JP6113672B2 - 画像形成装置及び災害時支援システム - Google Patents

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本発明は、災害が発生したことを検出した場合に災害時に役立つ有用情報を提供する画像形成装置及び災害時支援システムに関する。
地震などの災害時においては、情報を適切に収集して行動することが重要である。そのため、災害が発生したことを検出すると、災害時に役立つ有用情報を出力する機能を備えた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。特許文献1では、災害発生を検出すると、予め設定された特定通信相手から災害情報や避難場所を受信して表示及び印刷する技術が提案されている。また、特許文献2では、画像形成装置1が緊急地震速報を受信すると、出退勤サーバーから名簿データを取得して印刷する技術が提案されている。
特開2009-154313号公報 特開2012-111053号公報
しかしながら、従来の技術では、災害時有用情報を不正アクセスから保護する対策がなされていなかった。そのため、従来の技術では、外部団体などが利用する専用線に接続して、そこから災害時有用情報を取得する際にセキュリティ上の問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、複数の拠点間を接続する第1専用線を介して通信される前記拠点間の情報の中から所定の災害時有用情報を提供する前記拠点である提供拠点と第2専用線を介して接続された外部側接続手段と、内部装置に接続された内部側接続手段と、通常時に、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段との接続を切り離し、災害が発生したことを示す災害発生信号が入力された場合に限って、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とを接続する接続制御手段とを有する災害時専用基板を備えたことを特徴とする。
また、前記災害発生信号が前記提供拠点から前記外部側接続手段に入力された場合に、前記接続制御手段は、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とを接続してもよい。
また、前記災害発生信号が前記内部装置から前記内部側接続手段に入力された場合に、前記接続制御手段は、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とを接続してもよい。
また、災害の発生を検出する災害検出手段を備え、前記災害検出手段により前記災害の発生が検出された場合に、前記内部側接続手段に前記災害発生信号が入力されてもよい。
また、インターネットを介して、前記災害発生情報を受信する通信手段を備え、前記通信手段が前記災害発生情報を受信した場合に、前記内部側接続手段に前記災害発生信号が入力されてもよい。
また、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とが接続された場合に、前記提供拠点から前記所定の災害時有用情報を取得する制御手段を備えてもよい。
また、前記制御手段によって取得された前記所定の災害時有用情報を記憶する記憶手段を備えてもよい。
本発明の災害時支援システムは、画像形成装置と、該画像形成装置に所定の災害時有用情報を提供する拠点とを備えた災害時支援システムであって、前記画像形成装置は、複数の拠点間を接続する第1専用線を介して通信される前記拠点間の情報の中から所定の災害時有用情報を提供する前記拠点である提供拠点と第2専用線を介して接続された外部側接続手段と、内部装置に接続された内部側接続手段と、通常時に、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段との接続を切り離し、災害が発生したことを示す災害発生信号が入力された場合に限って、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とを接続する接続制御手段とを有する災害時専用基板を備え、前記提供拠点は、前記外部側接続手段に前記第2専用線を介して接続され、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とが接続された場合に、前記第1専用線を介して通信する情報の中から前記所定の災害時有用情報を前記画像形成装置に提供することを特徴とする。
本発明によれば、専用線を用いて通信される情報から災害時有用情報を災害時に限って提供することでセキュリティを高めることができる技術を提供できる。
本発明に係る実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す災害時専用基板の構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置と拠点との接続関係を示した概要図である。 図1に示す画像形成装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す操作部に表示されるメッセージ例である。 図1に示す操作部に表示されるメッセージ例である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本発明の実施の形態の画像形成装置1は、複写機能、スキャナー機能、ネットワーク通信機能等を有するMFP(Multi Function Peripherals)であり、図1を参照すると、操作部11と、通信部12と、原稿読取部13と、記憶部14と、画像処理部15と、印刷部16と、制御部17と、災害検出部18と、災害時専用基板19とを備えている。
