面が表示される(S3320)。また、メモリ1702に記憶された、レタッチ対象画像の識別符号と対応付けられたレタッチ結果データ(編集合成用データ)は、サーバシステム0103に送られる。
先にも述べたように、サテライトシステム0110では、解像度を落とした画像データを取り扱い、このように解像度を落としたレタッチ対象画像に対して利用者が行うレタッチ操作に基づく合成画像は、画像処理負担が少ないので、モニタ1703上にほぼリアルタイムで表示することができ、レタッチの操作性が良好なものとなる。また、サテライトシステム0110からは、高精細の画像データをサーバシステム0103に送るのではなく、レタッチ対象画像の識別符号と対応付けられたレタッチ結果データ(編集合成用データ)をサーバシステム0103に送るので、データ転送性にも優れたものとなる。
なお、サーバシステム0103では、利用者によりプリント出力する画像が決定された時点で、スタジオシステム0111からの転送を受けて記憶保持している高精細の画像データと、サテライトシステム0110からの転送を受けて記憶保持している、画像データの識別符号と対応付けられたレタッチ結果データ(編集合成用データ)とを用いて、ポスターやカレンダーに匹敵する高精細の合成画像データを生成して、これをプリンタシステム0105に転送するようになっている。
利用者は、次にプリント指示処理(図33のS3319)を行うことになる。図48は、サテライトシステム0110において利用者によって行われるプリント指示処理の概要を示すフローチャートである。
まず、CPU1701は、モニタ1703に、写真サイズ選択画面を表示する(S4801)。図49に写真サイズ選択画面の表示例を示す。写真サイズ選択画面には、「LADY1さんはどのサイズで印刷しますか?」といったような、プレイヤ名と固定文字を組み合わせた案内メッセージ4903と、写真サイズ選択ボタン4901と、決定ボタン4902が表示される。なお、図49は利用者が2人の場合の表示例であるが、利用者が1人の場合は案内メッセージ4903、写真サイズ選択ボタン4901、決定ボタン4902を一組だけ表示すればよい。また、利用者が3人以上の場合には、図示していないが「次に」などと文字付けしたボタンを表示して、このボタンがタッチされると、3人目以降の利用者のための写真サイズ選択画面が表示されるようにすることができる。
自動写真館の場合はシール印刷と違って、大き目のサイズの写真(画像)を数枚印刷するのが目的であるので、選択すべきサイズの種類も限られる。そのため、図49の表示例のように選択ボタンの数も限られると考えられるが、もし多数の(例えば数十種類の)選択が可能な場合には、写真サイズ選択ボタン4901をスクロール表示させるなどの工夫が必要になる。
利用者が、写真サイズ選択ボタン4901のいずれかをタッチすると、タッチされたボタンの背景色を黄色等に変更させて表示する。これにより、利用者がどのサイズを選択しているかをビジュアルに知ることができる。この場合、サイズの選択を間違えた場合には、別の写真サイズ選択ボタン4901をタッチすると、新たにタッチしたボタンの背景色を黄色等に変更させて表示するとともに、既に背景色を黄色等に変更させて表示されていたボタンの背景色を通常に戻して表示する等により、選択誤りを回復するための処理が必要になる。
利用者が、写真サイズを選択した上で、決定ボタン4902をタッチすると、その利用者の写真サイズ選択は終了する。このとき、選択終了した利用者の案内メッセージ4903、写真サイズ選択ボタン4901、決定ボタン4902の表示部分に、3人目の利用者の案内メッセージ4903、写真サイズ選択ボタン4901、決定ボタン4902を表示することもできる。こうすることにより、3人目以降の利用者を不必要に待たせることなく、全員の写真サイズ選択を効率的に行うことができる。
利用者全員の写真サイズ選択が終了すると(S4802)、CPU1701は、モニタ1703に、写真選択画面を表示する(S4803)。図50に写真選択画面の表示例を示す。写真サイズ選択画面には、「LADY1さんはどの写真を印刷しますか?」といったような、プレイヤ名と固定文字を組み合わせた案内メッセージ5001と、写真選択部5002と、決定ボタン5003等が表示される。なお、図50は利用者が2人の場合の表示例であるが、利用者が1人の場合は案内メッセージ5001と、写真選択部5002、決定ボタン5003等を一組だけ表示すればよい。また、利用者が3人以上の場合には、図示していないが「次に」などと文字付けしたボタンを表示して、このボタンがタッチされると、3人目以降の利用者のための写真選択画面が表示されるようにすることができる。
案内メッセージ5001には、写真サイズ選択結果に従って、利用者が選択して印刷することができる写真の枚数も表示される。また、写真選択部5002には、利用者がレタッチした写真(合成画像)と、左右へのスクロールボタンが表示される。利用者はスクロールボタンをタッチすることで、レタッチした写真全てを見ることができる。
利用者が、写真選択部5002に表示された写真のいずれかをタッチすると、タッチした写真が、選択済画像表示部5003に表示される。順に複数の写真をタッチすると、タッチした画像は全て選択済画像表示部5003にに表示される。選択可能な枚数が2枚の場合、2枚選択済みの状態で、3枚目の写真がタッチされた場合には、エラーメッセージが表示される、あるいは、選択済画像表示部5003の中から入れ替える画像をタッチするように促すメッセージが表示される。
利用者が所定枚数の写真を選択した上で、決定ボタン5004をタッチすると、その利用者の写真選択は終了する。このとき、選択終了した利用者の案内メッセージ5001と、写真選択部5002、決定ボタン5003等の表示部分に、3人目の利用者の案内メッセージ5001と、写真選択部5002、決定ボタン5003等を表示することもできる。こうすることにより、3人目以降の利用者を不必要に待たせることなく、全員の写真選択を効率的に行うことができる。
