JP2012111053A - 画像形成装置、画像形成方法、画像形成システムおよび画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、画像形成システムおよび画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】災害時に役立つ有用情報を短時間で出力し得る画像形成装置、画像形成方法、画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供する。
【解決手段】災害の発生を通知する災害発生情報を検出する検出ステップS20と、災害発生情報が検出されると、災害時モードを印刷条件に設定する印刷条件設定ステップS30と、災害時に役立つ有用情報を、災害時モードで印刷する画像形成ステップS31と、を有し、災害時モードは、有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードである。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、画像形成システムおよび画像形成プログラムに関する。
近年、世界的に大地震や津波など、瞬時にして甚大な被害をもたらす災害が各地で発生しており、被災者への画像形成装置による情報提供のための各種提案が為されている。
例えば、緊急地震速報サーバからの緊急地震速報を受信すると、予め登録(格納)されている避難支援情報の印刷を即座に開始し、緊急地震速報の通知から実際の地震の揺れが生じるまでの数十秒間の間に、その印刷を完了させることによって、ユーザに対して緊急時利用情報を確実に提供すること図っている(例えば、特許文献1参照。)。
また、サーバに格納される避難地図データを自動更新し、災害発生時に、サーバから最新の避難地図データを取得して印刷することにより、提供する情報の陳腐化を避けているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2009−290761号公報 特開2009−90505号公報
しかし、災害時に役立つ有用情報(避難支援情報や避難地図データ)の印刷時間自体を短縮するものではないため、印刷に長時間を要する場合、せっかく有用な印刷物を出力しても、すでに人々が避難した後であり、何ら意味をなさない場合が想定される。つまり、災害時に役立つ有用情報を、結局利用できない虞があった。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、災害時に役立つ有用情報を短時間で出力し得る画像形成装置、画像形成方法、画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)災害の発生を通知する災害発生情報を検出する検出手段と、
前記災害発生情報が検出されると、災害時モードを印刷条件に設定する印刷条件設定手段と、
災害時に役立つ有用情報を、前記災害時モードで印刷する画像形成手段と、を有し、
前記災害時モードは、前記有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードである
ことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記頁数の削減は、フォントサイズを縮小しての印刷あるいは複数頁を縮小して1頁に並べるN−UPモードでの印刷によって実行されることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記災害時モードと異なるモードでの印刷中に、前記災害発生情報が検出されると、印刷途中の頁の後続頁の印刷が中止され、前記災害時モードでの印刷が直ちに開始されることを特徴とする上記(1)又は上記(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記災害発生情報は、外部の装置から送信されており、
前記外部の装置と通信し、前記災害発生情報を受信するための通信手段をさらに有し、
前記災害発生情報の検出は、前記災害発生情報を受信することからなることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(5)前記災害発生情報は、気象庁から配信される緊急地震速報に基づく災害予告信号であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(6)前記有用情報は、ユーザのメンバリストと前記ユーザの出退勤情報とを含んでいる名簿データであることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(7)前記名簿データは、文字列によって構成されるプレーンテキストであることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(8)前記有用情報は、外部の装置に記憶されかつリアルタイムでアップデートされており、
前記外部の装置と通信し、最新の前記有用情報を受信するための通信手段をさらに有することを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(9)災害の発生を通知する災害発生情報を検出する検出ステップと、
前記災害発生情報が検出されると、災害時モードを印刷条件に設定する印刷条件設定ステップと、
災害時に役立つ有用情報を、前記災害時モードで印刷する画像形成ステップと、を有し、
前記災害時モードは、前記有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードである
ことを特徴とする画像形成方法。
(10)前記頁数の削減は、フォントサイズを縮小しての印刷あるいは複数頁を縮小して1頁に並べるN−UPモードでの印刷によって実行されることを特徴とする上記(9)に記載の画像形成方法。
(11)前記災害時モードと異なるモードでの印刷中に、前記災害発生情報が検出されると、印刷途中の頁の後続頁の印刷が中止され、前記災害時モードでの印刷が直ちに開始されることを特徴とする上記(9)又は上記(10)に記載の画像形成方法。
(12)前記災害発生情報は、外部の装置から送信されており、