操作部11は、液晶表示パネルの表面に透明の感圧センサーが設けられたタッチパネルなどの表示手段と、印刷枚数等の数値を入力するためのテンキー、設定情報を初期化させる指示を入力するためのリセットキー、複写動作を停止させたり、入力された数値を消去させたりするためのストップキー、割り込みコピーを指示する割り込みキー、印刷動作を開始させる出力指示を入力するためのスタートキー等の各種操作キーなどの操作ボタンとを備えたユーザーインターフェースである。
通信部12は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク3を介して、ウェブサイトやコンピューター端末などと各種データを送受信する機能を有する。
原稿読取部13は、図示しない原稿給紙装置により給紙されてきた原稿や、ユーザーによってプラテンガラスに載置された原稿に対して光を照射し、その反射光等を受光して原稿画像を読み取るスキャナーである。
記憶部14は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部13によって読み取られた画像データや、通信部12によって受信された画像データが蓄積される記憶手段である。
画像処理部15は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段である。画像処理部15では、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理が行われる。
印刷部16は、記憶部14に記憶された画像データを印刷する印刷手段である。印刷部16は、例えば、記憶部14から読み出した画像データに基づき感光体ドラムの表面に潜像を形成し、トナーによってその潜像をトナー像とする画像形成を行い、その感光体ドラムから記録紙にトナー像を転写させ、そのトナー像を記録紙に定着させて排紙する。
災害検出部18は、災害の発生を検出する機能を有する。例えば、災害検出部18は、地震計などを備え、予め設定されたマグニチュード以上の揺れを検出した場合に、災害が発生したことを検出してもよい。
制御部17は、操作部11、通信部12、原稿読取部13、記憶部14、画像処理部15、印刷部16、災害検出部18及び災害時専用基板19に接続され、操作部11から入力された所定の指示情報に応じて画像形成装置1全体の動作制御を実行する。制御部17は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部17は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部11から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。
また、制御部17は、災害時に、災害時専用基板19を介して拠点A及び拠点Bから災害時有用情報を取得する機能を有している。拠点A及び拠点Bは、災害時に専用線4を介して災害時有用情報を提供する団体のシステムであり、それぞれ複数の拠点2を有している。なお、図に示す拠点Aと拠点Bの数は1例であり、1つ以上であればよい。
図2を参照すると、災害時専用基板19は、内部側接続部191と、外部側接続部193と、接続制御部192とを備えている。
内部側接続部191は、バスなどを介して制御部17に接続されている。
外部側接続部193は、専用線4を介して複数の拠点2に接続されている。拠点A及び拠点Bの複数の拠点2間は専用線5を介して接続されている。拠点A及び拠点Bは、例えば、コンビニエンスストアや官公庁などである。コンビニエンスストアでは、本部や支店などの拠点2間で専用線5を介して食品の在庫状況や受発注を行っている。また、専用線専用線5は官公庁間内にも引かれており、官公庁の拠点2間で種々の情報が専用線を介して送受信されている。専用線5を介して通信される情報は、通常公開されない機密性の高い情報であるが、これら複数の拠点2は、人道支援の観点から災害時に限って専用線5内で通信する情報の中から災害時有用情報を画像形成装置1に提供する旨を了承しているものとする。なお、外部側接続部193と拠点2との間は、専用線4とは異なる通信経路が設けられていてもよい。
接続制御部192は、内部側接続部191と外部側接続部193との接続のON/OFFを制御する。通常時において、接続制御部192は、内部側接続部191と外部側接続部193との接続をOFFにする。そのため、通常時では、内部側接続部191と外部側接続部193との接続が切り離されており、操作部11などを介して、ユーザーが拠点2にアクセスできないように構成されている。一方、接続制御部192は、内部側接続部191又は外部側接続部193を介して、災害が発生したことを示す災害発生信号を取得した場合のみ、内部側接続部191と外部側接続部193との接続をONにする。例えば、災害検出部18が災害の発生を検出したり、通信部12が気象庁などから配信される緊急地震速報などを受信したりした場合に、制御部17から災害発生信号が内部側接続部191に出力される。また、拠点2が災害の発生を検出した場合、拠点2から専用線4を介して外部側接続部193に災害発生信号が出力される。接続制御部192は、内部側接続部191と外部側接続部193とを接続すると、制御部17を介して画像形成装置1を通常モードから災害モードに移行させる。画像形成装置1が災害モードになると、災害時専用基板19を介して拠点2にアクセス可能となる。つまり、災害時専用基板19が拠点2にアクセス可能に起動する。