利用者全員の写真サイズ選択が終了すると(S4804)、CPU1701は、通信回線0114を経由して、サーバシステム0103に、印刷対象となる画像の識別符号と写真サイズを送付して、印刷を行うように依頼する(S4805)。また、モニタ1703に、図示しないが、印刷受付画面を表示し、利用者に印刷受け付け中である旨のメッセージ等を表示する(S4806)。利用者が印刷受付画面上の「OK」ボタンをタッチすると、プリント指示処理を終了する。これを受けて、サーバシステム0103は、高精細の合成画像データを生成して、これをプリンタシステム0105によって、高品質の用紙に印刷出力させる。
なお、利用者が撮影・レタッチした写真(合成画像)を気に入り、追加印刷したいと考える可能性がある。このような希望にこたえるため、追加印刷を可能にすることもできる。追加印刷は、サテライトにおける処理(図33)において、プリント指示処理を選択したときに、再度プリント指示処理(S3319)が行われるようにしても良い。また、追加印刷の対象写真は、通常の印刷に比べて少ないと思われるので、図51、図52のように、利用者を指定せずに、すべての利用者がレタッチした写真の中から、追加印刷するものを選択するようにしても良い。すなわち、この場合には、図48、図49の写真サイズ選択画面、写真選択画面として、それぞれ、図51、図52のような画面が表示されることになる。この場合の処理は前述したものと同じであるので、説明を省略する。
利用者は、最後に会計処理(図33のS3322、S3323)を行うことになる。サテライトメニュー選択画面で「会計」ボタンがタッチされると、CPU1701は通信回線0114を経由して、プリンタシステム0104に、このサテライトから依頼した印刷が完了したかどうかを問い合わせる(S3322)。印刷が完了していた場合には、既に説明したように、モニタ1703に、サテライトでの処理は全て終了したので、カウンタで会計処理を行うように促すメッセージを表示する(S3320)。印刷が完了していない場合は、モニタ1703に印刷状況画面を表示する。
図53は印刷状況画面の表示例である。印刷状況画面では、サテライトの利用者が印刷要求したすべての写真について、印刷中であるか、印刷が終了したかどうかが表示される。印刷枚数が多いために情報が1画面に収まらない場合には、スクロールボタン等を利用することで、全ての写真について印刷状況を確認することができる。
なお、図53の表示例では、文字情報しか表示していないが、例えば写真のサムネイル等も表示すると、どの写真の印刷が終了したのか、利用者が直感的に知ることができて便利である。
会計処理を終了した利用者は、写真の受け取り、代金の支払いを行うため、プレイヤカードを持って、カウンタに行くことになる。
カウンタにおける処理全般については、既に図27を使用して説明したが、利用者からプレイヤカードを受け取り、これをICカードR/W0806に挿入することにより、そのプレイヤカードを持っている利用者に対する処理が可能になる。以下、写真引渡処理(図27のS2713)、追加印刷処理(S2714)、会計処理(S2715)について、順次説明する。
図54は、写真引渡処理の概要を示すフローチャートである。従業員がカウンタメニュー画面で「写真引渡」を選択すると、CPU0801はモニタ0803に、写真引渡画面を表示する(S5401)。
写真引渡画面の表示例を、図55に示す。写真引渡画面には、利用者が使用していたサテライトの番号、利用者が印刷した写真の枚数が表示され、各写真ごとに、印刷画像ID、印刷サイズ、印刷状態などの情報が表示される。印刷枚数が多いために情報が1画面に収まらない場合には、スクロールボタン等を利用することで、全ての写真について印刷状況を確認することができる。
印刷画像IDは、当日、自動写真館において印刷された写真を一意に識別するためのIDである。このようなIDは、例えば、サーバシステム0103の磁気ディスク0708に印刷画像IDカウンタ情報を保持し、当日サーバシステム0103を立ち上げたときに0を設定し、サテライトシステム0110から印刷対象とする画像IDが送付されてくる毎に、印刷画像IDカウンタ情報を1ずつアップすることにより実現することができる。また、当日内の通番に、当日の年月日等を組み合わせて、印刷画像IDとしても良い。このようにした上で、各印刷画像ID毎の情報(印刷指示されたサテライト番号、印刷年月日、サイズ、画像情報等)を一定期間保存することにより、後日、利用者から写真について問合せがあったときに、印刷画像IDをキー項目として情報を検索し、利用者に対応することができるようになる。
なお、画像IDは、印刷画像IDとは異なり、当日、自動写真館において静止画撮影された画像(写真)を一意に識別するためのIDであり、利用者ID、サテライト番号、スタジオ番号、スタジオでの撮影の通番を組み合わせることなどで作成し、管理される。
写真引渡画面には印刷状態として、「未印刷」、「印刷中」、「印刷済」の3つの状態が表示され得る。「未印刷」は、サテライトにおいて印刷指示がされたものの、未だ印刷を開始していない状態、「印刷中」は、印刷を開始しており、印刷が完了していない状態、「印刷済」は、印刷が完了した状態を示す。
写真引渡画面で、印刷状態として「未印刷」または「印刷中」が表示された場合には、利用者がサテライトにおいて会計処理を行っていないので、利用者にサテライトに引き返して、印刷が終了するまで待つように指示しても良い。あるいは、そのままカウンタで印刷が終了するまで待たせても良い。利用者をカウンタで待たせる場合には、サテライトでは会計処理が行われないままになるため、サテライトシステム0110において、会計処理実施を契機として、利用者情報(例えば、利用者がサテライトにおいて行った処理の履歴等)を初期化するなどの処理を行ってはならず、このような処理は、新たな利用者がサテライトにやってきた時点で行うようにしなければならない。
全ての写真が印刷されたときに、従業員はまとめて利用者に渡し、引き続き、追加印刷又は会計処理を行う。