前記外部の装置と通信し、前記災害発生情報を受信する通信ステップをさらに有し、
前記災害発生情報の検出は、前記災害発生情報を受信することからなる
ことを特徴とする上記(9)〜(11)のいずれか1項に記載の画像形成方法。
(13)前記災害発生情報は、気象庁から配信される緊急地震速報に基づく災害予告信号であることを特徴とする上記(9)〜(12)のいずれか1項に記載の画像形成方法。
(14)前記有用情報は、ユーザのメンバリストと前記ユーザの出退勤情報とを含んでいる名簿データであることを特徴とする上記(9)〜(13)のいずれか1項に記載の画像形成方法。
(15)前記名簿データは、文字列によって構成されるプレーンテキストであることを特徴とする上記(9)〜(14)のいずれか1項に記載の画像形成方法。
(16)前記有用情報は、外部の装置に記憶されかつリアルタイムでアップデートされており、
前記外部の装置と通信し、最新の前記有用情報を受信する通信ステップをさらに有することを特徴とする上記(9)〜(15)のいずれか1項に記載の画像形成方法。
(17)災害時に役立つ有用情報を送信する第1装置と、前記有用情報を印刷するための画像形成装置と、を有する画像形成システムであって、
前記第1装置は、
前記有用情報を記憶している記憶装置と、
前記画像形成装置と通信し、前記記憶装置に記憶されている前記有用情報を送信するための通信手段と、を有し、
前記画像形成装置は、
前記第1装置と通信し、前記有用情報を受信するための通信手段と、
前記災害発生情報が検出されると、災害時モードを印刷条件に設定する印刷条件設定手段と、
前記有用情報を、前記災害時モードで印刷する画像形成手段と、を有し、
前記災害時モードは、前記有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードである
ことを特徴とする画像形成システム。
(18)前記災害発生情報を送信する第2装置をさらに有しており、
前記画像形成装置は、前記第2装置と通信し、前記災害発生情報を受信するための通信手段をさらに有し、
前記災害発生情報の検出は、前記災害発生情報を受信することからなることを特徴とする上記(17)に記載の画像形成システム。
(19)前記第1装置は、前記有用情報をリアルタイムでアップデートする更新手段をさらに有し、最新の前記有用情報を前記画像形成装置に送信する
ことを特徴とする上記(17)又は上記(18)に記載の画像形成システム。
(20)画像形成装置を制御する画像形成プログラムであって、
災害の発生を通知する災害発生情報を検出する検出手順と、
前記災害発生情報が検出されると、災害時モードを印刷条件に設定する印刷条件設定手順と、
災害時に役立つ有用情報を、前記災害時モードで印刷する画像形成手順と、を有する処理を、
前記画像形成装置に実行させ、
前記災害時モードは、前記有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードであることを特徴とする画像形成プログラム。
(21)前記頁数の削減は、フォントサイズを縮小しての印刷あるいは複数頁を縮小して1頁に並べるN−UPモードでの印刷によって実行されることを特徴とする上記(20)に記載の画像形成プログラム。
(22)前記災害時モードと異なるモードでの印刷中に、前記災害発生情報が検出されると、印刷途中の頁の後続頁の印刷が中止され、前記災害時モードでの印刷が直ちに開始されることを特徴とする上記(20)又は上記(21)に記載の画像形成プログラム。
(23)前記災害発生情報は、外部の装置から送信されており、
前記処理は、前記外部の装置と通信し、前記災害発生情報を受信する通信手順をさらに有し、
前記災害発生情報の検出は、前記災害発生情報を受信することからなる
ことを特徴とする上記(20)〜(22)のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
(24)前記災害発生情報は、気象庁から配信される緊急地震速報に基づく災害予告信号であることを特徴とする上記(20)〜(23)のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
(25)前記有用情報は、ユーザのメンバリストと前記ユーザの出退勤情報とを含んでいる名簿データであることを特徴とする上記(20)〜(24)のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
(26)前記名簿データは、文字列によって構成されるプレーンテキストであることを特徴とする上記(20)〜(25)のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
(27)前記有用情報は、外部の装置に記憶されかつリアルタイムでアップデートされており、
前記処理は、前記外部の装置と通信し、最新の前記有用情報を受信する通信手順をさらに有する
ことを特徴とする上記(20)〜(26)のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
本発明に係る画像形成装置、画像形成方法、画像形成システムおよび画像形成プログラムによれば、災害時に役立つ有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減する印刷条件が設定されるため、有用情報の印刷時間自体を短縮することが可能である。つまり、災害時に役立つ有用情報を短時間で出力し得る画像形成装置、画像形成方法、画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムを説明するためのブロック図である。 図1に示される館内緊急放送装置の構成を説明するためのブロック図である。 図1に示される出退勤サーバの構成を説明するためのブロック図である。 図1に示される出退勤サーバの動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示される画像形成装置の構成を説明するための側面図である。 図1に示される画像形成装置の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成方法を説明するためのフローチャートである。 図7のステップS30における印刷条件設定を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る変形例1を説明するためのブロック図である。 本発明の実施形態に係る変形例2を説明するためのブロック図である。 本発明の実施形態に係る変形例3を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る変形例4を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムを説明するためのブロック図である。