図3は、画像形成装置1と拠点2とにおけるマスター/スレーブの役割分担例を示した図である。図3で「M」はマスターを示し、「S」はスレーブを示す。(a)に示すように、制御部17は、災害発生信号を内部側接続部191に出力して、内部側接続部191と外部側接続部193とが接続されると、各拠点2にアクセスしてもよいか確認し、各拠点2から許可が下りると、各拠点2から災害時有用情報を取得することができる。逆に、(b)に示すように、各拠点2が災害発生を検出して、アクセスを許可する信号を画像形成装置1の外部側接続部193に送信して、内部側接続部191と外部側接続部193とを接続させることにより、災害時有用情報を画像形成装置1に取得させることができる。この場合、拠点2から送信されるアクセス許可信号が災害発生信号になる。また、(c)に示すように、画像形成装置1から拠点2にアクセス可能か確認してから災害時有用情報を取得する場合と、拠点2から画像形成装置1にアクセス許可信号を送信してアクセス可能であることを伝え、災害時有用情報を取得させる場合との両方が行われてもよい。
また、(a)〜(c)では、画像形成装置1と拠点2とが1対多である場合の例を示したが、多対1であってもよい。例えば、(d)に示すように、複数の画像形成装置1が1つの拠点2に対してアクセス可能か確認し、拠点2から許可が下りると、この拠点2から災害時有用情報を取得するようにしてもよいし、(e)に示すように、1つの拠点2が複数の画像形成装置1にアクセス許可信号を送信してアクセス可能であることを伝え、災害時有用情報を取得させてもよい。また、(f)に示すように、拠点2にアクセス可能か確認して災害時有用情報を取得する画像形成装置1と、拠点2からの指示により災害時有用情報を取得する画像形成装置1の両方があってもよい。
また、画像形成装置1と拠点2とは多対多であってもよく、例えば、(g)に示すように、複数の画像形成装置1から同時にアクセス要求があった場合に、各拠点2は各画像形成装置1に順次又は並列に災害時有用情報を送信してもよいし、(h)に示すように、複数の拠点2の全てからアクセス許可信号が送信された場合に、各画像形成装置1の内部側接続部191と外部側接続部193とが接続され、各拠点2から災害時有用情報を取得させるようにしてもよい。なお、複数の画像形成装置1又は複数の拠点2との間にサーバーを設け、サーバーが複数の画像形成装置1又は複数の拠点2から一斉に信号が送信されたか判定してもよい。例えば、信号が送信された場合を「1」、信号が送信されなかった場合を「0」としたときに、サーバーは、複数の画像形成装置1又は複数の拠点2について論理和が「1」になったときに、一斉に信号が送信されたと判定してもよい。また、サーバーは、複数の画像形成装置1からのアクセス要求の論理和が「1」になった場合に、複数の拠点2に一斉にアクセス要求を出すようにしてもよい。これによれば、少なくとも1台の画像形成装置1及び拠点1が動作可能であれば、災害時有用情報をユーザーに提供できる。なお、誤送信などを考慮して、所定台数以上の画像形成装置1又は所定数以上の拠点2から信号が送信された場合に、アクセス条件が満たされたと判定するようにして信頼性を高めてもよい。
また、(i)に示すように、複数の拠点2に一斉にアクセス要求を送信して災害時有用情報を取得する画像形成装置1と、複数の拠点2から一斉に送信されるアクセス許可信号によって災害時有用情報を取得可能となる画像形成装置1があってもよい。なお、画像形成装置1と拠点2とから送信されるパケット同士がぶつかった場合には、パケットがぶつからなくなるまで待ってから再送するようにしたり、予め優先順位を定めておき、優先順位の高いパケットが通過して、優先順位の低いパケットが破棄されるようにしてもよい。なお、画像形成装置1と拠点2とは1対1の関係であってもよい。
なお、内部側接続部191と外部側接続部193と接続制御部192とにおける上記の機能は、回路などのハードウェアにより実装されてもよいし、ソフトウェアにより実装されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより実装されてもよい。
次に、図4を参照して、画像形成装置1が通常モードから災害モードに移行する処理の流れを説明する。なお、画像形成装置1は予め通常モードになっており、内部側接続部191と外部側接続部193とが接続されていない状態であるものとする。