図56は、追加印刷処理の概要を示すフローチャートである。従業員がカウンタメニュー画面で「追加印刷」を選択すると、CPU0801はモニタ0803に、印刷画像ID入力画面を表示する(S5601)。追加印刷処理は、利用者が印刷済み写真を気に入り、追加印刷を希望したときに行う処理である。印刷画像IDを印刷済み写真の余白などに印刷しておけば、追加印刷すべき写真を簡単に指定することができる。
従業員が、追加印刷対象の写真の印刷画像IDを入力し、確認ボタンをタッチすると(S5602、S5603)、CPU0801はプリンタシステム0105に、指定された印刷画像IDを付与された写真が存在するかどうか問い合わせる(S5604)。存在しない場合には、エラー画面を表示し(S5605)、確認ボタンがタッチされると(S5606)、再度、印刷画像ID入力画面を表示する(S5601)。
指定された印刷画像IDの写真が存在する場合には、印刷サイズ指定画面を表示して、印刷サイズの選択を受け(S5607)、印刷枚数指定画面を表示して、印刷枚数の入力を受け(S5608)、プリンタシステム0105に、印刷すべき印刷画像ID、印刷サイズ、印刷枚数を送信し、プリンタシステム0105から印刷終了が伝えられると、印刷終了画面を表示して(S5609)、印刷が終わったことを示す。従業員が確認ボタンをタッチすると、追加印刷処理は終了する。
従業員は、カウンタで待っている利用者に追加印刷した写真を引き渡し、引き続き、再度の追加印刷又は会計処理を行う。
以上、説明した追加印刷処理は、プリンタシステム0105においても実施することができる。例えば、カウンタが来客処理で忙しい場合などに、プリンタシステム0105を使用して追加印刷処理を行うことにより、利用者を不必要に待たせることなく、処理を行うことができる。
図57は、プリンタシステム0105における追加印刷処理の概要を示すフローチャートである。処理の内容は、ここまで説明したことの繰り返しになるので、省略する。
図58は、カウンタでの会計処理の概要を示すフローチャートである。従業員がカウンタメニュー画面で「会計」を選択すると、CPU0801はモニタ0803に、会計確認画面を表示する(S5801)。
会計確認画面の表示例を、図59に示す。会計確認画面には、利用者が使用していたサテライトの番号、利用者が印刷した写真の枚数、利用者の人数が表示され、印刷した写真を1枚あたりの料金の区分(例えば印刷サイズ)ごとに枚数表示する。
従業員は、会計確認画面を見て、利用料金を計算することができる。なお、写真サイズごとの料金や、利用者1人あたりの料金、利用時間による割増料金等、料金計算を行うために必要な情報全てを、予めサーバシステム0103またはカウンタシステム0104に設定しておき、会計確認画面上に料金を計算して表示しても良い。
従業員が会計完了ボタンをタッチすると(S5802)、CPU0801はプレイヤカードに記録されていたカード種別以外の情報を初期値クリアし(S5803)、会計処理は終了する。また、キャンセルボタンをタッチすると(S5802)、CPU0801は、会計処理を終了する。
会計処理が終了すると、従業員は、カウンタで待っていた利用者から利用料金を受け取り、利用者は自動写真館から退館する。
以上が、本実施形態の自動写真館の基本的な動作である。以下、本実施形態における各処理のバリエーションについて、いくつか補足説明する。
まず、カウンタシステム0104において、図27のフローチャート等により、来客処理(S2712)、写真引渡処理(S2713)、追加印刷処理(S2714)、会計処理(S2715)の4つの処理を行うことができると説明した。
基本的な処理としては、以上4つの処理で十分であるが、例えば、利用者が指定したサテライトについて不満を示したり、来客処理終了後、利用者の一部が急に帰ったために利用者人数が減少したり、利用者がプレイヤカードを紛失したりと、さまざまな状況が発生する。また、カウンタシステム0104をメンテナンスする必要もある。そこで、基本的な4つの処理に加えて、「その他」の処理を実行できるようにしておくと便利である。
具体的には、図27のフローチャートにおいて、従業員が写真館画面から「その他」を選択した場合(S2711)、その他処理が実行されるようにすれば良い。その他処理においては、その他処理選択画面を表示して、さらに実行すべき処理が選択できるようにする。図60にその他処理選択画面の表示例を示す。
従業員が、「席移動」を選択すると、これまで選択していたサテライトが「空き」状態になり、新たにサテライトを選択することができる。この場合、利用者がサテライトでスタジオ予約等の処理を既に実施していた場合には、サテライト間で必要な情報を送受信する必要がある。
従業員が、「客人数変更」を選択すると、プレイヤカードに記録されていた利用者人数が更新される。この場合、例えば、利用者がもともとは2人であり、2人掛けのサテライトが選択されており、変更後の人数が4人になる場合には、利用者を4人掛けのサテライトに席移動させる必要がある。従ってこのような場合には、プレイヤカードの利用者人数を更新した後、席移動が実行されるようにすべきである。
従業員が、「プレイヤカード再発行」を選択すると、新たなプレイヤカードに利用者情報が書き込まれる。書き込むべき利用者情報は、利用者が使用していたサテライトから得ることができる。
従業員が、「メンテナンス」を選択すると、カウンタシステム0104のバージョンアップなどのシステムメンテナンス作業が可能になる。
バリエーションの2つ目として、カウンタシステム0104での各処理が終了した時に表示する画面を変更することが考えられる。具体的には、図27のフローチャートにおいて、来客処理(S2712)、写真引渡処理(S2713)、追加印刷処理(S2714)、会計処理(S2715)が終了した場合、オペレータカード挿入用画面を表示するようになっている。