本発明の実施の形態に係る画像形成システム100は、災害の発生を通知する情報(災害発生情報)を検出すると、災害時に役立つ有用情報を短時間で出力するための使用され、館内緊急放送装置200と、出退勤サーバ300と、画像形成装置400と、これらを通信可能に接続するネットワーク500と、を有する。災害発生情報は、気象庁から配信される緊急地震速報に基づく災害予告信号である。有用情報は、名簿データである。
館内緊急放送装置200は、気象庁から配信される緊急地震速報を受信すると、画像形成装置400に災害予告信号を送信し、また、地震の発生を警告(告知)する放送を行うために使用される。出退勤サーバ300は、記憶している名簿データをリアルタイムでアップデートし、最新の名簿データを画像形成装置400に送信するために使用される。画像形成装置400は、例えば、コピー機能、プリンタ機能およびスキャン機能を有するMFP(Multi−Function Peripheral)であり、館内緊急放送装置200からの災害予告信号を受信すると、出退勤サーバ300から入手した名簿データを短時間で出力するために使用される。
ネットワーク500は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、およびFDDI(Fiber−Distributed Data Interface)等の規格によりコンピュータやネットワーク機器同士を接続する構内情報通信網(LAN:Local Area Network)、LAN同士を専用線で接続した広域情報通信網(WAN:Wide Area Network)、インターネット、これらの組み合わせ等の各種のネットワークからなる。ネットワークプロトコルは、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)である。ネットワーク500に接続される機器の種類および台数は、図1に示される構成に限定されない。
次に、館内緊急放送装置200を詳述する。
図2は、図1に示される館内緊急放送装置の構成を説明するためのブロック図である。
館内緊急放送装置200は、例えば、ユーザが勤務している建物(フロア)に設置されており、CPU221、ROM222、RAM223、通信インターフェース225、放送設備部230、ディスプレイ240および入力装置260を有し、これらは、バス226を経由して相互に接続されている。
CPU221は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路であり、館内緊急放送装置200の各機能は、それに対応するプログラムをCPU221が実行することにより発揮される。
ROM222は、各種アプリケーションソフトウェアおよび各種データを保存する読取り専用の記憶装置である。アプリケーションソフトウェアは、気象庁から配信される緊急地震速報を受信すると、画像形成装置400に災害予告信号を送信するための通信プログラムや、緊急地震速報データに基づいて到達予測震度や猶予時間を算出するための演算プログラムや、地震の発生を警告(告知)する放送を行うための放送プログラムである。RAM223は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速のランダムアクセス記憶装置である。
通信インターフェース225は、ネットワーク500を経由した通信機能を館内緊急放送装置200に追加する拡張装置(LANボード)からなる通信部であり、気象庁から配信される緊急地震速報を個別に配信するサービス事業者に接続し、緊急地震速報を受信し、かつ、緊急地震速報に基づく災害予告信号を画像形成装置400に送信するために使用される。気象庁から配信される緊急地震速報は、サービス事業者を介することなく、直接利用することも可能である。
放送設備部230は、緊急地震速報を受信した場合、緊急地震速報を告知すると共に到達予測震度や猶予時間をアナウンスするために使用され、アンプ、スピーカおよびSDカードリーダを有する。SDカードリーダには、例えば、緊急地震速報を受信した際のアナウンスや、避難訓練の際のアナウンスが記録されたSDカードが挿入されている。
ディスプレイ240は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイあるいはLCD(Liquid Crystal Display)であり、緊急地震速報の内容、到達予測震度、猶予時間等の各種の情報を表示するために使用される。入力装置260は、キーボードや各種操作ボタン(例えば、緊急地震速報を告知する放送を流すためのボタンや、避難訓練用の放送を流すための操作ボタン)を含んでいる。
なお、専用の緊急地震速報装置を使用し、緊急地震速報に基づく災害予告信号を画像形成装置400に送信することも可能である。
次に、出退勤サーバを詳述する。
図3は、図1に示される出退勤サーバの構成を説明するためのブロック図である。
出退勤サーバ300は、本体部320、ディスプレイ340および入力装置360を有するコンピュータ装置によって構成され、名簿データに基づき勤怠管理を実施するために使用される。名簿データは、ユーザのメンバリストと出退勤情報とを含んでいる。ユーザは、例えば、画像形成装置400が設置されている場所に勤務している正規従業員、パートタイムやアルバイト等の時間給従業員である。出退勤情報は、ユーザの出勤(在席)あるいは帰宅(退出)である。なお、出退勤情報は、出退勤時刻や、ユーザの所属部門(建物内の位置)を含むことも可能である。また、メンバリストに登録されるユーザは、画像形成装置400が設置されている場所に勤務している人に限定されない。