接続制御部192は、災害発生信号を取得するまで待機しており(ステップs11)、災害発生信号を取得していない場合(ステップs11でNo)、ステップs11に処理を戻す。災害発生信号を取得すると、接続制御部192は、内部側接続部191と外部側接続部193とを接続し(ステップs12)、制御部17を介して、画像形成装置1を災害モードに移行させる(ステップs13)。このとき、図5に示すように、操作部11には、画像形成装置1が災害モードに移行中である旨を示すメッセージ画面80が表示される。なお、内部側接続部191と外部側接続部193とを接続するか否かをユーザーに選択させるメッセージを表示させ、接続する旨が選択された場合に、内部側接続部191と外部側接続部193とを接続するようにしてもよい。
画像形成装置1が災害モードに移行すると、制御部17は、参照及び出力可能な災害時有用情報を操作部11に表示して、ユーザーから災害時有用情報の参照及び出力の指示がされたか判定する。(ステップs14)。例えば、図6に示すように、参照及び出力可能な災害時有用情報として、「近くの緊急避難場所とその経路」や、「その他の緊急避難場所」、「食料の貯蔵場所と品目」、「その他情報」などを選択可能な画面81が操作部11に表示されてもよい。制御部17は、災害時有用情報の参照及び出力の指示がされない場合(ステップs14でNo)、災害モードが解除されたか判定し(ステップs17)、解除されていない場合(ステップs17でNo)、災害時有用情報の出力指示があるか判定する処理に戻る(ステップs14)。
災害時有用情報の参照及び出力が指示されると(ステップs14でYes)、制御部17は、内部側接続部191、外部側接続部193及び専用回線を介して、拠点2にアクセスして災害時有用情報を取得し(ステップs15)、取得した災害時有用情報を表示又は印刷して出力する(ステップs16)。例えば、「近くの緊急避難場所とその経路」が選択された場合、制御部17は、専用線4を介して官公庁にアクセスし、予め登録された位置情報やGPS情報に基づいて、画像形成装置1の近くの緊急避難場所とその経路情報を取得して表示させる。また、緊急避難場所の収容可能人数と現在の収容数が表示されるようにしてもよい。また、「食料の貯蔵場所と品目」が選択された場合、制御部17は、専用線4を介して全店舗又は予め設定されたコンビニエンスストアにアクセスし、コンビニエンスストアが保有する食料情報を表示させる。例えば、食料品配布可能店舗情報や、食料の在庫情報、残量及び減少率が表示されるようにしてもよい。また、「その他情報」が選択された場合には、地震速報や、津波情報、放射線速報、放射線量マップ、電源供給可能場所情報、危険地域、給水所、傷病者手当手順、官公庁における個人情報、避難所支援者募集情報などが表示されるようにしてもよい。
つづいて、制御部17は、災害モードが解除されたか判定し(ステップs17)、解除されていなければ(ステップs17でNo)、ステップs14に処理を戻す。災害モードは、例えば画像形成装置1の管理者などが所定操作により解除できるようにすればよい。解除された場合には(ステップs17でYes)、制御部17は、接続制御部192を介して内部側接続部191と外部側接続部193との接続を切断し(ステップs18)、通常モードに移行して(ステップs19)、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、通常時に画像形成装置1側(内部側接続部191)と拠点2側と(外部側接続部193)の接続を切り離し、災害時に限って画像形成装置1側と拠点2側とを接続する災害時専用基板19が画像形成装置1に設けられている。そのため、本実施形態によれば、災害時に限って画像形成装置1が専用線4を介して拠点2にアクセス可能になるので、通常時に画像形成装置1を介して拠点2に不正にアクセスされることを防止することができる。また、このように不正アクセスを防止する手段を講じているため、企業などから専用線4を介して災害時有用情報を提供してもらうことができる。これにより、画像形成装置1は、災害時に災害時専用基板19を介して拠点2から災害時有用情報を取得して、操作部11又は印刷部16の出力手段を介してユーザーに提供することができ、人命の延命等に寄与することができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、専用線4を介して拠点2から取得された災害時有用情報は、災害時に表示のみ可能とし、転送や印字できないように制限されてもよい。具体的には、災害モードでは、専用線4を介して取得された災害時有用情報が、印刷部へ出力されたり、通信部12を介してインターネットに転送されたりしないように、ソフトウェア制御されてもよい。また、専用線4を介して取得された災害時有用情報には、専用線4を介して取得されたことを示すフラグがハードウェア的又はソフトウェア的に付加されてもよい。この場合、災害時専用基板19又は制御部17が、フラグが付加された災害時有用情報について、転送や印刷できないように自動処理すればよい。
また、災害時専用基板19に災害時専用制御部を設け、内部側接続部191と外部側接続部193とが接続された場合に、災害時専用制御部が制御部17に代わって画像形成装置1を制御するようにしてもよい。この場合、災害時専用制御部は、画像形成装置1が通常時の動作をできなくなるようにしてもよい。また、災害モードでは、モノクロ印刷するようにしたり、N−up印刷(集約印刷)するようにしたりしてもよい。集約ページ数はユーザーが設定できるようにしてもよいし、災害モードとして予め決まったページ数が設定されてもよい。また、内部側接続部191に操作部11や印刷部16が接続され、災害時専用制御部により操作部11及び印刷部16が制御されてもよい。