大規模な店舗で、複数のカウンタシステムを来客処理、写真引渡処理、追加印刷処理、会計処理等に分けて使用する場合はこれでも良いが、全ての処理を1つのカウンタシステムで行うような場合には、例えば写真引渡処理終了後、プレイヤカードを一旦引き抜き、オペレータカードを挿入して、会計処理を選択して、再度プレイヤカードを挿入しなければならず、無駄である。従って、カウンタシステムが1つだけの店舗においては、写真引渡処理、追加印刷処理が終了した後は、プレイヤカードを引き抜くことなく、写真館画面が表示され、そこでメニューを選択したときにプレイヤカードが挿入済みであれば、プレイヤカードを挿入要求することなく、選択された各処理を実行するようにすれば良い。
バリエーションの3つ目として、サテライトシステム0110において、モニタ1703に、利用者が行うべき処理を順番に表示すると、初めて使用する利用者もとまどうことなく各処理を行うことができる。
例えば、図61に示すように、利用者が行う各処理の流れを、モニタ1703の端部に常に表示しておくことができる。例えば利用者がサテライトに着いたときには、「予約」の文字を赤く表示し、これからスタジオ予約を行わなければならないことを、利用者に示すのである。
このようにする場合には、サテライトシステム0110での処理の流れも、表示の順になるようにすべきである。具体的には、図33においてサテライトメニュー画面を表示する(S3314)タイミングにおいて、サテライトメニュー画面は表示せず、利用者が行うべき処理(スタジオ予約、レタッチ処理、プリント指示処理、会計処理)を行うようにすれば良い。さらに、レタッチ処理、プリント指示処理が終了したタイミングでは終了画面を表示する(S3320)のでなく、それぞれ、プリント指示処理、会計処理を行うようにすれば良い。
このようにすると、利用者の自由度は低くなるが、処理の手順は分かりやすくなる。
印刷終了した後で、再度、スタジオ予約から繰り返すことを可能にすることもできる。この場合には、モニタ1703の端部に図62に示すような処理の流れを常に表示すればよい。また、プリント指示処理が終了したタイミングで、利用者に、再度のスタジオ予約を行うか、会計処理を行うか選択させれば良い。
続いて、本発明の他の実施形態を、図面を用いて説明する。図4は、本発明の他の一実施形態に係る自動写真館の館内構造を示す配置図である。
本実施形態が前述してきた実施形態と異なっているのは、本実施形態では入口0112と出口0113が分かれていることと、パウダールーム0115、衣装棚0116を備えていることである。利用者は、スタジオが空くまでの時間、衣装棚0116から気に入った服や小物を選び、パウダールーム0115で、着替えや化粧を行うことができる。
先の実施形態においては、服や小物がスタジオ0107の中に置かれているため、例えば、入館時にクレジットカードの提示を求めて利用者の信用調査を行う等により、盗難をある程度防止することができるが、本実施形態においては、服や小物が館内にむき出しに置かれるため、利用者を装って外部からこっそり入ったものに盗まれる可能性が増加する。このため、本実施形態においては、館内に置かれた物品のうち盗難の恐れがあるものには小型の無線タグを取り付け、入口0112と出口0113において、盗難防止の確認を行う。
図5は、入口0112を斜め上方から見た図である。入り口周辺壁0501には、無線タグ電波受信機0503が内蔵され、館内から無線タグ付きの物品が持ち出されそうになった場合には、ブザー等により従業員に警告する。
入口0112の幅が広い場合には、適当な間隔で入り口柱0502を設け、ここにも無線タグ電波受信機0503を内蔵させる。入口専用であるので、ここから出ようとすると周りに目立つことに加え、上記のような無線タグ電波受信機0503による防犯対策を行うことで、入口0112を使用しての盗難が困難になる。
図23は、出口0113を斜め上方から見た図である。出口0113の出口通路2302には、可動式の出口扉2301が設置されており、壁には無線タグ電波受信機2304が内蔵されている。館内から無線タグ付きの物品が持ち出されそうになった場合には、ブザー等により従業員に警告する。
さらに、出口扉2301は、出口ICカードR/W2303にプレイヤカードを挿入しなければが開かないようになっているので、利用者以外のものがこっそり進入して、カウンタを通らずに店を出たり、利用者が料金を支払わずに店を出ることを防止できる。なお、本実施形態においては、プレイヤカードはカウンタでは回収されず、出口ICカードR/W2303から内部に送り込まれることにより回収される。また、入館したものの利用することをやめた利用者については、カウンタにおいて退出のためのプレイヤカードを貸与すればよい。
なお、無線タグによる対策に変え、入口と出口で利用者の写真を自動的に撮影し、服装の相違を自動判定するなどの方法も考えられる。
利用者の信用確認をさらに強化する方法としては、自動写真館を会員制のサービスとし、利用者が初めて来館(入館)した時に入会処理を行い、その際に会員カードを発行するようにしても良い。入会時に身分証明書の提示を求める、あるいは、支払方法をクレジットカードに限定する等の方法を採用することにより、利用者に信用を確認することができる。
さらに、会員カードを、鉄道などで使用されているように、現金の代わりにいわゆる電子財布として使用可能なICカード化し、料金支払方法を、会員カードによる決済に限定することも可能である。このようにすれば、入館時に会員カードの残金を確認する、一定料金を前払いさせる等により、利用料金の未払いを防止することができる。
会員カードを使用して、会員の利用履歴を把握することで、一定料金以上利用した会員に対して、料金割引、無料での追加印刷サービス提供などを行う、あるいは利用者が退出する前にアンケートを行い、アンケート協力者には次回の料金を割引する、というように利用者に対するサービスを充実させ、リピート客の増加を図ることもできる。
なお、利用者が複数人のグループの場合、その内の1人が会員であれば利用できるようにしても良い。この場合には、会員1名が代表して料金を支払うか、グループの中の複数人の会員が割缶で支払うようにすることもできる。