本体部320は、CPU321、ROM322、RAM323、ハードディスク(HDD)324および通信インターフェース325を有し、これらは、バス326を経由して相互に接続されている。
CPU321は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路であり、出退勤サーバ300の各機能は、それに対応するプログラムをCPU321が実行することにより発揮される。ROM322は、各種プログラムおよび各種データを保存する読取り専用の記憶装置である。RAM323は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速のランダムアクセス記憶装置である。
HDD324は、OS(オペレーティングシステム)、アプリケーションソフトウェア、プリンタドライバを含む各種プログラムや各種データを保存する大容量のランダムアクセス記憶装置である。保存されているプログラムは、CPU321により必要に応じて読み出され、RAM323上で実行される。ROM322に保存されるプログラムやデータの一部を、必要に応じてHDD324に保存することも可能である。
アプリケーションソフトウェアは、名簿データをリアルタイムでアップデートするための更新プログラムや、画像形成装置400からの要求に応答し、最新の名簿データを画像形成装置400に送信するための通信プログラムである。
通信インターフェース325は、ネットワーク500を経由した通信機能を出退勤サーバ300に追加する拡張装置(LANボード)からなる通信部であり、ネットワーク500を経由して画像形成装置400に接続し、データの送受信を実行するために使用される。
ディスプレイ340は、例えば、CRTディスプレイあるいはLCDであり、名簿データの一覧等の各種の情報を表示するために使用される。入力装置360は、キーボードとマウス等のポインティングデバイスとを有し、例えば、出社したユーザが、自己の出退勤情報を入力するために使用される。出退勤情報の入力は、タイムカードや、磁気カードやバーコードを使ったIDカード(社員証)を利用することも可能である。
図4は、出退勤サーバの動作を説明するためのフローチャートである。なお、図4に示されるフローチャートにより示されるアルゴリズムは、HDD324にプログラムとして記憶されており、CPU321によって実行される。
まず、画像形成装置400からの名簿データの要求の有無が判断される(ステップS10)。名簿データが要求されていると判断される場合(ステップS10:Yes)、名簿データが、画像形成装置400に送信される(ステップS17)。名簿データは、文字列によって構成されるプレーンテキストから構成されている。なお、名簿データは、プレーンテキストから構成される形態に限定されない。
名簿データが要求されていないと判断される場合(ステップS10:No)、出退勤変更の入力の有無が判断される(ステップS11)。出退勤変更が入力されていると判断される場合(ステップS11:Yes)、名簿データのメンバリストから変更対象メンバを検索し、ユーザが出社した場合は帰宅から出勤への変更を、ユーザが退社する場合は出勤から帰宅への変更を、名簿データの出退勤情報に登録する(ステップS12)。
出退勤変更が入力されていないと判断される場合(ステップS11:No)、例えば、ユーザの転入や入社に基づく、新規メンバの登録要求の有無が判断される(ステップS13)。新規メンバの登録が要求されていると判断される場合(ステップS13:Yes)、名簿データのメンバリストに新規メンバを追加する(ステップS14)。
新規メンバの登録が要求されていないと判断される場合(ステップS13:No)、例えば、ユーザの転出や退社に基づく、既存メンバの削除要求の有無が判断される(ステップS15)。既存メンバの削除が要求されていると判断される場合(ステップS15:Yes)、削除対象メンバを検索し、名簿データのメンバリストから削除する(ステップS16)。
出退勤サーバ300においては、上記のように、災害時に役立つ有用情報である名簿データは、リアルタイムでアップデートされており、情報が陳腐化していない最新の名簿データが、画像形成装置400に対して送信されるように構成されている。
次に、画像形成装置を詳述する。
図5および図6は、図1に示される画像形成装置の構成を説明するための側面図およびブロック図である。
画像形成装置400は、出退勤サーバ300からの名簿データをネットワーク500経由で受信し、名簿データの印刷処理を実行する機器であり、CPU421、ROM422、RAM423、HDD424、通信インターフェース425、原稿自動送り装置440、画像読取部442、給紙部444、画像形成部446、用紙排出部448および操作パネル部460を有し、これらは、バス426を経由して相互に接続されている。
CPU421は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路であり、画像形成装置400の各機能は、それに対応するプログラムをCPU421が実行することにより発揮される。ROM422は、各種プログラムおよび各種データを保存する読取り専用の記憶装置である。RAM423は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速のランダムアクセス記憶装置である。
HDD424は、OSやプリンタドライバを含む各種プログラムや各種データを保存する大容量のランダムアクセス記憶装置である。保存されているプログラムは、CPU421により必要に応じて読み出され、RAM423上で実行処理される。保存されているプログラムは、災害時モード用画像形成プログラムや、通常モード(災害時モードと異なるモード)用画像形成プログラムである。
災害時モード用画像形成プログラムは、館内緊急放送装置200からの災害予告信号を受信すると、災害時モードを印刷条件に設定し、出退勤サーバ300から入手した名簿データを災害時モードで印刷する処理を実行させるために使用される。災害時モードは、名簿データの印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードである。したがって、頁数を削減することにより、名簿データの印刷時間自体を短縮することが可能であり、名簿データを短時間で出力することが可能である。