また、図3で説明したが、災害モードでは、画像形成装置1が主体的に動作して拠点2と通信してもよいし、拠点2が主体的に画像形成装置1と通信してもよい。また、例えばM8.5以上などの所定マグニチュード以上である場合に、画像形成装置1が主体的に動作し、所定マグニチュード未満では拠点2が主体的に動作するように、状況に応じてどちらが主体的に動作するか変えてもよい。なお、所定マグニチュード以上である場合に先に拠点2が主体的に動作してもよいことは言うまでもない。
また、災害が発生して、内部側接続部191と外部側接続部193とが接続された場合、ユーザーから指示される前に、予め設定された災害時有用情報を拠点2から取得して記憶部14などに記憶させ、ユーザーから指示があった場合に、記憶部14に記憶された災害時有用情報を表示又は印刷するようにしてもよい。これによれば、災害で専用線4が切断された場合にもユーザーに災害時有用情報を提供して支援することができる。
1 画像形成装置
2 拠点
3 ネットワーク
4、5 専用線
11 操作部
12 通信部
13 原稿読取部
14 記憶部
15 画像処理部
16 印刷部
17 制御部
18 災害検出部
19 災害時専用基板
80、81 画面
191 内部側接続部
192 接続制御部
193 外部側接続部

Claims (8)

  1. 複数の拠点間を接続する第1専用線を介して通信される前記拠点間の情報の中から所定の災害時有用情報を提供する前記拠点である提供拠点と第2専用線を介して接続された外部側接続手段と、
    内部装置に接続された内部側接続手段と、
    通常時に、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段との接続を切り離し、災害が発生したことを示す災害発生信号が入力された場合に限って、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とを接続する接続制御手段と
    を有する災害時専用基板を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記災害発生信号が前記提供拠点から前記外部側接続手段に入力された場合に、前記接続制御手段は、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とを接続する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記災害発生信号が前記内部装置から前記内部側接続手段に入力された場合に、前記接続制御手段は、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とを接続する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 災害の発生を検出する災害検出手段を備え、
    前記災害検出手段により前記災害の発生が検出された場合に、前記内部側接続手段に前記災害発生信号が入力される
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. インターネットを介して、前記災害発生情報を受信する通信手段を備え、
    前記通信手段が前記災害発生情報を受信した場合に、前記内部側接続手段に前記災害発生信号が入力される
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とが接続された場合に、前記提供拠点から前記所定の災害時有用情報を取得する制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段によって取得された前記所定の災害時有用情報を記憶する記憶手段を備えた
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置と、該画像形成装置に所定の災害時有用情報を提供する拠点とを備えた災害時支援システムであって、
    前記画像形成装置は、
    複数の拠点間を接続する第1専用線を介して通信される前記拠点間の情報の中から所定の災害時有用情報を提供する前記拠点である提供拠点と第2専用線を介して接続された外部側接続手段と、
    内部装置に接続された内部側接続手段と、
    通常時に、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段との接続を切り離し、災害が発生したことを示す災害発生信号が入力された場合に限って、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とを接続する接続制御手段と
    を有する災害時専用基板を備え、
    前記提供拠点は、
    前記外部側接続手段に前記第2専用線を介して接続され、前記内部側接続手段と前記外部側接続手段とが接続された場合に、前記第1専用線を介して通信する情報の中から前記所定の災害時有用情報を前記画像形成装置に提供する
    ことを特徴とする災害時支援システム。
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