写真撮影に加えて、飲食物の提供サービスを行っても良い。また、貸衣装のそれぞれに料金を設定することも可能である。以上のようなサービスを提供する場合、飲食物の食器や貸衣装に微小な無線タグを取り付けておき、無線タグに記録されたIDあるいは料金を、サテライトやスタジオにおいて自動的に読み取ることにより、従業員の手間を掛けずに利用料金に加算することができる。利用者には領収書で、飲食、貸衣装の内訳を提示するようにすれば良い。
貸衣装や小物に無線タグを取り付けた場合には、料金精算だけでなく、無線タグに記録されたID等をスタジオにおいて自動的に読み取ることにより、その衣装や小物に合った最適な撮影条件(照明等)で撮影することも可能になる。
さらに、貸衣装をクロマキー合成が容易な色にしておき、衣装の色や柄はレタッチ時点で合成するようにしても良い。このようにすることで、衣装の数を最小限にすることができる。
この他のサービスとして、利用者の手荷物等の一時的預かり、撮影用の衣装の常時預かりサービスなども考えられる。
レタッチ処理においても、先の実施形態と異なる方式が可能である。例えば、複数のサテライト間で画像を交換する、異なるサテライトでレタッチ中のコンテンツ呼び出し可能にする、同時に同じ画像を複数サテライトでレタッチする、1サテライトのレタッチを全てのサテライトに反映する、他のサテライトの利用者の写真やレタッチ内容の一覧を表示・確認できるようにする、などサテライト横断的な処理を可能にすることも考えられる。このようにすることで、多人数のグループが複数のサテライトに分かれた場合でも、グループとして撮影やレタッチを楽しむことが可能になる。ただし、同じ画像を複数のサテライトでレタッチ可能にする場合には、処理が重複しないように排他制御を行う必要がある。
同じグループに限らず、サテライトシステム0106を使用して他の利用者グループと、チャットできるようにすることも可能である。このようにすることで、撮影待ちの時間を退屈せずに過ごすことができる。
また、撮影した画像を保存しておき、次回来館したときに、再度印刷できるようにしても良い。会員制として、さらにこのようにすることにより、会員の写真を長期間にわたって保存し、適当なタイミングで纏めて印刷して楽しむようなことも可能になる。
次に、本実施形態についての印刷処理における特徴を説明する。図63は、本実施形態において使用するICカード(印刷カード)のデータ構造を示す図である。図において、カード種別(D6201)は、このICカードが印刷カードであることを示す識別コードである。印刷可能枚数(D6202)には、印刷を許容する枚数が設定されている。
印刷画像の品質を所定水準に保持するためには、印刷用紙としてはプリンタやインク等の適性に合わせたものを使用することが望ましい。しかしながら、自動写真館の店舗責任者等が適性の劣る安価な用紙を使用してランニングコストを低下させようとする可能性がある。このようなことが行われると、長期的には利用者が印刷品質についての不満を持ち、そのことがきっかけとなって、自動写真館の収支を悪化させるようなことも起こりうる。
このような事態が発生することを防止するために、適正な用紙一定量と、用紙の枚数を記録した印刷カードをセットとして自動写真館に供給すればよい。すなわち、このときに供給される印刷カードには、印刷可能枚数(D6202)として、同時にセットで供給した用紙の枚数が設定されている。自動写真館の従業員が、印刷カードをプリンタシステム0105のICカードR/W0906に挿入すると、CPU0901は、印刷カードに設定された印刷可能枚数(D6202)を読込み、これをサーバシステム0103に送信する。サーバシステム0103のCPU0701は送信された印刷可能枚数を、磁気ディスク0708の印刷可能枚数カウンタに加算する。なお、磁気ディスク0708の印刷可能枚数カウンタには、サーバシステム0103を初期設定する時点で0が設定されている。
このようにすることで、磁気ディスク0708の印刷可能枚数カウンタには、常に供給された用紙の合計枚数が設定される。プリンタシステム0105は、印刷を行うたびに、サーバシステム0103に印刷可能枚数カウンタの値を問合せ、値が0以下の場合にはプリント指示処理を中止して、その旨をプリント用モニタ0903に表示する。値が1以上の場合には、印刷が正常終了した時点で、サーバシステム0103に印刷可能枚数カウンタの値を減算するように要求する。
以上の仕組みにより、適正に供給された用紙が使用されるようにすることができる。なお、印刷可能枚数は、例えばLサイズに換算してカウントし、2Lサイズの用紙を使用して印刷した場合には2枚印刷したものとして、印刷可能枚数カウンタからの減算を行うことにより、用紙サイズごとにカウンタを設けることなく、より単純な仕組みで用紙枚数の管理を行うことができる。
なお、上述してきた説明では、プレイヤカードやオペレータカードに、ICカードを用いるとしているが、ICカードに代替して磁気カードを用いるようにしてもよい。あるいは、ICカードや磁気カードなどのカード状情報記憶媒体に限らず、他のリムーバブルな情報記憶媒体(スティック状のICメモリや、ICタグを貼着ないし埋設した物体等)を用いるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る自動写真館の館内構造を示す配置図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の概略のシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館における、利用者による写真館利用の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る自動写真館の館内構造を示す配置図である。 