通常モード用画像形成プログラムは、ネットワーク500に接続されたクライアント端末(不図示)から送信される印刷ジョブや、画像読取部442から転送される画像データを印刷するための処理を実行させるために使用され、例えば、RIP処理(ラスタライズ処理:Raster Image Processing)を含んでいる。印刷ジョブおよび画像データは、例えば、HDD424に一時的に記憶される。
通信インターフェース425は、ネットワーク500を経由した通信機能を画像形成装置400に追加する拡張装置(LANボード)からなる通信部であり、出退勤サーバ300に接続し、データの送受信を実行するために使用される。
原稿自動送り装置440は、積層された複数枚の原稿を、原稿台の所定の読み取り位置に、一枚ずつ搬送するために使用されるADF(Auto Document Feeder)である。
画像読取部442は、例えば、原稿台に載置される原稿から画像データを生成するためのCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサを備えているスキャナからなる。
給紙部444は、複数の給紙トレイ444A〜444Cを有し、ユーザの手により予め挿入された各種の印刷用紙を保持しており、CPU421から指示された印刷用紙を給紙トレイ444A〜444Cから取り出し、画像形成部446に向って搬送するために使用される。給紙トレイの数は特に限定されず、任意に選択可能なオプションである。
画像形成部446は、帯電、露光、現像、転写および定着工程を含む電子写真式プロセス等の作像プロセスを用いて、記録媒体である用紙上に画像を形成するエンジンを有しており、画像読取部442からの画像データや、HDD424に記憶されている画像データを、CPU421の指示により、印刷するために使用される。画像の印刷に用いるトナーは、カートリッジ(トナーカートリッジ)に保持されて取り付けられている。トナーカートリッジに保持されているトナーがエンプティの場合、画像形成を続けると、画質劣化や現像器へのダメージの虞があるため、トナーエンプティが検出されると、印刷が禁止されるように設定されている。印刷(画像形成)は、電子写真式プロセスを利用する形態に限定されない。
用紙排出部448は、画像形成部446から搬送される印刷された用紙を排紙するために使用され、排出トレイ448A〜448Cを有する。排出トレイの数は特に限定されず、任意に選択可能なオプションである。
操作パネル部460は、タッチパネルおよびキーボードを有する。タッチパネルは、各種の指示(入力)をユーザが行うために使用される入力手段と、機器構成、プリントジョブの進行状況、エラーの発生状況、現在変更可能な設定などを、ユーザに提示するために使用される出力手段と、を兼ねている。
キーボードは、文字入力、各種設定、スタート指示等の各種指示(入力)をユーザが行うために使用される第2の入力手段であり、例えば、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー等からなる複数のキーを有している。
次に、本発明の実施形態に係る画像形成方法を説明する。
図7は、本発明の実施形態に係る画像形成方法を説明するためのフローチャートである。なお、図7に示されるフローチャートにより示されるアルゴリズムは、HDD424に画像形成プログラムとして記憶されており、CPU421によって実行される。
まず、気象庁から配信される緊急地震速報を受信した館内緊急放送装置200から送信される災害予告信号の受信の有無が判断される(ステップS20)。
災害予告信号が受信されていないと判断される場合(ステップS20:No)、印刷ジョブの受信の有無が判断される(ステップS21)。印刷ジョブが受信されていないと判断される場合(ステップS21:No)、プロセスは、ステップS20にリターンする。つまり、災害予告信号あるいは印刷ジョブを受信するまで、ステップS20およびステップS21が繰返される。
印刷ジョブが受信されたと判断される場合(ステップS21:Yes)、印刷ジョブの内容に従った印刷条件が設定され(ステップS22)、パラメータNに印刷枚数がセットされ(ステップS23)、印刷処理が開始される(ステップS24)。印刷処理においては、印刷条件で指定された給紙トレイ444A〜444Cの1つから画像形成部446に向って用紙が移送(給紙)されると、画像形成部446においてHDD424に記憶されている画像データが作像プロセスを利用して用紙に印刷(現像)され、印刷条件で指定された排出トレイ448A〜448Cの1つに排出(排紙)される。
そして、災害予告信号の受信の有無が判断される(ステップS25)。災害予告信号が受信されていないと判断される場合(ステップS25:No)、パラメータNから「1」が減ぜられた後で(ステップS26)、パラメータNが「0」に等しいか否かが判断される(ステップS27)。パラメータNが「0」に等しくないと判断される場合(ステップS27:No)、プロセスは、ステップS24にリターンする。
災害予告信号が受信されたと判断される場合(ステップS20およびステップS25:Yes)、出退勤サーバ300に対して名簿データを要求し(ステップS28)、その後、出退勤サーバ300からの名簿データを受信すると、災害時モードに従った印刷条件が設定され(ステップS30)、名簿データの印刷処理が開始される(ステップS31)。
以上のように、災害予告信号を受信しない限り、通常モードの印刷ジョブの印刷処理が完了するまで、ステップS24〜S27が繰返される一方、災害予告信号が検出されると、印刷途中の頁の後続頁の印刷が中止され、災害時モードでの印刷が直ちに開始される。また、ユーザの名簿データの印刷物が得られるため、これを持って避難することにより、在籍者の確認が容易になる。
図8は、図7のステップS30における印刷条件設定を説明するためのフローチャートである。なお、図8に示されるフローチャートにより示されるアルゴリズムは、HDD424に画像形成プログラムとして記憶されており、CPU421によって実行される。