本発明の他の実施形態に係る自動写真館の出入り口を斜め上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のカウンタを斜め上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のサーバシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のカウンタシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のプリンタシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のシステム管理ファイルのデータ構造を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のプレイヤカード登録ファイルのデータ構造を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のオペレータカード登録ファイルのデータ構造を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のサテライト使用状況ファイルのデータ構造を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオ予約状況ファイルのデータ構造を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の印刷状況ファイルのデータ構造を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のサテライトを斜め上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のサテライトシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオを斜め上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオを上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオのスタジオ部を上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオのスタジオ部を横から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオシステムのブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る自動写真館の出口を斜め上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のオペレータカード作成の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のオペレータカードのデータ構造を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のカウンタ処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の来客(入館)処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のプレイヤカードのデータ構造を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のサテライト処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオ予約処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオ案内画面表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオ処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のプリント指示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の写真引渡処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の追加印刷処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の他の追加印刷処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の会計処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る自動写真館の印刷カードのデータ構造を示す説明図である。
符号の説明
0101 自動写真館
0102 カウンタ
0103 サーバシステム
0104 カウンタシステム
0105 プリンタシステム
0106 サテライト
0107 スタジオ
0108 厨房
0109 出入り口
0110 サテライトシステム
0111 スタジオシステム
0112 入り口
0113 出口
0114 通信回線
0115 パウダールーム
0116 衣装棚
0501 入り口周辺壁
0502 入り口柱
0503 無線タグ電波受信機
0700 (サーバシステムの)PC本体
0701 (サーバシステムの)CPU
0702 (サーバシステムの)メモリ
0703 (サーバシステムの)モニタ
0704 (サーバシステムの)タッチペン
0705 (サーバシステムの)画像出力部
0706 (サーバシステムの)ICカードR/W
0707 (サーバシステムの)通信インタフェース
0708 (サーバシステムの)磁気ディスク
0800 (カウンタシステムの)PC本体
0801 (カウンタシステムの)CPU
0802 (カウンタシステムの)メモリ
0803 (カウンタシステムの)モニタ
0804 (カウンタシステムの)タッチペン
0805 (カウンタシステムの)画像出力部
0806 (カウンタシステムの)ICカードR/W
0807 (カウンタシステムの)通信インタフェース
0808 (カウンタシステムの)磁気ディスク
0900 (プリンタシステムの)PC本体
0901 (プリンタシステムの)CPU
0902 (プリンタシステムの)メモリ
0903 (プリンタシステムの)モニタ
0904 (プリンタシステムの)タッチペン
0905 (プリンタシステムの)画像出力部
0906 (プリンタシステムの)ICカードR/W
0907 (プリンタシステムの)通信インタフェース
0909 (プリンタシステムの)プリンタ制御部
0910 (プリンタシステムの)プリンタ
1601 テーブル
1602 テーブルの上面
1603 テーブルの支柱
1700 (サテライトシステムの)PC本体
1701 (サテライトシステムの)CPU
1702 (サテライトシステムの)メモリ
1703 (サテライトシステムの)モニタ
1704 (サテライトシステムの)タッチペン
1705 (サテライトシステムの)画像出力部
1706 (サテライトシステムの)ICカードR/W
1707 (サテライトシステムの)通信インタフェース
1708 (サテライトシステムの)磁気ディスク
1801 ドア
1802 着替場所
1803 スタジオ部
1804 手引きカーテン
1805 ソファー置き場
1806 小物棚
1807 椅子等置き場
1808 インターホン
1809 ホリゾントカーテン
2200 (スタジオシステムの)PC本体
2201 (スタジオシステムの)CPU
2202 (スタジオシステムの)メモリ
2203 (スタジオシステムの)モニタ
2205 (スタジオシステムの)画像出力部
2206 (スタジオシステムの)ICカードR/W
2207 (スタジオシステムの)通信インタフェース
2208 (スタジオシステムの)磁気ディスク
2220 (スタジオシステムの)カメラ
2221 (スタジオシステムの)カメラ駆動装置
2222 (スタジオシステムの)画像入力部
2223 (スタジオシステムの)スピーカ
2224 (スタジオシステムの)音声出力部
2225 (スタジオシステムの)パターンメモリ
2226 (スタジオシステムの)照明装置
2227 (スタジオシステムの)面光源
2228 (スタジオシステムの)ストロボ
2228a (スタジオシステムの)被写体用天井ストロボ
2228b (スタジオシステムの)クロマキー用天井ストロボ
2229 (スタジオシステムの)照明制御部
2230 (スタジオシステムの)背景機構
2231 (スタジオシステムの)背景機構制御部
2232 (スタジオシステムの)タイマ
2233 (スタジオシステムの)センサ
2234 (スタジオシステムの)撮影中ランプ
2235 (スタジオシステムの)撮影中ランプ制御部
2236 (スタジオシステムの)立ち位置指示ランプ制御部
2237 (スタジオシステムの)立ち位置指示ランプ
2238 (スタジオシステムの)視線指示ランプ制御部
2239 (スタジオシステムの)視線指示ランプ
2240 (スタジオシステムの)照射ランプ制御部
2241 (スタジオシステムの)ICカードR/W照射ランプ
2242 (スタジオシステムの)カーテン操作スイッチ
2243 (スタジオシステムの)リモコン受け制御部
2244 (スタジオシステムの)リモコン受け
2245 (スタジオシステムの)リモコンスイッチ
2246 (スタジオシステムの)カメラ制御部
2301 出口扉
2302 出口通路
2303 出口ICカードR/W
2304 無線タグ電波受信機

Claims (12)

  1. 利用者による操作を受け付ける機能および利用者に対し各種表示を行う機能をもつ複数のサテライトと、利用者である被写体を撮影するための複数のスタジオと、前記スタジオで撮影した被写体画像を元にした画像をプリントするプリンタシステムとを、備えた自動写真館であって、
    入館時に利用者に対して配布され退館時に利用者から回収される情報記憶媒体に、利用者に対して前記自動写真館内の特定の前記サテライトや特定の前記スタジオの使用を許可する情報を書き込み可能として、
    前記自動写真館内の前記サテライトや前記スタジオの稼動状況(使用状況)を監視しているコンピュータシステムは、前記情報記憶媒体を所持する利用者がその時点における、特定の前記サテライトまたは特定の前記スタジオを使用できる適合者であるか否かを判定し、適合者である場合には、特定の前記サテライトまたは特定の前記スタジオの使用を、前記情報記憶媒体を所持する利用者に許可することを特徴とする自動写真館。
  2. 請求項1に記載の自動写真館において、
    対人による応接を行うカウンタが設けられ、
    前記カウンタにおいて入館時に利用者に対して配布される前記情報記憶媒体には、利用者の入館時に前記自動写真館の運営側において、利用者に対して特定の前記サテライトの使用を許可する情報を書き込むと共に、特定の前記サテライトにおける利用者の操作に基づいて、利用者に対して特定の前記スタジオの使用を許可する情報を書き込むことを特徴とする自動写真館。
  3. 請求項1に記載の自動写真館において、
    前記自動写真館の運営側のオペレータが管理するコンピュータシステムのモニタ手段には、前記自動写真館内の前記サテライトを表す図形および前記スタジオを表す図形を、前記自動写真館内の実際の配置とほぼ一致する位置関係で表示可能とすると共に、前記サテライトを表す図形には、サテライト番号などのサテライトの属性を表す情報とその稼動状況(使用状況)を表す情報とを合わせて表示し、前記スタジオを表す図形には、スタジオ番号などのスタジオの属性を表す情報とその稼動状況(使用状況)を表す情報とを合わせて表示することを特徴とする自動写真館。
  4. 請求項3に記載の自動写真館において、
    前記スタジオを表す図形には、そのスタジオの予約組数などで示されるスタジオの予約状況を表す情報を合わせて表示することを特徴とする自動写真館。
  5. 請求項1に記載の自動写真館において、
    前記サテライトのコンピュータシステムのモニタ手段には、利用者が行うべき処理の流れを表示可能としたことを特徴とする自動写真館。
  6. 請求項1に記載の自動写真館において、