災害時モードにおける印刷条件設定においては、まず、名簿データの行数が算出される(ステップS40)。行数は、メンバ数に対応しており、各行に、メンバの氏名および当該メンバの出退勤情報が含まれている。
次に、算出された行数が、デフォルトの印刷条件における1頁当たりの行数(デフォルトの行数)より大きいか否かが判断される(ステップS41)。算出された行数が、デフォルトの行数より小さいあるいは等しいと判断される場合(ステップS41:No)、デフォルトの印刷条件が設定される(ステップS42)。
算出された行数が、デフォルトの行数より大きいと判断される場合(ステップS41:Yes)、フォントサイズを縮小して印刷する設定に変更される(ステップS43)。つまり、フォントサイズを変更し、1頁に含まれる行数が、算出された行数より大きいあるいは等しくなるように、印刷条件が設定され、頁数が削減される。例えば、名簿データの行数が80(メンバが80人)であり、デフォルトの印刷条件におけるフォントサイズが10ポイントかつ1頁当たりの行数が72である場合、フォントサイズを9ポイントに変更し、頁に含まれる行数が「80」となるように設定することで、名簿データの印刷に要する用紙の枚数は、デフォルトの印刷条件での2枚から1枚に変化することになる。
その後、片面印刷が設定される(ステップS44)。これにより、例えば、文字の可読性の関係上、フォントサイズの縮小には限界があり、名簿データが1頁に収まらない場合における印刷時間を、両面印刷の設定に比較し、短くすることが可能である。
そして、印刷された名簿データ用の排紙トレイが選択される(ステップS45)。排紙トレイの選択は、排紙パスを考慮して実行される。つまり、排紙時間を最短するため、排出トレイ448A〜448Cの中で最短排紙パスを有するものが選択される。
災害時モードにおいては、上記のように、名簿データの印刷が複数頁にわたる場合、1頁当たりの行数を増加させることにより、頁数を削減する印刷条件が設定される。なお、1頁当たりの行数は、行間を小さくしたり、フォントサイズを縮小すると共に行間を小さくすることによっても、増加させることが可能である。
図9は、本発明の実施形態に係る変形例1を説明するためのブロック図である。
変形例1に係る画像形成システム100Aにおいては、災害発生情報受信部が画像形成装置400に設けられている。この場合、災害発生情報を受信するための装置(館内緊急放送装置200)が不要となり、システム構成が単純化される。なお、画像形成装置400の操作パネル部460を利用し、ユーザが災害発生情報を直接入力する形態を採用することも可能であり、この場合は、システム構成をさらに単純化することが可能である。
図10は、本発明の実施形態に係る変形例2を説明するためのブロック図である。
変形例2に係る画像形成システム100Bは、出退勤サーバ300に記憶されている名簿データをリアルタイムでアップデートするためのコンピュータからなるクライアント端末600を有する。この場合、クライアント端末600のユーザは、出退勤情報を変更するために、出退勤サーバ300を操作する必要がないため、例えば、出退勤サーバ300の前で列を作って自分の順番を待つことを避けることが可能である。
図11は、本発明の実施形態に係る変形例3を説明するためのフローチャートである。なお、図11に示されるフローチャートにより示されるアルゴリズムは、HDD424に画像形成プログラムとして記憶されており、CPU421によって実行される。
災害時モードにおける印刷条件設定において、頁数の削減は、フォントサイズを縮小して印刷する設定(図8のステップS43参照)に限定されず、複数頁を縮小して1頁に並べるN−UPモードでの印刷を適用することも可能である。
この場合、算出された行数が、デフォルトの行数より大きいと判断されると(ステップS41:Yes)、N−UPモードを利用し、1頁に印刷される複数の頁に含まれる行数が、算出された行数より大きいあるいは等しくなるように、印刷条件が設定され、頁数が削減される(ステップS43A)。
例えば、名簿データの行数が140(メンバが140人)であり、デフォルトの印刷条件における1頁当たりの行数が72である場合、A4縦の原稿を70%(面積が半分)に縮小し、2頁分を並べてA4の1枚の用紙に印刷する2−UPモードを設定することで、名簿データの印刷に要する用紙の枚数は、デフォルトの印刷条件での2枚から1枚に変化することになる。なお、N−UPモードは、N−in−1(エヌ−イン−ワン)モードとも呼ばれる。
図12は、本発明の実施形態に係る変形例4を説明するためのフローチャートである。なお、図12に示されるフローチャートにより示されるアルゴリズムは、HDD424に画像形成プログラムとして記憶されており、CPU421によって実行される。
画像形成部446のトナーカートリッジにおいてトナーエンプティが検出される場合、印刷が禁止されるが、しばらくは印刷可能である。そのため、災害時には、トナーエンプティが検出された場合においも名簿データを印刷可能とするように構成することが好ましい。
詳述すると、ステップS24およびS31の印刷処理(図7参照)において、まず、トナーエンプティの検出の有無が判断される(ステップS50)。トナーエンプティが検出されない場合(ステップS50:No)、通常の印刷ルーチンが実行され、トナーカートリッジに保持されるトナーを使用し、用紙に画像が形成される(ステップS51)。
トナーエンプティが検出された場合(ステップS50:Yes)、災害時モードであるか否かが判断される(ステップS52)。災害時モードであると判断される場合(ステップS520:Yes)、通常の印刷ルーチンが強行される(ステップS51)。これにより、トナーカートリッジの交換時間が省かれるため、名簿データの印刷時間を短縮することが可能である。一方、災害時モードでないと判断される場合(ステップS520:No)、印刷が禁止される(ステップS53)。これにより、不用意な画質劣化や現像器へのダメージが避けることが可能である。