    前記サテライトのコンピュータシステムのモニタ手段と入力手段とによって、利用者は前記スタジオで行う撮影モードを選択可能とされ、利用者により撮影モードとしてオートモードが選択された場合には、前記サテライトのコンピュータシステムは、そのモニタ手段に複数の出来上がりイメージ写真の見本画像を表示し、利用者により出来上がりイメージ写真の見本画像が選択されると、当該選択された前記出来上がりイメージ写真の撮影を行うのに好適な前記スタジオを判定・選択して、この自動選択したスタジオの使用を許可する情報を前記情報記憶媒体に書き込み、利用者により撮影モードとしてマニュアルモードが選択された場合には、前記サテライトのコンピュータシステムは、そのモニタ手段にスタジオ選択用の画像表示を行い、利用者によりスタジオの選択が行われると、この利用者によって選択されたスタジオの使用を許可する情報を前記情報記憶媒体に書き込むことを特徴とする自動写真館。
  7. 請求項6に記載の自動写真館において、
    利用者が撮影モードとして前記オートモードを選択した場合において、当該利用者が前記自動選択された前記スタジオでの撮影を行うに際しては、当該スタジオのコンピュータシステムは、利用者により選択された前記出来上がりイメージ写真の撮影条件と合致する撮影条件を自動的に設定することを特徴とする自動写真館。
  8. 請求項7に記載の自動写真館において、
    利用者が撮影モードとして前記オートモードを選択した場合において、当該利用者が前記自動選択された前記スタジオでの撮影を行うに際しては、当該スタジオのコンピュータシステムは、利用者に対して立ち位置を指示することを特徴とする自動写真館。
  9. 請求項7に記載の自動写真館において、
    利用者が撮影モードとして前記オートモードを選択した場合において、当該利用者が前記自動選択された前記スタジオでの撮影を行うに際しては、当該スタジオのコンピュータシステムは、利用者に対して目線の方向を指示することを特徴とする自動写真館。
  10. 請求項7に記載の自動写真館において、
    利用者が撮影モードとして前記オートモードを選択し、かつ、前記出来上がりイメージ写真として複数を選択した場合において、当該利用者が前記自動選択された前記スタジオでの撮影を行うに際しては、当該スタジオのコンピュータシステムは、撮影準備期間を短縮化するため、撮影条件が似通った順に撮影を行うように制御することを特徴とする自動写真館。
  11. 請求項1に記載の自動写真館において、
    前記サテライトのコンピュータシステムのモニタ手段と入力手段とによって、利用者は前記スタジオで撮影された被写体画像に対して編集操作することを可能とされ、前記サテライトのコンピュータシステムは、対面2人掛け、横並び2人掛け、対面4人掛けなどの自身のサテライトの属性と、当該サテライトの利用者の人数とに応じて、前記モニタ手段に表示する編集操作用画像の表示形態を可変することを特徴とする自動写真館。
  12. 利用者が操作する操作手段および画像を表示する表示手段を有する複数のサテライトと、
    利用者である被写体を撮影する撮影装置を有する複数のスタジオと、
    前記撮影装置で撮影した被写体画像に基づく画像データを出力する出力システムと、
    メインコンピュータシステムとが、
    ネットワークを介して情報通信可能に構成された自動写真館であって、
    前記メインコンピュータシステムは、
    利用者に貸与する情報記憶媒体の識別情報と、当該情報記憶媒体に記憶された利用者が利用可能なサテライトを識別するためのサテライト識別情報とを、対応付けて記憶する手段と、
    利用者に前記サテライトで提示するための複数のイメージ写真の見本画像を記憶する手段と、
    前記スタジオの利用状況を管理する管理手段とを、
    有し、
    前記サテライトは、
    前記情報記憶媒体に記憶された前記情報記憶媒体の識別情報および前記サテライト識別情報を読み取る第1の読み書き手段と、
    前記第1の読み書き手段によって読み取った前記情報記憶媒体の識別情報および前記サテライト識別情報から、自己のサテライトの適正な利用者であるかを判定する手段と、
    前記メインコンピュータシステムから入手した前記複数のイメージ写真の見本画像を、前記表示手段に表示させる手段と、
    利用者が操作する前記操作手段からの操作信号に基づく利用者による前記見本画像の選択情報に応じて、利用者が利用するスタジオを決定するスタジオ決定手段と、
    前記決定したスタジオを識別するためのスタジオ識別情報を、前記第1の読み書き手段によって前記情報記憶媒体に記憶させる手段と、
    前記メインコンピュータシステムから送信される前記スタジオの利用状況に応じて、前記表示手段にスタジオの利用が可能となった旨を表示させる手段とを、
    有し、
    前記スタジオは、
    前記情報記憶媒体に記憶された前記情報記憶媒体の識別情報および前記サテライト識別情報および前記スタジオ識別情報を読み取る第2の読み書き手段と、
    前記第2の読み書き手段によって読み取った前記情報記憶媒体の識別情報および前記サテライト識別情報および前記スタジオ識別情報から、自己のスタジオの適正な利用者であるかを判定する手段と、
    前記第2の読み書き手段によって読み取った前記情報記憶媒体の識別情報および前記サテライト識別情報に基づき、前記スタジオから、利用者が選択した前記見本画像の情報並びにそれに応じた撮影条件の情報を取得する手段と、
    前記取得した撮影条件の情報に基づき、前記撮影装置による撮影条件を設定する手段と、
    前記撮影装置により撮影した被写体の撮影画像データを、前記情報記憶媒体の識別情報および前記サテライト識別情報および前記スタジオ識別情報と対応付けて、前記メインコンピュータシステム並びに前記サテライトに送信する手段とを、
    有し、
    前記メインコンピュータシステムは、
    前記サテライトの表示手段に表示された前記撮影画像データに対し、利用者が前記操作手段を操作して編集した編集データを受信し、
    前記撮影画像データおよび前記編集データに基づいて出力用画像データを生成して、前記出力システムに送信することを特徴とする自動写真館。
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