以上のように、本実施の形態においては、災害時に役立つ有用情報(名簿データ)の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減する印刷条件(災害時モード)が設定されるため、有用情報の印刷時間自体を短縮することが可能である。つまり、災害時に役立つ有用情報を短時間で出力し得る画像形成装置、画像形成方法、画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。例えば、災害は、地震に限定されず、水害、火災、火山、大雨、台風、停電等も含まれ、災害発生情報および有用情報は、緊急地震速報および名簿データに限定されない。画像形成装置は、MFPに限定されない。
災害発生情報は、ネットワークを介して受信する形態に限定されず、電話回線を利用したり、専用の無線受信機を用いることも可能である。また、災害の発生によってネットワークが遮断される場合を考慮し、名簿データを定期的に画像形成装置の記憶装置に記憶させることも可能である。この場合、画像形成装置と出退勤サーバとの間で通信が不能になっても、名簿データを印刷することが可能である。
なお、本発明に係る手段、方法およびプログラムは、専用のハードウェア回路によっても実現することも可能である。また、プログラムされた画像形成装置によって本発明を実現する場合、画像形成装置を動作させるプログラムは、USBメモリやCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供したり、記録媒体によらず、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供したりすることも可能である。この場合、プログラムは、通常、画像形成装置のハードディスク等のランダムアクセス記憶装置に送信されて記憶される。また、プログラムは、単独のアプリケーションソフトウェアとして提供されてもよいし、画像形成装置の一機能としてその画像形成装置のソフトウェアに組み込むことも可能である。
100,100A,100B 画像形成システム、
200 館内緊急放送装置、
221 CPU、
222 ROM、
222 RAM、
225 通信インターフェース、
226 バス、
230 放送設備部、
240 ディスプレイ、
260 入力装置、
300 出退勤サーバ、
320 本体部、
321 CPU、
322 ROM、
323 RAM、
324 ハードディスク(HDD)、
325 通信インターフェース、
326 バス、
340 ディスプレイ、
360 入力装置、
400 画像形成装置、
421 CPU、
422 ROM、
423 RAM、
424 ハードディスク(HDD)、
425 通信インターフェース、
426 バス、
440 原稿自動送り装置、
442 画像読取部、
444 給紙部、
444A〜444C 給紙トレイ、
446 画像形成部、
448 用紙排出部、
448A〜448C 排出トレイ、
460 操作パネル部、
500 ネットワーク、
600 クライアント端末。

Claims (27)

  1. 災害の発生を通知する災害発生情報を検出する検出手段と、
    前記災害発生情報が検出されると、災害時モードを印刷条件に設定する印刷条件設定手段と、
    災害時に役立つ有用情報を、前記災害時モードで印刷する画像形成手段と、を有し、
    前記災害時モードは、前記有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードである
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記頁数の削減は、フォントサイズを縮小しての印刷あるいは複数頁を縮小して1頁に並べるN−UPモードでの印刷によって実行されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記災害時モードと異なるモードでの印刷中に、前記災害発生情報が検出されると、印刷途中の頁の後続頁の印刷が中止され、前記災害時モードでの印刷が直ちに開始されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記災害発生情報は、外部の装置から送信されており、
    前記外部の装置と通信し、前記災害発生情報を受信するための通信手段をさらに有し、
    前記災害発生情報の検出は、前記災害発生情報を受信することからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記災害発生情報は、気象庁から配信される緊急地震速報に基づく災害予告信号であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記有用情報は、ユーザのメンバリストと前記ユーザの出退勤情報とを含んでいる名簿データであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記名簿データは、文字列によって構成されるプレーンテキストであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記有用情報は、外部の装置に記憶されかつリアルタイムでアップデートされており、
    前記外部の装置と通信し、最新の前記有用情報を受信するための通信手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 災害の発生を通知する災害発生情報を検出する検出ステップと、
    前記災害発生情報が検出されると、災害時モードを印刷条件に設定する印刷条件設定ステップと、
    災害時に役立つ有用情報を、前記災害時モードで印刷する画像形成ステップと、を有し、
    前記災害時モードは、前記有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードである
    ことを特徴とする画像形成方法。
  10. 前記頁数の削減は、フォントサイズを縮小しての印刷あるいは複数頁を縮小して1頁に並べるN−UPモードでの印刷によって実行されることを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  11. 前記災害時モードと異なるモードでの印刷中に、前記災害発生情報が検出されると、印刷途中の頁の後続頁の印刷が中止され、前記災害時モードでの印刷が直ちに開始されることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の画像形成方法。
  12. 前記災害発生情報は、外部の装置から送信されており、
    前記外部の装置と通信し、前記災害発生情報を受信する通信ステップをさらに有し、
    前記災害発生情報の検出は、前記災害発生情報を受信することからなる
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  13. 前記災害発生情報は、気象庁から配信される緊急地震速報に基づく災害予告信号であることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  14. 前記有用情報は、ユーザのメンバリストと前記ユーザの出退勤情報とを含んでいる名簿データであることを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  15. 前記名簿データは、文字列によって構成されるプレーンテキストであることを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  16. 前記有用情報は、外部の装置に記憶されかつリアルタイムでアップデートされており、
    前記外部の装置と通信し、最新の前記有用情報を受信する通信ステップをさらに有することを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  17. 災害時に役立つ有用情報を送信する第1装置と、前記有用情報を印刷するための画像形成装置と、を有する画像形成システムであって、
    前記第1装置は、
    前記有用情報を記憶している記憶装置と、
    前記画像形成装置と通信し、前記記憶装置に記憶されている前記有用情報を送信するための通信手段と、を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記第1装置と通信し、前記有用情報を受信するための通信手段と、
    前記災害発生情報が検出されると、災害時モードを印刷条件に設定する印刷条件設定手段と、
    前記有用情報を、前記災害時モードで印刷する画像形成手段と、を有し、
    前記災害時モードは、前記有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードである
    ことを特徴とする画像形成システム。
  18. 前記災害発生情報を送信する第2装置をさらに有しており、
    前記画像形成装置は、前記第2装置と通信し、前記災害発生情報を受信するための通信手段をさらに有し、
    前記災害発生情報の検出は、前記災害発生情報を受信することからなることを特徴とする請求項17に記載の画像形成システム。
  19. 前記第1装置は、前記有用情報をリアルタイムでアップデートする更新手段をさらに有し、最新の前記有用情報を前記画像形成装置に送信する
    ことを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の画像形成システム。
  20. 画像形成装置を制御する画像形成プログラムであって、
    災害の発生を通知する災害発生情報を検出する検出手順と、
    前記災害発生情報が検出されると、災害時モードを印刷条件に設定する印刷条件設定手順と、
    災害時に役立つ有用情報を、前記災害時モードで印刷する画像形成手順と、を有する処理を、
    前記画像形成装置に実行させ、
    前記災害時モードは、前記有用情報の印刷が複数頁にわたる場合、頁数を削減するモードであることを特徴とする画像形成プログラム。
  21. 前記頁数の削減は、フォントサイズを縮小しての印刷あるいは複数頁を縮小して1頁に並べるN−UPモードでの印刷によって実行されることを特徴とする請求項20に記載の画像形成プログラム。
  22. 前記災害時モードと異なるモードでの印刷中に、前記災害発生情報が検出されると、印刷途中の頁の後続頁の印刷が中止され、前記災害時モードでの印刷が直ちに開始されることを特徴とする請求項20又は請求項21に記載の画像形成プログラム。
  23. 前記災害発生情報は、外部の装置から送信されており、
    前記処理は、前記外部の装置と通信し、前記災害発生情報を受信する通信手順をさらに有し、
    前記災害発生情報の検出は、前記災害発生情報を受信することからなる
    ことを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
  24. 前記災害発生情報は、気象庁から配信される緊急地震速報に基づく災害予告信号であることを特徴とする請求項20〜23のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
  25. 前記有用情報は、ユーザのメンバリストと前記ユーザの出退勤情報とを含んでいる名簿データであることを特徴とする請求項20〜24のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
  26. 前記名簿データは、文字列によって構成されるプレーンテキストであることを特徴とする請求項20〜25のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
  27. 前記有用情報は、外部の装置に記憶されかつリアルタイムでアップデートされており、
    前記処理は、前記外部の装置と通信し、最新の前記有用情報を受信する通信手順をさらに有する
    ことを特徴とする請求項20〜26のいずれか1項に記載の画像形成プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017157181A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 正仁 櫨田 コンピューターのcpuで複素数を実数で計算する方法

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